JP2774642B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JP2774642B2 JP2774642B2 JP2032933A JP3293390A JP2774642B2 JP 2774642 B2 JP2774642 B2 JP 2774642B2 JP 2032933 A JP2032933 A JP 2032933A JP 3293390 A JP3293390 A JP 3293390A JP 2774642 B2 JP2774642 B2 JP 2774642B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、原稿に記されたマークの指示する画像を編
集するマーカー編集機能を備えた電子写真装置に関する
ものである。
集するマーカー編集機能を備えた電子写真装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉 電子写真装置としての従来の複写機には、例えば原稿
の画像におけるマークの付された部分のみを消去して複
写するマスキング、あるいは原稿の画像におけるマーク
の付された部分以外を消去して複写するトリミング等の
いわゆるマーカー編集機能を備えたものがある。このよ
うな複写機では、マーカー編集モードを選択することに
より原稿における所望の部分のみを複写することができ
るようになっている。
の画像におけるマークの付された部分のみを消去して複
写するマスキング、あるいは原稿の画像におけるマーク
の付された部分以外を消去して複写するトリミング等の
いわゆるマーカー編集機能を備えたものがある。このよ
うな複写機では、マーカー編集モードを選択することに
より原稿における所望の部分のみを複写することができ
るようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記従来の複写機では、マーカー編集モー
ドが選択された場合、原稿におけるマークの有無に関わ
らずマーカー編集モードを実行するものであるため、適
切な画像形成を行うことができない。
ドが選択された場合、原稿におけるマークの有無に関わ
らずマーカー編集モードを実行するものであるため、適
切な画像形成を行うことができない。
例えば、マーカー編集モードであって、原稿画像にお
けるマークの付された部分以外を消去して複写するトリ
ミングモードが選択されたとき、第5図(a)に示すよ
うにA・B・C・Dの文字が記されたA・Dに枠状マー
ク73が付されている原稿71と、同図(b)に示すように
枠状マーク73が付されていない原稿74とが混在した状態
で各原稿の複写を行った場合、原稿71の複写では、用紙
72上に文字B・Cが消去された所望の画像が得られる。
一方、原稿74の複写では、トリミングする領域が無いと
判定され、用紙72上に文字A・B・C・Dの画像が得ら
れず、用紙72は白紙となる。
けるマークの付された部分以外を消去して複写するトリ
ミングモードが選択されたとき、第5図(a)に示すよ
うにA・B・C・Dの文字が記されたA・Dに枠状マー
ク73が付されている原稿71と、同図(b)に示すように
枠状マーク73が付されていない原稿74とが混在した状態
で各原稿の複写を行った場合、原稿71の複写では、用紙
72上に文字B・Cが消去された所望の画像が得られる。
一方、原稿74の複写では、トリミングする領域が無いと
判定され、用紙72上に文字A・B・C・Dの画像が得ら
れず、用紙72は白紙となる。
さらに、上記のトリミングモードにより、同図(c)
に示すように枠状マーク73のようにエリアを指定するも
のでないマーク76が付された原稿75を上記の原稿71およ
び原稿74と混在させた状態で複写を行った場合、原稿75
にはトリミングする領域が無いと判定され、同様に、用
紙72上に文字A・B・C・Dの画像が得られず、用紙72
は白紙となる。
に示すように枠状マーク73のようにエリアを指定するも
のでないマーク76が付された原稿75を上記の原稿71およ
び原稿74と混在させた状態で複写を行った場合、原稿75
にはトリミングする領域が無いと判定され、同様に、用
紙72上に文字A・B・C・Dの画像が得られず、用紙72
は白紙となる。
また、上記の不都合を防止しようとすれば、原稿71と
原稿74あるいは75との複写毎にマーカー編集モードの設
定と解除とを行わなければならず、操作が非常に面倒で
あり、かつ操作間違いも生じ易いという問題点を有して
いる。
原稿74あるいは75との複写毎にマーカー編集モードの設
定と解除とを行わなければならず、操作が非常に面倒で
あり、かつ操作間違いも生じ易いという問題点を有して
いる。
〈課題を解決するための手段〉 本発明に係る電子写真装置は、上記の課題を解決する
ために、原稿に照射された光の反射光から原稿の画像情
報を読み取る画像情報読取り手段、例えばCCD(charge
coupled device)ユニットと、上記の画像情報読取り手
段の出力から、原稿の画像を含む部分領域を囲むマーク
の有無を判定するマーキング判定手段と、上記マークが
記された原稿の画像に対し、設定された編集モードに応
じた画像形成を行うマーカー編集モード時に、マーキン
グ判定手段にて原稿画像におけるマーク有りの状態が検
出されたとき、そのマークが囲む部分領域に含まれる画
像の画像データのみを画像形成し、一方、上記マーカー
編集モード時に、マーキング判定手段にて原稿画像にお
けるマーク無しの状態が検出されたとき、マーク無しの
原稿全体に対して画像形成が行われるように、マーカー
編集モードをマーク無しの原稿について解除する制御手
段とを備えている 〈作用〉 上記の構成によれば、マーカー編集モードにおいて、
マークが記された原稿とマークが記されていないマーク
無しの原稿が混在しているときに、原稿がマークが記さ
れた原稿である場合には、このマークにて囲まれる部分
領域に含まれる画像のみが画像形成され、原稿がマーク
無しの原稿である場合には、この原稿に対してマーカー
編集モードが解除され、原稿の画像全てがそのまま画像
形成される。
ために、原稿に照射された光の反射光から原稿の画像情
報を読み取る画像情報読取り手段、例えばCCD(charge
coupled device)ユニットと、上記の画像情報読取り手
段の出力から、原稿の画像を含む部分領域を囲むマーク
の有無を判定するマーキング判定手段と、上記マークが
記された原稿の画像に対し、設定された編集モードに応
じた画像形成を行うマーカー編集モード時に、マーキン
グ判定手段にて原稿画像におけるマーク有りの状態が検
出されたとき、そのマークが囲む部分領域に含まれる画
像の画像データのみを画像形成し、一方、上記マーカー
編集モード時に、マーキング判定手段にて原稿画像にお
けるマーク無しの状態が検出されたとき、マーク無しの
原稿全体に対して画像形成が行われるように、マーカー
編集モードをマーク無しの原稿について解除する制御手
段とを備えている 〈作用〉 上記の構成によれば、マーカー編集モードにおいて、
マークが記された原稿とマークが記されていないマーク
無しの原稿が混在しているときに、原稿がマークが記さ
れた原稿である場合には、このマークにて囲まれる部分
領域に含まれる画像のみが画像形成され、原稿がマーク
無しの原稿である場合には、この原稿に対してマーカー
編集モードが解除され、原稿の画像全てがそのまま画像
形成される。
〈実施例〉 (実施例1) 本発明の実施例1を第1図ないし第3図に基づいて以
下に説明する。
下に説明する。
本実施例1に係る電子写真装置としての複写機は、第
2図に示すように、原稿台15上に配された図示しない原
稿をコピーランプ2により照射して走査し、その反射光
を感光体ドラム16に導く光学系1を有している。この光
学系1は、コピーランプ2と、第1ミラー3と、第2ミ
ラー4と、第3ミラー5と、第2ミラー4および第3ミ
ラー5を一体的に駆動するミラーモータ6と、レンズユ
ニット8と、レンズユニット8を駆動するレンズモータ
9と、第4ミラー10と、第5ミラー11と、第4ミラー10
および第5ミラー11を一体的に駆動するミラーモータ12
と、フィルタ13と、第6ミラー14とを備えている。上記
のレンズユニット8の側方には画像情報読取り手段とし
てのCCDユニット7が設けられている。このCCDユニット
7は、原稿からの反射光、即ち原稿の光像を読み取り、
電気信号に変換して後述のブランクランプコントロール
部45へ出力するようになっている。
2図に示すように、原稿台15上に配された図示しない原
稿をコピーランプ2により照射して走査し、その反射光
を感光体ドラム16に導く光学系1を有している。この光
学系1は、コピーランプ2と、第1ミラー3と、第2ミ
ラー4と、第3ミラー5と、第2ミラー4および第3ミ
ラー5を一体的に駆動するミラーモータ6と、レンズユ
ニット8と、レンズユニット8を駆動するレンズモータ
9と、第4ミラー10と、第5ミラー11と、第4ミラー10
および第5ミラー11を一体的に駆動するミラーモータ12
と、フィルタ13と、第6ミラー14とを備えている。上記
のレンズユニット8の側方には画像情報読取り手段とし
てのCCDユニット7が設けられている。このCCDユニット
7は、原稿からの反射光、即ち原稿の光像を読み取り、
電気信号に変換して後述のブランクランプコントロール
部45へ出力するようになっている。
上記の感光体ドラム16は光学系1の下方に設けられ、
感光体ドラム16の周囲には、感光体ドラム16の表面を所
定の電位に帯電させるメインチャージャユニット17と、
感光体ドラム16における非画像領域を除電するブランク
ランプ18と、カラー用現像槽19と、黒色トナーによる現
像を行うメイン現像槽20とメイン現像槽用トナーボック
ス21と、レジストローラ26を介して給紙カセット27から
供給された用紙に、感光体ドラム16の表面に形成された
トナー像を転写する転写チャージャ22と、感光体ドラム
16から用紙を剥離するための剥離チャージャ23と、これ
と同様の目的で設けられた剥離爪24と、感光体ドラム16
表面の残留トナーを回収するクリーナユニット25とが設
けられている。
感光体ドラム16の周囲には、感光体ドラム16の表面を所
定の電位に帯電させるメインチャージャユニット17と、
感光体ドラム16における非画像領域を除電するブランク
ランプ18と、カラー用現像槽19と、黒色トナーによる現
像を行うメイン現像槽20とメイン現像槽用トナーボック
ス21と、レジストローラ26を介して給紙カセット27から
供給された用紙に、感光体ドラム16の表面に形成された
トナー像を転写する転写チャージャ22と、感光体ドラム
16から用紙を剥離するための剥離チャージャ23と、これ
と同様の目的で設けられた剥離爪24と、感光体ドラム16
表面の残留トナーを回収するクリーナユニット25とが設
けられている。
感光体ドラム16からの用紙の搬送方向には、サクショ
ンベルト28を有するサクションユニット29と、ヒータラ
ンプ30を有する上ヒートローラ31と、下ヒートローラ32
と、上剥離爪33と、下剥離爪34と、排紙ローラ35とが設
けられ、排紙ローラ35の近傍には排紙部36が開口されて
いる。
ンベルト28を有するサクションユニット29と、ヒータラ
ンプ30を有する上ヒートローラ31と、下ヒートローラ32
と、上剥離爪33と、下剥離爪34と、排紙ローラ35とが設
けられ、排紙ローラ35の近傍には排紙部36が開口されて
いる。
上記のサクションユニット29の上方には、各駆動系の
動力源となるメインモータ37が設けられ、排紙ローラ35
の上方には、クーリングファンモータ38とオゾン吸収フ
ィルタ39とが設けられている。
動力源となるメインモータ37が設けられ、排紙ローラ35
の上方には、クーリングファンモータ38とオゾン吸収フ
ィルタ39とが設けられている。
また、本複写機の制御系は第1図(a)に示す構成と
なっている。即ち、I/Oインタフェース42、メモリ43お
よびCPU44からなるメインコントロール部41と、制御手
段としてのブランクランプコントロール部45とを備えて
いる。上記のI/Oインタフェース42には、メインモータ3
7等の駆動系46と、メインチャージャユニット17、カラ
ー用現像槽19、メイン現像槽20、転写チャージャ22、剥
離チャージャ23およびクリーナユニット25等の複写プロ
セス系47と、各種給紙ローラおよび搬送ローラ等からな
る給紙・搬送系48と、ヒータランプ30、上ヒートローラ
31および下ヒートローラ32等からなる定着部49と、光学
系1と、操作パネル50とが接続されている。CPU44は、
操作パネル50の操作キーによる入力に基づき、メモリ43
に記憶されている制御プログラムに従ってI/Oインタフ
ェース42に接続されている各手段の動作を制御するよう
になっている。操作パネル50は、例えばマーカー編集モ
ードのトリミングモードを設定するための入力キー、お
よび各種の操作キー、表示部等を備えている。
なっている。即ち、I/Oインタフェース42、メモリ43お
よびCPU44からなるメインコントロール部41と、制御手
段としてのブランクランプコントロール部45とを備えて
いる。上記のI/Oインタフェース42には、メインモータ3
7等の駆動系46と、メインチャージャユニット17、カラ
ー用現像槽19、メイン現像槽20、転写チャージャ22、剥
離チャージャ23およびクリーナユニット25等の複写プロ
セス系47と、各種給紙ローラおよび搬送ローラ等からな
る給紙・搬送系48と、ヒータランプ30、上ヒートローラ
31および下ヒートローラ32等からなる定着部49と、光学
系1と、操作パネル50とが接続されている。CPU44は、
操作パネル50の操作キーによる入力に基づき、メモリ43
に記憶されている制御プログラムに従ってI/Oインタフ
ェース42に接続されている各手段の動作を制御するよう
になっている。操作パネル50は、例えばマーカー編集モ
ードのトリミングモードを設定するための入力キー、お
よび各種の操作キー、表示部等を備えている。
一方、ブランクランプコントロール部45には、メイン
コントロール部41のCPU44と、光学系1と、CCDユニット
7とブランクランプ18とが接続されている。ブランクラ
ンプコントロール部45は、第1図(b)に示すように、
CCD駆動回路51と、原稿におけるマークの有無を判定す
るマーキング判定手段としてのマーキング判定回路52
と、ブランクランプ駆動回路53と、CPU54と、メモリ55
とを備えている。上記のCCD駆動回路51には光学系1お
よびCCDユニット7が接続され、マーキング判定回路52
にはCCDユニット7が接続され、ブランクランプ駆動回
路53にはブランクランプ18が接続されている。また、CC
D駆動回路51、マーキング判定回路52およびブランクラ
ンプ駆動回路53はCPU54と接続され、CPU54にはメインコ
ントロール部41とメモリ55とが接続されている。
コントロール部41のCPU44と、光学系1と、CCDユニット
7とブランクランプ18とが接続されている。ブランクラ
ンプコントロール部45は、第1図(b)に示すように、
CCD駆動回路51と、原稿におけるマークの有無を判定す
るマーキング判定手段としてのマーキング判定回路52
と、ブランクランプ駆動回路53と、CPU54と、メモリ55
とを備えている。上記のCCD駆動回路51には光学系1お
よびCCDユニット7が接続され、マーキング判定回路52
にはCCDユニット7が接続され、ブランクランプ駆動回
路53にはブランクランプ18が接続されている。また、CC
D駆動回路51、マーキング判定回路52およびブランクラ
ンプ駆動回路53はCPU54と接続され、CPU54にはメインコ
ントロール部41とメモリ55とが接続されている。
上記のCPU54は、CCD駆動回路51の動作を制御すると共
に、操作パネル50への入力により選択されたマーカー編
集モードとマーキング判定回路52の出力とに応じて、ブ
ランクランプ駆動回路53、即ちブランクランプ18を制御
するようになっている。即ちCPU54は、マーカー編集モ
ードのトリミングモードが選択されている場合におい
て、マーキング判定回路52により原稿におけるマーク有
りの状態が検出されたときに、マークが示す領域の画像
データをメモリ55に記憶させると共に、マークが示す領
域以外の領域を消去するためのブランクランプデータを
計算し、このブランクランプデータをブランクランプ駆
動回路53へ出力する一方、マーキング判定回路52により
原稿におけるマーク無しの状態が検出されたときに、マ
ーカー編集モードを解除するようになっている。
に、操作パネル50への入力により選択されたマーカー編
集モードとマーキング判定回路52の出力とに応じて、ブ
ランクランプ駆動回路53、即ちブランクランプ18を制御
するようになっている。即ちCPU54は、マーカー編集モ
ードのトリミングモードが選択されている場合におい
て、マーキング判定回路52により原稿におけるマーク有
りの状態が検出されたときに、マークが示す領域の画像
データをメモリ55に記憶させると共に、マークが示す領
域以外の領域を消去するためのブランクランプデータを
計算し、このブランクランプデータをブランクランプ駆
動回路53へ出力する一方、マーキング判定回路52により
原稿におけるマーク無しの状態が検出されたときに、マ
ーカー編集モードを解除するようになっている。
CCD駆動回路51は、CPU54の指令に基づいて、CCDユニ
ット7を駆動するようになっている。ブランクランプ駆
動回路53はCPU54の指令に基づいてブランクランプ18を
駆動するようになっている。
ット7を駆動するようになっている。ブランクランプ駆
動回路53はCPU54の指令に基づいてブランクランプ18を
駆動するようになっている。
上記の構成において、先ず、本複写機における一般的
な複写動作について説明する。
な複写動作について説明する。
複写動作の際には、先ず、原稿台15に載置された原稿
を光学系1のコピーランプ2は照射しながら走査する。
一方、感光体ドラム16の表面は、メインチャージャユニ
ット17によって所定電位に帯電された後、非画像領域が
ブランクランプ18によって除電される。原稿からの反射
光は、第1ミラー3、第2ミラー4、第3ミラー5、レ
ンズユニット8、第4ミラー10、第5ミラー11、フィル
タ13および第6ミラー14を介して感光体ドラム16に照射
される。これにより、感光体ドラム16の表面に静電潜像
が形成され、この静電潜像は、カラー用現像槽19または
メイン現像槽20により現像されてトナー像となる。この
トナー像は、給紙カセット27から供給された用紙に転写
チャージャ22によって転写される。トナー像の転写され
た用紙は剥離チャージャ23によって感光体ドラム16の表
面から剥離される。その後、用紙上のトナー像は上ヒー
トローラ31と下ヒートローラ32とによって用紙上に定着
され、トナー像の定着された用紙は排紙部36から外部へ
排出される。
を光学系1のコピーランプ2は照射しながら走査する。
一方、感光体ドラム16の表面は、メインチャージャユニ
ット17によって所定電位に帯電された後、非画像領域が
ブランクランプ18によって除電される。原稿からの反射
光は、第1ミラー3、第2ミラー4、第3ミラー5、レ
ンズユニット8、第4ミラー10、第5ミラー11、フィル
タ13および第6ミラー14を介して感光体ドラム16に照射
される。これにより、感光体ドラム16の表面に静電潜像
が形成され、この静電潜像は、カラー用現像槽19または
メイン現像槽20により現像されてトナー像となる。この
トナー像は、給紙カセット27から供給された用紙に転写
チャージャ22によって転写される。トナー像の転写され
た用紙は剥離チャージャ23によって感光体ドラム16の表
面から剥離される。その後、用紙上のトナー像は上ヒー
トローラ31と下ヒートローラ32とによって用紙上に定着
され、トナー像の定着された用紙は排紙部36から外部へ
排出される。
次に、操作パネル50のマーカー編集モードキーが操作
されることにより、マーカー編集モードのトリミングモ
ードが選択されている場合の動作について説明する。
されることにより、マーカー編集モードのトリミングモ
ードが選択されている場合の動作について説明する。
CCDユニット7へ入射した原稿からの反射光、即ち光
像はCCDユニット7にて読み取られ、電気信号に変換さ
れる。CCDユニット7の出力信号はブランクランプコン
トロール部45へ入力され、マーキング判定回路52にて原
稿画像におけるマークの有無が判定される。
像はCCDユニット7にて読み取られ、電気信号に変換さ
れる。CCDユニット7の出力信号はブランクランプコン
トロール部45へ入力され、マーキング判定回路52にて原
稿画像におけるマークの有無が判定される。
ここで、第3図(a)に示すようにA・B・C・Dの
文字が付されA・Dに枠状マーク63が付されている原稿
61と、同図(b)に示すように何れのマークも付されて
いない原稿64とが混在した状態で、各原稿を複写するも
のとすると、先ず、原稿61を複写する場合には、マーキ
ング判定回路52にて上記の枠状マーク63が検出され、こ
の枠状マーク63内の文字A・Dが画像データとしてメモ
リ55に記憶される。CPU54は、メモリ55に記憶された画
像データと予め設定されているマーカー編集モードのト
リミングモードとに応じて、文字A・D以外の画像、即
ち文字B・Cを消去するためのブランクランプデータを
計算し、このブランクランプデータをブランクランプ駆
動回路53へ出力する。これにより、ブランクランプ18が
上記のブランクランプデータに基づいて作動し、感光体
ドラム16表面における原稿61の枠状マーク63内以外に対
応する部位の電位が除去され、この部位には静電潜像が
形成されない。従って、用紙62上には、文字B・Cが消
去された画像が得られる。
文字が付されA・Dに枠状マーク63が付されている原稿
61と、同図(b)に示すように何れのマークも付されて
いない原稿64とが混在した状態で、各原稿を複写するも
のとすると、先ず、原稿61を複写する場合には、マーキ
ング判定回路52にて上記の枠状マーク63が検出され、こ
の枠状マーク63内の文字A・Dが画像データとしてメモ
リ55に記憶される。CPU54は、メモリ55に記憶された画
像データと予め設定されているマーカー編集モードのト
リミングモードとに応じて、文字A・D以外の画像、即
ち文字B・Cを消去するためのブランクランプデータを
計算し、このブランクランプデータをブランクランプ駆
動回路53へ出力する。これにより、ブランクランプ18が
上記のブランクランプデータに基づいて作動し、感光体
ドラム16表面における原稿61の枠状マーク63内以外に対
応する部位の電位が除去され、この部位には静電潜像が
形成されない。従って、用紙62上には、文字B・Cが消
去された画像が得られる。
一方、原稿64を複写する場合には、原稿64に何れのマ
ークも付されていない状態がマーキング判定回路52にて
検出され、CPU54はマーカー編集モードを一時的に解除
し、通常の複写動作を行う。従って、用紙62上には、原
稿64と対応した文字A・B・C・Dの画像が得られる。
ークも付されていない状態がマーキング判定回路52にて
検出され、CPU54はマーカー編集モードを一時的に解除
し、通常の複写動作を行う。従って、用紙62上には、原
稿64と対応した文字A・B・C・Dの画像が得られる。
(実施例2) 本発明の実施例2を第1図(b)、第3図(a),
(b)および第4図に基づいて以下に説明する。
(b)および第4図に基づいて以下に説明する。
本実施例2に係る電子写真装置としての複写機は、第
1図(b)に示すように、マーキング判定手段としての
マーキング判定回路67とCPU68とを備えたブランクラン
プコントロール部69を有している。マーキング判定回路
67は、原稿における所定のマークの有無を判定するよう
になっている。CPU68は、マーカー編集モードのトリミ
ングモードが選択されている場合において、CPU68は、
マーカー編集モードのトリミングモードが選択されてい
る場合において、マーキング判定回路67により原稿にお
ける所定のマーク有りの状態が検出されたときに、所定
のマークが示す領域の画像データをメモリ55に記憶させ
ると共に、所定のマークが示す領域以外の領域を消去す
るためのブランクランプデータを計算し、このブランク
ランプデータをブランクランプ駆動回路52へ出力する一
方、マーキング判定回路67により、原稿における所定の
マーク無しの状態が検出されたときに、マーカー編集モ
ードを解除するようになっている。他の構成は前記の実
施例1と同様である。
1図(b)に示すように、マーキング判定手段としての
マーキング判定回路67とCPU68とを備えたブランクラン
プコントロール部69を有している。マーキング判定回路
67は、原稿における所定のマークの有無を判定するよう
になっている。CPU68は、マーカー編集モードのトリミ
ングモードが選択されている場合において、CPU68は、
マーカー編集モードのトリミングモードが選択されてい
る場合において、マーキング判定回路67により原稿にお
ける所定のマーク有りの状態が検出されたときに、所定
のマークが示す領域の画像データをメモリ55に記憶させ
ると共に、所定のマークが示す領域以外の領域を消去す
るためのブランクランプデータを計算し、このブランク
ランプデータをブランクランプ駆動回路52へ出力する一
方、マーキング判定回路67により、原稿における所定の
マーク無しの状態が検出されたときに、マーカー編集モ
ードを解除するようになっている。他の構成は前記の実
施例1と同様である。
上記の構成では、マーカー編集モードのトリミングモ
ードが選択されているときに、第3図(a)に示すよう
に、A・B・C・Dの文字が付されA・Dに所定のマー
クである枠状マーク63が付されている原稿61を複写する
場合には、マーキング判定回路67にて上記の枠状マーク
63が検出され、以下、前述の制御動作と同様の動作によ
り、用紙62上に文字B・Cが消去された画像が得られ
る。
ードが選択されているときに、第3図(a)に示すよう
に、A・B・C・Dの文字が付されA・Dに所定のマー
クである枠状マーク63が付されている原稿61を複写する
場合には、マーキング判定回路67にて上記の枠状マーク
63が検出され、以下、前述の制御動作と同様の動作によ
り、用紙62上に文字B・Cが消去された画像が得られ
る。
一方、同図(b)に示すように、何れのマークも付さ
れていない原稿64を複写する場合には、この状態がマー
キング判定回路67により検出され、CPU68はマーカー編
集モードによる動作を解除し、通常の複写動作を行う。
従って、用紙62上には、原稿64と対応した文字A・B・
C・Dの画像が得られる。
れていない原稿64を複写する場合には、この状態がマー
キング判定回路67により検出され、CPU68はマーカー編
集モードによる動作を解除し、通常の複写動作を行う。
従って、用紙62上には、原稿64と対応した文字A・B・
C・Dの画像が得られる。
また、第4図に示すように、枠状マーク63とは異なる
異マーク66が付されている原稿65を複写する場合には、
原稿65の状態がマーキング判定回路67にて検出され、同
様に、CPU68はマーカー編集モードによる動作を解除
し、通常の複写動作を行う。従って、用紙62上には、原
稿65と対応した文字A・B・C・Dの画像が得られる。
異マーク66が付されている原稿65を複写する場合には、
原稿65の状態がマーキング判定回路67にて検出され、同
様に、CPU68はマーカー編集モードによる動作を解除
し、通常の複写動作を行う。従って、用紙62上には、原
稿65と対応した文字A・B・C・Dの画像が得られる。
〈発明の効果〉 本発明は、マーカー編集モードにおいて、マークが記
された原稿とマークが記されていないマーク無しの原稿
が混在しているときに、原稿がマークが記された原稿で
ある場合には、このマークにて囲まれる部分領域に含ま
れる画像のみが画像形成され、原稿がマーク無しの原稿
である場合には、この原稿に対してマーカー編集モード
が解除され、原稿の画像全てがそのまま画像形成される
ので、マークが記された原稿とマークが記されていない
マーク無しの原稿が混在されていても、マーク無しの原
稿であっても、全ての画像が消去された状態で画像形成
されることなく、夫々の原稿に対応した画像形成ができ
る。
された原稿とマークが記されていないマーク無しの原稿
が混在しているときに、原稿がマークが記された原稿で
ある場合には、このマークにて囲まれる部分領域に含ま
れる画像のみが画像形成され、原稿がマーク無しの原稿
である場合には、この原稿に対してマーカー編集モード
が解除され、原稿の画像全てがそのまま画像形成される
ので、マークが記された原稿とマークが記されていない
マーク無しの原稿が混在されていても、マーク無しの原
稿であっても、全ての画像が消去された状態で画像形成
されることなく、夫々の原稿に対応した画像形成ができ
る。
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は電子写真装置の制御系の要部を示すもの
である。 同図(b)は同図(a)に示したブランクランプコント
ロール部の構成を示すブロック図である。 第2図は電子写真装置の全体構成図である。 第3図(a)は枠状マークが付された原稿と、この原稿
の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図で
ある。 同図(b)は何れのマークも付されていない原稿と、こ
の原稿の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説
明図である。 第4図は本発明の実施例2を示すものであって、枠状マ
ークとは異なる異マークが付された原稿と、この原稿の
複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図であ
る。 第5図は従来例を示すものである。 第5図(a)は枠状マークが付された原稿と、この原稿
の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図で
ある。 同図(b)は何れのマークも付されていない原稿と、こ
の原稿の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説
明図である。 同図(c)は枠状マークとは異なる異マークが付された
原稿と、この原稿の複写によって用紙上に得られる画像
とを示す説明図である。 1は光学系、7はCCDユニット(画像情報読取り手
段)、16は感光体ドラム、18はブランクランプ、41はメ
インコントロール部、45・69はブランクランプコントロ
ール部(制御手段)、51はCCD駆動回路、52・67はマー
キング判定回路(マーキング判定手段)、53はブランク
ランプ駆動回路、54・68はCPU、55はメモリ、61は原
稿、62は用紙、63は枠状マーク(マーク)、66は異マー
クである。
る。 第1図(a)は電子写真装置の制御系の要部を示すもの
である。 同図(b)は同図(a)に示したブランクランプコント
ロール部の構成を示すブロック図である。 第2図は電子写真装置の全体構成図である。 第3図(a)は枠状マークが付された原稿と、この原稿
の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図で
ある。 同図(b)は何れのマークも付されていない原稿と、こ
の原稿の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説
明図である。 第4図は本発明の実施例2を示すものであって、枠状マ
ークとは異なる異マークが付された原稿と、この原稿の
複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図であ
る。 第5図は従来例を示すものである。 第5図(a)は枠状マークが付された原稿と、この原稿
の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説明図で
ある。 同図(b)は何れのマークも付されていない原稿と、こ
の原稿の複写によって用紙上に得られる画像とを示す説
明図である。 同図(c)は枠状マークとは異なる異マークが付された
原稿と、この原稿の複写によって用紙上に得られる画像
とを示す説明図である。 1は光学系、7はCCDユニット(画像情報読取り手
段)、16は感光体ドラム、18はブランクランプ、41はメ
インコントロール部、45・69はブランクランプコントロ
ール部(制御手段)、51はCCD駆動回路、52・67はマー
キング判定回路(マーキング判定手段)、53はブランク
ランプ駆動回路、54・68はCPU、55はメモリ、61は原
稿、62は用紙、63は枠状マーク(マーク)、66は異マー
クである。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿に照射された光の反射光から原稿の画
像情報を読み取る画像情報読取り手段と、 上記の画像情報読取り手段の出力から、原稿の画像を含
む部分領域を囲むマークの有無を判定するマーキング判
定手段と、 上記マークが記された原稿の画像に対し、設定された編
集モードに応じた画像形成を行うマーカー編集モード時
に、マーキング判定手段にて原稿画像におけるマーク有
りの状態が検出されたとき、そのマークが囲む部分領域
に含まれる画像の画像データのみを画像形成し、一方、
上記マーカー編集モード時に、マーキング判定手段にて
原稿画像におけるマーク無しの状態が検出されたとき、
マーク無しの原稿全体に対して画像形成が行われるよう
に、マーカー編集モードをマーク無しの原稿について解
除する制御手段とを備えていることを特徴とする電子写
真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032933A JP2774642B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032933A JP2774642B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236069A JPH03236069A (ja) | 1991-10-22 |
JP2774642B2 true JP2774642B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12372732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032933A Expired - Fee Related JP2774642B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2774642B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10257299A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-25 | Minolta Co Ltd | 画像編集装置 |
JP6160168B2 (ja) | 2013-03-28 | 2017-07-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741770A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | Image processor |
JPS6252544A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機 |
JPH01277853A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-08 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP2032933A patent/JP2774642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236069A (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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