JP6959610B2 - ロール紙 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙に関する。
各種の店舗に設置されるレジスター、POS(point Of Sales)端末、ATM(現金自動預け払い機)などの装置に搭載されるプリンタの印刷用紙として、帯状の用紙が円筒状に巻き取られたロール紙が一般的に利用されている。
この種のロール紙では、その緩みを簡単な方法で防止するため、その終端部が、シールや糊付けなどによって、紙が巻かれたロール本体に固定されていることが多い。このようなロール紙では、装置にセットする際に終端部をロール本体から引き離すために、シールや糊付け部分を剥がす手間が掛かる。
ロール紙の終端部に設けられたシールや糊付け部分を剥がす手間を省くため、例えば特許文献1は、尖った先端を有する爪を有する用紙端部剥離機構を提案する。特許文献1に記載の用紙端部剥離機構は、その爪の尖った先端をロール紙の表面に突き当てることによって用紙端部を剥離する。
特開平8−26536号公報
しかしながら、特許文献1に記載の用紙端部剥離機構では、用紙端部が爪によって剥離できないことがある。その場合、ユーザが剥離して、ロール紙をセットし直すなどの手間が掛かる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、ユーザの手間を掛けずに容易かつ確実にセットすることが可能なロール紙を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るロール紙は、
用紙が収容される用紙収容部から、前記用紙に印刷する印刷部に至るまでに予め定められた搬送路に沿って搬送される前記用紙を、前記用紙に密着して回転することによって駆動する駆動ローラを含むプリンタの前記用紙として利用されるロール紙であって、
帯状の紙が当該紙の幅方向と平行な軸を中心として円筒状に巻かれたロール本体と、
前記ロール本体の終端部に連続し、かつ最初から前記ロール本体から剥離して予め定められた長さ延びる延設部とを備え、
前記ロール本体は、前記延設部の延びる方向とは逆方向に、前記終端部から予め定められた範囲に位置する紙の内面と、前記ロール本体に巻かれた紙の前記内面に対向する外面とを持ち、
前記ロール紙は、前記内面の少なくとも一部と前記外面の少なくとも一部とを剥離可能に一時的に固定する仮止め固定部を含み、
前記延設部は、前記ロール紙が前記用紙収容部から繰り出される位置から、前記駆動ローラが押し付けられる位置に至るまでの前記搬送路の長さよりも長く、
前記プリンタは、前記延設部と前記ロール本体との間に差し入ることによって、前記仮止め固定部による一時的な固定から前記ロール本体の前記内面と前記外面とを剥離させることにより前記内面と前記外面とを離間させて前記搬送路へ案内するためのセパレータを有し、
前記セパレータは、前記用紙収容部に収容された場合のロール本体の軸方向から見て、当該ロール本体が収容される空間へ向かって先細り形状をなしており、それによって、前記延設部と前記ロール本体との間に差し入るテーパ部を有し、
前記ロール紙が前記用紙収容部から繰り出される位置は、前記テーパ部の先端の位置である
本発明によれば、ユーザの手間を掛けずに容易かつ確実にセットすることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係るプリンタを左方から見た図である。 一実施の形態に係るプリンタを右方から見た図である。 一実施の形態に係るロール紙の未使用時の状態を示す図である。 ロール紙の延設部の先端近傍が用紙収容部から繰り出された状態を示す側面図である。 ロール紙の延設部がフィードローラ及びピンチローラに挟まれるまで繰り出された状態を示す図である。 ロール紙の延設部が繰り出されて、仮止め固定部で一時的に固定された紙の内面と外面とが途中まで剥離されている状態を示す側面図である。 ロール紙の延設部が繰り出されて、仮止め固定部で一時的に固定された紙の内面と外面とがすべて剥離された状態を示す側面図である。 仮止め固定部の第1の変形例を示す図である。 仮止め固定部の第2の変形例を示す図である。 仮止め固定部の第3の変形例を示す図である。 仮止め固定部の第4の変形例を示す図である。 仮止め固定部の第5の変形例を示す図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明において、前後上下左右の用語を用いて方向を説明するが、これらは、説明のために用いるのであって、本発明を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態に係るロール紙100は、プリンタ101の用紙として、用紙収容部102に収容される紙である。このプリンタ101は、例えば、各種の店舗に設置されるレジスター、POS(point Of Sales)端末、ATM(現金自動預け払い機)などの各種の装置に搭載される。
ロール紙100は、帯状の紙103がその紙103の幅方向と平行な軸を中心として円筒状に巻かれたロール本体104を有する。なお、本実施の形態に係るロール紙100の特徴は、未使用時の構成にあり、詳細は後述する。
プリンタ101は、ロール本体104から繰り出される紙103に印刷する。プリンタ101は、左方から見た図である図1及び右方から見た図である図2に示すように、ロール紙100が収容される用紙収容部102と、用紙に印刷する印刷部105と、これらを含む各部材が収容される筐体106を備える。また、プリンタ101は、モータ107と、複数のローラ108〜110,112〜113,115〜116と、ベルト111と、セパレータ114と、搬送ガイド117a,117bと、センサ118とを備える。
なお、図2では、図を簡明にするため、図1に示す用紙収容部102、筐体106、センサ118、セパレータ114及び搬送ガイド117a,117bを省略している。
用紙収容部102は、装置の筐体106に固定された部材であり、ロール本体104が収容される空間を形成する。本実施の形態に係る用紙収容部102は、左方から見て、下方へ突き出す円弧状をなすことで、ロール本体104を収容するための空間である下方へ突き出た凹みを形成している。ロール本体104は、それを構成する紙103の幅方向を左右方向へ向けて用紙収容部102の上に載せ置かれる。これによって、ロール本体104は、用紙収容部102の凹みに収容されるとともに、用紙収容部102によってロール本体104の軸を中心に回転可能に下方から支持される。
用紙収容部102には、そこに収容されたロール本体104から繰り出される紙103を通過させるための開口部119が下部に設けられている。
印刷部105は、用紙としてのロール本体104から繰り出された紙103に印刷する。詳細には、印刷部105は、ロール本体104から繰り出された紙103が搬入されると、その紙103に印刷して排出する。印刷部105は、物理的には、印刷ヘッド(図示せず)、紙103を搬送するローラ(図示せず)、紙103を切断するカッタ(図示せず)、紙103を案内する部材である印刷ガイド120などから構成される。
モータ107、モータローラ108、第1ガイドローラ109、第2ガイドローラ110及びベルト111は、用紙収容部102に収容されたロール本体104から紙103を繰り出し、その紙103を搬送路に沿って駆動する駆動力を供給するための構成である。
詳細には、モータ107は、上述の駆動力を供給する部材であり、図示しない電源から供給される電力によって回転軸が回転する。モータローラ108は、モータ107の回転軸と同軸に取り付けられたローラである。ベルト111は、モータ107から供給される駆動力を伝達する一定の幅の環をなす可撓性の部材であって、例えばゴム製、樹脂製である。
ベルト111は、モータローラ108、第1ガイドローラ109、第2ガイドローラ110、フィードローラ115(詳細後述)、伝達ローラ113(詳細後述)を連動して予め定められた方向へ回転させるように配置されている。第1ガイドローラ109及び第2ガイドローラ110は、ベルト111を案内し、ベルト111の張力を調整するなどのためのローラである。
なお、図2では、各ローラ108〜110,112〜113,115〜116の回転方向を円弧上の矢印で示しており、ベルト111の移動方向を直線の矢印で示している。
ピックアップローラ112及び伝達ローラ113は、用紙収容部102に収容されたロール本体104を回転させるための構成である。
詳細には、ピックアップローラ112は、図1に示すように、その一部が、開口部119の中を通じて、ロール本体104が収容される用紙収容部102の空間の中に配置されている。これにより、ピックアップローラ112は、用紙収容部102に収容されたロール本体104の外側周面に接触して、予め定められた方向(図1では、左回り)にロール本体104を回転させる。
伝達ローラ113は、ベルト111を介してモータ107の駆動力を受け、その駆動力をピックアップローラ112に伝達するためのローラである。
セパレータ114、フィードローラ115、ピンチローラ116及び搬送ガイド117a,117bは、ロール紙100を構成する紙103が用紙収容部102から印刷部105に至るまでに通過する搬送路に沿って搬送するための構成である。
詳細には、セパレータ114は、ロール紙100が備える延設部122(詳細後述)とロール本体104との間に差し入ることによって、仮止め固定部123(詳細後述)をロール本体104から離間させて搬送路へ案内するための部材である。
本実施の形態に係るセパレータ114は、プリンタ101を側方(左方又は右方)から見て、ロール本体104が収容される空間へ向かって先細り形状をなすテーパ部121を有する。図1に示すように、テーパ部121の先端は、開口部119の中に位置付けられている。このようなテーパ部121を有することによって、詳細後述するように、延設部122(詳細後述)とロール本体104との間に差し入ることが容易になる。
なお、プリンタ101の側方は、用紙収容部102に収容されたロール本体104を構成する紙103の幅方向であり、さらに換言すると、用紙収容部102に収容されたロール本体104の軸方向でもある。
フィードローラ115は、ロール本体104から繰り出された紙103に密着して回転することによって、その紙103を駆動する。
ピンチローラ116は、ロール本体104から繰り出された紙103を、フィードローラ115との間で挟むローラである。ピンチローラ116は、バネなどの付勢部材の作用によって、紙103をフィードローラ115に押し付ける力を紙103に作用させる。
搬送ガイド117a,117bは、用紙収容部102から印刷部105に至るまでの搬送路において、ロール本体104から繰り出された紙103を搬送路に沿って案内するための部材である。本実施の形態に係る搬送ガイド117a,117bは、フィードローラ115及びピンチローラ116によって案内されていない部分に設けられている。
より詳細には、搬送ガイド117aは、図1に示すように、ピックアップローラ112とセパレータ114の間から、フィードローラ115及びピンチローラ116に至るまで紙103を案内するための搬送路を形成する。搬送ガイド117bは、フィードローラ115及びピンチローラ116から、印刷部105に至るまで紙103を案内するための搬送路を形成する。
センサ118は、ロール本体104から繰り出された紙103が搬送路の予め定められた位置を通過していることを検知する。本実施の形態では、センサ118は、用紙収容部102から印刷部105に至る搬送路にて、フィードローラ115及びピンチローラ116よりも下流の位置の紙103の通過を検知する。
これまで、本実施の形態に係るプリンタ101の構成について説明した。ここから、本実施の形態に係るロール紙100の未使用時の構成について説明する。
本実施の形態に係るロール紙100は、未使用時には、図3に示すように、ロール本体104に加えて、延設部122を備える。なお、図3中の2点鎖線は、仮想的な線である。
延設部122は、ロール本体104の終端部TPに連続して、ロール本体104を構成する帯状の紙103の幅方向に対して垂直な方向に予め定められた長さL延びる。
延設部122の長さは、ロール紙100が用紙収容部102から繰り出される位置Pから、フィードローラ115が密着する位置Qに至るまでの搬送路の長さよりも長い(図6参照)。本実施の形態では、ロール紙100が用紙収容部102から繰り出される位置は、テーパ部121の先端の位置である。
そして、ロール紙100は、ロール本体104を構成する紙103の終端部TP近傍を剥離可能に一時的に固定する仮止め固定部123を含む。詳細には、仮止め固定部123は、終端部TPから予め定められた範囲(固定用領域)125に位置する紙103の少なくとも一部の内面125と、ロール本体104に巻かれた紙103の外面126のうちの少なくとも一部の内面に対向する外面126とを剥離可能に一時的に固定する。
ここで、紙103の内面125は、内方を向く面、すなわちロール本体104の軸の方向を向く面であり、紙103の外面126は、外方を向く面、すなわち紙103の内面125と反対の面である。
図3において、固定用領域124は、終端部TPと、離間部VLとで挟まれた範囲である。離間部VLは、幅方向に対して垂直な方向に予め定められた距離だけ終端部TPからから離間した位置にあり、終端部TPと平行な部分である。
本実施の形態に係る固定部123は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向の中央に設けられている。
仮止め固定部123は、例えば糊、ボンド、両面テープなどの粘着力によって、上述のように紙103の内面125と外面126とを剥離可能に一時的に固定する。
ここで、剥離可能とは、後述するように、延設部122を引っ張ることで、仮止め固定部123及びその近傍を破ることなく、固定された紙103の内面125と外面126とを剥離できることを意味する。このような固定方法として、上述の粘着力に限らず、例えば針なしステープラによって、紙103同士を圧着したり、紙103同士を折り込んで止めたりする方法が採用されてもよい。
ここまで、本発明の一実施の形態に係るロール紙100及びこれを用紙として利用するプリンタ101の構成について説明した。ここから、未使用時のロール紙100がプリンタ101にセットされて、図1に示すように紙103に印刷可能な状態になるまでの動作について、図4〜7を参照して説明する。
図4〜7は、未使用のロール紙100が用紙収容部102にセットされてから仮止め固定部123が剥離されるまでの状態の変化を段階的に示す図である。図4〜7は、いずれも、用紙収容部102からセンサ118に至るまでの搬送路の近傍を拡大して示す左側面図である。また、図5〜7のロール本体104に付した点線の楕円F1〜F3は、仮止め固定部123の位置を示す。
未使用のロール紙100が、延設部122が延びる方向を前方へ向けて用紙収容部102に載せ置かれる。モータ107が駆動すると、ピックアップローラ112が回転して、ロール紙100は、例えば図4で左周りに回転する。延設部122はロール本体104に糊付けなどされておらず、最初から剥離している。そのため、延設部122の先端は、図4に示すように、先細り形状をなすテーパ部121の先端に誘導されて、セパレータ114の下方へ進む。これによって、延設部122は、ロール本体104から離間する。
延設部122の先端は、セパレータ114、搬送ガイド117aに順に案内されて、図5に示すように、フィードローラ115及びピンチローラ116の間を通過する。これにより、延設部122は、ピックアップローラ112の回転力により搬送方向へ押されるとともに、フィードローラ115の回転力により搬送方向へ引っ張られる。
続けて、仮止め固定部123の位置がピックアップローラ112の位置を超えると、仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126とは、フィードローラ115の引っ張り力によってロール本体104から次第に剥離される。そして、仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126の少なくとも一部がセパレータ114に接触するまで剥離していなかった場合、仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126とは、図6に示すように、テーパ部121の先端に当たりつつ、フィードローラ115の引っ張り力によって剥離される。
仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126とは、フィードローラ115の引っ張り力によって剥離されればよいので、ロール紙100を構成する紙103の引っ張りに対する耐力>ピンチローラ116がフィードローラ115に紙103を押し付ける力の大きさ>仮止め固定部123の固定力(本実施の形態では、粘着力)であるとよい。
なお、セパレータ114は、延設部122をロール本体104から離間させて搬送ガイド117aへ案内するための部材であって、仮止め固定部123に接触して紙103同士を引き剥がすための部材ではない。従って、セパレータ114が有するテーパ部121は、その先端がロール本体104の外周面に接触する位置に設けられなくてもよい。この場合、延設部122が用紙収容部102から繰り出される位置Pは、例えば、ピックアップローラ112と接触する位置と考えるとよい。
やがて、図7に示すように、仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126とはすべて剥離する。そして、ロール本体104を構成する紙103が、用紙収容部102から順に繰り出されて印刷部105へ搬送される。印刷部105は、搬入された紙103が印刷可能な場合は、その紙103に印刷する。また、印刷部105は、印字がずれるおそれがある場合は、紙103を切断して外部へ排出する。
本実施の形態によれば、ユーザなどが未使用のロール紙100の仮止め固定部123で一時的に固定された紙103の内面125と外面126とを剥離する必要がなく、ユーザが剥離する手間を省くことができる。
また、未使用のロール紙100が備える延設部122は、当初からロール本体104から剥離しているので、延設部122の先端をフィードローラ115及びピンチローラ116の間に挟んで、フィードローラで引っ張ることができる。そのため、仮止め固定部123で一時的に固定された紙103同士を確実に剥離することができる。
従って、ユーザの手間を掛けずに容易かつ確実にセットすることが可能になる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、本発明は、これまで説明した実施の形態及び以下に説明する変形例の一部又は全部を適宜組み合わせた形態、その形態に適宜変更を加えた形態をも含む。
例えば実施の形態では、仮止め固定部123が、固定用領域124に位置する紙103の幅方向の中央に設けられる例を説明した。しかし、仮止め固定部123の態様は、これに限られない。
例えば図8に示すロール紙200のように、仮止め固定部223は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向の両端に設けられてもよい。
例えば図9に示すロール紙300のように、仮止め固定部323は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向に延びる直線状に連続的に設けられてもよい。例えば図10に示すロール紙400のように、仮止め固定部423は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向に延びるジグザグ状に連続的に設けられてもよい。例えば図11に示すロール紙500のように、仮止め固定部523は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向に延びる波状に連続的に設けられてもよい。
例えば図12に示すロール紙600のように、仮止め固定部623は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向に延びる直線状に断続的に設けられてもよい。また、図示しないが、仮止め固定部は、固定用領域124に位置する紙103の幅方向に延びるジグザグ状又は波状に断続的に設けられてもよい。
これらの変形例によっても、実施の形態と同様の効果を奏する。
本発明は、例えば、レジスター、ATM、POS端末など各種の装置に搭載又は接続されるプリンタの用紙として利用されるロール紙に適用することができる。
100,200,300,400,500,600 ロール紙
101 プリンタ
102 用紙収容部
103 紙
104 ロール本体
106 筐体
105 印刷部
107 モータ
108 モータローラ
109 第1ガイドローラ
110 第2ガイドローラ
111 ベルト
112 ピックアップローラ
113 伝達ローラ
114 セパレータ
115 フィードローラ
116 ピンチローラ
117a,117b 搬送ガイド
118 センサ
119 開口部
120 印刷ガイド
121 テーパ部
122 延設部
123,223,323,423,523,623 仮止め固定部
124 固定用領域
125 内面
126 外面

Claims (3)

  1. 用紙が収容される用紙収容部から、前記用紙に印刷する印刷部に至るまでに予め定められた搬送路に沿って搬送される前記用紙を、前記用紙に密着して回転することによって駆動する駆動ローラを含むプリンタの前記用紙として利用されるロール紙であって、
    帯状の紙が当該紙の幅方向と平行な軸を中心として円筒状に巻かれたロール本体と、
    前記ロール本体の終端部に連続し、かつ最初から前記ロール本体から剥離して予め定められた長さ延びる延設部とを備え、
    前記ロール本体は、前記延設部の延びる方向とは逆方向に、前記終端部から予め定められた範囲に位置する紙の内面と、前記ロール本体に巻かれた紙の前記内面に対向する外面とを持ち、
    前記ロール紙は、前記内面の少なくとも一部と前記外面の少なくとも一部とを剥離可能に一時的に固定する仮止め固定部を含み、
    前記延設部は、前記ロール紙が前記用紙収容部から繰り出される位置から、前記駆動ローラが押し付けられる位置に至るまでの前記搬送路の長さよりも長く、
    前記プリンタは、前記延設部と前記ロール本体との間に差し入ることによって、前記仮止め固定部による一時的な固定から前記ロール本体の前記内面と前記外面とを剥離させることにより前記内面と前記外面とを離間させて前記搬送路へ案内するためのセパレータを有し、
    前記セパレータは、前記用紙収容部に収容された場合のロール本体の軸方向から見て、当該ロール本体が収容される空間へ向かって先細り形状をなしており、それによって、前記延設部と前記ロール本体との間に差し入るテーパ部を有し、
    前記ロール紙が前記用紙収容部から繰り出される位置は、前記テーパ部の先端の位置である
    ことを特徴とするロール紙。
  2. 前記仮止め固定部は、前記終端部から前記予め定められた範囲に位置する紙の幅方向の中央に、又は当該紙の幅方向の両端に設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載のロール紙。
  3. 前記仮止め固定部は、前記終端部から前記予め定められた範囲に位置する紙の幅方向に延びる直線状、ジグザグ状又は波状に、連続的又は断続的に設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載のロール紙。
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