JP3167349B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3167349B2 JP3167349B2 JP14020291A JP14020291A JP3167349B2 JP 3167349 B2 JP3167349 B2 JP 3167349B2 JP 14020291 A JP14020291 A JP 14020291A JP 14020291 A JP14020291 A JP 14020291A JP 3167349 B2 JP3167349 B2 JP 3167349B2
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- Japan
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- slave control
- ram
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
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- Control By Computers (AREA)
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- Facsimiles In General (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置における
制御装置の構成は、中央処理装置(CPU)が搭載され
たドライバーを含む単一の制御基板で構成されることが
多かった。しかしながら、近年の画像形成装置では、そ
の多機能化に伴って、その処理速度を高めるためにCP
Uを数多く使用するようになってきている。
制御装置の構成は、中央処理装置(CPU)が搭載され
たドライバーを含む単一の制御基板で構成されることが
多かった。しかしながら、近年の画像形成装置では、そ
の多機能化に伴って、その処理速度を高めるためにCP
Uを数多く使用するようになってきている。
【0003】このような多機能化された画像形成装置の
一般的構成として、LCD等を用いた画面や、キー入力
等を制御する操作部と、ジャム検知や周辺機器及び画像
形成動作の全体を制御するメイン制御ユニットと、感光
体周辺の帯電装置や露光装置等の作像機器を主に制御す
るスレーブ制御ユニットの複数の制御ユニット各部に、
それぞれ、CPUを搭載させ、これら3つの制御ユニッ
トの各CPUの間で相互に通信を行いながら、画像形成
装置全体を制御する方法が知られている。
一般的構成として、LCD等を用いた画面や、キー入力
等を制御する操作部と、ジャム検知や周辺機器及び画像
形成動作の全体を制御するメイン制御ユニットと、感光
体周辺の帯電装置や露光装置等の作像機器を主に制御す
るスレーブ制御ユニットの複数の制御ユニット各部に、
それぞれ、CPUを搭載させ、これら3つの制御ユニッ
トの各CPUの間で相互に通信を行いながら、画像形成
装置全体を制御する方法が知られている。
【0004】例えば、図7において、メイン制御ユニッ
ト1000のROM1001にはメイン制御用の画像形
成制御プログラムが格納されており、スレーブ制御ユニ
ットのROM2001にはスレーブ制御用の画像形成制
御プログラムが格納されている。ここで、メイン制御用
の画像形成制御プログラムとは、例えば、感光体回りの
画像形成プロセス関係の制御に関するものを含み、スレ
ーブ制御用の画像形成制御プログラムとは、例えば、変
倍制御、給紙の制御、等の制御に関するものをいう。
ト1000のROM1001にはメイン制御用の画像形
成制御プログラムが格納されており、スレーブ制御ユニ
ットのROM2001にはスレーブ制御用の画像形成制
御プログラムが格納されている。ここで、メイン制御用
の画像形成制御プログラムとは、例えば、感光体回りの
画像形成プロセス関係の制御に関するものを含み、スレ
ーブ制御用の画像形成制御プログラムとは、例えば、変
倍制御、給紙の制御、等の制御に関するものをいう。
【0005】画像形成に際しては、これらROMの格納
情報により所要の制御が実行される。また、お互いに必
要なデータ(プログラムを除く)のやり取りが、インタ
フェース15を介して行われる。
情報により所要の制御が実行される。また、お互いに必
要なデータ(プログラムを除く)のやり取りが、インタ
フェース15を介して行われる。
【0006】また、定着ヒーターを有し、かつ、複数の
制御ユニット各部にそれぞれCPUを内蔵し、これら制
御ユニットの各CPUの間で相互に通信を行いながら画
像形成装置全体を制御する画像形成装置がある。
制御ユニット各部にそれぞれCPUを内蔵し、これら制
御ユニットの各CPUの間で相互に通信を行いながら画
像形成装置全体を制御する画像形成装置がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来の画像形成
装置では、各制御ユニットに格納されているプログラム
により制御が実行されるので、電源を落してもプログラ
ムは消失しないが、プログラム変更等でROMを交換す
る場合は、メイン制御ユニット、スレーブ制御ユニット
の各ROMを交換する必要がある。
装置では、各制御ユニットに格納されているプログラム
により制御が実行されるので、電源を落してもプログラ
ムは消失しないが、プログラム変更等でROMを交換す
る場合は、メイン制御ユニット、スレーブ制御ユニット
の各ROMを交換する必要がある。
【0008】一般に、スレーブ制御ユニットは機械の側
部若しくは裏側に配されていることや、多くの外装カバ
ー等を外さねばならず、そのROM交換に費やす時間も
大幅に増大し、その間、画像処理ができないことから装
置の活用が制限させられてしまう等、スレーブ制御ユニ
ットのROMの交換に際して、その作業の困難性、装置
の活用制限等の点で問題がある。
部若しくは裏側に配されていることや、多くの外装カバ
ー等を外さねばならず、そのROM交換に費やす時間も
大幅に増大し、その間、画像処理ができないことから装
置の活用が制限させられてしまう等、スレーブ制御ユニ
ットのROMの交換に際して、その作業の困難性、装置
の活用制限等の点で問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、ROM交換に要
する時間の影響が画像形成装置の使用に直接に及ばない
ような手段を提供することにある。
する時間の影響が画像形成装置の使用に直接に及ばない
ような手段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、メイン制御ユニットと、スレーブ制御ユニ
ットの複数の制御ユニット各部にそれぞれCPUを内蔵
し、メイン制御ユニットにメイン制御用、スレーブ制御
用の各画像形成制御プログラムを格納し得るROMを配
し、これら制御ユニットの各CPUの間で相互に通信を
行いながら画像形成装置全体を制御する画像形成装置で
あって、当該画像形成装置が定着ヒーターを有し、スレ
ーブ制御ユニットにはスレーブ制御用の画像形成制御プ
ログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転送させる
情報転送手段を設け、前記転送をメインスイッチオン後
の前記定着ヒーターの立上り時間を利用して行う画像形
成装置において、スレーブ制御ユニットにバックアップ
用コンデンサからなるバックアップ電源を備え、該画像
形成装置のメインスイッチをオフにすることにより前記
定着ヒーターの温度が所定の定着適正温度から時間T1
をかけて当該画像形成装置の環境温度の平均温度Kまで
下降し、再びメインスイッチをオンにすることで前記定
着ヒーターの温度が前記温度Kより上昇し所定の定着適
正温度に達するとき、この上昇に要する立ち上げ時間a
が、制御プログラムの転送時間bと等しくなるような前
記定着ヒーターの冷え加減の状態のタイミングで前記メ
インスイッチがオンにされたときに、制御プログラムの
転送を行うこととしたとき、前記バックアップ電源の最
低容量を、前記定着ヒーターが前記定着適正温度から時
間T1をかけて前記環境温度の平均温度に到らしめ得る
大きさとし、前記メインスイッチオン後定着ヒーターの
温度チェックを行ない、この温度チェックの結果がa≧
bならばスレーブ制御用の画像形成プログラムをスレー
ブ制御ユニットのRAMに転送するし、前記温度チェッ
クの結果がa<bならばスレーブ制御ユニットのRAM
にスレーブ制御用の画像形成プログラムが残っているか
否かのRAMチェックを行ない、前記RAMチェックの
結果、RAMにスレーブ制御用の画像形成プログラムが
残っていなければスレーブ制御用の画像形成プログラム
をスレーブ制御ユニットのRAMに転送するし、前記R
AMチェックの結果、RAMにスレーブ制御用の画像形
成プログラムが残っていればスレーブ制御用の画像形成
プログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転送しな
いこととした。
に本発明は、メイン制御ユニットと、スレーブ制御ユニ
ットの複数の制御ユニット各部にそれぞれCPUを内蔵
し、メイン制御ユニットにメイン制御用、スレーブ制御
用の各画像形成制御プログラムを格納し得るROMを配
し、これら制御ユニットの各CPUの間で相互に通信を
行いながら画像形成装置全体を制御する画像形成装置で
あって、当該画像形成装置が定着ヒーターを有し、スレ
ーブ制御ユニットにはスレーブ制御用の画像形成制御プ
ログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転送させる
情報転送手段を設け、前記転送をメインスイッチオン後
の前記定着ヒーターの立上り時間を利用して行う画像形
成装置において、スレーブ制御ユニットにバックアップ
用コンデンサからなるバックアップ電源を備え、該画像
形成装置のメインスイッチをオフにすることにより前記
定着ヒーターの温度が所定の定着適正温度から時間T1
をかけて当該画像形成装置の環境温度の平均温度Kまで
下降し、再びメインスイッチをオンにすることで前記定
着ヒーターの温度が前記温度Kより上昇し所定の定着適
正温度に達するとき、この上昇に要する立ち上げ時間a
が、制御プログラムの転送時間bと等しくなるような前
記定着ヒーターの冷え加減の状態のタイミングで前記メ
インスイッチがオンにされたときに、制御プログラムの
転送を行うこととしたとき、前記バックアップ電源の最
低容量を、前記定着ヒーターが前記定着適正温度から時
間T1をかけて前記環境温度の平均温度に到らしめ得る
大きさとし、前記メインスイッチオン後定着ヒーターの
温度チェックを行ない、この温度チェックの結果がa≧
bならばスレーブ制御用の画像形成プログラムをスレー
ブ制御ユニットのRAMに転送するし、前記温度チェッ
クの結果がa<bならばスレーブ制御ユニットのRAM
にスレーブ制御用の画像形成プログラムが残っているか
否かのRAMチェックを行ない、前記RAMチェックの
結果、RAMにスレーブ制御用の画像形成プログラムが
残っていなければスレーブ制御用の画像形成プログラム
をスレーブ制御ユニットのRAMに転送するし、前記R
AMチェックの結果、RAMにスレーブ制御用の画像形
成プログラムが残っていればスレーブ制御用の画像形成
プログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転送しな
いこととした。
【0011】
【作用】転送時間は立ち上げ時間に吸収され、或はRA
Mに情報が残存するので転送の必要もない。
Mに情報が残存するので転送の必要もない。
【0012】
【実施例】例1 図1において、メイン制御ユニット30は、メイン制御
用、スレーブ制御用の各画像形成制御プログラムを格納
したROM31を有している。一方、スレーブ制御ユニ
ット40には、ROM31に格納されているスレーブ制
御用の画像形成制御プログラムを当該スレーブ制御ユニ
ット40のRAM41に転送するブートROM(図示さ
れず)が配され、また、これをバックアップするバック
アップ回路42が配されている。
用、スレーブ制御用の各画像形成制御プログラムを格納
したROM31を有している。一方、スレーブ制御ユニ
ット40には、ROM31に格納されているスレーブ制
御用の画像形成制御プログラムを当該スレーブ制御ユニ
ット40のRAM41に転送するブートROM(図示さ
れず)が配され、また、これをバックアップするバック
アップ回路42が配されている。
【0013】定着ヒーター43には温度測定手段44が
付帯されており、その出力がメイン制御ユニット30に
接続されている。この定着ヒーターの温度はメインスイ
ッチがオンにされると、常時定着ローラの温度が所定の
温度範囲にあるように制御されるようになっている。ま
た、メイン制御ユニット30とスレーブ制御ユニット4
0とは図示省略のインタフェースを介して互いに接続さ
れており、相互にデータの受け渡しができるように構成
されている。
付帯されており、その出力がメイン制御ユニット30に
接続されている。この定着ヒーターの温度はメインスイ
ッチがオンにされると、常時定着ローラの温度が所定の
温度範囲にあるように制御されるようになっている。ま
た、メイン制御ユニット30とスレーブ制御ユニット4
0とは図示省略のインタフェースを介して互いに接続さ
れており、相互にデータの受け渡しができるように構成
されている。
【0014】図2をも参照しながら、メインスイッチの
オンからスレーブ制御ユニットのプログラム制御にいた
るプロセスの例をみてみる。当該画像形成装置のメイン
スイッチのオンでメイン制御ユニット30は温度測定手
段44により、定着ヒーター43の温度をチェック測定
し、定着ヒーター43の立ち上げ時間を計算する。
オンからスレーブ制御ユニットのプログラム制御にいた
るプロセスの例をみてみる。当該画像形成装置のメイン
スイッチのオンでメイン制御ユニット30は温度測定手
段44により、定着ヒーター43の温度をチェック測定
し、定着ヒーター43の立ち上げ時間を計算する。
【0015】そして、この立ち上げ時間aと、スレーブ
制御ユニット40へのメイン制御ユニット30からの画
像形成制御プログラムの転送時間bと比較する。ここで
転送時間bはその装置において定まる定数である。立ち
上げ時間aが転送時間bより長い時等(a≧bイエス)
の時は、立ち上げ時間の中に転送時間が吸収される訳で
あるから、スレーブ制御ユニット40にメイン制御ユニ
ット30よりスレーブ制御用の画像形成制御プログラム
の転送を行う。
制御ユニット40へのメイン制御ユニット30からの画
像形成制御プログラムの転送時間bと比較する。ここで
転送時間bはその装置において定まる定数である。立ち
上げ時間aが転送時間bより長い時等(a≧bイエス)
の時は、立ち上げ時間の中に転送時間が吸収される訳で
あるから、スレーブ制御ユニット40にメイン制御ユニ
ット30よりスレーブ制御用の画像形成制御プログラム
の転送を行う。
【0016】また、例えば、メインスイッチをオフにし
てすぐにオンにしたような場合は定着ヒーターの温度は
まだそれほど下がっていないし、バックアップ回路42
の働きでRAM41の情報がまだ消えずに残っているか
らb>aつまり(a≧bノー)となり、この場合は、ス
レーブ制御ユニット40のRAM41にスレーブ制御用
の画像形成制御プログラムの情報が残っていることによ
り、b>aとなっていると考えられるから、その確認の
ためのチェックをするようにメイン制御ユニットからコ
マンドを送る。
てすぐにオンにしたような場合は定着ヒーターの温度は
まだそれほど下がっていないし、バックアップ回路42
の働きでRAM41の情報がまだ消えずに残っているか
らb>aつまり(a≧bノー)となり、この場合は、ス
レーブ制御ユニット40のRAM41にスレーブ制御用
の画像形成制御プログラムの情報が残っていることによ
り、b>aとなっていると考えられるから、その確認の
ためのチェックをするようにメイン制御ユニットからコ
マンドを送る。
【0017】前記情報が残っている(イエス)との返事
が返ってきたら、RAM41に格納されているその情報
により、画像形成制御プログラムを実行する。前記情報
が残っていない(ノー)との返事が返ってきたら、この
ときはメイン制御ユニットよりスレーブ制御ユニットの
RAM41へ画像形成制御プログラムの転送を行う。し
かし、かかる場合は実際上殆どあり得ない。
が返ってきたら、RAM41に格納されているその情報
により、画像形成制御プログラムを実行する。前記情報
が残っていない(ノー)との返事が返ってきたら、この
ときはメイン制御ユニットよりスレーブ制御ユニットの
RAM41へ画像形成制御プログラムの転送を行う。し
かし、かかる場合は実際上殆どあり得ない。
【0018】本例によれば、転送時間が立ち上げ時間に
吸収されるので、転送時間の存在により画像形成装置の
使用が制限されることがなく、よって、ユーザーに対し
て待ち時間を増加させることにはならない。
吸収されるので、転送時間の存在により画像形成装置の
使用が制限されることがなく、よって、ユーザーに対し
て待ち時間を増加させることにはならない。
【0019】例2 図1に示したバックアップ回路42におけるバックアッ
プ電源の最低容量をどの程度に定めるか、について説明
する。図3において、当該画像形成装置のメインスイッ
チがオンにされているとき、定着ヒーターの温度は所定
の定着適正温度の温度範囲Zに維持されている。この状
態で、メインスイッチをオフにすると定着ヒーターの温
度は、自然冷却により、前記温度範囲Zから次第に低下
していき、時間T1をかけてある温度Kに到る。
プ電源の最低容量をどの程度に定めるか、について説明
する。図3において、当該画像形成装置のメインスイッ
チがオンにされているとき、定着ヒーターの温度は所定
の定着適正温度の温度範囲Zに維持されている。この状
態で、メインスイッチをオフにすると定着ヒーターの温
度は、自然冷却により、前記温度範囲Zから次第に低下
していき、時間T1をかけてある温度Kに到る。
【0020】この温度Kに到った後、再びメインスイッ
チをオンにすると、定着ヒーターは温度Kから上昇を始
め、時間T2をかけて定着適正温度の温度範囲Zに到
る。かかる場合、温度Kが低くなればなるほど、時間T
1、T2は増大する傾向を示すが、この温度Kをその画
像形成装置の環境温度の平均値と考えれば、時間T1、
T2は固定して考えることができる。
チをオンにすると、定着ヒーターは温度Kから上昇を始
め、時間T2をかけて定着適正温度の温度範囲Zに到
る。かかる場合、温度Kが低くなればなるほど、時間T
1、T2は増大する傾向を示すが、この温度Kをその画
像形成装置の環境温度の平均値と考えれば、時間T1、
T2は固定して考えることができる。
【0021】また、時間T2は前記立ち上げ時間aに対
応するし、転送時間bは前記したように、任意の装置に
おいて具体的に定まる定数である。そこで、転送時間b
が立ち上げ時間aと等しくなるように、定着ヒーター及
びRAM41等の条件設定を行ない、a=b=T2とな
るようにする。
応するし、転送時間bは前記したように、任意の装置に
おいて具体的に定まる定数である。そこで、転送時間b
が立ち上げ時間aと等しくなるように、定着ヒーター及
びRAM41等の条件設定を行ない、a=b=T2とな
るようにする。
【0022】そして、このときの時間T1の間、バック
アップ回路42によってRAM41に情報が保持されて
いるようにすれば、メインスイッチをオンにするタイミ
ングが何時であっても、また、環境温度の変動が日常的
な変動範囲を越える特殊な場合を除き、転送時間は立ち
上げ時間に吸収され、或いは、RAMに情報が残存する
ので転送の必要をも生じない。バックアップ電源の最低
容量を前記時間T1の間の情報保持に必要な大きさとす
れば、かかる利益を得ることができる。
アップ回路42によってRAM41に情報が保持されて
いるようにすれば、メインスイッチをオンにするタイミ
ングが何時であっても、また、環境温度の変動が日常的
な変動範囲を越える特殊な場合を除き、転送時間は立ち
上げ時間に吸収され、或いは、RAMに情報が残存する
ので転送の必要をも生じない。バックアップ電源の最低
容量を前記時間T1の間の情報保持に必要な大きさとす
れば、かかる利益を得ることができる。
【0023】さらに、このバックアップ電源としては、
リチウム電池、ニッカド電池、等の高価でかつ電源切換
回路が複雑なものに比べ、安価なバックアップ用コンデ
ンサが使用できる。
リチウム電池、ニッカド電池、等の高価でかつ電源切換
回路が複雑なものに比べ、安価なバックアップ用コンデ
ンサが使用できる。
【0024】例3 本例は前記例2の変形例に対応する。
【0025】図4において、メインスイッチのオンでメ
イン制御ユニット600のメインCPU600−1は定
着ローラに圧接しているサーミスタの値をA/Dコンバ
ータによりデジタル値に変換して取り込む。そして、こ
の値より定着立ち上げ時間を逆算し、プログラム転送時
間と比較して、立ち上げ時間の方が長い場合はROM6
00−2によりインタフェース15を通し、スレーブ制
御ユニット660側ヘ送信する。
イン制御ユニット600のメインCPU600−1は定
着ローラに圧接しているサーミスタの値をA/Dコンバ
ータによりデジタル値に変換して取り込む。そして、こ
の値より定着立ち上げ時間を逆算し、プログラム転送時
間と比較して、立ち上げ時間の方が長い場合はROM6
00−2によりインタフェース15を通し、スレーブ制
御ユニット660側ヘ送信する。
【0026】スレーブCPU660−1はインタフェー
ス15を通してデータを受け取り、RAM660−2に
格納し、すべて格納し終えたら、RAM660−2内の
プログラムを実行する。この間、定着ヒーターの立ち上
げ時間となっているため、ユーザーの待ち時間を増加さ
せることにはならない。また、プログラム転送時間の方
が長くかかる場合は、メイン制御ユニットよりスレーブ
制御ユニットへスレーブ制御ユニット側のRAM660
−2をチエックするようにコマンドを送る。
ス15を通してデータを受け取り、RAM660−2に
格納し、すべて格納し終えたら、RAM660−2内の
プログラムを実行する。この間、定着ヒーターの立ち上
げ時間となっているため、ユーザーの待ち時間を増加さ
せることにはならない。また、プログラム転送時間の方
が長くかかる場合は、メイン制御ユニットよりスレーブ
制御ユニットへスレーブ制御ユニット側のRAM660
−2をチエックするようにコマンドを送る。
【0027】スレーブ制御ユニット側はこのコマンドを
受け取るとRAM660−2をチエックし、転送された
プログラムが正しく格納されていれば、OKのコマンド
をメイン制御ユニット側へ送るが、データが正しくなく
プログラムが正常でない場合はNGのコマンドを送り、
それを受け取ったメイン制御ユニット側はプログラムを
転送する。
受け取るとRAM660−2をチエックし、転送された
プログラムが正しく格納されていれば、OKのコマンド
をメイン制御ユニット側へ送るが、データが正しくなく
プログラムが正常でない場合はNGのコマンドを送り、
それを受け取ったメイン制御ユニット側はプログラムを
転送する。
【0028】スレーブ制御ユニット側のROM660−
3には前記のデータ転送、プログラムチェックのプログ
ラムが格納されており、コピー動作に関するプログラム
でRAM660−2上のものをスレーブCPU660−
1が実行する。ここで、ROM660−3は所謂、ブー
トROM(立ち上げ専用)となる。
3には前記のデータ転送、プログラムチェックのプログ
ラムが格納されており、コピー動作に関するプログラム
でRAM660−2上のものをスレーブCPU660−
1が実行する。ここで、ROM660−3は所謂、ブー
トROM(立ち上げ専用)となる。
【0029】この、スレーブ制御ユニット側のRAM6
60−2はコンデンサでバックアップされており、短時
間の間はメインスイッチがオフになっていてもデータが
消えないようになっている。このコンデンサの容量は、
図3において、定着ヒーターの温度が転送時間=立ち上
げ時間となる温度Kまで下がる時間T1の間データを保
持しておく容量があればよく、リチウム電池やニッカド
電池は用いなくても済む。
60−2はコンデンサでバックアップされており、短時
間の間はメインスイッチがオフになっていてもデータが
消えないようになっている。このコンデンサの容量は、
図3において、定着ヒーターの温度が転送時間=立ち上
げ時間となる温度Kまで下がる時間T1の間データを保
持しておく容量があればよく、リチウム電池やニッカド
電池は用いなくても済む。
【0030】つまり、朝、メインスイッチをオンにした
とき、定着ヒーターの立ち上げ時間内に画像形成制御プ
ログラムのを転送してしまい、途中、メインスイッチを
オフにしてまたオンしなおしても、短時間ならすぐにコ
ピー動作が可能であり、充分時間が立ってしまったな
ら、定着ヒーターの立ち上げ時間内に画像形成制御プロ
グラムを転送するので、ユーザーに待ち時間を多く費や
させることはない。
とき、定着ヒーターの立ち上げ時間内に画像形成制御プ
ログラムのを転送してしまい、途中、メインスイッチを
オフにしてまたオンしなおしても、短時間ならすぐにコ
ピー動作が可能であり、充分時間が立ってしまったな
ら、定着ヒーターの立ち上げ時間内に画像形成制御プロ
グラムを転送するので、ユーザーに待ち時間を多く費や
させることはない。
【0031】RAMのチエックは数バイトのやりとりな
ので、1秒以下でできる。ただし、何かの原因でRAM
のチェックの時、スレーブ制御ユニット側のプログラム
がおかしくなっている場合は、ユーザーにプログラムの
転送時間分の時間を待ってもらうことになる。
ので、1秒以下でできる。ただし、何かの原因でRAM
のチェックの時、スレーブ制御ユニット側のプログラム
がおかしくなっている場合は、ユーザーにプログラムの
転送時間分の時間を待ってもらうことになる。
【0032】ある画像形成装置においては、定着ヒータ
ーの通常の立ち上げ時間は、室温20゜〜25゜Cから
の場合、7分であり、画像形成制御プログラムの転送時
間は、インタフェース15をRS−232Cとして19
200ボーで512Kbyteを転送すると、約3分3
0秒かかる。
ーの通常の立ち上げ時間は、室温20゜〜25゜Cから
の場合、7分であり、画像形成制御プログラムの転送時
間は、インタフェース15をRS−232Cとして19
200ボーで512Kbyteを転送すると、約3分3
0秒かかる。
【0033】例4 本例は本発明が実施される画像形成装置の一例に関す
る。図5において、原稿(図示せず)は、装置本体上に
設置されたリサイクル自動原稿給送装置(RDF)20
0により、コンタクトガラス102上に給送されて、所
定の露光位置に載置される。
る。図5において、原稿(図示せず)は、装置本体上に
設置されたリサイクル自動原稿給送装置(RDF)20
0により、コンタクトガラス102上に給送されて、所
定の露光位置に載置される。
【0034】この原稿の画像は、フラッシュ露光ランプ
101によって照射されることにより、第1ミラー10
3、スルーレンズ104及び第2ミラー105を通じ
て、感光体107に結像される。このとき、感光体10
7に対する原稿画像の露光範囲は、規制部材106によ
り、感光体107の余分な部分を露光しないように設定
される。
101によって照射されることにより、第1ミラー10
3、スルーレンズ104及び第2ミラー105を通じ
て、感光体107に結像される。このとき、感光体10
7に対する原稿画像の露光範囲は、規制部材106によ
り、感光体107の余分な部分を露光しないように設定
される。
【0035】また、感光体107は帯電チャージャ10
8により予め帯電されており、前記の画像露光によっ
て、その表面に原稿画像の静電潜像が形成される。この
静電潜像は、その非画像領域がイレーサ109により消
去された後、現像器110によって顕像化(トナー像
化)される。この顕像は、転写チャージャ111により
コピー用紙(転写紙)上に転写される。
8により予め帯電されており、前記の画像露光によっ
て、その表面に原稿画像の静電潜像が形成される。この
静電潜像は、その非画像領域がイレーサ109により消
去された後、現像器110によって顕像化(トナー像
化)される。この顕像は、転写チャージャ111により
コピー用紙(転写紙)上に転写される。
【0036】転写紙は、装置本体100に配置された給
紙カセット113、装置本体100に配置された給紙ト
レイ114、115、及び、装置本体100の側部に増
設されたラージ・キャパシタ・トレイ300(LCT)
の給紙トレイ302のうちの何れかから給紙される。こ
のとき、転写紙は、レジストローラ116により、感光
体107上に形成された顕像がその所定の転写領域に収
まるタイミングを取って、感光体107の回転に同期し
て感光体107に向けて給送される。この顕像の転写さ
れた転写紙は、分離チャージャ112によって、感光体
107から分離される。感光体107から分離された転
写紙は、搬送ベルト117により定着装置118に向け
て搬送され、この定着装置118の定着ローラにより、
転写された顕像が定着される。
紙カセット113、装置本体100に配置された給紙ト
レイ114、115、及び、装置本体100の側部に増
設されたラージ・キャパシタ・トレイ300(LCT)
の給紙トレイ302のうちの何れかから給紙される。こ
のとき、転写紙は、レジストローラ116により、感光
体107上に形成された顕像がその所定の転写領域に収
まるタイミングを取って、感光体107の回転に同期し
て感光体107に向けて給送される。この顕像の転写さ
れた転写紙は、分離チャージャ112によって、感光体
107から分離される。感光体107から分離された転
写紙は、搬送ベルト117により定着装置118に向け
て搬送され、この定着装置118の定着ローラにより、
転写された顕像が定着される。
【0037】このようにして顕像に転写を終えた転写紙
は、定着ローラの周面に接するように配置された分離爪
119により、定着装置118から排出される。この定
着装置118から排出された後の転写紙は、画像形成装
置の排紙モード及びコピーモードが、通常モードまたは
ソートモード、及び、片面コピーモードまたは両面モー
ドのうち、それぞれ何れのモードに設定されているかに
よって、異なった搬送経路に向けて搬送される。
は、定着ローラの周面に接するように配置された分離爪
119により、定着装置118から排出される。この定
着装置118から排出された後の転写紙は、画像形成装
置の排紙モード及びコピーモードが、通常モードまたは
ソートモード、及び、片面コピーモードまたは両面モー
ドのうち、それぞれ何れのモードに設定されているかに
よって、異なった搬送経路に向けて搬送される。
【0038】すなわち、ここで、通常モード及び片面モ
ードが選択されている場合には、定着装置118から排
出された転写紙は、先ず、両面切り換え爪120によ
り、両面トレイ124側に進行しないように直進され
る。
ードが選択されている場合には、定着装置118から排
出された転写紙は、先ず、両面切り換え爪120によ
り、両面トレイ124側に進行しないように直進され
る。
【0039】次いで、この転写紙は、排紙切り換え爪1
21により、ターン部122に向けてその搬送経路が偏
向されて、装置本体100の本体トレイ123上に排出
される。このとき、この転写紙は、ターン部122によ
りその画像コピー面を下側にして、つまり、原稿のコピ
ー順に頁を揃えて、本体トレイ123上にスタックされ
る。
21により、ターン部122に向けてその搬送経路が偏
向されて、装置本体100の本体トレイ123上に排出
される。このとき、この転写紙は、ターン部122によ
りその画像コピー面を下側にして、つまり、原稿のコピ
ー順に頁を揃えて、本体トレイ123上にスタックされ
る。
【0040】一方、ソートモード及び片面コピーモード
が選択されている場合には、定着装置118から排出さ
れた転写紙は、上述の場合と同様に、先ず、両面切り換
え爪120により、両面トレイ124側に進行しないよ
うに直進された後、排紙切り換え爪121により、ター
ン部122側に進行しないように直進され、LCT30
0の挿入口301を通してLCT300内に搬送され
る。この転写紙は、LCT300を通過して、このLC
T300に隣接配置された反転装置400により、必要
に応じてその表裏が反転された後、ソーター500の各
ビンに搬送されてソーティングされる。
が選択されている場合には、定着装置118から排出さ
れた転写紙は、上述の場合と同様に、先ず、両面切り換
え爪120により、両面トレイ124側に進行しないよ
うに直進された後、排紙切り換え爪121により、ター
ン部122側に進行しないように直進され、LCT30
0の挿入口301を通してLCT300内に搬送され
る。この転写紙は、LCT300を通過して、このLC
T300に隣接配置された反転装置400により、必要
に応じてその表裏が反転された後、ソーター500の各
ビンに搬送されてソーティングされる。
【0041】また、ここで、通常モードまたは、ソータ
トモード、及び、両面コピーモードが選択されている場
合には、定着装置118から排出された転写紙は、先
ず、両面切り換え爪120により、両面トレイ124側
に向けてその搬送経路が偏向され、両面トレイ124上
に一旦スタックされる。
トモード、及び、両面コピーモードが選択されている場
合には、定着装置118から排出された転写紙は、先
ず、両面切り換え爪120により、両面トレイ124側
に向けてその搬送経路が偏向され、両面トレイ124上
に一旦スタックされる。
【0042】この両面トレイ124上にスタックされた
転写紙は、両面給紙ベルト125により、その下側の転
写紙から順に給紙されて、前記の片面コピー時における
転写紙の給紙経路に合流され、レジストローラ116に
より、片面コピー時と同様にして感光体107に向けて
給紙される。
転写紙は、両面給紙ベルト125により、その下側の転
写紙から順に給紙されて、前記の片面コピー時における
転写紙の給紙経路に合流され、レジストローラ116に
より、片面コピー時と同様にして感光体107に向けて
給紙される。
【0043】これにより、両面トレイ124から給紙さ
れた転写紙は、その給紙経路を通じて、感光体107に
対してその裏面を対面させて搬送され、この裏面に他の
原稿の画像もしくは、同一原稿の裏面の画像が転写され
た後、前記と同様にして、定着装置118を経て、本体
トレイ123またはソーター500の各ビンに排出され
る。
れた転写紙は、その給紙経路を通じて、感光体107に
対してその裏面を対面させて搬送され、この裏面に他の
原稿の画像もしくは、同一原稿の裏面の画像が転写され
た後、前記と同様にして、定着装置118を経て、本体
トレイ123またはソーター500の各ビンに排出され
る。
【0044】一方、RDF200は、前記の各コピーモ
ードに応じて、以下のように動作される。図示の例にお
けるRDF200は、周知のSADFモード及び、RD
Fモードにより、選択的に駆動される原稿給紙手段を有
しており、原稿トレイ202、原稿反転部225、原稿
排紙トレイ211等で構成されている。
ードに応じて、以下のように動作される。図示の例にお
けるRDF200は、周知のSADFモード及び、RD
Fモードにより、選択的に駆動される原稿給紙手段を有
しており、原稿トレイ202、原稿反転部225、原稿
排紙トレイ211等で構成されている。
【0045】図5において、SADFが選択されている
場合には、コピーする画像面を下にして、装置本体10
0の原稿トレイ上に原稿がセットされ、コンタクトガラ
ス102に沿って、RDF200の下部の右側から左側
に原稿が搬送される。
場合には、コピーする画像面を下にして、装置本体10
0の原稿トレイ上に原稿がセットされ、コンタクトガラ
ス102に沿って、RDF200の下部の右側から左側
に原稿が搬送される。
【0046】一方、RDFモードにおける片面原稿モー
ド選択時には、コピーする画像面を下にして、RDF2
00の原稿トレイ202上に原稿がセットされ、コンタ
クトガラス102の右側から左側に向けて搬送されて、
その所定位置に停止され、その画像面が全面露光され
る。露光を終えた原稿は、原稿反転部225へ送られて
スイッチバック搬送され、そのコピーした画像面を下に
した状態で、原稿トレイ202上に戻される。
ド選択時には、コピーする画像面を下にして、RDF2
00の原稿トレイ202上に原稿がセットされ、コンタ
クトガラス102の右側から左側に向けて搬送されて、
その所定位置に停止され、その画像面が全面露光され
る。露光を終えた原稿は、原稿反転部225へ送られて
スイッチバック搬送され、そのコピーした画像面を下に
した状態で、原稿トレイ202上に戻される。
【0047】また、RDFモードにおける両面原稿モー
ド選択時には、前記と同様に、コピーする画像面を下に
して、RDF200の原稿トレイ202上に原稿がセッ
トされ、コンタクトガラス102の右側から左側に向け
て搬送されてその所定位置に停止され、先ず、その表面
の原稿画像が全面露光される。
ド選択時には、前記と同様に、コピーする画像面を下に
して、RDF200の原稿トレイ202上に原稿がセッ
トされ、コンタクトガラス102の右側から左側に向け
て搬送されてその所定位置に停止され、先ず、その表面
の原稿画像が全面露光される。
【0048】次いで、露光を終えた原稿は、原稿反転部
225に搬送されてスイッチバックされるとともに、分
岐爪226によりその搬送経路が偏向されて、再度コン
タクトガラス102上の定位置に搬送されて停止され、
その裏面画像が露光される。このようにして、表裏両面
の露光を終えた原稿は、原稿反転部225をそのまま通
過して、原稿トレイ202上に戻される。
225に搬送されてスイッチバックされるとともに、分
岐爪226によりその搬送経路が偏向されて、再度コン
タクトガラス102上の定位置に搬送されて停止され、
その裏面画像が露光される。このようにして、表裏両面
の露光を終えた原稿は、原稿反転部225をそのまま通
過して、原稿トレイ202上に戻される。
【0049】この画像形成装置における、前記のよう
な、転写紙の給紙、搬送制御、転写紙への作像制御、及
び原稿の給紙、搬送制御は、図6に示すような制御装置
によって制御される。
な、転写紙の給紙、搬送制御、転写紙への作像制御、及
び原稿の給紙、搬送制御は、図6に示すような制御装置
によって制御される。
【0050】図6は、前記図4における各制御ユニット
の制御対象等を図5の画像形成装置との関係で具体的に
示したものである。図6において、CPUを含むメイン
制御ユニットCPUを含むメイン制御ユニット600に
は、給紙センサ601及びジャム検知センサ602等の
各種センサ、帯電チャージャ108に電圧を印加する帯
電用高圧電源603、現像器110に現像バイアスを印
加する現像用高圧電源604、フラッシュ露光ランプ1
01に電圧を印加するフラッシュ用高圧電源605、主
に転写紙の搬送系を駆動するメインモータ606、感光
体107を駆動する感光体駆動モータ607、現像器1
10を駆動する現像モータ608、装置本体100の駆
動条件(コピーモードや現像濃度等)を設定する操作部
160、RDF200を駆動するRDFユニット26
0、LCT300を駆動するLCTユニット360、反
転装置400を駆動する反転ユニット460、ソーター
500を駆動するソータユニット560、サブ制御ユニ
ット660、その他の入力機器609、並びに、その他
の出力機器610等の機器が、その入力ポート若しく
は、出力ポートに、それぞれ接続されている。
の制御対象等を図5の画像形成装置との関係で具体的に
示したものである。図6において、CPUを含むメイン
制御ユニットCPUを含むメイン制御ユニット600に
は、給紙センサ601及びジャム検知センサ602等の
各種センサ、帯電チャージャ108に電圧を印加する帯
電用高圧電源603、現像器110に現像バイアスを印
加する現像用高圧電源604、フラッシュ露光ランプ1
01に電圧を印加するフラッシュ用高圧電源605、主
に転写紙の搬送系を駆動するメインモータ606、感光
体107を駆動する感光体駆動モータ607、現像器1
10を駆動する現像モータ608、装置本体100の駆
動条件(コピーモードや現像濃度等)を設定する操作部
160、RDF200を駆動するRDFユニット26
0、LCT300を駆動するLCTユニット360、反
転装置400を駆動する反転ユニット460、ソーター
500を駆動するソータユニット560、サブ制御ユニ
ット660、その他の入力機器609、並びに、その他
の出力機器610等の機器が、その入力ポート若しく
は、出力ポートに、それぞれ接続されている。
【0051】ここで、メイン制御ユニット600と、操
作部160、及び、RDFユニット260とは、光ファ
イバーによるシリアル通信により、コマンドのやり取り
を行うように構成されている。また、主に、パルスモー
タ系の制御を行うサブ制御ユニット660にも、メイン
制御ユニット600と同様に、CPUが搭載されてお
り、このサブ制御ユニット660は、光ファイバーでメ
イン制御ユニット600とシリアル通信を行うように構
成されている。
作部160、及び、RDFユニット260とは、光ファ
イバーによるシリアル通信により、コマンドのやり取り
を行うように構成されている。また、主に、パルスモー
タ系の制御を行うサブ制御ユニット660にも、メイン
制御ユニット600と同様に、CPUが搭載されてお
り、このサブ制御ユニット660は、光ファイバーでメ
イン制御ユニット600とシリアル通信を行うように構
成されている。
【0052】このサブ制御ユニット660には、図6に
示すように、スルーレンズ104の露光倍率を可変する
変倍用パルスモータ661、転写紙の給紙系を駆動する
給紙用パルスモータ662、両面切り換え爪120、及
び、排紙切り換え爪121等を駆動するソレノイド66
3、その他のパルスモータ664、その他の入力機器6
65、及び、その他の出力機器666等がそれぞれ接続
されている。
示すように、スルーレンズ104の露光倍率を可変する
変倍用パルスモータ661、転写紙の給紙系を駆動する
給紙用パルスモータ662、両面切り換え爪120、及
び、排紙切り換え爪121等を駆動するソレノイド66
3、その他のパルスモータ664、その他の入力機器6
65、及び、その他の出力機器666等がそれぞれ接続
されている。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ROM交換に要する時
間の影響が画像形成装置の使用に直接に及ぶことがな
く、装置の効率的な活用が可能となる。
間の影響が画像形成装置の使用に直接に及ぶことがな
く、装置の効率的な活用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を説明し
た図である。
た図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一制御例の説明し
たフローチャートである。
たフローチャートである。
【図3】本発明に係る定着ヒーターの温度の変化の態様
を説明した図である。
を説明した図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の一実施例を説明し
た図である。
た図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の一実施例を説明し
た図である。
た図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の一実施例を説明し
た図である。
た図である。
【図7】従来技術に係る説明図である。
30 メイン制御ユニット 31 ROM 40 スレーブ制御ユニット 41 RAM 600 メイン制御ユニット 660 スレーブ制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 512 G03G 21/14 G03G 21/20
Claims (1)
- 【請求項1】メイン制御ユニットと、スレーブ制御ユニ
ットの複数の制御ユニット各部にそれぞれCPUを内蔵
し、メイン制御ユニットにメイン制御用、スレーブ制御
用の各画像形成制御プログラムを格納し得るROMを配
し、これら制御ユニットの各CPUの間で相互に通信を
行いながら画像形成装置全体を制御する画像形成装置で
あって、当該画像形成装置が定着ヒーターを有し、スレ
ーブ制御ユニットにはスレーブ制御用の画像形成制御プ
ログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転送させる
情報転送手段を設け、前記転送をメインスイッチオン後
の前記定着ヒーターの立上り時間を利用して行う画像形
成装置において、 スレーブ制御ユニットにバックアップ用コンデンサから
なるバックアップ電源を備え、該画像形成装置のメイン
スイッチをオフにすることにより前記定着ヒーターの温
度が所定の定着適正温度から時間T1をかけて当該画像
形成装置の環境温度の平均温度Kまで下降し、再びメイ
ンスイッチをオンにすることで前記定着ヒーターの温度
が前記温度Kより上昇し所定の定着適正温度に達すると
き、この上昇に要する立ち上げ時間aが、制御プログラ
ムの転送時間bと等しくなるような前記定着ヒーターの
冷え加減の状態のタイミングで前記メインスイッチがオ
ンにされたときに、制御プログラムの転送を行うことと
したとき、前記バックアップ電源の最低容量を、前記定
着ヒーターが前記定着適正温度から時間T1をかけて前
記環境温度の平均温度に到らしめ得る大きさとし、 前記メインスイッチオン後定着ヒーターの温度チェック
を行ない、この温度チェックの結果がa≧bならばスレ
ーブ制御用の画像形成プログラムをスレーブ制御ユニッ
トのRAMに転送するし、前記温度チェックの結果がa
<bならばスレーブ制御ユニットのRAMにスレーブ制
御用の画像形成プログラムが残っているか否かのRAM
チェックを行ない、 前記RAMチェックの結果、RAMにスレーブ制御用の
画像形成プログラムが残っていなければスレーブ制御用
の画像形成プログラムをスレーブ制御ユニットのRAM
に転送するし、 前記RAMチェックの結果、RAMにスレーブ制御用の
画像形成プログラムが残っていればスレーブ制御用の画
像形成プログラムをスレーブ制御ユニットのRAMに転
送しないことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14020291A JP3167349B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 画像形成装置 |
US07/897,678 US5225871A (en) | 1991-06-12 | 1992-06-12 | Control device for image forming equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14020291A JP3167349B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365058A JPH04365058A (ja) | 1992-12-17 |
JP3167349B2 true JP3167349B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=15263298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14020291A Expired - Fee Related JP3167349B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5225871A (ja) |
JP (1) | JP3167349B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5844796A (en) * | 1994-07-19 | 1998-12-01 | Minolta Co., Ltd. | Machine control device |
JP4382310B2 (ja) | 2001-08-17 | 2009-12-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP3825759B2 (ja) * | 2002-06-17 | 2006-09-27 | 株式会社リコー | 粉体回収装置、現像装置、画像形成装置、および粉体回収方法 |
US7289741B2 (en) * | 2003-08-26 | 2007-10-30 | Ricoh Company Ltd. | Image forming apparatus, unit for installation in the image forming apparatus, and administration system monitoring use state of the image forming apparatus |
JP4379815B2 (ja) * | 2006-11-08 | 2009-12-09 | 村田機械株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置の初期化プログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1128896B (it) * | 1980-07-03 | 1986-06-04 | Olivetti & Co Spa | Apparecchiatura di elaborazione dati con memoria permanente programmabile |
US4967377A (en) * | 1981-12-10 | 1990-10-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Control system using computers and having an initialization function |
JPH01275388A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ制御装置 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP14020291A patent/JP3167349B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-12 US US07/897,678 patent/US5225871A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5225871A (en) | 1993-07-06 |
JPH04365058A (ja) | 1992-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |