JPH0342444Y2 - - Google Patents

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JPH0342444Y2
JPH0342444Y2 JP10364585U JP10364585U JPH0342444Y2 JP H0342444 Y2 JPH0342444 Y2 JP H0342444Y2 JP 10364585 U JP10364585 U JP 10364585U JP 10364585 U JP10364585 U JP 10364585U JP H0342444 Y2 JPH0342444 Y2 JP H0342444Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、感材の不要像領域にイレーズ用の
光源の点灯により光を照射して部分的な消去を行
なう装置の改良に関する。
〔背景技術〕
本出願人は、先に、感材上の不要像領域をイレ
ーズ用の光源の制御によつて消去する場合に、縮
小コピーのときには、原稿台幅と倍率の比の積ま
たは用紙の幅のいずれか小さい方を基準として消
去幅を設定するようにした方法を提案したが、こ
の方法にあつては、コピーすべき原稿のサイズを
検出してその情報を消去幅の設定に用いるような
ことまではしていなかつたため、不要像領域での
消去に不十分な場合が生じ、コピー両端に黒スジ
が発生するという消去の不完全性があり、この点
ではまだ改善の余地がある。
また、本出願人は、原稿検知センサにより原稿
サイズを検知し、この検知された原稿の幅と倍率
の比の積に基づいて潜像サイズを検出し、この潜
像サイズと用紙サイズとを比較して何れか小さい
方を基準にイレーズ用光源の消去幅を設定するこ
とを提案した(特開昭58−184955号公報)が、こ
の方法にあつては、例えば原稿が本等のように厚
いものや、A3、A4、B4、B5等の規格の大きさ
や形状から外れているものについては、コピーす
べき原稿の原稿サイズを検知できない場合があ
り、不要像領域での消去に不十分な場合が生じ、
特に縮小コピーの場合にコピー両端に黒スジが発
生するという消去の不完全性があり、この点では
今だ改善の余地がある。
〔考案の課題〕
この考案は上記の点に着眼してなされたもの
で、そのようなコピーの両縁に黒い帯が出てしま
う場合があるという不要像領域の消去の不完全性
を解消しようというものである。
〔課題を達成するための手段及び作用〕
この考案は、このため、原稿サイズを検出する
センサが原稿サイズを検知できる場合には、この
検知された原稿幅と倍率の比をかけて求めた値を
消去幅として設定するようにイレーズ用の光源を
制御するようにし、原稿が例えば本等のように厚
いものや規格以外の大きさや形状であつてその原
稿サイズを検知できないときには、等倍時及び拡
大コピー時には用紙の幅を基準とし、縮小コピー
時には原稿台の幅と倍率の比をかけて求めた値と
用紙の幅とを比較して何れか小さい方を基準とし
て消去幅を設定するよう制御して、常に不要なト
ナー像が現像されないよう不要像領域の消去を行
なうようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図はこの考案の一実施例装置を適用した複
写機の内部の概略図で、帯電、露光、現像工程の
後に転写工程を有し、かつ原稿サイズ並びに用紙
サイズを検知する手段を備えると共に、感光体上
の潜像の両端の不要な部分を消去する目的をもつ
た複数個の夫々独立に点灯できるサイドイレーズ
ランプを備える複写機の場合を示す。
同図において、1は原稿が載置される原稿台、
2は露光用の走査ランプ、3〜6はミラー、7は
レンズで、原稿台1上の原稿を上記走査ランプ2
及びミラー3によつて走査することにより作られ
た光像は、ミラー4〜6、レンズ7を介して感材
表面、図示の場合は感光体ドラム8上に結像され
る。また、この複写機には、第1図には図示しな
い原稿サイズを自動的に検出する原稿検知センサ
が設けられている。9は用紙カセツトで、この使
用用紙についても、第1図には図示しない用紙サ
イズ検知手段によつてその幅が検出されるように
なつており、結紙された用紙は搬送路を通つて上
記感光体ドラム8近傍の転写部10へ導かれる。
感光体ドラム8の周囲には、転写部10の他
に、チヤージコロトロン11、現像器12、クリ
ーナブレード13等が設けられていると共に、機
内にはトランスポートベルト14、定着器15が
設けられている。感光体ドラム8上への結像によ
り形成された潜像は、上記現像器12でトナー像
として可視像化され、これが感光体ドラム8の回
転に連れて転写部10へと移動せしめられ、ここ
で用紙に転写されることとなるが、上記感光体ド
ラム8の周囲には、更に現像器12の手前の位置
に、現像に先立つて感光体ドラム8上の不要像領
域の消去を行なうための光源としてサイドイレー
ズランプ16が配置されている。
サイドイレーズランプ16は、第2図に示すよ
うに、感光体ドラム8の軸方向に水平に配列され
た複数のLEDランプから構成されている。図示
の場合は、原稿台1上への原稿のセツトがセンタ
ーレジストレーシヨン方式の場合における配列の
一例で、潜像の不要部分を最適に消去できるよう
小さなLEDランプが夫々片側30個づつ配列され
ており、それぞれは独立に点灯制御可能となつて
いる。このサイドイレーズランプ16は、感光体
ドラム8上の潜像が現像される前に、原稿サイズ
が検知された場合には、その原稿幅と倍率の比の
積によつて最適なLEDランプの個数が点灯せし
められるよう、また、原稿サイズを検知をできな
い時には、等倍あるいは拡大コピーの場合には用
紙の幅に該当する数だけサイドイレーズランプ1
6のLEDランプが点灯せしめられるよう、更に、
縮小コピーの場合は原稿台1の幅と縮率の比の積
または用紙幅のどちらか小さい方に合わせた個数
のLEDランプが点灯するよう制御される。
第3図はこのような制御を行なうためのマイク
ロコンピユータの構成図で、17はCPU、18
は水晶発振器、19はアドレスバス、20はプロ
グラマブルカウンタ、21はレンズモータ、22
はランプ走査モータで、これら各モータ21,2
2によつて、縮小拡大の場合に前述の複写機の光
学系の位置、走査系の走査速度を可変することに
よつて倍率の変更が行なわれる。23は入出力制
御器、24は原稿検知センサ、25は用紙サイズ
検知手段、26はRAM、27はROMで、この
ROM27には、第4図にフローチヤートで示す
ように、倍率が縮小、等倍、拡大のいずれである
かの判別や、原稿サイズを検知できたか否かの判
別等に応じて、原稿検知センサ24が原稿サイズ
を検出した場合には、検出された原稿の幅と倍率
の比の積によつて消去幅を設定し、また原稿検知
センサ24が原稿サイズを検知できない時で、等
倍(100%)又は拡大コピーの場合には用紙の幅
を基準とし、縮小コピーの場合には、原稿台1幅
と倍率の比の積と用紙幅とを比較してどちらか小
さい方を基準として消去幅を設定するようにし、
これによつて不要像領域の潜像を最適に消し込む
ようにサイドイレーズランプ16の点灯プログラ
ムが予め格納されている。上記CPU17は、原
稿検知センサ24からの原稿サイズ、用紙サイズ
検知手段25からの用紙サイズに関する情報並び
に倍率、原稿サイズを検知したか否かの情報に基
づきこのプログラムを実行し、サイドイレーズラ
ンプ16を制御する。
すなわち、第4図に示すように、まず始めに、
ステツプAで原稿検知センサ24のデータを読み
込み、次いでステツプBにおいてデータの値によ
つて原稿サイズを検知したか否かを判別し、
YESの判別結果のときは以後ステツプC〜Eを
実行し、NOの判別結果のときはステツプF〜H
へ進む。
すなわち、判別ステツプBでもし原稿サイズが
検知された場合には、選ばれた倍率を読み込み、
原稿サイズと倍率との積から消去幅を計算し、次
いで最適なサイドイレーズランプ16の点灯個数
の算出に進んで、計算された消去幅に基づいて最
適なサイドイレーズランプ16の点灯個数が決定
される。この場合、原稿サイズと倍率との積によ
り潜像それ自体のサイズが検出され、この潜像サ
イズによつて不要像領域の消去幅が決定されるの
で、適正なサイドイレーズランプ16の点灯個数
が決定されてコピー両端に黒スジが生じるような
ことがない。
一方、原稿検知センサ24で原稿サイズを検知
できない場合には、操作者が用紙サイズを直接選
択するが、この場合には用紙サイズが読み込ま
れ、次に選ばれている倍率が読み込まれる(ステ
ツプF、G)。ここで、倍率が等倍か拡大(100%
以上)であるか否かを判別し、倍率が等倍又は拡
大である場合には、用紙幅を基準にその消去幅を
計算し、これにより使用される用紙の幅に合つた
サイドイレーズランプ16の点灯個数がセツトさ
れる(ステツプH、I、E)。原稿検知センサ2
4が原稿サイズを検知できないような場合であつ
ても、等倍コピーの場合や拡大コピーの場合に
は、用紙サイズを基準にサイドイレーズランプ1
6の点灯個数を決定しても、潜像サイズは原稿サ
イズと同じかあるいは拡大方向であつてイレーズ
領域は縮小方向になり、適正なサイドイレーズラ
ンプ16の点灯個数が決定され、コピー両端に黒
スジが生じるようなことがない。
そして、原稿検知センサ24で原稿サイズを検
知できない場合であつて倍率が縮小の時には、原
稿台幅と倍率の比の積と、用紙幅とを比較し、何
れか小さい方を基準として消去幅を算出し、サイ
ドイレーズランプ16の点灯個数を決定する(ス
テツプH、J〜E)。縮小コピーの場合には潜像
サイズが原稿サイズより小さくなつてイレーズ領
域が拡大方向になるためにコピーに黒枠ができ易
いが、上記の如く原稿台幅と倍率の比の積と用紙
幅とを比較して何れか小さい方を基準に消去幅を
算出することにより、適正なサイドイレーズラン
プ16の点灯個数が決定され、コピー両端に黒ス
ジが生じるようなことがない。
以上のように、本発明の消去装置によれば、原
稿サイズを検知できる場合には検知された原稿幅
と倍率との積から最適な消去幅が得られ、また、
原稿サイズを検知できない場合には用紙の幅と倍
率並びに原稿台幅とから最適な消去幅を得ること
ができ、確実に不要なトナー像が現像されないよ
うにすることができる。適格な消去が行なわれな
いときは、現像器12によりチヤージ部分にトナ
ーが付着しトナーの無駄な消費が生じるし、クリ
ーナブレード13のクリーニング能力の限界を越
えたトナーが来た場合に機内汚れの原因となつた
り、次のコピー上へのオフセツト現像が現われた
りするが、本発明によればこのような問題が解消
する。
なお、この考案は、上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば多段階の縮小及び拡大が可能
な複写機を例に採つて説明したが、等倍以外に縮
小のみが可能な複写機に適用しても同様に不要像
領域の完全性が図れ、最適な消去幅で消去を行な
うことができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は、原稿サイズを検知
できる場合には原稿幅と倍率との積を基準に最適
な消去幅を決め、原稿サイズを検知できない場合
には、用紙幅と倍率並びに原稿台幅を考慮して最
適な消去幅を決め、これによつて不要像領域の潜
像を適正な消去幅で消去するので、不要なトナー
像が形成されることがなく、コピー両端に黒スジ
が発生するのを可及的に防止することができ、ま
た、これによつてトナーの消費量の増加などもよ
り効果的に防止することができる等の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を適用した原稿サ
イズ自動検出装置を有する複写機の内部構成の概
要図、第2図はサイドイレーズランプと適用原稿
幅の関係を示す図、第3図はマイクロコンピユー
タの構成図、第4図はサイドイレーズランプ点灯
制御のためのフローチヤートである。 符号説明、1……原稿台、8……感光体ドラ
ム、16……サイドイレーズランプ、17……
CPU、24……原稿検知センサ、25……用紙
サイズ検知手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿を縮小又は拡大して複写する機能を備えた
    複写機に使用され、感材上の不要像領域を消去す
    るためにその消去幅を可変できるイレーズ用の光
    源と、原稿サイズを自動的に検出する原稿検知セ
    ンサと、選択された用紙のサイズを検知する用紙
    サイズ検知手段と、検知された倍率、原稿サイズ
    及び用紙サイズの情報に基づいて上記光源による
    消去幅を制御する制御手段とを備えた感材の不要
    像領域の消去装置において、上記制御手段が、原
    稿検知センサが原稿サイズを検知した際にはこの
    検知された原稿の幅と倍率の比の積に基づいて光
    源の消去幅を設定し、また、原稿検知センサが原
    稿サイズを検知できない場合において、倍率が
    100%以上のときには検知された用紙の幅に基づ
    いて光源の消去幅を設定し、倍率が100%より小
    さいときには原稿台の幅と倍率の比の積と用紙の
    幅とを比較してそのいずれか小さい方を基準とし
    て光源の消去幅を設定する制御機能を備えている
    ことを特徴とする感材の不要像領域の消去装置。
JP10364585U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH0342444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10364585U JPH0342444Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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JP10364585U JPH0342444Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6214456U JPS6214456U (ja) 1987-01-28
JPH0342444Y2 true JPH0342444Y2 (ja) 1991-09-05

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JP10364585U Expired JPH0342444Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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