JP2003055144A - 組成物 - Google Patents
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Abstract
を有した、経時安定性のよい、シリコーン油と水を含有
した組成物を提供すること。 【解決手段】 次の成分(A)〜(E)を含有すること
を特徴とする組成物。 (A)シリコーン油5〜60質量% (B)下記一般式(1)で示されるポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサン2〜30質量% 【化6】 [式中、R1は同一でも異なってもよい炭素数1〜5の
アルキル基又はフェニル基を表す。R2は同一でも異な
ってもよい一般式−Q−O−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3又は、−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3(式中、Qは炭素数1〜5のアルキレン
基を表し、R3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
又はアセチル基を表し、aは1〜50の整数を表し、b
は0〜50の整数を表す。)で示されるポリオキシアル
キレン基を表す。mは10〜150の整数を表す。] (C)多価アルコール5〜60質量% (D)塩類0.1〜10質量% (E)水
Description
組成物に関する。さらに詳しくは、のびが軽く、さっぱ
りした感触を有し、経時安定性に優れた、シリコーン油
及び水を配合した化粧料等に有用な組成物、特にW/O
型乳化組成物に関する。
した感触を有することから、主に乳化組成物としてスキ
ンケア化粧料、メークアップ化粧料、頭髪化粧料をはじ
めとする様々な化粧料に広く利用されている。
は、経時での安定性が悪く、シリコーン油が分離したり
する。これを解決するために、種々の技術が開示されて
いる。例えば、シリコーンオイル、ポリオキシアルキレ
ン基を有するオルガノポリシロキサン、ジオクタデシル
ジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト等の有機
変性粘土鉱物及び水からなるゲル状シリコーン組成物
(特開昭61−113646号公報)、シリコーンオイ
ル、特定のポリエーテル変性シリコーン、水、疎水性無
水珪酸を含有するゲル状化粧料(特開平7−21581
7号公報)等が提案されている。
にべたつく等、シリコーン油が持つ優れた使用感が失わ
れてしまい、経時安定性とともに使用感の優れた組成物
は得られていないというのが現状である。これを改善す
るために、シリコーン油、特定のポリエーテル変性シリ
コーン、水、多価アルコール系化合物を含有するゲル状
化粧料(特開平8−217626号公報)が提案されて
いるが、まだ充分でない。
みてなされたもので、その目的は、のびが軽く、べたつ
かない等の優れた使用性を有した、経時安定性のよい、
シリコーン油と水を含有した組成物を提供することにあ
る。
解決するために鋭意研究を行った結果、シリコーン油と
水を含有した組成物に特定構造のポリオキシアルキレン
変性オルガノポリシロキサンと多価アルコールと塩類と
をそれぞれ特定量配合することにより、上記課題が解決
されることを見出し、本発明を完成するに至った。
(E)を含有することを特徴とする組成物。 (A)シリコーン油5〜60質量% (B)下記一般式(1)で示されるポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサン2〜30質量%
アルキル基又はフェニル基を表す。R2は同一でも異な
ってもよい一般式−Q−O−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3又は、−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3(式中、Qは炭素数1〜5のアルキレン
基を表し、R3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
又はアセチル基を表し、aは1〜50の整数を表し、b
は0〜50の整数を表す。)で示されるポリオキシアル
キレン基を表す。mは10〜150の整数を表す。] (C)多価アルコール5〜60質量% (D)塩類0.1〜10質量% (E)水
レン変性オルガノポリシロキサン中に、ポリオキシアル
キレン基を5〜50質量%含有し、かつ化2のポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサンの分子量が3
000〜50000であるものを用いることが好まし
い。
チレングリコールが好ましい。また、前記塩類として
は、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸亜鉛及
び、リン酸L−アスコルビルマグネシウムからなる群か
ら選ばれた1種又は2種以上であることが好ましい。
る上で、W/O型乳化組成物であることが好ましい。さ
らに、透明性組成物であると、最も顕著に効果を発揮す
る。
が最も好ましい。
詳述する。
化粧料に使用されるものであれば特に限定されるもので
はないが、具体例としては、ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状シロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロ
ペンタシロキサン等の環状シロキサン、トリメチルシロ
キシケイ酸等が挙げられ、さらにはアミノ変性シリコー
ン、アルキル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等
が挙げられる。特に、のびが軽いという使用性が優れて
いるため、環状シロキサンを使用することが好ましい。
これらのシリコーン油は1種又は2種以上を組み合わせ
て使用することができる。
〜60質量%である。含有量が、5質量%未満では、使
用性、安定性のよいものが得られず、また、60質量%
を超えて配合すると安定性が悪くなる。さらに好ましい
配合量は、5〜40質量%である。特に、20〜35質
量%が好ましい。
してもよい。本発明では、以下、「シリコーン油以外の
他の油分」を単に「他の油分」という。他の油分の配合
により、エモリエント効果を付与することができる。な
お、他の油分を配合することにより、さっぱり感が落ち
てくるので、他の油分の配合量は油分全量中50質量%
以下に抑えることが好ましい。さらに好ましくは、30
質量%以下である。
粧品で使用されている油分の中から選択され使用するこ
とができ、例えば、オリーブ油及びヒマシ油等の植物
油、ミツロウ、ラノリン、キャンデリラワックス、及び
木ロウ等のワックス類、鉱油、微結晶ワックスペトラタ
ム、イソデカン、イソヘキサデカン、イソエイコサン、
イソデカン、デカン、ヘキサデカン、ドデカン、オクタ
デカン、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、及び
パラフィンワックス等の炭化水素、セタノール、ステア
リルアルコール、及びベへニルアルコール等の高級アル
コール、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシル
デシル、ジ−2エチルヘキサン酸エチレングリコール、
12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、リンゴ酸
ジイソステアリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸
―2−オクチルドデシル、ジオクタン酸ネオペンチルグ
リコール等のエステル油、パーフルオロポリエーテル等
のフッ素系油剤等を挙げることができる。
本発明の組成物全量中5〜60質量%が好ましい。特に
5〜40質量%が好ましい。また、シリコーン油は油分
全量中50〜100質量%が好ましい。
変性オルガノポリシロキサンは、下記一般式(1)、で
示されるポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンである(以下、特定ポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサンともいう)。
素数1〜5のアルキル基又はフェニル基を表す。R2は
同一でも異なってもよい一般式−Q−O−(C2H
4O)a(C3H6O)b−R3又は、−(C2H
4O)a(C3H6O)b−R3(式中、Qは炭素数1
〜5のアルキレン基を表し、R3は水素原子、炭素数1
〜5のアルキル基又はアセチル基を表し、aは1〜50
の整数を表し、bは0〜50の整数を表す。)で示され
るポリオキシアルキレン基を表す。mは10〜150の
整数を表す。]
ルガノポリシロキサンは、ポリシロキサン鎖の両末端に
ポリオキシアルキレン鎖が付いていることが構造上の特
徴である。本発明に係る特定ポリオキシアルキレン変性
オルガノポリシロキサンは、前記ポリオキシアルキレン
鎖を分子中に5〜50質量%含有することが好ましく、
さらに、分子量が3000〜50000であると組成物
の安定性を良好に保つので好ましい。
レン変性オルガノポリシロキサンにおいて、化3におけ
るR1の具体例としてはメチル基、エチル基、フェニル
基等が挙げられるが、メチル基が好ましい。また、Qの
具体例としてはメチレン基、エチレン基、プロピレン
基、ブチレン基等が挙げられるが、プロピレン基が好ま
しい。また、R3の具体例としては水素原子、メチル
基、エチル基、プロピル基、ペンチル基、アセチル基等
が挙げられるが、水素原子、メチル基が好ましい。さら
に、aは1〜50の整数を表すが、好ましくは4〜40
の整数であり、特に7〜15の整数が好ましい。bは0
〜50の整数を表すが、好ましくは0〜20の整数であ
り、特に0が好ましい。mは10〜150の整数を表す
が、好ましくは20〜110の整数であり、特に30〜
80の整数が好ましい。
性オルガノポリシロキサンの配合量は、2〜30質量%
である。配合量が2質量%未満では、安定な組成物を得
ることができない。また30質量%を超えると組成物に
べたつき感がでて使用感が悪くなる。特に好ましい配合
量は5〜20質量%である。
性オルガノポリシロキサンは、市販品を用いることもで
きる。市販品の例としては、KF6004、X22−4
991、X22−4810(以上、信越化学工業株式会
社製)等が挙げられる。
内に2個以上のヒドロキシル基を持ち、水に溶解するも
のであれば特に限定されない。多価アルコールとして
は、例えばプロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、3−メチル−1,
3−ブタンジオール、ペンチレングリコール、ヘキシレ
ングリコール、オクチレングリコール、ポリエチレング
リコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン等のグリセリン類、ペンタエリスリ
ット等の4価アルコール、キシリトール、ソルビトール
等の糖アルコール等が挙げられ、好ましくはグリコール
類である。また、特に1,3−ブチレングリコールが好
ましい。最も好ましい1,3−ブチレングリコールは、
多価アルコール中30〜100質量%含有することが好
ましく、さらに好ましくは50〜100質量%である。
の配合量は、組成物全量中5〜60質量%であり、好ま
しくは20〜55質量%である。さらに好ましくは35
〜50質量%であり、特に35〜45質量%が好まし
い。配合量が5質量%未満であると安定なゲル状組成物
を得ることができない。また60質量%を超えると安定
性に問題が生じたり、組成物がべたつきを感じられたり
するようになる。
いられる無機塩及び/又は有機塩から選ばれる。塩類と
しては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、炭酸等の無機酸のア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、
亜鉛塩、アンモニウム塩等の無機塩、クエン酸、アスコ
ルビン酸等の有機酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩等の有機塩等が挙げられる。無機
塩の具体例としては、例えば、塩化マグネシウム、塩化
アルミニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫
酸亜鉛等が挙げられる。また、有機塩の具体例として
は、例えば、リン酸L−アスコルビルマグネシウム等が
挙げられる。無機塩、有機塩はそれぞれ1種又は2種以
上が任意に選択されて用いられる。本発明における好ま
しい塩類は、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸
亜鉛、リン酸L−アスコルビルマグネシウムであり、こ
れらは1種又は2種以上が任意に選択されて用いられ
る。特に好ましい塩類は、硫酸マグネシウムである。
0質量%であり、好ましくは0.2〜5質量%である。
配合量が0.1質量%未満であると安定性に問題が生
じ、また10質量%を超えると塩の析出などによって不
安定となる。
合量は、特に限定されないが、組成物全量中1〜80質
量%であることが好ましく、より好ましくは、5〜70
質量%である。
を、発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することが
できる。これらの任意成分としては、粉体、エモリエン
ト剤、保湿剤、紫外線吸収剤、香料、ビタミン類、酸化
防止剤、防腐防黴剤等、通常の化粧品等に配合される成
分を挙げることができる。
にしたがって処理することにより得ることができる。本
発明の組成物は、通常W/O型の乳化形態をとる。すな
わちW/O型乳化組成物であるが、これに限定されるも
のではない。また、ゲル状、乳液状、クリーム状、ミル
ク状等様々な状態を呈するが、ゲル状であると独特の使
用感が得られるので好ましい。
が好ましい。なお、本発明では、これらを総称して透明
性があるといい、透明性のある状態を定量的にみれば、
光路長10mmのガラスセルに充填した後、分光光度計
で測定したとき、900nmの光の透過率が少なくとも
50%以上のものである。本発明で最も好ましい形態は
透明又は半透明のゲル状W/O型乳化組成物である。
等、特に化粧料に好ましく適用することができ、医薬
品、医薬部外品、化粧品用として有用である。皮膚外用
剤、化粧料としては、乳化型の剤形が適用できるもので
あれば特に制限されるものではなく、例えば、乳液、ク
リーム等の基礎化粧品、ファンデーション等のメークア
ップ化粧料、ヘアクリーム等の頭髪化粧料、ボディーク
リーム等の全身用化粧料を挙げることが可能である。そ
して、これらの形態に、本発明組成物の採り得る形態が
限定されるものではない。
る。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発
明で用いた効果試験方法について説明する。
しっとり感の評価項目それぞれについて、20名の専門
パネルによる使用テストを行い、下記の評価点基準に基
づいて評価した。次いで、各人がつけた評価点を合計
し、下記評価基準に基づいて評価した。
後、組成物の状態変化を観察し、以下の基準で評価し
た。 ○:組成物の乳化状態等に変化はなく、分離も認められ
ない。 ×:組成物の分離が認められる。
実施例1〜11の処方のW/O型乳化組成物を以下の方
法で調製した。(1)、(2)を混合し、これに(3)
を加えた後、(4)を溶解した(5)(水相部)を加え
て撹拌した。
ノポリシロキサンAは、前記化3におけるR1がメチル
基、Qがプロピレン基、R3が水素原子、aが9〜1
3、bが0、mが50〜70のものである。
ノポリシロキサンAは、前記表1のポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサンAと同じである。
ペンタシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノ
ポリシロキサンA、1,3−ブチレングリコール、硫酸
マグネシウムをそれぞれ適正量配合した実施例1〜11
は、のびの軽さ、さっぱり感、べたつき感のなさ、使用
後のしっとり感及び安定性のいずれも優れた効果が得ら
れた。
比較例1〜10の処方のW/O型乳化組成物を表1の方
法と同様にして調製した。
ノポリシロキサンAは、前記表1のポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサンAと同じである。
ノポリシロキサンAは、前記表1のポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサンAと同じである。また、
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンX
は、下記式(2)で示されるポリオキシアルキレン変性
オルガノポリシロキサンである。
ポリシロキサンYは、下記式(3)で示されるポリオキ
シアルキレン変性オルガノポリシロキサンである。
ペンタシロキサンの配合量が少ない(0.1質量%)比
較例1は、官能試験の結果及び安定性が悪く、デカメチ
ルシクロペンタシロキサンの配合量が多い(70.0質
量%)比較例2は、安定性が悪いことが分かる。また、
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンAの
配合量が少ない(1.0質量%)比較例3は、安定性が
悪く、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンAの配合量が多い(40.0質量%)比較例4は、官
能試験の結果が悪いことが分かる。さらに、1,3−ブ
チレングリコールの配合量が少ない(1.0質量%)比
較例5は、安定性が悪く、1,3−ブチレングリコール
の配合量が多い(70.0質量%)比較例6は、官能試
験の結果が悪く、安定性も悪いことが分かる。また、硫
酸マグネシウムが配合されていない比較例7は、安定性
が悪く、硫酸マグネシウムの配合量が多い(20.0質
量%)比較例8は、官能試験の結果が悪く、安定性も悪
いことが分かる。
ルキレン変性オルガノポリシロキサンの構造から外れた
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンX及
びポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンY
を、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン
Aに代えて配合した比較例9及び比較例10は、いずれ
も安定性が悪いことが分かる。
成分中、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンAは、前記ポリオキシアルキレン変性オルガノポリ
シロキサンAと同様である。また、ポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサンBは、前記化3における
R1がメチル基、Qがプロピレン基、R3がメチル基、
aが30〜40、bが0、mが50〜70のものであ
る。また、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサンCは、前記化3におけるR1がメチル基、Qがプ
ロピレン基、R3がメチル基、aが10〜14、bが
0、mが35〜45のものである。また、ポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサンDは、前記化3に
おけるR1がメチル基及びフェニル基、Qはなし、R3
がアセチル基、aが10〜14、bが10〜14、mが
20〜30のものである。なお、上記の効果試験をこれ
ら実施例において行ったところ、いずれも優れた結果が
得られた。
(8)を混合溶解し、これに(4)を加えた後、(5)
を溶解した(6)を加えて撹拌した。次いで、(9)を
添加して透明ゲル状組成物を得た。
した。
した。
した。
した。
した。
した。
した。
した。
した。
(3)、(13)、(14)を混合溶解し、これに
(4)を加えた後、(5)を溶解した(6)を加えて撹
拌した。次いで、これに(2)の一部、(7)で予備混
合された(8)〜(12)と(15)を添加し、均一に
混合してゲル状化粧下地を得た。
部、(4)、(15)、(16)を混合溶解し、これに
(5)、(6)を加えた後、(7)を溶解した(8)を
加えて撹拌した。次いで、これに(3)の一部、(9)
で予備混合された(10)〜(14)と(17)を添加
し、均一に混合してゲル状ファンデーションを得た。
のびが軽く、さっぱりとして、べたつかない、使用後の
しっとりした優れた使用感を有するとともに、経時安定
性にも優れた組成物が得られ、特に化粧料への用途が期
待できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 次の成分(A)〜(E)を含有すること
を特徴とする組成物。 (A)シリコーン油5〜60質量% (B)下記一般式(1)で示されるポリオキシアルキレ
ン変性オルガノポリシロキサン2〜30質量% 【化1】 [式中、R1は同一でも異なってもよい炭素数1〜5の
アルキル基又はフェニル基を表す。R2は同一でも異な
ってもよい一般式−Q−O−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3又は、−(C2H4O)a(C3H
6O)b−R3(式中、Qは炭素数1〜5のアルキレン
基を表し、R3は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基
又はアセチル基を表し、aは1〜50の整数を表し、b
は0〜50の整数を表す。)で示されるポリオキシアル
キレン基を表す。mは10〜150の整数を表す。] (C)多価アルコール5〜60質量% (D)塩類0.1〜10質量% (E)水 - 【請求項2】 化1のポリオキシアルキレン変性オルガ
ノポリシロキサン中に、ポリオキシアルキレン基を5〜
50質量%含有し、かつ化1のポリオキシアルキレン変
性オルガノポリシロキサンの分子量が3000〜500
00である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 多価アルコールが1,3−ブチレングリ
コールである請求項1又は2記載の組成物。 - 【請求項4】 塩類が硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウ
ム、硫酸亜鉛及び、リン酸L−アスコルビルマグネシウ
ムからなる群から選ばれた1種又は2種以上である請求
項1乃至3のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項5】 W/O型乳化組成物である請求項1乃至
4のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項6】 組成物が透明性組成物である請求項1乃
至5のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項7】 化粧料である請求項1乃至6のいずれか
一項に記載の組成物。
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