JP2002191846A - 遊技機用icコイン処理装置および台間機 - Google Patents

遊技機用icコイン処理装置および台間機

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JP2002191846A JP2000394904A JP2000394904A JP2002191846A JP 2002191846 A JP2002191846 A JP 2002191846A JP 2000394904 A JP2000394904 A JP 2000394904A JP 2000394904 A JP2000394904 A JP 2000394904A JP 2002191846 A JP2002191846 A JP 2002191846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、係員による補充作業を要せず、し
かもプレーヤが扱い易いコイン形状であるほか、耐久性
に優れたICコインに形成できるため、プレーヤの操作
性を向上し、また遊技ホールの管理に適した運用を図る
ことができる遊技機用ICコイン処理装置および台間機
の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、ICコインの情報を読取って
処理動作を実行する遊技機用ICコイン処理装置であっ
て、コインポケットを備えたロータを回転制御すること
により、コインポケットに受入れたICコインを受入位
置、情報処理位置、返却位置、回収位置、待機位置など
の処理目的位置に容易に回転移動させることができ、多
くの対応位置をコンパクトに効率よく設けることができ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えばパチンコ
遊技場(遊技ホール)において、パチンコ機あるいはパ
チスロ機(スロットマシン)などの遊技機に使用される
パチンコ球やメダルのような遊技動体を貸出す遊技機用
ICコイン処理装置および台間機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ遊技場などの遊技ホー
ルに設置されるスロットマシンは、現金の管理を容易化
するために、プレーヤにプリペイドカードを発行し、該
カードに記憶されたデータからゲームプレイの都度、メ
ダル利用分を減額してプレーヤが遊技をするシステムを
導入している。
【0003】上述のシステムにおいて発行されるプリペ
イドカードは、遊技ホール内の販売に適した位置に専用
販売機を設置して、プレーヤがプレーする前にプリペイ
ドカードを購入させる方法であるが、このプリペイドカ
ードの価値がなくなると、プレーヤは席を立って再び専
用販売機で新たにプリペイドカードを再購入する必要が
あり、このためにプレーヤは遊技の中断を余儀なくされ
ていた。
【0004】このため、プリペイドカード発行機を備え
た台間機をスロットマシンに隣設することが図られてい
るが、この場合はプリペイドカードの購入操作と、この
プリペイドカードを受取って、スロットマシンに投入す
る投入操作とを要して操作が煩雑になり、また同カード
の価値がなくなると廃棄されてしまう消耗品として扱わ
れており、カードが十分に有効利用されなかった。
【0005】近年、上述のカードの再利用を図ったリサ
イクルタイプの遊技カードが提案されている(例えば実
開平5−21989号公報参照)。このリサイクルタイ
プの遊技カードは価値がなくなると、貨幣を投入させ、
その投入分の金額を遊技カードに書込んで再利用するも
のである。
【0006】しかし、この遊技セットされた遊技カード
は遊技中にプレーヤによって抜取り自由な構成であり、
プレーヤが遊技台を移動する毎に抜取られるため、抜出
された遊技台に対しては係員が新たな遊技カードを補充
セットする必要があり、多数の遊技台に対して1枚ずつ
補充するために運用管理上、手間がかかっていた。
【0007】また、カードであるが故にプレーヤの取扱
い操作によっては折れ曲ったり、大きく弯曲して破損す
ることがあり、外力によって簡単に変形破損してしまう
問題を有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、係
員による補充作業を要せず、しかもプレーヤが扱いやす
いコイン形状であるほか、厚みのある耐久性に優れたコ
イン形状にできるため、プレーヤの操作性を向上し、ま
た遊技ホールの管理に適した運用を図ることができる遊
技機用ICコイン処理装置および台間機の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ICコイン
の情報を読取って処理動作を実行する遊技機用ICコイ
ン処理装置であって、正逆転自由に回転するロータと、
そのロータを内蔵するケーシングとから構成され、前記
ロータは、ICコイン受入れ用に凹部形成したコインポ
ケットを外周面上に開口して設け、前記ケーシングは、
前記ロータのコインポケットと対応する回転軌跡上の位
置に開口してICコインを受入れ可能な受入口と、前記
ロータのコインポケットと対応する回転軌跡上の位置に
開口して返却通路の入口と対応する返却口と、前記ロー
タのコインポケットと対応する回転軌跡上の位置に開口
して回収通路の入口と対応する回収口と、前記ICコイ
ンをコインポケットに受入れた状態で、ICコインに非
接触に読取りおよび書込み処理する情報処理部と、前記
ICコインをコインポケットに受入れた状態で待機させ
る待機部とを設け、前記ロータのコインポケットの回転
停止位置を、前記ケーシングの受入口と、返却口と、回
収口と、情報処理部と、待機部との各対応位置に回転移
動させる回転制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、ICコインとは非接触にデータ通
信するデータ送受信用のアンテナ、モデム、データの記
憶部を内蔵して円形のコイン状に形成し、このコインの
データを遊技機における遊技動体の払出し用または遊技
動体データの払出し用に設定している。
【0011】上述のロータとは、モータの回転力を受け
て回転する円板の外周面に、ICコインを収納可能なU
字形などの凹部形状に切欠いて設けたコインポケットを
作成して構成することができる。
【0012】上述のケーシングとは、ロータを回転自由
に内蔵する円形の収納スペースを有し、ロータの外周面
と対応する任意の位置を開口してICコインの出入れ部
分に設定し、ICコインの処理に必要な受入口、返却
口、回収口を形成することができる。
【0013】例えば、受入口の開口位置を設定する場合
は、ICコインの自重を考慮してロータのコインポケッ
トが投入されたICコインを受入れる斜め上向きに開口
した位置になるように受入れ方向を設定する。これに対
し、返却口や回収口の開口位置を設定する場合は、同じ
くICコインの自重を考慮してコインポケットはICコ
インが自重で下方に落下する下向きに開口した位置に設
定する。
【0014】上述の情報処理部とは、ICコインと非接
触に通信するアンテナを備えて構成することができる。
【0015】上述の待機部とは、ロータのコインポケッ
トにICコインを収納した状態で、ロータを回転停止さ
せたロータの回転軌跡上の任意の位置に設定することが
できる。
【0016】この発明によれば、ICコインを受入れる
コインポケットを備えたロータをケーシング内で正逆転
自由に回転制御することにより、ICコインを受入位
置、情報処理位置、返却位置、回収位置、待機位置、視
認位置などの処理目的位置に容易に回転移動させること
ができる。
【0017】このとき、ロータは回転移動式のため、周
方向に受入位置、情報処理位置、返却位置、回収位置な
どの多くの対応位置をコンパクトに効率よく設けること
ができ、しかもロータの設置スペースは必要最小限で済
むため、遊技機用ICコイン処理装置の小型化が図れ
る。
【0018】ことに、ICコインは掌に把持し易い円形
状を有しているためプレーヤは扱い易く、また耐久性に
富むため、カードのように変形して破損される恐れがな
い。
【0019】また、上述のロータに備えられるコインポ
ケットは1か所でもよく、望ましくは回転中心位置を基
準とする円板の180°向きの異なる2か所の位置に開
口して設けるのがよい。
【0020】この場合は、2つのコインポケットが18
0°の向きの異なる配置関係にあるため、2か所のコイ
ンポケットを使い分けることができ、ロータは180°
以内の回転量で全ての処理位置に対応させることができ
る。
【0021】また、受入口はロータのコインポケットが
該受入口と対応したとき、受入口が開放されてICコイ
ンを受入れ許容し、非対応時にはロータのコインポケッ
トが形成されていない外周面が受入口を閉鎖した対応位
置になり、ロータの外周面自体がシャッタ機能の役割を
果たすことができる。
【0022】さらに、ケーシングにはロータのコインポ
ケットと対応する回転軌跡上の上方対応位置にICコイ
ンを補給する補給口を接続することができる。
【0023】この場合は、プレーヤだけでなく補給口よ
りICコインをコインポケットに補給させることができ
る。したがって、ゲーム前にプレーヤがICコインを持
っていなくても、価値情報の入力操作に連動させてIC
コインを補給させれば、プレーヤはICコイン発行機で
ICコインを購入することなく、そのままでゲームを開
始することができる。
【0024】また、ケーシングに組込まれたロータのコ
インポケット部分を開放可能にケーシングを開閉許容し
て設けることができる。
【0025】この場合は、内部点検が容易であるほか、
ケーシング内部のコインポケットの部分で、仮にコイン
詰りが発生しても、ケーシングを開放することによりコ
イン詰りを容易に除去することができる。
【0026】このような遊技機用ICコイン処理装置を
内蔵して台間機を構成した場合は、この台間機で扱われ
るICコインを遊技動体の払い出し媒体に用いることが
できる。
【0027】さらに、投入された現金あるいは価値デー
タを持つ価値媒体の価値情報を、ICコインの発行用ま
たはICコインの価値情報更新用に受付ける入力手段
と、遊技機用ICコイン処理装置とを備えて台間機を構
成することができる。この場合は、ICコインを投入し
なくても、入力手段から価値情報を入力させれば、価値
情報が入力された新規のデータを有するICコインを作
成することができるため容易に遊技継続できる。
【0028】例えば、価値がなくなったICコインを待
機部に待機させ、その後、価値情報が入力されると、I
Cコインを待機位置から情報処理位置に導いて入力され
たデータ更新分の価値情報を記録すればよく、このIC
コインを新規のICコインとして再利用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、コインポケットを備
えたロータを回転制御することにより、ICコインを処
理目的位置に容易に回転移動させて処理することができ
る。また、ロータは回転移動式のため、設置スペースは
必要最小限で済み、遊技機用ICコイン処理装置の小型
化が図れる。
【0030】また、ICコインのリサイクル運用を図る
場合は、価値がなくなったICコインを情報処理部の位
置に導いて価値情報を記録すればよく、ICコインを容
易に再利用できる。
【0031】ことに、ICコインはプレーヤが扱いやす
い円形状であり、しかも耐久性に富むため、カードのよ
うに変形して破損される恐れがない。また、データ管理
に対しては、カードのように直線方向に対する押込み操
作や引出し操作ではなく、ICコインは投入するだけで
自然に転動して内方に取込まれる。取込み後は、ロータ
の内部に位置するため定位置に確保され、その後の回
収、返却などの処理においてもICコインの自重を有効
利用して処理することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて説明する。図面は、遊技機用ICコイン処
理装置を含む遊技機システムを示し、図1は遊技機シス
テムを示し、ホストコンピュータ10に対して、複数の
島A1,A2の遊技機11(パチンコ遊技台11a、ス
ロット(パチスロ)遊技台11b)の一側に隣設した台
間機12(パチンコ用台間機12a、スロット用台間機
12b)が、ケーブル13を介してデータの送受信を可
能に接続し、またICコイン発行機14およびICコイ
ン精算機15もケーブル13を介して、データの送受信
を可能に接続している。また、上述のホストコンピュー
タ10は他のシステム、例えば営業管理用のホストコン
ピュータに接続することができる。
【0033】上述のパチンコ遊技台11aは、パチンコ
球を遊技動体として遊技し、またスロット遊技台11b
は、メダルを遊技動体として遊技することは周知の通り
である。
【0034】台間機12は、遊技機11(11a,11
b)に対応したパチンコ球などの遊技動体を払出すか、
あるいはメダル枚数データを払出し、これらの払出し用
媒体としてICコインが利用される。上述のICコイン
は台間機12に現金を投入することにより発行して、こ
の発行したICコインを使用することができると共に、
前述のICコイン発行機14で発行したICコインを使
用することもできる。
【0035】なお、島A1,A2の端部には、遊技機1
1に投入した現金(紙幣)を回収し、また、遊技機11
にプールしたICコインがオーバフローした場合、これ
を回収する回収機16を配設している。
【0036】前述のICコイン発行機14は、前述のI
Cコイン、すなわち、遊技機11における遊技動体(パ
チンコ球)の払出し用媒体として使用するICコイン
(後述する)を発行し、この発行は現金(貨幣)の投入
に基づいて、該現金の金額(価値)に対応する金額(価
値)のデータをICコインに記録して放出する。
【0037】前述のICコイン精算機15は、プレーヤ
が遊技を止めた際、使用したICコインに残価値がある
場合、ICコインを投入して、その残価値分の現金(貨
幣)を放出することによりICコインの価値を清算す
る。
【0038】図2、図3に示すように、前述のICコイ
ン20は、全体形状(外観)を合成樹脂で偏平な円盤
状、つまりコイン状に形成し、表裏両面は印刷面に設定
して、例えば定額の「1000円」の金額価値を示す文
字を印刷(または刻設)している。なお、金額価値はこ
れに限定されるものではない。
【0039】また、ICコイン20の内部には、ICモ
ジュール21を内蔵している。図4は、ICモジュール
21に形成される回路構成を示し、CPU22はROM
23に格納されたプログラムに沿って、各回路装置を駆
動制御し、RAM24は動作に必要なデータを記憶す
る。不揮発性で消去・再書込み可能なEEPROM25
は価値データを記録する。また、A/D変換器26とア
ンテナ27とにより通信手段を構成しており、この通信
手段により台間機12、ICコイン発行機14,ICコ
イン精算機15に投入されたとき、それぞれの本体側の
通信手段と非接触状態でデータの送受信が可能である。
電源回路28はアンテナ27に信号を受信したときの起
電力により電源を発生して、各回路に供給している。
【0040】図5は、上述のEEPROM25の記録エ
リアに記録されるデータを示し、記録エリアはデータの
書換えが不可能なシステムエリアと、データの書換えが
可能なデータエリアとを設定し、システムエリアには、
ユニーク番号と、ホール番号とを記録し、データエリア
には、金額(または度数)と、日付(発行日)と、書込
み回数とのデータを記録している。
【0041】上述のシステムエリアのユニーク番号デー
タは、各ICコインに割り当てられた番号で、大きな桁
数で設定することができるので、他のICコインと番号
が重合することが避けられ、このユニーク番号を管理す
ることで不正使用を防止することができる。また、シス
テムエリアのホール番号データは、ICコイン20の使
用を可能にした遊技ホールを示す番号であって、これら
の番号を遊技ホール毎に対応させて管理することにより
信頼のあるセキュリティが得られる。
【0042】前述のデータエリアの金額は、発行時に投
入された貨幣の金額価値データであり、日付データはI
Cコイン20に金額データを記録して発行した発行日、
書込み回数データは、データを書き込んだ回数データで
あって、これらのデータは使用の度に書換えられる。な
お、金額のデータに替えて、可能な払出しの回数を示す
度数データを価値データとすることもできる。また、書
込み回数はICコインの使用限界を設定したとき、この
回数で規制することができる。
【0043】次に、ICコインの処理に際して、パチン
コ用台間機12aとスロット用台間機12bとはICコ
イン20の処理が同一構造であるため、以下、図6に示
すスロット用台間機12bに適用した場合について説明
する。
【0044】上述のスロット用台間機12bは台間スペ
ースに適した狭幅でスロット遊技台11bと同高さの縦
長形状を有し、その前面の上部より下部にかけて電源ラ
ンプ31と、紙幣挿入口32と、コイン投入口33と、
コイン返却ボタン34と、コイン確認窓35と、コイン
表示器36と、払出しボタン37と、コイン返却口38
と、施錠装置39とを、この順に配設している。
【0045】上部側の電源ランプ31は、点灯・消灯さ
せて、現在のスロット用台間機12bの利用可否状態を
表示案内する役目を有している。
【0046】その下部の紙幣挿入口32は、紙幣を垂直
状態に受入れ許容する開口部を有し、ここに例えば千円
札が挿入され、内方には紙幣処理装置を備えて挿入され
た紙幣の真偽判別、金種判別を行い、有効な紙幣を識別
したときは受付け許容して紙幣を内部に取込み、無効と
判別したときは受付け拒否して紙幣を紙幣挿入口32よ
り外部に戻して返却する。
【0047】次に、コイン投入口33と連通する内方に
は、後述するICコイン処理装置が内蔵されており、こ
こにICコイン20を導いてデータ処理する処理機能を
持たせている。
【0048】その下部のコイン返却ボタン34は、同ボ
タン34の押下操作に連動して投入したICコイン20
を下方のコイン返却口38より返却させる。
【0049】さらに、その下部に位置するコイン確認窓
35は、プレーヤに外部から内部の使用されるICコイ
ン20の存在を視認させる透明の窓であり、プレーヤ側
より確認可能な任意の位置に設定する。また、確認に際
しては、コイン確認窓35に限らず、コイン投入口33
より視認可能に設けることもできる。このような確認機
能を持たせることにより、プレーヤにICコイン20の
各処理毎の状態を確認させることができ、プレーヤに安
心感のある遊技を提供できる。
【0050】続いて、その下部に位置するコイン表示器
36は、ICコイン20の残価値情報を表示し、この表
示機能を持たせることにより、プレーヤに対するサービ
ス性を高めている。
【0051】同じく、その下部の払出しボタン37は、
プレーヤが該ボタン37を押下操作することに連動し
て、ICコイン20に記録されているメダル枚数データ
が使用対象のスロット用遊技台11bのデータ制御部へ
と払出される。
【0052】また、上述の払出しボタン37に対しては
点灯表示して、この払出しボタン37の操作性を高める
ために、該ボタン37にランプ37aを組込んで一体構
成している。
【0053】さらに、その下部のコイン返却口38に
は、コイン返却ボタン34の押下操作に連動して、ここ
にICコイン20が返却される。そして、最下部の施錠
装置39はスロット用台間機12b自体をスロット用遊
技台11bの隣設位置に着脱する際のロック、ロック解
除がなされる。
【0054】図7はスロット用台間機12bの内方に組
込まれるICコイン処理装置40を示し、このICコイ
ン処理装置40は正逆転自由に回転するロータ41と、
このロータ41を内蔵するケーシング42とから構成さ
れる。
【0055】上述のロータ41は、円板の回転中心位置
を基準に180°向きの異なる外周面上の2か所の位置
に、ICコイン受入れ用にU字形に凹部形成したコイン
ポケット43a,43bを開口して設け、回転中心位置
に取付けた回転軸44がケーシング42の内部に対応し
て設けられる図示しない軸受部に軸支されて、正逆転自
在に回転許容されている。
【0056】また、ロータ41の背面側の外周内面には
ロータギヤ45を一体に螺刻しており、ここに後述する
ケーシング側のギヤが接続されてロータ41に回転力が
伝達される。
【0057】上述のケーシング42は、ロータ41の両
面と外周面とを囲む如く対応する円形の収納空間を内部
に有し、このうち図7において、ロータ41のコインポ
ケット43a,43bと対応する回転軌跡上の右斜め上
方位置を、上述したコイン投入口33とは図示しない投
入通路を介して連通し、投入されたICコイン20を受
入れ可能な受入口46を開口している。
【0058】また、ロータ41の何れかのコインポケッ
ト43a,43bと対応する回転軌跡上の左斜め上方位
置を図示しない補給通路と連通し、上方からICコイン
20を補給する補給口47に開口している。
【0059】さらに、ロータ41の何れかのコインポケ
ット43a,43bと対応する回転軌跡上の右斜め下方
位置を、上述したコイン返却口38とは図示しない返却
通路を介して連通し、返却すべきICコイン20を落下
させて返却可能な返却口48を開口している。
【0060】同じく、ロータ41の回転軌跡上の左斜め
下方位置を、図示しない内方の回収部に接続される回収
通路の入口と対応させて連通し、これより回収すべきI
Cコイン20を落下させて回収させる回収口49を開口
している。
【0061】このようにロータ41の回転軸44を中心
とする円周上の4等分した位置に、受入口46と補給口
47と返却口48と回収口49がそれぞれ対応し、ロー
タ41を90°ずつ回転制御して位置決め対応すること
ができる。
【0062】このうち、コインポケット43a,43b
が対応する受入口46との対向位置を受入位置a1 に設
定している。
【0063】また、補給口47と対応する位置には、ロ
ータ41に取込んだICコイン20と非接触にデータの
送受信を行うR/W(リーダライタ)アンテナ50を設
置して、ここでICコインに情報処理を行う情報処理位
置a2 に兼用している。
【0064】また、コインポケット43a,43bが対
応する返却口48との対向位置を返却位置a3 に設定
し、回収口49と対応する位置を回収位置a4 に設定し
ている。
【0065】そして、返却口48と回収口49と対応す
る下側位置には、ICコイン20を落下規制するシャッ
タ機構51を備えており、このシャッタ機構51は共通
するシャッタソレノイド52の駆動に基づいて回動軸5
3が回動し、この回動軸53に共通して接続された返却
口シャッタ54と回収口シャッタ55は開閉動作して、
ICコイン20を落下規制・解除する。
【0066】さらに、回収口49と対応する回収位置
を、ICコインをコインポケットに受入れた状態で待機
させる待機位置a4 に兼用して設けている。
【0067】また、ケーシング42の内部に組込まれた
ロータ41のコインポケット43a,43bの部分を開
放可能にケーシング片面のカバー42aを本の如く見開
きできるように一側の枢支部42bを開閉支点に開閉許
容して設けている。
【0068】このような開閉機能を持たせた場合は、ケ
ーシング42内の内部点検が必要な場合に開放して容易
点検することができる。このほか、ケーシング内部のコ
インポケットの部分で、仮にコイン詰りが発生しても、
ケーシング片面のカバー42aを開放することによりコ
イン詰りを容易に除去することができる。
【0069】上述のロータ41の回転駆動制御に際して
は、駆動モータMの駆動ギヤ56と、既述したロータギ
ヤ45との間を、第1〜第3中間ギヤ57〜59を噛合
させて動力伝達し、駆動モータMの正逆転駆動に基づい
てロータ41は正回転駆動される。
【0070】図8はロータ41のコインポケット43
a,43bの回転停止位置を回転制御する手段を示し、
この回転制御に際しては、受入位置a1 に導かれたIC
コインの有無を検知する第1検知センサS1 と、回収位
置と共通する待機位置a4 を検知する第2検知センサS
2 と、返却位置と共通する確認位置a3 を検知する第3
検知センサS3 と、情報処理位置と共通する補給位置a
2 を検知する第4検知センサS4 と、ホームポジション
位置(受入位置a1 と共通)を検知する第5検知センサ
S5 とを配設し、これらのセンサ信号に基づいてロータ
41を回転制御するものである。図中、60は補給口シ
ャッタ、61はICコイン照明用LEDを示す。
【0071】図9はスロット用台間機の制御回路ブロッ
ク図を示し、制御部91はCPU,ROM,RAMを備
え、CPUはROMに格納されたプログラムに沿って各
回路装置を制御し、RAMは動作に必要なデータを記憶
する。
【0072】そして、上述の制御部91には、コイン返
却ボタン34、コイン表示器36、払出しボタン37、
駆動モータM、第1〜第5検知センサS1 〜S5 、シャ
ッタソレノイド52、ICコイン照明用LED61、紙
幣処理装置92、ICコイン通信装置93、電源装置9
4、払出しデータ(メダル枚数)出力部95、外部通信
装置96を接続している。なお、払出しデータ出力部9
5は払出しデータを、スロット用台間機12bから隣設
するスロット用遊技台11bに送信して電子管理し、プ
レーヤによるメダルの投入操作を省略した能率のよい遊
技操作を促進している。また、外部通信装置96はホス
トコンピュータ10に接続してデータ通信を行う。
【0073】次に、スロット用台間機12bに内蔵され
るICコイン処理装置40の処理動作を図11〜図16
のフローチャートを参照して説明する。図11はロータ
41の回転によるICコインの返却処理動作を示し、通
常、ICコイン処理装置40は、図11(A)に示すよ
うに、ロータ41の一方のコインポケット43aが受入
位置a1 に待機して、ICコイン20を受入れ可能な斜
め上向きに開口した受入れ待機状態にある。
【0074】この待機状態で、スロット用台間機のコイ
ン投入口33にICコイン20投入されると、ICコイ
ン20は投入通路を転動して内方のケーシング42の受
入口46の位置に導かれ、これより受入位置a1 に待機
するコインポケット43aに受入れられる。この投入さ
れたことを、第1検知センサS1 が検知すると(ステッ
プn1 )、これに基づいて制御部91が駆動モータMを
90°正転駆動(図中左回りに回転)して、図11
(B)に示すように、投入されたICコイン20を情報
処理位置a2 に移動させる(ステップn2 )。
【0075】この情報処理位置a2 に導かれたICコイ
ン20のデータをR/Wアンテナ50が読取り(ステッ
プn3 )、有効なICコインか否かを判定する。このと
き、有効と判定した場合は、払出し用のランプ37aを
点灯して払出し許容状態を表し、またコイン表示器36
には投入されたICコイン20の有効残度額を表示する
(ステップn4 )。
【0076】有効と判定した後、プレーヤにより払出し
ボタン37が押下されると(ステップn5 )、押下回数
分の払出しデータが、ICコイン20から減算されてス
ロット用遊技台11b側に出力される。例えば、1回押
す毎に500円分のメダル枚数分の枚数データを出力す
る。
【0077】このように払出し時には、払出し量に応じ
た金額をICコイン20から減額処理し、ICコインが
保有している残度額がなくなるまで利用される(ステッ
プn6 )。
【0078】ところで、上述のステップn4 でR/Wア
ンテナ50がコインデータを読取ったときに、ICコイ
ン以外の適用外の硬貨、メダル、偽造コインなどの識別
不良コインが投入されたと判定した場合は、ロータ41
を逆回転させて一方のコインポケット43aの位置を、
図11(C)に示すように、受入位置a1 を経て返却位
置a3 へと回転させ、返却位置a3 に至ると(ステップ
n7 )、続いて、図11(D)に示すように、返却口シ
ャッタ54を開放して返却位置a3 よりICコイン20
を下方に落下させて、下方のコイン返却口38に返却処
理する。また、遊技途中でプレーヤが遊技利用を中止す
るためにコイン返却ボタン34を押下操作した場合も、
同様に上述のICコイン20の返却処理動作が行われ
る。
【0079】この返却処理後は、ロータ41を90°回
転させて一方のコインポケット43aの位置をホームポ
ジションの位置(受入位置)a1 に戻し、次のICコイ
ンの投入に備える(ステップn8 )。
【0080】次に、ICコインの回収処理動作を図12
のロータの回転動作状態を参照して説明する。
【0081】図12(A)に示すように、投入されたI
Cコイン20が情報処理位置a2 に位置して払出し毎に
減額され、ICコイン20の価値が次第に減って、この
ICコイン20の残度額が零(0円)になり、価値がな
くなると(ステップn9 )、図12(B)に示すよう
に、ロータ41を90°回転させて一方の収納状態にあ
るコインポケット43aの位置を回収位置(待機位置)
a4 に移動させる(ステップn10)。
【0082】このとき、180°向きの異なる他方のコ
インポケット43bに次のICコインの投入がなけれ
ば、再利用することが可能なので、ここで待機させる
(ステップn11)。
【0083】ところが、次のICコインが投入された場
合は、回収位置a4 に存在する使用済の無価値のICコ
イン20の回収動作に移り、図12(C)に示すよう
に、回収口シャッタ55を開放して回収位置a4 よりI
Cコイン20を落下させて下方の回収通路へと移動させ
て回収処理が終了する。このとき、180°向きの異な
る対称位置の他方のコインポケット43bはホームポジ
ションの位置a1 にあって、そのままの状態で次のIC
コインを受入れることができる(ステップn12)。
【0084】次に、待機されたICコインがある場合の
返却処理動作を図13のロータの回転動作状態を参照し
て説明する。今、図13(A)に示すように、ロータ4
1の待機位置a4 にある一方のコインポケット43aに
再利用するための使用済のICコイン20aが待機中で
あるときに、プレーヤによる新規のICコイン20bの
投入があった場合、投入された新規のICコイン20b
はホームポジション位置(受入位置)a1 にある他方の
コインポケット43bに受入れられる。
【0085】これに基づいて制御部91は、図13
(B)に示すように、ロータ41は90°回転して投入
された新規のICコイン20bを情報処理位置a2 に移
動させてデータの有効性をチェックし、有効と判定した
場合は、その新規のデータから価値情報がなくなるまで
払出し対処するように既述したステップn1 〜n6 と同
様の払出し処理を許容して格納セットされる。
【0086】これに対し、無効と判定した場合や遊技を
途中で止める場合は、その新規のICコイン20bを返
却すべく、図13Cおよび図13Dに示すように、既述
したステップn7 〜n8 と同じように新規のICコイン
20bを収納している他方のコインポケット43bの位
置を返却位置a3 になるようにロータ41を回転させ、
これより下方の返却口48に向けて落下させて返却処理
する。
【0087】次に、待機されたICコインがある場合の
回収処理動作を図14のロータの回転動作状態を参照し
て説明する。今、図14(A)に示すように、ロータ4
1の一方のコインポケット43aと対応する待機位置a
4 に再利用するためのICコイン20aが待機中である
ときに、受入口46と対応する他方のコインポケット4
3bに新規のICコイン20bの投入があった場合、図
14(B)に示すように、ロータ41は90°回転して
投入された新規のICコイン20bを情報処理位置a2
に移動させてデータの有効性をチェックし、有効と判定
した場合は、その新規のデータから価値情報がなくなる
まで払出し対処するように既述したステップn1 〜n6
と同じ払出し処理を実行する。
【0088】その後、払出し毎に減額された新規のIC
コイン20bの価値がなくなると、その新規のICコイ
ン20bを回収するように、図14(C)に示すよう
に、既述したステップn9 〜n12と同じく新規のICコ
イン20bを収納している他方のコインポケット43b
の位置を回収位置a4 になるようにロータ41を回転動
作させる。
【0089】回転動作後は、図14(D)に示すよう
に、ロータ41のコイン無収納状態にある他方のコイン
ポケット43aをホームポジションの位置a1 に対応さ
せるように180°回転させて、次のICコインの投入
に備える。
【0090】次に、ICコインの投入に代えて現金投入
による処理動作を図15のロータの回転動作状態を参照
して説明する。今、図15(A)に示すように、ロータ
41の一方のコインポケット43aと対応する待機位置
a4 に、使用済の無価値になったICコイン20aが待
機中であるときに、プレーヤがICコインの投入でな
く、紙幣挿入口32に遊技すべき金額、例えば千円札を
挿入した場合(ステップn13)、制御部91は、図15
(B)に示すように、直ちにロータ41を90°回転さ
せて情報処理位置a2 にICコイン20を収納している
側のコインポケット43aを導き(ステップn14)、こ
こでR/Wアンテナ50により千円分のデータをICコ
イン20に記録させる(ステップn15)。
【0091】記録完了後は、図15(C)に示すよう
に、ロータ41を逆転させて内部に待機するICコイン
20を確認窓35から視認できる位置まで回動させてプ
レーヤにICコインの存在を確認させた後、再び、図1
5(D)に示すように、情報処理位置a2 の位置に戻し
て待機し、その後、プレーヤによる払出しボタン37の
入力操作に基づいてICコインから払出しデータを出力
させてプレーヤに遊技利用を開始させる。
【0092】遊技途中でプレーヤが遊技を止める場合
は、ICコイン20を返却すべく、図15(E)および
図15(F)に示すように、既述したステップn7 〜n
8 と同じようにICコイン20を収納している他方のコ
インポケット43bの位置を返却位置a3 になるように
ロータ41を回転させ、これより下方の返却口は48に
向けて落下させて返却処理する。
【0093】返却完了後は、図15(G)に示すよう
に、ロータ41を90°回転させて一方のコインポケッ
ト43aを受入口46と対向する位置に回転停止させ
て、次のICコインの投入に備える。
【0094】次に、ICコイン補給利用時の処理動作を
図16のロータの回転動作状態を参照して説明する。
今、図16(A)に示すように、ロータの待機位置a4
にICコイン20aがない状態で、プレーヤが紙幣挿入
口32に遊技すべき金額分の紙幣を挿入した場合(ステ
ップn16)、この入金情報に基づいて制御部91は、図
16(B)に示すように、直ちにロータ41を90°回
転させて一方のコインポケット43aを情報処理位置
(補給位置)a2 に移動させ(ステップn17)、移動完
了後に上方の図示しない補給装置よりICコインを1枚
繰出し、繰出されたICコインは補給口47より落下し
て、上向きに対向する一方のコインポケット43a内に
収納される(ステップn18)。
【0095】収納されたICコイン20に対し、図16
(C)に示すように、R/Wアンテナ50を介して入金
分のデータを記録させ、記録完了後は、図16(D)に
示すように、ロータ41を回転させて内部のICコイン
20をコイン確認窓35から視認できる位置まで回動さ
せてプレーヤに確認させた後、再び、図16(E)に示
すように、情報処理位置a2 の位置に戻して待機し、そ
の後、プレーヤによる払出しボタン37の入力操作に基
づいてICコインから払出しデータを出力させてプレー
ヤに遊技利用を開始させる。
【0096】遊技途中でプレーヤが遊技を止める場合
は、ICコイン20を返却すべく、既述したステップn
7 〜n8 と同一の返却動作を実行する。
【0097】また、ICコインの価値がなくなって回収
する場合は、図16(F)に示すように、既述したステ
ップn9 〜n12と同一の回収動作を実行するものであ
る。
【0098】上述のように、払出し用媒体にカードでは
なく、耐久性および取扱い性に優れたICコインを採用
し、しかもICコインを受入れるコインポケットを備え
たロータをケーシング内で回転制御することにより、I
Cコインを受入位置、情報処理位置、返却位置、回収位
置、待機位置、視認位置などの処理目的位置に容易に回
転移動させることができ、また回転移動式のため、周方
向に多くの対応位置をコンパクトに効率よく設けること
ができる。
【0099】この発明の構成と、上述の一実施の形態と
の対応において、この発明の情報処理部は、実施の形態
のR/Wアンテナ50に対応し、以下同様に、待機部
は、回収位置兼用の待機位置a4 に対応し、回転制御手
段は、制御部91に対応するも、この発明は上述の一実
施の形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの
実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機システムを示す概略構成図。
【図2】 ICコインの平面図。
【図3】 ICコインの断面図。
【図4】 ICモジュールの回路構成を示すブロック
図。
【図5】 EEPROMに記録されるデータの説明図。
【図6】 台間機の正面図。
【図7】 ICコイン処理装置の内部構造を開放して示
す要部側面図。
【図8】 ICコイン処理装置のセンサ配置構成図。
【図9】 スロット用台間機の制御回路ブロック図。
【図10】 ICコイン処理装置の処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図11】 ICコインの返却処理動作を示す説明図。
【図12】 ICコインの回収処理動作を示す説明図。
【図13】 待機ICコインがある場合の返却処理動作
を示す説明図。
【図14】 待機ICコインがある場合の回収処理動作
を示す説明図。
【図15】 現金投入による処理動作を示す説明図。
【図16】 ICコイン補給利用時の処理動作を示す説
明図。
【符号の説明】
11…遊技機 12,12a,12b…台間機 20,20a,20b…ICコイン 40…ICコイン処理装置 41…ロータ 42…ケーシング 42a…ケーシング片面のカバー 43a,43b…コインポケット 46…受入口 47…補給口 48…返却口 49…回収口 50…R/Wアンテナ a1 …受入位置 a2 …情報処理位置 a3 …返却位置 a4 …回収位置 91…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 直弘 愛知県一宮市奥町字野越46番地 オムロン 一宮株式会社内 (72)発明者 近藤 貴嗣 愛知県一宮市奥町字野越46番地 オムロン 一宮株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BB18 BB29 BB30 BC78

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICコインの情報を読取って処理動作を実
    行する遊技機用ICコイン処理装置であって、 正逆転自由に回転するロータと、そのロータを内蔵する
    ケーシングとから構成され、前記ロータは、ICコイン
    受入れ用に凹部形成したコインポケットを外周面上に開
    口して設け、前記ケーシングは、前記ロータのコインポ
    ケットと対応する回転軌跡上の位置に開口してICコイ
    ンを受入れ可能な受入口と、前記ロータのコインポケッ
    トと対応する回転軌跡上の位置に開口して返却通路の入
    口と対応する返却口と、前記ロータのコインポケットと
    対応する回転軌跡上の位置に開口して回収通路の入口と
    対応する回収口と、前記ICコインをコインポケットに
    受入れた状態で、ICコインに非接触に読取りおよび書
    込み処理する情報処理部と、前記ICコインをコインポ
    ケットに受入れた状態で待機させる待機部とを設け、前
    記ロータのコインポケットの回転停止位置を、前記ケー
    シングの受入口と、返却口と、回収口と、情報処理部
    と、待機部との各対応位置に回転移動させる回転制御手
    段を備えたことを特徴とする遊技機用ICコイン処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記ロータに備えられるコインポケット
    を、回転中心位置を基準とする円板の180°向きの異
    なる2か所の位置に開口したことを特徴とする請求項1
    に記載の遊技機用ICコイン処理装置。
  3. 【請求項3】前記ケーシングには前記ロータのコインポ
    ケットと対応する回転軌跡上の位置に対応して開口する
    ICコインの補給口を接続した請求項1または2記載の
    遊技機用ICコイン処理装置。
  4. 【請求項4】前記ケーシングは、内蔵されたロータのコ
    インポケット部分を開放可能に開閉許容して設けた請求
    項1、2または3記載の遊技機用ICコイン処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4に記載の遊技機
    用ICコイン処理装置を内蔵した台間機。
  6. 【請求項6】投入された価値媒体の価値情報を、ICコ
    イン発行用またはICコインの価値情報更新用に受付け
    る入力手段と、請求項1、2、3または4に記載の遊技
    機用ICコイン処理装置とを備えて構成した台間機。
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