JPH01257875A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH01257875A
JPH01257875A JP8596188A JP8596188A JPH01257875A JP H01257875 A JPH01257875 A JP H01257875A JP 8596188 A JP8596188 A JP 8596188A JP 8596188 A JP8596188 A JP 8596188A JP H01257875 A JPH01257875 A JP H01257875A
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JP8596188A
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Inventor
Yasuhiro Iwata
岩田 裕弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば電子複写機に適用される画像形成
装置に関する。
(従来の技術) 画像形成装置、たとえば電子写真プロセスを用いた電子
複写機では、原稿台上に載置された原稿を上から原稿カ
バーで覆い、この原稿カバーによって原稿以外に照射さ
れる露光ランプの光をも感光体ドラムに導くことにより
、感光体ドラムの表面に帯電された不要な電荷を除去す
るようになっている。
ところか、原稿カバーか先金に閉しられていない状態で
原稿の走査か行われると、原稿以外の部分に照射された
露光ランプからの光が感光体ドラムに結像されなくなる
。すると、原稿画像周辺(非画像領域)の不要な電荷が
除去されず、後の現像によって原稿画像以外の部分にま
でトナーが付着されることになる。このため、原稿サイ
ズが用紙サイズより小さい場合、もしくは原稿サイズと
用紙サイズとか等しい場合でも縮小による複写サイズか
用紙サイズより小さかったり、原稿が斜めになって原稿
台上に正しく載置されていない場合なと、複写画像(コ
ピー画像)の原稿画像周辺かトナーでまっ黒になる。ま
た、本などのような厚物原稿によって原稿カバーか完全
に原稿台と接触しない場合も、複写画像の原稿画像周辺
に影による不要な黒画像が発生する。
このように、原稿画像周辺に無駄なトナーによる不要な
黒画像(黒ベタ像)が現われるものでは、複写画像とし
ては見た目にも美しくない質の悪いものであり、またト
ナーの無駄使いにより現像剤の消費が激しいという問題
点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、原稿カバーが完全に閉じられていない状態
で画像の形成動作が行われると、原稿画像以外の部分に
不要な黒画像が発生するため、得られる複写画像として
は質の悪いものであり、また現像剤の無駄な消費が多く
なるという欠点を除去すべくなされたもので、原稿カバ
ーが完全に閉じられていない状態で画像の形成動作が行
われた場合であっても、原稿画像以外の部分に現れる不
要な黒画像を消去することができ、複写画像の質が向上
されるとともに、現像剤の無駄な消費を防止できる画像
形成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の画像形成装置にあっては、原稿台に載置され
た原稿を光学系により光学的に走査して電荷が付与され
た感光体に原稿の画像に対応した像を形成し、この像を
現像して被転写材へ転写する画像形成装置において、前
記光学系による原稿の走査時に、原稿面からの反射光を
用いて原稿画像の周縁部を検出する検出手段と、この検
出手段によって検出された原稿画像の周縁部より外側の
非画像領域に対応する前記感光体上の電荷を除去して原
稿画像周辺の像を消去する消去手段とから構成されてい
る。
(作用) この発明は、光学系による原稿の走査時に、この走査に
よる原稿面からの反射光を用いて原稿画像の周縁部を検
出し、原稿画像の周縁部より外側の非画像領域に対応す
る感光体上の不要な電荷を除去することにより、原稿画
像の周囲に現れる不要な黒画像を消去するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図、第2図はこの発明の画像形成装置、たとえば複
写機を概略的に示すものである。複写機本体1の上面に
は、原稿を支承する原稿台(透明ガラス)2か固定され
ている。この原稿台2には原稿のセット括準となる固定
スケール21が設けられ、さらに原稿台2の近傍には開
閉自在の原稿カバー11が設けられている。そして、上
記原稿台2に載置された原稿は、露光ランプ4、ミラー
5.6.7からなる光学系が、原稿台2の下面に沿って
矢印a方向に往復動されることにより露光走査されるよ
うになっている。この場合、ミラー6.7は光路長を保
持するよう、ミラー5の172の速度にて移動される。
上記光学系の走査による原稿からの反射光、つまり露光
ランプ4の光照射による原稿からの反射光は上記ミラー
5,6゜7によって反射された後、変倍用レンズブロッ
ク8を通り、さらにミラー9によって反射されて感光体
トラム10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表
面に結像されるようになっている。
上記感光体ドラム10は図示矢印C方向に回転され、ま
ず、帯電用帯電器11によって表面が帯電される。この
後、露光部phにおいて画像かスリット露光されること
により、表面に静電潜像か形成される。この静電潜像は
、現像器12によってトナーか付着されることにより可
視像化される。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カセ
ット]3、あるいは下段給紙カセット14から送出ロー
ラ15、あるいは16によって一枚ずつ取出され、この
取出された用紙Pは用紙案内路17、あるいは18を通
ってレジストローラ対19へ案内され、このレジストロ
ーラ対19によって転写部へ送られるようになっている
ここで、上記給紙力セント13.14は本体1の右側下
端部に着脱自在に設けられており、後述する操作パネル
においていずれか一方か選択できるようになっている。
なお、上記各給紙カ七ソト13.14はそれぞれカセソ
トサイス検知スインチロ0.,60□によってカセット
サイズが検知されるものである。このカセットサイス検
知スイッチ6(−1+ 、602は、サイズの異なるカ
セットの挿入に応してオン/オフされる複数のマイクロ
スイッチにより構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器20の部
分で感光体トラム10の表面と密着され、上記帯電器2
0の作用により感光体ドラム10上のトナー像が転写さ
れる。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器2]の作
用で感光体トラム10から静電的に剥離され、搬送ヘル
ド22によってその終端部に設けられた定着器としての
定着ローラ23へ送られる。そして、ここを通過するこ
とにより転写像か定着され、定着後の用紙Pは、排紙ロ
ーラ対24によって本体1外のトレイ25に排出される
また、転写後の感光体ドラム10は、除電用帯電器26
によって除電された後、クリ−す27て表面の残留トナ
ーか除去され、さらに除電ランプ28によって残像か消
去されることにより、初期状態に復帰されるようになっ
ている。なお、29は本体]内の温度上昇を防止するた
めの冷却ファンである。
第3図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。30aは複写開始を指令する複写キー、30b
は複写枚数の設定などを行うテンキー、30cは各部の
動作状態や用紙のジャムなとを表示する表示部、30d
は複写濃度を設定する濃度設定部、30eは1・−タル
複写枚数を表示させるためのカウント指令キー、30f
は識別符号(IDコード)か一致した場合のみ複写を許
可するID複写モードが設定されている場合において、
各IDコードに対応した複写枚数を表示させるためのI
Dカウントキーである。
また、30gは多重複写なとを行う場合に操作する編集
キー、30hは複写倍率を設定する場合に操作する倍率
設定キー、30iは上段、下段給紙カセッ1−13.1
4を選択する場合に操作するカセット選択キー、301
(はたとえば前記編集キー30gを操作し、この状態で
複写条件なとを設定した場合、この設定した複写条件な
どを記憶したり、あらかじめ記憶されている複写条件な
とを読出す場合に操作するモードメモリキー、30/は
各モードに応した情報を得たい場合に操作するインフォ
メーションキーてあり、たとえば用紙のジャムが発生し
た場合にこのキー30)を操作すると、後述する表示器
30oにジャムを解除するだめの情報が表示されるよう
になっている。
さらに、30mはファンクションチエツクキーであり、
このファンクションチエツクキー30mを操作すると、
とのような機能か設定されているかを表示器30oに表
示させることかできる。
30nは表示器30oのコントラストを調整するための
ダイアルである。300はたとえば液晶ドツトマトリク
スパネルからなる表示器であり、この表示器30oには
、複写機の設定状態なとか文字なとにより表示され、前
記各種牛−30e。
−つ − 30f、30g〜30mか操作された場合、それぞれに
対応する文字なとの表示が行われるようになっている。
この表示器30oの両側部には、表示器30oに表示さ
れる各種機能を選択する操作キー30□〜30.、.3
05〜308が配設されている。
第4図は上記のように構成された複写機の各駆動部の駆
動源構成例を示すものであり、以下のようなモータで構
成される。すなわち、31はレンズ用モータであり、変
倍を行わせるための前記レンズブロック8の位置を図示
矢印す方向に移動させるためのモータである。32はミ
ラー用モータであり、変倍を行わせるための前記ミラー
5とミラー6.7との間の距離(光路長)を変更させる
ためのモータである。33は走査用モータであり、前記
露光ランプ4およびミラー5、前記ミラー6゜7を原稿
走査のために移動させるためのモータである。34はン
ヤッタ用モータてあり、変倍時の感光体ドラム10への
帯電器11による帯電幅を調整するだめのンヤッタ(図
示しない)を移動させるためのモータである。35は現
像用モータであり、前記現像器]2の現像ローラなどを
駆動するためのモータである。36はドラム用モータで
あり、前記感光体ドラム1oを駆動するためのモータで
ある。37は定着用モータであり、前記用紙搬送路22
、定着ローラ対2Bおよび排紙ローラ対24を駆動する
ためのモータである。38は給紙用モータであり、前記
送出ローラ15,16を駆動するためのモータである。
3つは紙送り用モータであり、前記レジストローラ対1
9を駆動するためのモータである。4oはファン用モー
タであり、前記冷却ファン29を駆動するためのモータ
である。
第5図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構を
示すものである。すなイっち、ミラー5および露光ラン
プ4は第1キヤリツジ41□に、ミラー6.7は第2キ
ヤリツジ41□にそれぞれ支持されており、これらキャ
リッジ4]、1,412は案内レール421,422に
案内されて矢印a方向に平行移動自在とされている。ま
た、4相パルスモーク33はプーリ43を駆動するよう
になっている。このプーリ43とアイドルプーリ44と
の間には無端ヘルド45が掛渡されており、このヘルド
45の中途部にミラー5を支持する第1キヤリツジ4]
1の一端か固定されている。
一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ4]2の
案内部46には、レール422の軸方向に離間して7つ
のプーリ47.47か回転自在に設けられており、これ
らプーリ47,47間にワイヤ48か1卦渡されている
。このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイル
スプリング50を介して上記固定部4つにそれぞれ固定
されている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キ
ヤリツジ411の一端か固定されている。したかって、
パルスモータ33か回転されることにより、ヘルド45
か回転して第1キヤリツジ4]1か移動され、これにと
もなって第2キヤリツジ412も移動される。このとき
、プーリ47,47が動滑車の役目をするため、第1キ
ヤリツジ411に対して第2キヤリツジ412か1/2
の速度にて同一方向へ移動される。なお、第1.第2キ
ャリッジ411,412の移動方向は、パルスモータ3
Bの回転方向を切換えることにより制御される。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。すなわち、カセット選択キー3
01によって指定された用紙サイズを(P x、  P
 y)とし、倍率設定キー30hによって指定された複
写倍率をKとすると、複写可能範囲(x、y)は、rx
=Px/Kl、ry−Py/KJとなる。この複写可能
範囲(x、y)のうち、X方向は原稿台2の裏面に配設
された指針51.52の相互間距離によって表示され、
X方向は前記第1キヤリツジ411の上面部に設けられ
たスケール53と前記固定スケール21との相互間距離
によって表示されるようになっている。
上記指針51.52は、第6図に示す如く、プーリ54
,55との間にスプリング56を介して掛渡されたワイ
ヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ58
によって回転されるようになっており、このモータ58
が前記水められたX方向の複写可能範囲に応して駆動さ
れることにより、指針5]、、52の相互間距離が変え
られるようになっている。
また、第1キヤリツジ411は、用紙サイズおよび複写
の倍率に応してモータ33か駆動されることにより、所
定の位置(倍率に応じたホームポジション)へ移動され
るようになっている。そして、複写キー30aか操作さ
れると、第1キヤリツジ41】は、第1図に示す如く、
まず、ホームポジション位置HPより第2キヤリツジ方
向(al)に移動され、その後露光ランプ4か点灯され
て第2キヤリツジ411から離れる方向(a2)に移動
される。このようにして、原稿の走査か終了すると、ラ
ンプ4か消灯され、第1キヤリツジ411は前記ホーム
ポジション位置HPに復帰される。
第7図は全体的な制御回路を示すものである。
メインプロセッサ群7]は、操作パネル30および各種
スイッチやセンサ、たとえば前記カセットサイス検知ス
イッチ60..602なとの入力機器75からの入力を
検知し、前記各種帯電器を駆動する高圧トランス76、
前記除電ランプ28、前記クリーナ27のプレートソレ
ノイド27a1前記定着ローラ対23のヒータ23a、
前記露光ランプ4、および前記各モータ31〜40.5
8などを制御して前述の複写動作を行うとともに、ライ
ンセンサ131、消去アレイ150、アレイ駆動部16
0などを制御して、複写画像の原稿画像周辺に現われる
不要な黒画像を消去する動作を行うものである。なお、
ラインセンサ131、消去アレイ1501アレイ駆動部
160については後述する。
上記モータ31〜40.58のうち、モータ35.37
.40および現像器12にトナーを供給するトナー用モ
ータ77は、モータドライバ78を介してメインプロセ
ッサ群71て制御され、モータ3]〜34は、パルスモ
ータトライハフ9を介して第1サブプロセッサ群72て
制御され、モータ36,39,38.58は、パルスモ
ータドライバ80を介して第2サブプロセッサ群73て
制御される。また、露光ランプ4はランプレギュレータ
81を介してメインプロセッサ群71で制御され、ヒー
タ23aはヒータ制御部82を介してメインプロセッサ
群71で制御される。そして、メインプロセッサ群71
から第1.第2サブプロセツサ群72.73へは各モー
タの駆動/停止命令か送られ、第1.第2サブプロセッ
サ群72.73からメインプロセッサ群71へは各モー
タの駆動/停止状態を示すステータス信号が送られる。
また、第1サブプロセッサ群72には、モータ3]〜3
4の各初期位置を検出する位置センサ83からの位置情
報が入力されている。これら第1.第2サブプロセツザ
群72,7.3は、たとえばマイクロコンピュータ、お
よびこのマイクロコンピュータから供給される設定値に
応じて基準クロックパルスのカウントを行い、パルスモ
ータの相切換間隔時間を制御するプログラマブル・イン
ターバル・タイマなどによって構成されている。
次に、原稿画像の周縁部を検出する手段について説明す
る。第1図に示す如く、たとえば前記変倍用レンズブロ
ック8とミラー9との相互間には暗部検出器180が設
けられている。この暗部検出器180は、第8図に示す
如く、原稿面からの反射光に応じた画像情報を出力する
ラインセンサ131と、このラインセンサ131に原稿
面からの反射光を結像するアトレンズ181とから構成
されている。このアトレンズ18]としては、原稿面か
らの反射光の光路長を補足するために、たとえば凸レン
ズか用いられている。しかして、この暗部検出器180
は、前記変倍用レンズブロック8とミラー9との間の光
路中において、上記レンズブロック8を通過した露光ラ
ンプ4の光照射による原稿面からの反射光を受け、この
反射光をアトレンズ18]によってラインセンサ13]
に結像するようになっている。こうして、ラインセンサ
131に結像されると、原稿面からの反射光に応じた画
像情報が、順次、メインプロセッサ群71に供給される
メインプロセッサ群71では、ラインセンサ131の出
力(画像情報)かあらかじめ設定されたしきい値にした
かって2値化されるとともに、各画素についての明(白
画素)あるいは暗(黒画素)の識別の結果にもとづいて
原稿画像の周縁部を検出し、この周縁部より外側の非画
像領域(原稿画像周辺)に対応して、後述する消去手段
を駆動する駆動信号が生成されるようになっている。
すなわち、原稿カバー]1か完全に閉じられていない状
態で原稿に露光ランプ4からの光か照射されると、原稿
の周辺に照射された光が原稿カバー11で反射されず、
原稿以外の領域(原稿の存在しない非画像領域)か無反
射部(暗部)として検出されるようになっている。この
無反射部によって原稿画像の周囲が暗くなるため、感光
体1〜ラム10の表面に残る不要な電荷か除去されず、
これか複写画像に不要な黒画像として現れることとなる
。そこで、前記光学系による走査方向と直交する方向(
列り向)の白黒情報を読取って無反射部を検出し、この
無反射部に対応して消去手段を駆動することにより、不
要な黒画像の消去を行うよ−]8− うになっている。
上記駆動信号は、第9図に示す如く、前記光学系による
走査方向(行方向)に1列分ずつ、順次、前記光学系の
走査にともなって出力されるようになっている。この場
合、白黒情報の白情報(白画素)に対してはローレベル
信号が、黒情報(黒画素)に対してはハイレベル信号が
設定されるとともに、白画素によって挾まれた黒画素に
対してはローレベル信号が設定されるようになっている
このように、白黒情報より無反射部を読取ることによっ
て画像情報上における原稿画像の周縁部(白画素と黒画
素との境界)を検出し、この原稿画像の終縁部より外側
の非画像領域のみを消去範囲(ハイレベル)とすること
で、たとえば原稿画像内に黒ソリッド(黒領域)なる画
像などかある場合でも、この必要な画像(黒ソリッドな
と)は残して、原稿画像周辺に現れる不要な黒画像のみ
を消去することか可能となる。
次に、不要な黒画像を消去する消去手段について説明す
る。第10図に示す如く、感光体ドラム10の露光部p
hと現像器12との間には消去アレイ150が近接して
設けられている。この消去アレイ150は、第11図お
よび第12図に示す如く、感光体ドラム]0の回転方向
と直交する方向に複数個の遮光用セル15]か配設され
、これら遮光用セル15]の内部にそれぞれ第13図(
a)、(b)に示すような、たとえば発光ダイオードか
らなる発光素子]52が設けられている。
また、各セル]51の感光体ドラム10と対向する開口
部には、発光素子152の光を感光体ドラム10の表面
に集光するレンズ153が設けられている。この消去ア
レイ]50に配設される発光索子152の数は、たとえ
ば前記ラインセンサ131の列方向の容量と一致されて
いる。ここで、発光索子152相互間の距離をPlとし
、個数をN個とすると消去アレイ150の全長はQ=N
XP、となる。
」1記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160
によって駆動される。このアレイ駆動部160は、第1
4図に示す如く、前記ラインセンサ131の列方向のビ
ット数と同一ビット数を有するシフトレジスタ161、
このシフトレジスタ161の内存が保持されるストアレ
ジスタ162、このストアレジスタ162の各出力信号
によってオン/オフ制御される複数のスイッチ素子16
3からなるスイッチ回路164によって構成されており
、これらスイッチ素子163の可動接片163aは接地
され、固定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ15
0を構成する発光素子152の各カソードに接続されて
いる。これら各発光索子]52のアノードは電流制限用
抵抗Rをそれぞれ介して電源Vccに接続されている。
しかして、アレイ駆動部160には、前記メインプロセ
ッサ群71より行方向(第9図に示す)に1列分の駆動
信号が、前記光学系の走査にともなって順次供給される
。この供給された駆動信号D1はクロック信号CLKに
より、アレイ駆動部160のシフトレジスタ161に転
送される。シフトレジスタ161に1列分の駆動信号が
転送された後、感光体ドラム10の露光された部分が消
去アレイ150に到達すると、メインプロセッサ群71
よりラッチ信号LTHが出力され、この信号LTHに応
じてンフトレンスタ161の記憶データかストアレジス
タ162に供給される。すなわち、消去アレイ150は
露光部phと現像器]2との間に配置されているため、
たとえば露光部Phと消去アレイ]50との角度が01
であり、感光体ドラム10が角速度ωて回転していると
すると、前記メインプロセッサ群71により出力される
1列分の駆動信号がθ1/ωのタイミングでストアレジ
スタ162に供給されるよう、ラッチ信号LTHの出力
タイミングか制御されている。
これにより、非画像領域に原稿画像の露光によって除電
されなかった不要な電荷が残っている場合でも、この残
留′電荷をリアルタイムで除去し得ることになる。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御されろ。すな
わち、ストアレジスタ162の出力レベルかハイレベル
である場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフ
とされる。この結果、各スイッチ素子163に接続され
た発光素子152はスイッチ素子163がオンの場合に
点灯され、オフの場合には消灯される。したかって、感
光体ドラムコ0上の残留電荷は発光素子152か点灯さ
れた部分のみ除電され、この除電された部分はその後現
像されてもトナー像が形成されず、画像が消去されたこ
とになる。このように、原稿画像の周縁部より外側の非
画像領域に対応されて消去アレイ150の発光素子15
2を点灯制御するように、以ド、走査にともなって、メ
インプロセッサ群71より駆動信号か1列分ずつ供給さ
れることにより、原稿画像周辺に現れる不要な黒画像の
消去か行われる。
次に、上記構成の動作について説明する。たとえば今、
原稿台2上に原稿Gが載置され、操作パネル30の複写
キー30aが投入されたとする。
すると、パルスモータドライバ80を介した第2サブプ
ロセッサ群73の制御によりモータ36が駆動されて感
光体ドラム10が動作されるとともに、パルスモータド
ライバ79を介した第1サブプロセツザ72の制御によ
ってモータ33が駆動され、第1キャリッジ4]、か複
写の倍率に応じたホームポジション位置HPより第2キ
ヤリツジ412方向(al)の走査開始位置へ移動され
る。
この後、ランプレギュレータ81を介したメインプロセ
ッサ群71の制御によって露光ランプ4が点灯され、第
1キヤリツジ411が第2キヤリツジ41゜より離れる
方向(a2)に移動されることにより、原稿Gの走査か
開始される。すなわち、露光ランプ4の光照射による原
稿Gからの反射光は、ミラー5,6.7によって反射さ
れた後、変倍用レンズブロック8を通り、さらにミラー
9によって反射されて感光体ドラム10に導かれる。
なお、原稿Gの走査が終了すると、露光ランプ4か消灯
され、第1キヤリツジ4]1は前記ホームポジション位
置HPへ復帰される。
一方、前記変倍用レンズブロック8を通過した光は暗部
検出器180によって検出され、アドレンス181を介
してラインセンサ131上に結像される。そして、この
ラインセンサ131の出力にもとづいて原稿画像の周縁
部を検出することにより、消去範囲が決定される。すな
わち、ラインセンサ131からの画像情報は、メインプ
ロセッサ群71において、しきい値により走査方向と直
交する列方向にたとえば1ラインごとに黒の画素が識別
されるとともに、その列方向の白黒情報にもとづいて原
稿画像の周縁部より外側の非画像領域のみを消去の対象
とする駆動信号が生成される。そして、この駆動信号が
原稿Gの走査にともなって、順次、行方向に1列分ずつ
アレイ駆動部160に供給されるようになっている。
すると、アレイ駆動部160により消去アレイ150が
駆動され、前述したようにメインプロセッサ群71から
の駆動信号に応じて発光素子152が点灯制御される。
これにより、発光素子152が点灯された原稿画像の周
縁部より外側の非画像領域に対応する、前記露光部Ph
において原稿画像が露光されなかった感光体ドラム10
上の残留電荷が除去される。すなわち、原稿画像の露光
によって感光体ドラム10の表面に残った帯電部分のう
ち、消去アレイ150によって除電された部分は、その
後現像されてもI・ナー像か形成されない。したがって
、原稿カバー1□が完全に閉じられていない状態で画像
の形成動作が行われた場合であっても、たとえば原稿G
のサイズが前記カセット選択キー30iにより指定され
ている用紙サイズより小さい場合、もしくは原稿Gのサ
イズと用紙サイズとが等しい場合でも倍率設定キー30
hによる複写倍率に応じた複写サイズが用紙サイズより
小さかったり、原稿Gか斜めになって正しく載置されて
いない場合などでも、第15図(b)に示す如く、用紙
P上に形成される複写画像には原稿画像の周囲に不要な
黒画像(第15図(a)に斜線で示す黒枠)が現われる
ことなく、コピーとして常に美しい複写画像を得ること
かできる。また、原稿Gに黒ソリッド(図示していない
)なる画像などかある場合、原稿画像の周囲に現れる不
要な黒画像のみが消去され、原稿画像領域内に必要な黒
ソリッドなどは残して形成することがてき、コピーとし
て美しく、しかも原稿画像に忠実な複写画像を得ること
ができる。
また、シート状の原稿Gに限らす、本などのような厚物
原稿によって原稿カバー11が完全に原稿台2と接触し
ない場合でも、第16図(b)に示すように、原稿画像
の周囲に現われる不要な黒画像(第16図(a)に斜線
で示す黒枠)のみを消去することかでき、コピーとして
美しく、しがも原稿画像に忠実な複写画像を得ることが
できる。
なお、上記実施例では、第15図(b)および第16図
(b)に示す如く、発光素子152による照射光の拡散
なとによって図示破線で示す原稿画像の一部をも含めて
消去(消去範囲を図示二点鎖線で示している)されるた
め、複写画像がら原稿画像周辺に現れる不要な黒画像を
完全に消去できるようになっている。
上記したように、光学系による原稿の走査時に、この走
査による原稿面からの反射光を用いて原稿画像の周縁部
を検出し、原稿画像の周縁部より外側の非画像領域に対
応する感光体ドラム上の不要な電萄を除去することによ
り、原稿画像の周囲に現れる不要な黒画像を消去するよ
うにしている。
ナなイつち、画像の形成動作にかかる原稿からの反射光
を用いて、消去アレイを駆動する駆動信号を生成するよ
うにしている。これにより、消去動作にかかる暗部(無
反射部)検出のための予備走査を必要とせすに、非画像
領域における画像の消去かリアルタイムで処理可能とな
る。したがって、原稿カバーか閉しられていない場合、
もしくは厚物原稿などによって原稿カバーを閉じること
ができない場合に、たとえば原稿サイズが用紙す・fズ
より小さい場合、もしくは複写サイズが用紙サイズより
小さかったり、原稿か正しく載置されていないなとの場
合であっても、原稿画像周辺に現れる不要な黒画像のみ
を消去することが可能となるため、原稿の画像に忠実で
あり、見た目にも美しい質の良い複写画像を得ることが
できるとともに、原稿画像以外の領域・における現像剤
の無駄な消費を防止できるものであり、しかも暗部検出
を画像の形成動作と同時に行うことでこれら消去動作に
かかる効率が向上されるものである。
また、原稿カバーを開放したままでも不要な黒画像のな
い美しい複写画像が得られるようになるため、複写の度
にいちいち原稿カバーを閉じる必要排がなくなるなとの
作用、効果も期待できるものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。たとえば、原稿カバー11が完全に閉じられている場
合には不要な黒画像は現れない。
そこで、上述した消去動作は不要となるため、原稿カバ
ー11の開閉状態を検知して、原稿カバー11が完全に
閉じられていることが検知された場合には、上記消去動
作を省略するようにしても良い。この場合、たとえば暗
部検出器180を移動可能に設け、原稿カバー11か完
全に閉しられていることか検知された場合に、暗部検出
器180を光路中より退避させるようにすることで容易
に実施可能である。
また、「ワク消し」のモード指定を行うモード指定用の
操作キーを操作パネル3oに設け、モードの指定に応じ
て消去動作を行うようにすることも可能である。
また、1枚の用紙Pに1つの原稿画像が形成される場合
を例に説明したか、第17図に示すように、1枚の用紙
P上に形成された複数の原稿画像の周囲に現れる不要な
黒画像(図示斜線部)を消去することもてきる。また、
第18図に示すように、不要な黒画1g!(図示斜線部
)が複数現れるような場合にも適用できる。また、第1
9図に示すように、原稿Gの形状は定形なものに限らず
、たとえば丸形の原稿あるいは三角形原稿の原稿画像周
辺に現れる不要な黒画像(図示斜線部)を消去すること
も可能である。
また、暗部検出器180を光路中に配置して、変倍用レ
ンスブロック8を通った反射光をラインセンサ]′3コ
上に結像するようにしたが、たとえば第20図に示すよ
うに、暗部検出器180を光路外に配置し、前記レンス
ブロック8を通過しない光かセンサ131上に結像され
るようにしても良い。この場合、アドレンス181およ
びラインセンサ131の占める投影面積の大きさか画像
全体を暗くするなとの、画像形成動作に影響する可能性
を回避することができる。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、原稿カバーか
元金に閉しられていない状態で画像の形成動作が行イっ
れた場合であっても、原稿画像以外の部分に現れる不要
な黒画像を消去することかでき、複写画像の質か向上さ
れるとともに、現像剤の無駄な消費を防止できる画像形
成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第1図は
複写機の構成を示す側断面図、第2図は複写機の外観斜
視図、第3図は操作パネルの構成を示す甲面図、第4図
は駆動部の構成を示す斜視図、第5図は光学系の駆動機
構を概略的に示す斜視図、第6図は指針の駆動機構を概
略的に示す斜視図、第7図は全体的な制御回路を示す構
成図、第8図は暗部検出器の配置を示す要部の側断面図
、第9図は暗部検出器を用いた検出動作を説明するため
にボず動作説明図、第10図は消去アレイの配置を示す
要部の側断面図、第11図および第12図はそれぞれ消
去アレイと感光体ドラムとの関係を示すものであり、第
11図は要部のみを示す斜視図、第12図は要部のみを
示す正面図、第13図は消去アレイの構成を示すもので
あり、同図(a)は側断面図、同図(b)は一部を切除
して示すW面図、第14図はアレイ駆動部の構成を示す
回路図、第15図はシート状の原稿を例に動作を実施例
と従来例とを比較して説明するために示すものであり、
同図(a)は複写画像に不要な黒画像か現れる場合を示
す従来例の説明図、同図(b)は複写画像より不要な黒
画像が消去された場合を示す実施例の説明図、第16図
は厚物原稿を例に動作を実施例と従来例とを比較して説
明するために示すものであり、同図(a)は複写画像に
不要な黒画像が現れる場合を示す従来例の説明図、同図
(b)は複写画像より不要な黒画像か消去された場合を
示す実施例の説明図、第17図乃至第19図はそれぞれ
消去可能な複写画像の一例を示すものであり、第17図
は1枚の用紙上に複数の原稿画像が形成されている複写
画像を示す図、第18図は1枚の用紙上に複数の不要な
黒画像か形成されている複写画像を示す図、第19図は
定形以外の原稿によって形成された複写画像を示す図、
第20図は暗部検出器の他の配置例を示す要部の側断面
図である。 1・・本体、11・・原稿カバー、2・・原稿台、4・
・露光ランプ、8・変倍用レンズブロック、10・・感
光体ドラム(感光体)、30・操作パネル、411・・
第1キヤリツジ、71・・メインプロセッサ群、]31
・・・ラインセンサ、150・・消去アレイ、160・
・・アレイ駆動部、180・・・暗部検出器、181 
・アトレンズ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第9図 第10図 第11図 (a)     (b) 第13図 (a) (b) 第15  因 (b) 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿台に載置された原稿を光学系により光学的に走査し
    て電荷が付与された感光体に原稿の画像に対応した像を
    形成し、この像を現像して被転写材へ転写する画像形成
    装置において、 前記光学系による原稿の走査時に、原稿面からの反射光
    を用いて原稿画像の周縁部を検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された原稿画像の周縁部より
    外側の非画像領域に対応する前記感光体上の電荷を除去
    して原稿画像周辺の像を消去する消去手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP8596188A 1988-04-07 1988-04-07 画像形成装置 Pending JPH01257875A (ja)

Priority Applications (2)

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JP8596188A JPH01257875A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 画像形成装置
US07/333,200 US4990956A (en) 1988-04-07 1989-04-05 Image forming apparatus

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JP8596188A JPH01257875A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5126792A (en) * 1990-03-30 1992-06-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus having erasing means for erasing an electrical charge in a non-image region of an image bearing member

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162968A (ja) * 1982-03-20 1983-09-27 Canon Inc 電子写真複写装置
JPS626283A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Canon Inc 画像処理装置

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