JP3274725B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3274725B2
JP3274725B2 JP31003292A JP31003292A JP3274725B2 JP 3274725 B2 JP3274725 B2 JP 3274725B2 JP 31003292 A JP31003292 A JP 31003292A JP 31003292 A JP31003292 A JP 31003292A JP 3274725 B2 JP3274725 B2 JP 3274725B2
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理人 大橋
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,ファクシミリ,
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス環境を良くしようとする
動きが高まっている。オフィスで使用される機器は、オ
フィスの居住環境を向上させるために音の静かなものが
求められている。複写機,ファクシミリ,プリンタ等の
画像形成装置は、OA機器と呼ばれ、オフィスで使用さ
れて発生騒音がしばしば問題になる。
【0003】ところで、画像形成装置の発生騒音は、オ
フィスの環境騒音や、オフィスワーカが通常の業務を行
っている場所により、問題になったりならなかったりす
る。オフィスの環境騒音の例を上げると、交通の激しい
道路沿いにあるオフィスでは、日中に交通による騒音が
大きくて画像形成装置の騒音が問題にならないが、朝晩
には交通量が減って画像形成装置の騒音が問題になる。
【0004】また、オフィスワーカのいる場所では、騒
音の強さ(音圧)は騒音源からの距離に反比例する。従
って、画像形成装置のすぐ近くにいる人は、その騒音が
気になるが、画像形成装置から離れたところにいる人
は、その騒音があまり気にならない。音には指向性があ
る。騒音源が画像形成装置の背面に付いているとする
と、画像形成装置の背面部にいる人は画像形成装置の発
生騒音によりうるささを感じるが、画像形成装置の前面
にいる人は画像形成装置の発生騒音に対してうるささを
あまり感じない。
【0005】画像形成装置、例えば複写機においては、
電源が投入されていて複写動作を行っていない待機時
と,複写動作を行っている画像形成時に騒音を発生す
る。待機時には定着装置や電装系を冷却するための冷却
用ファンが騒音を発生し、画像形成時には作像装置(現
像装置,光学系など)や給紙装置の駆動による騒音が発
生する。また、上記冷却用ファンは複写機の排紙側につ
いている場合が多く、複写機の排紙側にいる人には冷却
用ファンの発生騒音が良く聞こえてしまうことになる。
【0006】画像形成装置の待機時の騒音を低減する手
段としては、複写機において待機時に冷却用ファンを停
止することで騒音を下げるものが実開昭61ー178
6号公報に記載されている。また、複写機において、環
境騒音を測定してその測定値を予め設定されている設定
値と比較し、測定値が設定値より大きい時に冷却用ファ
ンを停止して複写機の発生騒音を低減するようにしたも
のが提案されている。また、複写機において、アクテ
ィブコントロール(ある場所の騒音を測定し、その騒音
と逆波長の音波を出力して騒音を打ち消す)手段を用い
たものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記複写機では、待
機時に冷却用ファンを停止することで騒音を下げるの
で、定着装置の加熱は冷却用ファンの停止時には停止さ
せる必要があるから、定着装置の温度が待機時に冷却用
ファンの停止で低下してしまってすぐに複写を行いたく
ても定着装置が一定の温度になって複写可能となるまで
複写がとれずに不便である。また、冷却用ファンの騒音
が気にならないほど環境騒音が大きいところでは、待機
時に冷却用ファンを停止して騒音を下げることは不要で
ある。
【0008】また、上記複写機では、環境騒音を測定
してその測定値が予め設定されている設定値より大きい
時に冷却用ファンを停止して複写機の発生騒音を低減す
るので、冷却用ファンの騒音が気にならないほど環境騒
音が大きいときには、いつでも複写をとれるようになっ
た。しかし、騒音を測定している場所の環境騒音に対す
る複写機の発生騒音の影響を無視している。複写機から
離れたところの環境騒音を測定してその環境騒音に対す
る複写機の発生騒音の影響がほとんど無いにもかかわら
ず、その環境騒音が大きいときに冷却用ファンを停止す
ることがある。
【0009】例えば、測定騒音が47dB以下のときに
冷却用ファンを停止させるようになっているものとす
る。複写機から離れた場所の騒音を測定して冷却用ファ
ンの発生騒音がその場所の環境騒音に与える影響が非常
に小さい時(例えば冷却用ファンが無いときの環境騒音
が46.8dB程度である時)にも、測定騒音が47d
Bであれば冷却用ファンを停止させてしまう。この場
合、冷却用ファンを停止させる必要が無いにもかかわら
ず冷却用ファンを停止させるので、すぐに複写をとりた
くても定着装置が一定の温度になるまで複写がとれない
という不具合が生ずる。
【0010】また、上記複写機では、アクティブコン
トロール手段を用いているが、アクティブコントロール
手段は複雑な信号処理手段やスピーカなどが必要であ
り、装置が複雑化するとともに、コストが上昇する。ま
た、騒音を打ち消せる領域がかなり狭く、その領域から
はずれた場所ではアクティブコントロール手段を用いた
ことにより逆にうるさくなってしまう場合が生ずる可能
性が高い。
【0011】本発明は、上記欠点を改善し、装置の複雑
化及びコスト上昇を押さえることができて発生騒音を有
効に低減することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、騒音を発生し画像形成を行
う本体を有する画像形成装置であって、前記本体から離
れた所定の場所の騒音を測定する騒音測定手段と、前記
本体が騒音を発生していない時に前記騒音測定手段によ
り前記所定の場所で測定される第1の環境騒音と,前記
本体が騒音を発生している時に前記騒音測定手段により
前記所定の場所で測定される第2の環境騒音とを比較
し、この比較結果が規定値以上である時に前記第2の環
境騒音を低減する騒音低減手段とを備えたものである。
【0013】請求項2記載の発明は、画像形成を行い待
機時と画像形成時とで発生騒音が異なる本体を有する画
像形成装置であって、前記本体から離れた所定の場所の
騒音を測定する騒音測定手段と、前記本体が騒音を発生
していない時に前記騒音測定手段により前記所定の場所
で測定される第1の環境騒音と,待機時に前記騒音測定
手段により前記所定の場所で測定される第2の環境騒音
とを比較してこの比較結果が予め規定されている規定値
以上である場合は待機時には前記第2の環境騒音を低減
して画像形成時には前記待機時の低減した第2の環境騒
音と,前記本体の画像形成時に前記騒音測定手段により
前記所定の場所で測定される第3の環境騒音とを比較し
てこの比較結果が予め規定されている規定値以上である
場合に前記第3の環境騒音を低減し、前記第1の環境騒
音と前記第2の環境騒音との比較結果が予め規定されて
いる規定値以下である場合は前記本体の画像形成時に前
記待機時の第2の環境騒音と前記騒音測定手段により前
記所定の場所で測定される第3の環境騒音とを比較して
この比較結果が予め規定されている規定値以上である時
に前記第3の環境騒音を低減する騒音低減手段とを備え
たものである。
【0014】請求項3記載の発明は、画像形成を行い待
機時と画像形成時とで発生騒音が異なる本体を有する画
像形成装置であって、前記本体から離れた複数箇所の場
所で環境騒音を測定する複数の騒音測定手段と、前記本
体が騒音を発生していない時に前記複数の騒音測定手段
により前記複数箇所の場所でそれぞれ測定される第1の
環境騒音の平均値と,前記本体が騒音を発生している時
に前記複数の騒音測定手段により前記複数箇所の場所で
それぞれ測定される第2の環境騒音の平均値とを求めて
これらの平均値を比較し、この比較結果が規定値以上で
ある時に前記本体の発生騒音を低減する騒音低減手段と
を備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、本体から離れた所定
の場所の騒音が騒音測定手段により測定される。そし
て、騒音低減手段は本体が騒音を発生していない時に騒
音測定手段により前記所定の場所で測定される第1の環
境騒音と,本体が騒音を発生している時に騒音測定手段
により前記所定の場所で測定される第2の環境騒音とを
比較し、この比較結果が規定値以上である時に第2の環
境騒音を低減する。したがって、騒音低減手段は画像形
成装置の発生騒音が前記所定の場所にどのくらい影響を
与えるかを確実に判断し、その影響が大きいときにだけ
画像形成装置の発生騒音を低減することができる。しか
も、音波の出力で騒音を低減したい領域が逆にうるさく
なってしまうこともない。このため、発生騒音を有効に
低減することができ、装置の複雑化及びコスト上昇を押
さえることができる。
【0016】請求項2記載の発明では、本体から離れた
所定の場所の騒音が騒音測定手段により測定される。そ
して、騒音低減手段は本体が騒音を発生していない時に
騒音測定手段により前記所定の場所で測定される第1の
環境騒音と,待機時に騒音測定手段により前記所定の場
所で測定される第2の環境騒音とを比較してこの比較結
果が予め規定されている規定値以上である場合は待機時
には第2の環境騒音を低減して画像形成時には前記待機
時の低減した第2の環境騒音と,本体の画像形成時に騒
音測定手段により前記所定の場所で測定される第3の環
境騒音とを比較してこの比較結果が予め規定されている
規定値以上である場合に第3の環境騒音を低減し、第1
の環境騒音と第2の環境騒音との比較結果が予め規定さ
れている規定値以下である場合は本体の画像形成時に待
機時の第2の環境騒音と騒音測定手段により前記所定の
場所で測定される第3の環境騒音とを比較してこの比較
結果が予め規定されている規定値以上である時に第3の
環境騒音を低減する。
【0017】したがって、騒音低減手段は画像形成装置
の待機時に発生する騒音と画像形成時に発生する騒音が
前記所定の場所にどのくらい影響を与えるかを確実に判
断し、その影響が大きいときにだけ画像形成装置の発生
騒音を待機時,画像形成時毎に低減させることができ
る。しかも、音波の出力で騒音を低減したい領域が逆に
うるさくなってしまうこともない。このため、発生騒音
を有効に低減することができ、装置の複雑化及びコスト
上昇を押さえることができる。
【0018】請求項3記載の発明では、本体から離れた
複数箇所の場所で環境騒音が複数の騒音測定手段により
測定される。そして、騒音低減手段は本体が騒音を発生
していない時に複数の騒音測定手段により前記複数箇所
の場所でそれぞれ測定される第1の環境騒音の平均値
と,本体が騒音を発生している時に複数の騒音測定手段
により前記複数箇所の場所でそれぞれ測定される第2の
環境騒音の平均値とを求めてこれらの平均値を比較し、
この比較結果が規定値以上である時に本体の発生騒音を
低減する。
【0019】したがって、騒音低減手段は画像形成装置
の発生騒音が全体的にどのくらい影響を与えるかを確実
に判断し、その影響が大きいときにだけ画像形成装置の
発生騒音を低減することができる。しかも、音波の出力
で騒音を低減したい領域が逆にうるさくなってしまうこ
ともない。このため、発生騒音を有効に低減することが
でき、装置の複雑化及びコスト上昇を押さえることがで
きる。
【0020】
【実施例】図3及び図4は本発明の第1の実施例を示
す。この第1の実施例は、請求項1記載の発明の実施例
であり、デジタル複写機の例である。この複写機は、オ
フィス内の所定の場所に設置された本体1と、同じオフ
ィスにおける本体1より離れた所定の場所に配置される
マイクロホン2とからなる。本体1は上部にコンタクト
ガラスからなる原稿載置台3及び圧板4が設けられ、手
前に操作パネル5が設けられている。また、本体1は、
左側部に排風口6及び排紙トレー7が設けられ、右側部
に給紙カセット8,9が設けられている。
【0021】操作パネル5にはコピースタートキー10
や、コピー枚数設定及び縮小・拡大倍率設定などを行う
多種の操作キー11が配設され、この操作キー11の操
作でコピー枚数設定及び縮小・拡大倍率設定などが行わ
れてコピースタートキー10の操作により本体1が複写
動作を開始する。マイクロホン2は環境騒音を測定する
騒音測定手段を構成している。
【0022】図2は本体1の内部構造を示す。本体1は
画像読み取り部12及びプリンタ部13を有する。画像
読み取り部12においては、コンタクトガラス3上に載
置された原稿が光源14により照明され、その反射光が
ミラー15〜17を介してレンズ18により画像読み取
り板19上のCCDに結像されて光電変換されるととも
に、光源14及びミラー15〜17の移動により原稿の
走査が行われて画像が読み取られる。画像読み取り板1
9はCCDの出力画像信号をA/D変換して図示しない
画像処理部へ出力し、この画像処理部は画像読み取り板
19からの画像信号に対して所定の処理を行ってプリン
タ部13へ出力する。
【0023】プリンタ部13においては、有機感光体ド
ラムからなる像担持体20は複写動作時にはモータによ
り矢印方向へ回転駆動され、帯電チャージャ21により
均一に帯電された後に書き込み装置22による露光で画
像が書き込まれて静電潜像が形成される。書き込み装置
22では、半導体レーザが上記画像処理部からの画像信
号により変調駆動回路で駆動されて画像信号に応じて強
度が変化するレーザ光を出力する。このレーザ光はポリ
ゴンミラー23により偏向されて光学系を介して感光体
ドラム20に照射され、感光体ドラム20はそのレーザ
光24による露光で画像が書き込まれて静電潜像が形成
される。ポリゴンミラー23はポリゴンモータ25によ
り回転駆動される。
【0024】感光体ドラム20上の静電潜像は現像装置
26により現像されて可視像となり、また、給紙カセッ
ト8,9内の転写紙は給紙ローラ27,28により選択
的に給紙されてレジストローラ29へ送られる。この転
写紙は感光体ドラム20上の可視像と先端を合わせて送
出されて転写チャージャ30により感光体ドラム20上
の可視像が転写され、分離チャージャ31により感光体
ドラム20から分離されて搬送ベルト32により搬送さ
れる。
【0025】さらに、この転写紙は定着装置33により
可視像が定着され、排紙トレー7に排出される。また、
感光体ドラム20は転写紙分離後にクリーニング装置3
4により残留トナーが除去され、クエンチングランプに
より残留電荷が除去される。冷却用ファン35は定着装
置33の近くに設置され、回転時にプリンタ部13内の
空気を排風口6より排出させて定着装置33や電装系を
冷却する。以上のような複写動作はコピースタートキー
10のオンで開始されて操作キー11による設定コピー
枚数分だけ繰り返して連続的に行われる。
【0026】図1は第1の実施例の回路構成を示す。マ
イクロコンピュータ(CPU)36はマイクロホン2の
出力信号及びメモリ37内の規格値を取り込んでメモリ
38に必要なデータの読み書きを行いながら帯電チャー
ジャ21,書き込み装置22,現像装置26,転写チャ
ージャ30,分離チャージャ32,クリーニング装置3
4を含む作像系39と、定着装置33を含む定着系40
と、給紙カセット8,9、給紙ローラ27,28、レジ
ストローラ29を含む給紙系39と、冷却用ファン35
と、光源14及びミラー15〜17を含む光学系40を
制御する。
【0027】CPU36は冷却用ファン35を通常は本
体1の待機時及び複写時に駆動し、本体1の発生騒音と
しては待機時における冷却用ファン35の発生騒音があ
る。この第1の実施例はオフィス内の所定の場所におけ
る冷却用ファン35による騒音を低減する例である。
【0028】図5はCPU36の処理フローの一部を示
す。
【0029】待機時には冷却用ファン35の発生騒音の
みが騒音源であるとする。マイクロホン2はオフィスワ
ーカが通常いる場所(例えば机の上)Pに置かれる。C
PU36は、まず、待機時に冷却用ファン35を一旦停
止させて本体1が騒音を発生しない状態で環境騒音L0
をマイクロホン2に測定させ、そのマイクロホン2の出
力信号を取り込んでメモリ38に記憶する。環境騒音L
0は第1の実施例が無い場合(第1の実施例の複写機が
騒音を発生しない場合)における上記場所Pでの環境騒
音である。
【0030】次に、CPU36は、冷却用ファン35を
回転させて待機時(本体1が騒音を発生している時)に
おける上記場所Pでの環境騒音L1をマイクロホン2に
測定させ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んで
メモリ38に記憶する。次に、CPU36は、メモリ3
8に記憶した環境騒音L0,L1を比較してその差(L
1−L0)を計算し、この差(L1−L0)とメモリ3
7内の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して
(L1−L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断
する。
【0031】CPU36は、(L1−L0)が規格値Δ
L0より小さい場合には本体1の発生騒音が上記場所P
での環境騒音にあまり影響を与えていないものと判断
し、冷却用ファン35をそのまま回転させる。また、C
PU36は、(L1−L0)が規格値ΔL0より小さく
ない場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環境騒
音を大きくしている(場所Pをうるさくしている)もの
と判断し、本体1の発生騒音を小さくして場所Pでの環
境騒音を低減するために冷却用ファン35を停止させて
定着装置33の加熱を停止させる。
【0032】なお、騒音L0,L1は、衝撃音の影響を
受けないようにするため、ある時間(例えば数秒間)当
りの等価雑音レベルとするのがよい。具体例を上げる
と、ΔL0=2dB、L0=42dBであるとしたと
き、L1=43dBであれば、 (L1−L0)<ΔL0 となり、本体1の発生騒音は場所Pでさほどうるさくな
いものとして冷却用ファン35をそのまま回転させるこ
とになる。
【0033】また、L1=46dBであれば、 (L1−L0)>ΔL0 となり、本体1の発生騒音が場所Pをうるさくしている
ものとして冷却用ファン35を停止させることになる。
【0034】このようにすることで、場所Pにおける環
境騒音に対して第1の実施例で発生する騒音の影響が大
きいか否かを確実に判断し、場所Pにおける環境騒音に
対して第1の実施例で発生する騒音の影響が大きい場合
にはこれを小さくすることができる。従って、いつも冷
却用ファン35を停止させておく場合に比べ、場所Pに
おける環境騒音に対して第1の実施例で発生する騒音の
影響が小さい時には複写をとりたいときに定着装置33
の温度が定着可能な温度になるまで待つ必要がなくな
る。
【0035】本発明の第2の実施例では、上記第1の実
施例において、図6に示すようにタイマー43が設けら
れ、このタイマー43が一定時間を測定する毎にCPU
36が図5に示す処理を実行する。例えば、ΔL0=2
dBで、日中のある時間において、L0=52.0d
B、L1=52.8dBであれば、 (L1−L0)<ΔL0 となり、第1の実施例の発生騒音は場所Pでさほどうる
さくないものとして冷却用ファン35をそのまま回転さ
せることになる。このような動作が一定時間(例えば3
0分毎に行われる。
【0036】夜になってL0=45dB、L1=48d
Bになれば、 (L1−L0)>ΔL0 となり、第1の実施例の発生騒音が場所Pをうるさくし
ているものと判断して冷却用ファン35を停止させるこ
とになる。
【0037】このようにタイマー43を持つことで、時
間により環境騒音が変化しても、その時その場所におけ
る環境騒音に対する複写機の発生騒音の影響が大きいか
否かを確実に判断し、その時その場所における環境騒音
に対する複写機の発生騒音の影響が大きい時にはこれを
小さくすることができる。
【0038】また、本発明の第3の実施例では、上記第
2の実施例において、CPU36が図5に示す処理の代
りに図7に示す処理を行う。また、冷却用ファン35は
2段階に制御できるものとする。冷却用ファン35が高
速で回転しているとき(通常状態のとき)には、定着装
置33の定着ローラは高温(例えば180℃程度)であ
り、待ち時間無しで複写がとれる状態にある。冷却用フ
ァン35が低速で回転しているときには、定着装置33
の定着ローラは、すぐに複写をとれるほど高温ではない
が、冷却用ファン35が停止しているときより、少ない
待ち時間で複写がとれるようになる。
【0039】CPU36は、図7に示すように待機時に
冷却用ファン35を一旦停止させて本体1が騒音を発生
しない状態で環境騒音L0をマイクロホン2に測定さ
せ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んでメモリ
38に記憶する。次に、CPU36は、冷却用ファン3
5を高速で回転させて待機時(通常状態の時)における
上記場所Pでの環境騒音L1をマイクロホン2に測定さ
せ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んでメモリ
38に記憶する。次に、CPU36は、メモリ38に記
憶した環境騒音L0,L1を比較してその差(L1−L
0)を計算し、この差(L1−L0)とメモリ37内の
予め規定されている規格値ΔL0とを比較して(L1−
L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断する。
【0040】CPU36は、(L1−L0)が規格値Δ
L0より小さい場合には第3の実施例の発生騒音が上記
場所Pでの環境騒音にあまり影響を与えていないものと
判断し、冷却用ファン35を高速でそのまま回転させ
る。また、CPU36は、(L1−L0)が規格値ΔL
0より小さくない場合には冷却用ファン35を低速で回
転させて定着装置33の温度を低温度に制御し、上記場
所Pでの環境騒音L1’をマイクロホン2に測定させ、
そのマイクロホン2の出力信号を取り込んでメモリ38
に記憶する。
【0041】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L0,L1’を比較してその差(L1’−L
0)を計算し、この差(L1’−L0)とメモリ37内
の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して(L
1’−L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断す
る。CPU36は、(L1’−L0)が規格値ΔL0よ
り小さい場合には第3の実施例の発生騒音が上記場所P
での環境騒音に少し影響を与えているものと判断し、冷
却用ファン35を低速でそのまま回転させる。また、C
PU36は、(L1’−L0)が規格値ΔL0より小さ
くない場合には第3の実施例の発生騒音が場所Pをうる
さくしているものと判断し、冷却用ファン35を停止さ
せて定着装置33の加熱を停止させる。
【0042】このようにすることで、マイクロホン2が
ある場所Pにおける環境騒音に対して第3の実施例で発
生する騒音の影響が大きいか否かを確実に判断し、場所
Pにおける環境騒音に対して第3の実施例で発生する騒
音の影響が大きい時にはさらにその影響がどのくらいで
あるかを判断して影響の度合いに応じて第3の実施例の
発生騒音を段階的に小さくすることができる。従って、
複写をとりたい時に、定着装置の温度が複写可能温度に
上がるまでの待ち時間を最小にすることができる。
【0043】本発明の第4の実施例は待機時と画像形成
時(複写時)とで発生騒音が異なる場合の例である。こ
の第4の実施例では、請求項2記載の発明の実施例であ
り、上記第1の実施例において、CPU36が図5に示
す処理の代りに図8に示す処理を行う。CPU36は、
図8に示すように待機時に冷却用ファン35を一旦停止
させて本体1が騒音を発生しない状態で環境騒音L0を
マイクロホン2に測定させ、そのマイクロホン2の出力
信号を取り込んでメモリ38に記憶する。
【0044】次に、CPU36は、冷却用ファン35を
回転させて待機時における上記場所Pでの環境騒音L1
をマイクロホン2に測定させ、そのマイクロホン2の出
力信号を取り込んでメモリ38に記憶する。次に、CP
U36は、メモリ38に記憶した環境騒音L0,L1を
比較してその差(L1−L0)を計算し、この差(L1
−L0)とメモリ37内の予め規定されている規格値Δ
L0とを比較して(L1−L0)が規格値ΔL0より小
さいか否かを判断することにより本体1の発生騒音が場
所Pで許容できるものであるか否かを判断する。
【0045】CPU36は、(L1−L0)が規格値Δ
L0より小さい場合には第4の実施例の発生騒音が上記
場所Pでの環境騒音にあまり影響を与えていないものと
判断し、冷却用ファン35をそのまま回転させる。CP
U36は、この状態でコピースタートキー10が押され
ると、操作キー11による設定コピー枚数が1枚である
場合にはそのまま作像系39等による複写動作を終了さ
せる。また、CPU36は、操作キー11による設定コ
ピー枚数が複数枚である場合には作像系39等による1
枚目の複写動作を行わせてその間に上記場所Pでの環境
騒音L2をマイクロホン2に測定させてそのマイクロホ
ン2の出力信号を取り込んでメモリ38に記憶する。
【0046】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L1,L2を比較してその差(L2−L1)
を計算し、この差(L2−L1)とメモリ37内の予め
規定されている規格値ΔL0’とを比較して(L2−L
1)が規格値ΔL0’より小さいか否かを判断する。C
PU36は、(L2−L1)が規格値ΔL0’より小さ
い場合には第4の実施例の発生騒音が上記場所Pでの環
境騒音にあまり影響を与えていないものと判断し、2枚
目以降の作像動作(複写動作)を行わせる。
【0047】また、CPU36は、(L2−L1)が規
格値ΔL0’より小さくない場合には第4の実施例の発
生騒音が上記場所Pでの環境騒音を大きくしている(場
所Pをうるさくしている)ものと判断し、1枚目の複写
動作の終了後にプリンタ部13の各部を制御して作像速
度(複写速度)を通常の速度より低い速度に切り換える
ことによって本体1の発生騒音を低減し、2枚目以降の
複写動作を行わせる。
【0048】また、CPU36は、(L1−L0)が規
格値ΔL0より小さくない場合には第4の実施例の発生
騒音が上記場所Pでの環境騒音を大きくしている(場所
Pをうるさくしている)ものと判断し、冷却用ファン3
5及び定着装置33の定着ローラ加熱を停止させて本体
1の騒音を低減する。CPU36は、この状態でコピー
スタートキー10が押されると、定着装置33の定着ロ
ーラ加熱を開始する。そして、CPU36は、定着装置
33の定着ローラ温度が複写可能温度に達すると、操作
キー11による設定コピー枚数が1枚である場合にはそ
のまま作像系39等による複写動作を終了する。
【0049】また、CPU36は、操作キー11による
設定コピー枚数が複数枚である場合には作像系39等に
よる1枚目の複写動作を行わせてその間に上記場所Pで
の環境騒音L2をマイクロホン2に測定させてそのマイ
クロホン2の出力信号を取り込んでメモリ38に記憶す
る。
【0050】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L2,L0を比較してその差(L2−L0)
を計算し、この差(L2−L0)とメモリ37内の予め
規定されている規格値ΔL0’とを比較して(L2−L
0)が規格値ΔL0’より小さいか否かを判断する。C
PU36は、(L2−L0)が規格値ΔL0’より小さ
い場合には第4の実施例の発生騒音が上記場所Pでの環
境騒音にあまり影響を与えていないものと判断し、2枚
目以降の作像動作(複写動作)を行わせる。
【0051】また、CPU36は、(L2−L0)が規
格値ΔL0’より小さくない場合には第4の実施例の発
生騒音が上記場所Pでの環境騒音を大きくしている(場
所Pをうるさくしている)ものと判断し、1枚目の複写
動作の終了後にプリンタ部13の各部を制御して作像速
度(複写速度)を通常の速度より低い速度に切り換える
ことによって本体1の発生騒音を低減し、2枚目以降の
作像動作(複写動作)を行わせる。
【0052】このように、第4の実施例では、複写を行
う前の環境騒音(L0またはL1)に対して複写時の環
境騒音L2を比較してこれが大きい時には複写時に本体
1が発生する騒音を低減させる。なお、複写時の環境騒
音L2は1枚目の複写を行う間中に測定し、その等価騒
音レベルとした方がよい。その理由は、複写時の騒音は
衝撃騒音が多く、ある一瞬の騒音を測定しただけでは複
写時の騒音を評価できないからである。
【0053】この第4の実施例では、複数枚の複写を連
続的に行う時に2枚目以降の複写時における本体1の発
生騒音を低減することしかできない。しかし、第4の実
施例において、タイマーを設け、1枚ずつ複写を行う時
にも本体1の発生騒音を低減することが可能となる。こ
の場合、CPU36は、まず、最初に1枚複写したとき
の環境騒音L2をマイクロホン2で測定させてこれをメ
モリメモリ38に記憶する。このときから、タイマーで
計時される所定の時間(例えば30分)の間は本体1の
複写時における場所Pの環境騒音がL2であるものとす
る。CPU36はメモリ38に記憶されているL2とL
1との差、またはL2とL0との差(L1とL0の大き
さの関係によって変わる)を計算し、その差が規定値Δ
L0より小さいか否かを判定してメモリ38に記憶して
おく。1枚目の複写を行った後から、上記所定の時間
(30分)の間に、再度1枚の複写を行うときは場所P
の環境騒音がL2であるものとみなし、CPU36はL
2とL1との差、またはL2とL0との差が規定値ΔL
0より小さくない場合には各部を制御して作像速度(複
写速度)を遅い速度に切り換える。
【0054】また、オフィス内には、オフィスワーカが
複数人いる場合が多い。複写機の近くにいる人と遠くに
いる人とでは、複写機の発生騒音のうるさく感じる感じ
方が異なる。複写機は、通常の複写モードでは発生騒音
がさほどうるさくなくとも、両面複写モードなどの特殊
なモードでは発生騒音が指向性を持つためにうるさく感
じる場合がある。そこで、本発明の第5の実施例では、
上記第1の実施例において、マイクロホン2として図9
に示すように複数本のマイクロホン51,52,53・
・・が設けられてオフィス内の複数の場所の騒音がマイ
クロホン51,52,53・・・によりそれぞれ測定さ
れ、本体1の発生騒音がオフィス内の環境騒音に対して
影響を強く与える場所があれば本体1の発生騒音を低減
する。マイクロホン51,52・・・は例えば3本とし
てもよい。この第5の実施例は請求項1の実施例であ
る。
【0055】第5の実施例では、上記第1の実施例にお
いて、CPU36は図5に示す処理の代りに図10に示
す処理を行う。ここに、マイクロホンはn人のオフィス
ワーカが通常いるn箇所の場所P1〜Pnにそれぞれ設
置されたn本のマイクロホン51,52・・・であり、
本体1の騒音低減は待機時の冷却用ファン35の停止に
よるものとする。
【0056】CPU36は、まず、待機時に冷却用ファ
ン35を一旦停止させて本体1が騒音を発生しない状態
で各場所P1〜Pnの環境騒音L0p1,L0p2・・
・L0pnをマイクロホン51〜5nに測定させ、その
マイクロホン51〜5nの出力信号を取り込んでメモリ
38に記憶する。環境騒音L0p1,L0p2・・・L
0pnは本体1が無い場合(本体1が騒音を発生しない
場合)における上記場所P1〜Pnでの環境騒音であ
る。
【0057】次に、CPU36は、冷却用ファン35を
回転させて待機時(本体1が騒音を発生している時)に
おける上記場所P1〜Pnでの環境騒音L1p1,L1
p2・・・L1pnをマイクロホン51〜5nに測定さ
せ、そのマイクロホン51〜5nの出力信号を取り込ん
でメモリ38に記憶する。次に、CPU36は、メモリ
38に記憶した環境騒音L0p1,L0p2・・・L0
pn、L1p1,L1p2・・・L1pnを比較して各
場所P1〜Pn毎にその差(L1p1−L0p1),
(L1p2−L0p2)・・・(L1pn−L0pn)
を計算し、この差(L1p1−L0p1),(L1p2
−L0p2)・・・(L1pn−L0pn)とメモリ3
7内の予め規定されている規格値ΔL0とをそれぞれ比
較して(L1p1−L0p1),(L1p2−L0p
2)・・・(L1pn−L0pn)のうちで規格値ΔL
0より小さくないものが1つでもあるか否かを判断す
る。
【0058】CPU36は、(L1p1−L0p1),
(L1p2−L0p2)・・・(L1pn−L0pn)
のうちで規格値ΔL0より小さくないものが1つもない
場合には本体1の発生騒音がオフィス内の環境騒音にあ
まり影響を与えていないものと判断し、冷却用ファン3
5をそのまま回転させる。また、CPU36は、(L1
p1−L0p1),(L1p2−L0p2)・・・(L
1pn−L0pn)のうちで規格値ΔL0より小さくな
いものが1つでもある場合には本体1の発生騒音がオフ
ィス内の環境騒音を大きくしているものと判断し、本体
1の発生騒音を小さくしてオフィス内の環境騒音を低減
するために冷却用ファン35を停止させて定着装置33
の加熱を停止させる。
【0059】このようにすることで、本体1の発生騒音
が複数箇所の場所P1〜Pnのいずれか1箇所でもその
環境騒音に対して影響を与えていれば、第5の実施例の
複写機の発生騒音を低減させてオフィス内の環境騒音を
低減することができる。
【0060】この第5の実施例では、規格値ΔL0は各
場所P1〜Pnについてみな同じ値とした。しかし、人
によって同じ騒音でもうるささの感じ方が異なる。そこ
で、規格値ΔL0を各場所P1〜Pn毎に異なる値ΔL
01,ΔL02,ΔL03・・・ΔL0nに設定して
(L1p1−L0p1),(L1p2−L0p2)・・
・(L1pn−L0pn)と比較するようにしてもよ
い。例えば、マイクロホン51,52,53・・・が3
本である場合、規格値ΔL0を各場所P1〜P毎に異な
る値ΔL01=3dB,ΔL02=3dB,ΔL03=
2dBとしてもよい。このようにすることで、騒音が非
常に気になる人がマイクロホンのある場所にいれば、そ
の場所は他のマイクロホンがある場所より本体1からの
騒音の影響が小さいときでも本体1からの騒音を低減し
て環境騒音を小さくすることができる。
【0061】複写機などの画像形成装置の発生騒音でオ
フィス全体がうるさくなる場合がある。本発明の第6の
実施例は、それを防ぐことができる例であり、請求項3
記載の発明の実施例である。この第6の実施例では、上
記第5の実施例において、CPU36が図10に示す処
理の代りに図11に示す処理を行う。
【0062】CPU36は、まず、待機時に冷却用ファ
ン35を一旦停止させて本体1が騒音を発生しない状態
で各場所P1〜Pnの環境騒音L0p1,L0p2・・
・L0pnをマイクロホン51〜5nに測定させ、その
マイクロホン51〜5nの出力信号を取り込んでメモリ
38に記憶する。次に、CPU36は、冷却用ファン3
5を回転させて待機時(本体1が騒音を発生している
時)における上記場所P1〜Pnでの環境騒音L1p
1,L1p2・・・L1pnをマイクロホン51〜5n
に測定させ、そのマイクロホン51〜5nの出力信号を
取り込んでメモリ38に記憶する。
【0063】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L0p1,L0p2・・・L0pnの平均値
/L0を/τ0=(L0p1+L0p2+・・・+L0
pn)/nなる演算で求め、メモリ38に記憶した環境
騒音L1p1,L1p2・・・L1pnの平均値/L1
を/L1=(L1p1+L1p2+・・・+L1pn)
/nなる演算で求める。/L0は第6の実施例の複写機
が無いときのオフィス全体の環境騒音であり、/L1は
第6の実施例の複写機からの発生騒音があるときのオフ
ィス全体の環境騒音である。次に、CPU36は、その
平均値/L0,/L1を比較してその差(/L1−/L
0)を計算し、この差(/L1−/L0)とメモリ37
内の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して(/
L1−/L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断
する。
【0064】CPU36は、(/L1−/L0)が規格
値ΔL0より小さい場合には本体1の発生騒音がオフィ
ス全体の環境騒音にあまり影響を与えていないものと判
断し、冷却用ファン35をそのまま回転させる。また、
CPU36は、(/L1−/L0)が規格値ΔL0より
小さくない場合には本体1の発生騒音がオフィス全体の
環境騒音を大きくしているものと判断し、本体1の発生
騒音を小さくしてオフィス全体の環境騒音を低減するた
めに冷却用ファン35を停止させて定着装置33の加熱
を停止させる。
【0065】複写機の騒音源は複数箇所にある。本発明
の第7の実施例では、上記第1の実施例において、冷却
用ファン35とポリゴンモータ25が待機時に騒音源と
なるものである。図12に示すように冷却用ファン35
は本体1の排紙側に騒音S1を出し、ポリゴンモータ2
5は取付方法から主に本体1の背面側に騒音S2を出
す。また、CPU36は図5に示す処理の代りに図13
に示す処理を行う。
【0066】CPU36は、待機時に冷却用ファン35
及びポリゴンモータ25を一旦停止させて本体1が騒音
を発生しない状態で環境騒音L0をマイクロホン2に測
定させ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んでメ
モリ38に記憶する。次に、CPU36は、冷却用ファ
ン35及びポリゴンモータ25を回転させて待機時にお
ける上記場所Pでの環境騒音L1をマイクロホン2に測
定させ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んでメ
モリ38に記憶する。
【0067】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L0,L1を比較してその差(L1−L0)
を計算し、この差(L1−L0)とメモリ37内の予め
規定されている規格値ΔL0とを比較して(L1−L
0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断する。CP
U36は、(L1−L0)が規格値ΔL0より小さい場
合には第7の実施例の発生騒音が上記場所Pでの環境騒
音にあまり影響を与えていないものと判断し、冷却用フ
ァン35及びポリゴンモータ25をそのまま回転させ
る。
【0068】また、CPU36は、(L1−L0)が規
格値ΔL0より小さくない場合には本体1の発生騒音が
場所Pの環境騒音に与える影響がお大きいものと判断
し、本体1の発生騒音を低減するためにまず、ポリゴン
モータ25を停止させてこの状態で場所Pでの環境騒音
L1’をマイクロホン2に測定させ、そのマイクロホン
2の出力信号を取り込んでメモリ38に記憶する。
【0069】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L0,L1’を比較してその差(L1’−L
0)を計算し、この差(L1’−L0)とメモリ37内
の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して(L
1’−L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断す
る。CPU36は、(L1’−L0)が規格値ΔL0よ
り小さい場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環
境騒音に少し影響を与えているものと判断し、ポリゴン
モータ25を停止させたままで冷却用ファン35をその
まま回転させる。
【0070】また、CPU36は、(L1’−L0)が
規格値ΔL0より小さくない場合には本体1の発生騒音
が場所Pをうるさくしているものと判断し、ポリゴンモ
ータ25を回転させて冷却用ファン35を停止させる。
そして、CPU36はこの状態で場所Pでの環境騒音L
1”をマイクロホン2に測定させ、そのマイクロホン2
の出力信号を取り込んでメモリ38に記憶する。
【0071】次に、CPU36は、メモリ38に記憶し
た環境騒音L0,L1”を比較してその差(L1”−L
0)を計算し、この差(L1”−L0)とメモリ37内
の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して(L
1”−L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断す
る。CPU36は、(L1”−L0)が規格値ΔL0よ
り小さい場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環
境騒音に与える影響が少なくなったものと判断し、定着
装置33の定着ローラ加熱を停止させる。また、CPU
36は(L1”−L0)が規格値ΔL0より小さくない
場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環境騒音に
与える影響がまだ大きいものと判断し、ポリゴンモータ
25を停止させて定着装置33の定着ローラ加熱を停止
させる。
【0072】このようにしてマイクロホン2がある場所
Pの環境騒音が本体1の発生騒音により大きくなってい
る時には、マイクロホン2がある場所Pの環境騒音を優
先的に低減できる手段を選択しながらその環境騒音を低
減させる。ここで、冷却用ファン35より先にポリゴン
モータ25を停止させるのは、定着装置33を所定の複
写可能な温度にするより、ポリゴンモータ25を所定の
回転数にする方が短くて、複写をとる時の立上り時間が
短くなるからである。
【0073】このようにすることで、本体1からの騒音
でうるさくなる場所があるとき、その騒音の指向性に注
目してそれに応じて本体1からの各騒音を優先的に選択
して低減することができる。従って、複写をとるときの
待ち時間を最小にすることができる。
【0074】周波数が比較的高い(1kHz以上の)騒
音は、音波の回折が少ないので、遮蔽板によって、ある
場所の騒音を低減することができる。そこで、本発明の
第8の実施例では、上記第1の実施例において、図14
〜図17に示すように遮蔽板44が本体1の左側部に倒
立可能に取り付けられる。本体1は騒音源が冷却用ファ
ン35であり、冷却用ファン35による騒音S3は定着
装置33側から排紙トレー7への転写紙が通る排紙口4
5より外部へ出る。マイクロホン2は、本体1の正面側
の所定の場所Pに配設され、この場所Pでの環境騒音を
測定する。遮蔽板44は、通常、本体1の側面に寝かさ
れており、本体1の左側部の排紙口45より外部へ出る
騒音を遮らない。遮蔽板44は駆動部により駆動されて
本体1の左側面に寝かされたり本体1の左側面に垂直に
立つようにセットされたりし、その駆動部がCPU36
により制御される。
【0075】この第8の実施例では、CPU36は図5
に示す処理の代りに図18に示す処理を行う。CPU3
6は、まず、待機時に冷却用ファン35を一旦停止させ
て本体1が騒音を発生しない状態で環境騒音L0をマイ
クロホン2に測定させ、そのマイクロホン2の出力信号
を取り込んでメモリ38に記憶する。
【0076】次に、CPU36は、冷却用ファン35を
回転させて待機時(本体1が騒音を発生している時)に
おける上記場所Pでの環境騒音L1をマイクロホン2に
測定させ、そのマイクロホン2の出力信号を取り込んで
メモリ38に記憶する。次に、CPU36は、メモリ3
8に記憶した環境騒音L0,L1を比較してその差(L
1−L0)を計算し、この差(L1−L0)とメモリ3
7内の予め規定されている規格値ΔL0とを比較して
(L1−L0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断
する。
【0077】CPU36は、(L1−L0)が規格値Δ
L0より小さい場合には本体1の発生騒音が上記場所P
での環境騒音にあまり影響を与えていないものと判断
し、冷却用ファン35をそのまま回転させる。また、C
PU36は、(L1−L0)が規格値ΔL0より小さく
ない場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環境騒
音を大きくしている(場所Pをうるさくしている)もの
と判断し、遮蔽板44を本体1の左側面に垂直に立つよ
うにセットする。
【0078】次に、CPU36は、この状態で場所Pで
の環境騒音L1’をマイクロホン2に測定させ、そのマ
イクロホン2の出力信号を取り込んでメモリ38に記憶
する。次に、CPU36は、メモリ38に記憶した環境
騒音L0,L1’を比較してその差(L1’−L0)を
計算し、この差(L1’−L0)とメモリ37内の予め
規定されている規格値ΔL0とを比較して(L1’−L
0)が規格値ΔL0より小さいか否かを判断する。CP
U36は、(L1’−L0)が規格値ΔL0より小さい
場合には本体1の発生騒音が上記場所Pでの環境騒音に
与える影響が許容できるものと判断し、冷却用ファン3
5をそのまま回転させる。また、CPU36は、(L
1’−L0)が規格値ΔL0より小さくない場合には本
体1の発生騒音が場所Pをまだうるさくしているものと
判断し、冷却用ファン35を停止させて定着装置33の
加熱を停止させる。
【0079】以上の各実施例では、規定値が予め決めら
れていてもよいし、オフィスワーカが自由に設定できる
ようになっているものとしてもよい。また、マイクロホ
ン2で測定する環境騒音はA特性などのフィルタをかけ
てもよい。また、騒音の低減制御は待機時に行ったが、
複写時についても同様に騒音の低減制御を行ってもよ
い。さらに、本発明は複写機以外の画像形成装置に同様
に実施することが可能である。
【0080】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、本体から離れた所定の場所の騒音を測定する騒音測
定手段と、本体が騒音を発生していない時に騒音測定手
段により所定の場所で測定される第1の環境騒音と,本
体が騒音を発生している時に騒音測定手段により所定の
場所で測定される第2の環境騒音とを比較し、この比較
結果が規定値以上である時に第2の環境騒音を低減する
騒音低減手段とを備えたので、画像形成装置の発生騒音
が所定の場所にどのくらい影響を与えるかを確実に判断
し、その影響が大きいときにだけ画像形成装置の発生騒
音を低減することができて画像形成装置の画像形成動作
を騒音低下のために必要以上に押さえる必要がない。し
かも、音波の出力で騒音を低減したい領域が逆にうるさ
くなってしまうこともない。このため、発生騒音を有効
に低減することができ、装置の複雑化及びコスト上昇を
押さえることができる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、本体から離
れた所定の場所の騒音を測定する騒音測定手段と、本体
が騒音を発生していない時に騒音測定手段により所定の
場所で測定される第1の環境騒音と,待機時に騒音測定
手段により所定の場所で測定される第2の環境騒音とを
比較してこの比較結果が予め規定されている規定値以上
である場合は待機時には第2の環境騒音を低減して画像
形成時には待機時の低減した第2の環境騒音と,本体の
画像形成時に騒音測定手段により所定の場所で測定され
る第3の環境騒音とを比較してこの比較結果が予め規定
されている規定値以上である場合に第3の環境騒音を低
減し、第1の環境騒音と第2の環境騒音との比較結果が
予め規定されている規定値以下である場合は本体の画像
形成時に待機時の第2の環境騒音と騒音測定手段により
所定の場所で測定される第3の環境騒音とを比較してこ
の比較結果が予め規定されている規定値以上である時に
第3の環境騒音を低減する騒音低減手段とを備えたの
で、画像形成装置の待機時に発生する騒音と画像形成時
に発生する騒音が所定の場所にどのくらい影響を与える
かを確実に判断し、その影響が大きいときにだけ画像形
成装置の発生騒音を待機時,画像形成時毎に低減するこ
とができる。しかも、音波の出力で騒音を低減したい領
域が逆にうるさくなってしまうこともない。このため、
発生騒音を有効に低減することができ、装置の複雑化及
びコスト上昇を押さえることができる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、本体から離
れた複数箇所の場所で環境騒音を測定する複数の騒音測
定手段と、本体が騒音を発生していない時に複数の騒音
測定手段により複数箇所の場所でそれぞれ測定される第
1の環境騒音の平均値と,本体が騒音を発生している時
に複数の騒音測定手段により複数箇所の場所でそれぞれ
測定される第2の環境騒音の平均値とを求めてこれらの
平均値を比較し、この比較結果が規定値以上である時に
本体の発生騒音を低減する騒音低減手段とを備えたの
で、画像形成装置の発生騒音が全体的にどのくらい影響
を与えるかを確実に判断し、その影響が大きいときにだ
け画像形成装置の発生騒音を低減することができる。し
かも、音波の出力で騒音を低減したい領域が逆にうるさ
くなってしまうこともない。このため、発生騒音を有効
に低減することができ、装置の複雑化及びコスト上昇を
押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】同第1の実施例の本体を示す断面図である。
【図3】同第1の実施例の外観を示す斜視図である。
【図4】同第1の実施例の一部を示す斜視図である。
【図5】同第1の実施例におけるCPUの処理フローを
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第3の実施例におけるCPUの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例におけるCPUの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5の実施例を示す斜視図である。
【図10】同第5の実施例におけるCPUの処理フロー
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第6の実施例におけるCPUの処理
フローを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第7の実施例を示す平面図である。
【図13】同第7の実施例におけるCPUの処理フロー
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第8の実施例の一部を示す概略図で
ある。
【図15】同第8の実施例の左側面を示す側面図であ
る。
【図16】同第8の実施例の一部を示す概略図である。
【図17】同第8の実施例の一部を示す概略図である。
【図18】同第8の実施例におけるCPUの処理フロー
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 マイクロホン 25 ポリゴンモータ 35 冷却用ファン 36 CPU 44 遮蔽板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】騒音を発生し画像形成を行う本体を有する
    画像形成装置であって、前記本体から離れた所定の場所
    の騒音を測定する騒音測定手段と、前記本体が騒音を発
    生していない時に前記騒音測定手段により前記所定の場
    所で測定される第1の環境騒音と,前記本体が騒音を発
    生している時に前記騒音測定手段により前記所定の場所
    で測定される第2の環境騒音とを比較し、この比較結果
    が規定値以上である時に前記第2の環境騒音を低減する
    騒音低減手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】画像形成を行い待機時と画像形成時とで発
    生騒音が異なる本体を有する画像形成装置であって、前
    記本体から離れた所定の場所の騒音を測定する騒音測定
    手段と、前記本体が騒音を発生していない時に前記騒音
    測定手段により前記所定の場所で測定される第1の環境
    騒音と,待機時に前記騒音測定手段により前記所定の場
    所で測定される第2の環境騒音とを比較してこの比較結
    果が予め規定されている規定値以上である場合は待機時
    には前記第2の環境騒音を低減して画像形成時には前記
    待機時の低減した第2の環境騒音と,前記本体の画像形
    成時に前記騒音測定手段により前記所定の場所で測定さ
    れる第3の環境騒音とを比較してこの比較結果が予め規
    定されている規定値以上である場合に前記第3の環境騒
    音を低減し、前記第1の環境騒音と前記第2の環境騒音
    との比較結果が予め規定されている規定値以下である場
    合は前記本体の画像形成時に前記待機時の第2の環境騒
    音と前記騒音測定手段により前記所定の場所で測定され
    る第3の環境騒音とを比較してこの比較結果が予め規定
    されている規定値以上である時に前記第3の環境騒音を
    低減する騒音低減手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】画像形成を行い待機時と画像形成時とで発
    生騒音が異なる本体を有する画像形成装置であって、前
    記本体から離れた複数箇所の場所で環境騒音を測定する
    複数の騒音測定手段と、前記本体が騒音を発生していな
    い時に前記複数の騒音測定手段により前記複数箇所の場
    所でそれぞれ測定される第1の環境騒音の平均値と,前
    記本体が騒音を発生している時に前記複数の騒音測定手
    段により前記複数箇所の場所でそれぞれ測定される第2
    の環境騒音の平均値とを求めてこれらの平均値を比較
    し、この比較結果が規定値以上である時に前記本体の発
    生騒音を低減する騒音低減手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
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