JP2008120754A - 抗疲労剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた抗疲労効果を有する抗疲労剤を提供する。
【解決手段】魚肉抽出物と、糖及び有機酸を含有する抗疲労剤、該抗疲労剤を含有する医薬組成物及び飲食品組成物、ならびに魚肉抽出物に由来する臭みのマスキング方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、魚肉抽出物を含有する抗疲労剤に関する。
アンセリン、カルノシン、バレニン等のイミダゾールジペプチド(及びその塩)は、魚介類、家畜、家禽、鯨等の肉に含まれている。イミダゾールジペプチド(及びその塩)は、生理的pHの範囲で高い緩衝能を有し、筋肉pHの低下を抑制して抗疲労作用を発揮することが知られている(例えば、特許文献1)。また、イミダゾールジペプチドはその他にも様々な生理活性機能を有し、例えば、活性酸素消去作用、金属キレート作用、メイラード反応の抑制、自律神経調節作用、尿酸値低下作用、アルコール代謝促進作用、創傷治癒促進作用等が報告されている。このような優れた生理活性機能を有するイミダゾールジペプチドを、抗疲労の目的で使用することが注目されている。
特開2002−173442
本発明は、魚肉抽出物を含有する、優れた抗疲労作用を有する抗疲労剤、及び該抗疲労剤を含有する医薬組成物、飲食品組成物を提供することを主な目的とする。さらに、本発明は、魚肉抽出物又はその含有成分であるイミダゾールジペプチドもしくはその塩に起因する臭みのマスキング方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、魚肉抽出物、糖及び有機酸を有効成分として含有する組成物を摂取することにより、優れた抗疲労効果が発揮されることを見出した。本発明は、このような知見に基づき、さらに研究を重ねた結果完成されたものである。
本発明は、以下の抗疲労剤、医薬組成物、飲食品組成物及び臭みのマスキング方法を提供する。
項1.魚肉抽出物、糖及び有機酸を有効成分とする抗疲労剤。
項2.魚肉抽出物が、魚肉を原料として得られる分子量50000以下の抽出画分である、項1に記載の抗疲労剤。
項3.魚肉抽出物が、イミダゾールジペプチド及びその塩からなる群より選択される少なくともいずれか1種を含有するものである、項1又は2に記載の抗疲労剤。
項4.魚肉抽出物が、アンセリン、カルノシン、バレリン及びそれらの塩からなる群より選択される少なくともいずれか1種を含有するものである、項1又は2に記載の抗疲労剤。
項5.糖が、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マルトース、ラクトース、スクロース、トレハロース、エリスリトール、キシリトール及びマルチトールからなる群より選択される少なくともいずれか1種である、項1〜4のいずれかに記載の抗疲労剤。
項6.有機酸が、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、酢酸、シュウ酸、リン酸、乳酸、酪酸、コハク酸、フマル酸及びグルコン酸からなる群より選択される少なくともいずれか1種である、項1〜5のいずれかに記載の抗疲労剤。
項7.アンセリンを含有する魚肉抽出物と、グルコース及びクエン酸を含む、項1又は2に記載の抗疲労剤。
項8.項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、薬学的に許容される担体及び/又は添加剤と共に含有する医薬組成物。
項9.項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して0.01〜99重量%含有する、飲食品組成物。
項10.項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して0.1〜30重量%含有する、飲食品組成物。
項11.顆粒、カプセル、錠剤及びドリンク剤からなる群より選択されるいずれか1種の形態である、項10又は11に記載の飲食品組成物。
項12.包装容器に、疲労を予防する又は疲労回復に効果がある旨を表示した、項9〜11のいずれかに記載の飲食品組成物。
項13.魚肉抽出物又は魚肉抽出物を含有する組成物に、糖及び有機酸を配合することを特徴とする、魚肉抽出物に起因する臭みのマスキング方法。
項14.イミダゾールジペプチド及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種に、糖及び有機酸を配合することを特徴とする、イミダゾールジペプチド又はその塩に起因する臭みのマスキング方法。
本発明によれば、魚肉抽出物と、糖及び有機酸を組み合わせて用いることにより、抗疲労効果に優れた抗疲労剤を提供することができる。従って、本発明の抗疲労剤によれば、摂取量が少量であっても、十分な抗疲労効果を発揮することができる。
また、本発明によれば、前記抗疲労剤を含有する医薬組成物を提供することができる。本発明の医薬組成物は、優れた疲労の軽減効果を発揮し得ることから、疲労時に投与することによって効果的に疲労回復を図ることができる。
さらに、本発明によれば、前記抗疲労剤を含有する飲食品組成物を提供することができる。本発明の飲食品組成物は、簡便に摂取できることから、日常的に摂取することによって疲れにくい体質をつくることができる。また、疲労時に本発明の飲食品組成物を摂取することによって、優れた疲労回復効果が期待できる。さらに、本発明の飲食品組成物を、疲労負荷前に摂取することによって、疲労を予防及び/又は軽減する効果が期待できる。
加えて、本発明は、魚肉抽出物又はその含有成分であるイミダゾールジペプチドもしくはその塩に起因する臭みをマスキングする方法をも提供するものである。本発明によれば、魚肉抽出物に糖及び有機酸を配合することによって、魚肉抽出物に由来する魚臭さをマスキングすることができる。また、本発明によれば、イミダゾールジペプチド及び/又はその塩に糖及び有機酸を配合することによって、当該イミダゾールジペプチド又はその塩に由来する臭みをマスキングすることができる。
抗疲労剤
本発明において抗疲労とは、心理的及び/又は身体的なストレスに伴う、倦怠感、不快感、脱力感、傾眠等の非特異的な症状を軽減及び/又は回復することを意味する。さらに、心理的及び/又は身体的なストレスによる場合のみならず、日常的な生活において感じられるこれらの症状の予防及び/又は軽減をも意味するものである。
本発明の抗疲労剤は、魚肉抽出物、糖及び有機酸を含有するものである。以下に、該抗疲労剤の各成分について説明する。
(1)魚肉抽出物
本発明において使用される魚肉抽出物は、一般的に食用とされる魚肉を原料として得られる。原料となる魚肉としては、特に限定されないが、例えばメバチマグロ、ミナミマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロ、クロマグロ等のマグロ;シロザケ、ベニザケ、ギンザケ、キングサーモン等のサケ;クロカジキ、マカジキ、メカジキ、シロカジキ等のカジキ;カツオ;サメ等の魚の肉が挙げられる。
これらの魚肉を原料として、例えば、水抽出、温水抽出、熱水抽出、アルコール抽出、超臨界抽出等の従来公知の抽出方法に従って、抽出物を得ることができる。本発明において使用される魚肉抽出物を得る方法としては、例えば、特開2003−92996号に記載の方法が挙げられる。すなわち、マグロ、カツオ等の魚肉を原料として水抽出を行い、その後、限外濾過膜を用いて、希釈液から低分子タンパク質の画分を回収することによって、本発明において使用される魚肉抽出物を得ることができる。
必要に応じて、得られた前記画分を含む透過液を、例えば逆浸透膜等を用いて濃縮処理を行うこともでき、また、従来公知の方法に従って精製処理を行ってもよい。
本発明において使用される魚肉抽出物は、好ましくは上記膜処理によって得られる低分子の抽出画分からなるものである。具体的には、分子量50000以下、好ましくは分子量10000以下、より好ましくは分子量5000以下の画分からなる魚肉抽出物を挙げることができる。
このような画分には、イミダゾールジペプチドが含有されている。イミダゾールジペプチドは、L−ヒスチジンとβ−アラニンで構成されるジペプチドであり、具体的には、アンセリン(β−アラニル−1−メチルヒスチジン)、カルノシン(β−アラニル−3−メチルヒスチジン)、バレニン等が挙げられる。本発明において好ましい抽出画分は、少なくともアンセリンを含有するものである。
本発明において使用される魚肉抽出物中に含有されるイミダゾールジペプチド(特にアンセリン、カルノシン及びバレリン)の総量は、0.01〜99重量%程度、好ましくは0.1〜50重量%程度、より好ましくは1〜10重量%程度である。また、本発明において使用される魚肉抽出中のアンセリンの含有量は、0.01〜99重量%程度、好ましくは0.1〜50重量%程度、より好ましくは1〜10重量%程度である。
イミダゾールジペプチドは、通常、フリーのイミダゾールジペプチドと各種塩の形態で食品原料に含まれている。本発明においては、摂取時にフリーのイミダゾールジペプチドと、その塩が混在する場合も含むものとする。
イミダゾールジペプチドの塩としては、塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、二燐酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、サルチル酸塩、シュウ酸塩、ステアリン酸塩、アスコルビン酸塩、リンゴ酸塩、アジピン酸塩、グルコン酸塩等の有機酸塩が挙げられる。本発明において好ましいイミダゾールジペプチドの塩は、塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩等である。
簡便には、イミダゾールジペプチド、特にアンセリンを含む組成物として、マリンアクティブ(焼津水産化学工業(株)製)等を魚肉抽出物として使用することもできる。
本発明の抗疲労剤において、魚肉抽出物の配合量は、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して、0.01〜99重量%程度、好ましくは0.1〜50重量%程度、より好ましくは0.1〜30重量%程度である。
(2)糖
本発明において使用される糖としては、従来公知のものが挙げられるが、例えば、グルコース(D−グルコースを含む)、フルクトース、ガラクトース等の単糖;マルトース、ラクトース、スクロース、トレハロース等の二糖;エリスリトール、キシリトール、マルチトール等の糖アルコールが挙げられ、好ましくはグルコース、スクロースであり、より好ましくはグルコースである。これらの糖を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の抗疲労剤における糖の配合割合は、抗疲労剤に含有されるアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度である。
(3)有機酸
本発明において使用される有機酸としては、従来公知のものが挙げられるが、例えば、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、酢酸、シュウ酸、リン酸、乳酸、酪酸、コハク酸、フマル酸、グルコン酸等であり、好ましくはクエン酸である。これらの有機酸を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、本発明の抗疲労剤における有機酸の配合割合は、抗疲労剤に含有されるアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度、さらに好ましくは0.1〜150重量部程度である。
(4)その他の成分
上記(1)〜(3)の成分以外に、従来公知の賦形剤、香料、着色料、風味剤、甘味剤、保存剤、コーティング剤、乳化剤、可溶化剤、滑沢剤等を、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて配合することができる。
本発明の抗疲労剤の摂取量は、例えば、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して大人一人あたり0.1〜300mg/kg/日程度、好ましくは0.1〜100mg/kg/日程度、より好ましくは0.1〜50mg/kg/日程度である。
医薬組成物
本発明は、前記抗疲労剤を、薬学的に許容される担体及び/又は添加剤と共に含有する医薬組成物をも提供するものである。
本発明の医薬組成物は、従来公知の方法に従って、経口又は非経口の別を問わず各種の製剤剤型に調製することができ、例えば、液剤(シロップ等を含む)等の液状製剤や、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)等の固形製剤形態の経口製剤;液剤、点滴剤、注射剤、点眼剤等の液状製剤や、錠剤、丸剤、カプセル剤(ソフトカプセルを含む)等の固形製剤形態の非経口製剤が挙げられる。本発明の医薬組成物としては、経口製剤であることが好ましい。
本発明の医薬組成物が液状製剤である場合は、凍結保存することもでき、また凍結乾燥等により水分を除去して保存してもよい。凍結乾燥製剤やドライシロップ等は、使用時に注射用蒸留水、滅菌水等を加え、再度溶解して使用される。
例えば、本発明の医薬組成物が注射剤、点滴等として調製される場合、希釈剤として例えば水、エチルアルコール、マクロゴール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用することができる。なお、この場合、体液と等張な溶液を調整するに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを本発明の医薬組成物中に含有させてもよい。また、当分野において一般的に使用されている溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。
固形剤として本発明の医薬組成物を調製する場合、例えば、錠剤の場合であれば、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用することができる。このような担体としては、例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤;乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤;白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤;グリセリン、デンプン等の保湿剤;デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。さらに錠剤は、必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。また、前記有効成分を含有する医薬組成物を、ゼラチン、プルラン、デンプン、アラビアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)等を原料とする従来公知のカプセルに充填して、カプセル剤とすることができる。
また、丸剤の形態に調製する場合は、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用できる。その例としては、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。
上記以外に、添加剤として、例えば、界面活性剤、吸収促進剤、吸着剤、充填剤、防腐剤、安定剤、乳化剤、可溶化剤、浸透圧を調節する塩を、得られる製剤の投与単位形態に応じて適宜選択し使用することができる。
また、アミノ酸、ビタミン類、無機塩類等の他の活性成分を含有させても良い。他の活性成分としては、例えば、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等のアミノ酸;ビタミンA1、ビタミンA2、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、アスコルビン酸、ニコチン酸アミド等のビタミン類;塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩や、クエン酸塩、酢酸塩、リン酸塩等の無機塩類が挙げられる。
さらに、他の薬効成分と組み合わせて用いてもよい。また、本発明の医薬組成物中には、必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等を配合し、調製することもできる。
本発明の医薬組成物の投与量は、本発明の効果が奏される限り特に限定されず、患者の年齢、性別、病状の程度等によって適宜設定され得るが、例えば、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して大人一人あたり0.1〜300mg/kg/日程度、好ましくは0.1〜100mg/kg/日程度、より好ましくは0.1〜50mg/kg/日程度である。
飲食品組成物
さらに上記抗疲労剤を食品として許容される担体や添加剤と共にさまざまな飲食品形態に調製することができる。
本発明の飲食品の種類としては、特に限定されないが、例えば、飲料(乳飲料、乳酸菌飲料、果汁入り清涼飲料、炭酸飲料、果汁飲料、野菜飲料、野菜・果実飲料、アルコール飲料、コーヒー飲料、スポーツ飲料、粉末飲料、紅茶飲料、緑茶飲料、ブレンド茶飲料等の茶飲料)、菓子類(チューイングガム、風船ガム等のガム類(板ガム、糖衣粒状ガムを含む);マーブルチョコレート等のコーティングチョコレート、イチゴチョコレート、ブルベリーチョコレート等の風味を付加したチョコレート類;ハードキャンディー(ボンボン、バターボール、マーブル等を含む)、ソフトキャンディー(キャラメル、ヌガー、グミキャンディー、マシュマロ等を含む)、フィルム状キャンディー(可食性フィルム);ハードビスケット、クッキー、おかき、煎餅等の焼き菓子);パン類;スープ類(粉末スープ等を含む)等の各種飲食品;ドッグフード、キャットフード等の各種ペットフードが挙げられる。
これらの飲食品の製造方法は、本発明の効果を損なわないものであれば特に限定されず、各用途で当業者によって使用されている方法に従えばよい。
また、疲労を予防又は改善(回復)することを目的とする健康食品(栄養機能食品、特定保健用食品等)、サプリメント、病者用食品等として本発明の飲食品組成物を調製することもできる。このような飲食品として本発明の飲食品組成物を調製する場合は、継続的な摂取が行いやすいように、例えば顆粒、カプセル、錠剤(チュアブル剤等を含む)、飲料(ドリンク剤)等の形態で調製することが望ましく、なかでもカプセル、錠剤の形態が摂取の簡便さの点からは好ましいが、特にこれに限定されるものではない。カプセル、錠剤形態の本発明の飲食品組成物は、前記薬学的に許容される担体を用いて、常法に従って適宜調製することができる。また、他の形態に調製する場合であっても、従来の方法に従えばよい。
なお、特定保健用食品(条件付き特定保健用食品を含む)は、その包装容器等に、例えば、疲労を予防する又は疲労回復に効果がある旨表示する等、食品の機能・効果を示すことが可能な食品である。
本発明の飲食品組成物における魚肉抽出物の配合量は、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して、0.01〜99重量%程度、好ましくは0.1〜50重量%程度、より好ましくは0.1〜30重量%程度である。
マスキング方法(1)
魚肉抽出物には魚臭さがあり、摂取しにくいという問題がある。本発明は、魚肉抽出物又は魚肉抽出物を含有する組成物に、糖及び有機酸を組み合わせて配合することによって魚肉抽出物に由来する魚臭さをマスキングすることができる。本発明において魚肉抽出物を含有する組成物とは、魚肉抽出物を含有する組成物であって、魚肉抽出物に起因する魚臭さを有する医薬組成物、食品組成物等の全てを対象とするものである。
本発明のマスキング方法(1)においては、糖及び有機酸の配合量は問わず、本発明の効果が奏されれば特に限定されるものではないが、以下の配合割合を目安にすることができる。
本発明のマスキング方法(1)において糖の配合割合は、魚肉抽出物又はそれを含有する組成物中に含まれるアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度となるような割合を挙げることができる。
また、本発明のマスキング方法(1)において有機酸の配合割合は、魚肉抽出物又はそれを含有する組成物中に含まれるアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度、さらに好ましくは0.1〜150重量部程度となるような割合を挙げることができる。
マスキング方法(2)
魚肉抽出物の含有成分であるイミダゾールジペプチドもしくはその塩も、独特の臭みがあり、摂取しにくい場合がある。従って、本発明は、イミダゾールジペプチド及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種に、糖及び有機酸を配合することにより、イミダゾールジペプチド又はその塩に起因する臭みのマスキング方法をも提供するものである。
本発明のマスキング方法(2)においては、糖及び有機酸の配合量は問わず、本発明の効果が奏されれば特に限定されるものではないが、以下の配合割合を目安にすることができる。
本発明のマスキング方法(2)において糖の配合割合は、イミダゾールジペプチド(総量)、特にアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度となるような割合を挙げることができる。
また、本発明のマスキング方法(2)において有機酸の配合割合は、イミダゾールジペプチド(総量)、特にアンセリン、カルノシン及びバレリンの総量1重量部に対して、0.01〜1000重量部程度、好ましくは0.05〜700重量部程度、より好ましくは0.1〜500重量部程度、さらに好ましくは0.1〜350重量部程度、さらに好ましくは0.1〜150重量部程度となるような割合を挙げることができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
魚抽出物の抗疲労効果を検証した。本試験で用いた魚肉抽出物は、下記に記載の方法によって得られたものである。
参考例1
[魚肉抽出物の調製方法]
マグロ及びカツオの肉を原料として水抽出を行い、得られた抽出物(5kg)に4倍量の水を加えて希釈した。その後、限外濾過膜(分画分子量5000〜50000)を用いて、希釈液から高分子タンパク質を除去して低分子タンパク質の画分を回収した。
また、比較例として、鶏肉加工品を使用した。鶏肉加工品の製造方法は、以下の通りである。
参考例2
[鶏肉加工品の調製方法]
鶏肉をミートグラインダーにて細切りにし、肉の重量に対して1.5倍の重量の温水を加え、さらにクエン酸を肉の重量に対して0.2%添加してpH5.5として、90℃にて4時間抽出した。得られた抽出物を、濾過し、100メッシュ以上の不溶物を除去した。濾過した抽出液にパパイン0.06%添加し、50℃にて1時間反応させた。その後、90℃にて15分間加熱し、酵素を失活させた。前記抽出物を凍結乾燥後、破砕し、50メッシュ以下の乾燥粉末とした。
試験例1.動物試験(抗疲労効果)
魚肉抽出物、D-グルコース及びクエン酸を混合したときの抗疲労効果を検証した。STD DDY 雄性マウス(5週齢:各群n=3〜4)に対し、D-グルコース、クエン酸及び
参考例1の魚肉抽出物を組み合わせたサンプルを経口摂取させた。各サンプルは、摂取量が下記表1に示される量になるように純水に溶解させて調製した。コントロール群のマウスには、何も摂取させずに試験を行った。
摂取から30分後に、マウスを深さ80センチの水槽に入れて、無動に至るまでの時間を計測した。結果を表1に示す。表1のデータは、各試験群のマウス(各群n=3〜4)の無動に至るまでの時間の平均値として示している。
Figure 2008120754
表1に示される結果より、コントロール群(サンプルNo.1)に比べて、D−グルコース+クエン酸群(サンプルNo.2)では、遊泳時間の増加は見られなかった。また、魚肉抽出物を単独で摂取した群(サンプルNo.3)でも遊泳時間の増加は見られなかった。しかしながら、魚肉抽出物とD-グルコース及びクエン酸を組み合わせることによって、サンプルNo.1〜No.3に比べ、少量のアンセリン含量の魚肉抽出物でも高い持久力増強効果(すなわち、遊泳時間の増加)が認められた(サンプルNo.4)。
すなわち、アンセリンを含む魚肉抽出物とD-グルコース及びクエン酸を組み合わせることによって、相乗的に抗疲労効果が増強され、持久力が増強されることが確認された。
試験例2.ヒト試験(抗疲労効果)
試験方法は以下の通りである。
各サンプル摂取群について健康な成人4名を、被験者とした。抽出物の摂取量が、表2〜4に示される量になるように、各抽出物を含む組成物を摂取させ、30分間安静にした。その後スクワットを行い、5セット以降、主観的運動強度(表5)について評価を行った。スクワットは、20回×7セット行い、各セット毎にインターバル30秒をはさんだ。主観的運動強度は、運動強度スコアの値が高い程、主観的な運動の負荷が大きいことを示す。
また、当日から3日後の疲労感および筋肉痛について、5段階のアンケート(表6)を行い、疲労感、筋肉痛に関してそれぞれの平均値を求めた。なお、筋肉痛については、翌日、2日後及び3日後に評価した。得られた結果をそれぞれ、図1、図2に示す。
Figure 2008120754
Figure 2008120754
Figure 2008120754
Figure 2008120754
Figure 2008120754
結果より、魚肉抽出物とD-グルコース及びクエン酸(サンプルNo.5)を組み合わせることによって、鶏肉加工品を用いる(サンプルNo.6、サンプルNo.7)よりも優れた抗疲労効果が発揮されることが確認された。
試験例3.魚臭さのマスキング効果
魚肉抽出物には、魚臭さがあり、摂取しにくいという問題がある。そこで、魚肉抽出物とD-グルコース、クエン酸を組み合わせた場合の味質改善効果について検証した。
被験者11名にサンプル水溶液(表7)を摂取させ、魚肉抽出物を単独で摂取した群と比べた場合の「魚臭さ」について評価を行った。魚肉抽出物として、上記参考例1を用いた。
評価は、魚肉抽出物単独に比べて、良い:2点、やや良い:1点、どちらともいえない:0点、やや悪い:−1点、悪い:−2点としてスコアをつけ、合計点を算出した。点数が高い方が、サンプルNo.8に比べて魚臭さが軽減されていることを表す。結果を表8に示す。
Figure 2008120754
Figure 2008120754
結果より、クエン酸又はD−グルコースをそれぞれ単独で魚肉抽出物と組み合わせて用いるよりも、魚肉抽出物+クエン酸+D-グルコース群(サンプルNo.11)の方が明らかに魚臭さの軽減効果が高く、優れたマスキング作用を有していることが示された。

以下に処方例を示す。なお、以下の処方例で用いた魚肉抽出物には、約5重量%のアンセリンが含有される。
(1)錠剤 (1粒250mg中);1日の目安摂取量:1日6粒)
Figure 2008120754
賦形剤として、デキストリン、粉末還元麦芽糖、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム等を配合した。
表面コーティングを行う場合は、シエラック等を用いる事ができる。
(2)ハードカプセル(1粒250mg中);1日の目安摂取量:1日5粒)
Figure 2008120754
賦形剤として、デキストリン、粉末還元麦芽糖、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウムなどを配合した。
カプセル被包剤としてゼラチン等を用いる事ができる。
(3)ソフトカプセル(1粒500mg中);1日の目安摂取量:1日5粒)
Figure 2008120754
賦形剤として、デキストリン、粉末還元麦芽糖、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム等を配合した。
カプセル被包剤としてゼラチン、グリセリン等を用いる事ができる。
(4)顆粒(1包2.8g中);1日の目安摂取量:1日1包)
Figure 2008120754
賦形剤として、パーム油、微粒二酸化ケイ素等を配合した。
(5)ドリンク剤(1本50mL中);1日の目安摂取量:1本)
Figure 2008120754
賦形剤として、増粘多糖類、還元水飴、果汁、香料、甘味料、酸味料等を配合した。
各サンプル摂取群のスクワット時の自覚的運動強度(RPE)の平均値をグラフに表したものである。図中、●はサンプルNo.5;■はサンプルNo.6;△はサンプルNo.7を表す。 各サンプル摂取群の疲労感および筋肉痛スコアの平均値をグラフに表したものである。図中、●はサンプルNo.5;■はサンプルNo.6;△はサンプルNo.7を表す。

Claims (14)

  1. 魚肉抽出物、糖及び有機酸を有効成分とする抗疲労剤。
  2. 魚肉抽出物が、魚肉を原料として得られる分子量50000以下の抽出画分である、請求項1に記載の抗疲労剤。
  3. 魚肉抽出物が、イミダゾールジペプチド及びその塩からなる群より選択される少なくともいずれか1種を含有するものである、請求項1又は2に記載の抗疲労剤。
  4. 魚肉抽出物が、アンセリン、カルノシン、バレリン及びそれらの塩からなる群より選択される少なくともいずれか1種を含有するものである、請求項1又は2に記載の抗疲労剤。
  5. 糖が、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マルトース、ラクトース、スクロース、トレハロース、エリスリトール、キシリトール及びマルチトールからなる群より選択される少なくともいずれか1種である、請求項1〜4のいずれかに記載の抗疲労剤。
  6. 有機酸が、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、酢酸、シュウ酸、リン酸、乳酸、酪酸、コハク酸、フマル酸及びグルコン酸からなる群より選択される少なくともいずれか1種である、請求項1〜5のいずれかに記載の抗疲労剤。
  7. アンセリンを含有する魚肉抽出物と、グルコース及びクエン酸を含む、請求項1又は2に記載の抗疲労剤。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、薬学的に許容される担体及び/又は添加剤と共に含有する医薬組成物。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して0.01〜99重量%含有する、飲食品組成物。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載の抗疲労剤を、アンセリン、カルノシン及びバレリンの総量に換算して0.1〜30重量%含有する、飲食品組成物。
  11. 顆粒、カプセル、錠剤及びドリンク剤からなる群より選択されるいずれか1種の形態である、請求項10又は11に記載の飲食品組成物。
  12. 包装容器に、疲労を予防する又は疲労回復に効果がある旨を表示した、請求項9〜11のいずれかに記載の飲食品組成物。
  13. 魚肉抽出物又は魚肉抽出物を含有する組成物に、糖及び有機酸を配合することを特徴とする、魚肉抽出物に起因する臭みのマスキング方法。
  14. イミダゾールジペプチド及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種に、糖及び有機酸を配合することを特徴とする、イミダゾールジペプチド又はその塩に起因する臭みのマスキング方法。
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