JP2006123191A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙セットが容易に行えるとともに、用紙セット経路から印字動作時の用紙排出経路への切り替えを、駆動系を用いることなく簡素な構成で安価に、かつ用紙を変形させることなく確実に行うことのできるプリンタを提供する。
【解決手段】 ロール状に蓄積されたラベル用紙10をケーシング20外に引き出して、余剰端部をケーシング20の前壁部20aの上方のラベル用紙セット経路72に配し、上カバー30を閉じてから余剰端部を前方に引っ張ると、前壁部20aの上部に形成したカッタ部23の先端でラベル用紙10が切断される。印字されるラベル用紙10の切断端部がラベル排出経路70に位置して、ラベル用紙10の搬送方向が自動的にラベル排出経路70側に切り替わり、ラベル用紙10のセットが完了する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロール状に巻かれて蓄積された用紙を引き出して搬送しながらその用紙に印字を施すプリンタに係り、特に、用紙を収納してセットする時には用紙セット経路に用紙を通し、その後の通常の動作(印字/搬送)時には、用紙を用紙排出経路に搬送する形式のプリンタに関する。
ケーシング内に収納したロール用紙を外部に引き出してから、回動式のカバーを閉じて用紙のセットを行う構造のプリンタが提供されている。図5は、そのようなプリンタの一例を示しており、このプリンタによれば、まず、図5(a)に示すように、上下のカバー100,101を開き、端部を下から前側(図中左方)に引き出す姿勢でロール状の用紙200をケーシング102内に収納し、次に、用紙200をケーシング102外に引き出してから、図5(b)に示すように下カバー101を閉じる。引き出された用紙200は、印字ヘッド103と、下カバー101の先端部に取り付けられたプラテン104との間に挟まれる。次に、図5(c)に示すように、引き出した用紙200の端部を上カバー100の用紙排出口100aに通す通紙作業を行い、図5(d)に示すように上カバー100を閉じる。
以上で用紙200のセットは完了し、用紙200への印字は、プラテン104が図中時計回りに回転して用紙200を上方に搬送しながら印字ヘッド103によって行われ、用紙200は、上カバー100の用紙ガイド100bとケーシング102の内面との間に形成される用紙排出経路105を通って、用紙排出口100aから外部に排出されていく。
ところが、このプリンタでは、図5(c)で示した通紙作業が面倒であるといった不満が使用者に生じていた。用紙排出口100aは、なるべくケーシング102内に手指等が入り込まないように、安全のために狭く設定する傾向にあり、また、用紙ガイド100bは、手指の侵入を防ぐ機能も有している。すなわち、用紙排出口100aは、用紙200が通される範囲で、できるだけ狭くされており、したがって、用紙200のセット時における通紙作業は行いにくいものとなっていた。
そこで、用紙セットを容易としたプリンタが、例えば特許文献1に開示されている。同文献によると、用紙セット時に、閉めたカバーとプリンタ本体(ケーシング)との境界から外部に出た用紙の余剰端部を切断した後、ロール紙の駆動ローラを、通常の搬送方向とは逆方向に回転させて用紙を一旦引き戻し、この後、駆動ローラを正転させることにより用紙が用紙排出経路にガイドされるようになっている。
特許第2909302号公報(段落0007〜0012、図2等)
上記公報に記載のプリンタでは、駆動ローラを逆転させることや、その逆転量を用紙端部の引き戻し量に対応させる制御が必要であることなどから、構成が複雑かつ大型化し、これに伴ってコストも相応にかかるものであった。また、余剰端部を切断してから用紙を逆送し、この後、用紙排出経路に搬送するため、用紙にしわや折れ曲がり等の変形を生じさせるおそれもある。
したがって本発明は、用紙セットが容易に行えるとともに、用紙セット経路から印字動作時の用紙排出経路への切り替えを、駆動系を用いることなく簡素な構成で安価に、かつ用紙を変形させることなく確実に行うことのできるプリンタを提供することを目的としている。
本発明は、ロール状に巻かれた用紙が収納される用紙収納部と、この用紙収納部に収納された用紙に印字を施す印字機構と、この印字機構によって印字が施された用紙を排出させるための用紙排出経路と、この用紙排出経路から分岐して設けられる用紙セット経路と、用紙収納部に収納された用紙を引き出し、該用紙を、印字機構を経て用紙排出経路に搬送する用紙搬送機構と、用紙排出経路と用紙セット経路との分岐点に設けられ、用紙セット経路に配された用紙を切断するカッタとを備えることを特徴としている。
本発明のプリンタによれば、用紙セット経路に用紙を配してカッタにより用紙を切断し、用紙の余剰端部を取り去ることにより、印字待機の用紙セット状態となる。次いで、搬送しながら用紙に印字を施すに伴い、用紙は用紙排出経路に搬送される。用紙の余剰端部を切断して用紙がセットされた段階で、用紙の経路は用紙排出経路に切り替わる。したがって、駆動系を用いることなく用紙経路の切り替えが確実になされる。また、用紙を逆送させないので、用紙にしわや折れ曲がり等の変形が生じることもない。
本発明では、用紙排出経路が用紙のカールする方向に延びている形態が好ましい。この形態では、用紙の余剰端部を切断して用紙がセットされた段階で、印字される用紙の端部はカールすることによって用紙排出経路に指向し、このため、用紙を確実に用紙排出経路に導くことができる。
本発明によれば、用紙セット経路に用紙を配した後にカッタによって用紙の余剰端部を切断することにより、印字される用紙の搬送方向が用紙排出経路に切り替わるので、用紙セットが容易に行えるとともに、用紙セット経路から印字動作時の用紙排出経路への切り替えを、駆動系を用いることなく簡素な構成で安価に、かつ用紙を変形させることなく確実に行うことのできるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明をラベルプリンタに適用した一実施形態を説明する。
図1は一実施形態のラベルプリンタ1を示し、図2は図1のII部分拡大図である。また、図3(a)〜(d)は、ラベルプリンタ1に対して、ラベル用紙からラベルを剥離させない場合のラベル用紙セットの手順を示し、図4(a)〜(d)はラベル用紙からラベルを剥離させる場合のラベル用紙セットの手順を示している。
図1および図3に示すように、ラベルプリンタ1は、ラベル用紙10を収納する直方体状のケーシング20を備え、このケーシング20には、上部開口を塞ぐ2重のカバー30,40(上カバーと下カバー)が、左右方向(図面表裏方向)に延びるヒンジ軸21を介して開閉自在に取り付けられている。これら上下のカバー30,40は、1つのヒンジ軸21を共有しており、それぞれが独立して回動し、各カバー30,40を開いて、ケーシング20内のラベル用紙収納部22にラベル用紙10が収納される。
ラベル用紙10は、台紙11の片面にラベル12が貼付されたもので(図4参照)、ラベル12を外周側に配した状態で芯材13にロール状に巻かれて蓄積されている。このラベル用紙10は、ラベル用紙収納部22に、芯材13をヒンジ軸21と概ね平行にし、かつ、前側(図1で左側)に配した端部を下から上に引き出す姿勢で落とし込まれ、収納される。上下のカバー30,40は、図示せぬ係脱機構によってケーシング20にそれぞれ係脱自在に係合し、係合状態で、図1に示す全閉状態が保持されるようになっている。
ラベルプリンタ1は、ラベル12に印字を施す印字機構50を備えている。この印字機構50は、下カバー40に取り付けられたプラテンローラ51と、サーマル式の印字ヘッド52とから構成されている。
下カバー40は、図1に示すように、閉じた状態で、ヒンジ軸21への取り付け部から水平に前方に延びる基端部41と、この基端部41から前下がりに傾斜する傾斜部42と、この傾斜部42から前端部にわたって前上がりに湾曲するR部43と、傾斜部42の途中からR部43にわたる部分の両端縁から立ち上がる左右の三角形状の側壁部44とを有しており、基端部41の後端部がヒンジ軸21に回動自在に取り付けられている。この下カバー40の前端部に、プラテンローラ51が軸方向をヒンジ軸21と平行にして回転自在に取り付けられている。
印字ヘッド52は、ケーシング20の前壁部20aの内面上部に取り付けられており、図示せぬスプリングによって後方(図1で右方)に付勢されている。図2に示すように、下カバー40が閉じられるとプラテンローラ51は印字ヘッド52に対向し、印字ヘッド52は弾性的にプラテンローラ51に圧接する。ロール状態から引き出されたラベル用紙10はプラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれ、プラテンローラ51が図1で時計回りに回転することにより搬送される。プラテンローラ51は、ケーシング20に取り付けられた図示せぬモータおよび減速ギヤ群からなる駆動機構によって回転させられ、下カバー40が閉じられると、その駆動機構に連結されるようになっている。この駆動機構とプラテンローラ51とにより、用紙搬送機構が構成される。
下カバー40の左右の側壁部44の前端上部間には、プラテンローラ51と平行な細い棒状の剥離バー60が固定されている。この剥離バー60は、ラベル用紙10を台紙11とラベル12に分離するものであって、下カバー40を閉じると、ラベル用紙10が印字機構50を通過した直後の位置に配される。
上カバー30は、下カバー40の両側に配される左右の側壁部31と、これら側壁部31の間に架け渡された天板部32とを有しており、各側壁部31の後端部がヒンジ軸21に回動自在に取り付けられている。天板部32は、左右の側壁部31の後端部から前方に所定の距離をおいた位置から前方に延びており、その後側に形成された空間が、台紙排出口33とされている。天板部32の前端部であって側壁部31の前側には、ラベル排出口34が形成され、このラベル排出口34の後側の周縁からは、前下がりに傾斜するガイド部35が形成されている。図3(a)〜(b)に示すように、上下のカバー30,40を閉じると、上カバー30の台紙排出口33は、前側部分を残して下カバー40の基端部41で塞がれ、残った前側部分が実質的な台紙排出口33となる。
天板部32の、ラベル排出口34よりも前方には、前板部36が形成されている。図2に示すように、前板部36は、上面が平面であるが、下面の前部には、前方に向かうにしたがって下方に突出する左右に延びる凸条37が形成されている。
また、図2に示すように、ケーシング20の前壁部20aの上面であって、ケーシング20の開口側の縁部には、斜め後方に立ち上がり、その先端が鋭角に形成された断面三角形状のカッタ部23が形成されている。カッタ部23は左右に延びており、ラベル用紙10を切断可能な幅を有している。上カバー30を閉じると、前板部36の後端縁がカッタ部23の先端の直上に位置するか、あるいは、カッタ部23の先端に当接する。また、上カバー30を閉じると、前板部36の凸条37の下端は、カッタ部23の先端よりも下方に位置し、前板部36と前壁部20aの上面との間には、前下がりの隙間が空く。カッタ部23の先端から、カッタ部23の前下がりの上面を経て前壁部20aの前端に至る前壁部20aの上方が、ラベル用紙セット経路72とされる。
さらに図2に示すように、上カバー30を閉じると、剥離バー60の上方には、ガイド部35とカッタ部23との間に隙間が形成され、この隙間が、後ろ上がりに傾斜するラベル排出経路70とされる。
上カバー30のガイド部35の下方には、プラテンローラ51と平行な剥離ローラ61が配されている。この剥離ローラ61は、左右の側壁部31の前端部に形成された凸部31aの間に回転自在に支持されている。上下のカバー30,40を閉じると、剥離ローラ61はプラテンローラ51に密接し、プラテンローラ51によって従動的に回転する。ラベル12が剥離した台紙11は、プラテンローラ51と剥離ローラ61とに挟まれ、プラテンローラ51が回転することにより、台紙11は、両ローラ51,61から下カバー40の上面を経て台紙排出口33に至る台紙排出経路71を搬送される。
以上がラベルプリンタ1の構成であり、次いで、このラベルプリンタ1の使用方法ならびに動作を説明する。なお、このラベルプリンタ1は、印字されたラベル12を台紙11から剥離せずにラベル用紙10の状態のまま排出させる動作と、印字されたラベル12を台紙11から剥離させてラベル12を排出させる動作とを使い分けすることができるので、以下に、これら動作ごとに説明する。
(1)ラベルを剥離させない場合
a.ラベル用紙のセット
図3(a)に示すように、上下のカバー30,40を開き、芯材13をヒンジ軸21と概ね平行にし、かつ、前側に配した端部を下から上に引き出す姿勢で、ロール状のラベル用紙10をラベル用紙収納部22に落とし込む。次に、図3(b)に示すように、ラベル用紙10を引き出して余剰端部をケーシング20の前壁部20aの上面を覆うようにして配してから、上下のカバー30,40を閉じる。ラベル用紙10の余剰端部は、ケーシング20の前壁部20aの上面と上カバー30の前板部36との間に挟まれた状態で外部に引き出され、また、ラベル用紙10はプラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれる。
続いて、図3(c)に示すように、ケーシング20の前壁部20aと上カバー30の前板部36との間から前方に出ているラベル用紙10の余剰端部を前方に引っ張る。これによってラベル用紙10はカッタ部23の先端で切断され、余剰端部は取り去られる。余剰端部が切断されたラベル用紙10の切断端部は、図2の二点鎖線で示すように、ラベル排出経路70に存在する。この後、図3(d)に示すように、プラテンローラ51を図中時計回りに回転させてラベル用紙10を所定長さ送り出す。
上記切断動作においては、カッタ部23は上方に突出しており、一方、上カバー30の凸条37の下端がカッタ部23の先端よりも下方に位置していることによってラベル用紙10の余剰端部が下方に押さえられるので、ラベル用紙10のカッタ部23の先端への当接部分は鋭角に折れ曲がる。このため、余剰端部を前方に引っ張ると、その当接部分にカッタ部23の先端から受ける応力が集中し、このため、ラベル用紙10を容易に切断することができる。
また、ラベル12はロール状態から引き出されるので巻き癖が付いてカールしており、ラベル排出経路70は、ラベル用紙セット経路72に対してラベル用紙10のカールする方向(後ろ上がりに傾斜する方向)に延びているので、ラベル用紙10の先端部は、図2の二点鎖線で示すように、用紙排出経路と同方向に指向する。
b.ラベルへの印字
以上でラベル用紙10が印字待機のセット状態となり、続いて、以下のようにしてラベル12に印字が施される。なお、この印字動作は、図示せぬ制御用CPUによって自動制御される。
印字ヘッド52および上記駆動機構のモータに印字のコマンドが供給されると、印字ヘッド52による印字と、図3中時計回りに回転するプラテンローラ51によるラベル用紙10の搬送とが繰り返され、ラベル12に印字が施される。印字後のラベル用紙10は、図3(d)に示すように、ラベル排出経路70からラベル排出口34に排出されていく。印字が終了したらラベル用紙10の搬送は停止し、この後、使用者は排出されたラベル用紙10を取り去り、ラベル12を台紙11から剥離して物品等に貼り付ける。
(2)ラベルを剥離させる場合
a.ラベル用紙のセット
図4(a)に示すように、上記と同様にしてケーシング20内のラベル用紙収納部22にラベル用紙10を落とし込む。次に、ラベル用紙10の端部をケーシング20の外部に引き出してから、図4(b)に示すように、下カバー40を閉じる。引き出されたラベル用紙10は、プラテンローラ51と印字ヘッド52との間に挟まれる。
次いで、図4(c)に示すように、ラベル用紙10の台紙11を剥離バー60に当てて後方に折り返し、上カバー30の台紙排出口33を通してさらに外部に引き出し、図4(d)に示すように、上カバー30を閉じる。上カバー30を閉じると、プラテンローラ51と剥離ローラ61との間にラベル用紙10が挟まれる。
b.ラベルへの印字
印字ヘッド52および上記駆動機構のモータに印字のコマンドが供給されると、印字ヘッド52による印字と、図4中時計回りに回転するプラテンローラ51によるラベル用紙10の搬送とが繰り返され、1枚のラベル12に印字が施される。印字直後のラベル用紙10は、台紙11が剥離バー60で鋭角に折り返され、これによってラベル12は台紙11から剥離していき、上方のラベル排出経路70を通過してラベル排出口34から外部に出ていく。ラベル12が剥離した台紙11はプラテンローラ51と剥離ローラ61によって台紙排出経路71を後方に搬送され、台紙排出口33から外部に出ていく。
印字が完了したラベル12の終端(下端)が剥離バー60を通過した直後に、ラベル12は台紙11から完全に剥離し、このタイミングでラベル用紙10の搬送は停止する。その時、図1に示すように、ラベル12はラベル排出口34に排出される。使用者は、排出された1枚のラベル12を取り去って物品等に貼り付ける。
本実施形態のラベルプリンタ1は、ラベル12を剥離させない場合でのラベル用紙10のセット動作において、特有の効果を発揮する。すなわち、ラベル用紙セット経路72にラベル用紙10の余剰端部を配してカッタ部23によりラベル用紙10を切断した段階で、印字されるラベル用紙10の搬送経路がラベル排出経路70側に自動的に切り替わり、セット状態となる。したがって、駆動系を用いることなく用紙経路の切り替えが確実になされる。
また、経路の切り替えのためにラベル用紙10を逆送させないので、ラベル用紙10にしわや折れ曲がり等の変形が生じることもない。特に本実施形態のように、台紙11にラベル12が貼付されたラベル用紙10を用いる場合には、逆送することにより、例えば印字ヘッド52がラベル12を剥離させて結果的に折れ曲がりが生じてしまうおそれもあるが、逆送させないので、そのような不具合は起こらない。
また、上述したように、ラベル排出経路70は、ラベル用紙10のカールする方向に延びているので、ラベル用紙10を切断すると、ラベル用紙10の先端部はカールすることによってラベル排出経路70に指向する。このため、ラベル用紙10を確実にラベル排出経路70からラベル排出口34に導くことができる。
なお、上記実施形態はラベル剥離機構を備えたラベルプリンタであるが、本発明は用紙の種類を選ばず、用紙を収納してセットする時には用紙セット経路に用紙を通し、その後の通常の動作(印字/搬送)時には、用紙を用紙排出経路に搬送する形式のプリンタであれば、いかなる形態のプリンタにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るラベルプリンタの断面図である。 図1のII部分拡大図である。 ラベルを剥離させない場合のラベル用紙セット手順を(a)〜(d)の順に示す断面図である。 ラベルを剥離させる場合のラベル用紙セット手順を(a)〜(d)の順に示す断面図である。 従来のプリンタの一例を示す断面図であって、用紙セット手順を(a)〜(d)の順に示している。
符号の説明
1…ラベルプリンタ
10…ラベル用紙
22…ラベル用紙収納部
23…カッタ部
34…ラベル排出経路(用紙排出経路)
50…印字機構
72…ラベル用紙セット経路

Claims (2)

  1. ロール状に巻かれた用紙が収納される用紙収納部と、
    この用紙収納部に収納された用紙に印字を施す印字機構と、
    この印字機構によって印字が施された用紙を排出させるための用紙排出経路と、
    この用紙排出経路から分岐して設けられる用紙セット経路と、
    前記用紙収納部に収納された用紙を引き出し、該用紙を、前記印字機構を経て前記用紙排出経路に搬送する用紙搬送機構と、
    前記用紙排出経路と前記用紙セット経路との分岐点に設けられ、用紙セット経路に配された用紙を切断するカッタとを備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記用紙排出経路は、前記用紙がカールする方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
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