JPH0654098A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0654098A
JPH0654098A JP4203485A JP20348592A JPH0654098A JP H0654098 A JPH0654098 A JP H0654098A JP 4203485 A JP4203485 A JP 4203485A JP 20348592 A JP20348592 A JP 20348592A JP H0654098 A JPH0654098 A JP H0654098A
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JP
Japan
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noise
image forming
forming apparatus
polygon motor
copying machine
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JP4203485A
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Masato Ohashi
理人 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフィス内の音環境に対応してそのオフィス
内に配置される画像形成装置からの発生騒音を調整しオ
フィスの音環境の向上を図る。 【構成】 複写動作に移行する前の状態である待機時に
環境騒音Lを測定するマイクロフォン5と、マイクロフ
ォン5により測定される環境騒音Lを画像形成装置1に
予め設定される数値L0と比較する手段と、環境騒音L
が画像形成装置1に設定された数値L0以上のとき、画
像形成装置1の発生騒音を小さくする手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置に係わり、詳しくは、画
像形成装置の待機時の騒音コントロールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】オフィス環境を良くしようという動き
が、近年高まっており、オフィスで使用される機器に
は、そこの居住環境を向上させるために、音の静かなも
のが求められている。ところで、電子写真装置である複
写機、普通紙ファクシミリ、あるいはレーザービームプ
リンタは、OA機器としてオフィスで頻繁に使用されて
いるが、これら各機器は、OA機器としては稼動時の音
が小さいことで良く知られており、機器内に配設される
定着ユニットやポリゴンモータといった、立ち上がりに
時間がかかるユニットが配設されている。
【0003】デジタル複写機を例にすると、コピーボタ
ンを押してすぐにコピーが撮れるように、待機時でも定
着ユニットは予め約180°C程度と設定されていて、
また、ポリゴンモータは1万回転程度の所定の速度で回
転している。従って、このような構成では、定着ユニッ
トが機器内における発熱源となっており、機器内の過剰
な温度上昇を防止するのに排熱ファンを設け、機器の待
機時であっても同ファンを作動している。このため、排
熱ファンやポリゴンモータが比較的静かな機器の待機時
において騒音源となってしまう。
【0004】そこで、例えば実開昭61−17869号
公報に記載されるものでは、待機時に定着排熱ファンや
ポリゴンモータの回転数を停止して、騒音を下げるよう
な提案がなされている。しかし、このような構成による
と、すぐにコピーをとりたくても、定着ユニットが一定
の温度になるまで(例えば約1分)、あるいはポリゴン
モータが正常な回転数になるまで(例えば約15秒)コ
ピーを撮ることができないことになり不便である。従っ
て、排熱ファンやポリゴンモータの音が気にならない程
度のオフィス環境の所では、このような制御を行う必要
はない。
【0005】また、オフィス環境として、待機時の複写
機等からの発生騒音の許容値は、そのオフィスの音環境
によって異なっており、たとえば、ポリゴンモータの正
常回転(例えば15000RPM)の発生騒音が気になる静けさ
のオフィスもあれば、7000RPMで回転するときの発生騒
音が許容できるオフィスもある。さらに、オフィス近傍
の交通量が激しくなるところでは、その時間帯がオフィ
スの音環境に影響を与えることになる。上述したよう
に、一時的にオフィスの音環境が悪化するオフィス等に
おいては、一旦オフィスが静かになったため、複写機の
待機時における発生騒音を下げたとしても、オフィス全
体がうるさくなったときまで、複写機からの発生騒音を
コントロールをする必要はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、待機時の
発生騒音低減手段として機器待機中に定着ユニットの排
熱ファンやポリゴンモータ等の回転を停止することで、
オフィスの音環境はある程度改善することはできるので
あるが、単に騒音低減のために排熱ファンを停止させて
しまうと、機器内部の温度が上昇してしまい、熱による
不具合のおそれがある。
【0007】また、発生騒音低減手段である排熱ファン
やポリゴンモータ等の回転停止によるオフィス環境への
効果が、どちらの手段においても同じであるとしても、
発生騒音低減時(排熱ファン、または、ポリゴンモータ
停止時)から通常の複写ができるまでの時間(立ち上が
り時間)は、それぞれの手段によって異なり、いずれも
コピーをとりたいときの立ち上がり時間がかかりすぎる
てしまうことになる。
【0008】さらに、複写機を使用するときは、コピー
開始ボタンを押す前にコピー枚数の設定や、縮小・拡大
倍率等の種々の設定を行うことが多く、このようなモー
ド機能と発生騒音低減手段を備えた複写機等において
は、コピー開始ボタンを押してから上記発生騒音低減手
段を解除すると、やはり、立ち上がり時間がかかってし
まうという問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明における
画像形成装置では、複写動作に移行する前の状態である
待機時に環境騒音を測定するマイクロフォンと、上記マ
イクロフォンにより測定された環境騒音を画像形成装置
内部に予め設定される数値と比較する手段と、上記環境
騒音が上記設定されたある数値以上のときに上記画像形
成装置内における発生騒音を小さくする手段を有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】画像形成装置に形成される環境騒音を測定する
マイクロフォンにより待機時のオフィス内の環境騒音を
測定し、その測定した環境騒音を上記画像形成装置に予
め設定された数値と比較して、比較した数値が設定され
ている所定の数値以上のときに、上記画像形成装置の発
生騒音を小さくする手段を有するので、上記環境騒音の
レベルによって画像形成装置内の発生騒音が制御され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2において、符号1は画像形成装置の一つである
デジタル複写機(以下「複写機」と記す)を示し、この
複写機1は、機体上部に原稿載置台であるコンタクトガ
ラス2と圧板3、手前に操作パネル4とマイクロホン
5、左側面に排風口6と排紙トレー7、右側面に給紙カ
セット8がそれぞれ配置される。
【0012】操作パネル4には、コピー開始ボタン21
やコピー枚数設定や、縮小・拡大倍率設定を行う多種の
キー22が配設されていて、必要に応じてそれらを操作
してコピー開始ボタン21を押してコピー動作が行われ
る。マイクロフォン5は、複写機1の待機時における環
境騒音L(オフィス内騒音)を測定するものであって、
複写機1の前面の給紙カセッ8側に配設されている。
【0013】この複写機1には、図1に示す現像担持体
であるマイナス帯電有機感光体9(以下「感光体9」と
記す)と、現像剤であるマイナス帯電トナーを含有する
2成分現像剤とを使用する反転現像システムが採用され
ている。感光体9は、矢印方向に回転駆動される構成を
採っていて、その表面が図示しない帯電器で均一に帯電
され、画像読み取り部10で画像情報が一旦記憶され、
ポリゴンモータ11によって回転駆動されるポリゴンミ
ラー12を含む走査系を通る画像情報に対応したレーザ
ービーム13により感光体9の軸方向に主走査され、感
光体9の回転により副走査されて感光体9上に画像に対
応した静電潜像が形成される。
【0014】この静電潜像は、現像ユニット14によっ
て現像されて可視トナー像となり、所定のタイミングで
給紙カセット8から給紙される転写紙Pに転写チャージ
ャ15の作用のもとに転写される。そして、分離チャー
ジャ16の作用で感光体9から分離される転写紙Pは、
定着ユニット17により定着されてプリントが完了さ
れ、排紙トレー7上に排出される。
【0015】転写後の感光体9上に残留したトナーは、
クリーニング装置18で除去され感光体9がクリーニン
グされる。その後、感光体9に残留している電荷は、ク
エンチングランプ19の除電光により除電されて次回の
作像に備える。このとき感光体9の表面電位は、地肌部
電位(暗部電位)VDが約ー800V,画像部電位(明
部電位)VLが約ー50Vに設定されており、現像バイ
アス電位VBの約ー600Vとの電位差で現像される。
【0016】一方、定着ユニット17の上方には、排熱
ファン20が配設されている。この排熱ファン20とポ
リゴンモータ11は、機器待機時においても所定の回転
数で回転しており、操作パネル4に配けられるコピー開
始ボタン21が押された時に直ぐにコピーがとれるよう
になっている。
【0017】複写機1の待機時における騒音源は、この
排熱ファン20、及びポリゴンモータ11からの音であ
り、この騒音は排風口6のルーバより複写機1外に放射
される。上述したマイクロフォン5は、配風口6と反対
側に配設されているので、複写機1の発生音の影響を最
も受けずにオフィスの環境騒音Lを測定することができ
る位置にある。
【0018】さて、複写機1の発生騒音低減手段とし
て、ポリゴンモータ11の回転を停止するものを例とし
て、そのフローチャートを第3図に記す。電源スイッチ
をオンして複写機1をスタートすると、ステップA1で
ポリゴンモータ11が回転する。ポリゴンモータ11か
らの複写機1外への発生騒音は、ポリゴンモータ11の
種類、複写機の形状に概ね決まるものであり、本実施例
において、発生騒音は45dBとなっている。ついで、
ステップA2において、環境騒音Lをマイクロフォン5
で測定し、ステップA3で環境騒音Lと機器内に設定さ
れる基準騒音L0を比較する。基準騒音L0は複写機1に
設けられる図示しない比較手段に予め設定されており、
その値は47dBとされている。
【0019】そして、ステップA3において環境騒音L
>基準騒音L0であるとポリゴンモータ11の回転制御
は行わず、環境騒音L>基準騒音L0でなければ、即ち
環境騒音L<基準騒音L0であるとステップA4に進み
ポリゴンモータ11の回転を停止する。つまり、マイク
ロフォン5の測定値である環境騒音Lが基準騒音L0
(47dB)より大きければ、ポリゴンモータ11の発
生騒音は問題にならないとしている。このような制御
を、ある一定時間(例えば30分)毎に行うと、その時
のオフィス騒音に見合って複写機1の発生騒音をコント
ロールすることができる。
【0020】また、上述したポリゴンモータ11の回転
制御は、コピー開始ボタン21を操作する前にエンター
キ22を操作すると回転制御が解除される構成を採って
おり、仮に機器待機時に環境騒音L<基準騒音L0とな
ってポリゴンモータ11の回転が停止した状態からコピ
ー動作に入る場合でもあっても、コピー開始前にポリゴ
ンモータ11が回転されるので、コピー開始ボタン21
を押すと同時にコピーをとることができる。なお、以
下、幾つかの実施例を説明するが、第1の実施例と同様
の作用をするものには、第1の実施例と同一の符号を付
しその説明は省略する。
【0021】図4は、複写機1に設定される基準騒音を
段階的に設定し、測定される環境騒音Lが基準騒音を超
えると、ポリゴンモータ11の回転を段階的に低減させ
る第2の実施例のフローチャートを示す。図4におい
て、電源スイッチをオンにすると複写機1がスタート
し、ステップB1でポリゴンモータ11が回転する。本
実施例におけるポリゴンモータ11は、複写時のフルス
ピードと、その約半分のハーフスピードの2通りの速度
で回転できるものが用いられていて、フルスピード時の
発生騒音は45dB、ハーフスピード時の発生騒音は4
3dBとなっている。
【0022】次いでステップB2に進み環境騒音Lを測
定してステップB3に移る。本実施例の基準騒音は、第
1の基準騒音L1、第2の基準騒音L2と2種類設定され
ていて、第1の基準騒音L1は47dB、L2は45dB
となっている。ステップB3では、ステップB2で測定
した環境騒音Lを第1の基準騒音L1と比較して、環境
騒音L>第1の基準騒音L1ならば、ポリゴンモータ1
1の回転制御は行わず、環境騒音L>第1の基準騒音L
1でなければ、ステップB4に進む。すなわち、オフィ
ス内が騒がしければ、複写機の騒音は補正せず、静かで
あると補正する。ステップB4では、環境騒音Lと第2
の基準騒音L2を比較して、環境騒音L>第2の基準騒
音L2であれば、ステップB5に進んでポリゴンモータ
11をハーフスピードとし、環境騒音L>第2の基準騒
音L2でなければ、ポリゴンモータ11の回転を停止す
る。
【0023】つまり、環境騒音Lが第1の基準騒音L1
(47dB)以下で、かつ、第2の基準騒音L2(45
dB)以上であれば、ポリゴンモータ11の回転をハー
フスピードにすることで、環境騒音Lに対応することが
でき、測定する環境騒音Lが第2の基準騒音L2(45
dB)以下であると、モータ11がハーフスピードで回
転していても、その時の発生騒音は(43dB)であ
る。よってモータ11の回転そのものがオフィス環境よ
り大きくなることが懸念されるので、ポリゴンモータ1
1の回転を停止する。このような構成にすることで、よ
りオフィス内の環境騒音に対応してポリゴンモータ11
の回転を制御することができ、複写機1からの発生騒音
を細かく調整することができる。
【0024】次に、複写機1に予め段階的に設定された
第1、第2の基準騒音L1、L2の範囲から環境騒音Lが
変わるたびに、発生騒音を基準騒音L1、L2の範囲に見
合った大きさに段階的に変更する第3の実施例につい
て、図5に示すフローチャートを用いて説明する。図5
において、ステップC1でポリゴンモータ11が通常回
転(15000RPM)される。ステップC2で環境騒
音Lを測定し、ステップC3で第1の基準騒音L1と比
較され、環境騒音LがL<L1であるとステップC4に
進み、L>L2であるとステップC5でポリゴンモータ
11の回転数が低減され、L>L2でなければ、ステッ
プC6でモータ11の回転が停止される。
【0025】つまり、環境騒音Lと、基準騒音L1、L2
との比較、及びポリゴンモータ11の回転数制御は、図
4に示す第2実施例と略同様であり、異なっている点
は、ステップC2で測定する環境騒音Lによって、ポリ
ゴンモータ11の回転数を低減した後も、絶えずマイク
ロフォン5で環境騒音Lを測定していることである。
【0026】すなわち、環境騒音Lが、L<L1かつL
>L2(ステップC3,C4)と判定され、ポリゴンモ
ータ11がハーフスピード(ステップC5)となってい
ても、環境騒音Lが大きくなりL>L1(ステップC
3)となると、ステップC1に戻り、ポリゴンモータ1
1の回転数を規定回転とすることである。つまり、環境
騒音Lに見合った発生騒音になるようにポリゴンモータ
11の回転数を制御していることである。
【0027】このようにすることで、静かだったオフィ
スにおいて一旦ポリゴンモータ11の回転数が下がって
も、例えばインパクトプリンタ等の比較的発生騒音の大
きな機器が使用されると、自動的にポリゴンモータ11
が正常な回転に戻り、プリンタのアウトプットをコピー
したいときは、立ち上がり時間なしで、コピーをとるこ
とができる。
【0028】次に第4の実施例を図6に示すフローチャ
ートを用いて説明する。この実施例例では、待機時の複
写機1の発生騒音低減手段として、ポリゴンモータ11
の回転数を変更する手段と、排熱ファン20の回転数を
変更する手段のふたつを備えたものである。図6におい
て、電源スイッチがオンにされると、ステップD1で定
着ユニット17が加熱されると共に、ステップD2で排
熱ファン20が回転駆動され、ステップD3でポリゴン
モータ11が回転を開始し、ステップ4で環境騒音Lの
測定を行う。本実施例では、基準騒音L1は43dB、
基準騒音L2は45dBと予め設定されている。
【0029】そして、ステップD5に進み環境騒音Lと
基準騒音L1(43dB)を比較して、環境騒音L<基
準騒音L1であると、ステップD6に進んでポリゴンモ
ータ11の回転を停止して、ステップD7で環境騒音L
と基準騒音L2を比較する。この時、環境騒音Lが環境
騒音L<基準騒音L2であるとステップD8で排熱ファ
ン20の回転を停止する。
【0030】このとき、発生騒音低減手段の作動順序
は、発生騒音低減時である排熱ファン20、あるいは、
ポリゴンモータ11停止時から通常の複写ができるまで
の立ち上がり時間が短いものを先に停止することが望ま
しく、本実施例では、排熱ファン20を回転をさせて定
着ユニット17を加熱して所定温度になるまでの時間は
約1分かかるが、ポリゴンモータ11を回転させて所定
回転になるまでの時間は約15秒であるので、先にポリ
ゴンモータ11の回転を停止するようにした。
【0031】このように構成することによって、騒音環
境Lが43dBから45dBの間に位置するときの複写
機1の立ち上がり時間を短くすることができる。なお、
排熱ファン20の回転を停止したとき、定着ユニット1
7の加熱を続けると、複写機1内部に熱がこもってしま
うので、ステップD8で配熱ファン20が停止するとス
テップD9において、定着ユニット17が余熱モードと
なり、複写機1に悪い影響を与えない程度の温度に調整
される。この時、完全に定着ユニット17の加熱を停止
させることでも複写機1内の過剰な温度上昇を防止する
こともできるが、加熱をやめるとコピー動作時に立ち上
がり時間が非常に長くなるので好ましくない。
【0032】図7は、複写機1前面に配設されたマイク
ロフォン5を複写機1から離して設けたものである。こ
のように構成するとオフィス内でのマイクロフォン5の
設置場所に自由度を与えることができるので、例えば、
机の脇に設置すると、ユーザの通常業務時に発生する環
境騒音に対応して、複写機1からの発生騒音を下げるこ
とができる。
【0033】なお、基準騒音Lは、複写機1の工場出荷
時から設定されていてもいいし、ユーザが自由に設定で
きるような構成のどちらでも構わない。また、上記各実
施例の説明において、待機時の発生騒音はポリゴンモー
タ11音と排熱ファン20音を例にとったが、これ以外
のもので待機時に騒音を発生するものであっても、同様
の制御を行うものも本発明に属する。さらに、環境騒音
Lの測定方法は、衝撃騒音を図って測ってある瞬間に対
して複写機1からの発生騒音をコントロールしても仕方
がないので、10秒程度の等価騒音レベルとすることが
望ましく、この時、dB(A)等のある決まったフィル
タをかけても構わない。
【0034】
【発明の効果】本発明によりば、オフィスの音環境に応
じて画像形成装置の待機中における発生騒音源の騒音レ
ベルや作動順序、あるいは上記画像形成装置の立上り時
間を調整できるので、オフィス内の音環境や、上記画像
形成装置の耐久性及び使い勝手の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】本発明の実施例に係わる画像形成装置の概略構
成図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係わる発生騒音低減手
段の制御を表すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例に係わる発生騒音低減手
段の制御を表すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例に係わる発生騒音低減手
段の制御を表すフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施例に係わる発生騒音低減手
段の制御を表すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例に係わる画像形成装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 4 操作パネル 5 マイクロホン 11 ポリゴンモータ 17 定着ユニット 20 排熱ファン 22 コマンド(エンターキ) L 測定値(環境騒音) L0,L1,L2, 予め設定される数値(基準騒音)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写動作に移行する前の状態である待機時
    に環境騒音を測定するマイクロフォンと、上記マイクロ
    フォンにより測定された環境騒音を画像形成装置に予め
    設定された数値と比較する手段と、上記環境騒音が上記
    設定された数値以上のときに上記画像形成装置の発生騒
    音を小さくする手段を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】複写動作に移行する前の状態である待機時
    に環境騒音を測定するマイクロフォンと、上記マイクロ
    フォンにより測定された環境騒音を画像形成装置に予め
    段階的に設定された複数の数値と比較する手段と、上記
    測定値が上記段階的に設定されている数値を超えると
    き、上記画像形成装置の発生騒音を段階的に小さくする
    手段を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】複写動作に移行する前の状態である待機時
    に環境騒音を測定するマイクロフォンと、上記マイクロ
    フォンにより測定された環境騒音を画像形成装置に予め
    段階的に設定された複数の数値と比較する手段と、上記
    環境騒音が予め段階的に設定されている数値の範囲から
    変わるたびに、上記画像形成装置の発生騒音を変位する
    上記数値の範囲に見合った大きさに段階的に変更する手
    段とを有する画像形成装置。
  4. 【請求項4】画像形成装置の発生騒音を小さくする手段
    が定着ユニットの排熱ファンを停止するものにおいて、 上記排熱ファンが停止するとき上記定着ユニットの温度
    を下げることを特徴とする請求項1、2または3記載の
    画像形成装置
  5. 【請求項5】画像形成装置の発生騒音を段階的に小さ
    く、または変更する手段として複数の手段を有する画像
    形成装置において、 上記発生騒音を通常時に戻すとき、上記画像形成装置が
    複写可能になる時間が短い手段から発生騒音を低減する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】画像形成装置に何らかのコマンドが与えら
    れたときに、発生騒音のレベルを基準レベルに戻すこと
    を特徴とする請求項1、2または3記載の画像形成装
    置。
JP4203485A 1992-07-30 1992-07-30 画像形成装置 Pending JPH0654098A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186196A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類処理装置
JP2012233939A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2014149537A (ja) * 2014-03-11 2014-08-21 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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