JP2010037297A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2010037297A
JP2010037297A JP2008204071A JP2008204071A JP2010037297A JP 2010037297 A JP2010037297 A JP 2010037297A JP 2008204071 A JP2008204071 A JP 2008204071A JP 2008204071 A JP2008204071 A JP 2008204071A JP 2010037297 A JP2010037297 A JP 2010037297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
menthol
mass
oral cavity
fatigue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008204071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5393075B2 (ja
JP2010037297A5 (ja
Inventor
Yoshinori Murakami
義徳 村上
Manabu Tonomura
学 外村
Yoshitaka Wakabayashi
良孝 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2008204071A priority Critical patent/JP5393075B2/ja
Publication of JP2010037297A publication Critical patent/JP2010037297A/ja
Publication of JP2010037297A5 publication Critical patent/JP2010037297A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5393075B2 publication Critical patent/JP5393075B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】メントールを含有する口腔用組成物において、メントールの清涼感と刺激を生かし、疲労感低減効果を十分に発揮させるとともに、これらの効果の持続性に優れた口腔用組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A)及び(B):
(A)メントール 0.1〜3質量%
(B)カフェイン、テオフィリン、テオブロミン及びこれらの塩からなる群から選択されるキサンチン誘導体 0.2〜4質量%
を含有し、成分(B)と成分(A)の合計量が1.2質量%以上であって、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.2〜20である口腔用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、メントールを含有する口腔用組成物に関する。
メントールは、特許文献1に記載のように覚醒用の香料組成物として知られ、マッサージ用の化粧料等に用いられている(例えば、特許文献2)。一方、口腔用組成物においては、後味の改善や、清涼感などを与える観点からメントールを含有する歯磨き用組成物や洗口用組成物等が知られている。
しかし、メントールによる清涼感や爽快感は持続性に劣る課題が知られており、この課題に対して特許文献3は、分子量が10,000以下のシリコーン油と沸点が150℃以下の溶剤を含有させることで清涼感の持続性を得ようとするものがある。
また、特許文献4、5には、甘味料の甘みをマスキングする観点から、0.0002から0.001質量%の少量のカフェインを含有した口腔用組成物が開示されている。さらに、特許文献6には、メントールの刺激を抑制する観点から、カフェインを含有する官能改善剤が提案され、メントール0.001〜0.05重量%とカフェインを含有した点眼剤が開示されている。
特公平7―57733号公報 特開2002―205932号公報 特開平11−181471号公報 特開平8―245350号公報 特開平9―238641号公報 特開2001―302518号公報
しかし、口腔用組成物においては、点眼剤と異なりメントールの刺激を抑制する必要性が低く、むしろ、刺激を持続することが望まれるが、特許文献2に記載された香料組成物や眠気防止剤は、口腔用組成物として使用すると、シリコーン油を含有するため泡立ちが低下したり、べたつき感が高くなったり、粘度が下がる等の問題を生じる。
本発明は、メントールを含有する口腔用組成物において、メントールの清涼感と刺激を向上し、かつ、これらの効果の持続性に優れた口腔用組成物を提供するものである。
そこで本発明者は、メントールを含有する組成物を口腔内に適用した場合の刺激と清涼感の持続性について検討したところ、カフェインに代表されるキサンチン誘導体をメントールとともに一定量以上になるように配合すると、清涼感の持続性を向上するのみならず、疲労感低減効果を奏し、かつ、その効果が持続することを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)メントール0.1〜3質量%、
(B)カフェイン、テオフィリン、テオブロミン及びこれらの塩からなる群から選択されるキサンチン誘導体0.2〜4質量%
を含有し、成分(B)と成分(A)の合計が1.2質量%以上であって、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.2〜20である口腔用組成物を提供するものである。
本発明の口腔用組成物は、口腔用組成物の使用後に、優れた疲労感低減効果を発揮し、かつ、これらの効果の持続性に優れる。
本発明の口腔用組成物は、上記の成分(A)メントール、及び成分(B)カフェイン、テオフィリン、テオブロミン及びこれらの塩からなる群から選択されたキサンチン誘導体を含有する。
本発明の口腔用組成物における成分(A)メントールとしては、合成されたl−メントールやdl−メントール、又はメントールを含有するペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油等の天然精油を用いることができる。合成されたl−メントールは、例えば高砂香料工業株式会社から販売されたものを用いることができる。
成分(A)のメントールの含有量は、疲労感低減効果を十分に発揮する観点から0.1〜3質量%であり、好ましくは0.3〜2.5質量%である。尚、成分(A)のメントールの含有量は、天然精油を用いる場合には、当該天然精油に含まれるメントールの含有量を意味する。
本発明の口腔用組成物における成分(B)キサンチン誘導体は、カフェイン、テオフィリン、テオブロミン又はこれらの塩であって、このうちカフェインが好ましい。尚、カフェインには無水カフェインも含まれる。
カフェインは、化学名は3,7−ジヒドロ−1,3,7−トリメチル−1H−プリン−2,6−ジオン(1,3,7−トリメチルキサンチン)であって、例えば、白鳥製薬株式会社から無水カフェインの商品名で販売されている。
本発明の口腔用組成物における成分(B)のキサンチン誘導体の含有量は、メントールの清涼感や刺激だけでなく、疲労感低減効果を促進させ、かつそれを維持させるため、0.2〜4質量%であり、さらに0.3〜3質量%が好ましい。そして、本発明の口腔用組成物における成分(B)と成分(A)の合計量は、1.2質量%以上であり、さらに1.25質量%以上が好ましい。また、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)は、0.2〜20であり、好ましくは0.25〜10である。尚、成分(B)の含有量は、キサンチン誘導体が塩の場合には、塩部分を含まない遊離のキサンチン誘導体の含有量を意味する。
本発明の口腔用組成物は、メントールの清涼感、刺激の増強だけでなく、疲労感低減効果を促進し、かつこれらの効果を持続する観点から、さらにメントール以外の特定のモノテルペン類を含有することが好ましい。モノテルペン類としては、リモネン、1,8−シネオール、リナロール、メントン、シトラール、α−ピネン、ミルセン、酢酸リナリル、ヒノキチオール等が挙げられ、特に、リモネン、1,8−シネオール、リナロールが好ましい。また、これらのモノテルペン類を含有する、オレンジ油、ユーカリ油、ローズウッド、ローズマリー油、セージ油等の天然精油を用いることもできる。モノテルペン類の含有量は、質量比でメントールに対して0.1〜2.0倍、さらに0.2〜1.0倍含有することが好ましい。尚、本発明の口腔要組成物におけるモノテルペン類の含有量は、天然精油を用いる場合には、当該天然精油に含まれるモノテルペン類の含有量を意味する。
本発明の口腔用組成物は、その用途に応じて歯磨き組成物、洗口用組成物、チューインガム等とすることができるが、口腔内に適用してから口から吐出する、すなわち、服用する目的で用いることのない歯磨き組成物や、洗口用組成物として用いることが好ましく、特に、ブラシを用いて歯に適用する口腔用組成物、すなわちブラッシング動作を伴う歯磨き組成物が好ましい。歯磨き組成物は、常法に従って練歯磨き組成物、ゲル状歯磨き組成物などとすることができる。
口腔用組成物は、発泡剤を含有することが好ましい。発泡剤によって口腔用組成物の使用感が良好となり、泡によってメントールの清涼感を増強し、本発明の口腔用組成物の疲労感低減効果を促進し、その低減効果が持続する。発泡剤としては、陰イオン、非イオン、陽イオン、及び両性界面活性剤が挙げられ、これらの界面活性剤の1又は2以上を用いることが可能であるが、より優れた泡立ちを得る観点からは、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、及びこれらの界面活性剤の併用が好ましく、特に陰イオン界面活性剤を含有することが好ましい。口腔用組成物における発泡剤の含有量は0〜10質量%が好ましく、0.5〜5質量%含有することが好ましく、さらに0.5〜2.5質量%含有することが好ましい。尚、洗口剤の発泡剤の含有量は、0.001〜1.2質量%が好ましい。また、発泡剤による泡立ちを十分に得る観点からシリコーン油は口腔用組成物中に0.1質量%より少ないことが好ましく、0.05質量%以下が好ましく、さらに実質的に含まれていないことが好ましい。
陰イオン界面活性剤としては、例えば、アシルグルタミン酸ナトリウム、アシルサルコシンナトリウム等のアシルアミノ酸塩、アルキルリン酸ナトリウム等のアルキルリン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、高級脂肪酸スルホン化モノグリセリド塩、イセチオン酸の脂肪酸エステル塩、N−メチル長鎖アシルタウリンナトリウム塩、ポリオキシエチレンモノアルキルリン酸塩が挙げられる。これらの陰イオン界面活性剤における疎水基のアルキル基、アシル基は炭素数6〜18、特に10〜14のものが好ましい。また、その塩としてはナトリウム塩が好ましい。陰イオン界面活性剤としては、発泡性が良く、また、安価に入手可能な点からアルキル硫酸エステル塩が特に好ましい。陰イオン界面活性剤は、本発明の口腔用組成物中に0〜5質量%含有することが好ましく、さらに、0.5〜2質量%含有することが好ましく、洗口剤では0.001〜0.2質量%含有することが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、例えばポリオキシアルキレン付加系界面活性剤、アミンオキサイド系界面活性剤、モノ又はジエタノールアミド系界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルを挙げることができる。この中でもソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが好ましく、モノステアリン酸デカグリセリン、モノミリスチン酸ペンタグリセリン等のポリグリセリン脂肪酸エステルが特に好ましい。本発明ではこれらを1種以上用いることができる。
非イオン界面活性剤の含有量は、本発明の口腔用組成物中に0〜5質量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜2質量%である。洗口剤では、0〜1質量%が好ましい。
歯磨き組成物の場合には、さらに、粘結剤を含有することが好ましい。粘結剤によって歯磨き組成物の泡立ちがさらに良好となり、さらに疲労感低減効果の促進及びその効果の持続が可能となる。粘結剤としては、特に限定はないが、例えば、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキプロピルセルロース、ペクチン、トラガントガム、アラビアガム、グアーガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、タマリンドガム、サイリウムシードガム、ポリビニルアルコール、コンドロイチン硫酸ナトリウム及びメトキシエチレン無水マレイン酸共重合体が挙げられる。このうち、特にカルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン及びキサンタンガムがこのましい。粘結剤は、1種もしくは2種以上を組合せて使用してもよい。歯磨き組成物における粘結剤の含有量は、保存安定性、より高い泡質及び疲労低減効果の促進及びその効果の持続性を得る観点から、0.1〜3質量%が好ましく、0.2〜2.5質量%がより好ましく、0.5〜2質量%がさらに好ましい。
本発明の口腔用組成物では、本発明の成分(A)のメントール及び成分(B)の効果を阻害しない範囲で、メントール及びモノテルペン類以外の香味量、キサンチン誘導体以外の矯味剤、その他各種の薬効成分、殺菌剤、保存剤、研磨剤、湿潤剤、フッ素イオン供給化合物、甘味剤、pH調整剤を適宜配合しても良い。
本発明に用いられる薬効成分、香味量としては、特に限定はないが、メントールの清涼感、及び疲労度低減効果を十分に発揮する観点から重曹、食塩等のエン味のある物質の含有量は0〜3質量%とすることが好ましく、さらに0〜2質量%が好ましく、さらに実質的に含有しないことが好ましい。
本発明の口腔用組成物による疲労感低減効果には、疲労感の低減による作業効率向上効果が含まれる。例えば、疲労感低減効果の継続により、口腔用組成物の適用後に作業に前向きに取り掛かれるという作業効率向上効果が得られる。また、本発明の口腔用組成物は、これらの効果の他、活気向上効果、リフレッシュ効果、及び気分切り替え効果を得ることもできる。
例中の%は、特記しない限り質量%である。
表1に示す組成に従って、実施例1〜7、比較例1〜4の歯磨き組成物を調製した。
(1)疲労感等の気分の評価
表1に示す実施例1〜7、比較例1〜4の歯磨き組成物について健常な被験者5〜18名により歯磨きを行った(被験者数:実施例1、2、比較例1、2は18名、その他の実施例、比較例は5名)。具体的には、1gの歯磨き組成物をハブラシに取り、歯や歯ぐきを30秒以上ブラッシング後吐き出し水で口を漱いだ。そして、歯磨き前、歯磨き直後(3分以内)と歯磨き後1時間後の表2に示す気分回答票に従った回答により、歯磨き組成物使用前後の気分の変化を評価した。
表2に示す気分回答票の評価項目は8つの気分因子に分類され、0〜4からなる5段階で気分を評価した。表2に示す気分回答票の評価項目は、表3に示すように8つの気分因子に分類される(鈴木武史、引地聰、鈴木直人:AROMA RESEARCH No.15(Vol.4/No.3)233(2003))。
図1に、気分回答票にある評価項目の8つの気分因子のうち、疲労感について被験者18名(又は5名)の評価結果を平均値によってグラフに示す。図1には、実施例1〜7、比較例1〜4の歯磨き前、歯磨き直後(3分以内)と歯磨き1時間後の評価項目の平均値を各々示している。図1に示された歯磨き前の疲労感の評価平均値が一定でないのは、被験者が全ての実施例、比較例を同時に評価することはできず、また、疲労感を常に一定にすることは困難なためである。表4には、これらの気分回答票による評価の平均値に基づき、歯磨き前の疲労感を100%としたときの、歯磨き直後、歯磨き1時間後の疲労感低減度を示す。
図1のグラフより、メントールを含有するがカフェインを含有しない比較例1の歯磨き組成物は、疲労感は歯磨き直後に低減するが1時間後にはもとに戻っていることが認められた。一方、カフェインを含有するがメントールを含まない比較例2の歯磨き組成物では、疲労感の低減度が少ない。そして、図1及び表4が示すように、メントールとカフェインを含有する実施例1〜7と比較例3、4では、歯磨き直後に比較例1、2と比べて大きな疲労感低減効果が認められた。一方、歯磨き1時間後には、実施例1〜6には疲労感の低減効果の継続が認められたが、メントールに対してカフェインの少ない比較例3と、カフェインとメントールの合計量の少ない比較例4では疲労感が戻っていることが認められた。尚、発泡剤を含有しない実施例7は、歯磨き直後に高い疲労感の低減度を示し、歯磨き1時間後に疲労感が戻っているが、歯磨き前に対して47%の疲労感であり1時間後においても低い疲労感を示した。
また、図1及び表4により、メントールを0.7%、カフェインを1%含有する実施例1と実施例6とを比較すると、リモネンを追加した実施例6において歯磨き直後と歯磨き1時間後において高い疲労感の低減度を示した。また、メントールを2.0%含有する実施例2と、メントールは0.7%で実施例2より少ないがリモネンを0.7%含有する実施例6とを比較すると、実施例6は実施例2と同程度の疲労感の低減度を示した。
表5には、参考例として、15種類の香料について、健常な被験者20人の匂いを嗅ぐ前と嗅いだ後の気分回答票(表2)による評価の結果を示す。具体的には、香料を嗅ぐ前に気分回答票に回答し、その後鼻下3cmに香料が位置するように、香料を収容し上部が開口した容器を固定し、香料を嗅いだ直後(3分以内)に気分回答票に回答して行った。表5には、香料を嗅ぐ前と嗅いだ後の疲労感の評価の差、及び活気の評価の差を平均により示し、この結果から、香料を嗅ぐ前の疲労感を100%としたときの香料を嗅いだ後の疲労感の低減度を示す。この香料の評価において、リモネン、リナロール、1,8−シネオールは、香料を嗅ぐ前後の疲労感と活気の差が、清涼化成分として用いられるスペアミント(ミッドウェスト)よりも高い結果を得た。
尚、表5に示すようにメントールを嗅ぐ前に対して、メントールを嗅いだ直後の疲労感は93%と低いが、表4に示すように歯磨き組成物として用いた場合には、メントールとカフェインを含有する実施例1〜7、及び比較例3、4では歯磨き直後の疲労感が70%以下示し、実施例1〜7は歯磨き1時間後においても56%以下の疲労感を示し、高い疲労感低減度を示した。
以下に示す組成に従って、各種の歯磨き組成物を調整することができる。尚、香料成分は特記したものを除き、メントール、及びリモネン、リナロール、1,8−シネオールから選ばれる特定のモノテルペン類を含まないものとする。
実施例8
[練歯磨き組成物]
グリセリン 30%
キサンタンガム 1%
炭酸カルシウム 30%
ラウリル硫酸ナトリウム 1%
カフェイン 0.5%
l−メントール 1.5%
香料*1 0.5%
精製水 残部
全量 100%
*1 香料中 リナロールを30%含有する。
実施例9
[練歯磨き組成物]
ソルビット液 30%
キサンタンガム 1%
無水ケイ酸 20%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5%
モノミリスチン酸ペンタグリセリン 1.0
カフェイン 2%
l-メントール 0.3%
香料*2 0.5%
精製水 残部
全量 100%
*2 香料中1,8−シネオールを22%含有する。
実施例10
[練歯磨き組成物]
ソルビット液 30%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 2%
無水ケイ酸 20%
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5%
ラウロイルメチルタウリンナトリウム 1.0%
テオフィリン 0.8%
テオブロミン 0.8%
カフェイン 0.01%
l-メントール 1%
香料 0.5%
精製水 残部
全量 100%
実施例11
[水ハミガキ]
グリセリン 30%
フッ化ナトリウム 0.2%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1%
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2%
カフェイン 0.6%
l-メントール 0.6%
香料 0.2%
精製水 残部
全量 100%
実施例12
[粉歯磨き]
炭酸カルシウム 76%
リン酸水素カルシウム 20%
サッカリンナトリウム 0.3%
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2%
カフェイン 0.75%
l-メントール 2.5%
香料 0.2%
全量 100%
疲労感に関する評価結果を示す図である。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)及び(B):
    (A)メントール 0.1〜3質量%
    (B)カフェイン、テオフィリン、テオブロミン及びこれらの塩からなる群から選択されるキサンチン誘導体 0.2〜4質量%
    を含有し、成分(B)と成分(A)の合計量が1.2質量%以上で、かつ、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.2〜20である口腔用組成物。
  2. 疲労感低減用の口腔用組成物である請求項1記載の口腔用組成物。
  3. さらにリモネン、1,8−シネオール及びリナロールからなる群から選択されるモノテルペン類を含有する請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
  4. キサンチン誘導体がカフェインである請求項1〜3のいずれか1項に記載の口腔用組成物。
  5. さらに発泡剤を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の口腔用組成物。
  6. ブラシを用いて歯に適用する請求項1〜5のいずれか1項に記載の口腔用組成物。
JP2008204071A 2008-08-07 2008-08-07 口腔用組成物 Active JP5393075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204071A JP5393075B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 口腔用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204071A JP5393075B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 口腔用組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010037297A true JP2010037297A (ja) 2010-02-18
JP2010037297A5 JP2010037297A5 (ja) 2011-09-15
JP5393075B2 JP5393075B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=42010197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204071A Active JP5393075B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 口腔用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5393075B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073455A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2019180396A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 大正製薬株式会社 半固形状組成物
WO2022233361A1 (de) * 2021-05-03 2022-11-10 Dr. Kurt Wolff Gmbh & Co. Kg Mundpflegemittel

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251533A (ja) * 1990-02-27 1991-11-11 Lotte Co Ltd 眠気防止チューインガム
JPH0899846A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Kao Corp 口腔用組成物
JPH10236935A (ja) * 1996-08-02 1998-09-08 Kao Corp 口腔用固形製剤
JP2000159691A (ja) * 1998-09-21 2000-06-13 Taisho Pharmaceut Co Ltd 経口用固形製剤
JP2001106641A (ja) * 1999-10-06 2001-04-17 Tendou Seiyaku Kk 口内薬
JP2002205932A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Pola Chem Ind Inc 覚醒用の香料組成物及びそれを含有するエステティック用の化粧料
JP2003128537A (ja) * 2001-08-15 2003-05-08 Rohto Pharmaceut Co Ltd 安定化された組成物
JP2005097161A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Nisshin Pharma Inc 抗疲労用組成物およびこれを含有する食品
JP2005168404A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Lion Corp チューインガム組成物
JP2006316009A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Lion Corp 口腔内貼付剤及びその製造方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251533A (ja) * 1990-02-27 1991-11-11 Lotte Co Ltd 眠気防止チューインガム
JPH0899846A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Kao Corp 口腔用組成物
JPH10236935A (ja) * 1996-08-02 1998-09-08 Kao Corp 口腔用固形製剤
JP2000159691A (ja) * 1998-09-21 2000-06-13 Taisho Pharmaceut Co Ltd 経口用固形製剤
JP2001106641A (ja) * 1999-10-06 2001-04-17 Tendou Seiyaku Kk 口内薬
JP2002205932A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Pola Chem Ind Inc 覚醒用の香料組成物及びそれを含有するエステティック用の化粧料
JP2003128537A (ja) * 2001-08-15 2003-05-08 Rohto Pharmaceut Co Ltd 安定化された組成物
JP2005097161A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Nisshin Pharma Inc 抗疲労用組成物およびこれを含有する食品
JP2005168404A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Lion Corp チューインガム組成物
JP2006316009A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Lion Corp 口腔内貼付剤及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073455A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP7337481B2 (ja) 2017-10-12 2023-09-04 サンスター株式会社 口腔用組成物
JP2019180396A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 大正製薬株式会社 半固形状組成物
JP7318245B2 (ja) 2018-04-06 2023-08-01 大正製薬株式会社 半固形状組成物
WO2022233361A1 (de) * 2021-05-03 2022-11-10 Dr. Kurt Wolff Gmbh & Co. Kg Mundpflegemittel

Also Published As

Publication number Publication date
JP5393075B2 (ja) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5251350B2 (ja) 歯磨組成物
JP2018145163A (ja) 歯磨剤組成物
JP2007176856A (ja) 口腔用組成物
JP5393075B2 (ja) 口腔用組成物
WO2013077127A1 (ja) 歯磨剤組成物及び歯牙の再石灰化促進剤
JP5132178B2 (ja) 鼻腔洗浄用組成物
JP5924010B2 (ja) 歯磨剤組成物
JP5971988B2 (ja) 液体口腔用組成物
JP3599078B2 (ja) 舌苔除去用液状又はペースト状口腔用組成物及び舌苔を除去するために使用する方法
JP6610208B2 (ja) 口腔用組成物
JP7337610B2 (ja) 口腔用組成物
JP6031979B2 (ja) 液体口腔用組成物
JP5912035B2 (ja) 液体口腔用組成物
JP6072438B2 (ja) 歯磨組成物
JP5845603B2 (ja) 液体又は液状の口腔用組成物及び舌苔付着抑制剤
JP6939096B2 (ja) 液体口腔用組成物
JP2008273908A (ja) 口腔用組成物
JP2019214515A (ja) ジェル状組成物
JP3961479B2 (ja) 液体口腔用組成物
JP6349709B2 (ja) 口腔用組成物
JP2013203676A (ja) 口腔用組成物
JPH06192064A (ja) クリーム状洗浄剤組成物
JP7347416B2 (ja) 口腔用組成物
JP2007217363A (ja) 液体口腔用組成物
JP2023071594A (ja) 口腔用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130322

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131015

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5393075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250