JP2005213002A - ラベル剥離機構およびラベルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 台紙を小さな曲率半径で屈曲させて、その表面からラベルを確実に剥がすことのできるラベルプリンタなどに搭載されるラベル剥離機構を提案すること。
【解決手段】 ラベルプリンタ1のラベル剥離機構20では、台紙8を鋭角に屈曲させるための屈曲面21aを備えた台紙屈曲用ガイド21の両側に、当該ガイド21から離れないように台紙8を押さえつける上流側台紙押さえガイド23と下流側台紙押さえガイド24を配置し、これらガイド23、24のガイド面23a、24aを屈曲面21aにオーバラップする状態に形成してある。屈曲面21aの曲率半径を小さくしても、台紙8を、屈曲面21aから浮き上がることなく、確実に屈曲面21aに沿って小さな曲率半径で屈曲させることができる。よって、ラベル7の粘着力が強い場合、ラベル7の腰が弱い場合であっても台紙8から確実にラベル7を剥離できる。
【選択図】 図3

Description

本発明はラベルが剥離可能な状態で貼り付けられている台紙を90度以下に屈曲させた状態で搬送することにより、当該台紙からラベルを剥離するラベル剥離機構に関するものである。また、本発明は、印刷後のラベルを台紙から剥離するためにラベル剥離機構が搭載されているラベルプリンタに関するものである。
ラベルを作成するためのラベルプリンタとしては、長尺状の台紙の表面に一定長さのラベルが剥離可能に貼り付けられた台紙を印字位置を経由して搬送して、ラベルに印字を行い、しかる後に、ラベル剥離機構によって作成後のラベルを台紙から剥離し、台紙およびラベルを別個の経路で排出する構成のものが知られている。ラベル剥離機構としては一般に、ラベルが貼り付いた状態の台紙を90度以下に屈曲させた状態で搬送することにより、ラベルの腰の強さ(面外剛性)を利用して、台紙からラベルを剥離するものが使用されている。例えば、特許文献1にこの構成のラベル剥離機構を備えたプリンタが開示されている。
特許第2992363号公報
この構成のラベル剥離機構では、台紙を90度以下に屈曲させるための台紙屈曲用ガイドを備えており、このガイドの屈曲面に沿って台紙を搬送させるようにしている。台紙をより小さな曲率半径となるように屈曲させると、台紙からラベルをより確実に剥離することができる。しかし、台紙屈曲用ガイドの屈曲面の曲率半径を小さくしても、台紙の腰の強さによって、台紙が屈曲面から浮き上がった状態で搬送されてしまうので、台紙を小さな曲率半径の屈曲面に沿って屈曲させることが困難である。また、台紙が曲率半径の小さな屈曲面に沿うように屈曲させるためには、大きな引張り力で台紙を搬送して屈曲面に押し付ける必要があるが、台紙の引張り力には上限がある。このために、従来においては、台紙を小さな曲率半径で屈曲させることができず、ラベルの剥離動作を安定して行うことができないという問題がある。例えば、ラベルの粘着力が大きい場合や、環境湿度が高くラベルの腰が弱めになる場合などには、ラベルを台紙から確実に剥離することができないことがある。
また、ラベルを台紙から確実に剥離するためには、ラベルの先端を台紙から確実に剥離できると共に、先端が剥離し始めたラベルの剥離動作を継続させることが必要である。例えば、ラベルの粘着力が大きい場合やラベルの腰が弱い場合には、屈曲面で先端が剥離したラベルが、先端部分のみが剥離した状態のままで、台紙に貼り付いたまま、台紙の排出方向に搬送されるおそれがある。かかる事態が発生すると、剥離して露出状態にあるラベルの粘着面が、台紙排出経路を構成している部品などに粘着して、そこの部分で紙詰まりが発生するなどの弊害が引き起こされる。したがって、ラベルの剥離動作を確実に行うためには、屈曲面において先端が剥がれ始めたラベルの剥離動作を中断させることなく確実に継続させることが必要である。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ラベルを確実に台紙から剥離するために、台紙を小さな曲率半径で90度以下に屈曲させることのできるラベル剥離機構、および当該ラベル剥離機構を備えたラベルプリンタを提案することにある。
また、本発明の課題は、ラベルを確実に台紙から剥離するために、先端が剥離し始めたラベルの剥離動作を最後まで中断させることなく継続可能なラベル剥離機構、および当該ラベル剥離機構を備えたラベルプリンタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のラベル剥離機構は:一定長さのラベルが表面に貼り付けられた長尺状の台紙を裏面側に90度以下に屈曲させるための凸状の屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドと;前記台紙屈曲用ガイドにおける前記屈曲面よりも台紙搬送方向の上流側のガイド面部分に対峙している上流側台紙押さえガイドと;前記台紙屈曲用ガイドにおける前記屈曲面よりも前記台紙搬送方向の下流側のガイド面部分に対峙している下流側台紙押さえガイドとを有し;前記台紙は、前記上流側のガイド面部分と前記上流側台紙押さえガイドの間を通り、前記屈曲面に沿って90度以下に屈曲された後に、前記下流側ガイド面部分と前記下流側台紙押さえガイドの間を通って搬送され、前記台紙が前記屈曲面に沿って屈曲状態で搬送される間に当該台紙から前記ラベルが剥離されることを特徴としている。
本発明のラベル剥離機構では、凸状の屈曲面の両側に、台紙が屈曲面から離れる方向に膨らまないように押えるための上流側台紙押さえガイドおよび下流側台紙押さえガイドを有している。したがって、小さな曲率半径の凸曲面からなる屈曲面に沿って、小さな曲率で屈曲させた状態で台紙を搬送できる。この結果、屈曲面に沿って搬送される間に、台紙からラベルが確実に剥離する。
ここで、小さな曲率半径の屈曲面に沿って台紙を屈曲させるためには、上流側台紙押さえガイドのガイド面を、前記屈曲面における前記台紙搬送方向の上流側の端から、前記台紙搬送方向の下流側に向けて所定長さ突出させ、同様に、前記下流側台紙押さえガイドのガイド面も、前記屈曲面における前記台紙搬送方向の下流側の端から、前記台紙搬送方向の上流側に向けて所定長さ突出させておくことが望ましい。
また、前記上流側台紙押さえガイドよりも前記台紙搬送方向の上流側の位置において、前記屈曲面による屈曲方向とは逆方向に前記台紙を屈曲させるための台紙押さえを配置しておくことが望ましい。このようにすれば、屈曲面よりも上流側の台紙部分が屈曲面に押し付けられる方向、すなわち、裏面側に湾曲させられた状態で搬送される。したがって、台紙を屈曲面に沿った状態で搬送することができるので、屈曲面に沿った小さな曲率半径となるように台紙を屈曲させることが容易になる。
次に、本発明のラベル剥離機構は、上記構成に加えて、前記台紙から剥離した前記ラベルを前記台紙搬送方向とは異なる方向に送り出すラベル送り出しローラを有し、このラベル送り出しローラを前記屈曲面の前記台紙搬送方向の下流側近傍位置に配置したことを特徴としている。台紙から剥離し始めたラベルの先端が、ラベル送り出しローラによって台紙とは異なる方向に送り出され、ラベルの剥離する動作が中断することなく継続されるので、台紙からラベルを完全に剥がすことができる。また、固定配置されたガイド部材とは異なり、ラベル送り出しローラにラベルが粘着してそこに止まってしまうこともない。
ここで、ラベル送り出しローラを、モータなどの駆動源からの駆動力によって回転するようにしてもよいが、前記台紙から剥離しながら送り出される前記ラベルと連れ回りするローラとすることができる。すなわち、送り出されるラベルに接触するように当該ローラを回転自在の状態で配置すればよい。
この代わりに、搬送される前記台紙と連れ回りするローラを配置し、このローラによって前記ラベル送り出しローラをラベルの送り出し方向に回転駆動すれば、台紙の搬送力によってラベル送り出しローラを回転させることができる。
次に、本発明のラベル剥離機構は:一定長さのラベルが表面に貼り付けられた長尺状の台紙を裏面側に90度以下に屈曲させるための凸状の屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドと;前記台紙が前記屈曲面に沿って屈曲状態で搬送される間に当該台紙から剥離した前記ラベルを、前記ラベルを前記台紙搬送方向とは異なる方向に送り出すラベル送り出しローラとを有し、このラベル送り出しローラを前記屈曲面の前記台紙搬送方向の下流側近傍位置に配置したことを特徴としている。
ここで、前記ラベル送り出しローラは、前記台紙から剥離しながら送り出される前記ラベルと連れ回りするローラとすることができる。この代わりに、搬送される前記台紙と連れ回りするローラを有し、このローラによって前記ラベル送り出しローラをラベルを送り出す方向に回転駆動させるようにしてもよい。
一方、本発明のラベルプリンタは:上記構成のラベル剥離機構と;前記ラベルに印字を行う印字ヘッドと;この印字ヘッドによる印字位置および前記ラベル剥離機構によるラベル剥離位置を順次に経由させて、前記ラベルが貼り付けられている長尺状の前記台紙を搬送する搬送機構と;前記ラベルが剥離した後の前記台紙を排出するための台紙排出口と;前記台紙から剥離した後の前記ラベルを排出するためのラベル発行口とを有していることを特徴としている。
ここで、前記印字ヘッドがサーマルヘッドの場合には、前記搬送機構は前記サーマルヘッドに押圧されたプラテンローラを備えた構成とされる。
本発明のラベル剥離機構では、ラベルが貼り付けられている台紙を90度以下に屈曲させるための屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドの両側に、当該台紙屈曲用ガイドのガイド面から離れないように、台紙を押さえつける上流側台紙押さえガイドおよび下流側台紙押さえガイドを配置してある。したがって、屈曲面の曲率半径を小さくしても、台紙が屈曲面から浮き上がった状態で搬送されることを防止できるので、台紙を確実に屈曲面に沿って小さな曲率半径で屈曲させることができる。よって、ラベルの粘着力が強い場合、ラベルの腰が弱い場合であっても台紙から確実にラベルを剥離できる。
特に、台紙屈曲用ガイドの屈曲面の上流側の端から上流側台紙押さえガイドのガイド面を下流側に延ばすと共に、屈曲面の下流側の端から下流側台紙押さえガイドのガイド面を上流側に延ばした場合には、屈曲面に沿った形状となるように台紙を確実に屈曲させることができるので、ラベルを台紙から確実に剥離できる。また、屈曲面の上流側の位置において台紙を屈曲面による屈曲方向とは逆に屈曲させるための台紙押さえを配置した場合には、台紙を屈曲面に沿って搬送させることができるので、台紙を屈曲面に沿った形状に屈曲させることができる。
次に、本発明のラベル剥離機構では、台紙から剥がれ始めたラベルの先端が、屈曲面の下流側近傍位置に配置されているラベル送り出しローラによって台紙とは異なる方向に送り出される。したがって、ラベルの剥離動作が中断することなく継続して行われるので、ラベルが台紙に貼り付いたまま搬送されて紙詰まりが発生するなどの弊害を確実に防止できる。
一方、本発明のラベルプリンタでは、ラベル剥離機構によって作成されたラベルを、確実かつ完全に台紙から剥離して発行することができる。したがって、ラベルが台紙から剥離せずに内部で紙詰まりが発生するなどの弊害を防止できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したラベル剥離機構が搭載されたラベルプリンタの一例を説明する。
(全体構成)
図1はラベルプリンタの外観斜視図であり、図2はその内部構成を示す概略断面図であり、図3はそのラベル剥離機構を示す拡大部分断面図である。本例のラベルプリンタ1は、全体として縦長の直方体形状をしたプリンタケース2を備え、その前面部分2aには、上側にラベル発行口3が形成され、その下側に台紙排出口4が形成されている。プリンタケース2の内部には、その下半部分にロール紙装填部5が形成されている。ロール紙装填部5にはラベル作成用のロール紙6が装填されている。ラベル作成用のロール紙6は、表面に長方形のラベル7が一定間隔で貼り付けられている一定幅の長尺状の台紙8がロール状に巻かれた構成のものである。
ロール紙装填部5に装填されたロール紙6から繰り出されるラベル付きの台紙8は、搬送路11を通って、サーマルヘッド12とプラテンローラ13の間に導かれる。プラテンローラ13はサーマルヘッド12の印字面に押圧されており、当該サーマルヘッド12の印字位置を規定している。サーマルヘッド12によって、台紙8の表面8aに貼り付けられているラベル7に印字が行われた後は、これらの間から引き出された台紙8は、全体として鋭角に折れ曲がっている台紙屈曲用ガイド21を備えたラベル剥離機構20を経由して搬送される。ラベル剥離機構20によって、台紙8の表面8aに貼り付いている印字後のラベル7が台紙8から剥離して、ラベル発行口3から発行される。
これに対して、ラベル7が剥離された後の台紙8は、台紙屈曲用ガイド21によって鋭角に屈曲された搬送経路に沿って搬送される。プラテンローラ13におけるサーマルヘッド12とは反対側の外周側の位置には、ラベル剥離機構20の構成部品であるピーラーローラ22がプラテンローラ13の外周面部分に押圧されている。台紙屈曲用ガイド21によって鋭角に屈曲された台紙8は、プラテンローラ13およびピーラーローラ22の間から、当該ピーラーローラ22の外周面に沿ってプリンタ前面側に導かれて、台紙排出口4からプリンタ前方に排出される。
(ラベル剥離機構)
図2、3を参照して、印字後のラベル7を台紙8から剥離するラベル剥離機構20を説明する。ラベル剥離機構20の台紙屈曲用ガイド21は、先端部分に凸円弧面からなる小さな曲率半径の屈曲面21aが形成されており、この屈曲面21aにおける台紙搬送方向の上流側の端21bには、平坦な上流側ガイド面部分21cが滑らかに連続している。同様に、屈曲面21aにおける台紙搬送方向の下流側の端21dにも、平坦な下流側ガイド面部分21eが滑らかに連続している。
上流側ガイド面部分21cには所定の間隔で、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aが対峙している。下流側ガイド面部分21eにも所定の間隔で、下流側台紙押さえガイド24のガイド面24aが対峙している。上流側ガイド面部分21cと上流側台紙押えガイド23のガイド面23aの間隔は、台紙8とラベル7の合計厚さよりもわずかに大きな寸法とされている。また、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aは、台紙屈曲用ガイド21の屈曲面21aの上流側の端21bよりも台紙搬送方向の下流側に所定長さだけ突出している。すなわち、屈曲面21aを規定している曲面の中心25と端21bを結ぶ線分L1よりも下流側に延びている。他方の下流側台紙押さえガイド24のガイド面24aは、屈曲面21aの下流側の端21dよりも台紙搬送方向の上流側に所定長さだけ突出している。すなわち、中心25と端21dを結ぶ線分L2よりも上流側に延びている。
また、上流側台紙押さえガイド23よりも台紙搬送方向の上流側の位置には、屈曲面21aに向けて搬送される台紙8をその裏面側に凸となるように湾曲させるための台紙押さえ26が配置されている。換言すると、台紙押さえ26は、屈曲面21aによる台紙8の屈曲方向とは逆方向に台紙8を僅かに湾曲させることができるように、その凸円弧状の押さえ面26aが上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aよりも上流側ガイド面部分21cの側に僅かに突出している。したがって、台紙8は台紙押さえ26によって裏面側に僅かに湾曲させられた状態を経て台紙屈曲用ガイド21の屈曲面21aに案内され、この屈曲面21aに沿って鋭角に屈曲される。
次に、台紙屈曲用ガイド21の屈曲面21aの下流側近傍位置には、ラベル送り出しローラ27が回転自在の状態で配置されている。ラベル送り出しローラ27は、その外周面の上側部分が、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aの延長面上にほぼ位置するように配置されている。このラベル送り出しローラ27におけるラベル発行口3の側に隣接した位置にはラベルガイドローラ28が回転自在の状態で配置されている。ラベルガイドローラ28はラベル送りだしローラ27とほぼ同一の高さ位置にある。ここで、下流側台紙押さえガイド24の下流側には、台紙屈曲用ガイド21の下流側ガイド面部分21eに対峙した状態で、動力伝達ローラ29が回転自在の状態で配置されている。これらの間を通って台紙8が搬送されると、動力伝達ローラ29が台紙8と連れ回り状態になる。動力伝達ローラ29は、不図示の歯車列などの動力伝達機構を介して、ラベル送り出しローラ27に連結されており、ラベル送り出しローラ27がラベル7をラベル発行口3に向けて送り出す方向に回転駆動されるようになっている。
ここで、本例のラベルプリンタ1では、図4、5に示すように、台紙排出口4の上側位置を中心としてプリンタ前方に開けることのできる開閉部30を備えている。この開閉部30に、ラベル剥離機構20のピーラーローラ22、ラベル送り出しローラ26、ラベルガイドローラ28、動力伝達ローラ29が取付けられている。また、下流側台紙押さえガイド24が取付けられている。したがって、開閉部30を開くと、台紙屈曲用ガイド21から台紙排出口4に到る台紙排出路が開放される。よって、開閉部30を開いた状態で、図4、5に示すように台紙8の先端部分を開閉部30の下側の台紙排出口4に引き出し、この状態で開閉部30を閉めればよい。
(ラベル剥離動作)
この構成のラベル剥離機構20によるラベル7の剥離動作を説明する。ラベル7が表面に貼り付いている台紙8がサーマルヘッド12とプラテンローラ13の間を通って搬送される間に、白紙状態のラベル7の表面に所定の情報が印字されてラベルが作成される。これらの間を通過した台紙8は、まず、台紙屈曲用ガイド21の上流側ガイド面部分21cと台紙押さえ26の間を通り、台紙押さえ26によって台紙裏面側に僅かに湾曲させられた状態を経て、屈曲面21aに向けて搬送される。台紙押さえ26によって裏面側に湾曲させられるので、ラベル7が貼り付いている台紙8は、台紙屈曲用ガイド21の上流側ガイド面分21cから浮き上がることなく当該上流側ガイド面部分21cに沿って搬送される。
台紙押さえ26の下流側には、上流側台紙押さえガイド23が配置されており、そのガイド面23aと上流側ガイド面部分21cの隙間は台紙8およびラベル7の合計厚さよりも僅かに大きい程度の狭い隙間となっている。また、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aは屈曲面21aの上流側部分にオーバラップする状態になっている。よって、ラベル7が貼り付いている台紙8は、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aから浮き上がることなく、当該ガイド面23aに沿って屈曲面21aに搬送される。
屈曲面21aは曲率半径の小さな凸円弧面であり、台紙8はこの屈曲面21aに沿って鋭角に屈曲された状態で搬送される。この結果、ラベル7は、それ自体の腰の強さによって、台紙8から先端部分が剥がれてそれまでと同一方向に送り出されることになる。台紙8は屈曲面21aに沿って、下流側ガイド面部分21eと、これに対峙している下流側台紙押さえガイド24のガイド面24aの間に案内され、ここから、下流側ガイド面部分21eと動力伝達ローラ29の間を経て、プラテンローラ13およびピーラーローラ22の間を通り、台紙排出口4から排出される。
ここで、下流側台紙押さえガイド24のガイド面24aは、屈曲面21aにオーバラップした状態に配置されているので、屈曲面21aに沿って屈曲した後の台紙8が、当該屈曲面21aから浮き上がることがない。よって、台紙8は屈曲面21aに沿って、小さな曲率半径となるように屈曲されるので、ラベル7が台紙8から確実に剥離する。
一方、屈曲面21aにおいて台紙8から剥がれ始めたラベル7の送り出し側には、ラベル送り出しローラ27が配置されている。ラベル送り出しローラ27は、搬送される台紙8と連れ回りしている動力伝達ローラ29によって、ラベル送り出し方向に回転駆動されている。したがって、台紙8から剥がれ始めたラベル7の先端部分がラベル送り出しローラ27に乗ると、ラベル7が当該ラベル送り出しローラ27によって台紙8とは異なる方向であるラベル発行口3の方向に送り出される。よって、屈曲面21aによって先端部分が剥がれ始めたラベル7は、剥離動作が中断することなくそのまま継続されて、ラベル7と連れ回りするラベルガイドローラ28によってラベル発行口3に案内される。
以上説明したように、本例のラベルプリンタ1のラベル剥離機構20では、ラベル7が貼り付けられている台紙8を鋭角に屈曲させるための屈曲面21aを備えた台紙屈曲用ガイド21の両側に、当該台紙屈曲用ガイド21から離れないように、台紙8を押さえつける上流側台紙押さえガイド23および下流側台紙押さえガイド24を配置してある。したがって、屈曲面21aの曲率半径を小さくしても、台紙8が屈曲面21aから浮き上がった状態で搬送されることを防止できるので、台紙8を確実に屈曲面21aに沿って小さな曲率半径で屈曲させることができる。よって、ラベル7の粘着力が強い場合、ラベル7の腰が弱い場合であっても台紙8から確実にラベル7を剥離できる。
特に、本例では台紙屈曲用ガイド21の屈曲面21aにオーバラップする状態となるように、上流側台紙押さえガイド23のガイド面23aおよび下流側台紙押さえガイド24のガイド面24aを配置してあるので、屈曲面21aに沿った形状となるように台紙8を確実に屈曲させることができる。また、屈曲面21aの上流側の位置において台紙8を屈曲面21aによる屈曲方向とは逆に湾曲させるための台紙押さえ25を配置してあるので、台紙8を屈曲面21aに密着させることができ、台紙8を屈曲面21aに沿った形状に屈曲させることが容易である。
さらには、台紙8から剥がれ始めたラベル7の先端部分が、屈曲面21aの下流側近傍位置に配置されているラベル送り出しローラ27によって台紙8から剥離する方向に強制的に送り出される。したがって、ラベル7の剥離動作が中断することなく継続して行われるので、ラベル7が台紙8に貼り付いたまま搬送されて紙詰まりが発生するなどの弊害を確実に防止できる。
なお、ラベル送り出しローラ27および動力伝達ローラ29を省略し、ラベル送り出しローラ27の位置にラベルガイドローラ29を配置してもよい。この場合には、ラベルガイドローラ29が送り出されるラベル7と連れ回りして、ラベル7を剥離方向にガイドする。これによっても、ラベル7の剥離動作を確実に行わせることができる。逆に、ラベル送り出しローラ27および動力伝達ローラ29を配置し、ラベルガイドローラ28を省略することも可能である。また、剥離したラベル7をラベル発行口3に送り出すためのローラを3個以上配置してもよいことは勿論である。さらに、ラベル7をガイドするためのローラとしては、その外周面を凹凸面などとしてラベル粘着面との接触面積が少ないものを用いることが望ましい。
一方、本例のラベルプリンタ1はサーマルヘッドを備えているが、インクジェットヘッドなどような異なる形式の印字ヘッドを備えていてもよいことは勿論である。
本発明を適用したラベルプリンタの外観斜視図である。 図1のラベルプリンタの概略断面図である。 図1のラベルプリンタのラベル剥離機構を示す部分拡大断面図である。 図1のラベルプリンタの開閉部を開けた状態の外観斜視図である。 図4のラベルプリンタの概略断面図である。
符号の説明
1 ラベルプリンタ、2 プリンタケース、2a 前面部分、3 ラベル発行口、4 台紙排出口、5 ロール紙装填部、6 ロール紙、7 ラベル、8 台紙、11 搬送路、12 サーマルヘッド、13 プラテンローラ、20 ラベル剥離機構、21 台紙屈曲用ガイド、21a 屈曲面、21b 屈曲面の上流側の端、21c 上流側ガイド面部分、21d 屈曲面の下流側の端、21e 下流側ガイド面部分、22 ピーラーローラ、23 上流側台紙押さえガイド、23a ガイド面、24 下流側台紙押さえガイド、24a ガイド面、26 台紙押さえ、26a 押さえ面、27 ラベル送り出しローラ、28 ラベルガイドローラ、29 動力伝達ローラ、30開閉部

Claims (11)

  1. ラベルが表面に貼り付けられた長尺状の台紙を裏面側に90度以下に屈曲させるための凸状の屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドと、
    前記台紙屈曲用ガイドにおける前記屈曲面よりも台紙搬送方向の上流側のガイド面部分に対峙している上流側台紙押さえガイドと、
    前記台紙屈曲用ガイドにおける前記屈曲面よりも前記台紙搬送方向の下流側のガイド面部分に対峙している下流側台紙押さえガイドとを有し、
    前記台紙は、前記上流側のガイド面部分と前記上流側台紙押さえガイドの間を通り、前記屈曲面に沿って90度以下に屈曲された後に、前記下流側のガイド面部分と前記下流側台紙押さえガイドの間を通って搬送され、
    前記台紙が前記屈曲面に沿って屈曲状態で搬送される間に当該台紙から前記ラベルが剥離されるラベル剥離機構。
  2. 請求項1において、
    上流側台紙押さえガイドのガイド面は、前記屈曲面における前記台紙搬送方向の上流側の端から、前記台紙搬送方向の下流側に向けて所定長さ突出しており、
    前記下流側台紙押さえガイドのガイド面は、前記屈曲面における前記台紙搬送方向の下流側の端から、前記台紙搬送方向の上流側に向けて所定長さ突出しているラベル剥離機構。
  3. 請求項1または2において、
    前記台紙を裏面側が凸となるように湾曲させる台紙押さえを有し、
    この台紙押さえは、前記上流側台紙押さえガイドよりも前記台紙搬送方向の上流側に配置されているラベル剥離機構。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記台紙から剥離した前記ラベルを前記台紙搬送方向とは異なる方向に送り出すラベル送り出しローラを有し、
    このラベル送り出しローラは前記屈曲面の前記台紙搬送方向の下流側近傍位置に配置されているラベル剥離機構。
  5. 請求項4において、
    前記ラベル送り出しローラは、前記台紙から剥離しながら送り出される前記ラベルと連れ回りするローラであるラベル剥離機構。
  6. 請求項4において、
    搬送される前記台紙と連れ回りするローラを有し、
    このローラによって前記ラベル送り出しローラが前記ラベルを送り出す方向に回転駆動されるラベル剥離機構。
  7. 一定長さのラベルが表面に貼り付けられた長尺状の台紙を裏面側に90度以下に屈曲させるための凸状の屈曲面を備えた台紙屈曲用ガイドと、
    前記台紙が前記屈曲面に沿って屈曲状態で搬送される間に当該台紙から剥離した前記ラベルを、前記ラベルを前記台紙搬送方向とは異なる方向に送り出すラベル送り出しローラとを有し、
    このラベル送り出しローラは前記屈曲面の前記台紙搬送方向の下流側近傍位置に配置されているラベル剥離機構。
  8. 請求項7において、
    前記ラベル送り出しローラは、前記台紙から剥離しながら送り出される前記ラベルと連れ回りするローラであるラベル剥離機構。
  9. 請求項7において、
    搬送される前記台紙と連れ回りするローラを有し、
    このローラによって、前記ラベル送り出しローラが前記ラベルを送り出す方向に回転駆動されるラベル剥離機構。
  10. 請求項1ないし9のうちのいずれかの項に記載のラベル剥離機構と、
    前記ラベルに印字を行う印字ヘッドと、
    この印字ヘッドによる印字位置および前記ラベル剥離機構によるラベル剥離位置を順次に経由させて、前記ラベルが貼り付けられている長尺状の前記台紙を搬送する搬送機構と、
    前記ラベルが剥離した後の前記台紙を排出するための台紙排出口と、
    前記台紙から剥離した後の前記ラベルを排出するためのラベル発行口とを有しているラベルプリンタ。
  11. 請求項10において、
    前記印字ヘッドはサーマルヘッドであり、
    前記搬送機構は、前記サーマルヘッドに押圧されたプラテンローラを備えているラベルプリンタ。
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