JP2664225B2 - 原稿サイズ検出装置 - Google Patents

原稿サイズ検出装置

Info

Publication number
JP2664225B2
JP2664225B2 JP63302748A JP30274888A JP2664225B2 JP 2664225 B2 JP2664225 B2 JP 2664225B2 JP 63302748 A JP63302748 A JP 63302748A JP 30274888 A JP30274888 A JP 30274888A JP 2664225 B2 JP2664225 B2 JP 2664225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
size
detected
detecting
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63302748A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02148069A (ja
Inventor
敏之 中出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP63302748A priority Critical patent/JP2664225B2/ja
Publication of JPH02148069A publication Critical patent/JPH02148069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2664225B2 publication Critical patent/JP2664225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、開閉自在な原稿カバーを有する原稿台
と、原稿を光学的に走査する走査手段とを有する画像形
成装置の原稿サイズ検出装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機等の画像形成装置においては、原稿サイズに応
じて給紙カセットを自動的に選択する機能等を実現する
ために、原稿台にセットされた原稿サイズを検出する手
段が設けられている。一般に原稿サイズ検出のためのセ
ンサは、原稿台下方に設けられ、隣接して配置された発
光素子と受光素子とからなっている。そして、発光素子
により原稿台方向に光を照射し、原稿台にセットされた
原稿からの反射光を受光素子で受光して原稿の有無及び
そのサイズを検出するようにしている。
このような原稿サイズ検出手段を用いた画像形成装置
として、特開昭61−122640号公報、特開昭62−200344号
公報に示される装置がある。これらの装置では、原稿を
走査する走査手段にセンサとして発光素子及び受光素子
を設け、原稿を光学的に走査する前に、走査手段を原稿
サイズ検出のために移動させ、前述のように原稿からの
反射光を受光素子で受光し、この受光素子の出力と走査
手段の移動距離との関係からサイズ検出を行うようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公報に記載された画像形成装置における原稿サイ
ズの検出方法は、原稿カバーを閉じる途中に走査手段を
移動させて原稿サイズを検出するものである。即ち、原
稿カバーの閉動作の開始をリミットスイッチで検出し、
この検出時点から走査手段を原稿の後端に向かって移動
させる。そして原稿カバーが原稿台上に閉じられるまで
に、原稿の後端が前記センサによって検知され、原稿サ
イズが検出される。
ところが、このような検出方法では、原稿カバーの閉
動作開始時点から終了時点までに走査手段の移動を終了
させ、サイズ検出を行う必要がある。したがって、装置
が大型化し、原稿サイズが大きくなると、走査手段が原
稿の後端を検知するまえに原稿カバーが閉じられてしま
う場合があり、これを防ぐためには走査手段の移動速度
を非常に速くする必要がある。走査手段が原稿の後端を
検知するまえに原稿カバーが閉じられてしまうと、原稿
カバーの裏面の白部分と、原稿の白部分との区別がつき
にくく、原稿の後端を検知するのは困難になってしま
う。なお、原稿カバー裏面と原稿とを区別することも可
能であるが、このためにはセンサ出力のしきい値を非常
に精度良く管理する必要がある。
また、普通サイズの原稿の場合も、原稿カバーの閉動
作を素早くすると、原稿の後端が検知される前に原稿カ
バーが閉じられる場合があり、前記同様に原稿サイズの
検知が非常に困難になってしまう。
この発明の目的は、確実にかつ容易に原稿の後端を検
知して、精度よく原稿サイズを検出できる原稿サイズ検
出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る原稿サイズ検出装置は、開閉自在な原
稿カバーを有する原稿台と、この原稿台に沿って移動
し、原稿を光学的に走査する走査手段とを有する画像形
成装置に設けられるものである。そして、原稿カバーの
開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、走査手段の走
査方向に移動可能な支持部材に設けられた発光素子及び
受光素子を含み、原稿台の原稿の有無を検知する原稿検
知手段と、支持部材の移動を制御する移動制御手段と、
支持部材の移動距離を検出する移動距離検知手段と、前
記原稿検知手段及び移動距離検出手段の出力により原稿
サイズを検出するサイズ検出手段とを有している。
前記移動制御手段は、前記開閉状態検出手段により原
稿カバーの開状態が検出されており、かつ前記原稿検知
手段により原稿が原稿台に載置されていないことが検知
されたとき、原稿台の原稿の有無が検知可能な初期位置
に支持部材を移動させる。また、前記開閉状態検出手段
により原稿カバーの開状態が検出されており、かつ前記
原稿検知手段により原稿が原稿台に載置されていること
が検知されたとき、前記初期位置から原稿の端部側に支
持部材を移動させる。
〔作用〕
この発明においては、原稿カバーが開状態で、原稿台
に原稿が載置されていない場合は、原稿台の原稿の有無
が検知可能な初期位置に支持部材が停止している。この
状態で原稿が原稿台に載置されたときは、原稿カバーが
開かれている状態で、原稿の後端側に支持部材を移動さ
せる。支持部材には発光素子及び受光素子含む原稿検知
手段が設けられており、前記支持部材の移動にともなっ
て、この原稿検知手段が原稿台の移動距離検出手段によ
って測定されており、この測定結果と、前記原稿検知手
段の検知結果によって原稿のサイズを検出する。
このように、原稿カバーが開かれている状態で、原稿
後端を検知するから、確実に原稿後端を検知してサイズ
検出を行うことができる。また、原稿検知手段として
は、原稿の有無を検知するだけでよく、原稿と原稿台裏
面との区別をする必要がない。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例による原稿サイズ検出装置
をする複写機を示している。
第1図において、被写機本体11の上面には原稿台12が
固定されており、原稿台12の上部には原稿カバー13が開
閉自在に装着されている。被写機本体11の図右側には、
給紙カセット14,15が着脱自在に装着され、図左側に
は、複写済の用紙が排紙される排紙トレイ18が装着され
ている。
被写機本体11の内部において、その上側には、原稿読
み取りのための露光装置19が設けられている。この露光
装置19は、光源及び第1ミラーを有する走査手段として
の照明ユニット10と、第2,第3ミラーからなるミラーユ
ニット16とを有し、さにレンズ及び反射ミラー等を有し
ている。そして、前記照明ユニット10には、後述するよ
うに原稿検知センサが装着されており、原稿台12に沿っ
てその下方を、第1図の実線で示すホームポジション
ト、二点鎖線で示す最大スキャン位置との間で往復移動
するようになっている。そして、各位置には、照明ユニ
ット10がそれらの位置にあることを検出するためのセン
サ31,32が設けられている。また、ミラーユニット16も
前記原稿台12下方の一部を往復移動するようになってい
る。なお、照明ユニット10のホームポジションは、原稿
が原稿台12にセットされたときに、必ず「原稿有り」を
検知可能な位置に設定する必要がある。
被写機本体11の中央部には、静電潜像が形成される感
光体ドラム20が配置されている。感光体ドラム2の周囲
には、感光体ドラム20を所定の電荷に帯電させる帯電装
置21、静電潜像を現像する現像装置22、用紙にトナー像
を転写するための転写装置23、感光体ドラム20からの用
紙を分離するための用紙分離装置24、及び感光体ドラム
20上の残留トナーを除去するクリーニング装置25が配置
されている。給紙カセット14,15と、感光体ドラム20等
によって構成される画像形成部との間には給紙搬送路27
が設けられ、また画像形成部の下流側には排紙搬送路28
が設けられている。排紙搬送路28と排紙トレイ18との間
には、搬送されてきた用紙上の画像を定着する定着装置
30が配置されている。
第3図は前記原稿カバー13を開けた状態の複写機上面
を示したものである。原稿カバー13は、ヒンジ部2a,2b
を中心に開閉自在になっており、図右側のヒンジ部2bの
近傍にリミットスイッチ4が設けられている。このリミ
ットスイッチ4は、前記ヒンジ部2bによってオン、オフ
され、原稿カバー13の開閉状態を検出するためのもので
ある。リミットスイッチ4は、原稿検知センサの感度に
もよるが、本実施例では、原稿カバー13が原稿台12の原
稿面から80mm程度持ち上げられたときに、オンとなって
原稿カバー13の「開」を検出するようになってる。な
お、この第3図に示すように、原稿1は、その左側端部
(以下、この方法の端部を前端とする)が原稿台12の左
端側に寄せて載置されるようになっている。
第4図に原稿検知センサの取り付け詳細を示す。な
お、この例では、原稿最大サイズがA3の場合を示してい
る。
照明ユニット10の図右端には、その幅方向(第4図の
上下方向)にわたって支持部材9が装着されている。こ
の支持部材9には、A4横サイズとA5縦サイズとが幅方向
で区別できる位置に、原稿検知センサ6が配置されてい
る。また、支持部材9の中央部分には、図右方向に突出
する突出部8が形成されており、この突出部8の先端に
原稿検知センサ7が配置されている。各センサ6,7は、
それぞれ発光素子6a,7aと、受光素子6b,7bとから構成さ
れている。
また、本複写機は、第2図に示すような制御部35を有
している。この制御部35は、CPU,ROM,RAM及びI/Oポート
等により構成されている。制御部35には、ホームポジシ
ョン検出手段31(第1図のスイッチ31)、最大スキャン
位置検出手段32(第1図のスイッチ32)、及び原稿カバ
ー開閉検出手段4(第3図のリミットスイッチ4)の各
センサが接続され、またセンサ6,7を構成する発光素子6
a,7a及び受光素子6b,7bやその他の入力部38が接続され
ている。また、同様に、制御部35には、照明ユニット10
等の移動部を駆動するためのスキャンモータ制御回路3
6、通常のコピー動作を行うためのコピー動作部40、及
びその他の出力部39が接続されている。また、スキャン
モータ制御回路36にはスキャンモータ37が接続されてい
る。そして、前記制御部35及びスキャンモータ制御回路
36により、照明ユニット10の移動距離を検出する手段
と、照明ユニット10の移動距離を検出する手段と、照明
ユニット10の移動を制御する手段が構成され、また制御
部35により原稿のサイズを検出する手段が構成されてい
る。
次に動作を第5図のフローチャートにしたがって説明
する。なお、メインスイッチは既にオンされているもの
とする。
ステップS1では、まず「原稿なし」の状態を制御部35
のRAMに記憶する。次にステップS2では、リミットスイ
ッチ4からの信号により、原稿カバー13が閉じているか
否かを検出する。原稿カバー13が取りこれていればステ
ップS3に移行しスイッチ31により走査手段である照明ユ
ニット10がホームジションにあるか否かほ判断する。な
お、第5図のフローチャートでは、照明ユニット10を走
査手段として示している。
前記照明ユニット10がホームポジションにあれば、照明
ユニット10の駆動を行うことなく(ステップS4)、ステ
ップS5に移行する。ステップS5では、照明ユニット10が
移動中であるか否かを判断する。最初に原稿が原稿台12
にセットされていない状態では、照明ユニット10は移動
していないので、ステップS6に移行する。ステップS6で
は、コピーキーがオンされたか否かを判断するが、また
原稿がセットされていないのでコピーキーはオンされて
おらず、ステップS2に戻る。
次に原稿カバー13が開けられ、リミットスイッチ4が
オンとなる。ステップS2では、原稿カバー13が閉じられ
ているか否かを判断するが、前記リミットスイッチ4の
オンによりNOと判断され、ステップS7に移行する。ステ
ップS7では、原稿の後端を検知したか否かを判断する。
この状態では、照明ユニット10は移動していないため、
後端は検知されていない。したがってステップS11に移
行する。ステップS11では、「原稿有り」を検知したか
否かを判断する。「原稿無し」であればステップS3→S4
→S5→S6→S2→S7を繰り返し、原稿がセットされればス
ンテップS12に移行する。ステップS12では、照明ユニッ
ト10が最大スキャン位置にあるか否かを判断する。この
最大スキャン位置か否かは、スイッチ32がオンされたか
否かによって判断する。そして、最大スキャン位置に到
達していない場合は、ステップS13にて、制御部35は、
スキャンモータ制御回路36に制御信号を出力する。これ
により、スキャンモータ37が所定の方向に回転し、照明
ユニット10及びミラーユニット16が原稿後端方向に移動
する。この例では、第4図の右側方向に移動する。そし
て、センサ7は、発光素子7aが原稿に向けて光を発光
し、その反射光を受光素子7bが受光する。この後、ステ
ップS5で照明ユニット10が移動中であるか否かを判断す
る。この場合、照明ユニット10が移動中であるのでステ
ップS2に戻り、ステップS7→S11→S12→S13→S5→S2→S
7を繰り返し実行する。
前記照明ユニット10の移動中に、ステップS7にて原稿
の後端が検知されると、ステップS8に移行する。この原
稿の後端か否かは制御部35によって判断される。即ち、
制御35は、受光素子7bからの出力レベルを観察してお
り、出力レベルが「原稿有り」と「原稿無し」の中間レ
ベルになったとき、これを原稿の後端として認識する。
ステップS8では、スキャンモータ制御回路36に制御信号
を出力して、スカンモータ37の回転を停止する。これに
より、照明ユニット10の移動は停止する。ここで、前記
スキャンモータ37の回転角度、即ち移動距離は、スキャ
ンモータ制御回路36から出力されるモータ出力クロック
によって制御部35で検出さており、前記原稿の後端が検
知されたタイミング及びこの回転角度の検出結果によ
り、原稿のサイズが検出される。そして、この検出結果
は制御部35のRAMに記憶される。
次にステップS5に移行し、照明ユニット10が移動中で
あるか否かを判断する。照明ユニット10は前記スチップ
S8で停止されているから、NOと判断される。そして、ス
テップS2→S7→S8→S5→S6を繰り返し、ステップS6でコ
ピーキーのオンを待つ。コピーキーがオンされれば、ス
テップS9にて、前記原稿サイズの検出結果に基づいて、
給紙カセット(用紙サイズ)の選択や自動倍率の設定が
行われ、さらにステップS10にてコピー動作が行われ
る。なお、自動倍率とは、予め所定サイズの用紙が選択
されているとき、原稿をどの程度編倍すれば前記選択さ
れた用紙に複写できるかを演算し、倍率設定を行うもの
である。
なお、前記ステップS12で、照明ユニット10が最大ス
キャン位置に到達したと判断された場合は、ステップS1
4に移行し、照明ユニット10を停止させ、原稿サイズを
最大サイズとして制御部35のRAMに記憶する。
また、原稿カバー13が開けられて一旦原稿台12に原稿
がセットされ、照明ユニット10が移動開始した後に原稿
が取り除かれたような場合は、ステップS7で原稿後端が
検知されないと判断され、ステップS11に移行する。ス
テップS11では、「原稿有り」を検知したか否かを判断
するが、この場合は、「原稿有り」を検知していないの
で、ステップS3に移行する。ステップS3では、前記同様
に照明ユニット10がホームポジションにあるか否かを判
断する。この例では、一旦照明ユニット1NOが移動して
いるのでONと判断され、ステープS15に移行し、原稿前
端方向に照明ユニット10を移動させる。そして、照明ユ
ニット10がホームポジションに位置するまで、即ちスイ
ッチ31がオンするまで、ステップS5→ステップS2→ステ
ップS7→ステップS11→ステップS3を実行し、ステッチ3
1がオンすると、ステップS4にて照明ユニット10を停止
する。その後、ステップS5、ステップS6及びステップS2
を実行し、原稿のセットを待つ。
以上のようにして、原稿の後端検知によって原稿サイ
ズを検出し、照明ユニット10の移動制御を行う。なお、
原稿の走査方向のサイズが同一の原稿の場合は、センサ
6によって幅方向のサイズを検出し、区別する。即ち、
第4図の例では、A4横サイズとA5縦サイズの後端が同一
位置となる。そこで、前述のように、A4横サイズとA5縦
サイズにおける幅方向の中間位置にセンサ6が配置され
ており、このセンサ6がオンしていればA4横サイズ、オ
フしていればA5縦サイズと判断する。また、センサ7と
センサ6とは、走査方向にずれて配置されているので、
センサ6がオンになるような原稿サイズの場合は、セン
サ7がオンのときは必ずセンサ6がオンすることとな
り、センサ出力があいまいになるのを避けることができ
る。
このような本実施例では、原稿カバー13が開けられた
状態で原稿サイズを検出するので、確実に原稿サイズを
検出できる。またセンサ出力として、原稿と原稿台裏面
とを区別する必要がないので、原稿有無を検知するため
のしきい値をラフに調整できる。
また、原稿サイズの検出結果を走査パネル上に表示す
るようにすれば、本実施例では原稿カバーを開けた状態
で原稿サイズを表示できるので、操作者が、実際の原稿
と、サイズ検出結果とを比較して検出結果が正しいか否
かを確認することができ、コピーミスをなくすことがで
きる。
〔他の実施例〕
(a) 第6図は本発明の他の実施例による原稿サイズ
検出装置を示してい。この例では、照明ユニット10に設
けられたセンサ6及び7を支持する支持部材9が前記実
施例と異なっている。即ち、この実施例による支持部材
9は、その幅方向中央部の突出部8aが、走査方向におい
て最小サイズ原稿の後端近傍にまで延びて形成されてい
る。そして、この突出部8aの先端にセンサ7が設けられ
ている。
このような実施例では、原稿の後端検知までの時間を
短縮化することができる。
(b) 第7図は本発明のさらに他の実施例による原稿
サイズ検出装置を示している。この例では、照明ユニッ
ト10のホームポジションを、走査方向において最小サイ
ズの原稿の後端近傍としている。この実施例によって
も、前記第6図の実施例と同様に、原稿の後端検知まで
の時間を短縮化することができる。さらにこの実施例で
は、原稿サイズの検出を終了した後は、従来装置と同様
のホームポジション(図の左端)に戻るが、この移動の
際に、自動露光を行うための画像濃度検出を行うことが
でき、自動露光のためのプレスキャンを省略することが
できる。
(c) 前記実施例では原稿最大サイズがA3の場合を示
したが、本発明はれ以上のサイズを複写可能な複写機に
も適用できるのはもちろんであり、前記実施例と同様の
効果を奏する。
(d) 前記実施例では、照明ユニット10に支持部材9
を固定し、この支持部材9に原稿検知センサ7を装着し
た場合を示したが、照明ユニット10の走査方向に移動可
能な支持部材を、照明ユニット10と独立して設け、この
支持部材に原稿検知センサを設けてもよい。
(e) 前記実施例では、第5図のフローチャートにお
いて、ステップS2で原稿カバー13が閉じていると判断さ
れた場合に、ステップS3で照明ユニット10がホームポジ
ションにあるか否かを検知し、ホームポジションにない
場合は、ステップS15にて照明ユニット10をホームポジ
ションに帰すようにしたが、照明ユニット10は特にホー
ムポジションに帰す必要はない。
即ち、照明ユニット10は、原稿カバー13が開けられた
ときにホームポジションに位置していればよい。したが
って、前記第5図のフローチャートにおいて、ステップ
S2で原稿カバーが閉じていると判断された場合は、ステ
ップS3をとばして直接ステップS4に移行し、照明ユニッ
ト10を停止させてもよい。そして、原稿カバー13が開け
られたときに照明ユニット10をホームポジションに位置
させ、原稿サイズ検出のための走査を開始すればよい。
〔発明の効果〕
このような本発明によれば、原稿カバーを開けた状態
で原稿のサイズ検出を行うので、従来装置のように原稿
カバーの閉動作によって原稿サイズ検出動作が妨げられ
ることもなく、確実に原稿サイズの検出ができる。また
原稿と原稿台裏面との識別を行う必要もなく、検知セン
サとしては、単に原稿の有無を識別できればよい。した
がって、容易な構成で、確実に原稿サイズを検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による原稿サイズ検出装置を
有する複写機の断面構成図、第2図はそのブロック構成
図、第3図は前記複写機の上部斜視図、第4図はその一
部平面図、第5図は前記原稿サイズ検出装置の動作を説
明するためのフローチャート、第6図及び第7図はそれ
ぞれ本発明の他の実施例を示す図である。 4……リミットスイッチ(原稿カバー開閉検出手段)、
6,7……原稿検知シンサ、9……支持部材、10……照明
ユニット、12……原稿台、13……原稿カバー、35……制
御部、36……スキャンモータ制御回路、37……スキャン
モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な原稿カバーを有する原稿台と、
    この原稿台に沿って移動することにより原稿台に載置さ
    れた原稿を光学的に走査する走査手段とを有する画像形
    成装置の原稿サイズ検出装置であって、 前記原稿カバーの開閉状態を検出する開閉状態検出手段
    と、 前記走査手段に含まれる光源とは別に前記走査手段の走
    査方向に移動可能な支持部材に設けられた発光素子及び
    受光素子を含み、前記原稿台の原稿の有無を検知する原
    稿検知手段と、 前記開閉状態検出手段により原稿カバーの開状態が検出
    されており、かつ前記原稿検知手段により原稿が前記原
    稿台に載置されていないことが検知されたとき、前記原
    稿台の原稿の有無が検知可能な初期位置に前記支持部材
    を移動させ、前記開閉状態検出手段により原稿カバーの
    開状態が検出されており、かつ前記原稿検知手段により
    原稿が前記原稿台に載置されていることが検知されと
    き、前記支持部材を前記初期位置から原稿の端部側に移
    動させる移動制御手段と、 前記支持部材の移動距離を検出するための移動距離検出
    手段と、 前記原稿検知手段の出力及び移動距離検出手段の検出結
    果により、原稿サイズを検出するサイズ検出手段と、 を備えた原稿サイズ検出装置。
JP63302748A 1988-11-29 1988-11-29 原稿サイズ検出装置 Expired - Fee Related JP2664225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63302748A JP2664225B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 原稿サイズ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63302748A JP2664225B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 原稿サイズ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148069A JPH02148069A (ja) 1990-06-06
JP2664225B2 true JP2664225B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=17912674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63302748A Expired - Fee Related JP2664225B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 原稿サイズ検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2664225B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04372806A (ja) * 1991-06-24 1992-12-25 Mita Ind Co Ltd 原稿サイズ検知装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61148046U (ja) * 1985-03-05 1986-09-12
JPH0197350U (ja) * 1987-12-17 1989-06-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02148069A (ja) 1990-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2886658B2 (ja) 画像形成装置
JP3407574B2 (ja) 画像形成装置
US4978992A (en) Original size detecting apparatus of an image forming apparatus
JP2664225B2 (ja) 原稿サイズ検出装置
JP2621051B2 (ja) 原稿サイズ検出装置
JP3007753B2 (ja) 原稿サイズ検知装置
JP2004018188A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2600244B2 (ja) 作像装置の原稿サイズ検知装置
JP3103125B2 (ja) 画像形成装置
JPS62163041A (ja) 画像形成装置
JP2984037B2 (ja) 画像形成装置
JPH0554674B2 (ja)
JPH0749494Y2 (ja) 複写機
JPH11142986A (ja) 原稿走査装置
JP2750246B2 (ja) 画像形成装置
JPH056062A (ja) 原稿走査装置及び画像形成装置
JPH11212309A (ja) 自動原稿送り装置を備えた複写機
JPH01306829A (ja) 画像読取り装置
JPH03115043A (ja) 画像形成装置のタイミング測定装置、タイミング測定治具及びタイミング調整方法
JPH07199742A (ja) 画像形成装置
JP2003075942A (ja) 画像形成装置
JPH01306825A (ja) 画像読取り装置
JPH04248576A (ja) 画像形成装置
JPH05127451A (ja) 画像形成装置
JPH09175692A (ja) 用紙搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees