JPH06258886A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06258886A
JPH06258886A JP5045011A JP4501193A JPH06258886A JP H06258886 A JPH06258886 A JP H06258886A JP 5045011 A JP5045011 A JP 5045011A JP 4501193 A JP4501193 A JP 4501193A JP H06258886 A JPH06258886 A JP H06258886A
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、操作性のよい複写装置を提
供することにある。 【構成】この発明の複写装置2は、原稿押さえ12が閉じ
られたことを検出する開閉状態検知スイッチ90と、原稿
Dが原稿台10に載置されたことを検知する原稿検知セン
サ70とを有している。この発明の複写装置2では、原稿
押さえ12が開放されたままで、且つ、原稿Dが原稿台10
に載置されずに、複写開始キ−18aがオンされた場合に
は、複写動作を禁止するとともに、LCDパネル18eに
『原稿を置いてください』または『原稿押さえを閉じて
ください』などのメッセ−ジを表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿の画像を複写す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置例えば複写装置は、複写対
象物即ち原稿の画像情報を読取る原稿読取部、この読取
部を介して読取られた画像情報に基づいて複製像を形成
する画像形成部、及び、この画像形成部を介して形成さ
れた画像を記録する被転写材即複写用紙を給送する用紙
搬送部を含んでいる。
【0003】原稿読取部は、原稿が載置される原稿台、
複写によって得られる複写物に生じる原稿の背景を白く
するための被覆部を有し、上記原稿台に載置された原稿
を載置台に向かって押しつける原稿押さえを有してい
る。原稿押さえは、複写対象物が本或いは立体物などの
シ−ト状以外の原稿であっても複写可能とするために、
開放された状態でも利用可能に形成される。
【0004】画像形成部は、上記画像情報に応じて静電
潜像が形成される感光体、この感光体に形成された上記
潜像にトナ−を供給することで現像する現像装置、及
び、この像形成を開始させるための複写開始を指示する
ための複写開始スイッチなどを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記原
稿押さえが開放されている状態で、かつ、原稿が載置さ
れていない状態のとき、上記複写開始スイッチが誤って
オンされた場合には、不所望な複写物、例えば、上記被
転写材の全域に上記トナ−が提供された真っ黒な複写物
が提供されてしまう。
【0006】この場合、上記現像装置に含まれている上
記トナ−が著しく消費され、上記現像装置へのトナ−補
給が追いつかなくなり、次の複写動作における複写物の
画像濃度が低下する問題がある。また、上記現像装置内
のトナ−の量 (トナ−濃度)を管理するトナ−センサを
誤動作させる虞れが生じることから、上記複写物の画像
濃度が不安定になる (一定しない) 問題がある。さら
に、一定量のトナ−で複写できる複写能力が減少し、複
写コストが増大する問題がある。
【0007】この発明の目的は、原稿台に原稿が載置さ
れたことを検出することで、不所望な複写物が提供され
る虞れのある場合に、複写を禁止できる画像形成装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、原稿台の原稿の有無を検知す
る原稿検知手段と、上記原稿台に対し、開閉自在に形成
された原稿台被覆手段と、この原稿台被覆手段の状態を
検知する被覆状態検知手段と、上記原稿の画像を像担持
体に形成する像形成手段と、この像形成手段に対して像
形成を指示する入力手段と、この入力手段から像形成が
指示された場合に、上記原稿検知手段と上記被覆状態検
知手段との検知結果に応じて上記像形成手段の像形成を
禁止する制御手段とを含む画像形成装置を提供するもの
である。
【0009】またこの発明によれば、原稿台の原稿の有
無を検知する原稿検知手段と、上記原稿台に対し、開閉
自在に形成された原稿台被覆手段と、この原稿台被覆手
段の状態を検知する被覆状態検知手段と、上記原稿の画
像を像担持体に形成する像形成手段と、上記原稿検知手
段を介して上記原稿のないことが検知され、且つ、上記
被覆状態検知手段を介して上記原稿台被覆手段が開放さ
れていることが検知されている場合には、上記像形成手
段の像形成を禁止する像形成禁止モ−ドを設定するとと
もに、上記原稿検知手段及び上記被覆状態検知手段のい
づれか一方により、上記原稿台へ原稿が載置されたこと
或いは上記被覆手段が閉じられたことの少なくとも一方
が検知された場合には、上記像形成禁止モ−ドを解除す
るモ−ド切替手段とを含む画像形成装置が提供される。
【0010】
【作用】この発明によれば、原稿検知手段と被覆状態検
知手段とによって、原稿台に原稿のないこと及び原稿台
被覆手段が開放されていることが検知されることで、像
形成手段の像形成が禁止されることから、不所望な複写
物が形成されることが抑止できる。
【0011】また、原稿検知手段と被覆状態検知手段と
によって、原稿台に原稿のないこと及び原稿台被覆手段
が開放されていることが検知されたのち、原稿検知手段
及び被覆状態検知手段のいづれか一方により、原稿台へ
原稿が載置されたこと或いは被覆手段が閉じられたこと
の少なくとも一方が検知された場合には、上記像形成禁
止モ−ドが解除されることから、いたづらに、複写が抑
止される不具合が解消される。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0013】図1によれば、画像形成装置即ち複写装置
2は、その上部に、被読取物即ち原稿Dが載置される原
稿台10、原稿台10の一端に配置され、原稿Dが載置され
るべき基準位置を示すサイズ板10a、原稿台10をとりま
くカバ−10b、及び、開閉可能に形成され、原稿台10に
載置された原稿Dを原稿台10に密着させる原稿押さえ12
などを有している。カバ−10bには、原稿押さえ12が開
放され、或いは、閉じられたことを検出する原稿押さえ
開閉状態検出スイッチ90が配置されている。
【0014】図2によれば、カバ−10bには、装置2を
動作させるための情報及び複写開始信号がユ−ザ (利用
者) から入力される操作パネル18が配置されている。操
作パネル18には、ユ−ザからの入力により複写開始信号
が出力される複写開始キ−18a、ユ−ザからの入力に応
じて複写枚数或いは複写倍率の設定などに利用される
“0”〜“9”の数字用の数字キ−18b、複写動作を中
断させ、或いは、入力途中のデ−タを“0”に戻す信号
を出力するクリヤキ−18c、及び、全ての入力及び動作
を初期状態に戻すためのオ−ルクリアキ−18dなどが配
置されている。
【0015】操作パネル18には、また、入力されたデ−
タ (複写枚数及び複写倍率) を表示可能であって、且
つ、装置2の操作手順、複写用紙P或いはトナ−Tを補
給するタイミング、エラ−メッセ−ジ等が表示できるメ
ッセ−ジ表示部即ち液晶表示装置 (以下、LCDとす
る) 18e、及び、装置2の動作状態、例えば、選択され
ているカセットの上下或いは装置2内部における紙詰ま
りの位置等を表示するモニタLED18f等が一体に組立
てられている。
【0016】図3によれば、原稿台10の内側 (下方) に
は、原稿台10に載置された原稿Dを照明する照明ランプ
22、照明ランプ22から発生される照明光を原稿Dに集光
する反射板24、及び、原稿Dからの反射光を (後述す
る) 第二キャリッジ30に向かって反射させる第一キャリ
ッジ20が配置されている。
【0017】第一キャリッジ20には、原稿Dからの反射
光を折曲げる第1ミラ−26が組み込まれている。第一キ
ャリッジ20は、さらに、反射板24の近傍且つ長手方向中
央付近に、原稿台10に原稿Dが載置されたことを検知す
るための原稿検知センサ70、及び、反射板24の近傍且つ
長手方向の一端部に、原稿台10に載置された原稿Dの大
きさを検知するためのサイズ検知センサ80を有してい
る。
【0018】第一キャリッジ20は、原稿台10と平行に移
動可能に配置され、図示しない歯付きベルトなどを介し
て図示しないパルスモ−タによって、原稿台10に沿って
平行に移動される。
【0019】第一キャリッジ20の下方には、第一キャリ
ッジ20を介して伝達される原稿Dからの反射光を (後述
する) 感光体に向かって導く第二キャリッジ30が配置さ
れている。
【0020】第二キャリッジ30には、第一キャリッジ20
の第1ミラ−26を介して折曲げられた原稿Dからの反射
光を順に折曲げる第2ミラ−32及び第3ミラ− (この第
3ミラ−は、図3では見えない) 34が互いに直角に配置
されている。
【0021】第二キャリッジ30は、第一キャリッジ20を
駆動する図示しない歯付きベルトなどよって、第一キャ
リッジ20に対して従動されるとともに、第一キャリッジ
20に対して1/2の速度で原稿台10に沿って平行に移動
される。
【0022】図4によれば、複写装置2は、さらに、第
二キャリッジ30を介して折返された反射光の主光線が通
過される面内を移動可能に形成され、第3ミラ−34から
の反射光に集束性を与えるとともに (自身が移動するこ
とで) 反射光を所望の倍率で結像させる結像レンズ36、
及び、反射光を (後述する) 感光体40に向かって折返し
て感光体40における所望の位置に結像させるとともに、
レンズ36の移動に伴う焦点距離の変動を補正するため
に、主光線が通過される面内と平行に移動可能な第4ミ
ラ−38が配置されている。結像レンズ36及び第4ミラ−
38は、それぞれ、図示しない駆動機構によって移動され
る。
【0023】レンズ36の下方即ち複写装置2の中心付近
には、第4ミラ−38によって導かれた原稿Dからの反射
光が結像されることで電荷の分布パタ−ン即ち静電潜像
が形成される感光体40が配置されている。
【0024】感光体40の周囲には、感光体40に対して所
定の電荷を帯電させる帯電装置42、感光体40に形成され
た静電潜像にトナ−を供給することで現像する現像装置
44、(後述する) カセットから給送される被転写材即ち
複写用紙Pを感光体40から分離させるためAC電圧印加
装置46aを一体に有し、感光体40に形成されたトナ−像
を用紙Pに転写させる転写装置46、及び、感光体40にお
ける電荷の分布を除去して感光体40の帯電特性を初期状
態に戻すとともに残存トナ−をかき落とすクリ−ニング
装置48が順に配置されている。
【0025】複写装置2の右方であって、感光体40の回
りに位置された現像装置44と転写装置46の間には、後述
する用紙カセットが挿入される複数のスロット50a,50
bが形成されている。スロット50a,50bには、感光体
40に向かって複写用紙P或いはOHPシ−トなどを供給
するための用紙カセット14a,14bが挿入される。
【0026】複写装置2の内部であって、感光体40とカ
セット14a,14bとの間には、カセット14a,14bから
用紙Pを1枚ずつ引出す第1及び第2の給紙ロ−ラ51
a,51b、それぞれ一対に形成され、給紙ロ−ラ51a,
51bを介して引出された用紙Pを感光体40へ向かって給
送する第1及び第2の搬送ロ−ラ52a,52b、それぞれ
一対のガイド板で形成され、搬送ロ−ラ52a,52bから
感光体40へ向う用紙Pをガイドする給送路53a,53b、
及び、用紙Pの傾きを補正するとともに、感光体40に形
成された画像の先端と用紙Pの先端とを整合させ、感光
体40の回転速度と同じ速度で用紙Pを給送する一対のタ
イミングロ−ラ54が配置されている。
【0027】複写装置2の左方、即ち、転写装置46を介
して感光体40から分離され、トナ−像が転写された用紙
Pが感光体40の回転とともに搬送される位置には、トナ
−が静電的に付着している状態の用紙Pを搬送する搬送
装置56、用紙Pに転写されたトナ−像を用紙Pに定着す
る定着装置58、トナ−像が定着された用紙Pを装置2の
外部へ送り出す一対の排出ロ−ラ16、及び、排出ロ−ラ
16を介して排出された用紙Pを順にストックする排出ト
レイ16aが配置されている。
【0028】図5によれば、原稿検知センサ70及びサイ
ズ検知センサ80は、原稿Dのサイズ検知する際に、原稿
台10からの正反射によって誤検知しないよう、垂直方向
に対し、角度θだけ傾斜して位置されている。また、セ
ンサ70及び80は、パルス変調をかけた光を発光する発光
素子72及び82、及び、発光素子72及び82からの特定パル
スの光に対してのみ応答する受光素子74及び84が、それ
ぞれ一対に組み立てられている光変調型反射型センサで
あって、原稿のサイズを検出するにあたって、蛍光灯な
どから入射される虞れのある外光により誤動作しないよ
う形成されている。
【0029】図6によれば、原稿押さえ開閉状態検出ス
イッチ90は、原稿台10の後 (開閉支点) 側に配置されて
いる。スイッチ90は、原稿押さえ12が開閉されることに
連動して上下動されるアクチェ−タ92、アクチェ−タ92
を挟込むよう配置された一対の発光素子94及び受光素子
96を有するフォトインタラプタ型カバ−スイッチであっ
て、アクチェ−タ92が上下動によって原稿押さえ12の開
閉を検出できる。
【0030】図7によれば、制御装置60には、図3に示
されている操作パネル18、図4及び図5に示されている
原稿検知センサ70及びサイズ検知センサ80、図6に示さ
れている原稿押さえ開閉状態検出スイッチ90、及び、複
写装置2を構成する多くの部材或いは回路 (例えば、図
示しないモ−タ、図示しない電気回路、例えば、照明ラ
ンプ22を点灯させるランプレギュレ−タ、及び、図示し
ないトナ−濃度制御回路) などが接続されている。
【0031】制御装置60には、さらに、原稿検知センサ
70及びサイズ検知センサ80を介して入力される検知デ−
タに基いて原稿Dのサイズを判別するために利用される
様々なデ−タが記憶されたメモリ62、第一キャリッジ20
の位置を検出するために利用されるパルスカウンタ64、
及び、原稿Dが載置されない場合に、後述する複写禁止
モ−ドを管理するためのタイマ66などが接続されてい
る。
【0032】メモリ62は、パルスカウンタ64から出力さ
れるパルス数に対応する第一キャリッジ20の位置が記憶
されるRAM (ランダム・アクセス・メモリ) 62a、及
び、センサ70及び80からの出力とパルスカウンタ64によ
って得られたデ−タとの組合わせに応じて原稿Dのサイ
ズを判別するための識別デ−タが記憶されているROM
(リ−ド・オンリ・メモリ) 62bを有している。パルス
カウンタ64は、図示しないキャリッジ移動用パルスモ−
タに供給されるパルス数をカウントする。
【0033】タイマ66は、原稿押さえ12が開放されたま
まで、且つ、原稿台12に原稿Dが載置されない場合に設
定される複写禁止モ−ドを管理するめに、複写開始キ−
18aがオンされてから一定の時間N (例えば、N=30
秒) をカウントする。次に、この発明の複写装置2の動
作の特徴を説明する。
【0034】図8によれば、複写装置2の図示しない電
源スイッチがオンされることで、感光体40、帯電装置4
2、現像装置44及び定着装置58などが付勢され、装置2
がウオ−ムアップされて、待機 (複写可能) 状態が規定
される (STP 1) 。この待機状態において、複写開始キ
−18aがオンされることで、原稿台10に載置された原稿
Dの画像が複写動作が開始される (STP 2) 。複写開始
キ−18aがオンされた状態で、原稿押さえ開閉状態検出
スイッチ90を介して原稿押さえ12が閉じられたかどうか
が検知される (STP 3) 。原稿押さえ12が開放されてい
る場合には、原稿検知センサ70を介して、原稿台10に原
稿Dが載置されたことが検知される (STP 4) 。
【0035】原稿押さえ12が開放されたままで、且つ、
原稿台10に原稿Dが載置されない場合には、『原稿を置
いてください』または『原稿押さえを閉じてください』
などのメッセ−ジがLCD18eに表示される (STP 5)
【0036】引続いて、タイマ66がオンされ、 (即ち、
N=0及びN=N+1がセットされ(STP 6) 、新た
に、オ−ルクリアキ−18dがオンされたか否かが、監視
される(STP 7) 。
【0037】タイマ66がオンされ、N=N (予め設定さ
れる時間であって、例えば、N=30秒に規定される)
が満足されるまで、原稿押さえ12が閉じられたか否か
(STP8) 、原稿台10に原稿Dが載置されたか否か (STP
9) 及びオ−ルクリアキ−18dがオンされたか否かが
(STP 10) が、それぞれ、が繰り返される (STP 11) 。
原稿押さえ12が開放されたままで (STP 8−No) 、原稿
台10に原稿Dが載置されずに (STP 9−No) オ−ルクリ
アキ−18dがオンされず (STP 10−No) しかもタイマ66
が所定の時間をカウントした場合 (STP 11) には、STP
5で表示されたメッセ−ジがクリヤされるとともに、再
び、複写開始キ−18aからの入力待ち状態に戻される
(STP 12) 。
【0038】これに対して、原稿押さえ12が閉じられ
(STP 3−Yes、この場合、原稿Dが原稿台10に載置さ
れたか否かは検知しない) 、或いは、原稿押さえ12が開
放されたままであっても、原稿台10に原稿Dが載置され
た場合 (STP 4−Yes) には、複写装置2の複写動作が
開始される (STP 13) 。図9によれば、図8に示されて
いる動作に関し、ユ−ザから要求される複写物が真っ黒
な複写物である場合に対応できる変形例が示されてい
る。
【0039】図9では、図8に示されているSTP 6 (タ
イマ66オン) に引続いて、オ−ルクリアキ−18dがオン
されたか否かが監視され (STP 21) 、新たに、複写開始
キ−18aがオンされたか否かが監視される (STP 22) 。
【0040】複写開始キ−18aがオンされた場合には
(STP 22−Yes) 、通常の複写動作が開始され、真っ黒
な複写物が出力される。これに対して、複写開始キ−18
aがオンされない場合には (STP 22−No) 、タイマ66の
N=Nが満足されるまで、原稿押さえ12が閉じられたか
否か (STP 23) 、原稿台10に原稿Dが載置されたか否か
(STP 24) 及びオ−ルクリアキ−18dがオンされたか否
かが (STP 21) が、それぞれ、が繰り返される。以下、
複写装置2の複写動作を詳細に説明する。
【0041】原稿押さえ12が閉じられ、或いは、原稿D
が原稿台12に載置されることで、第一キャリッジ20が移
動されて、サイズ検知センサ80を介して原稿Dの大きさ
が検知される。即ち、原稿Dの後端部が検知され、パル
スカウンタ64を介して第一キャリッジ20の移動量が計数
されて、キャリッジ20の移動量即ちカウンタ64から出力
されたパルス数と上記ROM62bに記憶されている識別
デ−タとが制御回路60で演算されて、原稿Dの大きさが
判別される。
【0042】原稿Dの大きさが判別されることで、判別
された原稿の大きさ及び操作パネル18を介して入力され
た複写倍率から最適な大きさの用紙Pが収容されている
用紙カセット14a或いは14bのいづれかが選択されて、
後述するトナ−像の転写のために待機される。これと平
行して、感光体40が所望の回転速度で回転され、帯電装
置42を介して所望の電位が与えられる。引続いて、第一
キャリッジ20の照明ランプ22が点灯され、 (ランプ22か
らの光と反射板24による反射光とによって) 原稿Dが照
明される。
【0043】原稿Dからの反射光は、第1ミラ−26へ導
かれ、第二キャリッジ30の第2ミラ−32に向かって反射
される。第2ミラ−32へ導かれた反射光は、第3ミラ−
34へ折曲げられ、再び反射されて、所望の倍率を提供す
る位置に移動されているレンズ36を通過される。反射光
は、レンズ36を介して集束性の光に変換され、第4ミラ
−38で折曲げられ、感光体40の所定の位置に結像され
る。
【0044】第一及び第二キャリッジ20及び30は、感光
体40の外周面の移動速度と複写倍率によって予め規定さ
れる移動速度で原稿Dと平行に移動され、原稿Dからの
反射光が次々と感光体40に伝達されて静電潜像に変換さ
れる。
【0045】感光体40上で潜像に変換された画像は、感
光体40の移動とともに、現像装置44と対向された現像領
域へ導かれ、現像装置44を介して潜像に選択的にトナ−
Tが供給されることで現像される。感光体40上で現像さ
れたトナ−像は、感光体40の回転にともなって搬送さ
れ、転写装置46と対向された転写領域へ搬送される。
【0046】ここまでの一連の動作と平行して、選択さ
れたカセットから給送された一枚の用紙Pが上記感光体
40と転写装置46との間に形成される転写領域へ給送され
る。即ち、用紙Pは、上記カセット14a,14bに対応さ
れて配置されている給紙ロ−ラ51a,51bのいづれかに
よって引出され、さらに、搬送ロ−ラ53a及び給送路54
a或いは搬送ロ−ラ53b及び給送路54bで形成されたを
通路のいづれかを介して導かれる。この場合、用紙P
は、タイミングロ−ラ55によって一端停止され、上記第
一キャリッジ20或いは第二キャリッジ30のいづれか一方
の移動が基準にされて、即ち、画像の先端と用紙Pの先
端が整合されて、感光体40へ向かって給送される。
【0047】トナ−像が形成された感光体40は、所望の
速度で回転され、感光体40と転写装置46との間に規定さ
れる転写領域へ導かれ、タイミングロ−ラ55を介してト
ナ−像 (即ち感光体40の移動) と整合されて給送される
用紙Pと、感光体40に残っている電荷によって感光体40
へ吸着 (密着) される。
【0048】この後、感光体40及び用紙Pに対して、既
に (潜像形成のために) 感光体40へ与えられている電荷
と同極性の電荷が転写装置46から感光体40へ供給され、
感光体40上のトナ−像は、用紙Pへ転写される。
【0049】トナ−像が転写された用紙Pは、転写装置
46に一体に形成されているAC電圧印加装置46aからの
AC電圧の供給によって、感光体40との吸着から解放さ
れ、トナ−Tを載せた状態で搬送装置56へ送出される。
一方、用紙P及びトナ−像が分離された感光体40は、さ
らに回転され、クリ−ニング装置48によって初期状態に
戻されて、次の画像形成に用いられる。
【0050】トナ−像を載せた用紙Pは、搬送装置56を
介して定着装置58へ導かれる。定着装置58では、熱溶融
性であるトナ−Tが溶融されることから、トナ−像が用
紙Pに定着 (固着) される。
【0051】以上のようにして、原稿の画像が複写され
た用紙Pは、排出ロ−ラ16を介して装置2外部へ排出さ
れ、図1に示されている排出トレイ16aへ複写面を上に
向けた (表にした) 状態でストックされる。
【0052】図10によれば、操作パネル 118は、図2に
示されている操作パネル18に比較して簡単な構成を有し
ている。複写開始キ− 118aには、例えば、赤と緑を発
光できる2色LED (発光ダイオ−ド) 118gが一体に
組込まれている。尚、図2に示されている操作パネル18
と同一の部材には、同一の符号を譜して、詳細な説明を
省略する。
【0053】2色LED 118gは、図示しないLED点
灯回路を介して、複写可能時には、緑に点灯される。一
方、図8に示されている動作において、原稿押さえ12が
開放されたままで、且つ、原稿台10に原稿Dが載置され
ない場合には、複写開始キ−118aがオンされた時点
で、緑から赤に変化され、 (ユ−ザに対して) 原稿押さ
え12が閉じられていないことを報知できる。この操作パ
ネル 118は、図2に示されている操作パネル18に比較し
て、部品コストが大幅に低減できるとともに、比較的小
型の複写装置に好適である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の複写装
置によれば、原稿押さえが開放されたままで、且つ、原
稿が原稿台に載置されない場合には、複写禁止モ−ドが
設定される。また、同時に、少なくとも原稿押さえを閉
じなければならないことが報知される。一方、原稿押さ
えが開放された状態で複写される原稿、例えば、本など
が複写される場合には、いたづらに、複写が抑止される
こともない。
【0055】従って、万一、原稿押さえが開放されたま
まで、且つ、原稿が原稿台に載置されずに、複写開始キ
−がオンされた場合であっても、不所望な複写物が形成
されることが抑止できる。また、トナ−が著しく消費さ
れることが抑止されるとともに、複写されて得られる複
写物の画像濃度が不安定になることが防止できる。この
ことから、複写装置の操作性が向上されるとともに、複
写コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例が組込まれる複写
装置を示す概略図。
【図2】図2は、図1に示されている複写装置に組込ま
れる操作パネルの平面図。
【図3】図3は、図1に示されている複写装置に組込ま
れるセンサの位置を示す概略斜視図。
【図4】図4は、図1に示されている複写装置の正面断
面図。
【図5】図5は、図3に示されている原稿検知センサ及
びサイズ検知センサの動作を示す概略図。
【図6】図6は、図1に示されている原稿押さえ開閉検
出スイッチの動作の概略図。
【図7】図7は、図1に示されている複写装置に組込ま
れる制御装置の一例を示す概略ブロック図。
【図8】図8は、図1〜図7における複写装置に利用さ
れる、この発明の一実施例の動作を示すフロ−チャ−
ト。
【図9】図9は、図8に示されている動作の変形例を示
すフロ−チャ−ト。
【図10】図10は、図2に示されている操作パネルの
変形例を平面図。
【符号の説明】
2…複写装置、10…原稿台、10a…原稿スケ−ル、12…
原稿押さえ、18…操作パネル、18a…複写開始キ−、18
d…オ−ルクリアキ−、18e…LCD、20…第一キャリ
ッジ、22…照明ランプ、30…第二キャリッジ、40…感光
体、60…制御装置、66…タイマ、70…原稿検知センサ、
80…サイズ検知センサ、90…原稿押さえ開閉状態検出ス
イッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台の原稿の有無を検知する原稿検知手
    段と、 上記原稿台に対し、開閉自在に形成された原稿台被覆手
    段と、 この原稿台被覆手段の状態を検知する被覆状態検知手段
    と、 上記原稿の画像を像担持体に形成する像形成手段と、 この像形成手段に対して像形成を指示する入力手段と、 この入力手段から像形成が指示された場合に、上記原稿
    検知手段と上記被覆状態検知手段との検知結果に応じて
    上記像形成手段の像形成を禁止する制御手段とを含む画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、上記原稿検知手段を介し
    て上記原稿のないことが検知され、且つ、上記被覆状態
    検知手段を介して上記原稿台被覆手段が開放されている
    ことが検知されている場合に、上記像形成を禁止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置は、前記制御手段を介し
    て像形成が禁止されていることを報知する報知手段を、
    さらに含む、請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】原稿台の原稿の有無を検知する原稿検知手
    段と、 上記原稿台に対し、開閉自在に形成された原稿台被覆手
    段と、 この原稿台被覆手段の状態を検知する被覆状態検知手段
    と、 上記原稿の画像を像担持体に形成する像形成手段と、 上記原稿検知手段を介して上記原稿のないことが検知さ
    れ、且つ、上記被覆状態検知手段を介して上記原稿台被
    覆手段が開放されていることが検知されている場合に
    は、上記像形成手段の像形成を禁止する像形成禁止モ−
    ドを設定するとともに、上記原稿検知手段及び上記被覆
    状態検知手段のいづれか一方により、上記原稿台へ原稿
    が載置されたこと或いは上記被覆手段が閉じられたこと
    の少なくとも一方が検知された場合には、上記像形成禁
    止モ−ドを解除するモ−ド切替手段とを含む画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】前記画像形成装置は、前記制御手段を介し
    て像形成が禁止されていることを報知する報知手段を、
    さらに含む、請求項4記載の画像形成装置。
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