JP2002193781A - 温熱化粧料 - Google Patents

温熱化粧料

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JP2002193781A
JP2002193781A JP2000389376A JP2000389376A JP2002193781A JP 2002193781 A JP2002193781 A JP 2002193781A JP 2000389376 A JP2000389376 A JP 2000389376A JP 2000389376 A JP2000389376 A JP 2000389376A JP 2002193781 A JP2002193781 A JP 2002193781A
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Fumiaki Nakamura
文昭 中村
Hiromi Suzuki
弘美 鈴木
Kanya Suzuki
完哉 鈴木
Toru Okamoto
亨 岡本
Shinichi Ishigami
伸一 石神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効果的な温感の持続に加えて、使用後の肌感触
に優れた温熱化粧料を提供する。 【解決手段】親油性のポリエーテル変性シリコーンポリ
マーと、活性化ゼオライト、ポリエチレングリコールを
含有し、実質的に水を含まないことを特徴とする温熱化
粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性化ゼオライトに特
定の新油性ポリエーテルシリコーンポリマーとポリエチ
レングリコールを配合することにより、効果的な温感が
持続するとともに、使用後の肌感触に優れた温熱化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】肌に適
度な温感を与えることは、皮膚の血行を促進して、新陳
代謝を高めるとともに、リラクセーション、疲労回復な
ど、心身すべてに好ましい効果をもたらす。こうした効
果を期待して、従来から化粧料に発熱物質を配合するこ
とが行われている。
【0003】例えば、発熱性無機物を配合した化粧料
(特開昭57−99514号公報)や、焼石膏を配合し
たパック化粧料(特開昭57−114506号公報)、
アルコール類を配合した温感化粧料(特開昭54−49
334号公報、特開昭57−75909号公報)、活性
化ゼオライトを配合した化粧料(特開平4−89424
号、ヨーロッパ特許第187912号、米国特許第32
50680号、特開平11−310797号公報、特開
2000−38331号公報、特開2000−3833
2号公報、特開2000−38333号公報など)など
が公知である。
【0004】一方、こうした温熱化粧料において重要と
なるのは、化粧料による発熱が、皮膚上緩やかな温度変
化で起こり、かつ肌に快適な温度が一定時間持続するこ
とである。
【0005】こうした発熱の持続効果については、シリ
コーン系被覆剤で発熱物質を被覆した温熱化粧料(特開
平11−228333号公報)、活性化ゼオライトに平
均分子量200〜1000のポリエチレングリコール及
びポリエチレングリコールに難溶性の親水性高分子を配
合した化粧料(特開平6−100411号公報)が公知
である。しかしながら、これらの従来技術では、発熱の
持続感はあるものの使用後の肌感触は必ずしも満足でき
るものではなかった。
【0006】従って、効果的な温感の持続に加えて、使
用後の肌感触に優れた温熱化粧料が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
行った結果、ポリエチレングリコールを含む保湿剤相に
活性化ゼオライトを分散させ、さらに、一般式(I)で
表される親油性のポリエーテル変性シリコーンポリマー
を油相に配合したものは、水と接触、混合時から緩やか
な発熱が起こり、しかも発熱が5〜10分間持続すると
ともに、優れた肌感触を有する温熱化粧料が得られるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、(A)下記一般式
(I)で表される親油性ポリエーテル変性シリコーンポ
リマーと、(B)活性化ゼオライトと、(C)ポリエチ
レングリコールを含有し、実質的に水を含まないことを
特徴とする温熱化粧料に関するものである。
【化3】 〔ただし、式中Aはメチル基、フェニル基及び一般式:
−CO(C)a(CO)bR’(式
中、R’は水素原子、アシル基、及び炭素数1〜4のア
ルキル基からなる群から選択される基であり、a、bは
それぞれ5〜50の整数である)で示されるポリオキシ
アルキレン基からなる群から選択される基であり、Rは
メチル基又はフェニル基であり、mは50〜1000の
整数、nは1〜40の整数である。ただし、分子中に少
なくとも1個はポリオキシアルキレン基を有する。〕
【0009】本発明に用いられる一般式(I)で表され
る親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマーにおい
て、R'のアシル基としては、具体的には、ホルミル
基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリ
ロイル基、ベンゾイル基、トルオイル基等が挙げられ、
炭素数1〜4のアルキル基としては、具体的には、メチ
ル基、エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基、t
−ブチル基、n−ブチル基等が挙げられる。
【0010】ポリオキシアルキレン基において、a、b
はそれぞれ5〜50の整数である。a又はbが5未満で
ある場合には、ポリエーテル変性シリコーンポリマーの
増粘効果が不十分で本発明にかかる化粧料に適さず、ま
たa又はbが50を越える場合には、得られた化粧料が
べたつき感を有するようになるからである。
【0011】また、mは50〜1000の整数であり、
nは1〜40の整数であるが、好ましくは、mは200
〜600、nは5〜20である。これは、mが50未満
又はnが1未満である場合には、増粘効果が不十分で本
発明にかかる化粧料に適さず、またmが1000を超
え、又はnが40を超える場合には、得られた化粧料が
べたつき感を有するようになるからである。
【0012】本発明において、前記ポリエーテル変性シ
リコーンポリマーは化粧料中0.1〜10質量%(以
下、単に%で示す)、特に0.3〜5%配合することが
好ましい。この高分子化合物を用いることにより、温感
の持続とともに、使用後の肌感触が向上し、さらには化
粧料の変質を防ぐこともできる。
【0013】一般式(I)で表される親油性ポリエーテ
ル変性シリコーンポリマーが配合されることにより、持
続した温和な発熱が実現される理由は必ずしも明らかで
ないが、活性化ゼオライトを含む保湿剤相が油相中に分
散して液滴状となる結果、水と接触、混合時における活
性化ゼオライトの水和速度が抑制されるものと考えられ
る。また、当該高分子化合物は、活性化ゼオライトを製
造中の化粧料において分散相中に取り込んでいるため、
直接空気に触れることがなく、化粧料を非水系に保つこ
とができるほか、活性化ゼオライトを高濃度で配合した
場合でも、ゼオライト粒子の水分による凝集を防ぐこと
ができ、製造が容易になるばかりでなく、化粧料を肌に
塗布した際のザラツキも防止することができる。
【0014】本発明において、一般式(I)で表される
親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマーは、安定性
及び肌感触を向上する上で、環状ジメチルポリシロキサ
ン、低重合度の鎖状ジメチルポリシロキサンの1種又は
2種以上に溶解して用いることが好ましい。
【0015】前記環状ジメチルポリシロキサンとして
は、デカメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシ
クロペンタシロキサン、デカメチルシクロヘキサシロキ
サンなどが挙げられる。また、低重合度の鎖状ジメチル
ポリシロキサンとしては、平均重合度が2〜30のジメ
チルポリシロキサンが挙げられる。これらの中でも、環
状ポリシロキサン、特に環状のデカメチルシクロペンタ
シロキサンが好ましい。
【0016】さらに、これらの1種又は2種以上の配合
量が上記の親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマー
に対し、50%以上であることが好ましい。50%より
少ないと、粘度が高くなりすぎ、作業性が劣るためであ
る。
【0017】本発明に用いられる活性化ゼオライトは、
一般式MxO・Al ・ySiO・zHO(M
はアルカリ金属又はアルカリ土類金属、x、y及びzは
任意の数を示す)で表わされるものであって、市販のも
のを任意に選んで用いることができるほか、イオン交
換、中性化処理等の特殊処理を施したゼオライトや、通
常の方法(EP187912号など)により製造したも
のを用いることもできる。
【0018】活性化ゼオライトの粒径は、発熱速度、使
用性などの点から0.1〜200μmであることが好ま
しい。
【0019】また、活性化ゼオライトは化粧料中0.1
〜40%、特に0.5〜35%配合することが好まし
い。0.1%より少ないと発熱が不十分で、40%を超
えると発熱が激しすぎるからである。
【0020】本発明にかかる温熱化粧料は、使用時に活
性化ゼオライトが水と接触、混合されることにより発熱
を生じるため、実質的に水を含まないことが必要であ
る。
【0021】本発明に用いられるポリエチレングリコー
ルは市販のものを任意に用いることができるが、平均分
子量が1000より大きく25000を超えないものが
好ましい。平均分子量が1000以下では化粧料の安定
性が悪くなり、25000以上では化粧料が硬くなりす
ぎて使用感が悪いからである。
【0022】これらのポリエチレングリコールは、化粧
料中0.2〜30%、特に、0.5〜20%配合するの
が好ましい。0.2%より少ないと安定性が悪くなり、
30%を超えるとゼオライトの分散性が悪くなるからで
ある。
【0023】さらに、上記ポリエチレングリコールを含
む保湿剤相には、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトー
ル、ヘキシレングリコール、1,2−ペンタンジオー
ル、マンニトール、グリセリン、ジグリセリン、エリス
リトール、トレハロース、キシリット、果糖、マルチト
ール、乳糖等の他の保湿剤も含有することができる。当
該他の保湿剤は必要により、化粧料中0〜80%、特に
10〜60%配合することが好ましい。
【0024】本発明に用いられる一般式(II)で表され
るポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤は、全組成
中に0.1〜5%、特に0.2〜3%配合することが好
ましい。この界面活性剤を用いることにより、化粧料の
変質をより防ぐことができる。
【0025】本発明にかかる温熱化粧料には、上記必要
成分の他、本発明の効果を妨げない範囲で、他の界面活
性剤、無機塩類、粉末、油分、皮膜剤、その他の成分を
配合することができる。
【0026】無機塩類としては、塩化リチウム、塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カ
リウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、硫酸ア
ルミニウムカリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
りん酸三ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム等が好適な例として挙げら
れるが、本願の目的上、無水又は低含水率であることが
必要である。
【0027】粉末としては、例えば真球状シリコーン架
橋弾性物,球状シリコーン樹脂粉末,球状ナイロン粉
末,球状ポリエチレン粉末,球状ポリメタクリル酸メチ
ル粉末などの球状樹脂粉末、さらに球状無水ケイ酸粉末
などの球状無機粉末が好ましい。
【0028】油分としては、例えば平均重合度5〜70
0のジメチルポリシロキサンやフッ素変性メチルフェニ
ルポリシロキサンなどを挙げることができる。
【0029】また、ゴム状シリコーン、アミノ変性高分
子シリコーンなどの他のシリコーン化合物を配合するこ
ともできる。
【0030】その他の成分としては、アミノ酸、防腐
剤、殺菌剤、消炎剤、収斂剤、止血剤、鎮痛剤、ビタミ
ン及びその誘導体、キレート剤、金属防錆剤、動植物エ
キス、色素、抗酸化剤、香料等が挙げられ、使用目的に
応じて配合される。
【0031】本発明にかかる温熱化粧料の形態は特に限
定されず、乳液状、クリーム状、ペースト状、軟膏状な
ど、用途に応じていずれの形態をとることも可能であ
る。また、通常の外用のほかメーククレンジングとして
も使用できる。
【0032】次に、試験例を挙げて本発明についてさら
に説明するが、本発明はこれらの試験例に限定されるも
のではない。
【0033】試験例1:温感マッサージ剤表1に示す組
成で温感マッサージ剤を調整した。これを、被験者(1
0名)の腕の皮膚に一定量(2g)接触させ、塗布直後
の温感、発熱の持続感、使用後の肌感触(つるつるなめ
らかさ)について、以下の基準で評価を行った。結果を
合わせて表1に示す。
【0034】塗布直後の温感 <評価基準> ◎:8人以上が十分な温感を感じると答えた ○:6人〜7人が十分な温感を感じると答えた △:3人〜5人が十分な温感を感じると答えた ×:2人以下が十分な温感を感じると答えた
【0035】発熱の持続感 <評価基準> ◎:8人以上が発熱の持続感があると答えた ○:6人〜7人が発熱の持続感があると答えた △:3人〜5人が発熱の持続感があると答えた ×:2人以下が発熱の持続感があると答えた
【0036】使用後の肌感触(つるつるなめらかさ) <評価基準> ◎:8人以上が肌感触がよいと答えた ○:6人〜7人が肌感触がよいと答えた △:3人〜5人が肌感触がよいと答えた ×:2人以下が肌感触がよいと答えた
【0037】
【表1】 *1ゼオラムA3(トーソー社製)平均粒径14μm *2下記の構造を有する化合物(東レ・ダウコーニング
社製)
【0038】
【化4】
【0039】表1の結果から明らかなように、本発明の
温感マッサージ剤は、塗布直後の温感、発熱の持続感、
使用後の肌感触のいずれも良好なものであることが確認
された。
【0040】試験例2:温感メーククレンジング 表2に示す組成の温感メーククレンジングを調整し、表
1の温感マッサージ剤と同様に、塗布直後の温感、発熱
の持続感、使用後の肌感触について官能評価を行った。
さらに、50℃1ヶ月の安定性についても、以下の基準
で評価を行った。結果を合わせて表2に示す。
【0041】50℃1ヶ月の安定性 <評価基準> ◎:外観・状態に全く変化がない ○:外観・状態に若干変化はあるが許容範囲 △:わずかに分離がみられる ×:2層分離
【0042】
【表2】 *3シリコーンSC9450N(信越化学工業社製)、
構造は下記。
【0043】
【化5】
【0044】表2の結果から明らかなように、本発明の
温感メーククレンジングは、塗布直後の温感、発熱の持
続感、使用後の肌感触、安定性のいずれも良好なもので
あったが、ポリエチレングリコール20000を配合し
ない8,9のメーククレンジングでは、50℃1ヶ月で
の安定性が劣ることが確認された。
【0045】試験例3:温感シェービング剤 表3に示す組成の温感シェービング剤を調整し、表2の
温感メーククレンジングと同様に、塗布直後の温感、発
熱の持続感、使用後の肌感触及び50℃1ヶ月の安定性
について評価した。結果を合わせて表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】表3の結果から明らかなように、本発明の
シェービング剤は、塗布直後の温感、発熱の持続感、使
用後の肌感触、安定性のいずれも良好なものであり、ポ
リエーテル変性シリコーン系界面活性剤の配合により、
安定性の向上が図れることが確認された。
【0048】次に、本発明の具体的な実施例について説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない
【0049】実施例1:温感マッサージ剤(質量%) (1)ポリエチレングリコール400 43.0 (2)ポリエチレングリコール6000 4.0 (3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 (4)活性化ゼオライト 18.0 〔ゼオラムA4(トーソー社製)平均粒径11μm〕 (5)1,3−ブチレングリコール 22.0 (6)親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマー 1.0 〔*2と同じ化合物(東レ・ダウコーニング社製)〕 (7)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.5 (8)ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤 0.5 〔シリコーンSC9450(信越化学工業社製)〕 上記の組成で温感マッサージ剤を調整した。得られた温
感マッサージ剤は、温感の持続及び使用感のいずれも優
れたものであった。
【0050】実施例2:温感シェービング剤(質量%) (1)ポリエチレングリコール4000 9.0 (2)真球状シリコーン架橋粉体 5.0 (3)活性化ゼオライト 20.0 〔ゼオラムA3(トーソー社製)平均粒径14μm〕 (4)1,3−ブチレングリコール 40.0 (5)アミノプロピルジメチコン50%シリコーン溶液 1.0 〔APS-50-D5(信越化学工業社製)〕 (6)親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマー 2.0 〔*2と同じ化合物(東レ・ダウコーニング社製)〕 (7)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0 (8)デカメチルシクロテトラシロキサン 14.9 (9)親油性ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤 1.0 〔シリコーンKF6011(信越化学工業社製)〕 (10)香料 0.1 上記の組成で温感シェービング剤を調整した。得られた
温感シェービング剤は、温感の持続及び使用感のいずれ
も優れたものであった。
【0051】実施例3:温感マッサージ剤(質量%) (1)ポリエチレングリコール400 30.0 (2)ポリエチレングリコール6000 5.0 (3)ポリエチレングリコール20000 5.0 (4)活性化ゼオライト 25.0 〔ゼオラムA4(トーソー社製)平均粒径11μm〕 (5)1,3−ブチレングリコール 20.0 (6)親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマー 2.0 〔*2と同じ化合物(東レ・ダウコーニング社製)〕 (7)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0 (8)ジメチルポリシロキサン(6CS) 10.0 (9)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0 上記の組成で温感シェービング剤を調整した。得られた
温感シェービング剤は、温感の持続及び使用感のいずれ
も優れたものであった。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、発熱の持続のみなら
ず、優れた肌感触を有する温熱化粧料が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 亨 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 石神 伸一 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 Fターム(参考) 4C083 AB441 AB442 AC122 AC432 AD041 AD042 AD151 AD152 AD161 AD162 AD171 AD172 AD212 AD242 CC03 CC05 CC21 CC23 DD22 DD31 EE06 EE07 EE11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)下記一般式(I)で表される親油性
    ポリエーテル変性シリコーンポリマーと、(B)活性化
    ゼオライトと、(C)ポリエチレングリコールを含有
    し、実質的に水を含まないことを特徴とする温熱化粧
    料。 【化1】 〔ただし、式中Aはメチル基、フェニル基及び一般式:
    −C36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’
    は水素原子、アシル基、及び炭素数1〜4のアルキル基
    からなる群から選択される基であり、a、bはそれぞれ
    5〜50の整数である)で示されるポリオキシアルキレ
    ン基からなる群から選択される基であり、Rはメチル基
    又はフェニル基であり、mは50〜1000の整数、n
    は1〜40の整数である。ただし、分子中に少なくとも
    1個はポリオキシアルキレン基を有する。)
  2. 【請求項2】環状ジメチルポリシロキサン及び低重合度
    の鎖状ジメチルポリシロキサンの1種又は2種以上に、
    (A)親油性ポリエーテル変性シリコーンポリマーが溶
    解していることを特徴とする請求項1記載の温熱化粧
    料。
  3. 【請求項3】(C)ポリエチレングリコールの平均分子
    量が1000を超え25000未満であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の温熱化粧料。
  4. 【請求項4】(A)を0.1〜10質量%、(B)を
    0.1〜40質量%、(C)を0.2〜30質量%含有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の温熱
    化粧料。
  5. 【請求項5】下記一般式(II)で表されるポリエーテル
    変性シリコーン系界面活性剤を含むことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の温熱化粧料。 【化2】
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