JPH03282565A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03282565A
JPH03282565A JP2084618A JP8461890A JPH03282565A JP H03282565 A JPH03282565 A JP H03282565A JP 2084618 A JP2084618 A JP 2084618A JP 8461890 A JP8461890 A JP 8461890A JP H03282565 A JPH03282565 A JP H03282565A
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JP2084618A
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Inventor
Yasuhiro Iwata
岩田 裕弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば電子複写機に適用される画像形成
装置に関する。
(従来の技術) 一般に、静電式画像形成装置は、原稿の画像を照明し、
その反射光を感光体に導く画像走査部、この画像走査部
からの光によって静電潜像が形成されると共に、原稿の
画像を再生する上記感光体を含む画像形成部、及び、こ
の画像形成部に対して被転写材、例えば、紙を補給し、
上記画像形成部で得られた画像を出力される給排出部を
備えている。
上述した画像走査部は、原稿或いは、被読取物が載置さ
れる原稿載置台、原稿を照明する照明装置、及び原稿か
らの反射光を伝達する光学装置を備えている。
また、画像形成部は、移動(回転)可能に形成され、上
記走査部によりて伝達された光に対応する静電潜像を順
次生成する感光体、この感光体に対して電荷を帯電させ
る帯電装置、感光体に形成された潜像を顕像化する現像
装置、顕像化された画像を被転写材に転写する転写装置
、被転写材に転写された画像を固着される定着装置、及
び、感光体を初期状態に戻すクリーニング装置を備えて
いる。
一方、給排出部は、被転写材を収容する用紙カセット、
用紙を上記画像形成部へ供給する給紙装置、画像が転写
された用紙を排出する排出部を備えている。
上述した静電式画像形成装置では、光導電性を有する感
光体は、帯電装置を介して所定の電荷が与えられる。原
稿からの反射光即ち、光ビームは、複数の折り返しミラ
ー及び結像レンズなどの光学部材を介して感光体の表面
に結像される。この光ビームによって、感光体の表面に
静電潜像が生成され、現像装置を介してトナー等の顕像
剤が供給されて顕像化される。即ち、原稿の画像が複製
される。この画像は、給紙装置から供給される転写剤、
例えば紙などに転写され、定着装置を介して定着(一般
には、トナーは、熱溶融性であることから加熱或いは加
熱と同時に加圧する)されて、排出される。
画像形成装置、たとえば電子写真プロセスを用いた電子
複写機では、原稿台上に載置された原稿を上から原稿カ
バーで覆い、この原稿カバーによって原稿以外に照射さ
れる露光ランプの光をも感光体ドラムに導くことにより
、感光体ドラムの表面に残る不要な電荷を除去するよう
になっている。
ところが、原稿カバーがたとえば開放されたままの状態
で原稿の走査が行われると、原稿以外の部分に照射され
た露光ランプからの光か感光体ドラムに結像されなくな
る。すると、原稿画像周辺の不要な電荷が除去されず、
後の現像によって原稿画像以外の部分にまでトナーが付
着されることになる。このため、原稿サイズが用紙サイ
ズ(被転写材)より小さい場合、もしくは原稿サイズと
用紙サイズとが等しい場合でも縮小による複写サイズが
用紙サイズより小さい場合など、形成される画像サイズ
が用紙サイズより小さい場合、出力画像(コピー画像)
の原稿画像周辺がトナーで黒くなる。また、本などのよ
うな厚物原稿の場合も、原稿カバーが完全に原稿台と接
触しないため、出力画像の原稿画像周辺に影による不要
な黒画像が発生する。
このように、原稿画像周辺に無駄なトナーによる不要な
黒画像(黒ベタ像)が現われるものでは、出力画像とし
ては見た目にも美しくない質の悪いものであり、またト
ナーの無駄使いにより現像剤の消費が激しいという問題
点があった。また、用紙の周辺部が黒くなるので、トナ
ーが定着ローラに溶着して用紙の巻き付きジャムが発生
しやすい問題点もあった。しかしまた、原稿カバーが開
状態であっても用紙の周辺部の画像が黒くならない場合
や、黒くなってもよい場合もある。
(発明が解決しようとする課題) 原稿押え手段が開状態であると、原稿サイズまたは複写
サイズが用紙サイズより小さい場合、原稿画像以外の部
分に不要な黒画像が発生するため、得られる出力画像と
しては質の悪いものであり、また現像剤の無駄な消費が
多くなるという問題点がある。また、いつも用紙の周辺
部が黒くなるわけではないので、必ず黒画像を消去する
必要はない。よって、この発明は、画像サイズか被転写
材より小さい場合であっても、被転写材の外周部分に現
れる不要な黒画像を消去することができ、出力画像の質
が向上されるとともに、その消去モードを解除させるこ
ともてきる画像形成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の画像形成装置にあっては、透光性を有する原
稿台に載置された原稿を光学系により光学的に読取り、
この原稿の画像に対応した像を像担持体に形成する画像
形成装置において、前記原稿を前期原稿台と協動して挟
持する原稿押え手段と、この原稿押え手段による挟持動
作の解除を検知する検知手段と、この検知手段が前記画
像形成装置の画像形成動作中に前記原稿押え手段の挟持
動作の解除を検知すると、非原稿載置領域に対応する画
像か像担持体に形成されることを防止する像消去手段と
、前記像消去手段が行う消去を解除することができる消
去モード解除スイッチとから構成されている。
(作用) この発明は、原稿押え手段の開状態を検出すると、周辺
部の非画像領域に対応する感光体上の不要な電荷を強制
的に除去することにより、原稿画像周辺に現れる像を消
去するようにしたものである。また、その消去するモー
ドを解除することもできる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図、第2図はこの発明の画像形成装置、たとえば複
写機を概略的に示すものである。複写機本体1の上面に
は、原稿Gを支承する原稿台(透明ガラス)2が固定さ
れ、この原稿台2の近傍には、原稿カバー1aの開閉状
態を検知するカバー検知スイッチ3が設けられている。
この原稿台2には原稿Gのセット基準となる固定スケー
ル2aが設けられている。
そして、上記原稿台2に載置された原稿Gは、露光ラン
プ4、ミラー5,6.7からなる光学系が、原稿台2の
下面に沿って矢印A方向に往復動されることにより露光
走査されるようになっている。この場合、ミラー6.7
は光路長を保持するよう、ミラー5の1/2の速度にて
移動される。
上記光学系の走査による原稿Gからの反射光、つまり露
光ランプ4の光照射による原稿Gからの反射光は上記ミ
ラー5,6.7によって反射された後、変倍用レンズブ
ロック8を通り、さらにミラー9によって反射されて感
光体ドラム10に導かれ、原稿Gの像が感光体ドラム1
0の表面に結像されるようになっている。
上記感光体ドラム10は図示矢印C方向に回転され、ま
ず、帯電用帯電器11によって表面が帯電される。この
後、露光部phにおいて画像がスリット露光されること
により、表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は
、現像器12によってトナーが付着されることにより可
視像化される。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カセ
ット13、あるいは下段給紙カセット14から送出ロー
ラ15、あるいは16によって一枚ずつ取口され、この
取出された用紙Pは用紙案内路17、あるいは18を通
ってレジストローラ対19へ案内され、このレジストロ
ーラ対1つによって転写部へ送られるようになっている
ここで、上記給紙カセット13.14は本体1の右側下
端部に着脱自在に設けられており、後述する操作パネル
においていずれか一方が選択できるようになっている。
なお、上記各給紙カセット13.14はそれぞれカセッ
トサイズ検知スイッチ60a、60bによってカセット
サイズが検知されるものである。これによって用紙サイ
ズが検知される。このカセットサイズ検知スイッチ60
a、60bは、サイズの異なるカセットの挿入に応じて
オン/オフされる複数のマイクロスイッチにより構成さ
れている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器20の部
分で感光体ドラム10の表面と密着され、上記帯電器2
0の作用により感光体ドラム10上のトナー像か転写さ
れる。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器21の作
用で感光体ドラム10から静電的に剥離され、搬送ベル
ト22によってその終端部に設けられた定着器としての
定着ローラ対23a、23bへ送られる。この定着ロー
ラ対23a、23bには、用紙Pが巻き付かないように
剥離爪31a、31bがそれぞれ設けられている。そし
て、ここを通過することにより転写像が定着され、定着
後の用紙Pは、排紙ローラ対24によって本体1外のト
レイ25に排出される。
また、転写後の感光体ドラム10は、除電用帯電器26
によって除電された後、クリーナ27で表面の残留トナ
ーが除去され、さらに除電ランプ28によって残像が消
去されることにより、初期状態に復帰されるようになっ
ている。なお、29は本体1内の温度上昇を防止するた
めの冷却ファンである。
第3図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。30gは複写開始を指令する複写キー 30b
は複写枚数の設定などを行うテンキー 30Cは各部の
動作状態や用紙のジャムなどを表示する表示部、30d
は複写濃度を設定する濃度設定部、30eはトータル複
写枚数を表示させるためのカウント指令キー 30fは
識別符号(IDコード)が一致した場合のみ複写を許可
するID複写モードが設定されている場合において、各
IDコードに対応した複写枚数を表示させるためのID
カウントキーである。
また、30gは多重複写などを行う場合に操作する編集
キー 30hは複写倍率を設定する場合に操作する倍率
設定キー 30iは上段、下段給紙力セラ)13,14
を選択する場合に操作するカセット選択キー 30には
たとえば前記編集キー30gを操作し、この状態で複写
条件などを設定した場合、この設定した複写条件などを
記憶したり、あらかじめ記憶されている複写条件などを
読出す場合に操作するモードメモリキー 301は各モ
ードに応じた情報を得たい場合に操作するインフォメー
ションキーてあり、たとえば用紙のジャムが発生した場
合にこのキー301を操作すると、後述する表示器30
0にジャムを解除するための情報が表示されるようにな
っている。
さらに、30mはファンクションチX−ツクキーであり
、このファンクションチエツクキー30mを操作すると
、どのような機能か設定されているかを表示器30oに
表示させることができる。30nは表示器30oのコン
トラストを調整するためのダイアルである。30oはた
とえば液晶ドツトマトリクスパネルからなる表示器であ
り、この表示器300には、複写機の設定状態などが文
字などによって表示され、前記各種牛−30e、30f
、30g、30h、30i、30j、30k。
301.30mが操作された場合、それぞれに対応する
文字などの表示が行われるようになっている。この表示
器300の画側部には、表示器300に表示される各種
機能を選択する操作キー30p、30q、30r、BO
s、30t、30u。
30v、30wが配設されている。また、この操作パネ
ル30には、原稿カバー1aが開状態のとき通常オンと
なる、用紙の周辺部を消去する消去モードを解除する消
去モード解除スイッチ30xが設けられている。
第4図は上記のように構成された複写機の各駆動部の駆
動源構成例を示すものであり、以下のようなモータで構
成される。すなわち、31はレンズ用モータであり、変
倍を行わせるための前記レンズブロック8の位置を図示
矢印す方向に移動させるためのモータである。32はミ
ラー用モータであり°、変倍を行わせるための前記ミラ
ー5とミラー6.7との間の距離(光路長)を変更させ
るためのモータである。33は走査用モータであり、前
記露光ランプ4およびミラー5、前記ミラー6゜7を原
稿走査のために移動させるためのモータである。34は
シャッタ用モータであり、変倍時の感光体ドラム10へ
の帯電器11による帯電幅を調整するためのシャッタ(
図示しない)を移動させるためのモータである。35は
現像用モータであり、前記現像器12の現像ローラなど
を駆動するためのモータである。36はドラム用モータ
であり、前記感光体ドラム10を駆動するためのモータ
である。37は定着用モータであり、前記用紙搬送路2
2、定着ローラ対23および排紙ローラ対24を駆動す
るためのモータである。38は給紙用モータであり、前
記送出ローラ15,16を駆動するためのモータである
。39は紙送り用モータであり、前記レジストローラ対
19を駆動するためのモータである。40はファン用モ
ータであり、前記冷却ファン29を駆動するためのモー
タである。
第5図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構を
示すものである。すなわち、ミラー5および露光ランプ
4は第1キヤリツジ41aに、ミラー6.7は第2キヤ
リツジ41bにそれぞれ支持されており、これらキャリ
ッジ41a、41bは案内レール42a、42bに案内
されて矢印a方向に平行移動自在とされている。また、
4相パルスモータ33はプーリ43を駆動するようにな
っている。このプーリ43とアイドルプーリ44との間
には無端ベルト45か掛渡されており、このベルト45
の中途部にミラー5を支持する第1キヤリツジ41aの
一端か固定されている。
一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ41bの
案内部46には、レール42bの軸方向に離間して2つ
のプーリ47,47が回転自在に設けられており、これ
らプーリ47,47間にワイヤ48が掛渡されている。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング50を介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ41aの一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転されることにより、ベルト45が
回転して第1キヤリツジ41aが移動され、これにとも
なって第2キヤリツジ41bも移動される。このとき、
プーリ47,47が動滑車の役目をするため、第1キヤ
リツジ41aに対して第2キヤリツジ41bが1/2の
速度にて同一方向へ移動される。なお、第1.第2キャ
リッジ41a、41bの移動方向は、パルスモータ33
の回転方向を切換えることにより制御される。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。すなわち、カセット選択キー3
0iによって指定された用紙サイズを(P x、  P
 y)とし、倍率設定キー30hによって指定された複
写倍率をKとすると、複写可能範囲(x、y)は、rx
−Px/Kl、ry=P y / K Jとなる。この
複写可能範囲(x、y)のうち、X方向は原稿台2の裏
面に配設された指針51.52の相互間距離によって表
示され、y方向は前記第1キヤリツジ41aの上面部に
設けられたスケール53と前記固定スケール2aとの相
互間距離によって表示されるようになっている。
上記指針51.52は、第6図に示す如く、プーリ54
,55との間にスプリング56を介して掛渡されたワイ
ヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ58
によって回転されるようになっており、このモータ58
が前記水められたX方向の複写可能範囲に応じて駆動さ
れることにより、指針51.52の相互間距離が変えら
れるようになっている。
また、第1キヤリツジ41aは、用紙サイズおよび複写
の倍率に応じてモータ33が駆動されることにより、所
定の位置(倍率に応じたホームポジション)へ移動され
るようになっている。そして、複写キー30aが操作さ
れると、第1キヤリツジ41aは第2キヤリツジ41b
方向の走査開始位置に移動され、その後、露光ランプ4
が点灯されて第2キヤリツジ41bから離れる方向に移
動される。このようにして、原稿Gの走査が終了すると
、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ41aは前記ホ
ームポジションに復帰される。
ところで、上記原稿Gの走査に際して、第1キャリッジ
41gの移動にともなって原稿Gのサイズがあらかじめ
検知されるようになっている。すなわち、第1キヤリツ
ジ41aには、第5図に示す如く、たとえばイメージラ
インセンサからなる受光素子61と発光ダイオードから
なる発光素子62とによって構成される原稿検知器63
a、63bが設けられている。これら原稿検知器63a
63bは、第7図に示す如く、上記第1キヤリツジ41
aの移動にともなって、それぞれ原稿台2に対して図示
直線A−A、B−8に沿って移動(走査)するような位
置に配設されている。したかって、複写キー30aか操
作されると、第1キヤリツジ41aはホームポジション
より第2キヤリツジ41b方向の走査開始位置に移動さ
れる。
そして、原稿検知器63a、63bが動作され、第2キ
ヤリツジ41bから離れる方向に移動されることにより
、原稿Gのサイズ検知のための走査が行われる。原稿サ
イズ検知のための走査が終了すると、原稿検知器63a
、6Bbの動作が停止され、第1キヤリツジ41aは前
記走査開始位置に移動される。その後、露光ランプ4が
点灯されて第2キヤリツジ41bから離れる方向に移動
される。このようにして、原稿Gの画像形成のための走
査が終了すると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ
41aは前記ホームポジションに復帰される。
このように、上記第1キヤリツジ41aをその原稿走査
の前に第2キヤリツジ41bから離れる方向に移動する
ことによって、第8図に示す如く、前記発光素子62の
光照射による原稿Gおよび原稿カバー1aからの反射光
が原稿台2を介して受光素子61にて受光され、ここで
上記原稿Gおよび原稿カバー1aそれぞれの反射率に応
じた電気信号に変換される。この電気信号は後述するメ
インプロセッサ群を介して演算処理部に供給され、この
演算処理部において、第1キヤリツジ41aの移動距離
に対する反射光のレベル変動に応じて、原稿Gのサイズ
が自動的に検知されるようになっている。
この場合、反射光の分光スペクトルの変化によって原稿
Gの有無を判別し、原稿Gの走査方向に対する判別結果
を用いて原稿Gのサイズを検知するようにしている。こ
の種のものでは、原稿カバーlaと原稿台2とが密着さ
れていない場合、反射光のレベル変動が極端に大きくな
る。このため、たとえば原稿カバー18が開放されたま
まの状態、もしくは本などのような厚物原稿Gによって
原稿カバー18を完全に閉じることができない場合、原
稿Gの有無は極めて容易に判別可能となる。したがって
、第7図に示す如く、原稿台2の2点(直線A−A、B
−B)をそれぞれの原稿検知器63a、63bによって
走査し、各検知位置T。
U、V、W、X、Y、Zl、:おける原稿Gの有iを判
別することで、原稿Gのサイズ検知が容易に行い得る。
なお、前記原稿台2上には、たとえば「A5」サイズか
ら「A3」サイズまでの原稿Gが載置可能とされており
、いずれの原稿Gも原稿台2の中心(図示−点鎖線で示
す)を基準として載置されるようになっている。
第9図は全体的な制御回路を示すものである。
メインプロセッサ群71は、操作パネル30および各種
スイッチやセンサ、たとえば前記カセットサイズ検知ス
イッチ60a、60bなどの入力機器75からの入力を
検知し、前記各種帯電器を駆動する高圧トランス76、
前記除電ランプ28、前記クリーナ27のプレードソレ
ノイド27a1前記定着ローラ対23のヒータ23a1
前記露光ランプ4、および前記各モータ31〜4058
などを制御して前述の複写動作を行うとともに、原稿検
知器63a、63b、メモリ140、消去アレイ150
、アレイ駆動部160、演算処理部170などを、前記
カバー検知スイッチ3などの入力機器75からの入力に
したがって制御し、複写画像(出力画像)の原稿画像周
辺に現われる不要な黒画像を消去する動作を行うもので
ある。
上記モータ31〜40.58のうち、モータ35.37
.40および現像器12にトナーを供給するトナー用モ
ータ77は、モータドライバ78を介してメインプロセ
ッサ群71で制御され、モータ31〜34は、パルスモ
ータドライバ79を介して第1サブプロセッサ群72で
制御され、モータ36,39,38.58は、パルスモ
ータドライバ80を介して第2サブプロセッサ群73で
制御される。また、露光ランプ4はランプレギュレータ
81を介してメインプロセッサ群71で制御され、ヒー
タ23gはヒータ制御部82を介してメインプロセッサ
群71で制御される。そして、メインプロセッサ群71
から第1.第2サブプロセツサ群72.73へは各モー
タの駆動/停止命令が送られ、第1.第2サブプロセッ
サ群72゜73からメインプロセッサ群71へは各モー
タの駆動/停止状態を示すステータス信号などが送られ
る。また、第1サブプロセッサ群72には、モータ31
〜34の各初期位置を検出する位置センサ83からの位
置情報が入力されている。、これら第1.第2サブプロ
セツサ群72.73は、たとえばマイクロコンピュータ
、およびこのマイクロコンピュータから供給される設定
値に応じて基準クロックパルスのカウントを行い、パル
スモータの相切換間隔時間を制御するプログラマブル・
インターバル・タイマなどによって構成されている。
上記原稿検知器63a、63b (受光素子61)の出
力(電気信号)は、増幅器66および比較回路68を介
して、前記メインプロセッサ群711;より演算処理部
170に供給される。上記比較回路68では、増幅器6
6の出力が、受光素子61の感度のばらつきや温度変化
などに起因する受光素子61の出力レベルの変動を補正
するための基準電圧(Vref)と比較されるようにな
っている。
上記演算処理部170は、モータ33に供給されたパル
ス数により第1キヤリツジ41 の位置(検知位置T−
Z)を算出する位置データ、この位置データから求めら
れる各検知位置T−Zにおけるそれぞれの原稿検知器6
3a、63bの出力レヘルの組合わせ(原稿の有無)に
応じて原稿サイズを識別するための識別データ、この識
別データにより識別された原稿サイズと前記操作パネル
30の倍率設定キー30hによって指定される複写の倍
率とに応じた原稿画像領域(画像サイズ)にもとづいて
消去範囲を設定する設定データなどを備えている。なお
、メモリ140、消去アレイ150、およびアレイ駆動
部160については後述する。
次に、用紙サイズの検知結果が用いられて消去範囲が設
定される。第10図および第11図を参照すると、たと
えば、原稿カバー1aが完全に閉じられていないことが
検知された場合、演算処理部170により、識別データ
から求めた原稿Gのサイズと、前記操作パネル30の倍
率設定キー30hにより指定されている複写の倍率とに
応じた原稿画像の形成領域(画像サイズ)にもとづいて
、この原稿画像領域以外を消去の対象とする消去範囲が
設定される。この消去範囲は画像サイズに応じて消去エ
リアマツプ設定データ内より選出され、メインプロセッ
サ群71を介してメモリ140に配憶される。この結果
、メモリ140内には、原稿画像領域部分にローレベル
信号“0”が、それ以外の部分(非画像領域)にハイレ
ベル信号“1゜が記憶される。すなわち、このメモリ1
40は、たとえば複写可能な最大原稿サイズよりも若干
大きな容量を有しており、倍率が等倍(倍率100%)
の場合であれば、第10図に示す原稿Gに対して、第1
1図に示す如く、原稿Gの画像領域に対応するアドレス
にローレベル信号が、それ以外のアドレスにハイレベル
信号が記憶されるようになっている。
一方、第12図に示す如く、感光体ドラム10の帯電器
11と露光部phとの間には消去アレイ150が近接し
て設けられている。この消去アレイ150は、第13図
および第14図に示す如く、感光体ドラム10の回転方
向と直交する方向に複数個の遮光用セル151が配設さ
れ、これら遮光用セル151の内部にそれぞれ第15図
(a)。
(b)に示すような、たとえば発光ダイオードからなる
発光素子152が設けられている。また、各セル151
の感光体ドラム10と対向する開口部には、発光素子1
52の光を感光体ドラム10の表面に集光するレンズ1
53が設けられている。
この消去アレイ150に配設される発光素子152の数
は、たとえば前記メモリ140の列方向の容量と一致さ
れている。ここで、発光素子152相互間の距離をPl
とし、個数をN個とすると消去アレイ150の全長はQ
−N X P lとなる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は、第16
図に示す如く、前記メモリ140の列方向のビット数と
同一ビット数を有するシフトレジスタ161、このシフ
トレジスタ161の内容が保持されるストアレジスタ1
62、このストアレジスタ162の各出力信号によって
オン/オフ制御される複数のスイッチ素子163からな
るスイッチ回路164によって構成されており、これら
スイッチ素子163の可動接片163aは接地され、固
定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ150を構成
する発光素子152の各カソードに接続されている。こ
れら各発光素子152のアノードは電流制限用抵抗Rを
それぞれ介して電源Vccに接続されている。
しかして、前述したように消去範囲を設定した後、第1
キヤリツジ41aおよび感光体ドラム10などが動作さ
れるとともに、前記メモリ140より行方向(第11図
に示す)に1列分のデータが順次読出される。この読出
されたデータD1はクロック信号CLKにより、アレイ
駆動部160のシフトレジスタ161に転送される。シ
フトレジスタ161に1列分のデータが転送された後、
感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ150
に到達すると、メインブロセ・フサ群71よリラッチ信
号LTHが出力され、この信号LTHに応じてシフトレ
ジスタ161の記憶データがストアレジスタ162に供
給される。すなわち、消去アレイ150は帯電器11と
露光部Phとの間に配置されているため、前記メモリ1
40により出力される1列分のデータは、たとえば消去
アレイ150と露光部Phの角度がθ1であり、感光体
ドラム10が角速度ωで回転しているとすると、θ1/
ωより以前にストアレジスタ162に供給されるよう、
ラッチ信号LTHの出力タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御される。すな
わち、ストアレジスタ162の田カレベルがハイレベル
である場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフ
とされる。この結果、各スイッチ素子163に接続され
た発光素子152はスイッチ素子163がオンの場合に
点灯され、オフの場合には消灯される。したかって、感
光体ドラム10の帯電部分のうち、発光素子152が点
灯された部分は除電され、この除電された部分はその後
に露光されても静電潜像が形成されず、画像か消去され
たことになる。このように、原稿画像領域以外の部分に
対応されて消去アレイ150の発光素子152を点灯制
御するように、以下、同様にして、メモリ140のデー
タが1列分ずつ読比されることにより、原稿画像周辺に
現れる不要な黒画像の消去が行われる。
次に、上記構成の動作について、第17図に示すフロー
チャートを参照して説明する。たとえば今、原稿台2上
に原稿Gが載置され、操作パネル30の複写キー30a
が投入されたとする(ST1)。その後、カバー検知ス
イッチ3からの入力により、原稿カバー1aが完全に閉
じられているか否かが判断される(ST2)。原稿カバ
ー18が完全に閉じられていない状態であることが判断
された場合、インジケータがオンされる(ST3)そし
て、処理がステップ4に移行され、消去モード解除スイ
ッチ30xにより消去モードが解除されているか否かが
判断される(ST4)。消去モード解除スイッチ30x
により消去モードか解除されていないと、以降のステッ
プにおいて、画像の形成動作(複写動作)とともに、原
稿画像周辺に現われる不要な黒画像の消去が行われる。
このステップ5においては、用紙サイズに応じて消去範
囲が設定され、メモリ140の消去範囲に対応するアド
レスにハイレベル信号が記憶せしめられる(ST5)。
こうして消去範囲が設定されると、消去動作をともなう
画像の形成動作が開始される(ST6)。
すなわち、ランプレギュレータ81を介したメインプロ
セッサ群71の制御により露光ランプ4が点灯され、パ
ルスモータドライバ79を介した第1サブプロセッサ群
72の制御によりモータ33が駆動されて第1キヤリツ
ジ41aが走査開始位置より第2キヤリツジ41bから
離れる方向に移動されることにより、画像形成のための
原稿走査か行われる。また、パルスモータトライバ80
を介した第2サブブロセツザ群73の制御によりモータ
36などか駆動されて感光体トラム10などが動作され
るとともに、アレイ駆動部160により消去アレイ15
0が駆動され、前述したようにメモリ140からのデー
タに応じて発光素子152か点灯制御される。これによ
り、発光素子152が点灯された消去範囲に対応する、
帯電器11によって帯電された感光体ドラム10上の表
面電荷が除去される。上記感光体ドラム10の帯電部分
のうち、消去アレイ150によって除電された部分は、
その後、露光されても静電潜像が形成されない。したが
って、原稿カバー1aが完全に閉じられていない場合に
、用紙サイズに応じて、第18図(b)に示す如く、用
紙P上に形成される複写画像には周囲に不要な黒画像(
第18図(a)に斜線で示す周辺部の黒領域)が現われ
ることなく、ハードコピーとして常に美しい複写画像を
得ることができる。
また、シート状の原稿Gに限らず、本などのような厚物
原稿によって原稿カバー1aが完全に原稿台2と接触し
ない場合でも、原稿画像の周囲に現われる不要な黒画像
を消去することができ、ノ1−トコピーとして美しい複
写画像を得ることができる。
一方、上記ステップ2において原稿カバー1aが開放さ
れていないと判断された場合、及びステップ4において
消去モードが解除されている場合には、処理がステップ
7に移行され、上述した消去動作は省略されて通常の複
写動作が行われる。
すなわち、原稿カバー1aが完全に閉じられている場合
には不要な黒画像が原稿画像周辺に現れることはない。
、また、消去モードが解除されている場合には、当然用
紙周辺部の黒画像の消去は行われない。このため、消去
動作は不要となる。したがって、原稿カバー1aの開閉
を検知して原稿カバー1aが完全に閉じられていること
が検知された場合、及び消去モードが解除されている場
合には、消去動作を省略することができる。
このようにして、設定された枚数に応じて複写画像の形
成がなされると、一連の動作が終了され、複写機は待機
状態とされる。
上記したように、原稿カバーが完全に閉じられていない
ときには用紙サイズに応じて、感光体ドラム上の不要な
電荷を強制的に除去することにより、原稿画像周辺に現
れる不要像を消去するようにしている。
すなわち、原稿カバーが閉じられていない場合、もしく
は厚物原稿などによって原稿カバーを閉じることができ
ない場合であっても、原稿画像周辺に無駄なトナーによ
る不要な黒画像が生じるのを防ぐことが可能となる。し
たがって、見た目にも美しい質の良い複写画像を得るこ
とができるとともに、原稿画像以外の領域における現像
剤の無駄な消費を防止できるものである。また、被転写
紙の周辺部にトナーがのせられていないので、定着ロー
ラによる被転写紙の巻き込みが防止される。
更に、必要に応じて消去モードが解除できるので、複写
する操作者が消去が必要か否か選択することができる。
また、原稿カバーを開放したままでも不要な黒画像のな
い美しい複写画像が得られるようになるため、複写の度
にいちいち原稿カバーを閉じる必要性がなくなるなどの
作用、効果も期待できるものである。
また、原稿カバー1aの開放をカバー検知スイッチ3か
らの入力により検知するようにしたが、たとえば反射光
のレベルの大小または明暗などを検出し、原稿G以外の
明度が一定レベル以下のときに原稿カバー1aの開放を
検知するようにしても良い。
また、消去アレイ150の配設位置は第12図に示す位
置に限らず、第19図に示す如く、露光部phと現像器
12との間に配設し、形成された静電潜像を消去範囲に
応じて消去するように構成することも可能である。
次に、第2の実施例を図面を参照して説明する。
第2実施例は、第1実施例と感光体ドラム周辺の構成以
外は同様である。第1実施例では、感光体ドラムの不要
な帯電を消去する為に消去アレイか配置されていたか、
これに変えて第2実施例では、帯電シャッタが配置され
ている。第20図に第2実施例の画像形成装置が示され
ている。第1実施例と同一符号を付した同一部材の説明
は省略する。第1実施例の消去アレイ150は設けられ
ずに、代って、帯電シャッタ200が設けられている。
本体1に設けられた操作パネル30、複写機の各駆動部
の駆動源構成、光学系を往復移動させるための駆動機構
も全て第1実施例と同様である。
第21図に示す如く、感光体ドラム10と帯電器11と
の間には帯電シャッタ40が近接して設けられている。
この帯電シャッタ40は、感光体ドラム10の回転軸の
方向と平行な方向に2つのシャッタ201.202を有
し、これらのシャッタ201.202は、感光体ドラム
10の両端部近傍に移動可能に配置されている帯電遮断
部20IA、202Aと、1つのギア203に対向して
歯合されるラック201B、202Bをそれぞれ備えて
いる。ギア203は帯電シャッタモータ204により回
転される。帯電シャ・ツタモータ204が回転すると、
ギア203が回転され、う・ツク201B、202Bに
力が加えられてシャッタ201.202の帯電遮断部2
01A、202Aの位置が変化する。これにより、感光
体ドラム10の帯電される部分の開口部の長さWが変化
され、周辺部に帯電されない部分か形成される。
第22図には第2実施例の全体的な制御回路が示されて
いる。メインプロセッサ群71は、操作パネル30およ
び各種スイッチやセンサ、たとえば前記カセットサイズ
検知スイッチ60a、60bなどの入力機器75からの
入力を検知し、前記各種帯電器を駆動する高圧トランス
76、前記除電ランプ28、前記クリーナ27のプレー
ドソレノイド27a1前記定着ローラ対23のヒータ2
3 a s前記露光ランプ4、および前記各モータ31
〜40.58などを制御して前述の複写動作を行うとと
もに、原稿検知器63 a、  63 b、メモリ14
0、帯電シャッタモータ204、シャッタドライバ20
6、演算処理部170などを、前記カバー検知スイッチ
3などの人力機器75からの入力にしたがって制御し、
複写画像(出力画像)の原稿画像周辺に現われる不要な
黒画像を消去する動作を行うものである。
上記モータ31〜40.58のうち、モータ35.37
.40および現像器12にトナーを供給するトナー用モ
ータ77は、モータドライバ78を介してメインプロセ
ッサ群71で制御され、モータ31〜34は、パルスモ
ータドライバ79を介して第1サブプロセッサ群72て
制御され、モータ36,39,38.58は、パルスモ
ータドライバ80を介して第2サブプロセッサ群73で
制御される。また、露光ランプ4はランプレギュレータ
81を介してメインプロセッサ群71で制御され、ヒー
タ23aはヒータ制御部82を介してメインプロセッサ
群71で制御される。そして、メインプロセッサ群71
から第1.第2サブプロセツサ群72.73へは各モー
タの駆動/停止命令が送られ、第1.第2サブプロセッ
サ群72゜73からメインプロセッサ群71へは各モー
タの駆動/停止状態を示すステータス信号などが送られ
る。また、第1サブプロセッサ群72には、モータ31
〜34の各初期位置を検出する位置センサ83からの位
置情報か入力されている。これら第1.第2サブプロセ
ツサ群72.73は、たとえばマイクロコンピュータ、
およびこのマイクロコンピュータから供給される設定値
に応じて基準クロックパルスのカウントを行い、ノクル
スモークの相切換間隔時間を制御するプログラマブル・
インターバル・タイマなどによって構成されて0る。
上記原稿検知器63a、63b (受光素子61)の出
力(電気信号)は、増幅器66および比較回路68を介
して、前記メインプロセッサ群71により演算処理部1
70に供給される。上記比較回路68では、増幅器66
の出力が、受光素子61の感度のばらつきや温度変化な
どに起因する受光素子61の出力レベルの変動を補正す
るための基準電圧(Vref)と比較されるようになっ
て0る。
上記演算処理部170は、モータ33に供給されたパル
ス数により第1キヤリツジ41aの位置(検知位置T−
Z)を算出する位置データ、この位置データから求めら
れる各検知位置T−Zにおけるそれぞれの原稿検知器6
3a、63bの出力レベルの組合わせ(原稿の有無)に
応じて原稿サイズを識別するだめの識別データ、この識
別データにより識別された原稿サイズと前記操作パネル
30の倍率設定キー30hによって指定される複写の倍
率とに応じた原稿画像領域(画像サイズ)にもとづいて
消去範囲を設定する設定データなどを備えている。なお
、メモリ140、シャッタドライバ206、帯電シャッ
タモータ204については後述する。
次に、用紙サイズの検知結果が用いられて消去範囲が設
定される。この方法は第1実施例と同様である。たとえ
ば、原稿カバー1aが完全に閉じられていないことが検
知され、消去モードが解除されていない場合、演算処理
部170により、識別データから求めた原稿Gのサイズ
と、前記操作パネル30の倍率設定キー30hにより指
定されている複写の倍率とに応じた原稿画像の形成領土
(画像サイズ)にもとづいて、この用紙周辺部tの消去
の対象とする消去範囲が設定される。こC消去範囲は画
像サイズに応じて消去エリアマツ:設定データ内より選
出され、メインプロセッサ君711’iしてメモリ14
0に記憶される。この馴果、メモリ140内には、原稿
画像領域部分に[−レベル信号“O”が、それ以外の部
分(非画係領域)にハイレベル信号“1″が記憶される
。1なわち、このメモリ140は、たとえば複写切割な
最大原稿サイズよりも若干大きな容量を有しτおり、倍
率が等倍(倍率100%)の場合であわば、第10図に
示す原稿Gに対して、第11図に示す如く、原稿Gの画
像領域に対応するアドレスにローレベル信号が、それ以
外のアドレスにハイレベル信号が記憶されるようになっ
ている。
第21図に示されるように、上記帯電シャッタモータ2
04は、前述したシャッタモータドライバ206により
駆動される。シャッタモータドライバ206は、用紙の
大きさが検知されるとその大きさに対応するメモリ14
0がらのデー・夕に応じて帯電遮断部201A、202
Aの位置を変化させる。したがって、感光体ドラム1o
の帯電部分のうち、帯電遮断部201A、202Aによ
り遮断さ、れた部分は帯電されず、この帯電されない部
分はその後に露光されても静電潜像が形成されず、画像
が消去されたことになる。このように、原稿画像領域以
外の部分に対応してシャッタ2゜1.202が制御され
て、原稿画像側部周辺に現れる不要な黒画像の消去か行
われる。
また、帯電装置11は高圧トランス76に接続され、帯
電装置11を駆動する為に帯電ドライバ208が設けら
れる。帯電ドライバ208は、メインプロセッサ群71
に接続され、メインプロセッサ群71により帯電ドライ
バ208の動作タイミングが制御される。用紙の大きさ
が検知されるとその大きさに対応するメモリ140がら
のデータに応じて帯電装置11のオン、オフのタイミン
グが制御される。感光体ドラム1oの軸方向である1、
用紙の上下の周辺部の消去は、感光体ドラム10の帯電
のタイミングを制御することにより達成される。つまり
、複写か開始され、用紙の先端部に当たる感光体ドラム
1oの位置には、帯電装置11からの帯電かなされず、
所定の位置から帯電か開始される。そして、用紙の終端
部に当たる感光体ドラム10の位置の手前で帯電装置1
1での帯電が終了される。これにより、感光体ドラム1
0の用紙の上下の先端部、終端部に当たる部分には、帯
電装置11での帯電がなされないので、原稿画像上下部
周辺に現れる不要な黒画像の消去が行われる。よって、
帯電シャッタと、帯電装置のオンオフとにより用紙周辺
部の黒画像の消去が行われる。
更に、この第2実施例では、第17図に示された第1実
施例と同様なフローチャートにより動作される。たとえ
ば今、原稿台2上に原稿Gが載置され、操作パネル30
の複写キー30aが投入されたとする(STI)。その
後、カバー検知スイッチ3からの入力により、原稿カバ
ー1aが完全に閉じられているか否かが判断される(S
r1)。
原稿カバー1aが完全に閉じられていない状態であるこ
とか判断された場合、インジケータがオンされる(Sr
3)。そして、処理がステップ4に移行され、消去モー
ドが解除されたが否がか判断される(Sr1)。消去モ
ードが解除されていないと以降のステップにおいて、画
像の形成動作(複写動作)とともに、原稿画像周辺に現
われる不要な黒画像の消去が行われる。ステップ5にお
いては、用紙サイズに応じて消去範囲が設定され、メモ
リ140の消去範囲に対応するアドレスにハイレベル信
号が記憶せしめられる(Sr5)。
こうして消去範囲が設定されると、消去動作をともなう
画像の形成動作が開始される(Sr1)。
すなわち、ランプレギュレータ81を介したメインプロ
セッサ群71の制御により露光ランプ4が点灯され、パ
ルスモータドライバ79を介した第1サブプロセッサ群
72の制御によりモータ33が駆動されて第1キヤリツ
ジ41aが走査開始位置より第2キヤリツジ41bがら
離れる方向に移動されることにより、画像形成のための
原稿走査が行われる。また、パルスモータドライバ80
を介した第2サブプロセッサ群73の制御によりモータ
36などが駆動されて感光体ドラム10などが動作され
るとともに、帯電シャッタモータ204により帯電シャ
ッタ200が駆動され、前述したようにメモリ140か
らのデータに応じて帯電遮断部201A、202Bが移
動制御される。また、帯電装置11に印加される高電圧
の発生させるタイミングが制御されて、感光体ドラム1
0の用紙の先端部及び終端部に当たる部分が帯電されな
い。これにより、帯電装置11による周辺部の帯電が防
止され、感光体ドラム10の用紙周辺部に対応する表面
が帯電されない。上記感光体ドラム10の帯電遮断部2
01A、202Bと、帯電装置11の電圧印加タイミン
グの制御とにより、帯電が防止された部分は、電荷がな
いので静電潜像が形成されない。よって、トナーによる
顕像も形成されない。したがって、原稿カバー1aが完
全に閉じられていない場合に、用紙サイズに応じて、第
18図(b)に示す如く、用紙P上に形成される複写画
像には周囲に不要な黒画像(第18図(a)に斜線で示
す周辺部の黒領域)が現われることなく、ハードコピー
として常に美しい複写画像を得ることかできる。
また、シート状の原稿Gに限らず、本などのような厚物
原稿によって原稿カバー1aか完全に原稿台2と接触し
ない場合でも、原稿画像の周囲に現われる不要な黒画像
を消去することができ、ハードコピーとして美しい複写
画像を得ることができる。
一方、上記ステップ2において原稿カバー1aが開放さ
れていないと判断された場合、及びステップ4において
消去モードが解除された場合には、処理がステップ7に
移行され、上述した消去動作は省略されて通常の複写動
作が行われる。すなわち、原稿カバー1aが完全に閉じ
られている場合には不要な黒画像が原稿画像周辺に現れ
ることはない。また、消去モードが解除されている場合
には、当然用紙周辺部の黒画像の消去は行われない。
このため、消去動作は不要となる。したがって、原稿カ
バー1aの開閉を検知して原稿カバー1aが完全に閉じ
られていることか検知された場合、及び消去モードが解
除された場合には、消去動作を省略することができる。
このようにして、設定された枚数に応じて複写画像の形
成がなされると、一連の動作が終了され、複写機は待機
状態とされる。
上記したように、原稿カバーが完全に閉じられていない
とき、用紙サイズに応じて、感光体ドラム上の不要な電
荷を強制的に除去することにより、原稿画像周辺に現れ
る不要像を消去するようにしている。
すなわち、原稿カバーが閉じられていない場合、もしく
は厚物原稿などによって原稿カバーを閉じることができ
ない場合であっても、原稿画像周辺に無駄なトナーによ
る不要な黒画像が生じるのを防ぐことが可能となる。し
たがって、見た目にも美しい質の良い複写画像を得るこ
とができるとともに、原稿画像以外の領域における現像
剤の無駄な消費を防止できるものである。更に、被転写
紙の周辺部にトナーがのせられていないので、定着ロー
ラによる被転写紙の巻き込みか防止される。
また、原稿カバーを開放したままでも不要な黒画像のな
い美しい複写画像が得られるようになるため、複写の度
にいちいち原稿カバーを閉しる必要性かなくなるなどの
作用、効果も期待できるものである。
また、原稿カバー1aの開放をカバー検知スイッチ3か
らの入力により検知するようにしたか、たとえば反射光
のレベルの大小または明暗などを横比し、原稿G以外の
明度が一定レベル以下のときに原稿カバー1aの開放を
検知するようにしても良い。
上述の2つの実施例において、カバー検知スイッチ3の
配設位置は第1図および第22図に示す位置に限らず、
原稿カバー3. aの先端移動部近傍に配設することも
可能である。さらに、カバー検知スイッチ3は上述のス
イッチに限らず、たとえば第23図に示されるスイッチ
6’Oa、60bや、マグネットとリードスイッチとの
組合わせからなるものであっても良い。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、原稿カバーが
開いている状態であっても、被転写材の周辺部分に現れ
る不要な黒画像を消去することができ、出力画像の質が
向上されるとともに、現像剤の無駄な消費を防止できる
画像形成装置を提供できる。また、用紙の周辺部の消去
は、消去モードを解除することにより省略することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第1図は
第1実施例の複写機の構成を示す側断面図、第2図は第
1実施例の複写機の外観斜視図、第3図は操作パネルの
構成を示す平面図、第4図は駆動部の構成を示す斜視図
、第5図は光学系の駆動機構を概略的に示す斜視図、第
6図は指針の駆動機構を概略的に示す斜視図、第7図は
原稿のサイズ検知動作を説明するために示す図、第8図
は原稿検知器について説明するために示す断面図、第9
図は第1実施例の全体的な制御回路を示す構成図、第1
0図は消去範囲の設定方法について説明するために示す
図、第11図はメモリの内容を説明するために示す図、
第12図は消去アレイの配置を示す要部の側断面図、第
13図および第14図はそれぞれ消去アレイと感光体ド
ラムとの関係を示すものであり、第13図は要部のみを
示す斜視図、第14図は要部のみを示す正面図、第15
図は消去アレイの構成を示すものであり、同図(a)は
側断面図、同図(b)は一部を切除して示す正面図、第
16図はアレイ駆動部の構成を示す回路図、第17図は
動作を説明するために示すフローチャート、第18図は
シート状の原稿を例に動作を説明するために示すもので
あり、同図(a)は複写画像に不要な黒画像が現れる場
合を示す図、同図(b)は複写画像より不要な黒画像が
消去された場合を示す図、第19図は消去アレイの他の
配置例を示す要部の側断面図、第20図は第2実施例の
複写機の構成を示す側断面図、第21図は第2実施例の
感光体トラム及び静電シャッタの関係を説明する為の図
、第22図は第2実施例の全体的な制御回路を示す構成
図、第23図はカバー検知スイッチの他の変形例を示す
図である。 1・・本体、1a・・・原稿カバー 2・・・原稿台、
3・・・カバー検知スイッチ、4・・・露光ランプ、8
・変倍用レンズブロック、1o・・・感光体ドラム(感
光体)、30・・・操作パネル、41a・・・第1キヤ
リツジ、61・・・受光素子、62・・・発光素子、6
3a。 63b・・・原稿検知器、71・・・メインプロセッサ
群、140・・・メモリ、150・・・消去アレイ、1
60・・・アレイ駆動部、170川演算処理部、 20
0・・・帯電シャッタ、201A、202A・・・帯電
遮断部、201B、202B・・・ラック。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透光性を有する原稿台に載置された原稿を光学系により
    光学的に読取り、この原稿の画像に対応した像を像担持
    体に形成する画像形成装置において、 前記原稿を前期原稿台と協動して挟持する原稿押え手段
    と、 この原稿押え手段による挟持動作の解除を検知する検知
    手段と、 この検知手段が前記画像形成装置の画像形成動作中に前
    記原稿押え手段の挟持動作の解除を検知すると、非原稿
    載置領域に対応する画像が像担持体に形成されることを
    防止する像消去手段と、前記像消去手段が行う消去を解
    除することができる消去モード解除スイッチと、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP2084618A 1990-03-30 1990-03-30 画像形成装置 Pending JPH03282565A (ja)

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JP2084618A Pending JPH03282565A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 画像形成装置

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JP (1) JPH03282565A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258886A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Toshiba Corp 画像形成装置

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JPH06258886A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Toshiba Corp 画像形成装置

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