JP4677745B2 - ラベル剥離機構及びラベルプリンタ - Google Patents
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Description
ところで、台紙屈曲用ガイド52で台紙51から剥離させるラベル53は完全に剥離させると保持されるものがなく落下してしまい、使用者が受け取ることができない。このため、ラベル53の後端が台紙に僅かに付着されている位置まで送り出すことにより、ラベル53の後端を保持して、使用者に受け取らせるようにしている。このとき、後端を保持されたラベル53は、その自重により先端よりだれてしまうことがある。
そして、このようにラベル53がだれてしまうと、ラベル53が取りづらくなったり、ラベル53がプリンタのケースに貼り付いてしまうことがある。
また、ラベル53がだれた場合には、剥離されたラベル53の有無を検出するセンサがラベル53の位置が変動することにより検出が不正確となり、支持されたラベル53があるにも関わらず、無いと検出して次のラベル53が送り出されてしまうような誤動作が生じる虞もあった。
そして、このラベル53のだれは、ラベル53が長尺の場合あるいはラベル53が薄くて剛性が弱い場合、風が吹いている場合、などに顕著に生じやすい。
また、ラベル53の後端は台紙に付着した状態となっているので取り出すときに付着部分を剥がす必要があり、粘着力の強い接着剤が使用されている場合などは、使用者が取りづらくなることもあった。
また、前記台紙屈曲用ガイドの下流側ガイド面部分に対峙した動力伝達ローラが回転自在に配置され、前記台紙と連れ回り可能であるとともに、前記動力伝達ローラは前記ラベル送り出しローラに連結されており、前記ラベル送り出しローラがラベルを送り出す方向に回転駆動されることが好ましい。
また、前記ラベルガイドローラによって保持された前記ラベルの有無を検出するセンサからの検出信号に基づいて当該ラベル剥離機構が作動することが好ましい。
一方のローラはラベルの接着面との粘着力が比較的強く、他方のローラはラベルの接着面との粘着力が比較的弱く、これらのローラを同軸上に組み合わせてラベルガイドローラおよびラベル送り出しローラを構成することにより、ラベルの保持力を適切に設定することができる。
図1はラベルプリンタの外観斜視図であり、図2はその内部構成を示す概略断面図であり、図3はそのラベル剥離機構を示す拡大部分断面図である。本例のラベルプリンタ1は、全体として縦長の直方体形状をしたプリンタケース2を備え、その前面部分2aには、上側にラベル発行口3が形成され、その下側に台紙排出口4が形成されている。プリンタケース2の内部には、その下半部分にロール紙装填部5が形成されている。ロール紙装填部5にはラベル印刷用のロール紙6が装填されている。ラベル印刷用のロール紙6は、表面に長方形等の形状をしたラベル7が一定間隔で貼り付けられている一定幅の長尺状の台紙8がロール状に巻かれた構成のものである。ラベルプリンタ1の内部には、ロール紙6および台紙8の紙幅を規制する図示していない紙幅規制ガイドが設けられており、紙幅の変更を可能としている。
図2及び図3を参照して、印刷後のラベル7を台紙8から剥離するラベル剥離機構20を説明する。ラベル剥離機構20の台紙屈曲用ガイド21は、先端部分に凸円弧面からなる小さな曲率半径の屈曲面21aが形成されており、この屈曲面21aにおける台紙搬送方向の上流側の端21bには、平坦な上流側ガイド面部分21cが滑らかに連続している。同様に、屈曲面21aにおける台紙搬送方向の下流側の端21dにも、平坦な下流側ガイド面部分21eが滑らかに連続している。
なお、ラベル送り出しローラ27の上方には、マニュアルカッタ31が設けられている。台紙8からラベル7を剥離させずに発行したい場合には、台紙8をラベル発行口3から送り出すようににセットし、このマニュアルカッタ31によって印刷されたラベル7が貼り付いた状態のままの台紙8を、手動で切断することができるようになっている。
この構成のラベル剥離機構20によるラベル7の剥離動作を説明する。ラベル7が表面に貼り付いている台紙8がサーマルヘッド12とプラテンローラ13に狭持され搬送される間に、サーマルヘッド12により白紙状態のラベル7の表面に所定の情報が印刷される。その後台紙8は、台紙屈曲用ガイド21の上流側ガイド面部分21cと台紙押さえ26の間を通ることによって、台紙裏面側に僅かに湾曲させられた状態を経て、屈曲面21aに向けて搬送される。台紙押さえ26によって裏面側に湾曲させられるので、ラベル7が貼り付いている台紙8は、台紙屈曲用ガイド21の上流側ガイド面部分21cから浮き上がることなく当該上流側ガイド面部分21cに沿って搬送される。
また、万一風の影響などにより、ラベル7の後端がラベル送り出しローラ27から剥がれたとしても、図7に示すように、ラベルガイドローラ28によって中央側が保持されたラベル7は、その後端付近にマニュアルカッタ31が当接することにより、ラベル7の落下を防止すると共に、だれを防止することができる。
そして、ラベル剥離機構20によって印刷されたラベル7を、確実に台紙8から剥離して保持することができ、剥離したラベル7にだれが生じて粘着面が、ケースへ貼り付いてしまうような不具合をなくすことができる。
この場合には、ラベルガイドローラ28が、送り出されるラベル7と連れ回りして、ラベル7を剥離方向にガイドする。そして、ラベル7がラベル発行口3へ、ラベル7の後端側が台紙8に僅かに付着した状態に残るまで送り出し、ラベル7の後端側を保持する。このとき、ラベル7の中央側はラベルガイドローラ28によって保持されている。これにより、ラベル7が後端側及び中央側の複数箇所にて保持され、だれることなく受け取り位置にて支持される。
一方、本例のラベルプリンタ1はサーマルヘッドを備えているが、インクジェットヘッドなどのような異なる形式の印刷ヘッドを備えていても良い。
Claims (7)
- ラベルが表面に貼り付けられた長尺状の台紙を裏面側に90度以下に屈曲させるための凸状の屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドと、
前記台紙が前記屈曲面に沿って90度以下に屈曲されて搬送される間に当該台紙から剥離されながら送り出される前記ラベルを保持するラベルガイドローラと、
前記台紙屈曲用ガイドと前記ラベルガイドローラとの間に配置され、前記台紙から剥離された前記ラベルを送り出すラベル送り出しローラと、
前記ラベル送り出しローラの上方に設けられたマニュアルカッタと、を備え、
前記マニュアルカッタは、剥離されながら送り出された前記ラベルの後端部が前記ラベル送り出しローラから上方に離れた場合、前記後端部に当接される位置にあることを特徴とするラベル剥離機構。 - 請求項1に記載のラベル剥離機構であって、
前記台紙屈曲用ガイドの下流側ガイド面部分に対峙した動力伝達ローラが回転自在に配置され、前記台紙と連れ回り可能であるとともに、前記動力伝達ローラは前記ラベル送り出しローラに連結されており、前記ラベル送り出しローラがラベルを送り出す方向に回転駆動されることを特徴とするラベル剥離機構。 - 請求項1または2に記載のラベル剥離機構であって、
前記ラベルガイドローラによって保持された前記ラベルの有無を検出するセンサからの検出信号に基づいて当該ラベル剥離機構が作動することを特徴とするラベル剥離機構。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のラベル剥離機構であって、
前記ラベル送り出しローラは、それぞれラベルの粘着面と接触したときの粘着力が異なる表面を持つ複数のローラが同軸上に組み合わされてなることを特徴とするラベル剥離機構。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載のラベル剥離機構であって、
前記ラベルガイドローラは、それぞれラベルの粘着面と接触したときの粘着力が異なる表面を持つ複数のローラが同軸上に組み合わされてなることを特徴とするラベル剥離機構。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のラベル剥離機構と、
前記ラベルに印刷を行う印刷ヘッドと、
この印刷ヘッドによる印刷位置及び前記ラベル剥離機構によるラベル剥離位置を順次に経由させて、前記ラベルが貼り付けられている長尺状の前記台紙を搬送する搬送機構と、
前記ラベルが剥離した後の前記台紙を排出するための台紙排出口と、
前記台紙から剥離した後の前記ラベルを排出するためのラベル発行口とを有していることを特徴とするラベルプリンタ。 - 請求項6に記載のラベルプリンタであって、
前記印刷ヘッドはサーマルヘッドであり、
前記搬送機構は、前記サーマルヘッドに押圧されたプラテンローラを備えていることを特徴とするラベルプリンタ。
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