JP2008234502A - 結束帯供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】供給方向Aの上流側に配置された第1の紙帯監視センサ46aと、紙帯搬送ローラ31の下流側に配置された第2の紙帯監視センサ46bと、紙帯搬送モータ26のモータ回転量を計測するモータ回転量計測手段と、トルクリミッタ27と、ロータリエンコーダ47と、ロータリエンコーダ47の出力を基に計測する駆動ローラ回転量計測手段とを備え、紙帯が、第1および第2の紙帯監視センサ46a、46b間を通過する間の、モータ回転量をモータ回転量計測手段で計測すると共に、その間の駆動ローラ回転量を駆動ローラ回転量計測手段で計測し、計測されたモータ回転量が正常搬送判定値を超え、かつモータ回転量と駆動ローラ回転量との差が誤差判定値以下であることにより、紙帯と駆動ローラ32との間の滑りを検出する。
【選択図】図3
Description
更に、紙帯を滑りのある紙帯搬送ローラで供給すると、印字部による印字にずれが生じ、紙帯への印字が乱れてしまうという問題がある。
図1において、1は紙幣整理装置であり、銀行や郵便局等の金融機関、および大型ディスカウント店等の流通業等に設置され、紙幣を計数、整理して所定の結束枚数の紙幣を、結束帯としての紙帯Tで結束した小束を排出する機能を有している。
2は紙幣整理装置1の投入部であり、金種別に整理するためにセットされた紙幣を下側から1枚毎に分離して繰出す機能を有している。
3は識別部であり、投入部2から繰出され、搬送路4aにより搬送された紙幣の真偽や正損、表裏、金種等を識別する機能、および連鎖、重送、斜行等の搬送異常を識別する機能等を有している。
6はリジェクトポケットであり、搬送路4b、搬送路4dにより搬送されたリジェクト紙幣(識別部3で外国紙幣等のために認識できなかった紙幣や、搬送異常と判定された紙幣等)が集積される。
8は一時集積部であり、搬送路4cに接続する振分搬送路9により金種や正損レベルに応じて振分けられた紙幣を種別毎に100枚集積する大きさを有している。
本実施例では、一時集積部8a〜8dの4つの一時集積部8が設けられている。
また、本実施例の搬送路8における紙幣の搬送は、紙幣の短手方向を搬送方向として行われる。
13は施封部であり、移送部10により束のまま移送された紙幣を受取口14に設けられた搬送ベルトで受取り、これを束のまま紙帯Tで結束して排出口15から排出するよう構成されており、受取口14で受取った束のままの紙幣をクランプするためのオープン搬送路(不図示)、束のままの紙幣を結束するための紙帯Tを供給する結束帯供給装置としての紙帯供給装置20、紙帯Tを切断するカッタ(不図示)、束のままの紙幣に巻き付けた紙帯Tの裏面の接着剤を溶かして接合するためのヒータヘッド(不図示)、銀行スタンプや損券スタンプ等を捺印するスタンプ部(不図示)、束のままの紙幣に巻き付けた紙帯Tの張りが戻らないように紙帯Tを押える紙帯押え(不図示)等を備えている。
22はマイクロコンピュータの内蔵メモリ等の記憶部であり、制御部21が実行するプログラムや前記プログラムに用いる各種のデータおよび制御部21による処理結果等が格納される。
24はドットインパクトプリンタ等の印字部であり、紙帯Tに通番や日付等を印字する機能を有している。
26は紙帯搬送モータであり、本実施例ではステッピングモータであって、正逆回転可能に構成されている。
27はトルクリミッタであり、紙帯搬送モータ26のモータ軸26aに取付けられた滑りクラッチ等の機械式のリミッタであって、紙帯搬送モータ26の駆動力が設定トルクを超えたときに空転して駆動力を制限する機能を有している。
31は紙帯搬送ローラであり、ローラ軸32aに固定され、ローラ軸32aを中心に回転するゴムローラで形成された駆動ローラ32と、ローラ軸33aを中心に回転し、駆動ローラを押圧するプレッシャローラとして機能するベアリングローラで形成された従動ローラ33とを対向配置して構成され、駆動ローラ32のローラ軸32aに設けられた歯付プーリ34と、歯付プーリ28との間に掛け渡された歯付ベルト35により駆動され、駆動ローラ32と従動ローラ33との間に紙帯Tを挟持して搬送する。
46bは第2の紙帯監視センサであり、第1の紙帯監視センサ46aと同様の光学式のセンサであって、紙帯搬送ローラ31の供給方向Aの下流側に配置されている。
更に、記憶部22には、第1および第2の紙帯監視センサ46a、46b間を紙帯Tが滑らずに搬送されたときに紙帯搬送モータ26へ供給される標準的なパルス数に滑り許容値を加え、それをパルス数で表した正常搬送判定値、およびトルクリミッタ27の空転を判定するための、紙帯搬送モータ26のモータ回転量と、ロータリエンコーダ47から出力される駆動ローラ32の駆動ローラ回転量との測定開始、終了のタイミングのずれ等に起因して生ずる差の絶対値をパルス数(パルスが1対1に対応していない場合は、いずれか一方に換算したパルス数)で表した誤差判定値が予め設定されて格納されている。
紙幣整理装置1の投入部2に、係員が金種等の混在した複数の紙幣をセットして、準備完了ボタンを押下すると、紙幣整理装置1は、選択されて整理モードに従って各一時集積部8に集積する金種等を設定し、投入部2から紙幣を1枚毎に分離して搬送路4aにより識別部3へ搬送し、識別部3により紙幣の搬送異常等の識別を行うと共に、正常搬送と識別された紙幣の真偽、金種等の識別を行う。
識別した紙幣が、リジェクト紙幣である場合は、その紙幣を搬送路4b、搬送路4dによりリジェクトポケット6へ搬送して集積する。
識別した紙幣が、真券の紙幣である場合は、その金種等により集積先の一時集積部8を認識し、その紙幣を搬送路4bにより表裏反転部5に搬送して表裏を揃えた後に、搬送路4cにより振分搬送路9へ搬送し、振分搬送路9により振分けて集積先の一時集積部8に集積すると共に、その集積枚数を計数する。
以下に、図4に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って、本実施例の紙帯供給装置20の搬送テスト処理について説明する。
S1、係員が紙帯リール25に紙帯Tをセットして、搬送テストの開始操作を行うと、これを検知した紙帯供給装置20の制御部21は、搬送テスト処理プログラムにより、第1および第2の紙帯監視センサ46a、46b、並びにロータリエンコーダ47等へ電源を投入し、第1および第2の紙帯監視センサ46a、46bからの出力信号、並びにロータリエンコーダ47からのパルス信号の監視を開始する。
S3、制御部21、第1の紙帯監視センサ46aが紙帯Tの先端を検出するのを待って待機しており、図5に示すように、第1の紙帯監視センサ46aが紙帯Tの先端を検出したとき、つまりONしたときに、記憶部22のモータ回転量カウントエリア、および駆動ローラ回転量カウントエリアを「0」にリセットしてステップS4へ移行する。第1の紙帯監視センサ46aがOFFの場合は、前記の待機を継続する。
S6、第2の紙帯監視センサ46bが紙帯Tの先端を検出したことを認識した制御部21は、繰出搬送部43の図示しない繰出モータおよび紙帯搬送モータ26の回転を停止させると共に、記憶部22のモータ回転量カウントエリア、および駆動ローラ回転量カウントエリアによるモータ回転量および駆動ローラ回転量の計測、並びに時計部23による通過時間の計測を停止する。
計測したモータ回転量が正常搬送判定値を超えている場合は、滑りまたはジャムが発生したと判定してステップS8へ移行する。
S9、ジャムが発生したと判定した制御部21は、差の絶対値の大小により、アラート情報、ノンアラート情報のいずれかに切分けて、供給ジャム発生の旨に時計部23により認識した検出時刻(日付を含む。)を添付したログ情報を、記憶部22のログ情報記録エリアに書込んで、ステップS11へ移行する。
この場合に、係員によるメインテナンス指示や保守員コール、保守未然予防情報とログ情報に書き添えるようにしてもよい。
S15、第1の紙帯監視センサ46bが紙帯Tの戻り抜けを検出したことを認識した制御部21は、繰出搬送部43の図示しない繰出モータおよび紙帯搬送モータ26の回転を停止させると共に、記憶部22のモータ回転量カウントエリア、および駆動ローラ回転量カウントエリアによるモータ回転量および駆動ローラ回転量の計測、並びに時計部23による通過時間の計測を停止する。
計測したモータ回転量が正常搬送判定値を超えている場合は、滑りまたはジャムが発生したと判定してステップS17へ移行する。
計測したモータ回転量と駆動ローラ回転量との差の絶対値が誤差判定値を超えている場合は、トルクリミッタ27が作動して紙帯搬送モータ26が一時空転するジャムが発生したと判定してステップS18へ移行する。
S19、紙帯Tの搬送時に滑りが発生したと判定した制御部21は、上記ステップS10と同様にして、戻し方向Bへの紙帯Tの搬送時に滑り(戻し滑りという。)が発生した旨に、検出時刻を添付したログ情報を、記憶部22のログ情報記録エリアに書込んで、ステップS20へ移行する。
上記の搬送テストにおいて、紙帯搬送モータ26の脱調や歯付ベルト35の歯跳びといった異常状態は、第1および第2の紙帯監視センサ46a、46b間の通過時間のタイムアウト状態や、紙帯搬送モータ26が正常動作した状態において、ロータリエンコーダ47の動作周期に異常なパルス抜け状態が断続的に現れることで判定することが可能であるので、これらの異常状態と滑りとを容易に区別することができる。
以上説明したように、本実施例では、紙帯供給装置に、紙帯Tを挟持して搬送する駆動ローラと従動ローラからなる紙帯搬送ローラと、紙帯搬送ローラの紙帯Tの供給方向Aの上流側に配置された第1の紙帯監視センサと、紙帯搬送ローラの供給方向Aの下流側に配置された第2の紙帯監視センサと、紙帯搬送ローラの駆動ローラを駆動する紙帯搬送モータと、紙帯搬送モータと駆動ローラとの間に設けられたトルクリミッタと、駆動ローラの回転量を出力するロータリエンコーダとを設け、紙帯Tが、第1の紙帯監視センサと第2の紙帯監視センサとの間を通過する間の、モータ回転量を記憶部のモータ回転量カウントエリアでカウントしてそのモータ回転量を計測する(モータ回転量計測手段)と共に、その間の紙帯搬送ローラの駆動ローラ回転量を記憶部の駆動ローラ回転量カウントエリアでカウントしてその駆動ローラ回転量を計測し(駆動ローラ回転量計測手段)、計測されたモータ回転量が正常搬送判定値を超え、かつモータ回転量と駆動ローラ回転量との差が誤差判定値以下のである場合に、紙帯Tと駆動ローラとの間の滑りを検出するようにしたことによって、トルクリミッタが作動するようなジャムと、駆動ローラの摩擦係数の低下による滑りとを区別して滑りのみを正確に検出することができ、紙帯Tの絞り戻し動作時における滑りを防止して、適正な張力で帯封された小束を、効率的かつ容易に作成することができる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7、図8において、51は紙帯監視センサであり、上記実施例1の第2の紙帯監視センサ46bと同様の光学式のセンサであって、実施例1の第2の紙帯監視センサ46bと同様に配置されている。
52は回転検出センサとしてのロータリエンコーダであり、従動ローラ33のローラ軸33aに固定された、上記実施例1のロータリエンコーダ57と同様に、複数の歯が設けられた回転円盤53と、その歯のピッチに対して位相をずらした状態で設置された2対のフォトインタラプタ54とを備えており、従動ローラ33の回転方向およびその従動ローラ回転量がパルス数により計測できるようになっている。
上記の紙帯供給装置20の記憶部22には、上記実施例1と同様の機能を有する通常の紙帯供給処理プログラムに、紙帯搬送モータ26を所定のパルス数駆動することにより、紙帯Tの供給方向Aおよび戻し方向Bの紙帯Tと紙帯搬送ローラ31の駆動ローラ32との滑りを検出する機能、およびその機能を用いて紙帯Tの滑り状態を事前にチェックするための搬送テスト処理を実行する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、制御部21が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の紙幣整理装置1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
更に、記憶部22には、搬送テスト時に紙帯搬送モータ26へ供給する所定のパルス数(テスト駆動パルス数という。)が格納され、紙帯搬送モータ26がテスト駆動パルス数駆動されたときにロータリエンコーダ52から出力される標準的な従動ローラ33の従動ローラ回転量に滑り許容値を減じてそれをパルス数で表した正常回転量判定値、およびトルクリミッタ27の空転を判定するための、紙帯搬送モータ26がテスト駆動パルス数回転するときの標準的な駆動時間に許容誤差を加えた正常搬送時間判定値が予め設定されて格納されている。
SA1、係員が紙帯リール25に紙帯Tをセットして、搬送テストの開始操作を行うと、これを検知した紙帯供給装置20の制御部21は、搬送テスト処理プログラムにより、紙帯監視センサ51、およびロータリエンコーダ52へ電源を投入し、紙帯監視センサ51からの出力信号、およびロータリエンコーダ52からのパルス信号の監視を開始する。
SA3、制御部21、紙帯監視センサ51が紙帯Tの先端を検出するのを待って待機しており、紙帯監視センサ51が紙帯Tの先端を検出したとき、つまりONしたときに、紙帯搬送ローラ21が紙帯Tを挟持したことを判定すると共に、記憶部22のモータ回転量カウントエリア、および従動ローラ回転量カウントエリアを「0」にリセットしてステップSA4へ移行する。紙帯監視センサ51がOFFの場合は、前記の待機を継続する。
SA7、各種の計測を停止した制御部21は、記憶部22から従動ローラ33の正常回転量判定値を読出すと共に、従動ローラ回転量カウントエリアで計測した従動ローラ回転量を読出してこれらを比較し、計測した従動ローラ回転量が正常回転量判定値以上の場合は、紙帯Tが正常に、つまり滑りなく搬送されたと判定してステップSA11へ移行する。
SA8、滑りまたはジャムが発生したと判定した制御部21は、記憶部22から紙帯搬送モータ26の正常搬送時間判定値を読出すと共に、時計部23により計測した駆動時間を認識してこれらを比較し、計測した駆動時間が正常搬送時間判定値以下の場合は、紙帯Tの搬送時に滑りが発生したと判定してステップSA10へ移行する。
SA9、ジャムが発生したと判定した制御部21は、上記実施例1のステップS9と同様にして、供給ジャム発生の旨に検出時刻を添付したログ情報を、記憶部22のログ情報記録エリアに書込んで、ステップSA11へ移行する。
SA11、供給方向Aへの紙帯Tの搬送テストを終えた制御部21は、戻し方向Bへの紙帯Tの搬送テストを開始するために、図11に示すように、紙帯監視センサ51により紙帯Tの通過を監視しながら、繰出搬送部43の図示しない繰出モータおよび紙帯搬送モータ26を、紙帯Tを戻し方向Bへ搬送する方向へ回転させ、既に繰出されている紙帯Tを戻し方向Bへ搬送して紙帯リール25に巻き取る。
SA16、各種の計測を停止した制御部21は、上記ステップSA7と同様にして、正常回転量判定値と従動ローラ回転量とを比較し、計測した従動ローラ回転量が正常回転量判定値以上の場合は、紙帯Tが正常に、つまり滑りなく搬送されたと判定してステップSA20へ移行する。
SA17、滑りまたはジャムが発生したと判定した制御部21は、上記ステップSA8と同様にして、正常搬送時間判定値と計測した駆動時間とを比較し、計測した駆動時間が正常搬送時間判定値以下の場合は、紙帯Tの搬送時に滑りが発生したと判定してステップSA19へ移行する。
SA18、ジャムが発生したと判定した制御部21は、上記ステップSA9と同様にして、戻しジャム発生の旨に検出時刻を添付したログ情報を、記憶部22のログ情報記録エリアに書込んで、ステップSA20へ移行する。
SA20、紙帯Tの搬送テストを終えた制御部21は、紙帯搬送モータ26等を、紙帯Tを供給方向Aへ搬送する方向へ回転させて紙帯Tを供給方向Aへ搬送(図10参照)し、紙帯監視センサ51が紙帯Tの先端を検出したときに、紙帯搬送モータ26等を停止させ、紙帯Tを紙帯監視センサ51まで繰出した状態にして、紙帯供給装置20の搬送テスト処理を終了させる。
このように、本実施例においては、紙帯Tが、紙帯監視センサを通過したことにより紙帯搬送ローラ31による紙帯Tの挟持を確認し、紙帯搬送モータ26をテスト駆動パルス数駆動し、その間の紙帯搬送ローラ31の従動ローラ33の従動ローラ回転量を記憶部22の従動ローラ回転量カウントエリアでカウントしてその従動ローラ回転量を計測し、計測された従動ローラ回転量が正常回転量判定値より少なく、かつ駆動時間が正常搬送時間判定値以下のである場合に、紙帯Tと駆動ローラ32との間の滑りを検出するので、紙帯Tのジャムと、駆動ローラ32の摩擦係数の低下による滑りとを区別して滑りのみを正確に検出することができ、紙帯搬送ローラ31や36の経年変化や、紙帯Tのカット時に発生する紙帯Tの切粉、束ねる紙幣からの紙粉、外部からの粉塵等によって、紙帯Tと紙帯搬送ローラ31や36との間の摩擦係数が低下して絞り戻し動作時に滑りが生じて帯封の張力が低下し、小束にした紙幣の一部が抜けてしまう状態が発生することを防止することができる。
更に、紙帯監視センサ51を1つ用いれば、滑りの検出が可能になるので、紙帯供給装置20の構造を簡素化して、その製造コストを低減することができる。
また、上記各実施例においては、動力制限機構としてトルクリミッタを用いたが、ステッピングモータを仮に脱調させて代用したとしても同様であることはいうまでもない。
更に、上記各実施例においては、結束帯は紙帯であるとして説明したが、結束帯として他のフープ材(ロール材)を用いた場合も同様である。
更に、上記各実施例においては、紙帯供給装置を紙幣整理装置の施封部に適用した場合を例に説明したが、適用する整理装置は前記に限らず、整理する対象を、商品券や金券、チケット、切符等とし、摩擦力を用いてこれを結束帯で小束に結束する整理装置であればどのような整理装置に本発明の結束帯供給装置を適用しても上記と同様の効果が得られることはいうまでもない。
2 投入部
3 識別部
4a〜4e 搬送路
5 表裏反転部
6 リジェクトポケット
7 オープンポケット
8、8a〜8d 一時集積部
9 振分搬送路
10 移送部
11 把持部
13 施封部
14 受取口
15 排出口
20 紙帯供給装置
21 制御部
22 記憶部
23 時計部
24 印字部
25 紙帯リール
25a ホルダ軸
26 紙帯搬送モータ
26a モータ軸
27 トルクリミッタ
28、34、30 歯付プーリ
31、36 紙帯搬送ローラ
32a、33a、37a、38a ローラ軸
32、37 駆動ローラ
33、38 従動ローラ
35、40 歯付ベルト
42 コーナローラ
43 繰出搬送部
44 紙帯搬送経路
46a 第1の紙帯監視センサ
46b 第3の紙帯監視センサ
47、52 ロータリエンコーダ
48、53 回転円盤
49、54 フォトインタラプタ
Claims (4)
- 結束帯を挟持して搬送する駆動ローラと従動ローラからなる結束帯搬送ローラと、前記結束帯搬送ローラの前記結束帯の供給方向の上流側に配置された第1の結束帯監視センサと、前記結束帯搬送ローラの前記供給方向の下流側に配置された第2の結束帯監視センサと、前記結束帯搬送ローラの前記駆動ローラを駆動する結束帯搬送モータと、前記結束帯搬送モータのモータ回転量を計測するモータ回転量計測手段と、前記結束帯搬送モータと前記駆動ローラとの間に設けられた、前記駆動ローラの駆動力を制限するトルクリミッタと、前記駆動ローラの回転量を出力する回転検出センサと、該回転検出センサの出力を基に前記駆動ローラの駆動ローラ回転量を計測する駆動ローラ回転量計測手段とを備え、
前記結束帯が、前記第1の結束帯監視センサと、前記第2の結束帯監視センサとの間を通過する間の、前記モータ回転量を前記モータ回転量計測手段で計測すると共に、その間の前記駆動ローラ回転量を前記駆動ローラ回転量計測手段で計測し、
前記計測されたモータ回転量が正常搬送判定値を超え、かつ前記モータ回転量と前記駆動ローラ回転量との差が誤差判定値以下であることにより、前記結束帯と前記駆動ローラとの間の滑りを検出することを特徴とする結束帯供給装置。 - 請求項1において、
前記結束帯搬送モータを、ステッピングモータとし、前記モータ回転量計測手段が計測するモータ回転量を、前記ステッピングモータへ供給したパルス数で計測し、
前記回転検出センサをロータリエンコーダとし、前記駆動ローラ回転量計測手段が計測する前記駆動ローラ回転量を、前記ロータリエンコーダから出力されたパルス数で計測することを特徴とする結束帯供給装置。 - 結束帯を挟持して搬送する駆動ローラと従動ローラからなる結束帯搬送ローラと、前記結束帯搬送ローラの前記駆動ローラを駆動する結束帯搬送モータと、前記結束帯搬送モータと前記駆動ローラとの間に設けられた、前記駆動ローラの駆動力を制限するトルクリミッタと、前記従動ローラの回転量を出力する回転検出センサと、該回転検出センサの出力を基に前記従動ローラの従動ローラ回転量を計測する従動ローラ回転量計測手段と、前記結束帯搬送モータの駆動時間を計測する時間計測手段とを備え、
前記結束帯搬送ローラにより前記結束帯を挟持して、前記結束帯搬送モータを所定のモータ回転量となるように駆動したときに、その間の前記従動ローラ回転量を前記従動ローラ回転量計測手段で計測すると共に、その間の前記駆動時間を時間計測手段で計測し、
前記計測された従動ローラ回転量が、前記駆動したモータ回転量に相当する正常回転量判定値より少なく、かつ前記計測された駆動時間が正常搬送時間判定値以下であることにより、前記結束帯と前記駆動ローラとの間の滑りを検出することを特徴とする結束帯供給装置。 - 請求項3において、
前記結束帯搬送モータを、ステッピングモータとし、前記所定のモータ回転量を、前記ステッピングモータへ供給するパルス数で設定し、
前記回転検出センサをロータリエンコーダとし、前記従動ローラ回転量計測手段が計測する前記従動ローラ回転量を、前記ロータリエンコーダから出力されたパルス数で計測することを特徴とする結束帯供給装置。
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