JPH01270077A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01270077A
JPH01270077A JP9950288A JP9950288A JPH01270077A JP H01270077 A JPH01270077 A JP H01270077A JP 9950288 A JP9950288 A JP 9950288A JP 9950288 A JP9950288 A JP 9950288A JP H01270077 A JPH01270077 A JP H01270077A
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JP9950288A
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Inventor
Yasuhiro Iwata
岩田 裕弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば電子複写機に適用される画像形成
装置に関する。
(従来の技術) 画像形成装置、たとえば電子写真プロセスを用いた電子
複写機では、原稿台上に載置された原稿を上から原稿カ
バーで覆い、この原稿カバーによって原稿以外に照射さ
れる露光ランプの光をも感光体ドラムに導くことにより
、感光体ドラムの表面に残る不要な電荷を除去するよう
になっている。
ところが、原稿カバーが開放されたままの状態で原稿の
走査が行われると、原稿以外の部分に照射された露光ラ
ンプからの光が感光体ドラムに結像されなくなる。する
と、原稿画像周辺の不要な電荷が除去されず、後の現像
によって原稿画像以外の部分にまでトナーが付着される
ことになる。
このため、たとえば原稿サイズが画像形成される用紙サ
イズ(被転写材)より小さい場合、もしくは原稿サイズ
と用紙サイズとが等しい場合でも縮小による複写サイズ
が用紙サイズより小さい場合など、出力画像(コピー画
像)の原稿画像周辺ガ(トナーでまっ黒になる。また、
本などのような厚物原稿の場合も、原稿カバーが完全に
原稿台と接触しないため、出力画像の原稿画像周辺に影
による不要な黒画像が発生する。
このように、原稿画像周辺に無駄なトナーによる不要な
黒画像(黒ベタ像)が現われるものでは、出力画像とし
ては見た目にも美しくない質の悪いものであり、またト
ナーの無駄使いにより現像剤の消費が激しいという問題
点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、原稿カバーが完全に閉じられていない状態
で画像の形成動作が行われると、原稿画像以外の部分に
不要な黒画像が発生するため、得られる出力画像として
は質の悪いものであり、また現像剤の無駄な消費が多く
なるという問題点を除去すべくなされたもので、原稿カ
バーが完全に閉じられていない状態で画像の形成動作が
行われた場合であっても、原稿画像以外の部分に現れる
不要な黒画像を消去することができ、出力画像の質が向
上されるとともに、現像剤の無駄な消費を防止できる画
像形成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の画像形成装置にあっては、原稿台に載置され
た原稿を光学系により光学的に走査して電荷が付与され
た感光体に原稿の画像に対応した像を形成し、この像を
現像して被転写材へ転写する画像形成装置において、前
記原稿のサイズを検知する検知手段と、この検知手段に
よって検知された原稿サイズにもとづいて消去範囲を設
定する設定手段と、この設定手段によって設定された消
去範囲に対応する前記感光体上の電荷を除去して原稿画
像周辺の像を消去する消去手段とから構成されている。
(作用) この発明は、原稿台上に載置された原稿のサイズを読取
り、読取った原稿のサイズに応じて消去範囲を設定し、
この消去範囲に対応する感光体上の電荷を除去すること
により、原稿画像周辺に現れる像を消去するようにした
ものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図、第2図はこの発明の画像形成装置、たとえば複
写機を概略的に示すものである。複写機本体1の上面に
は、原稿Gを支承する原稿台(透明ガラス)2が固定さ
れている。この原稿台2には原稿Gのセット基準となる
固定スケール21が設けられ、さらに原稿台2の近傍に
は開閉自在の原稿カバー11、およびマグネットとリー
ドスイッチとによって原稿カバー・1、の開閉状態を検
知するカバー検知スイッチ600が設けられている。
そして、上記原稿台2に載置された原稿Gは、露光ラン
プ4、ミラー5,6.7からなる光学系が、原稿台2の
下面に沿って矢印a方向に往復動されることにより露光
走査されるようになっている。この場合、ミラー6.7
は光路長を一保持するよう、ミラー5の1/2の速度に
て移動される。
上記光学系の走査による原稿Gからの反射光、つまり露
光ランプ4の光照射による原稿Gからの反射光は上記ミ
ラー5,6.7によって反射された後、変倍用レンズブ
ロック8を通り、さらにミラー9によって反射されて感
光体ドラム10に導かれ、原稿Gの像が感光体ドラム1
0の表面に結像されるようになってい−る。
上記感光体ドラム10は図示矢印C方向に回転され、ま
ず、帯電用帯電器11によって表面が帯電される。この
後、露光部phにおいて画像がスリット露光されること
により、表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は
、現像器12によ−ってトナーが付着されることにより
可視像化される。
一方、−用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カ
セット13、あるいは下段給紙カセット14から送出ロ
ーラ15、あるいは16によって一枚ずつ取出され、こ
の取出された用紙Pは用紙案内路17、あるいは18を
通ってレジストローラ対19へ案内され、このレジスト
ローラ対19によって転写部へ送られるようになってい
る。
ここで、上記給紙カセット13.14は本体1の右側下
端部に着脱自在に設けら、れており、後述する操作パネ
ルにおいていずれか一方が選択できるようになっている
。なお、上記各給紙カセット13.14はそれぞれカセ
ットサイズ検知スイッチ60..602によってカセッ
トサイズが検知されるものである。このカセットサイズ
検知スイッチ60..602は、サイズの異なるカセッ
トの挿入に応じてオン/オフされる複数のマイクロスイ
ッチにより構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器20の部
分で感光体ドラム10の表面と密着され、上記帯電器2
0の作用により感光体ドラム10上のトナー像が転写さ
れる。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器21の作
用で感光体ドラム10から静電的に剥離され、搬送ベル
ト22によってその終端部に設けられた定着器としての
定着ローラ23へ送られる。そして、ここを通過するこ
とにより転写像が定着され、定着後の用紙Pは、排紙ロ
ーラ対24によって本体1外のトレイ25に排出される
また、転写後の感光体ドラム10は、除電用帯電器26
によって除電された後、クリーナ27で表面の残留トナ
ーが除去され、さらに除電ランプ28によって残像が消
去されることにより、初期状態に復帰されるようになっ
ている。なお、29は本体1内の温度上昇を防止するた
めの冷却ファンである。
第3図は本体1に設けられた操作パネル30を示すもの
である。30aは複写開始を指令する複写キー、30b
は複写枚数の設定などを行うテンキー、30cは各部の
動作状態や用紙のジャムなどを表示する表示部、30d
は複写濃度を設定する濃度設定部、30eはトータル複
写枚数を表示させるためのカウント指令キー、30fは
識別符号(IDコード)が一致した場合のみ複写を許可
するID複写モードが設定されている場合において、各
IDコードに対応した複写枚数を表示させるためのfD
カウントキーである。
また、30gは多重複写などを行う場合に操作する編集
キー、30hは複写倍率を設定する場合に操作する倍率
設定キー、30iは上段、下段給紙カセット13.14
を選択する場合に操作するカセット選択キー、30には
たとえば前記編集キー30gを操作し、この状態で複写
条件などを設定した場合、この設定した複写条件などを
記憶したり、あらかじめ記憶されている複写条件などを
読出す場合に操作するモードメモリキー、30t’は各
モードに応じた情報を得たい場合に操作するインフォメ
ーションキーであり、たとえば用紙のジャムが発生した
場合にこのキー30ノを操作すると、後述する表示器3
0oにジャムを解除するための情報が表示されるように
なっている。
さらに、30mはファンクションチエツクキーであり、
このファンクションチエツクキー30mを操作すると、
どのような機能が設定されているかを表示器30oに表
示させることができる。
30nは表示器30oのコントラストを調整するための
ダイアルである。30oはたとえば液晶ドツトマトリク
スパネルからなる表示器であり、この表示器30oには
、複写機の設定状態などが文字などによって表示され、
前記各種牛−30e。
30f、30g〜30mが操作された場合、それぞれに
対応する文字などの表示が行われるようになっている。
この表示器30oの両側部には、表示器300に表示さ
れる各種機能を選択する操作キー301〜304,30
5〜308が配設されている。
第4図は上記のように構成された複写機の各駆動部の駆
動源構成例を示すものであり、以下のようなモータで構
成される。すなわち、31はレンズ用モータであり、変
倍を行わせるための前記レンズブロック8の位置を図示
矢印す方向に移動させるためのモータである。32はミ
ラー用モータであり、変倍を行わせるための前記ミラー
5とミラー6.7との間の距離(光路長)を変更させる
ためのモータである。33は走査用モータであり、前記
露光ランプ4およびミラー5、前記ミラー6゜7を原稿
走査のために移動させるためのモータである。34はシ
ャッタ用モータであり、変倍時の感光体ドラム10への
帯電器11による帯電幅を調整するためのシャッタ(図
示しない)を移動させるだめのモータである。35は現
像用モータであり、前記現像器12の現像ローラなどを
駆動するためのモータである。36はドラム用モータで
あり、前記感光体ドラム10を駆動するためのモータで
ある。37は定着用モータであり、前記用紙搬送路22
、定着ローラ対23および排紙ローラ対24を駆動する
ためのモータである。38は給紙用モータであり、前記
送出ローラ15,16を駆動するためのモータである。
39は紙送り用モータであり、前記レジストローラ対1
9を駆動するためのモータである。40はファン用モー
タであり、前記冷却ファン29を駆動するためのモータ
である。
第5図は前記光学系を往復移動させるための駆動機構を
示すものである。すなわち、ミラー5および露光ランプ
4は第1キヤリツジ411に、ミラー6.7は第2キヤ
リツジ412にそれぞれ支持されており、これらキャリ
ッジ41 z + 412は案内レール421+ 42
2に案内されて矢印a方向に平行移動自在とされている
。また、4相パルスモーク33はプーリ43を駆動する
ようになっている。このプーリ43とアイドルプーリ4
4との間には無端ベルト45が掛渡されており、このベ
ルト45の中途部にミラー5を支持する第1キヤリツジ
411の一端が固定されている。
一方、ミラー6.7を支持する第2キヤリツジ412の
案内部46には、レール422の軸方向に離間して2つ
のプーリ47.47が回転自在に設けられており、これ
らプーリ47,47間にワイヤ48が掛渡されている。
このワイヤ48の一端は固定部49に、他端はコイルス
プリング50を介して上記固定部49にそれぞれ固定さ
れている。また、上記ワイヤ48の中途部には第1キヤ
リツジ411の一端が固定されている。したがって、パ
ルスモータ33が回転されることにより、ベルト45が
回転して第1キヤリツジ411が移動され、これにとも
なって第2キヤリツジ412も移動される。このとき、
プーリ47.47が動滑車の役目をするため、第1キャ
リッジ41.に対して第2キヤリツジ412が172の
速度にて同一方向へ移動される。なお、第1.第2キャ
リッジ411.412の移動方向は、パルスモータ33
の回転方向を切換えることにより制御される。
また、前記原稿台2には指定された用紙に対応する複写
可能範囲が表示される。すなわち、カセット選択キー3
0iによって指定された用紙サイズを(P x、 P 
y)とし、倍率設定キー30hによって指定された複写
倍率をKとすると、複写可能範囲(x、y)は、rx−
Px/KJ、ry−Py/KJとなる。この複写可能範
囲(x、y)のうち、X方向は原稿台2の裏面に配設さ
れた指針51.52の相互間距離によって表示され、X
方向は前記第1キヤリツジ411の上面部に設けられた
スケール53と前記固定スケール21との相互間距離に
よって表示されるようになっている。
上記指針51.52は、第6図に示す如く、プーリ54
.55との間にスプリング56を介して掛渡されたワイ
ヤ57に設けられている。前記プーリ55はモータ58
によって回転されるようになっており、このモータ58
が前記水められたX方向の複写可能範囲に応じて駆動さ
れることにより、指針51.52の相互間距離が変えら
れるようになっている。
また、第1キヤリツジ411は、用紙サイズおよび複写
の倍率に応じてモータ33が駆動されることにより、所
定の位1if(倍率に応じたホームポジション)へ移動
されるようになっている。そして、複写キー30aが操
作されると、第1キヤリツジ41、は第2キヤリツジ4
12方向の走査開始位置に移動され、その後、露光ラン
プ4が点灯されて第2キヤリツジ412から離れる方向
に移動される。このようにして、原稿Gの走査が終了す
ると、ランプ4が消灯され、第1キヤリツジ411は前
記ホームポジションに復帰される。
ところで、上記原稿Gの走査に際して、第1キヤリツジ
411の移動にともなって原稿Gのサイズがあらかじめ
検知されるようになっている。
すなわち、第1キヤリツジ41、には、第5図に示す如
く、たとえばイメージラインセンサからなる受光素子6
1と発光ダイオードからなる発光素子62とによって構
成される原稿検知器63a、63bが設けられている。
これら原稿検知器63a、63bは、第7図に示す如く
、上記第1キャリッジ41.の移動にともなって、それ
ぞれ原稿台2に対して図示直線A−A、B−Bに沿って
移動(走査)するような位置に配設されている。したが
って、複写キー30aが操作されると、第1キヤリツジ
41+はホームポジションより第2キヤリツジ412方
向の走査開始位置に移動される。そして、原稿検知器6
3a、63bが動作され、第2キヤリツジ41□から離
れる方向に移動されることにより、原稿Gのサイズ検知
のための走査が行われる。原稿サイズ検知のための走査
が終了すると、原稿検知器63a、63bの動作が停止
され、第1キヤリツジ41、は前記走査開始位置に移動
される。その後、露光ランプ4が点灯されて第2キヤリ
ツジ412から離れる方向に移動される。このようにし
て、原稿Gの画像形成のための走査が終了すると、ラン
プ4が消灯され、第1キヤリツジ411は前記ホームポ
ジションに復帰される。
このように、上記第1キャリッジ41.をその原稿走査
の前に第2キヤリツジ412から離れる方向に移動する
ことによって、第8図に示す如く、前記発光素子62の
光照射による原稿Gおよび原稿カバー11からの反射光
が原稿台2を介して受光索子61にて受光され、ここで
上記原稿Gおよび原稿カバー11それぞれの反射率に応
じた電気信号に変換される。この電気信号は後述するメ
インプロセッサ群を介して演算処理部に供給され、この
演算処理部において、第1キヤリツジ411の移動距離
に対する反射光のレベル変動に応じて、原稿Gのサイズ
が自動的に検知されるようになっている。
この場合、反射光の分光スペクトルの変化によって原稿
Gの有無を判別し、原稿Gの走査方向に対する判別結果
を用いて原稿Gのサイズを検知するようにしている。こ
の種のものでは、原稿カバー11と原稿台2とが密着さ
れていない場合、反射光のレベル変動が極端に大きくな
る。このため、たとえば原稿カバー11が開放されたま
まの状態、もしくは本などのような厚物原稿Gによって
原稿カバー11を閉じることができない場合、原稿Gの
有無は極めて容易に判別可能となる。したがって、第7
図に示す如く、原稿台2の2点(直線A−A、B−B)
をそれぞれの原稿検知器63a。
63bによって走査し、各検知位置T、U、V。
w、x、y、zにおける原稿Gの有無を判別することで
、原稿Gのサイズ検知が容易に行い得る。
なお、前記原稿台2上には、たとえば「A5」サイズか
ら「A3」サイズまでの原稿が載置可能とされており、
いずれの原稿も原稿台2の中心(図示−点鎖線で示す)
を基準として載置されるようになっている。
第9図は全体的な制御回路を示すものである。
メインプロセッサ群71は、操作パネル30および各種
スイッチやセンサ、たとえば前記カセットサイズ検知ス
イッチ601.602などの入力機器75からの入力を
検知し、前記各種帯電器を駆動する高圧トランス76、
前記除電ランプ28、前記クリーナ27のプレードソレ
ノイド27a1前記定希ローラ対23のヒータ23a1
前記露光ランプ4、および前記各モータ31〜40.5
8などを制御して前述の複写動作を行うとともに、原稿
検知器63 a、 63 b、メモリ140、消去アレ
イ150、アレイ駆動部160、演算処理部170など
を、前記カバー検知スイッチ600などの入力機器75
からの入力にしたがって制御し、複写画像(出力画像)
の原稿画像周辺に現われる不要な黒画像を消去する動作
を行うものである。
上記モータ31〜40.58のうち、モータ35.37
.40および現像器12にトナーを供給するトナー用モ
ータ77は、モータドライバ78を介してメインプロセ
ッサ群71で制御され、モータ31〜34は、パルスモ
ータドライバ79を介して第1サブプロセッサ群72で
制御され、モータ36,39.38.58は、パルスモ
ータドライバ80を介して第2サブプロセッサ群73で
制御される。また、露光ランプ4はランプレギュレータ
81を介してメインプロセッサ群71で制御され、ヒー
タ23aはヒータ制御部82を介してメインプロセッサ
群71で制御される。そして、メインプロセッサ群71
から第1.第2サブプロセツサ群72.73へは各モー
タの駆動/停止命令が送られ、第1.第2サブプロセッ
サ群72.73からメインプロセッサ群71へは各モー
タの駆動/停止状態を示すステータス信号などが送られ
る。また、第1サブプロセッサ群72には、モータ31
〜34の各初期位置を検出する位置センサ83からの位
置情報が入力されている。
これら第1.第2サブプロセツサ群72.73は、たと
えばマイクロコンピュータ、およびこのマイクロコンピ
ュータから供給される設定値に応じて基準クロックパル
スのカウントを行い、パルスモータの相切換間隔時間を
制御するプログラマブル・インターバル・タイマなどに
よって構成されている。
上記原稿検知器63a、63b (受光素子61)の出
力(電気信号)は、増幅器66および比較回路68を介
して、前記メインプロセッサ群71により演算処理部1
70に供給される。上記比較回路68では、増幅器66
の出力が、受光素子61の感度のばらつきや温度変化な
どに起因する受光素子61の出力レベルの変動を補正す
るための基準電圧(Vref)と比較されるようになっ
ている。
上記演算処理部170は、モータ33に供給されたパル
ス数により第1キャリッジ41.の位置(検知位置T−
Z)を算出する位置データ、この位置データから求めら
れる各検知位置T−Zにおけるそれぞれの原稿検知器6
3a、63bの出力レベルの組合わせ(原稿のを無)に
応じて原稿サイズを識別するための識別データ、この識
別データにより識別された原稿サイズと前記操作パネル
30の倍率設定キー30hによって指定される複写の倍
率とに応じた原稿画像領域にもとづいて消去範囲を設定
する設定データなどを備えている。
なお、メモリ140、消去アレイ15o1およびアレイ
駆動部160については後述する。
第10図は原稿のサイズ検知に供される識別データを論
理的に示すものである。この識別データは、第1キヤリ
ツジ411の各検知位置(位置データ)T−Zにおける
、そのときの原稿検知器63a、63bの出力レベルの
組合せ(原稿の有無)によって各種原稿サイズを識別す
るものである。この図では、各種原稿サイズに対応され
て、第7図に直線A−Aで示す原稿台2の位置を移動す
る原稿検知器63aの各検知位置T−Zにおける出力レ
ベルと、第7図に直線B−Bで示す原稿台2の位置を移
動する原稿検知器63bの各検知位置T−Zにおける出
力レベルとが、「O」と「×」とによって示されている
。ここでは、「O」によって原稿Gからの反射光に応じ
たレベル出力、つまり原稿Gの存在(有)が判別されて
いる場合を、またrXJによって原稿G以外からの反射
光に応じたレベル出力、つまり原稿Gの不在(無)が判
別されている場合を示している。
ここで、原稿Gのサイズを検知する際の動作について説
明する。前記演算処理部170では、モータ33のパル
ス数と位置データとから第1キヤリツジ411の位置を
判断するとともに、それぞれの原稿検知器63a、63
bの出力レベルより各検知位置T、U、V、W、X、Y
、Zl、:おケル原稿Gの有無を判断し、これら判断結
果(各検知位置T−Zにおける原稿検知器63a、63
bの出力レベルの組合せ)と識別データとから原稿Gの
サイズ検知がなされる。すなわち、第11図(a)に示
す如く、たとえば原稿台2上に「八3」サイズの原稿G
が載置されている場合、第1キヤリツジ411がいずれ
の検知位置T−Zに位置する場合においても原稿検知器
63a、63bの出力より原稿Gが判別(0)される。
このような判別状態となるのは、第10図に示す如く、
原稿Gが「A3」サイズのときだけであり、このような
場合、演算処理部170により原稿Gは「A3」サイズ
と識別される。
また、第11図(e)に示す如く、たとえば原稿台2上
にrA4タテ置装サイズの原稿Gが載置されている場合
、第1キヤリツジ411が検知位置T〜Vに位置する場
合において原稿検知器63a、63bの出力より原稿G
が判別(0)され、検知位置W−2に位置する場合にお
いて原稿検知器63a、63bの出力より原稿G以外が
判別(×)される。このような判別状態となるのは、第
10図に示す如く、原稿GがrA4タテ置装サイズのと
きだけであり、このような場合、演算処理部170によ
り原稿GはrA4タテ置装サイズと識別される。
さらに、第11図(h)に示す如く、たとえば原稿台2
上にrA5タテ置装サイズの原稿Gが載置されている場
合、第1キヤリツジ411が検知位置Tに位置する場合
において原稿検知器63bの出力より原稿Gが判別(0
)され、検知位置Tに位置する場合の原稿検知器63a
および検知位置U−Zに位置する場合の原稿検知器63
a。
63bの出力より原稿G以外が判別(×)される。
このような判別状態となるのは、第10図に示す如く、
原稿GがrA5タテ置装サイズのときだけであり、この
ような場合、演算処理部170により原稿GはrA5タ
テ置装サイズと識別される。
このように、光照射による原稿面からの反射光のレベル
変動を利用し、各検知位置T−Zにおいて原稿Gの有無
を判別することで、識別データにもとづいて原稿Gのサ
イズを識別するようにしている。この場合、前述したよ
うに、反射光の分光スペクトルの変化により原稿Gの有
無が判別される。このため、たとえば原稿カバー11が
完全に閉じられていない場合、原稿Gと原稿G以外とで
反射光のレベルに大きな変動が現われる。したがって、
原稿検知器63a、63bの出力レベルによって原稿G
か否かが容易に判別でき、この判別による原稿Gの有無
を各検知位置T−Zにおいて判断することで原稿Gのサ
イズ検知が極めて容易に行い得る。なお、第11図(b
)、CC)。
(d)、(f)、(g)は、それぞれ「B4」サイズ、
rA4ヨコ置装サイズ、「B5ヨコ置」サイズ、「B5
タテ置」サイズ、「A5ヨコ置」サイズの原稿Gが載置
されている場合を示しており、いずれの場合も、第10
図に示す如く、第1キヤリツジ411の位置データと原
稿Gの有無を示す情報、つまり各検知位置T−Zにおけ
る2つの検知器63a、63bの出力レベルの組合わせ
により、原稿Gのサイズが正確に検知される。
次に、第12図および第13図を参照して、原稿サイズ
の検知結果を用いて消去範囲を設定する方法について説
明する。たとえば、原稿カバー11が完全に閉じられて
いないことが検知された場合、演算処理部170により
、識別データから求めた原稿Gのサイズと、前記操作パ
ネル30の倍率設定キー30hにより指定されている複
写の倍率とに応じた原稿画像の形成領域にもとづいて、
この原稿画像領域以外を消去の対象とする消去範囲が設
定される。この消去範囲は画像形成領域に応じて設定デ
ータ内より選出され、メインプロセッサ群71を介して
メモリ140に記憶される。
この結果、メモリ140内には、原稿画像領域部分にロ
ーレベル信号“0“が、それ以外の部分(非画像領域)
にハイレベル信号“1″が記憶される。すなわち、この
メモリ140は、たとえば複写可能な最大原稿サイズよ
りも若干大きな容量を有しており、倍率が等倍(倍率1
00%)の場合であれば、第12図に示す原稿Gに対し
て、第13図に示す如く、原稿Gに対応するアドレスに
ローレベル信号が、それ以外のアドレスにハイレベル信
号が記憶されるようになっている。
一方、第14図に示す如く、感光体ドラム1゜の帯電器
11と露光部phとの間には消去アレイ150が近接し
て設けられている。この消去アレイ150は、第15図
および第16図に示す如く、感光体ドラム10の回転方
向と直交する方向に複数個の遮光用セル151が配設さ
れ、これら遮光用セル151の内部にそれぞれ第17図
(a)。
(b)に示すような、たとえば発光ダイオードからなる
発光索子152が設けられている。また、各セル151
の感光体ドラム1oと対向する開口部には、発光素子1
52の光を感光体ドラム1゜の表面に集光するレンズ1
53が設けられている。この消去アレイ150に配設さ
れる発光素子152の数は、たとえば前記メモリ140
の列方向の容量と一致されている。ここで、発光素子1
52相互間の距離をPlとし、個数をN個とすると消去
アレイ150の全長はQ−NXPlとなる。
上記消去アレイ150は前述したアレイ駆動部160に
よって駆動される。このアレイ駆動部160は、第18
図に示す如く、前記メモリ140の列方向のビット数と
同一ビット数を有するシフトレジスタ161、このシフ
トレジスタ161の内容が保持されるストアレジスタ1
62、このストアレジスタ162の各出力信号によって
オン/オフ制御される複数のスイッチ素子163からな
るスイッチ回路164によって構成されており、これら
スイッチ素子163の可動接片163aは接地され、固
定接点163bはそれぞれ前記消去アレイ150を構成
する発光索子152の各カソードに接続されている。こ
れら各発光素子152のアノードは電流制限用抵抗Rを
それぞれ介して電源Vccに接続されている。
しかして、前述したように消去範囲を設定した後、第1
キヤリツジ411および感光体ドラム10などが動作さ
れるとともに、前記メモリ140より行方向(第13図
に示す)に1列分のデータが順次読出される。この読出
されたデータD1はクロック信号CLKにより、アレイ
駆動部160のシフトレジスタ161に転送される。シ
フトレジスタ161に1列分のデータが転送された後、
感光体ドラム10の帯電された部分が消去アレイ150
に到達すると、メインプロセッサ群71よりラッチ信号
LTHが出力され、この信号LTHに応じてシフトレジ
スタ161の記憶データがストアレジスタ162に供給
される。すなわち、消去アレイ150は帯電器11と露
光部phとの間に配置されているため、前記メモリ14
0により出力される1列分のデータは、たとえば消去ア
レイ150と露光部phの角度がθ1であり、感光体ド
ラム10が角速度ωで回転しているとすると、θ1/ω
より以前にストアレジスタ162に供給されるよう、ラ
ッチ信号LTHの出力タイミングが制御されている。
スイッチ回路164の各スイッチ素子163はこのスト
アレジスタ162の出力信号によって制御される。すな
わち、ストアレジスタ162の出力レベルがハイレベル
である場合はオンとされ、ローレベルである場合はオフ
とされる。この結果、各スイッチ素子163に接続され
た発光素子152はスイッチ素子163がオンの場合に
点灯され、オフの場合には消灯される。したがって、感
光体ドラム10の帯電部分のうち、発光素子152が点
灯された部分は除電され、この除電された部分はその後
に露光されても静電潜像が形成されず、画像が消去され
たことになる。このように、原稿画像領域以外の部分に
対応されて消去アレイ150の発光素子152を点灯制
御するように、以下、同様にして、メモリ140のデー
タが1列分ずつ読出されることにより、原稿画像周辺に
現れる不要な黒画像の消去が行われる。
次に、上記構成の動作について、第19図に示すフロー
チャートを参照して説明する。たとえば今、原稿台2上
に原稿Gが載置され、操作パネル30の複写キー30a
が投入されたとする(STI)。すると、パルスモータ
ドライバ79を介した第1サブプロセツサ72の制御に
よってモータ33が駆動され、第1キャリッジ41.が
複写の倍率に応じたホームポジションより第2キヤリツ
ジ412方向の走査開始位置へ移動される(Sr1)。
この後、メインプロセッサ群71の制御によって原稿検
知器63a、63bが動作されるとともに、第1キャリ
ッジ41.が第2キヤリツジ412より離れる方向に移
動されることにより、原稿Gのサイズ検知のための走査
が開始される(S T 3)。すなわち、第1キヤリツ
ジ411の移動によって原稿検知器63a、63bがそ
れぞれ原稿台2に対して直線A−A、B−B (第7図
に示す)に沿って移動され、この移動にともなって発光
素子62の光照射による原稿面からの反射光は受光素子
61にて受光される。この受光索子61(原稿検知器6
3 a、 63 b)の出力は増幅器66によって電圧
信号に変換された後、比較回路68において基準電圧(
Vref)により補正される。
そして、上記比較回路68の出力は、メインプロセッサ
群71を介して演算処理部170に供給され、各検知位
置T、U、V、W、X、Y、Zl::おける原稿Gの有
無が判別されることにより、原稿Gのサイズ検知に供さ
れる(ST4)。すなわち、演算処理部170では、モ
ータ33のパルス数と位置データとから第1キャリッジ
41.の位置が判断されるともに、上記原稿検知器63
a。
63bの出力レベルのチエツクによす、各検知位置T−
Zにおける原稿Gの有無が判別される。そして、この判
別結果と識別データとから原稿Gのサイズが識別される
上記ステップ(ST)4において原稿サイズが検知され
ると、検知された原稿サイズ(等倍時)、または原稿サ
イズと倍率設定キー30hによって指定される倍率とに
よる複写サイズ(変倍時)が、カセット選択キー30i
によって指定されている用紙サイズと比較される(ST
5)。この比較により、原稿サイズまたは複写サイズが
用紙サイズより小さいと判断された場合、たとえばカバ
ー検知スイッチ600からの入力により、原稿カバー1
1が完全に閉じられていない状態で、前記複写キー30
aが操作されたか否かが判断される(ST6)。すなわ
ち、原稿サイズまたは複写サイズが用紙サイズより小さ
く、かつ原稿カバー1、が完全に閉じられていない状態
であることが判断された場合、処理がステップ7に移行
され、以降のステップにおいて、画像の形成動作(I再
動作)とともに、原稿画像周辺に現われる不要な黒画像
の消去が行われる。
このステップ7においては、原稿サイズおよび倍率に応
じて消去範囲が設定され、メモリ140の消去範囲に対
応するアドレスにハイレベル信号が記憶せしめられる。
こうして消去範囲が設定されると、消去動作をともなう
画像の形成動作が開始される(ST8)。
すなわち、ランプレギュレータ81を介したメインプロ
セッサ群71の制御により露光ランプ4が点灯され、パ
ルスモータドライバ79を介した第1サブプロセッサ群
72の制御によりモータ33が駆動されて第1キヤリツ
ジ411が走査開始位置より第2キヤリツジ412から
離れる方向に移動されることにより、画像形成のための
原稿走査が行われる。また、パルスモータドライバ80
を介した第2サブプロセッサ群73の制御によりモータ
36などが駆動されて感光体ドラム10などが動作され
るとともに、アレイ駆動部160により消去アレイ15
0が駆動され、前述したようにメモリ140からのデー
タに応じて発光素子152が点灯制御される。これによ
り、発光素子152が点灯された消去範囲に対応する、
帯電器11によって帯電された感光体ドラム10上の表
面電荷が除去される。上記感光体ドラム10の帯電部分
のうち、消去アレイ150によって除電された部分は、
その後、露光されても静電潜像が形成されない。したが
って、原稿カバー11が完全に閉じられていない場合に
、たとえば原稿Gのサイズが前記カセット選択キー30
iにより指定されている用紙サイズより小さい場合、も
しくは原稿Gのサイズと用紙サイズとが等しい場合でも
倍率設定キー30hによる複写倍率に応じた複写サイズ
が用紙サイズより小さい場合などであっても、第20図
(b)に示す如く、用紙P上に形成される複写画像には
原稿画像の周囲に不要な黒画像(第20図(a)に斜線
で示す黒領域)が現われることなく、ハードコピーとし
て常に美しい複写画像を得ることができる。
また、シート状の原稿Gに限らず、本などのような厚物
原稿によって原稿カバー11が完全に原稿台2と接触し
ない場合でも、原稿画像の周囲に現われる不要な黒画像
を消去することができ、ハードコピーとして美しい複写
画像を得ることができる。なお、上記実施例では、第2
0図(b)に示す如く、発光素子152による照射光の
拡散などによって図示破線で示す原稿画像の一部をも含
めて消去(消去範囲を二点鎖線で示している)されるた
め、複写画像から原稿画像周辺に現れる不要な黒画像を
完全に消去できるようになっている。
一方、上記ステップ5において、原稿サイズまたは複写
サイズが用紙サイズと同じかまたは大きいと判断された
場合、もしくはステップ6において、原稿カバー11が
開放されていないと判断された場合には処理がステップ
9に移行され、上述した消去動作は省略されて通常の複
写動作が行われる。すなわち、原稿カバー11が完全に
閉じられている場合には不要な黒画像が原稿画像周辺に
現れることはない。このため、消去動作は不要となる。
したがって、原稿カバー11の開閉を検知して原稿カバ
ー11が完全に閉じられていることが検知された場合に
は、消去動作を省略することができる。
このようにして、設定された枚数に応じて複写画像の形
成がなされると、一連の動作が終了され、複写機は待機
状態とされる。
上記したように、原稿台上に載置された原稿のサイズを
読取り、読取った原稿のサイズに応じて消去範囲を設定
し、この消去範囲に対応する感光体ドラム上の電荷を除
去することにより、原稿画像周辺に現れる像を消去する
ようにしている。
すなわち、第1キヤリツジの移動にとも−なって発光素
子の光照射による原稿面からの反射光を受光素子で受け
、この受光素子の出力レベルの変動により上記第1キヤ
リツジの走査方向に対する原稿の有無を判別し、この判
別結果より原稿サイズを検知するとともに、この原稿サ
イズをもとにして消去範囲を設定し、この消去範囲に対
応する画像形成領域以外の感光体ドラム表面の電荷を除
去することにより、原稿画像周辺に現れる像を消去する
ようにしている。これにより、原稿カバーが閉じられて
いない場合、もしくは厚物原稿などによって原稿カバー
を閉じることができない場合に、たとえば原稿サイズが
用紙サイズより小さい場合、もしくは複写サイズが用紙
サイズより小さいなどの場合であっても、原稿画像周辺
に無駄なトナーによる不要な黒画像が生じるのを防ぐこ
とが可能となる。したがって、見た目にも美しい質の良
い複写画像を得ることができるとともに、原稿画像以外
の領域における現像剤の無駄な消費を防止できるもので
ある。
また、原稿カバーを開放したままでも不要な黒画像のな
い美しい複写画像が得られるようになるため、複写の度
にいちいち原稿カバーを閉じる必要性がなくなるなどの
作用、効果も期待できるものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。たとえば、原稿カバー11が完全に閉じられていない
場合に消去動作を行うようにしたが、常に消去動作を行
うようにすれば、カバー11の裏面に汚れなどがある場
合、これが不要な黒画像となって現われるのを防止でき
る。
また、原稿カバー1、の開放をカバー検知スイッチ60
0からの入力によ′り検知するようにしたが、たとえば
反射光のレベルの大小または明暗などを検出し、原稿G
以外の明度が一定レベル以下のときに原稿カバー11の
開放を検知するようにしても良い。
また、操作パネル30からの入力によってモード指定可
能とし、モードの指定が行われている場合にのみ、消去
動作を行うようにすることも可能である。
また、複写キー30aが操作された時点の原稿カバー1
1の開放状態を検知し、完全に閉じられていることが検
知された場合には、原稿Gのサイズ検知のための走査を
省略することもできる。
また、消去アレイ150の配設位置は第14図に示す位
置に限らず、第21図に示す如く、露光部phと現像器
12との間に配設し、形成された静電潜像を消去範囲に
応じて消去するように構成することも可能である。
また、カバー検知スイッチ600の配設位置は第1図お
よび第2図に示す位置に限らず、第22図に示す如く、
原稿カバー11の基端部に配設することも可能である。
さらに、カバー検知スイッチ600はマグネットとリー
ドスイッチとの組合わせに限らず、たとえば原稿カバー
11の開閉に応じてオン/オフされるように、アクチュ
エータ601とマイクロスイッチ602との組合わせか
らなるものであっても良い。
また、原稿Gが固定スケール21を基準に載置されてい
ない場合にも適用可能である。この場合、原稿サイズを
検知する際の、たとえばパルス数のカウント開始のタイ
ミングを原稿Gの載置状態に合わせて変更することによ
り容易に行うことができる。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、原稿カバーが
完全に閉じられていない状態で画像の形成動作が行われ
た場合であっても、原稿画像以外の部分に現れる不要な
黒画像を消去することができ、出力画像の質が向上され
るとともに、現像剤の無駄な消費を防止できる画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第1図は
複写機の構成を示す側断面図、第2図は複写機の外観斜
視図、第3図は操作パネルの構成を示す平面図、第4図
は駆動部の構成を示す斜視図、第5図は光学系の駆動機
構を概略的に示す斜視図、第6図は指針の駆動機構を概
略的に示す斜視図、第7図は原稿のサイズ検知動作を説
明するために示す図、第8図は原稿検知器について説明
するために示す断面図、第9図は全体的な制御回路を示
す構成図、第10図は原稿のサイズ検知に用いられる識
別データを論理的に示す図、第11図は原稿サイズの検
知例を示す動作説明図、第12図は消去範囲の設定方法
について説明するために示す図、第13図はメモリの内
容を説明するために示す図、第14図は消去アレイの配
置を示す要部の側断面図、第15図および第16図はそ
れぞれ消去アレイと感光体ドラムとの関係を示すもので
あり、第15図は要部のみを示す斜視図、第16図は要
部のみを示す正面図、第17図は消去アレイの構成を示
すものであり、同図(a)は側断面図、同図(b)は一
部を切除して示す正面図、第18図はアレイ駆動部の構
成を示す回路図、第19図は動作を説明するために示す
フローチャート、第20図はシート状の原稿を例に動作
を説明するために示すものであり、同図(a)は複写画
像に不要な黒画像が現れる場合を示す図、同図(b)は
複写画像より不要な黒画像が消去された場合を示す図、
第21図は消去アレイの他の配置例を示す要部の側断面
図、第22図はカバー検知スイッチの他の実施例を示す
図である。 1・・・本体、11・・・原稿カバー、2・・・原稿台
、4・・・露光ランプ、8・・・変倍用レンズブロック
、10・・・感光体ドラム(感光体)、30・・・操作
パネル、41、・・・第1キヤリツジ、61・・・受光
素子、62・・・発光素子、63a、63b・・・原稿
検知器、71・・・メインプロセッサ群、140・・・
メモリ、150・・・消去アレイ、160・・・アレイ
駆動部、170・・・演算処理部、600・・・カバー
検知スイッチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4 図 (d)           (h) 第11図 第12図 □3テ′)7′曲 313図 第14図 第15図 (a)       (b) 第17図 更0 15′。 第18図 第19図 (a) (b) 宛20図 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿台に載置された原稿を光学系により光学的に走査し
    て電荷が付与された感光体に原稿の画像に対応した像を
    形成し、この像を現像して被転写材へ転写する画像形成
    装置において、 前記原稿のサイズを検知する検知手段と、 この検知手段によって検知された原稿サイズにもとづい
    て消去範囲を設定する設定手段と、この設定手段によっ
    て設定された消去範囲に対応する前記感光体上の電荷を
    除去して原稿画像周辺の像を消去する消去手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP9950288A 1988-04-22 1988-04-22 画像形成装置 Pending JPH01270077A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9950288A JPH01270077A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5126792A (en) * 1990-03-30 1992-06-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus having erasing means for erasing an electrical charge in a non-image region of an image bearing member

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5126792A (en) * 1990-03-30 1992-06-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus having erasing means for erasing an electrical charge in a non-image region of an image bearing member

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