JP2002053425A - 固型状油中水型乳化化粧料 - Google Patents

固型状油中水型乳化化粧料

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JP2002053425A
JP2002053425A JP2001161800A JP2001161800A JP2002053425A JP 2002053425 A JP2002053425 A JP 2002053425A JP 2001161800 A JP2001161800 A JP 2001161800A JP 2001161800 A JP2001161800 A JP 2001161800A JP 2002053425 A JP2002053425 A JP 2002053425A
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Japan
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oil
water
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wax
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JP2001161800A
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Ryota Yamazaki
亮太 山崎
Akihito Yokozuka
暁人 横塚
Yukiko Kazama
由紀子 風間
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性が良好で、固型状でありながら肌に塗
布したときの清涼感および仕上がり後のさっぱりさを有
し、特に塗布時にやわらかな使用感触を与えることので
きる固型状油中水型乳化化粧料を提供する。 【解決手段】 (a)水素添加ホホバ油 0.5〜4
0.0重量%と、(b)界面活性剤 0.1〜10.0
重量%と、(c)水 5.0〜50.0重量%とを配合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固型状油中水型乳化
化粧料に関し、さらに詳しくは、安定性が良好で、固型
状でありながら肌に塗布したときの清涼感および仕上が
り後のさっぱりさを有し、特に塗布時にやわらかな使用
感触とのびの軽さを与える、新規な固型状油中水型乳化
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安定性の良好な固型状油中水型乳
化化粧料が市場に出されてきている。特に、このタイプ
は固型状でありながら乳化タイプのトリートメント性が
付与されるため、肌への効果は高く、また水が配合され
ているため、清涼感およびみずみずしさが感じられるな
ど新規な使用感触を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固化す
るための必須成分である固型油としては主に固化力の高
い炭化水素系のワックスが用いられることが多く、「肌
あたりの柔らかさ」に関しては決して満足のいくもので
はなかった。よって、本発明の目的は、上記の従来の課
題を解消しようとするものであり、肌に塗布したときの
清涼感および仕上がり後のさっぱりさを有し、特に塗布
時にやわらかな使用感触を与える、新規な固型状油中水
型乳化化粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、前
記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、固型油
として水素添加ホホバ油を配合した固型状油中水型乳化
化粧料が上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、次の(a)〜(c)成
分を含有することを特徴とする固型状油中水型乳化化粧
料である。 (a)水素添加ホホバ油 0.5〜40.0重量% (b)界面活性剤 0.1〜10.0重量% (c)水 5.0〜50.0重量%
【0006】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明の固型状油中水型乳化化粧料は、用いるワックスが
適度に低い融点のため肌の上で容易に溶け、塗布時の降
伏値が小さいためなめらかに肌に広がる特性を有する。
また、乳化基剤のため、保湿成分の配合が可能となり、
肌荒れしやすい冬の肌を考慮した処方が可能となった。
【0007】本発明の固型状油中水型乳化化粧料はコン
パクト容器や金皿、スティック容器や中皿などの容器に
充填され、通常、化粧料として使用する温度範囲(0℃
〜50℃)で流動性がなく固化(ペースト状を含む)し
ているものを示す。このうち、繰り出して使用するステ
ィックタイプが好ましい。ここでスティックタイプと
は、例えば円柱もしくは楕円柱状の繰り出し容器に充填
され、直径5〜40mm、高さ3〜15cm程度のもの
を指す。またファンデーション用としては、直径8〜2
5mm、高さ7cm以上程度のものが通常用いられる。
【0008】本発明に用いる水素添加ホホバ油とは、主
として一価の高級不飽和脂肪酸と一価の高級不飽和アル
コールとのエステルからなるホホバ油を水素添加して得
られる化合物であり、下記一般式(2)で表される。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、m=16,18または20の数を
示し、n=18,20または22の数を示す。)
【0011】市販品としては例えば、部分水素添加ホホ
バ油として FLORAESTERS 20、FLORAESTERS 30、FLORAES
TERS 60(いずれもFLORATECH社製)、ホバク
リーム M-40(香栄興業社製)が、完全水素添加ホホバ
油として FLORAESTERS 70、 FLORAESTERS 70 HG(いず
れもFLORATECH社製)、極度水添ホホバ(香栄
興業社製)等が挙げられる。このうち不飽和結合部すべ
てに水素添加した完全水素添加ホホバ油を用いる方が好
ましい。
【0012】水素添加ホホバ油の配合量は全化粧料中の
0.5〜40.0重量%であり、特に2.0〜20.0
重量%が好ましい。
【0013】本発明で用いられる界面活性剤は、通常化
粧料に配合されうる界面活性剤であればそのイオン性の
有無に関わらず用いることができる。
【0014】具体的には、アニオン界面活性剤として例
えば、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪
酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン(以下、POEと
略する)ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナト
リウム等のN−アシルサルコシン酸、ヤシ油脂肪酸メチ
ルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン
酸塩、POEステアリルエーテルリン酸塩等のリン酸エ
ステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム等のスルホコハク酸塩、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N
−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム等のN−アシ
ルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナ
トリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロー
ト油等の硫酸化塩、POEアルキルエーテルカルボン酸
塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン
酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アル
キロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノ
ールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアス
パラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウ
ム等が挙げられる。
【0015】カチオン界面活性剤としては、例えば塩化
ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメ
チルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム等のジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化セ
チルピリジウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0016】両性界面活性剤としては、例えば2−ウン
デシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメ
チル)−2−イミダゾリンナトリウム等のイミダゾリン
系両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン等のベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
【0017】親油性非イオン系界面活性剤としては、例
えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセ
スキオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル、モノス
テアリン酸グリセリン等のグリセリンポリグリセリン脂
肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレ
ン変性シリコーン、アルキル・ポリオキシアルキレン両
変性シリコーン等が挙げられる。
【0018】親水性非イオン系界面活性剤としては、例
えば、POEソルビタンモノステアレート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POEソルビットモノオレ
エート等のPOEソルビット脂肪酸エステル、POEグ
リセリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂
肪酸エステル類、POEステアリルエーテル、POEコ
レスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル、P
OEノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニ
ルエーテル、プルロニック等のプルアロニック型類、P
OE・ポリオキシプロピレン(以下、POPと略する)
セチルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル、
テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレン
ジアミン縮合体、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油
等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEミツロ
ウ・ラノリン誘導体、アルカノールアミド、POEプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミ
ン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、PO
Eノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエ
トキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等
が挙げられるが、上記の界面活性剤に限定されるもので
はない。また、本発明の固型油中水型乳化化粧料におい
て、これらの界面活性剤の一種または二種以上を組み合
わせて適宜に配合することができる。
【0019】上記した界面活性剤のうち特に、ポリオキ
シアルキレン変性シリコーン、アルキル・ポリオキシア
ルキレン両変性シリコーン、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマ
シ油、グリセリン脂肪酸エステルおよびPOEグリセリ
ン脂肪酸エステルが、容器への充填性(高温での特
性)、使用性(べたつきのなさ)、乳化安定性等の理由
から好適に用いられ、中でもポリオキシアルキレン変性
シリコーンおよびアルキル・ポリオキシアルキレン両変
性シリコーンが最適である。
【0020】ここで、ポリオキシアルキレン変性シリコ
ーンおよびアルキル・ポリオキシアルキレン両変性シリ
コーンとしては、次の化学式(1)で示されるものが挙
げられる。
【0021】
【化3】
【0022】(式中、aは1〜5、bは7〜100、c
は0〜100、mは10〜500、nは0〜150、o
は1〜50の整数を示し、R1は炭素数1〜26のアル
キル基、R2は水素原子または炭素数1〜5のアルキル
基を示す。)
【0023】本発明における界面活性剤の配合量は乳化
される水相の量に応じて選択されるが、全化粧量中の
0.1〜10.0重量%が好ましく、より好ましくは
1.0〜8.0重量%である。
【0024】本発明で配合される水の量は全化粧料中の
5.0〜50.0重量%であり、好ましくは10.0〜
25.0重量%である。水の配合量が5.0重量%未満
では使用時に清涼感が期待できない。特に、使用時に非
常に大きな清涼感を求めるためには10.0重量%以上
配合することが好ましい。また、水の配合量は多いほど
のびが重くなる傾向がある。したがって、水の配合量
は、25.0重量%以下とすることが好ましい。
【0025】本発明においてはワックス成分として、水
素添加ホホバ油以外に炭化水素ワックスをさらに含有す
るものであることが望ましい。かかる炭化水素ワックス
としては、例えばセレシンワックス、パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャー・ト
ロプシュワックス、サゾールワックス、ポリエチレンワ
ックス等が挙げられる。このうち、特にセレシンワック
スを配合することが好ましい。また炭化水素ワックスと
してポリエチレンワックスのみを用いた場合は融点が高
いため、スティック形状に充填する際に均一に固化させ
ることが困難となり、充填性が悪くなる傾向がある。
【0026】水素添加ホホバ油と炭化水素ワックスとの
配合比(重量比)は、炭化水素ワックス/水素添加ホホ
バ油=0.05〜15、好ましくは0.1〜7.5であ
る。ここで、炭化水素ワックスの配合量は15重量%以
下であることが好ましく、またワックス成分の合計量は
化粧料全量中、3〜22重量%であることが好ましい。
水素添加ホホバ油と炭化水素ワックスとを組み合わせて
用いることで、安定性はより高くなる。
【0027】本発明の固型状油中水型乳化化粧料は、カ
ードテンションメーターにより測定した時の硬度が37
℃,200g荷重,1.5φで4〜70であることが好
ましく、中でも7〜40の硬度であることが肌あたりの
点からは最適である。
【0028】また、本発明では水素添加ホホバ油と界面
活性剤と水の必須成分の他に顔料の粉末を配合すること
ができる。この場合に用いられる顔料粉末は通常化粧料
で用いられるものであれば特に限定されず、無機顔料、
有機顔料、金属顔料等任意の顔料の粉末を配合すること
ができ、無機顔料としては、例えばタルク、カオリン、
炭酸カルシウム、亜鉛華、二酸化チタン、赤酸化鉄、黄
酸化鉄、黒酸化鉄、群青、チタンコーティッドマイカ、
オキシ塩化ビスマス、ベンガラ、燒結顔料、グンジョウ
ピンク、水酸化クロム、雲母チタン、酸化クロム、酸化
アルミニウムコバルト、紺青、カーボンブラック、無水
ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ベントナイト、マイカ、
酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化
チタン、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽
質炭酸マグネシウム、重質炭酸マグネシウム、カラミン
等があげられる。ここで、顔料の粉末は疎水化処理を施
されたものが特に好ましい。疎水化処理の方法として
は、高粘度シリコーンによって表面を処理したもの、ア
ルキルハイドロジェンポリシロキサンを反応させたシリ
コーン樹脂で表面をコーティングしたもの、さらにこれ
をアルケン処理したもの、カチオン活性剤、アニオン活
性剤、ノニオン活性剤の一種または二種以上で処理され
たもの、ワックスで表面を被覆したもの等が例示できる
が、表面が疎水性になっていればよく、特に限定される
ものではない。また、顔料粉末の配合量は全化粧料中の
50%以下が好ましい。
【0029】また、本発明の固形状油中水型乳化化粧料
には本発明の効果を損なわない範囲で通常化粧料に用い
られる成分を配合することができる。例えば水相成分と
して多価アルコール、ムコ多糖類(ヒアルロン酸ナトリ
ウム等)、有機酸および有機塩類(アミノ酸、アミノ酸
塩、オキシ酸塩)等の保湿剤、エタノール等のアルコー
ル類、油相成分としてワセリン、ラノリン、シリコンワ
ックス、フッ素含有ワックス、シリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム、高級脂肪酸、高級アルコール等の固形、半固
形油分、スクワラン、流動パラフィン、エステル油、ト
リグリセライド、揮発性炭化水素油、フルオロカーボン
等の流動油分、ビタミンE、ビタミンEアセテート等の
薬剤、収斂剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、第2リン酸
ナトリウム等のpH調整剤、粘土鉱物、増粘剤、紫外線
吸収剤等は、本発明の固型状油中水型乳化化粧料に配合
可能である。
【0030】本発明の固型状油中水型乳化化粧料は、指
またはパフにとって肌に塗布するタイプのコンパクト状
や、あるいは肌に直接塗布するスティック状にして適用
可能であるが、中でもスティック状の固型状油中水型乳
化化粧料とした場合にはこれまでになかった肌あたりの
よい化粧料とすることができる。
【0031】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。なお、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。
【0032】実施例1〜3,比較例1〜3 次の表1の処方でスティック状油中水型乳化化粧料を調
製し、その使用性および硬度を次に述べる方法で評価し
た。その結果を表2に示す。
【0033】使用性の評価 パネル20名にて、試料のスティック状油中水型乳化化
粧料をパフを使わずに直接皮膚に塗布して使用すること
により使用感触(肌あたりのやわらかさ、清涼感、仕上
り後のさっぱりさ、のびの軽さ)の評価を行った。 〈評価基準〉 ○:「よい」と答えた人が15名以上 △:「よい」と答えた人が7〜14名 ×:「よい」と答えた人が6名以下
【0034】硬度 37℃,200g荷重,1.5φの条件でカードテンシ
ョンメーターにより硬度を測定した。
【0035】
【表1】 ────────────────────────────────── 実施例 比較例 ────── ───────── 1 2 3 1 2 3 ────────────────────────────────── デカメチルシクロペンタシロキサン 26.0 26.0 21.0 26.0 26.0 51.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン*1 5.0 − 5.0 5.0 − 5.0 長鎖アルキル含有ポリオキシアルキ レン変性オルガノポリシロキサン*2 − 5.0 − − 5.0 − セレシンワックス 2.0 − 5.0 10.0 5.0 8.0 水素添加ホホバ油*3 8.0 7.0 5.0 − − − マイクロクリスタリンワックス − 1.0 − − 5.0 − カルナバロウ − 2.0 − − − 2.0 シリコーン処理タルク 16.0 16.0 16.0 16.0 16.0 16.0 シリコーン処理二酸化チタン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 シリコーン処理酸化鉄(黄) 2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 シリコーン処理酸化鉄(赤) 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 シリコーン処理酸化鉄(黒) 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ポリメチルメタクリレート 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 イオン交換水 20.0 20.0 30.0 20.0 20.0 − ジプロピレングリコール 5.0 5.0 − 5.0 5.0 − 防腐剤 適量 適量 適量 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ──────────────────────────────────
【0036】*1:前記一般式(1)で、a=3、b=8
〜10、c=0、m=50〜60、n=0、o=2〜
5、R2=H、分子量=約6000、ポリエーテル変性
率=約20重量%のもの *2:前記一般式(1)で、a=3、b=50、c=6
0、m=100、n=50、o=15、R1=C
1633、R2=H、分子量=約15000のもの *3:FLORAESTERS 70(FLORATECH社製)
【0037】
【表2】 ────────────────────────────────── 実施例 比較例 ────── ───────── 1 2 3 1 2 3 ────────────────────────────────── 肌あたりのやわらかさ ○ ○ ○ × × × 清涼感 ○ ○ ○ ○ ○ × 仕上り後のさっぱりさ ○ ○ ○ ○ × ○ のびの軽さ ○ ○ △ ○ ○ ○ 硬度 18 25 20 15 8 28 ──────────────────────────────────
【0038】以下の実施例の製造方法は、油相成分を8
0℃に加熱溶解後、粉末を分散し、さらに、あらかじめ
加熱しておいた水相成分を乳化分散し、流動性のある状
態で容器に充填した。その後冷却して目的物を得た。い
ずれも安定性良好で、清涼感を有し、肌あたりの柔らか
さに優れたものであった。
【0039】 実施例4 コンパクト状乳化ファンデーション ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 36.0 重量% ジメチルポリシロキサン(6cs) 2.0 ホホバオイル 4.0 水素添加ホホバ油 8.0 セレシン 1.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=8〜10、c=0、m=50〜60、n =0、o=2〜5、R2=H、分子量=約6000、ポリエーテル変性率=約2 0重量%のもの) 疎水化処理顔料粉末 20.0 イオン交換水 10.0 グリセリン 15.0 1,3ブチレングリコール 2.0 防腐剤 適量 香料 適量
【0040】 実施例5 スティック状乳化ファンデーション デカメチルシクロペンタシロキサン 35.0 重量% ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=50、c=60、m=100、n=50 、o=15、R1=C1633、R2=H、分子量=約15000のもの) セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0 セレシン 2.0 水素添加ホホバ油 7.0 疎水化処理顔料粉末 15.0 ポリアクリル酸アルキル 12.0 ジプロピレングリコール 5.0 イオン交換水 20.0 防腐剤 適量 酸化防止剤 適量
【0041】 実施例6 尿素配合固形状化粧料 トリメチルシロキシシリケート 3.0 重量% ジメチルポリシロキサン 10.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 水素添加ホホバ油 8.0 セレシン 2.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 2.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=24、c=24、m=400、n=0、 o=10、R2=H、分子量=約55000のもの) イオン交換水 46.0 尿素 3.0 グリシン 3.0 ジグリセリン 2.0 プロピレングリコール 1.0 防腐剤 適量
【0042】 実施例7 頬紅 ジメチルポリシロキサン(1.5cs) 20.0 重量% デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 セチルイソオクタネート 15.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 3.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=8〜10、c=0、m=50〜60、n =0、o=2〜5、R2=H、分子量=約6000、ポリエーテル変性率=約2 0重量%のもの) 水素添加ホホバ油 10.0 炭化水素ワックス 2.0 香料 適量 疎水化処理顔料粉末 30.0 イオン交換水 6.9 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 コンドロイチン硫酸ナトリウム 1.5 ポリエチレングリコール 1.5 防腐剤 適量
【0043】 実施例8 口紅 オクタメチルシクロテトラシロキサン 10.0 重量% ジメチルポリシロキサン(6cs) 23.0 カルナバロウ 2.8 水素添加ホホバ油 8.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 5.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=50、c=60、m=100、n=50 、o=15、R1=C1633、R2=H、分子量=約15000のもの) 酸化鉄赤 0.3 酸化鉄黄 1.0 赤色204号 0.7 ジブチルヒドロキシトルエン 適量 香料 適量 イオン交換水 48.4 アテロコラーゲン 0.3 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5
【0044】 実施例9 リップトリートメント スクワラン 10.0 重量% ラノリン 2.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 27.69 イソパラフィン(沸点155℃) 10.0 トリメチルシロキシシリケート 3.0 水素添加ホホバ油 8.0 ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 3.0 (前記一般式(1)で、a=3、b=24、c=24、m=400、n=0、 o=10、R2=H、分子量=約55000のもの) イオン交換水 30.0 グリセリン 5.0 乳酸ナトリウム 0.3 L−グルタミン酸ナトリウム 0.3 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 ソルビトール 0.5 赤色202号 0.01 メントール 0.1 香料 適量
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固型状油
中水型乳化化粧料は、安定性が良好で、固型状でありな
がら肌に塗布したときの清涼感および仕上がり後のさっ
ぱりさを有し、特に塗布時にやわらかな使用感触を与え
ることのできるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 由紀子 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA121 AA122 AB051 AB052 AB232 AC011 AC012 AC022 AC122 AC132 AC302 AC472 AC582 AC612 AC682 AC792 AC812 AD092 AD112 AD152 AD161 AD162 AD172 AD332 AD342 AD432 AD512 AD532 BB25 CC01 CC12 CC13 DD11 DD21 DD32 EE01 EE06 EE07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(a)〜(c)成分を含有すること
    を特徴とする固型状油中水型乳化化粧料。 (a)水素添加ホホバ油 0.5〜40.0重量% (b)界面活性剤 0.1〜10.0重量% (c)水 5.0〜50.0重量%
  2. 【請求項2】 界面活性剤として、次式(1)で表され
    るポリオキシアルキレン変性シリコーンまたはアルキル
    ・ポリオキシアルキレン両変性シリコーンを少なくとも
    含有する請求項1記載の固型状油中水型乳化化粧料。 【化1】 (式中、aは1〜5、bは7〜100、cは0〜10
    0、mは10〜500、nは0〜150、oは1〜50
    の整数を示し、R1は炭素数1〜26のアルキル基、R2
    は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
  3. 【請求項3】 炭化水素ワックスをさらに含有し、水素
    添加ホホバ油と炭化水素ワックスとの配合比(重量比)
    が、炭化水素ワックス/水素添加ホホバ油=0.05〜
    15である請求項1記載の固型状油中水型乳化化粧料。
  4. 【請求項4】 炭化水素ワックスがセレシンワックスで
    ある請求項3記載の固型状油中水型乳化化粧料。
  5. 【請求項5】 スティック状の油中水型乳化化粧料であ
    る請求項1記載の固型状油中水型乳化化粧料。
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