JP2749305B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JP2749305B2 JP2749305B2 JP62219189A JP21918987A JP2749305B2 JP 2749305 B2 JP2749305 B2 JP 2749305B2 JP 62219189 A JP62219189 A JP 62219189A JP 21918987 A JP21918987 A JP 21918987A JP 2749305 B2 JP2749305 B2 JP 2749305B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は画像形成装置の現像装置に関し、特に複数の
現像器を有し所望の現像器を現像位置に回転移動可能な
現像装置に関する。 〔従来技術〕 カラー複写機においては上記の現像装置が利用され
る。ところで複数の現像器を有する回転現像装置の各現
像器に、何色の現像剤がどのようにセツトされているか
は、電源投入時に回転現像装置を少なくとも1回転させ
て確認する方法があるが、電源投入時の現像装置の位置
によつて現像剤読み込み後、停止位置が変化してしま
う。 即ち、上記電源投入後の現像装置位置検出は、位置検
出のみを目的としているので、検出終了時にリボルバー
(回転現像装置ユニツト)を停止させる。従つて、まさ
にユーザーが使用した色がたまたま現像位置に来ている
ことは希であるからその後にユーザー色選択に基づくリ
ボルバーの移動をする必要があり、操作性が劣るという
欠点があつた。 〔目的〕 本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、
その目的は、電源投入時の現像装置の位置関係によって
停止後の現像装置の現像色が一定でなくなるという不具
合をなくし、電源投入時によく使用する現像色を現像位
置に停止させ、操作性を向上させることにある。また、
他の目的は、一旦設定した現像色を他のユーザが容易に
変更することができないようにして操作性が損なわれる
ことのないようにすることにある。 〔構成〕 そのために本発明は、複数の現像器が回転可能な現像
装置本体に支持され、前記現像装置本体を回転させ、現
像色に対応する現像器を現像位置に移動させて現像を行
う現像装置において、ホームポジション現像色を10キー
により入力する入力手段と、この入力手段によって入力
された現像色と、前記複数の現像器および当該現像器に
対応した現像色を示す情報とを記憶する不揮発性メモリ
と、現像位置に位置した現像器の現像色を検出する検出
手段と、電源投入時に前記検出手段によって検出された
現像位置の現像器の現像色が前記入力された現像色と異
なる場合には、当該入力された現像色の現像器が現像位
置に位置するように現像装置本体を回転させ、前記検出
手段によって前記入力された現像色に対応する現像器が
検出されなかったときは、最後に検出対象となった現像
器の現像色を検出した位置で現像装置本体の回転を停止
させる制御手段と、前記入力手段による現像色の入力を
受け付けるか否かを設定する設定手段とを備えているこ
とを特徴とする。 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 第1図に、本発明を実施する一形式の複写機の本体内
部の機構部を示す。第1図を参照すると、1が原稿を載
置するコンタクトガラスである。コンタクトガラス1の
下方に、光学走査系が備わつている。光学走査系には、
照明ランプ2,第1ミラー3,第2ミラー4,第3ミラー5,ズ
ームレンズ6,第4ミラー7等々が備わつている。光学走
査系は、原稿像に応じた光を感光体ドラム8上に照射し
ながら、副走査方向、即ち図面の右左方に機械的に走査
駆動される。この例では、ズームレンズ6の焦点距離の
調整により主走査方向、即ち、図面に垂直な方向の原稿
像とコピー像との倍調整を行い、光学走査系の副走査速
度調整により副走査方向の原稿像とコピー像との倍率調
整を行う。 感光体ドラム8の周囲には、帯電チヤージヤ9,イレー
サ10,現像装置11,転写チヤージヤ12,分離チヤージヤ13,
クリーニングユニツト14等々が備わつている。給紙系は
3系統備わつており、カセツト15,16及び17の何れか選
択されたものからコピーシートが供給される。また、両
面トレイ21が備わつており、裏面コピーを行う場合に
は、両面トレイ21からコピーシートが供給される。給紙
機構18,19及び22がそれぞれカセツト15,16,17及び両面
トレイ21の近傍に備わつている。 コピープロセスの概略を説明する。感光体ドラム8
は、第1図において時計方向に回転し、表面が所定の高
電位に均一に帯電する。その帯電した面に光学走査系か
ら光が照射されると、その光の強度に応じて電位が変化
する。光学走査系が照射する光は原稿像に対応するの
で、感光体ドラム8の表面に原稿像に応じた電位分布、
即ち静電潜像が形成される。 感光体ドラム8の静電潜像が形成された部分が現像装
置11を通ると、その電位分布に応じてトナーが感光体ド
ラム8に吸着し、それによつて静電潜像に応じたトナー
像(可視像)が形成される。このようにして可視像が形
成された感光体ドラム8に、選択された給紙系から所定
のタイミングでコピーシートが送り込まれ、可視像上に
重なる。そして、転写チヤージヤ12の付勢によつて可視
像はコピーシートに転写する。可視像が転写されたコピ
ーシートは、分離チヤージヤ13の付勢によつて感光体ド
ラム8から分離し、搬送部に送り出される。 搬送部に備わつた定着部17によつて、可視像(トナ
ー)はコピーシート上に定着する。片面コピーモードの
場合には、定着を終えたコピーシートは経路切り換え機
構22を通つて、直ぐに矢印A方向に排紙されるが、両面
コピーモードで第1面にコピーした場合には、コピーシ
ートは経路切り換え機構22で両面トレイ21に蓄えられ
る。 複写機の上面には、操作ボード203が配置されてい
る。またこの複写機のコンタクトガラス1の上方には自
動原稿送り装置(ADF装置)301が装着され、排紙口の近
傍にはソータ401が装着される。 次に第2図,第3図に基づいて現像装置11について説
明する。 図中、30はトナーカートリツジ、31は現像スリーブで
あり、両者で現像器を構成し、3個の現像器が回転可能
に設けてある。32は回転軸と対極の現像色に対応する現
像色フイラー、33,34,35はフオトセンサ、36はトナーカ
ートリツジセンサである。また37はトナーカートリツジ
フイラーである。 現像装置11は必要な時に駆動モータにより、時計方向
に回転させる。現像色フイラー32がフオトセンサ35を遮
断したとき、フオトセンサ33,34により現像位置にある
現像剤の色を読み込むことが出来る。またフオトセンサ
35は回転駆動をストツプさせるための信号源として用
い、所望の現像色を現像位置に移動させることが出来
る。 第4図は全体の制御システムブロツク図である。図に
おいて40はカセツトサイズ、手指しサイズ、露光ランプ
異常、ペーパーエンド、トナーエンド、ヒータON/OFF、
露光ランプON/OFF、現像色センサ、他のセンサ群であ
る。41はプリントキー、割り込みキー、10キー、原稿サ
イズ表示、用紙サイズ表示、カラー選択キー、変倍キ
ー、他のキーの入力部である。42はゲートアレイ、43は
1チツプマイクロコンピユータ、44はトランジスタアレ
イ、45はレジスタソレノイド、給紙台モータ、トナー補
給ソレノイド、現像駆動モータ、メインモータ、パワー
パツク、露光ランプ、他の負荷群である。46は電源部、
47はROM、48はRAM、49は光学制御部、50はスキヤナー駆
動モータ、レンズ駆動モータ等の光学モータ部である。
各ユニツトは図示の如く、バスラインで接続されてい
る。 以下、フローチヤートを基に実施例を説明する。第5
図のフローチヤートはゼネラルフローチヤートである。
電源投入後、初期状態設定(第6図)、カラーホームポ
ジシヨン入力チエツク(第9図)、待機中処理、現像移
動チエツク(第8図)を実行する。待機中処理とはセン
サーの読み込み、デイツプスイツチを含むキーの読み込
みとモード設定等、従来通りの処理である。デイツプス
イツチは手動でON−OFFし、その状態を保持するもので
あり、主としてサービスマンが機械の調整、セツトアツ
プ(ソーターONライン?、両面ユニツトONライン?、自
動濃度優先?、自動用紙選択?、ホーム色?等)をする
のに用いる。 待機中にプリントキーを受け付けると、現像移動チエ
ツク、通常のコピーシーケンスを行う。ジヤム又はトナ
ーエンドにならない限り、セツト枚数分コピーが終了す
るまでコピーシーケンスを行い、正常に終了したら現像
移動フラグ(後述)をリセツトして待機中処理に戻る。 コピー中ジヤムが発生すると、ジヤムフラグをセツト
し、異常処理ルーチンを実行する。異常処理とは機械の
駆動を止めたり、正常にコピーが取れなかつた枚数分、
コピー枚数カウンタを戻すという処理をする。異常処理
ルーチンから復帰するのはCPUをリセツトするため、電
源OFFするのが一般に知られている。 またコピー中、使用中の現像器がトナーエンドになる
とDBCOL1(第2図における現像器1の位置メモリ)のト
ナーエンドフラグをセツトする。現像器位置は第2図に
示すような位置関係であり、RAMマツプを第10図に示
す。 尚、第10図において、M1は現像器位置1メモリ、M2は
現像器位置2メモリ、M3は現像器位置3メモリ、M4は現
像器移動用バツフアメモリ、M5は電源ON後セツトする現
像色用バツフアメモリ、M6は現像移動リクエストカウン
タ、M7は制御用フラグ(またはカウンタ)、M8はホーム
色メモリ、M9はプログラムモードエリア(機械をセツト
アツプするデータを入力できる)、M10は揮発性RAM、M1
1は不揮発性RAMである。 次にDBCOL1とDBCOL2、DBCOL3を比較し、同色でカート
リツジ有りトナーエンドでなかつたら現像移動フラグを
SETし、コピー枚数=セツト枚数?判断の前に戻る。こ
こで現像移動リクエストカウンタは現像移動チエツクで
実際に現像器を移動する際、使用する。同色現像器が存
在しないか、または存在してもカートリツジ無し、トナ
ーエンドであつたならばコピー続行不可能なので待機中
処理に戻る。S1,S3のステツプはカラーコードビツトの
み比較する。 次に、各サブルーチンの説明であるが、第6図のフロ
ーチヤートが初期状態設定である。不揮発RAMエリア
で、ジヤムフラグまたはDBCOL1のトナーエンドフラグが
セツトされていたら、ジヤムフラグ及びDBCOL1〜3のト
ナーエンドフラグをリセツトし、使用中だつた現像器メ
モリDBCOL1を現像色バツフアメモリDBCOLMRにストアす
る。ジヤムフラグトナーエンドフラグがセツトされてい
なかつたら、P(プログラム)モードエリア以外のRAM
をクリアし、イニシヤルモードとし、ホーム色DPCOLHM
をDBCOLMRにストアする。 次に現像色読み込み処理(第7図)を行う。この処理
は電源OFF時に現像器位置を動かされたり交換されたり
する可能性があるので電源OFF→ONで必ず行う必要があ
る。 現像色を読み終えたら、現像色バツフアメモリDBCOLM
RとDBCOL1〜3を比較し(カラーコードビツトのみ比
較)、同色カートリツジ有りの時、現像移動フラグをセ
ツトする。尚、DBCOL1が同色カートリツジ有りの時は、
現像器移動の必要がないので、現像移動フラグをセツト
しない。その後現像移動チエツクをし、リターンする。 第7図のフローチヤートに現像色読み込み処理を示
す。最初に現像移動リクエストカウンタに4をセツト
し、現像器回転駆動モータをONする。第2図の現像器セ
ンサ33がOFFからONし、同センサ35がOFFからONした所
で、現像器回転駆動モータをOFFする。このようにする
と、現像色フイラー32が正しく現像器センサ33〜35の位
置で止まるように制御できる。次に現像移動リクエスト
カウンタをチエツクし、カウンタ値によつてDBCOL1〜3
にカラーコードとカートリツジ有/無データをセツトす
る。ここでカラーコードとセンサ33,34の値を次のよう
にプログラミングする。 現像器色を一色読み込む度に現像移動カウンタをデク
リメントしていくと、3色読み込んだ所で、カウンタが
1となり、このフローからリターンする。 次に第8図フローチヤートが現像移動チエツクであ
る。このサブルーチンがコールされ、現像移動フラグが
セツトされていたらDBCOL4を移動用バツフアとして用
い、DBCOL1→DBCOL3→DBCOL2→DBCOL1とローテーシヨン
する。その後、現像移動リクエストカウンタをチエツク
し、内容が3だつたらもう一度ローテーシヨンする(ノ
ーの場合はカウンタ内容は2)。このように現像器色を
RAM上で移動させた後、現像器駆動モータをONすること
によつて1/3回転づつさせ、第2図の現像器位置2また
は3の現像器を現像位置に移動する。移動終了で現像移
動フラグをリセツトする。 第9図のフローチヤートは待機中にコールされるカラ
ーホームポジシヨン入力チエツクである。現像器ホーム
ポジシヨン色を入力するためのデイツプスイツチの状態
をチエツクし、スイツチON状態で10キーセツトフラグが
OFFの時、10キーを受け付け、2以下の値であつたなら
ば、P(プログラム)モードRAMエリア;DPCOLHMにスト
アする。このようにホーム色が入力されると10キーセツ
トフラグをセツトし、再度デイツプスイツチのOFF→ON
なしに、ホーム色の変更、再入力を出来ないようにす
る。 〔効果〕 以上のように、本発明によれば、電源投入前の現像装
置の位置関係によって停止後の現像装置の現像色が一定
でなくなるという不具合をなくし、電源投入時によく使
用する現像色を現像位置に停止させ、操作性を向上させ
ることができる。また、入力手段による現像色の入力を
受け付けるか否かを設定する設定手段を設け、一旦設定
した現像色を他のユーザが容易に変更することができな
いようにしたので、操作性を損なうことはない。
現像器を有し所望の現像器を現像位置に回転移動可能な
現像装置に関する。 〔従来技術〕 カラー複写機においては上記の現像装置が利用され
る。ところで複数の現像器を有する回転現像装置の各現
像器に、何色の現像剤がどのようにセツトされているか
は、電源投入時に回転現像装置を少なくとも1回転させ
て確認する方法があるが、電源投入時の現像装置の位置
によつて現像剤読み込み後、停止位置が変化してしま
う。 即ち、上記電源投入後の現像装置位置検出は、位置検
出のみを目的としているので、検出終了時にリボルバー
(回転現像装置ユニツト)を停止させる。従つて、まさ
にユーザーが使用した色がたまたま現像位置に来ている
ことは希であるからその後にユーザー色選択に基づくリ
ボルバーの移動をする必要があり、操作性が劣るという
欠点があつた。 〔目的〕 本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、
その目的は、電源投入時の現像装置の位置関係によって
停止後の現像装置の現像色が一定でなくなるという不具
合をなくし、電源投入時によく使用する現像色を現像位
置に停止させ、操作性を向上させることにある。また、
他の目的は、一旦設定した現像色を他のユーザが容易に
変更することができないようにして操作性が損なわれる
ことのないようにすることにある。 〔構成〕 そのために本発明は、複数の現像器が回転可能な現像
装置本体に支持され、前記現像装置本体を回転させ、現
像色に対応する現像器を現像位置に移動させて現像を行
う現像装置において、ホームポジション現像色を10キー
により入力する入力手段と、この入力手段によって入力
された現像色と、前記複数の現像器および当該現像器に
対応した現像色を示す情報とを記憶する不揮発性メモリ
と、現像位置に位置した現像器の現像色を検出する検出
手段と、電源投入時に前記検出手段によって検出された
現像位置の現像器の現像色が前記入力された現像色と異
なる場合には、当該入力された現像色の現像器が現像位
置に位置するように現像装置本体を回転させ、前記検出
手段によって前記入力された現像色に対応する現像器が
検出されなかったときは、最後に検出対象となった現像
器の現像色を検出した位置で現像装置本体の回転を停止
させる制御手段と、前記入力手段による現像色の入力を
受け付けるか否かを設定する設定手段とを備えているこ
とを特徴とする。 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 第1図に、本発明を実施する一形式の複写機の本体内
部の機構部を示す。第1図を参照すると、1が原稿を載
置するコンタクトガラスである。コンタクトガラス1の
下方に、光学走査系が備わつている。光学走査系には、
照明ランプ2,第1ミラー3,第2ミラー4,第3ミラー5,ズ
ームレンズ6,第4ミラー7等々が備わつている。光学走
査系は、原稿像に応じた光を感光体ドラム8上に照射し
ながら、副走査方向、即ち図面の右左方に機械的に走査
駆動される。この例では、ズームレンズ6の焦点距離の
調整により主走査方向、即ち、図面に垂直な方向の原稿
像とコピー像との倍調整を行い、光学走査系の副走査速
度調整により副走査方向の原稿像とコピー像との倍率調
整を行う。 感光体ドラム8の周囲には、帯電チヤージヤ9,イレー
サ10,現像装置11,転写チヤージヤ12,分離チヤージヤ13,
クリーニングユニツト14等々が備わつている。給紙系は
3系統備わつており、カセツト15,16及び17の何れか選
択されたものからコピーシートが供給される。また、両
面トレイ21が備わつており、裏面コピーを行う場合に
は、両面トレイ21からコピーシートが供給される。給紙
機構18,19及び22がそれぞれカセツト15,16,17及び両面
トレイ21の近傍に備わつている。 コピープロセスの概略を説明する。感光体ドラム8
は、第1図において時計方向に回転し、表面が所定の高
電位に均一に帯電する。その帯電した面に光学走査系か
ら光が照射されると、その光の強度に応じて電位が変化
する。光学走査系が照射する光は原稿像に対応するの
で、感光体ドラム8の表面に原稿像に応じた電位分布、
即ち静電潜像が形成される。 感光体ドラム8の静電潜像が形成された部分が現像装
置11を通ると、その電位分布に応じてトナーが感光体ド
ラム8に吸着し、それによつて静電潜像に応じたトナー
像(可視像)が形成される。このようにして可視像が形
成された感光体ドラム8に、選択された給紙系から所定
のタイミングでコピーシートが送り込まれ、可視像上に
重なる。そして、転写チヤージヤ12の付勢によつて可視
像はコピーシートに転写する。可視像が転写されたコピ
ーシートは、分離チヤージヤ13の付勢によつて感光体ド
ラム8から分離し、搬送部に送り出される。 搬送部に備わつた定着部17によつて、可視像(トナ
ー)はコピーシート上に定着する。片面コピーモードの
場合には、定着を終えたコピーシートは経路切り換え機
構22を通つて、直ぐに矢印A方向に排紙されるが、両面
コピーモードで第1面にコピーした場合には、コピーシ
ートは経路切り換え機構22で両面トレイ21に蓄えられ
る。 複写機の上面には、操作ボード203が配置されてい
る。またこの複写機のコンタクトガラス1の上方には自
動原稿送り装置(ADF装置)301が装着され、排紙口の近
傍にはソータ401が装着される。 次に第2図,第3図に基づいて現像装置11について説
明する。 図中、30はトナーカートリツジ、31は現像スリーブで
あり、両者で現像器を構成し、3個の現像器が回転可能
に設けてある。32は回転軸と対極の現像色に対応する現
像色フイラー、33,34,35はフオトセンサ、36はトナーカ
ートリツジセンサである。また37はトナーカートリツジ
フイラーである。 現像装置11は必要な時に駆動モータにより、時計方向
に回転させる。現像色フイラー32がフオトセンサ35を遮
断したとき、フオトセンサ33,34により現像位置にある
現像剤の色を読み込むことが出来る。またフオトセンサ
35は回転駆動をストツプさせるための信号源として用
い、所望の現像色を現像位置に移動させることが出来
る。 第4図は全体の制御システムブロツク図である。図に
おいて40はカセツトサイズ、手指しサイズ、露光ランプ
異常、ペーパーエンド、トナーエンド、ヒータON/OFF、
露光ランプON/OFF、現像色センサ、他のセンサ群であ
る。41はプリントキー、割り込みキー、10キー、原稿サ
イズ表示、用紙サイズ表示、カラー選択キー、変倍キ
ー、他のキーの入力部である。42はゲートアレイ、43は
1チツプマイクロコンピユータ、44はトランジスタアレ
イ、45はレジスタソレノイド、給紙台モータ、トナー補
給ソレノイド、現像駆動モータ、メインモータ、パワー
パツク、露光ランプ、他の負荷群である。46は電源部、
47はROM、48はRAM、49は光学制御部、50はスキヤナー駆
動モータ、レンズ駆動モータ等の光学モータ部である。
各ユニツトは図示の如く、バスラインで接続されてい
る。 以下、フローチヤートを基に実施例を説明する。第5
図のフローチヤートはゼネラルフローチヤートである。
電源投入後、初期状態設定(第6図)、カラーホームポ
ジシヨン入力チエツク(第9図)、待機中処理、現像移
動チエツク(第8図)を実行する。待機中処理とはセン
サーの読み込み、デイツプスイツチを含むキーの読み込
みとモード設定等、従来通りの処理である。デイツプス
イツチは手動でON−OFFし、その状態を保持するもので
あり、主としてサービスマンが機械の調整、セツトアツ
プ(ソーターONライン?、両面ユニツトONライン?、自
動濃度優先?、自動用紙選択?、ホーム色?等)をする
のに用いる。 待機中にプリントキーを受け付けると、現像移動チエ
ツク、通常のコピーシーケンスを行う。ジヤム又はトナ
ーエンドにならない限り、セツト枚数分コピーが終了す
るまでコピーシーケンスを行い、正常に終了したら現像
移動フラグ(後述)をリセツトして待機中処理に戻る。 コピー中ジヤムが発生すると、ジヤムフラグをセツト
し、異常処理ルーチンを実行する。異常処理とは機械の
駆動を止めたり、正常にコピーが取れなかつた枚数分、
コピー枚数カウンタを戻すという処理をする。異常処理
ルーチンから復帰するのはCPUをリセツトするため、電
源OFFするのが一般に知られている。 またコピー中、使用中の現像器がトナーエンドになる
とDBCOL1(第2図における現像器1の位置メモリ)のト
ナーエンドフラグをセツトする。現像器位置は第2図に
示すような位置関係であり、RAMマツプを第10図に示
す。 尚、第10図において、M1は現像器位置1メモリ、M2は
現像器位置2メモリ、M3は現像器位置3メモリ、M4は現
像器移動用バツフアメモリ、M5は電源ON後セツトする現
像色用バツフアメモリ、M6は現像移動リクエストカウン
タ、M7は制御用フラグ(またはカウンタ)、M8はホーム
色メモリ、M9はプログラムモードエリア(機械をセツト
アツプするデータを入力できる)、M10は揮発性RAM、M1
1は不揮発性RAMである。 次にDBCOL1とDBCOL2、DBCOL3を比較し、同色でカート
リツジ有りトナーエンドでなかつたら現像移動フラグを
SETし、コピー枚数=セツト枚数?判断の前に戻る。こ
こで現像移動リクエストカウンタは現像移動チエツクで
実際に現像器を移動する際、使用する。同色現像器が存
在しないか、または存在してもカートリツジ無し、トナ
ーエンドであつたならばコピー続行不可能なので待機中
処理に戻る。S1,S3のステツプはカラーコードビツトの
み比較する。 次に、各サブルーチンの説明であるが、第6図のフロ
ーチヤートが初期状態設定である。不揮発RAMエリア
で、ジヤムフラグまたはDBCOL1のトナーエンドフラグが
セツトされていたら、ジヤムフラグ及びDBCOL1〜3のト
ナーエンドフラグをリセツトし、使用中だつた現像器メ
モリDBCOL1を現像色バツフアメモリDBCOLMRにストアす
る。ジヤムフラグトナーエンドフラグがセツトされてい
なかつたら、P(プログラム)モードエリア以外のRAM
をクリアし、イニシヤルモードとし、ホーム色DPCOLHM
をDBCOLMRにストアする。 次に現像色読み込み処理(第7図)を行う。この処理
は電源OFF時に現像器位置を動かされたり交換されたり
する可能性があるので電源OFF→ONで必ず行う必要があ
る。 現像色を読み終えたら、現像色バツフアメモリDBCOLM
RとDBCOL1〜3を比較し(カラーコードビツトのみ比
較)、同色カートリツジ有りの時、現像移動フラグをセ
ツトする。尚、DBCOL1が同色カートリツジ有りの時は、
現像器移動の必要がないので、現像移動フラグをセツト
しない。その後現像移動チエツクをし、リターンする。 第7図のフローチヤートに現像色読み込み処理を示
す。最初に現像移動リクエストカウンタに4をセツト
し、現像器回転駆動モータをONする。第2図の現像器セ
ンサ33がOFFからONし、同センサ35がOFFからONした所
で、現像器回転駆動モータをOFFする。このようにする
と、現像色フイラー32が正しく現像器センサ33〜35の位
置で止まるように制御できる。次に現像移動リクエスト
カウンタをチエツクし、カウンタ値によつてDBCOL1〜3
にカラーコードとカートリツジ有/無データをセツトす
る。ここでカラーコードとセンサ33,34の値を次のよう
にプログラミングする。 現像器色を一色読み込む度に現像移動カウンタをデク
リメントしていくと、3色読み込んだ所で、カウンタが
1となり、このフローからリターンする。 次に第8図フローチヤートが現像移動チエツクであ
る。このサブルーチンがコールされ、現像移動フラグが
セツトされていたらDBCOL4を移動用バツフアとして用
い、DBCOL1→DBCOL3→DBCOL2→DBCOL1とローテーシヨン
する。その後、現像移動リクエストカウンタをチエツク
し、内容が3だつたらもう一度ローテーシヨンする(ノ
ーの場合はカウンタ内容は2)。このように現像器色を
RAM上で移動させた後、現像器駆動モータをONすること
によつて1/3回転づつさせ、第2図の現像器位置2また
は3の現像器を現像位置に移動する。移動終了で現像移
動フラグをリセツトする。 第9図のフローチヤートは待機中にコールされるカラ
ーホームポジシヨン入力チエツクである。現像器ホーム
ポジシヨン色を入力するためのデイツプスイツチの状態
をチエツクし、スイツチON状態で10キーセツトフラグが
OFFの時、10キーを受け付け、2以下の値であつたなら
ば、P(プログラム)モードRAMエリア;DPCOLHMにスト
アする。このようにホーム色が入力されると10キーセツ
トフラグをセツトし、再度デイツプスイツチのOFF→ON
なしに、ホーム色の変更、再入力を出来ないようにす
る。 〔効果〕 以上のように、本発明によれば、電源投入前の現像装
置の位置関係によって停止後の現像装置の現像色が一定
でなくなるという不具合をなくし、電源投入時によく使
用する現像色を現像位置に停止させ、操作性を向上させ
ることができる。また、入力手段による現像色の入力を
受け付けるか否かを設定する設定手段を設け、一旦設定
した現像色を他のユーザが容易に変更することができな
いようにしたので、操作性を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるカラー複写機の構成図、第
2図はその回転現像装置を示す概略図、第3図はその一
部の外観図、第4図は全体制御システムブロツク図、第
5図はメインフローチヤート、第6図,第7図,第8
図,第9図は各サブルーチンを示すフローチヤート、第
10図はRAMマツプを示す図である。 11……回転現像装置、30,31……現像器を構成するトナ
ーカートリツジ、現像スリーブ、43……制御部。
2図はその回転現像装置を示す概略図、第3図はその一
部の外観図、第4図は全体制御システムブロツク図、第
5図はメインフローチヤート、第6図,第7図,第8
図,第9図は各サブルーチンを示すフローチヤート、第
10図はRAMマツプを示す図である。 11……回転現像装置、30,31……現像器を構成するトナ
ーカートリツジ、現像スリーブ、43……制御部。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数の現像器が回転可能な現像装置本体に支持さ
れ、前記現像装置本体を回転させ、現像色に対応する現
像器を現像位置に移動させて現像を行う現像装置におい
て、 ホームポジション現像色を10キーにより入力する入力手
段と、 この入力手段によって入力された現像色と、前記複数の
現像器および当該現像器に対応した現像色を示す情報と
を記憶する不揮発性メモリと、 現像位置に位置した現像器の現像色を検出する検出手段
と、 電源投入時に前記検出手段によって検出された現像位置
の現像器の現像色が前記入力された現像色と異なる場合
には、当該入力された現像色の現像器が現像位置に位置
するように現像装置本体を回転させ、前記検出手段によ
って前記入力された現像色に対応する現像器が検出され
なかったときは、最後に検出対象となった現像器の現像
色を検出した位置で現像装置本体の回転を停止させる制
御手段と、 前記入力手段による現像色の入力を受け付けるか否かを
設定する設定手段と、 を備えていることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219189A JP2749305B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62219189A JP2749305B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462672A JPS6462672A (en) | 1989-03-09 |
JP2749305B2 true JP2749305B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=16731602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62219189A Expired - Lifetime JP2749305B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749305B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09115644A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-05-02 | Yazaki Corp | 端子抜き取り治具およびコネクタハウジング |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028348B2 (ja) * | 1977-09-09 | 1985-07-04 | キヤノン株式会社 | カラ−複写装置 |
JPH0731441B2 (ja) * | 1984-12-26 | 1995-04-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JPS61231575A (ja) * | 1985-04-06 | 1986-10-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP62219189A patent/JP2749305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6462672A (en) | 1989-03-09 |
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