JP2637799B2 - 画像形成装置における画像形成倍率の異常検知装置 - Google Patents

画像形成装置における画像形成倍率の異常検知装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等の画像形成装置における画像形成
倍率の異常を検知する異常検知装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
複写機等の画像形成装置の中には、原稿像を指定され
た倍率で拡大あるいは縮小して画像形成を行う機能を備
えたものがある。このような装置では、ズームレンズ等
のレンズを適宜移動させることにより、倍率値を多段階
あるいは連続的に調節できるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような装置では、レンズの駆動異常により、同
じ倍率が指定されてもレンズの位置にずれが生じること
がある。また、露光走査の駆動は直流モータで行われる
のに対し、感光体ドラムの駆動は交流モータで行われる
のが一般的であるので、周波数調整(50Hzまたは60Hz)
のミス等があると、露光走査の速度と感光体ドラムの周
速度との関係が画像形成倍率に応じた関係から外れ、こ
のために指定された倍率で画像が形成されなくなる場合
がある。そこで従来より、このような画像形成倍率の異
常を早期に検知する装置の出現が望まれていた。
なお、特開昭60−247659号公報には、原稿の画像濃度
等とコピーの画像濃度等を検出し、両者の比較により異
常が発見された場合にモータの駆動を停止するものが開
示されているが、この公報には上記のような画像形成倍
率の異常検知に関する具体的な手段は開示されていな
い。
本発明は、このような事情に鑑み、画像形成倍率の異
常を早期に検知することができる異常検知装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、原稿像を指定された画像形成倍率で転写紙
に形成するように構成された画像形成装置において、上
記原稿における記載領域の長さを検出する原稿検出手段
と、上記転写紙において上記記載領域の画像が形成され
た領域の長さを検出する形成画像検出手段と、上記原稿
検出手段により検出された長さと画像形成倍率とにより
算出された長さと上記形成画像検出手段により検出され
た長さとの差を算出する算出手段と、この差が予め設定
された許容範囲を越える場合に警告信号を出力する判定
手段とを備えたものである。
〔作 用〕
上記構成によれば、原稿における記載領域の長さと画
像形成倍率とに基づいて算出された長さと、上記記載領
域の画像が形成された領域の長さとが比較され、これら
の長さの差が予め設定された許容範囲を越える場合に警
告信号が出力される。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図〜第6図に基づいて説明
する。
第2図に示される複写機(画像形成装置)1は、その
上面にコンタクトガラス2および原稿押え3を有すると
ともに、内部上方に光学系Lを備え、内部下方に像形成
手段を備えている。
上記光学系Lは、ハロゲンランプ4、ランプ反射板
5、複数のミラー61〜64、およびズームレンズ7により
構成されており、上記ハロゲンランプ4、ランプ反射板
5、およびミラー61〜63が所定距離を往復移動すること
により、上記コンタクトガラス2上に載置された原稿の
露光走査を行うようになっている。
また、上記ズームレンズ7は、第1図に示されるよう
なレンズ駆動モータ16に連結されており、このズームレ
ンズ7近傍の所定位置には、該レンズ7がホームポジシ
ョン(基準位置)にあることを検知するホームスイッチ
24(第1図)が配設されている。このホームスイッツ24
は、上記レンズ駆動モータ16の制御を行うレンズ制御基
板19に接続されており、後に記すように、上記ズームレ
ンズ7が指定された倍率に応じて第2図の左右方向に水
平駆動されるようになっている。
像形成手段は、第2図に示されるよう感光体ドラム8
と、その周辺機器として、帯電装置9、ブランクランプ
10、現像装置11、転写装置12、分離装置13、クリーニン
グ装置14、および除電ランプ15を備え、感光体ドラム8
の周面においてブランクランプ10と現像装置11の間に位
置する部分に上記光学系Lにより露光走査された原稿の
像が照射されるようになっている。
また、転写紙搬送経路上には、その上流側から順に、
給紙トレイ21、搬送ローラ対211、給紙カセット22、給
紙ローラ221、レジストローラ対17、搬送ベルト23、定
着装置25、排出ローラ対26、および排出トレイ27が配設
されている。
さらに、本発明の特徴として、上記ハロゲンランプ4
のランプ反射板5に、該反射板5と一体に原稿読取りセ
ンサ(原稿検出手段)28が取付けられており、上記定着
装置25と排出ローラ対26との間の位置には、コピー画像
読取りセンサ(形成画像検出手段)29が配設されてい
る。
両センサ28,29は、発光素子および受光素子を一体に
備えた光反射型のものであり、上記原稿読取りセンサ28
は、光学系Lによる露光走査時に、第3図(a)に示さ
れるようにコンタクトガラス2上に載置された原稿Dに
おける文字等の記載領域A1を検出し、上記コピー画像読
取りセンサ29は、同図(b)に示されるような転写紙S
の排出時に、この転写紙S上において上記原稿読取りセ
ンサ28により検出される文字等が複写された領域(コピ
ー領域)A2を検出するように構成されている。
すなわち、両センサ28,29は、原稿Dの像が拡大複写
あるいは縮小複写されても転写紙Sの幅方向に関して上
記原稿像に対応するコピー像の位置が変わらない位置に
各々配設されている。例えば、この装置の場合、原稿D
の載置位置および転写紙Sの搬送位置はセンターを基準
に設定されており、従って両センサ28,29はそれぞれ原
稿Dおよび転写紙Sのセンターに対応する位置に配設さ
れている。
これらのセンサ28,29は、第1図に示されるような制
御装置30に接続されている。この制御回路装置30は、中
央制御部31、原稿用メモリ32、コピー画像用メモリ33、
I/Oポート34、およびA/Dコンバータ35,36を備えてお
り、上記原稿読取りセンサ28およびコピー画像読取りセ
ンサ29の検出信号は各々A/Dコンバータ35,36を介して中
央制御部31に入力されるようになっている。中央制御部
31は、この検出信号に基づいて、上記原稿D(第3図
(a))のセンターにおける記載領域A1の長さl1と、転
写紙S(同図(b))のセンターにおけるコピー領域A2
の長さl2とを演算し、各々原稿用メモリ32およびコピー
画像用メモリ33に入力する。
また、この中央制御部31は、上記I/Oポート34を介し
て、上記レンズ制御基板19、および複写機1の外面に配
設された操作部25に接続されており、この操作部25にお
いて指定された倍率αに関する信号が中央制御部31に入
力されるとともに、この指定倍率αに基づき、中央制御
部31がレンズ制御基板19に制御信号を出力することによ
り、ズームレンズ7の位置制御が行われるようになって
いる。
さらに、本発明の特徴として、上記中央制御部31は、
第1図に示されるような比較部(算出手段)311、およ
び異常判定部(判定手段)312を備えている。
比較部311は、上記原稿用メモリ32に記憶された長さl
1に指定倍率αを乗じた長さαl1とコピー画像用メモリ3
3に記憶された長さl2とを随時比較し、その差Δl(=l
2−αl1)を求めるものである。異常判定部312は、この
算出された値Δlの絶対値|Δl|と予め設定された許容
値Lとを比較し、絶対値|Δl|の方が大きい場合にはI/
Oポート34を経て表示部40に警告信号を出力するもので
ある。なお、本発明における許容範囲(この実施例では
許容値L)は、画像形成装置の使用環境による転写紙の
伸び縮み等も考慮して決定することが望ましい。
次に、この装置の作用を第5図のフローチャートを参
照しながら説明する。まず、操作部25により複写倍率α
が指令され(ステップS1)、この複写倍率αに対応する
位置までズームレンズ7が駆動される。そして、プリン
トキーが操作されることにより、複写動作が開始される
(ステップS2)。すなわち、制御装置30の出力する制御
信号に基づき、この状態で光学系Lによる露光走査が開
始される一方、給紙カセット22あるいは給紙トレイ21の
転写紙がレジストローラ対17まで1次給紙され、かつ所
定のタイミングでレジストローラ対17による2次給紙が
行われ、転写紙が感光体ドラム8へ2次給紙される。
このとき、光学系Lにおいては、ランプ反射板5とと
もに移動する原稿読取りセンサ28が原稿画像の読取りを
行い(ステップS3)、定着装置25の下流側においては、
コピー画像読取りセンサ29が、排出される転写紙上のコ
ピー画像を読取る(ステップS4)。
このときの両センサ28,29の出力信号を第4図(a)
(b)に示すが、ここで、第4図(a)に示される時間
τは、第3図(a)に示される原稿Dにおける記載領
域A1の中心長さl1に対応するものであり、この長さl1
制御装置30の原稿用メモリ32に入力される。また、第4
図(b)に示される時間τは、第3図(b)に示され
る転写紙Sのコピー領域A2の中心長さl2に対応するもの
であり、この長さl2はコピー画像用メモリ33に入力され
る。
このような複写動作の完了後、上記長さl1に指令倍率
αを乗じた値と長さl2との差Δl(=l2−αl1)が算出
される(ステップS5)。この算出された値Δlの絶対値
|Δl|が許容値L以下である場合には(ステップS6でN
O)複写倍率は正常であると判断され、そのままの状態
で複写動作が続けられるが、許容値Lを上回る場合には
(ステップS6でYES)表示部40に警告信号が出力され、
複写機1の外部に対して警告が行われる(ステップ
S7)。
従って、この装置によれば、各転写紙について複写が
行われた後、原稿D上の記載領域A1(第3図(a))の
長さに指定倍率を乗じたものと転写紙S上のコピー領域
A2(同図(b))の長さとが随時比較され、その差が許
容範囲を越える場合に警告が行われるので、複写倍率の
異常を早期に検知し、排出された複写物の確認や複写機
本体の修理等を捉すことができる。
なお、本発明における原稿検出手段および形成画像検
出手段は、各々原稿および転写紙の画像を検出できる位
置であればその取付位置を問わない。例えば、上記原稿
読取りセンサ28を光学系Lのミラー61に取付けてもよい
し、コピー画像読取りセンサ29を定着装置25の上流側に
配設するようにしてもよい。ただし、定着装置25の定着
ローラ対によって転写紙の斜め搬送がある程度補正され
るため、上記実施例のように定着装置25の下流側にセン
サ29を設ければ上記斜め搬送による誤検知を制御するこ
とができる利点がある。
また、警告信号の出力対象については適宜設定すれば
よく、上記実施例の表示部40の他、例えばスピーカーや
ブザーによって聴覚的に警告を行ってもよいし、メイン
モータを自動的に停止させるようにしてもよい。
また本発明は、上記実施例のように実際の領域長さ
l1,l2の差を算出するものに限らず、これらに対する
値、例えば被検出時間τ1を直接比較するようにし
ても同じ判定結果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、原稿における記載領域の長さ
と画像形成倍率とに基づいて算出された長さと、転写紙
において上記記載領域の画像が形成された領域の長さと
を比較し、これらの長さの差の値が予め設定された許容
範囲を越える場合に警告信号を出力するものであるの
で、画像形成倍率の異常を早期に検知することができ、
これによってユーザー等に適切な処理を促すことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における複写機に備えられた
画像形成倍率の異常検知装置のブロック図、第2図は同
複写機の内部構造を示す断面図、第3図(a)は同複写
機のコンタクトガラス上に載置された原稿を示す斜視
図、同図(b)は同複写機から排出される転写紙の平面
図、第4図(a)は同複写機に設けられた原稿読取りセ
ンサの出力信号の波形図、同図(b)は同複写機に設け
られたコピー画像読取りセンサの出力信号の波形図、第
5図は上記異常検知装置の作用を示すフローチャートで
ある。 1……複写機(画像形成装置)、2……コンタクトガラ
ス、16……レンズ駆動モータ、19……レンズ制御基板、
28……原稿読取りセンサ(原稿検出手段)、29……コピ
ー画像読取りセンサ(形成画像検出手段)、30……制御
装置、31……中央制御部、311……比較部(算出手
段)、312……異常判定部(判定手段)、40……表示
部、D……原稿、A1……原稿における記載領域、S……
転写紙、A2……転写紙におけるコピー領域(記載領域の
画像が形成された領域)、l1……原稿における記載領域
の長さ、l2……転写紙におけるコピー領域の長さ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿像を指定された画像形成倍率で転写紙
    に形成するように構成された画像形成装置において、上
    記原稿における記載領域の長さを検出する原稿検出手段
    と、上記転写紙において上記記載領域の画像が形成され
    た領域の長さを検出する形成画像検出手段と、上記原稿
    検出手段により検出された長さと画像形成倍率とに基づ
    いて算出された長さと上記形成画像検出手段により検出
    された長さとの差を算出する算出手段と、この差が予め
    設定された許容範囲を越える場合に警告信号を出力する
    判定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置にお
    ける画像形成倍率の異常検知装置。
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