JP2005097161A - 抗疲労用組成物およびこれを含有する食品 - Google Patents

抗疲労用組成物およびこれを含有する食品 Download PDF

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Abstract

【課題】 肉体疲労や精神疲労のみならず、慢性疲労、疲労感、易疲労など幅広い疲労に対して予防および回復作用に優れ、且つ安全性が高く呈味性にも優れた抗疲労用組成物およびこれを含有する抗疲労用食品を提供する。
【解決手段】 コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を配合して疲労の予防および改善用食品とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、抗疲労用組成物およびこれを含有する食品に関する。詳細には、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を含有することを特徴とする抗疲労用組成物および食品に関する。
疲労とは「精神的または身体的に活動した後に続く、仕事量の減少、遂行の非能率化などを特徴とする状態」あるいは「身体的または精神的活動の結果として生じる機能的な能力の低下した一時的な状態」と定義されており、一般的には精神的疲労、身体的疲労に分類されている。また、疲労は通常ならば休息・睡眠などにより回復するとされているが、精神的または身体的な活動の程度、疲労状態の遷延、さらにストレスや疲労感など他の要因が加わることによる、疲労の慢性化や、疲れやすくなる易疲労性、更には疲労からの回復の困難性が引き起こされる。
このように疲労は、精神的、身体的な不快により生活の質を低下させるだけでなく、内分泌系、中枢・末梢神経系に影響を与えたり、免疫力の低下などを引き起こすことがある。また、社会の高齢化が進行するにつれて、疲労が老化による病態、脳神経機能、知的能力あるいは免疫機能の低下などと絡み合い、疲労の問題の重要性がさらに増すことが予想されている。
一方、疲労回復を目的として非常に多くの素材や成分、例えば種々の生薬またはそのエキス、ローヤルゼリー、ビタミン類(ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなど)、ミネラル、カフェフィン、クエン酸などの有機酸またはその塩類(例えば特許文献1参照)、各種アミノ酸、タンパク質加水分解物(例えば特許文献2参照)、タウリン、カフェインなどが食品や医薬部外品として用いられている。また、疲労回復の効果を向上させる目的で、いろいろな成分を組み合わせることも提案されている。例えば、特許文献3にはカフェインとクエン酸、リンゴ酸や酒石酸などの有機酸を有効成分とする疲労改善剤が、特許文献4にはビオチン、カルニチン、およびパントテン酸を有効成分とする疲労改善剤が記載されている。
近年、補酵素として生物活性をもつだけでなく、酸素利用効率を改善させる作用を有するビタミン様作用物質として知られているコエンザイムQ10を疲労回復に効果があるとされている成分と組み合わせて用いることが提案されている。例えば、特許文献4ではコエンザイムQ10をビオチンと組み合わせることが提案されており、この他にはカルニチンとの組み合わせ(特許文献5参照)、ビタミンB1誘導体との組み合わせ(特許文献7参照)などが提案されている。
しかし、これまでの抗疲労組成物では、身体的疲労のうち特定の疲労、例えば筋肉疲労にしか効果が認められなかったり、慢性的な疲労やストレスなど他の要因にも起因する複合的な疲労には十分な抗疲労効果が得られないなどの問題があった。さらに、配合する成分や種々の添加剤に起因する辛みや苦みなどがあり呈味性に劣るため、日常的に摂取することが困難なものも多い。
特に、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸は単独での使用や他の成分と組み合わせて用いることは提案されているが、十分な抗疲労作用を有し、且つ呈味性に優れる抗疲労組成物は得られていない。さらに本発明者等により初めて明らかとなった、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を組み合わせること、およびこれら3成分の組み合わ
せによる相乗作用により優れた抗疲労作用が得られ、且つ呈味性に優れる点については全く知られていなかった。
特開平10−175856号公報 特開2002−255846号公報 特開平09−059161号公報 特開平07−233070号公報 特開平07−330593号公報 特開平07−330584号公報 特開平10−287560号公報
本発明の課題は、肉体疲労や精神疲労のみならず、慢性疲労、疲労感、易疲労など幅広い疲労に対して予防および回復作用に優れ、且つ安全性が高く呈味性に優れる抗疲労用組成物およびこれを含有する抗疲労用食品を提供することである。
本発明者等は、上記した課題の解決のために鋭意研究した結果、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸という3成分の特定の組み合わせによる相乗作用により優れた抗疲労作用が奏されるばかりでなく、呈味性にも優れることを見出して本発明を完成させた。従って、本発明は、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を含有することを特徴とする抗疲労用組成物に関する。なお、本発明において、抗疲労とは、肉体疲労や精神疲労のみならず、慢性疲労、疲労感、易疲労、疲労からの回復困難など幅広い疲労に対して予防、改善および/または回復促進しうることを意味する。
本発明の組成物において、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸の量は、相乗効果による抗疲労作用が奏され得る量であれば特に限定されないが、例えばコエンザイムQ10は0.0001〜50質量%、カルニチンは0.005〜50質量%および有機酸は0.005〜50質量%の範囲である。
本発明はまた、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を含有することを特徴とする抗疲労用食品に関する。本発明において食品は、人用の飲食品のみならず、家畜、競走馬、ペットなどの飼料も含まれる。
さらに、本発明は、3成分の相乗効果による抗疲労作用が奏され得る量のコエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を摂取することからなる、疲労の予防、改善および/または回復促進方法に関する。
本発明の抗疲労用組成物の有効成分の1つであるコエンザイムQ10(以下、CoQ10と略すことがある)は、ユビデカレノンまたは補酵素Q10として知られる高等動物に存在する補酵素Qの1種である。コエンザイムQ10は融点の低い親油性固体であり、水に難溶性のために経口投与における吸収性が低いことが知られている。このため、コエンザイムQ10を油脂などに溶解させるか、または乳化剤、分散剤もしくは界面活性剤等を用いて水性溶液中に分散・乳化させて用いる。
本発明の組成物中のコエンザイムQ10の含有量は特に限定されないが、例えば組成物全体の質量に対して0.0001〜50質量%、好ましくは0.001〜30質量%、より好ましくは0.01〜10質量%の範囲である。コエンザイムQ10が0.0001質量%未満であると、コエンザイムQ10による十分な効果が得られず、50質量%を超えても奏される効果はあまり変わらない。また、コエンザイムQ10の摂取量は、摂取者の健康状態等により異なるが、通常は5〜200mgの範囲、好ましくは10〜100mgの範囲である。
本発明の組成物の有効成分の1つであるカルニチン(4−トリメチルアミノ−3−ヒドロキシ酪酸)は、リジンがメチル化され修飾されたリジン誘導体であり、ミトコンドリアの脂肪酸酸化に関与しており、脂質代謝を促進し、血中の中性脂質を減少させるだけでなく、運動機能の向上などの効果を有することが知られている。本発明において、カルニチンには、塩化カルニチン(DL−体、L−体)、L−カルニチン、L−カルニチン酒石酸塩、L−カルニチンフマル酸塩、マグネシウム塩、アセチル−L−カルニチン、プロピオニル−L−カルニチンなどが包含され、これらは天然抽出品、微生物発酵品、合成品のいずれでもよい。
本発明の組成物中のカルニチンの含有量は特に限定されないが、例えば組成物全体の質量に対して0.0001〜50質量%、好ましくは0.001〜30質量%、より好ましくは0.01〜10質量%の範囲である。カルニチンが0.0001質量%未満であると、カルニチンによる十分な効果が得られず、50質量%を超えても奏される効果はあまり変わらない。また、カルニチンの1日当たりの摂取量は、通常は0.1〜1000mgの範囲、好ましくは1〜500mgの範囲である。
また、本発明の組成物における有機酸は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、グルコン酸、酢酸、アスパラギン酸、マロン酸、マレイン酸またはこれらの混合物であり、好ましくはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、酢酸またはこれらの混合物である。本発明の組成物中の各有機酸の含有量は特に限定されないが、例えば組成物全体の質量に対して0.0001〜50質量%、好ましくは0.001〜30質量%、より好ましくは0.01〜10質量%の範囲である。有機酸が0.0001質量%未満であると、有機酸による十分な効果が得られず、50質量%を超えても奏される効果はあまり変わらない。
本発明において、カルニチンおよび有機酸は水溶性であるが、コエンザイムQ10は前述のように水に難溶性であるため、コエンザイムQ10を油脂などに溶解させるか、または乳化剤、分散剤もしくは界面活性剤等を用いて水性溶液中に分散・乳化させて用いることが好ましい。具体的には、コエンザイムQ10を植物性油、動物性油等の非親水性有機溶媒に溶解するか、または乳化剤、分散剤もしくは界面活性剤等を用いて水性溶液中に分散・乳化させて用いる。
このような処理に用いられる添加剤としては、例えば大豆油、サフラー油、オリーブ油
、胚芽油、ヒマワリ油、牛脂、イワシ油などの動植物油、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトールなどの多価アルコール、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルなどの界面活性剤、精製水、乳糖、澱粉、結晶セルロース、D−マンニトール、レシチン、アラビアガム、ソルビトール液、糖液などが挙げられる。
コエンザイムQ10を乳化組成物として用いる場合、例えばコエンザイムQ10はグリセリン脂肪酸エステル、多価アルコール、乳化剤などを用いて乳化処理するか、または特開2003−55203号公報に記載されるように、有機酸などの添加剤の存在下または不存在下に、アラビアガム、寒天、水溶性コーンファイバー、デンプン、ゼラチン、キサンタンガム、カゼイン、デキストリン、カルメロースナトリウム、ポリビニルピロリドンなどの水溶性物質中にコエンザイムQ10を分散・乳化して水溶性組成物とするか、場合によりさらに乾燥または賦形剤に吸着・担持させて固形組成物として用いることができる。
本発明の組成物は、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を共存させ得る任意の方法で製造することができ、例えばコエンザイムQ10を乳化する前に予めカルニチンおよび/または有機酸を添加するか、乳化処理中または乳化後に添加することができる。前述の水溶化組成物の調製中にカルニチンおよび/または有機酸を添加するか、あるいは調製した該水溶性組成物またはこれから得られる固形組成物にカルニチンおよび/または有機酸を添加・配合するのが好ましい。
本発明の組成物および食品には、グルタミンペプチド、クレアチン、ビタミン類およびカフェインから選択される少なくとも1種類の成分を適宜配合または併用してもよい。
本発明の組成物および食品グルタミンペプチドは、天然の蛋白質を構成するL−アミノ酸から構成され、L−グルタミン含有量が15〜60質量%で、平均分子量が200〜100,000、好ましくはL−グルタミン含有量が20〜40質量%で、平均分子量が500〜20,000のペプチドである。グルタミンペプチド中のL−グルタミン含有量の上限は特に限定されないが、60質量%を超えると天然の蛋白質からの調製が困難になるため、入手や調製の容易性および経済性の面から60質量%以下であることが好ましく、20〜40質量%であることがさらに好ましい。また、小麦グルテンを原料として製造されたペプチドが好ましい。
さらに、グルタミンペプチドの平均分子量が200未満であると、苦味を呈して味が不良になり、100,000を超えると水を加えた時に粘稠な塊を形成し、取り扱い性が劣るようになる。小麦グルテン由来のグルタミンペプチドは、例えば特許第2985193号公報に記載される方法に従って製造することができるが、市販品(例えばグルタミンペプチドGP−1,GP−2,日清ファルマ製;グルタミンペプチドGPA,DMD製など)を用いることができる。グルタミンペプチドの摂取量は、一般的には1日当たり1〜10gの範囲である。
クレアチンは、主に肝臓でアルギニン、グリシン、メチオニンから合成され、クレアチンまたはクレアチンリン酸としてそのほとんどが筋肉に存在し、筋収縮のための細胞のエネルギー源として作用している。クレアチンは運動能の向上のみならず、筋ジストロフィーなどの神経筋疾患の治療や、クレアチン欠乏症、クレアチン排出異常などの内分泌障害に対する栄養補強剤として用いられている。
本発明において用いられるビタミン類には、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB群、ビタミンE(トコフェロール)の他に、ビタミンA、D、K、H、酪酸リボフラビンなどが含まれる。また、ビタミンB群には、ビタミンB1誘導体、ビタミンB2、ビタミ
ンB6、ビタミンB12、ビタミンB13、さらにビオチン、パントテン酸、ニコチン酸、葉酸などの各種ビタミンB複合体が包含される。ビタミンB1誘導体には、チアミンまたはその塩、チアミンジスルフィド、フルスルチアミンまたはその塩、ジセチアミン、ビスブチチアミン、ビスベンチアミン、ベンフォチアミン、チアミンモノフォスフェートジスルフィド、シコチアミン、オクトチアミン、プロスルチアミンなどのビタミンB1の生理活性を有する全ての化合物が包含される。本発明の組成物または食品中のビタミン類の量は、組成物および食品の形態、配合するビタミンの種類と所望すべき摂取量に応じて適宜決められるが、一般的には0.0001〜30質量%の範囲であり、好ましくは0.001〜10質量%の範囲である。
カフェインは中枢神経の興奮、利尿作用、心筋興奮、冠状血管の弛緩作用などを有し、疲労回復にも有用であるとされている。本発明においてカフェインは、カフェイン、無水カフェインのいずれでもよく、本発明の組成物または食品中のカフェインの量は、所望すべき摂取量に応じて適宜決められるが、一般的には0.001〜2質量%の範囲であり、好ましくは0.005〜1質量%の範囲である。
本発明の抗疲労組成物および食品において、さらにタウリン、グルクロン酸、グルクロノラクトン、テアニン、γ−アミノ酪酸、カプサイシン、ポリフェノール類、カテキン類、キサンチン誘導体、メチオニン、ロイシン、アルギニンなどアミノ酸、人参、鹿茸、牛黄、地黄、枸杞子、ロイアルゼリーなどの生薬、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルを適宜配合してもよい。これらの成分・素材は疲労回復・改善に有用であると予想されるため、本発明の組成物または食品に配合するか、または併用することにより、相加効果あるいは相乗効果が期待される。
さらに、本発明の抗疲労組成物には、医薬、食品、飼料の製造に用いられる種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、前述した油脂や、多価アルコール(例えば、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、糖アルコール(例えば、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、マンニトール)、界面活性剤(例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなど)、精製水、例えば乳糖、デキストリン、澱粉、結晶セルロース、サイクロデキストリンなどの賦形剤、アラビアガム、寒天、水溶性コーンファイバー、ゼラチン、キサンタンガム、カゼイン、グルテンまたはグルテン加水分解物、レシチン、デキストリン、カルメロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、その他の添加剤として安定剤、pH調製剤、酸化防止剤、甘味料、呈味成分、酸味料、着色料および香料などが挙げられる。
本発明の食品としては、疲労の予防および改善により健康増進を図る健康食品、機能性食品、特定保健用食品等の他、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を添加・配合できる全ての食品が挙げられる。具体的には、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、粉剤、シロップ、ドリンク剤、流動食、茶飲料、清涼飲料、乳飲料、バター、マヨネーズ、ショートニング、マーガリン、種々のサラダドレッシング、パン類、麺類、パスタ、菓子、例えばクッキー類、チョコレート、キャンディ、チューインガムなどが挙げられる。本発明の飲食品は、その製造に用いられる他の食品素材、各種栄養素、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維、種々の添加剤、例えばアルコール、水、水溶性高分子、呈味成分、甘味料、酸味料、安定剤、フレーバー等を配合して、常法に従って製造することができる。
下記の実施例により本発明を説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
製造例1
(1)アラビアゴム(伊那食品工業製)90gと精製水1100gを約60℃まで加温し、これにコエンザイムQ10(日清ファルマ製)30gとリンゴ酸(昭和化工製)15gを添加して混合し、さらに高圧ホモジナイザー(処理圧力750kg/cm2,3回)を通過させ、澄明かつ均一なエマルジョンである水性組成物を得た。
次いで、得られた組成物にデキストリン(三和デンプン製)200g、乳糖(DMV製)265gを用いて流動層で粉末化して、固形組成物を得た。
(2)リンゴ酸の代わりにクエン酸15gを用いたこと以外は(1)と同様にして、水性組成物および固形組成物を得た。
製造例2
アラビアゴム(伊那食品工業製)90gと精製水1100gを約60℃まで加温し、これにコエンザイムQ10(日清ファルマ製)30gを添加して混合し、製造例1と同様にして、水性組成物および固形組成物を得た。
製造例1−(2)で得られた粉末〜顆粒状の水溶性組成物600gにL−カルニチン(ロンザ製)100g、クエン酸100gを添加し、約3分混合した。この粉末組成物を用いて、1包あたり約800mg(1包あたりコエンザイムQ10 30mg、L−カルニチン100mg、クエン酸100mg含有)を充填した粉末状食品を得た。
製造例1−(1)で得られた粉末〜顆粒状の水溶性組成物600gにL−カルニチン(ロンザ製)100g、リンゴ酸100gを添加し、約3分混合した。この粉末組成物を用いて、1包あたり約800mg(1包あたりコエンザイムQ10 30mg、L−カルニチン100mg、リンゴ酸100mg含有)を充填した粉末状食品を得た。
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)60g、大豆油(吉原製油製)370g、グリセリン脂肪酸エステル20g(理研ビタミン製)を混合し、約65℃まで加温し溶解した。その後室温まで冷却し、L−カルニチン酒石酸塩(ロンザ製)100gとクエン酸50gを添加して撹拌し、充填液を調製した。この充填液を通常のソフトカプセルの製法に従って、1カプセルあたり約300mgを充填してソフトカプセルを製造した。
クエン酸の代わりにリンゴ酸50gを用いたこと以外は実施例3と同様にして、1カプセルあたり300mgのソフトカプセルを製造した。
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)6g、L−カルニチン酒石酸塩(ロンザ製)30g、クエン酸15g、リンゴ酸15g、結晶セルロース(旭化成製)90g、乳糖(DMV製)154g、CMC−Ca(五徳薬品製)10g、HPC−L(日本曹達製)10gおよび精製水40mLを練合機に添加し、通常の方法により5分間練合する。練合終了後、8メッシュで造粒し、乾燥機にて50℃で乾燥する。乾燥後、整粒し、顆粒剤を得た。
コエンザイムQ10(日清ファルマ製)15gを70℃に加温したショ糖脂肪酸エステル(三菱化学フーズ製)35gに溶解し、これを油相とした。これとは別に、グリセリン(日本油脂)45gに乳化剤としてモノステアリン酸デカグリセリル(デカグリン1−S:日光ケミカルズ製)5gを添加し、60℃に加温して溶解させる。この溶液に先の油相を攪拌しながら徐々に添加する。混合液を乳化機(三和機械製H−11型)を用いて、乳化圧力約100kgで乳化処理して、約80gの乳化組成物を得た。さらに、得られた乳化組成物10g、L−カルニチン100mg、クエン酸50mg、リンゴ酸50mgを炭酸水90mLに添加して攪拌することにより、炭酸飲料100mLを得た。
小麦粉(強力粉)160g、ベーキングパウダー1g、L−カルニチン酒石酸塩3g、リンゴ酸5gとグルタミンペプチドGP−1(平均分子量7,000,L−グルタミン含有量32質量%;日清ファルマ製)20gを混ぜる。他に、コエンザイムQ10 2g、砂糖25g、食塩4g、脱脂粉乳6gを温湯70gに溶かし、鶏卵1個を添加してよく混ぜる。これを小麦粉に加え、手でよくこねた後、バター約45gを加えてよくこね、20個のロールパン生地を作る。次いで、発酵させた後、表面に溶き卵を塗り、オーブンにて180℃で約15分焼き、ロールパンを製造した。また外観、味、食感ともに良好であった。
お米2合を用いて一般的な水量に対し、実施例3で製造したソフトカプセル3個(コエンザイムQ10 90mg相当)を加え炊飯し、これを慣用の方法に従ってレトルト用パックに充填した後、窒素置換を行いながら密封し、121℃で15分間殺菌を行ってレトルトご飯を得た。外観、味、食感ともに良好であった。
比較例1
製造例2で得られた粉末〜顆粒状の水溶性組成物600gにL−カルニチン(ロンザ製)100g、結晶セルロース(旭化成製)100gを添加し、約3分混合した。この粉末組成物を用いて、1包あたり約800mg(1包あたりコエンザイムQ10 30mg、L−カルニチン100mg含有)を充填した粉末状食品を得た。
比較例2
製造例1−(2)で得られた粉末〜顆粒状の水溶性組成物600gにクエン酸100g、結晶セルロース(旭化成製)100gを添加し、約3分混合した。この粉末組成物を用いて、1包あたり約800mg(1包あたりコエンザイムQ1030mg、クエン酸100mg含有)を充填した粉末状食品を得た。
本発明の組成物および食品の抗疲労作用を下記のように評価した。
試験例1
実施例1および2の粉末状食品、比較例1および2の粉末状食品について抗疲労効果を評価するために、運動負荷後の疲労感と筋肉痛を指標として下記の試験を実施した。
健康な男性6名(A〜F)に被験試料を摂取させる。次に準備運動の後、サーキット・トレーニング(腕立て伏せ10回、腹筋10回、背筋10回、スクワット10回からなる)を10セット行う。10分間の休憩の後、踏み台昇降(5分間×3回)を行い、クールダウンの後、再び被験試料を摂取させた。トレーニング翌日に疲労感について、3日後に筋肉痛について、表1を指標にしたアンケートを行った。1週間以上のインターバルをおいて、他の被検試料についても同様に運動負荷試験を行った。結果を表2と表3に示す。
Figure 2005097161
Figure 2005097161
Figure 2005097161
得られた結果をフリードマン検定(Friedman test)により解析した結果、翌日の疲労感、3日後の筋肉痛の両者について、p<0.001で実施例1(CoQ10+カルニチン+クエン酸)、実施例2(CoQ10+カルニチン+リンゴ酸)、比較例1(CoQ10+カルニチン)、比較例2(CoQ10+クエン酸)の各群間に差があることが確認された。そこで、チューキー(Tukey-type)検定の多重比較を行った結果、実施例1及び実施例2は、比較例2に対して、統計的に有意(p<0.01)に疲労感(p<0.01)、筋肉痛(p<0.01)を軽減することが確認された。
次いで、ウィルコクスン符号付順位検定(Wilcoxon signed-rank test)により各群を比較したところ、実施例1と2の間では有意差は認められなかったが、実施例1と比較例1および比較例2の間、実施例2と比較例1および比較例2の間では、P<0.01(両側検定)、P<0.005(片側検定)で有意差が認められた。これらの結果から、実施例1および2の抗疲労組成物は、比較例に対して疲労感と身体的疲労である筋肉痛の予防・改善について優れた作用効果を有することが確認された。
試験例2
本発明の組成物について抗疲労効果を評価するために、運動負荷後の疲労感と筋肉痛を指標として下記の試験を実施した。なお、本試験例では実施例1の粉末、さらにグルタミンペプチド、クレアチン、ビタミンCおよびB1、またはカフェインを添加したものを調製し、被験試料とした。各被験試料の組成を下記の表4に示す。
Figure 2005097161
被験者として健康な成人12名(男性7名、女性5名)(a〜l)に被験試料を摂取させる。次に準備運動の後、インターバル・トレーニング(400m 120秒、インターバル2分からなる)を10回行う。10分間の休憩の後、踏み台昇降(5分間×3回)を行い、クールダウンの後、再び被験試料を摂取させた。トレーニング翌日に疲労感について、3日後に筋肉痛について、表1を指標にしたアンケートを行った。1週間以上のインターバルをおいて、他の被検試料についても同様に運動負荷試験を行った。結果を表5および表6に示す。
Figure 2005097161
Figure 2005097161
得られた結果をフリードマン検定(Friedman test)により解析した結果、翌日の疲労感(p<0.001)、3日後の筋肉痛(p<0.001)の両者について試料1(実施例1)、試料2(実施例1+グルタミンペプチド)、試料3(実施例1+クレアチン)、試料4(実施例1+ビタミン)、試料5(実施例1+カフェイン)およびプラセボの各群において統計的に有意な差があることが確認され、試料1〜5とプラセボの間では明らかな差が認められた。
次いで、ウィルコクスン符号付順位検定(Wilcoxon signed-rank test)により各群を比較したところ、試料1と試料2〜5の間では、P<0.01(両側検定)、P<0.005(片側検定)で有意差が認められた。これらの結果から、本発明の抗疲労組成物にグルタミンペプチド、クレアチン、ビタミン、カフェインを配合・併用することにより、疲労感と身体的疲労に対する予防・改善作用が向上することが確認された。
試験例3
長時間の単純作業とそのストレスなどに起因する精神的疲労に対する抗疲労効果を評価するために、目の疲れ、肩こりを指標として下記の試験を実施した。なお、本試験例では被検試料として実施例1、比較例1の粉末状食品を用い、健康な成人7名(男性5名、女性2名)(G〜M)を被験者とする。
被験者は、帳票突合、コンピューターでの数値入力からなる事務作業を9:00から21:00まで連続5日間行い、休日2日間の後、同様の作業を再び5日間続けた。作業試験中は昼食、夕食のためのそれぞれ1時間の休憩時間を設けた。この間の食事は昼食が520±45kcal/食、夕食が978±135kcal/食であり、ビタミン、ミネラルは日本人の栄養所要量に定られている所要量の90%以上を充足していた。被験者は、最初の連続5日間に一方の試験試料1包を毎食後に摂取し、最終日の作業終了後に肩こり、目の疲れについて表7を指標にしたアンケートを行った。次いで、休日2日間後の連続5日間に他方の被検試料1包を毎食後に摂取し、最終日の作業終了後に同様のアンケートを行った。結果を下記の表8に示す。
Figure 2005097161
Figure 2005097161
得られた結果を、ウィルコクスン符号付順位和検定(Wilcoxon signed rank test)により解析した結果、実施例1摂取群は、比較例1摂取群よりも統計的に有意(p<0.05)に肩こりが軽いと感じていた。また、目の疲れについても、実施例1摂取群は、比較例1摂取群よりも統計的に有意(p<0.05)に目の疲れの程度が軽いと感じていた。これらの結果、本発明の抗疲労組成物は、長時間の単純作業とそのストレスなどに起因する精神的疲労についても優れた予防・改善作用を有することが確認された。
試験例4
実施例2、比較例1および比較例2の食品について官能検査を実施した。
健康な成人8名(N〜U)を被験者とし、各粉末状食品を蒸留水100mlに溶解し、そのうち約20mlを10秒間口に含み、飲み下した10秒後に味について一番好ましくないものを1、一番好ましいものを5とする、視覚アナログ尺度(Visual Analogue Scale; VAS)にプロットした。得られた結果を呈味の好ましさの順位(1〜3;数が大きい方が好ましい)に変換した。その際に同一順位である場合には、該当する順位の平均値をそれぞれに与えた。この結果を表9に示す。
Figure 2005097161
得られた結果をチューキー検定(Tukey test)により多重比較したところ、
比較例1×比較例2 有意差なし
比較例1×実施例1 p<0.05
比較例2×実施例1 p<0.05
との結果が得られた。これは、本発明の食品が呈味性にも優れることを示している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、肉体疲労や精神疲労のみならず、慢性疲労、疲労感、易疲労など幅広い疲労に対して予防および回復作用に優れ、且つ安全性の高く呈味性にも優れた抗疲労用組成物およびこれを含有する食品を得ることができる。
本発明の組成物は、コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸の3成分の相乗作用により、様々な疲労を予防し、また疲労の状態を改善し、疲労からの回復を促進させることができ、且つ長期間服用しても副作用の心配がなく安全性が高いという、これまでにはみられなかった総合的な作用効果を有するものである。また本発明の飲食品は、疲労の予防および疲労からの回復を促進しうる量のコエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を日常的に摂取することができ、且つ呈味性にも優れるていることから極めて有用なものである。

Claims (5)

  1. コエンザイムQ10、カルニチンおよび有機酸を含有することを特徴とする抗疲労用組成物。
  2. コエンザイムQ10を0.0001〜50質量%、カルニチンを0.005〜50質量%および有機酸を0.005〜50質量%含有する請求項1記載の組成物。
  3. 有機酸が、クエン酸、コハク酸、フマル酸、酢酸、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸またはこれらの混合物である請求項1または2記載の組成物。
  4. グルタミンペプチド、クレアチン、ビタミン類およびカフェインから選択される少なくとも1つを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の組成物を含有する抗疲労用食品。
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