JP2008059049A - 媒体施封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣施封装置において、集積不良の発生時に施封処理を中止することなく、そのリカバリを行う手段を提供する。
【解決手段】施封する単位枚数の紙幣Pを集積する一時集積部15と、単位枚数の紙幣Pを結束して排出する施封部25と、一時集積部15に集積された単位枚数の紙幣Pを一時集積部15から施封部25へ移送する移送部20とを備えた紙幣施封装置1に、集積された単位枚数の紙幣Pの集積状態を検出する集積状態検出センサ23と、この集積状態検出センサ23により集積異常が検出された単位枚数の紙幣Pを再分離する再分離部30と、再分離部により再分離された紙幣Pを一時集積部15へ搬送する再集積搬送路とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、紙幣施封装置に代表される、紙幣やカード、チケット等の媒体を単位枚数で施封して媒体束を作成する媒体施封装置に関する。
従来の紙幣施封装置は、投入口に投入された紙幣を、1枚毎に繰出して鑑別部で金種および正損等の鑑別や、搬送異常の認識を行い、搬送異常と認識された紙幣はリジェクト庫へ集積し、正常な紙幣は複数の一時集積部に金種別に集積し、一つの一時集積部に集積された紙幣が単位枚数(100枚)になったときに集積動作を一旦停止し、その一時集積部の単位枚数の紙幣を紙幣群のまま抜取り、抜取り後に集積動作を再開すると共に、抜取った紙幣群を一時集積部から施封部へ移送し、移送された紙幣群を紙帯で結束して紙幣束を作成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−197509号公報(主に第3頁段落0007−第5頁段落0028、第6頁段落0036、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙幣を複数の一時集積部に金種別に集積し、一つの一時集積部に単位枚数の紙幣が集積された度毎に、その紙幣群を抜取って施封部へ移送し、紙帯で結束して紙幣束を作成しているため、紙幣群に、スキュー等による紙幣のはみ出し等の集積異常がある場合には、結束不良が発生するという問題がある。
このため、一般に、集積異常が発生した場合には、施封処理を中止して係員がその紙幣群を取り出し、取り出した紙幣群を投入口に再投入して紙幣群の再処理を行うことが行われており、施封処理における処理時間が増加し、紙幣施封装置の稼動効率が低下するという問題がある。
また、係員は紙幣施封装置が施封処理を行っている間は、その付近に駐在していなければならず、係員の負担が増大するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、媒体施封装置において、集積不良の発生時に施封処理を中止することなく、そのリカバリを行う手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、施封する単位枚数の媒体を集積する一時集積部と、単位枚数の媒体を結束して排出する施封部と、前記一時集積部に集積された単位枚数の媒体を一時集積部から前記施封部へ移送する移送部とを備えた媒体施封装置において、前記集積された単位枚数の媒体の集積状態を検出する集積状態検出センサと、該集積状態検出センサにより集積異常が検出された単位枚数の媒体を再分離する再分離部と、該再分離部により再分離された媒体を前記一時集積部へ搬送する再集積搬送路とを設けたことを特徴とする。
これにより、本発明は、集積異常が検出された単位枚数の媒体を再分離部で再分離し、一時集積部に再集積して集積状態を正常に修復することができ、集積不良発生時のリカバリを施封処理を中止することなく実現して集積不良に起因する障害の発生を抑制することができ、紙幣施封装置の稼働率を向上させることができると共に、その係員の施封処理における負担を軽減することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による紙幣施封装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の紙幣施封装置の内部構成を示す概略側面図、図2は実施例1の紙幣施封装置を示すブロック図である。
図1、図2において、1は媒体施封装置としての紙幣施封装置であり、銀行等の金融機関や郵便局、および大型ディスカウント店等の流通業等(金融機関等という。)に設置される。
2は紙幣施封装置1の主制御部であり、紙幣施封装置1内の各部を制御して、媒体としての紙幣Pを、金種、正損等を鑑別して計数し、単位枚数の紙幣Pを集積し、この集積された媒体群としての紙幣群Ptを紙帯で結束し、媒体束としての紙幣束Tを作成して排出する紙幣Pの施封処理等を実行する機能を有している。
本実施例の紙幣束Tを形成するための単位枚数は、100枚に設定されている。
3は記憶部であり、主制御部2が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部2による処理結果等が格納される。
5は媒体搬送元としての投入口であり、金種等を整理する紙幣Pが係員等により投入され、投入された紙幣Pを下側から1枚毎に分離して繰出す分離機構6を有している。
7は鑑別部であり、投入口5から繰出され、搬送路8aにより搬送された紙幣Pの真偽や正損、金種等を鑑別すると共に、連鎖、重送、斜行等の搬送異常を認識して搬送路8bへ搬出する機能、これらの鑑別結果等を主制御部2へ送出する機能等を有している。
なお、本実施例の搬送路8における紙幣Pの搬送は、紙幣Pの短手方向を搬送方向として行われる。
9は操作部であり、紙幣施封装置1の正面に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に係員が行う各種の業務の選択ボタンや指示ボタン等を表示した業務選択画面や、紙幣Pの処理状態等を表示する他、入力手段により紙幣施封装置1を操作する係員からの入力を受付ける。
11はリジェクト庫であり、搬送路8bから分岐した搬送路8cにより搬送された無効紙幣(鑑別部7で外国紙幣等のために鑑別できなかった紙幣Pや、偽券と鑑別された紙幣P等をいう。)を集積する。
12は返却媒体集積部としてのオープンポケットであり、鑑別部7で搬送異常と認識された紙幣Pや、施封対象外の紙幣P等と鑑別された紙幣Pが、搬送路8cから分岐した搬送路8dにより搬送されて集積される。
15は一時集積部であり、搬送路8bに接続する搬送路8eにより金種や正損レベルに応じて振分けられた単位枚数の紙幣Pを金種別、正損別に集積する。
本実施例では、一時集積部15a〜15dの4つの一時集積部15が設けられている。
17は集積機構であり、各一時集積部15の搬入口に設けられたフィードローラとプレッシャローラおよび叩き車等で構成され、搬送路8eにより振分けられて搬送された紙幣Pを挟持してそれそれの一時集積部15a〜15dの内部に向けて放出し、そこに集積する機能を有している。
20は移送部であり、一時集積部15a〜15dに集積されたの単位枚数の紙幣Pである紙幣群Ptを当該一時集積部15からそのまま引取って保持する束搬送路21を有し、図示しない移動機構により、図1に矢印Aで示す水平方向および矢印Bで示す垂直方向に移動可能に構成されており、後述する施封部30または搬送路8fの受取ローラ31に移送する機能を有している。
23は各一時集積部15に設けられた集積状態検出センサであり、集積された紙幣群Ptの高さ方向に沿って光を照射する発光部と、その照射された光を検出する受光部とからなる光学式の2連のセンサであって、一時集積部15に集積された紙幣群Ptの搬送方向(移送部20の束搬送路21に引渡されるときの紙幣群Ptの搬送方向をいう。)の前端よりも搬送方向の前方に、紙幣Pの長手方向に沿って並べて設置され、2つのセンサの光軸上を紙幣群Ptが通過したときに、それぞれの受光部が遮光されるタイミングまたは再受光するタイミングの時間差により、紙幣群Ptの一部の紙幣Pの先端および/もしくは後端のはみ出しを検出する機能を有しており、紙幣群Ptの外形形状により紙幣群Ptの集積状態を検出する。
25は施封部であり、移送部20により移送された紙幣群Ptを受取部26の束搬送路で受取り、これを紙帯で結束した紙幣束Tを媒体搬送先としての排出口27から排出する機能を有している。
30は移送部20に設けられた再分離部であり、集積状態検出センサ23により紙幣群Ptの一部の紙幣Pのはみ出しが検出され、集積異常が検出された紙幣群Ptが移送部20の束搬送路21により搬入され、この紙幣群Ptを下側から1枚毎に分離して搬送路8fの受取ローラ31へ引渡す、ピッカローラ32a、フィードローラ32b、分離ローラ32cからなる分離機構32(図6参照)を有している。
本実施例の搬送路8fの受取ローラ31は、各一時集積部15に対応して4箇所に設けられており、再分離部30の分離機構32により分離されて各受取ローラ31に引渡された紙幣Pは、搬送路8f、8c、8g、鑑別部7、搬送路8eからなる再集積搬送路により、集積異常が検出された一時集積部15に再集積される。
上記の搬送路8a〜8gは、ベルト対またはローラ対で紙幣Pを1枚ずつ挟持して搬送する搬送路8であって、それぞれの搬送路8の各分岐部には、図示しない切替ブレード等により紙幣Pの搬送方向を切替える切替機構が設けられている。
上記の紙幣施封装置1の記憶部3には、投入口5に投入された紙幣Pを、その金種別、正損別に複数の一時集積部15にそれぞれ集積し、一時集積部15に集積された紙幣Pが単位枚数になったときに、その紙幣群Ptを移送部20の束搬送路21へ引渡し、これを束搬送路21で保持して一時集積部15から移送部20により施封部25へ移送し、紙幣群Ptを紙帯で結束して紙幣束Tとして排出する機能を有する通常の施封処理プログラムに、集積状態検出センサ23により紙幣群Ptの集積異常が検出されたときに、紙幣群Ptを再分離部30へ搬入し、再集積搬送路により集積異常が検出された当該一時集積部15へ搬送して再集積する再集積処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部2が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の紙幣施封装置1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部3には、紙幣Pを紙幣束Tとする時の単位枚数が施封単位枚数として予め設定されて格納されると共に、各一時集積部15に集積された紙幣Pの枚数を一時集積部15別にカウントするカウント数記憶エリアが一時集積部15別に確保されている。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の紙幣施封装置の施封処理について説明する。
金融機関等の係員が、始業時等に紙幣施封装置1へ電源を投入すると、紙幣施封装置1の記憶部3に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
S1、業務処理実行プログラムが起動すると、紙幣施封装置1の主制御部2は業務処理実行プログラムによりその操作部9の画面に施封する紙幣Pの整理モードに選択ボタンや金種、正損等の指示ボタン等を表示した業務選択画面を表示して待機する。
本実施例では、係員は2金種整理モードを選択し、投入口5に施封する金種を混合した紙幣Pをセットし、操作部9の画面から入力手段によってその開始ボタンを押下する。
本実施例では、1万円札および千円札をそれぞれ正損別に施封する2金種整理モードが選択され、一時集積部15aに損券の1万円紙幣、一時集積部15bに正券の1万円紙幣、一時集積部15cに損券の千円紙幣、一時集積部15dに正券の千円紙幣がそれぞれ集積されるとして説明する。
S2、入力手段からの信号により係員が2金種整理モードを選択し、開始ボタンが押下されたことを認識した主制御部2は、投入口5の分離機構6により、セットされた紙幣Pの下側から1枚毎に分離した紙幣Pを搬送路8へ繰出して該当する一時集積部15aへ搬送する集積動作を開始する。
すなわち、主制御部2は記憶部3に格納されている施封単位枚数を読出すと共に、繰出した紙幣Pを搬送路8aにより鑑別部7へ搬送し、鑑別部7により紙幣Pの真偽や正損、表裏、金種等を鑑別し、その鑑別結果が無効紙幣のときは、その紙幣Pを搬送路8b、8cによりリジェクト庫11へ搬送して集積する。
鑑別結果が、搬送異常と認識した紙幣Pや整理対象外の紙幣P(5千円紙幣または2千円紙幣)のときは、その紙幣Pを搬送路8b、8c、8fによりオープンポケット12へ搬送して集積する。
主制御部2は、鑑別結果が整理対象の紙幣Pのときは、その紙幣Pの金種および正損の別により搬送先の一時集積部15を特定し、記憶部3のカウント数記憶エリアの当該一時集積部15(例えば損券の1万円紙幣の場合は一時集積部15a)のカウント数に「1」を加えて当該一時集積部15のカウント数を更新すると共に、その紙幣Pを搬送路8b、8eにより特定した一時集積部15(例えば一時集積部15a)へ搬送し、その集積機構17のフィードローラとプレッシャローラにより搬送された紙幣Pを挟持し、その紙幣Pを特定した一時集積部15へ放出して集積する。
このようにして、紙幣Pがその金種および正損の別に応じてそれぞれの一時集積部15に集積される。
S3、そして、主制御部2は、記憶部3のカウント数記憶エリアの一時集積部15別のカウント数と、読出した施封単位枚数(本実施例では100枚)とを一時集積部15別に比較しながら、各一時集積部15の集積状況を監視し、いずれか一つの一時集積部15の集積枚数のカウント数が施封単位枚数となったときに、集積の完了を認識してステップS4へ移行する。
S4、いずれか一つの一時集積部15の集積枚数が単位枚数となったことを認識した主制御部2は、集積動作を一旦停止し、移送部20をB方向の移動機構によりに移動させて当該一時集積部15と同じ高さに位置させ(当該一時集積部15が、一時集積部15aの場合は図1に示す位置)、A方向の移動機構により当該一時集積部15の方向に移動させて当該一時集積部15に近接させて停止させる。
移送部20を当該一時集積部15に近接させて停止させた主制御部2は、当該一時集積部15に集積されている単位枚数の紙幣Pを、つまり紙幣群Ptをまとめて集積状態検出センサ23の方向に搬送してその光軸上を通過させ、近接して停止している移送部20の束搬送路21に引渡す。
このとき、主制御部2は集積状態検出センサ23により、紙幣群Ptの集積状態を検出する。
S5、主制御部2は、紙幣群Ptの一部の紙幣Pのはみ出しを検出したときは、その紙幣群Ptを集積異常と判定してステップS9へ移行する。
紙幣群Ptにはみ出しが検出されなかったときは、その紙幣群Ptを正常と判定してステップS6へ移行する。
S6、移送部20へ引渡された紙幣群Ptを正常と判定した主制御部2は、記憶部3のカウント数記憶エリアの当該一時集積部15のカウント数を「0」にリセットし、当該一時集積部15を含む全ての一時集積部15への集積を再開すると共に、当該一時集積部15から引渡された紙幣群Ptを移送部20の束搬送路21により保持し、移送部20をA方向の移動機構により当該一時集積部15の逆方向に移動させ、B方向の移動機構により下方に移動させて施封部25へ移送し、その受取部26へ紙幣群Ptを引渡す。
S7、受取部26により紙幣群Ptを受取った主制御部2は、施封部25によりこれを紙帯で結束して紙幣束Tを作成する。
S8、紙幣束Tを作成した主制御部2は、図示しない束搬送路により紙幣束Tを排出口27へ搬送し、排出口27から外部へ排出する。
このようにして、本実施例の紙幣施封装置1により、2つの金種を正損別にそれぞれ単位枚数で施封する2金種整理モードの施封処理が行われ、投入口5に投入された全ての紙幣Pの紙幣束Tを作成し、最後の紙幣束Tの排出を確認して施封処理を終了させ、ステップS1へ戻って操作部9の画面に業務選択画面を表示して待機する。
S9、上記ステップS5において、施封処理の途中で、紙幣群Ptの集積異常を検出し、移送部20へ引渡された紙幣群Ptを集積異常と判定した主制御部2は、当該一時集積部15から引渡された紙幣群Ptを移送部20の束搬送路21により保持し、再分離部30が設けられた移送部20をA方向の移動機構により、その高さに位置する受取ローラ31の方向に移動させ、再分離部30の分離機構32を受取ローラ31に近接させて停止させる。
そして、集積異常と判定された紙幣群Ptを、束搬送路21により移送部20に設けられた再分離部30に搬入する。
S10、集積異常と判定された紙幣群Ptを再分離部30に搬入した主制御部2は、記憶部3のカウント数記憶エリアの集積異常が検出された当該一時集積部15のカウント数を「0」にリセットし、再分離部30の分離機構32により、紙幣群Ptを下側から1枚毎に分離して繰出し、繰出した紙幣Pを受取ローラ31に受け渡して再集積搬送路により1枚ずつ当該一時集積部15へ搬送する。
このとき、主制御部2は、紙幣Pが再集積搬送路の途中に設けられた鑑別部7を通過したときに、上記と同様にして記憶部3の当該一時集積部15のカウント数記憶エリアにより再集積される紙幣Pの枚数を計数する。
S11、そして、主制御部2は、記憶部3のカウント数記憶エリアの当該一時集積部15のカウント数と、読出した施封単位枚数とを比較しながら、当該一時集積部15の集積状況を監視し、当該一時集積部15の集積枚数のカウント数が施封単位枚数より小さいときは、前記の再集積動作を継続する。
当該一時集積部15の集積枚数のカウント数が施封単位枚数となったときに、再分離の終了を認識し、再集積動作を終了させてステップS4へ移行し、上記ステップS4による集積状態の検出を行う。
上記のように、本実施例の施封処理においては、集積異常が検出された紙幣群Ptを再分離部30で再分離し、当該一時集積部15に再集積して集積状態を正常に修復するので、集積不良発生時のリカバリを施封処理を中止することなく実現することができ、集積不良に起因する障害の発生を抑制して、稼働率を向上させることができると共に、紙幣施封装置1に対する信頼性を向上させることができる。
また、集積不良発生時のリカバリが自動的に行われるので、係員は施封処理の間に、その付近に駐在している必要がなくなり、係員の負担を軽減することが可能になる。
なお、本実施例では、受取ローラ31は各一時集積部15に対応して複数箇所に設けるとして説明したが、受取ローラ31を1箇所に設け、移送部20をA方向、B方向に移動させて再分離部30の分離機構32を受取ローラ31に近接させて停止させるようにしてもよい。
また、本実施例では、再集積搬送路は、搬送路8f、8c、8g、鑑別部7、搬送路8eからなる搬送路8であるとして説明したが、搬送路8fと搬送路8eを接続するバイパス搬送路を設けて鑑別部7をバイパスして再分離された紙幣Pを当該一時集積部15へ搬送するようにしてもよい。この場合にステップS11における再分離の終了の判定は、再分離部30に残留紙幣の検出センサを設け、これにより再分離部30に残留紙幣が存在しなくなったことを検出して行う。
以上説明したように、本実施例では、紙幣施封装置に、集積された単位枚数の紙幣Pの集積状態を検出する集積状態検出センサと、集積状態検出センサにより集積異常が検出された単位枚数の紙幣Pを再分離する再分離部と、再分離部により再分離された紙幣Pを当該一時集積部へ搬送する再集積搬送路とを設けたことによって、集積異常が検出された紙幣群Ptを再分離部で再分離し、当該一時集積部に再集積して集積状態を正常に修復することができ、集積不良発生時のリカバリを施封処理を中止することなく実現して集積不良に起因する障害の発生を抑制することができ、紙幣施封装置の稼働率を向上させることができると共に、その係員の施封処理における負担を軽減することができる。
図4は実施例2の紙幣施封装置の内部構成を示す概略側面図、図5は実施例2の紙幣施封装置を示すブロック図、図6は実施例2の再分離部の内部構成を示す概略側面図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の再分離部30は、図4に示すように、移送部20から分離されて、再集積搬送路を構成する搬送路8fの端部で、最上位の一時集積部15aに対応する高さに位置を固定して設けられている。
また、再分離部30には、図6に示すように、ピッカローラ32a、フィードローラ32b、分離ローラ32cからなる分離機構32が設けられ、そのピッカローラ32a上に搬入された紙幣群Pt上には、紙幣群Ptの最下位の紙幣Pをピッカローラ32aに押圧するためのビルプレス41が設けられている。
図5、図6において、43は外形異常検出センサであり、数枚程度の紙幣Pを透過する強い光を照射する発光部とその透過した光の明度を検出する受光部とからなる光学式の2連のセンサであって、ピッカローラ32a上に搬入された紙幣群Ptの図6に矢印Cで示す搬送方向の後端の高さ方向に沿って光軸が延びるように設置され、それぞれの受光部が受光した光の明度によって、紙幣群Ptからの紙幣Pの後端のはみ出しの有無を検出する機能を有しており、紙幣群Ptの外形形状により集積異常の原因となった紙幣P(不良紙幣Qという。)を検出する。
44は搬送路8fに設けられた長さ異常検出センサであり、搬送路8fを搬送される紙幣Pの鉛直方向に沿って光を照射する発光部と、その照射された光を検出する受光部とからなる光学式のセンサであって、センサの光軸上を紙幣Pが通過したときに、受光部が遮光されるタイミングから再受光するタイミングまでの通過時間により、紙幣Pの搬送方向の長さを検出する機能を有しており、紙幣Pの搬送方向の長さにより不良紙幣Q、つまり紙幣Pが分離機構32のフィードローラ32b側にはみ出した紙幣Pの前端が分離ローラ32c等に突き当てられ、折れた状態で搬送される紙幣Pを検出する。
本実施例の紙幣施封装置1の記憶部3には、上記実施例1と同様の施封処理プログラムに、実施例1と同様の再集積処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム、並びに外形異常検出センサ43および長さ異常検出センサ44により不良紙幣Qが検出されたときに、その不良紙幣Qをリジェクト庫へ搬送して集積する不良紙幣除去処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部2が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の紙幣施封装置1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部3には、実施例1と同様の施封単位枚数、および長さ異常検出センサ44により不良紙幣Qを判定するための正常な紙幣の平均的な通過時間に所定のばらつき代を設定した標準通過時間の下限時間と上限時間が予め設定されて格納されると共に、実施例1と同様のカウント数記憶エリアが確保されている。
以下に、図7に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の紙幣施封装置の施封処理について説明する。
本実施例のステップSA1〜SA8の作動は、上記実施例1のステップS1〜S8の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SA9、上記ステップSA5において、施封処理の途中で、紙幣群Ptの集積異常を検出し、移送部20へ引渡された紙幣群Ptを集積異常と判定した主制御部2は、当該一時集積部15から引渡された紙幣群Ptを移送部20の束搬送路21により保持し、移送部20をA方向およびB方向の移動機構により移動させ、移送部20を搬送路8fの端部に設けられた再分離部30にその高さを合せ、近接させて停止させる。
そして、集積異常と判定された紙幣群Ptを、束搬送路21により再分離部30に搬入する。
SA10、集積異常と判定された紙幣群Ptを再分離部30に搬入した主制御部2は、記憶部3に格納されている標準通過時間の下限時間と上限時間を読出すと共に、記憶部3のカウント数記憶エリアの集積異常が検出された当該一時集積部15のカウント数を「0」にリセットし、再分離部30の分離機構32により、紙幣群Ptを下側から1枚毎に分離して搬送路8fへ繰出す。
SA11、この紙幣Pの繰出しのときに、主制御部2は、再分離部30に設けられた外形異常検出センサ43により受光部が検出する明度変化を監視し、図6に示すように、後端がはみ出した不良紙幣Qが存在するときは、その紙幣Pが繰出されるときに、2連のセンサのいずれかの受光部が検出した明度が明るくなる方向に変化し、この明度変化によりその紙幣Pを不良紙幣Qと判定してステップSA13へ移行する。明度変化を検出しない場合はステップSA12へ移行する。
SA12、主制御部2は、搬送路8fに設けられた長さ異常検出センサ44により繰出された紙幣Pの通過時間を監視し、その通過時間と読出した標準通過時間の下限時間および上限時間とを比較し、この比較結果が下限時間より短いとき、または上限時間より長いときに、その紙幣Pを不良紙幣Qと判定してステップSA13へ移行する。紙幣Pの通過時間が下限時間以上、上限時間以下の時間範囲の場合はステップSA14へ移行する。
SA13、不良紙幣Qを検出した主制御部2は、その不良紙幣Qを搬送路8f、8cによりリジェクト庫11へ搬送して集積する。
これにより、不良紙幣Q、つまり紙幣群Ptの集積不良の原因となった紙幣Pが、無効紙幣としてリジェクト庫11へ集積される。
上記のステップSA11〜SA13における不良紙幣除去処理のときに、不良紙幣Qと判定されなった紙幣Pは、再集積搬送路により1枚ずつ当該一時集積部15へ搬送し、その紙幣Pが再集積搬送路の途中に設けられた鑑別部7を通過したときに、実施例1のステップS10と同様にして、記憶部3の当該一時集積部15のカウント数記憶エリアにより再集積される紙幣Pの枚数を計数する。
SA14、主制御部2は、長さ異常検出センサ44が紙幣Pの通過を検出しなくなってから一定の時間を経過しても次の紙幣Pの通過を検出しないことにより、再分離の終了を認識し、再集積動作を終了させてステップSA15へ移行する。定期的に紙幣Pの通過を検出しているときは、前記の再集積動作を継続する。
SA15、再分離が終了したことを認識した主制御部2は、記憶部3のカウント数記憶エリアの当該一時集積部15のカウント数と施封単位枚数とを読出し、施封単位枚数から当該一時集積部15のカウント数を減じて不足枚数を演算する。
そして、上記ステップSA2と同様の集積動作を再開し、投入口5から演算した不足枚数の紙幣Pが当該一時集積部15に集積され、その集積枚数が施封単位枚数になったときにステップSA4へ移行し、上記ステップSA4による集積状態の検出を行う。
上記のように、本実施例の施封処理においては、集積異常が検出された紙幣群Ptの集積異常の原因となった紙幣Pを、外形異常検出センサ43および長さ異常検出センサ44により検出してリジェクト庫11へ集積し、不良紙幣Qを無効紙幣として除去し、不足枚数の紙幣Pを投入口5から追加するようにしたので、集積不良発生時のリカバリを施封処理を中止することなく実現することができ、再集積における集積不良の発生を抑制して、稼働率を更に向上させることができると共に、紙幣施封装置1に対する信頼性を更に向上させることができる。
このことは、紙幣Pの劣化度合いによっては、搬送時には正常であっても集積時に集積異常が発生する場合があり、このような集積異常の場合の不良紙幣Qの除去に特に有効である。
また、集積不良発生時のリカバリが自動的に行われるので、係員は施封処理の間に、その付近に駐在している必要がなくなり、係員の負担を軽減することが可能になる。
なお、本実施例では、再分離部30は1箇所に設けるとして説明したが、実施例1と同様に複数箇所に設るようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、外形異常検出センサおよび長さ異常検出センサにより集積異常が検出された紙幣群Ptの集積異常の原因となった紙幣Pを検出し、検出された不良紙幣Qをリジェクト庫へ集積するようにしたことによって、不良紙幣Qを無効紙幣として除去することができ、再分離部により再分離された紙幣Pを当該一時集積部へ再集積するときの集積不良を抑制して紙幣施封装置の稼働率を更に向上させることができる。
図8は実施例3の紙幣施封装置の施封処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の紙幣施封装置1の構成は、上記実施例2と同様である。
本実施例の紙幣施封装置1の記憶部3には、上記実施例1と同様の施封処理プログラムに、実施例1と同様の再集積処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム、並びに外形異常検出センサ43および長さ異常検出センサ44により不良紙幣Qが検出されたときに、その不良紙幣Qをオープンポケット12へ搬送して集積し係員に返却する不良紙幣返却処理を行う機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部2が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の紙幣施封装置1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部3には、実施例1と同様の施封単位枚数、および実施例2と同様の標準通過時間の下限時間と上限時間が予め設定されて格納されると共に、実施例1と同様のカウント数記憶エリアが確保されている。
以下に、図8に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施例の紙幣施封装置の施封処理について説明する。
本実施例のステップSB1〜SB10の作動は、上記実施例2のステップSA1〜SA10の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SB11、この紙幣Pの繰出しのときに、主制御部2は、上記実施例2のステップSA11と同様にして、外形異常検出センサ43により明度変化を監視し、明度変化を検出したことによりその紙幣Pを不良紙幣Qと判定してステップSB13へ移行する。明度変化を検出しない場合はステップSB12へ移行する。
SB12、主制御部2は、実施例2のステップSA12と同様にして、長さ異常検出センサ44により繰出された紙幣Pの通過時間を、標準通過時間の下限時間および上限時間と比較しながら監視し、通過時間が下限時間より短いとき、または上限時間より長いときに、その紙幣Pを不良紙幣Qと判定してステップSB13へ移行する。紙幣Pの通過時間が下限時間以上、上限時間以下の時間範囲の場合はステップSB14へ移行する。
SB13、不良紙幣Qを検出した主制御部2は、その不良紙幣Qを搬送路8f、8c、8dによりオープンポケット12へ搬送して集積する。
これにより、不良紙幣Q、つまり紙幣群Ptの集積不良の原因となった紙幣Pが、係員に返却可能な状態でオープンポケット12へ集積される。
上記のステップSB11〜SB13における不良紙幣返却処理のときに、不良紙幣Qと判定されなった紙幣Pは、実施例2と同様にして、当該一時集積部15へ搬送され、その再集積される紙幣Pの枚数が計数される。
SB14、主制御部2は、実施例2のステップSA14と同様にして、再分離の終了を認識し、再集積動作を終了させてステップSB15へ移行する。定期的に紙幣Pの通過を検出しているときは、前記の再集積動作を継続する。
SB15、再分離が終了したことを認識した主制御部2は、オープンポケット12を開放して不良紙幣Qを係員に返却すると共に、記憶部3のカウント数記憶エリアの当該一時集積部15のカウント数と施封単位枚数とを読出し、施封単位枚数から当該一時集積部15のカウント数を減じて不足枚数を演算する。
そして、操作部9の画面に、演算した不足枚数および、当該一時集積部15に集積される紙幣の種別、つまり金種と正損の別を表示すると共に、係員に対して紙幣Pの不良の度合いや業務内容に応じた不良紙幣の取扱い(状態の確認、破棄、再投入可能等)の誘導画面を表示する。
SB16、係員は誘導画面を参照して返却された紙幣Pの再投入等を行い、操作部9の画面から入力手段によって再開ボタンを押下する。
これを入力手段からの信号により認識した主制御部2は、上記ステップSB2と同様の集積動作を再開し、投入口5から演算した不足枚数の紙幣Pが当該一時集積部15に集積され、その集積枚数が施封単位枚数になったときにステップSB4へ移行し、上記ステップSB4による集積状態の検出を行う。
上記のように、本実施例の施封処理においては、集積異常が検出された紙幣群Ptの集積異常の原因となった紙幣Pを、外形異常検出センサ43および長さ異常検出センサ44により検出してオープンポケット12へ集積して除去し、不足枚数の紙幣Pを投入口5から追加するようにしたので、集積不良発生時のリカバリを施封処理を中止することなく実現することができ、再集積における集積不良の発生を抑制して、稼働率を更に向上させることができると共に、紙幣施封装置1に対する信頼性を更に向上させることができる。
また、集積不良発生時に除去した不良紙幣Qを係員に返却し、その不良紙幣Qに対する取扱いを係員に対して誘導するので、係員の負担を軽減することができると共に、不良紙幣Qを無効紙幣とする以外に、不良紙幣Qの取扱いの選択肢を広げることができ、紙幣施封装置1としての柔軟性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、外形異常検出センサおよび長さ異常検出センサにより集積異常が検出された紙幣群Ptの集積異常の原因となった紙幣Pを検出し、検出された不良紙幣Qをオープンポケットへ集積して係員に返却するようにしたことによって、不良紙幣Qを除去することができ、再分離部により再分離された紙幣Pを当該一時集積部へ再集積するときの集積不良を抑制して紙幣施封装置の稼働率を更に向上させることができる。
上記各実施例においては、集積状態検出センサは、光学式の2連のセンサであるとして説明したが、実施例2等の外形異常検出センサを集積状態検出センサとして用いるようにしてもよく、CCDセンサで紙幣群Ptの全体、または一部の画像を取得し、画像解析により紙幣群Ptの外形を検出するようにしても、2連センサのOFF→ON、およびON→OFFのタイミングの時間差により、紙幣群Ptにおける短手方向の長さを測定し、その時間差により紙幣群Ptの外形を判定するようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、紙幣Pは投入口から1枚毎に分離されて繰出されるとして説明したが、複数の金種の紙幣Pを複数枚格納した補充回収カセット等を紙幣施封装置に装着し、補充回収カセット等の分離機構により1枚毎に分離して繰出すようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、集積状態検出センサは各一時集積部に設けるとして説明したが、施封部の受取部等に集積状態検出センサを設置して1箇所に設けるようにしてもよい。この場合に集積異常を検出したときは、受取部を逆転させて移送部へ集積異常が検出された紙幣群Ptを引渡し、上記各実施例と同様にして、移送部により再集積部へ搬入して再集積動作を行うようにする。
更に、上記各実施例においては、媒体施封装置を紙幣施封装置として説明したが、媒体施封装置が施封する媒体は紙幣Pに限らず、商品券や金券、チケット、カード、切符等であってもよい。このような媒体を単位枚数で結束して媒体束として排出する媒体施封装置に本発明を適用すれば、上記と同様の効果が得ることができる。
実施例1の紙幣施封装置の内部構成を示す概略側面図 実施例1の紙幣施封装置を示すブロック図 実施例1の紙幣施封装置の施封処理を示すフローチャート 実施例2の紙幣施封装置の内部構成を示す概略側面図 実施例2の紙幣施封装置を示すブロック図 実施例2の再分離部の内部構成を示す概略側面図 実施例2の紙幣施封装置の施封処理を示すフローチャート 実施例3の紙幣施封装置の施封処理を示すフローチャート
符号の説明
1 紙幣施封装置
2 主制御部
3 記憶部
5 投入口
6、32 分離機構
7 鑑別部
8a〜8g 搬送路
9 操作部
11 リジェクト庫
12 オープンポケット
15、15a〜15d 一時集積部
17 集積機構
20 移送部
21 束搬送路
23 集積状態検出センサ
25 施封部
26 受取部
27 排出口
30 再分離部
31 受取ローラ
32a ピッカローラ
32b フィードローラ
32c 分離ローラ
41 ビルプレス
43 外形異常検出センサ
44 長さ異常検出センサ

Claims (4)

  1. 施封する単位枚数の媒体を集積する一時集積部と、単位枚数の媒体を結束して排出する施封部と、前記一時集積部に集積された単位枚数の媒体を一時集積部から前記施封部へ移送する移送部とを備えた媒体施封装置において、
    前記集積された単位枚数の媒体の集積状態を検出する集積状態検出センサと、該集積状態検出センサにより集積異常が検出された単位枚数の媒体を再分離する再分離部と、該再分離部により再分離された媒体を前記一時集積部へ搬送する再集積搬送路とを設けたことを特徴とする媒体施封装置。
  2. 請求項1において、
    前記集積異常の原因となった媒体を集積するリジェクト庫を設け、
    前記再分離部に、前記単位枚数の媒体の外形形状により集積異常の原因となった媒体を検出する外形異常検出センサを設けたことを特徴とする媒体施封装置。
  3. 請求項1において、
    前記集積異常の原因となった媒体を返却する返却媒体集積部を設け、
    前記再分離部に、前記単位枚数の媒体の外形形状により集積異常の原因となった媒体を検出する外形異常検出センサを設けたことを特徴とする媒体施封装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    前記再集積搬送路に、媒体の搬送方向の長さにより集積異常の原因となった媒体を検出する長さ異常検出センサを設けたことを特徴とする媒体施封装置。
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