JP2002192786A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2002192786A
JP2002192786A JP2000396543A JP2000396543A JP2002192786A JP 2002192786 A JP2002192786 A JP 2002192786A JP 2000396543 A JP2000396543 A JP 2000396543A JP 2000396543 A JP2000396543 A JP 2000396543A JP 2002192786 A JP2002192786 A JP 2002192786A
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label
peeling
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printer
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JP2000396543A
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English (en)
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Shinji Kuramitsu
慎二 倉光
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル剥離構造を簡略化する。 【解決手段】 ラベルプリンタのラベル発行口5の近傍
に、ラベル用紙Yへのラベル貼付面D1側からの押圧動
作に従いラベル用紙Yを鋭角に屈曲させるラベル剥離体
10を設ける。これにより、ラベル用紙Yをラベル貼付
面D1側から押圧し、ラベル剥離体10によりラベル用
紙Yを鋭角に曲げることによって、ラベルLの後端L1
が台紙Dから剥離する。そして、そのラベルLの後端L
1を摘まみラベルLを台紙Dから剥離させることができ
る。よって、ラベル剥離構造がラベル剥離体10を設け
るだけの構造となり、ラベル剥離構造が簡略化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台紙のラベル貼付
面にラベルが貼付されたラベル用紙を搬送し、ラベルに
所定事項を印字し、ラベルを発行するラベルプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、台紙のラベル貼付面にラベルが貼
付されたラベル用紙を搬送し、その搬送過程でラベルに
所定事項を印字し、台紙を鋭角に屈曲させて案内搬送す
ることにより、印字後のラベルを台紙から剥離発行する
ようにした構造のラベルプリンタが広く普及している。
【0003】このような従来のラベルプリンタの一例を
図7に基づいて説明する。
【0004】まず、本体ケース101には、台紙102
のラベル貼付面102aにラベル103が貼付されロー
ル状に巻かれたラベル用紙104が引き出し自在に保持
されている。このラベル用紙104は、所定の搬送経路
105に案内搬送されている。この搬送経路105の途
中には、プラテン106とラベル103に対して印字を
行うサーマルヘッド107とが搬送経路105を挟んで
対向配置されている。プラテン106よりも搬送経路1
05の下流側には、プラテン106の近傍の位置に台紙
102を鋭角に屈曲させる剥離板108が配置されてい
る。そして、剥離板108の近傍であってプラテン10
6に当接する位置に、剥離板108によってラベル10
3が剥離された後の台紙102をプラテン106と連動
して搬送する剥離ローラ109が設けられている。
【0005】このような構造のものでは、ラベル用紙1
04が案内搬送される過程でサーマルヘッド107とプ
ラテン106とによりラベル103に印字をすることが
できる。そして、プラテン106と剥離ローラ109と
により台紙102を案内搬送することで、台紙102は
剥離板108によって鋭角に屈曲され、これによって台
紙102からラベル103を剥離させることができる。
そして、ラベル103をラベル発行口110より発行
し、台紙102を台紙排紙口111より排紙する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のラベ
ルプリンタでのラベル剥離構造は、上述のように、剥離
板108、剥離ローラ109、台紙排紙口111等、構
成要素が多く、コストを押し上げる一因となっている。
【0007】本発明の目的は、ラベルプリンタにおいて
ラベル剥離構造を簡略化することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
台紙のラベル貼付面にラベルが貼付されたラベル用紙を
搬送し、この搬送過程で前記ラベルに所定事項を印字し
て、本体ケースに形成されたラベル発行口から前記ラベ
ルを発行するラベルプリンタにおいて、前記ラベル発行
口の近傍に設けられ、前記ラベル用紙のラベル貼付面側
からの押圧動作に従い前記ラベル用紙を鋭角に屈曲させ
るラベル剥離体を具備する。
【0009】したがって、搬送されているラベル用紙の
ラベルの後端がラベル剥離体と僅かにオーバーラップす
る状態となったときに、ラベルプリンタを操作する操作
者が、ラベル用紙をラベル貼付面側からラベル剥離体に
押し付けて押圧し、ラベル剥離体によってラベル用紙を
鋭角に曲げることにより、ラベルの後端は、そのコシの
強さにより台紙から剥離する。そこで、操作者がその後
端部を摘まんで、ラベルを台紙から剥離させることが可
能となる。
【0010】ここで、例えば、前記ラベル剥離体は、前
記本体ケースに一体形成されている構造としてもよい
(請求項2)。
【0011】また、前記ラベル剥離体は、着脱自在に設
けられていてもよい(請求項3)。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載のラ
ベルプリンタにおいて、前記ラベル剥離体は、前記ラベ
ル用紙を鋭角に屈曲させることを許容する剥離位置と前
記本体ケースに近接する収納位置との間で回動自在に設
けられており、前記ラベル剥離体を前記剥離位置に位置
固定する固定手段を具備する。
【0013】したがって、ラベル剥離体は、剥離位置と
収納位置とに回動させることが可能であり、ラベル剥離
体を剥離位置に固定させることにより、ラベルを台紙か
ら剥離させることが可能となり、ラベル剥離体を収納位
置に回動させることにより、ラベルプリンタの外形を小
さくすることが可能となる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載のラベルプリンタにおいて、前記ラベルの後
端が前記ラベル剥離体と僅かにオーバーラップする位置
で前記ラベル用紙の搬送を停止するようにした。
【0015】したがって、操作者は、ラベルの後端がラ
ベル剥離体と僅かにオーバーラップする位置でラベル用
紙が停止した状態で、ラベル用紙を押圧することが可能
となり、発行後のラベルを台紙から剥離させるときの操
作性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のラベルプリンタの第一の
実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明のラベルプリンタの第一の
実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態のラベル
プリンタは、本体ケース1を備え、本体ケース1は、本
体カバー2とオープンカバー3とから構成されている。
オープンカバー3は、回動軸4により本体カバー2に対
して回動自在に取り付けられている。また、本体ケース
1の正面には、ラベル発行口5が形成されており、この
ラベル発行口5からラベルL(図2参照)が発行され
る。
【0018】図2は、ラベルプリンタの構造を概略的に
示す縦断側面図で、実線は、オープンカバー3が閉じら
れた状態を示し、仮想線は、オープンカバー3が開放さ
れた状態を示す。本体カバー2内には、図示しないモー
タに駆動されて回転するプラテン6が取り付けられ、オ
ープンカバー3には、そのプラテン6に当接しラベルL
に印字を行うサーマルヘッド7が取り付けられている。
そして、本体カバー2に対してオープンカバー3を開放
すると、台紙Dのラベル貼付面D1にラベルLが貼付さ
れたラベル用紙Yが案内搬送される経路である搬送経路
8が露出する。この搬送経路8の上流側は、ラベル用紙
Yを外部より給紙する用紙給紙口9に連通し、下流側は
ラベル発行口5に連通している。そして、本体カバー2
には、ラベル用紙Yへのラベル貼付面D1側からの押圧
動作に従いラベル用紙Yを鋭角に屈曲させるラベル剥離
体10が、ラベル発行口5の搬送経路8の下流側に接着
固定で取り付けられている。ラベル剥離体10は、横長
の板状であって、その横幅は、ラベル発行口5の横幅と
略同じ幅に形成されており、先端には、屈曲部10aが
設けられている。そして、このラベル剥離体10によ
り、その下側には、ラベル用紙Yへのラベル貼付面D1
側からの押圧動作に従いラベル用紙Yを鋭角に屈曲させ
ることを許容する屈曲空間Sが形成される。
【0019】次いで、本実施の形態のラベルプリンタ
は、CPUとメモリとがバス接続されたマイクロコンピ
ュータ(いずれも図示せず)を備え、このマイクロコン
ピュータにインストールされたプログラム(図示せず)
によって、サーマルヘッド7やプラテン6を駆動するモ
ータ等のハードウェア資源が駆動制御される。特に本実
施の形態では、サーマルヘッド7を用いた印字後、ラベ
ルLの後端L1がラベル剥離体10と僅かにオーバーラ
ップする位置で、ラベル用紙Yの搬送動作が一旦停止さ
れるようにプラテン6のモータが駆動制御される。
【0020】このような構成において、ラベル用紙Yを
搬送経路8に位置させ、オープンカバー3を閉じる。こ
れにより、ラベル用紙Yのセットが完了する。ラベル用
紙Yは、プラテン6とサーマルヘッド7とに挟持され、
プラテン6がモータにより回転駆動されることにより搬
送経路8を用紙給紙口9からラベル発行口5へと案内搬
送される。そして、搬送経路8を介してプラテン6に当
接しているサーマルヘッド7によりラベルLに所定事項
が印字され、ラベルLが台紙Dに貼付された状態で、ラ
ベルLがラベル発行口5より発行される。その後、ラベ
ルLの後端L1がラベル剥離体10と僅かにオーバーラ
ップする位置で、プラテン6を回転駆動しているモータ
が一旦停止し、ラベル用紙Yの搬送が一旦停止される。
【0021】ここで、ラベルLの台紙Dからの剥離につ
いて説明する。図3は、台紙Dから剥離するラベルLを
示す縦断側面図である。図3の仮想線はラベルLの剥離
状態を示す。ラベルL発行後、ラベル用紙Yは、ラベル
Lの後端L1のみがラベル剥離体10と僅かにオーバー
ラップする位置で保持されている状態である。操作者
は、ラベルLのラベル剥離体10と僅かにオーバーラッ
プしている部分より搬送経路8下流側の部分を指で屈曲
空間Sに押し入れ、台紙Dの裏面D2をラベル剥離体1
0の屈曲部10aに押し当てることにより、ラベル用紙
Yを鋭角に屈曲させる。これにより、ラベルLには、そ
のコシの強さによって屈曲に抗する復元力が生じ、その
復元力がラベルLを台紙Dに貼付している粘着力に勝
り、ラベルLの後端L1が台紙Dから剥離する。そし
て、操作者は、このラベルLの剥離した後端L1を摘ま
み、ラベルLを台紙Dから剥がすことができる。
【0022】このように、本実施の形態のラベルプリン
タによれば、ラベル剥離体10のみを設けるという簡単
な構造でラベルLを台紙Dから剥がすことができる。
【0023】なお、本実施の形態では、ラベル剥離体1
0を本体カバー2と別部品として示したが、実施に当た
っては、ラベル剥離体10を本体カバー2に一体形成し
てもよい。このような場合、例えば、ラベル剥離体10
と本体カバー2との材質を共に樹脂とし、これらをモー
ルド一体成形することで、ラベル剥離体10を本体カバ
ー2に一体形成することが可能となる。
【0024】次に、本発明のラベルプリンタの第二の実
施の形態について、図4に基づいて説明する。図4
(a)は、ラベル剥離体の取り付け構造を示す縦断側面
図、図4(b)は、そのラベル剥離体を取り外した状態
を示す縦断側面図である。なお、第一の実施の形態にお
いて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も
省略する(以下の実施の形態でも同じ)。本実施の形態
の基本的な構造は、第一の実施の形態と同じであり、第
一の実施の形態との相違点は、ラベル剥離体21が本体
カバー22に接着固定ではなく、着脱自在に取り付けら
れている点である。
【0025】ラベル剥離体21の本体カバー22への取
り付け構造について説明する。ラベル剥離体21の本体
カバー22へ取り付けられる基端には、嵌合凸部21a
が横幅全幅に形成されている。そして、本体カバー22
のラベル発行口5近傍の前面22aには、ラベル剥離体
21をラベル発行口5の搬送経路8の下流側に位置さ
せ、ラベル剥離体21の嵌合凸部21aが着脱自在に嵌
る嵌合凹部22bが形成されている。これらの嵌合凸部
21aと嵌合凹部22bとの嵌合結合は、本実施の形態
のラベルプリンタを支障なく使用できる程度に強固な結
合である。
【0026】このような構成において、ラベルLを台紙
Dから剥離させる使用態様の場合には、ラベル剥離体2
1の嵌合凸部21aを本体カバー22の嵌合凹部22b
に嵌め込み、ラベル剥離体21を本体カバー22に取り
付ける。これにより、操作者は、第一の実施の形態と同
じように、ラベルLを台紙Dから剥離させることができ
る。
【0027】また、ラベルLを台紙Dから剥離させずラ
ベルLの発行のみを行い、その後、ラベル剥離体21を
使用しないで、手によってラベルLを台紙Dから剥離さ
せる使用態様の場合には、ラベル剥離体21の嵌合凸部
21aを本体カバー22の嵌合凹部22bから抜き、ラ
ベル剥離体21を本体カバー22から取り外す。これに
より、ラベルプリンタの外形を小さくすることができる
とともに、このプリンタの搬送の際に発生しやすいラベ
ル剥離体21の破損を、ラベル剥離体21を取り外すこ
とで防止することができる。
【0028】次に、本発明のラベルプリンタの第三の実
施の形態について、図5に基づいて説明する。図5
(a)は、ラベル剥離体の本体カバーへの取り付け構造
を示す平面図、図5(b)は、ラベル剥離体が剥離位置
に位置している状態を示す縦断側面図、図5(c)は、
ラベル剥離体が収納位置に位置している状態を示す縦断
側面図である。本実施の形態の基本的な構造は、第一の
実施の形態と同じであり、第一の実施の形態との相違点
は、ラベル剥離体31が本体カバー32に接着固定では
なく、ラベル用紙Yを鋭角に屈曲させることを許容する
剥離位置と本体ケース1に近接する収納位置との間で回
動自在に取り付けられている点と、ラベル剥離体31を
剥離位置と収納位置とに位置固定する固定手段を備えて
いる点とである。
【0029】ラベル剥離体31の本体カバー32への取
り付け構造について説明する。ラベル剥離体31の両側
面31aには、回動軸31bが形成されている。本体カ
バー32のラベル発行口5近傍の両内面32aには、ラ
ベル剥離体31をラベル発行口5の搬送経路8の下流側
に位置させ、ラベル剥離体31の回動軸31bが回動自
在に嵌る嵌め穴32bが形成されている。そして、ラベ
ル剥離体31の回動軸31bは、この本体カバー32の
嵌め穴32bに回動自在に嵌められている。ラベル剥離
体31の回動軸31bの両端は、圧縮バネとして機能す
る一対のコイルバネ33(固定手段)に挿通している。
これらのコイルバネ33は、本体カバー32の両内面3
2aとラベル剥離体31の両側面31aとの間に圧縮状
態で配置されており、これによって、ラベル剥離体31
の側面31aを押圧している。ラベル剥離体31は、こ
のコイルバネ33による押圧によってコイルバネ33と
の間に生じる摩擦抵抗により、図5(b)に示す剥離位
置又は図5(c)に示す収納位置に位置固定で保持され
る。この摩擦抵抗は、ラベルLを台紙Dから剥離させる
際のラベル用紙Yへの押圧動作によりラベル剥離体31
に加わるラベル剥離体31を回動させる力より大きい。
【0030】このような構成において、ラベルLを台紙
Dから剥離させる使用態様の場合には、まず、ラベル剥
離体31を剥離位置に位置させる。そして、操作者は、
第一の実施の形態と同じように、ラベル用紙Yを押圧す
る。この押圧動作によってラベル剥離体31に加わるラ
ベル剥離体31を回動させる力より、コイルバネ33に
よる押圧によってコイルバネ33とラベル剥離体31と
の間に生じる摩擦抵抗の方が大きいので、ラベル剥離体
31は、ラベル用紙Yを押圧し屈曲させても剥離位置に
位置固定で保持される。よって、第一の実施の形態と同
じように、ラベルLを台紙Dから剥離させることができ
る。
【0031】また、ラベルLを台紙Dから剥離させずラ
ベルLの発行のみを行い、その後、ラベル剥離体31を
使用しないで、手によってラベルLを台紙Dから剥離さ
せる使用態様の場合には、ラベル剥離体31を収納位置
に位置させる。これにより、ラベルプリンタの外形を小
さくすることができる。
【0032】次に、本発明のラベルプリンタの第四の実
施の形態について、図6に基づいて説明する。図6
(a)は、ラベル剥離体の本体カバーへの取り付け構造
を示す平面図、図6(b)は、ラベル剥離体が剥離位置
に位置している状態を示す縦断側面図、図6(c)は、
ラベル剥離体が収納位置に位置している状態を示す縦断
側面図である。本実施の形態の基本的な構造は、第一の
実施の形態と同じであり、第一の実施の形態との相違点
は、ラベル剥離体41が本体カバー42に接着固定では
なく、ラベル用紙Yを鋭角に屈曲させることを許容する
剥離位置と本体ケース1に近接する収納位置との間で回
動自在に取り付けられている点と、ラベル剥離体41を
剥離位置と収納位置とに位置固定する固定手段を備えて
いる点とである。
【0033】ラベル剥離体41の本体カバー42への取
り付け構造について説明する。ラベル剥離体41の両側
面41aには、回動軸41bが形成されている。本体カ
バー42のラベル発行口5近傍の両内面42aには、ラ
ベル剥離体41をラベル発行口5の搬送経路8の下流側
に位置させ、ラベル剥離体41の回動軸41bが回動自
在に嵌る嵌め穴42bが形成されている。そして、ラベ
ル剥離体41の回動軸41bは、この本体カバー42の
嵌め穴42bに回動自在に嵌められている。また、ラベ
ル剥離体41には、ラベル剥離体41が剥離位置と収納
位置とに位置固定するためのカム部41c(固定手段)
が設けられている。このカム部41cには、平面部41
dと曲面部41eとが形成されている。ここで、平面部
41dと回動軸41bの軸中心との距離X1は、回動軸
41bと本体カバー42の正面部との距離X2と略同一
であり、平面部41dは、本体カバー42の正面部に当
接する。次に、曲面部41eと回動軸41bの軸中心と
の距離X3は、回動軸41bと本体カバー42の正面部
との距離X2より僅かに長い。距離X3について詳述す
ると、ラベル剥離体41を剥離位置から収納位置に回動
させる場合、回動力によってラベル剥離体41を回動す
ることによりラベル剥離体41の曲面部41eと本体カ
バー42の正面部とを変形させて、ラベル剥離体41を
収納位置に回動させる。距離X3は、この回動力を、ラ
ベルLを台紙Dから剥離させる際のラベル用紙Yへの押
圧動作によりラベル剥離体41に加わるラベル剥離体4
1を回動させる力より大きい力とする距離である。
【0034】このような構成において、ラベルLを台紙
Dから剥離させる使用態様の場合には、まず、ラベル剥
離体41を剥離位置に位置させる。そして、操作者は、
第一の実施の形態と同じように、ラベル用紙Yを押圧す
る。この押圧動作によりラベル剥離体41にラベル剥離
体41を回動させる力が加わるが、この力よりラベル剥
離体41を剥離位置から収納位置に回動させるのに必要
な回動力の方が大きいので、ラベル剥離体41は、ラベ
ル用紙Yを押圧し屈曲させても剥離位置に保持される。
よって、第一の実施の形態と同じように、ラベルLを台
紙Dから剥離させることができる。
【0035】また、ラベルLを台紙Dから剥離させずラ
ベルLの発行のみを行い、その後、ラベル剥離体41を
使用しないで、手によってラベルLを台紙Dから剥離さ
せる使用態様の場合には、ラベル剥離体41を収納位置
に回動する。これにより、ラベルプリンタの外形を小さ
くすることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、台紙のラベル貼
付面にラベルが貼付されたラベル用紙を搬送し、この搬
送過程で前記ラベルに所定事項を印字して、本体ケース
に形成されたラベル発行口から前記ラベルを発行するラ
ベルプリンタにおいて、前記ラベル発行口の近傍に設け
られ、前記ラベル用紙のラベル貼付面側からの押圧動作
に従い前記ラベル用紙を鋭角に屈曲させるラベル剥離体
を具備するので、操作者がラベル用紙をラベル貼付面側
から押圧し、ラベル剥離体によってラベル用紙を鋭角に
曲げることにより、ラベルの後端は、そのコシの強さに
より台紙から剥離する。そこで操作者は、その後端部を
摘まんでラベルを台紙から剥離させることができる。よ
って、ラベルを剥離させるために、台紙を案内搬送する
剥離ローラやラベル剥離後の台紙を排紙するためだけの
台紙排紙口、あるいは、ラベル剥離後の台紙を巻き取る
巻き取り構造を設ける必要がなくなるため、これによ
り、ラベル剥離構造を簡略化することができる。
【0037】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
ベルプリンタにおいて、前記ラベル剥離体は、前記本体
ケースに一体形成されているので、さらにラベル剥離構
造を簡略化することができる。
【0038】請求項3記載の発明は、請求項1記載のラ
ベルプリンタにおいて、前記ラベル剥離体は、着脱自在
に設けられているので、ラベル剥離体を取り付けること
により、ラベルを台紙から剥離させることができ、ラベ
ル剥離体を取り外すことにより、ラベルプリンタの外形
を小さくすることができる。
【0039】請求項4記載の発明は、請求項1記載のラ
ベルプリンタにおいて、前記ラベル用紙を鋭角に屈曲さ
せることを許容する剥離位置と前記本体ケースに近接す
る収納位置との間で回動自在に設けられており、前記ラ
ベル剥離体を前記剥離位置に位置固定する固定手段を具
備するので、ラベル剥離体は、剥離位置と収納位置とに
回動させることが可能であり、ラベル剥離体を剥離位置
に固定させることにより、ラベルを台紙から剥離させる
ことができ、ラベル剥離体を収納位置に回動させること
により、ラベルプリンタの外形を小さくすることができ
る。
【0040】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
又は4記載のラベルプリンタにおいて前記ラベルの後端
が前記ラベル剥離体と僅かにオーバーラップする位置で
前記ラベル用紙の搬送を停止するようにしたので、操作
者は、ラベルの後端がラベル剥離体と僅かにオーバーラ
ップする位置でラベル用紙が停止した状態で、ラベル用
紙を押圧することができ、これにより、発行後のラベル
を台紙から剥離させるときの操作性が向上するので、発
行後のラベルを台紙から剥離させることが確実にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベルプリンタの第一の実施の形態を
示す斜視図である。
【図2】ラベルプリンタの構造を概略的に示すととも
に、オープンカバーの開閉状態を示す縦断側面図であ
る。
【図3】台紙から剥離するラベルを示す縦断側面図であ
る。
【図4】本発明のラベルプリンタの第二の実施の形態を
示し、(a)は、ラベル剥離体の取り付け構造を示す縦
断側面図、(b)は、そのラベル剥離体を取り外した状
態を示す縦断側面図である。
【図5】本発明のラベルプリンタの第三の実施の形態を
示し、(a)は、ラベル剥離体の本体カバーへの取り付
け構造を示す平面図、(b)は、ラベル剥離体が剥離位
置に位置している状態を示す縦断側面図、(c)は、ラ
ベル剥離体が収納位置に位置している状態を示す縦断側
面図である。
【図6】本発明のラベルプリンタの第四の実施の形態を
示し、(a)は、ラベル剥離体の本体カバーへの取り付
け構造を示す平面図、(b)は、ラベル剥離体が剥離位
置に位置している状態を示す縦断側面図、(c)は、ラ
ベル剥離体が収納位置に位置している状態を示す縦断側
面図である。
【図7】従来のラベルプリンタの一例を示す縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 本体ケース 5 ラベル発行口 10、21、31、41 ラベル剥離体 33、41c 固定手段(コイルバネ、カム部) D 台紙 D1 ラベル貼付面 L ラベル L1 後端 Y ラベル用紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙のラベル貼付面にラベルが貼付され
    たラベル用紙を搬送し、この搬送過程で前記ラベルに所
    定事項を印字して、本体ケースに形成されたラベル発行
    口から前記ラベルを発行するラベルプリンタにおいて、 前記ラベル発行口の近傍に設けられ、前記ラベル用紙の
    ラベル貼付面側からの押圧動作に従い前記ラベル用紙を
    鋭角に屈曲させるラベル剥離体を具備することを特徴と
    するラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ラベル剥離体は、前記本体ケースに
    一体形成されていることを特徴とする請求項1記載のラ
    ベルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ラベル剥離体は、着脱自在に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のラベルプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記ラベル剥離体は、前記ラベル用紙を
    鋭角に屈曲させることを許容する剥離位置と前記本体ケ
    ースに近接する収納位置との間で回動自在に設けられて
    おり、前記ラベル剥離体を前記剥離位置に位置固定する
    固定手段を具備することを特徴とする請求項1記載のラ
    ベルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記ラベルの後端が前記ラベル剥離体と
    僅かにオーバーラップする位置で前記ラベル用紙の搬送
    を停止するようにしたことを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載のラベルプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7284922B2 (en) 2004-08-09 2007-10-23 Seiko Epson Corporation Label printer
KR100777197B1 (ko) * 2003-03-10 2007-11-19 가부시키가이샤 제이텍트 차축 지지 장치
JP2015531334A (ja) * 2012-09-21 2015-11-02 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung テープ状パッケージを開くためのディスペンサ

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