JP2002187829A - 歯磨剤組成物 - Google Patents
歯磨剤組成物Info
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Abstract
剤組成物に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジ
アリルアンモニウム塩を含有させると共に、アネトー
ル、カルボン、シネオール、メチルサリシレート、オイ
ゲノール、エチルブチレート及びシンナミックアルデヒ
ドから選ばれる1種又は2種以上の香料成分(A)とl
−メントール(B)とを質量比で1:9〜8:2の割合
で含有させることを特徴とする歯磨剤組成物。 【効果】 本発明の歯磨剤組成物は、口腔内の酵素滞留
性向上効果に優れ、泡立ちなどの使用感がよく、歯磨剤
としての保存安定性に優れたもので、歯垢抑制歯磨剤、
う蝕予防歯磨剤等として有効に利用することができる。
Description
予防に有効な酵素の口腔内滞留性と、泡立ちと、保存安
定性とを向上させた歯磨剤組成物に関する。更に詳しく
は、酵素とアニオン活性剤とを含有する歯磨剤組成物
に、特定のカチオン性ポリマーを含有させると共に、ア
ネトール等の特定の香料成分とl−メントールとを特定
割合で含有させることにより、酵素の口腔内滞留性と使
用時泡立ちと保存時液分離の無さとを向上させた歯磨剤
組成物に関する。
して、デキストラナーゼ、ムタナーゼを有効成分とする
歯磨剤や、歯肉炎抑制効果の高い歯磨剤として、リゾチ
ームを有効成分とする歯磨剤が知られており、当該技術
分野では、これらの酵素の口腔内滞留性を上げる改良技
術の開発が行われている。
への滞留性を向上させる技術手段の一つとしてカチオン
性のポリマーを利用する方法がある。例えば、薬効成分
のフッ素化合物とカチオン性ポリマーとを併用する技術
が開示されている(特開昭62−145010号公報、
特開平6−65035号公報)。
発泡剤としてアニオン界面活性剤が用いられるので、上
記の公知資料に開示されているカチオン性ポリマーを添
加しても、カチオン性ポリマーとアニオン性界面活性剤
とが複合体を形成し、このものが、酵素の口腔内滞留性
と歯磨剤組成物の泡立ち性と保存安定性とを減じてしま
う。そのため、アニオン性界面活性剤の使用が制限され
ることとなり、その技術的解決方法の提案が待たれてい
た。また、カチオン性ポリマーの使用は、ブラッシング
時の泡立ちを抑えてしまうという本来的な問題もあり、
その技術的解決方法の提案も待たれていた。
内滞留性が高く、使用時には良好に泡立ちかつ保存時に
は液分離がない歯磨剤組成物を提供することを課題とす
る。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、酵素とアニオ
ン活性剤とが存在する系に、カチオン性ポリマーの一種
であるヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリル
アンモニウム塩を配合すると共に、アネトール等の特定
の香料成分とl−メントールとを特定割合で配合するこ
とにより、酵素の口腔内滞留性が高まり、使用時泡立ち
と保存安定性も向上することを見出し、本発明をなすに
至った。
性剤とを含有する歯磨剤組成物に、ヒドロキシエチルセ
ルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を含有させ
ると共に、アネトール、カルボン、シネオール、メチル
サリシレート、オイゲノール、エチルブチレート及びシ
ンナミックアルデヒドから選ばれる1種又は2種以上の
香料成分(A)とl−メントール(B)とを質量比で
1:9〜8:2の割合で含有させた歯磨剤組成物が提供
される。
と、酵素としては、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、ア
ミラーゼ、リゾチーム、プロテアーゼ、溶菌酵素等の
他、抗体も配合し得、これらの1種を単独で又は2種以
上を組み合わせて用いることができる。
属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、スピカリア
属、ラクトバチルス属、セルビブリオ属等に属する公知
のデキストラナーゼ生成菌より公知の方法により得られ
るデキストラナーゼはもちろん、他の微生物により生産
されるデキストラナーゼも使用することができ、三共
(株)のものとして入手できる。なおデキストラナーゼ
は、通常、歯磨剤組成物1gあたり1〜100単位で、
好ましくは10〜50単位である。
ナス属、トリコデルマ属、ストレプトマイセス属、アス
ペルギルス属、フラボバクテリウム属、バシラス属等に
属する公知のムタナーゼ生成菌により公知の方法により
得られるムタナーゼはもちろん、他の微生物により生産
されるムタナーゼも使用することができる。その配合量
は、通常歯磨剤組成物1gあたり10〜10,000単
位であり、より好ましくは20〜5,000単位であ
る。
き、歯垢形成抑制効果量、歯肉炎抑制効果量を配合する
ことができる。
剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸
ナトリウム等のアルキル硫酸ナトリウム、ラウロイルサ
ルコシンナトリウム、N−ミリストイルサルコシンナト
リウム等のN−アシルサルコシンナトリウム、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂
肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスル
ホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナト
リウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N
−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシル
アラニンナトリウム、α−オレフィンスルフォン酸ナト
リウムなどの当該歯磨剤分野で通常用いられる1種又は
2種以上のアニオン性界面活性剤を使用することができ
る。なお、使用感の点からは、特にラウリル硫酸ナトリ
ウムが好ましい。アニオン性界面活性剤の配合量は、通
常組成物全体の0.1〜5%(質量百分率、以下同
様)、好ましくは0.5〜3%、特には0.8〜2%と
するのがよい。
一種であるヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジア
リルアンモニウム塩が選択的に使用される。ここに云う
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモ
ニウム塩とは、ヒドロキシエチルセルロースにジメチル
ジアリルアンモニウム塩をグラフト重合して得られるカ
チオン性ポリマーである。対イオンは、塩素イオン等の
ハロゲンイオンや、メトサルフェートイオンなどであ
る。本カチオン性ポリマーの平均分子量は、特に限定さ
れないが、好ましくは1,000〜1,000,000
である。窒素含有量としては0.1〜3%であり、より
好ましくは0.5〜2.5%である。このようなヒドロ
キシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
塩としては日本エヌエスシー株式会社から市販されてい
るセルコートL−200、セルコートH−100などが
挙げられる。これらは、対イオンが塩素イオンである。
本カチオン性ポリマーに替えて他のカチオン性ポリマ
ー、例えばレオガードKGP(ライオン株式会社製)を
用いても、製剤中で凝集が発生するという不都合があ
り、本発明の課題を充分に解決することはできない。
成物全体の0.001〜2%、好ましくは0.005〜
1%、特に好ましくは0.01〜0.5%である。0.
001%未満では充分な酵素滞留効果が見られない場合
があり、2%を超えると独特の異味、異臭が発生するお
それがある。
オール、メチルサリシレート、オイゲノール、エチルブ
チレート及びシンナミックアルデヒドから選ばれる1種
又は2種以上の香料成分(A)とl−メントール(B)
とを併用配合する。香料成分(A)としては、その中で
もアネトールが最も好適に使用し得る。また、上記香料
成分は、それぞれを単体として配合してもよいが、これ
らを含む精油等、例えばカルボンの場合はスペアミント
油を配合してもよい。更に、上記香料成分と併用するl
−メントールについても、単体として配合してもよい
が、これを含有する精油など、例えばペパーミント油、
和種ハッカ油等を使用してもよい。
(B)との配合割合は、質量比で1:9〜8:2、好ま
しくは2:8〜7:3の範囲である。この比率範囲で配
合することにより、酵素の口腔内滞留性を高めることが
できると共に、製剤の液分離を効果的に防止し、泡立ち
等の使用感も改善できる。
物全体の0.001〜1.0%、特に0.005〜0.
5%である。
阻害しない限り、通常歯磨剤組成物に配合される研磨
剤、粘結剤、粘稠剤、保湿剤、界面活性剤、甘味料、香
料、着色剤、防腐剤、保存安定化剤、pH調整剤、薬効
成分等の適宜の成分を配合し得る。
2水和物及び無水和物、第1リン酸カルシウム、第3リ
ン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム等のリン酸カル
シウム系化合物、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、
アルミナ、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、不溶性メ
タリン酸ナトリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マ
グネシウム、硫酸カルシウム、ベントナイト、ケイ酸ジ
ルコニウム、チタニウム結合ケイ酸塩等の無機系研磨
剤、ポリメタクリル酸メチル、結晶性セルロース等の有
機系研磨剤が挙げられる。研磨剤の配合量は、通常組成
物全体の5〜60%、好ましくは8〜50%である。
シメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、キ
サンタンガム、トラガントガム、カラヤガム、アラビヤ
ガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、架橋型ポリ
アクリル酸ナトリウム、非架橋型ポリアクリル酸ナトリ
ウム等のカルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリ
ドンなどの有機系粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシ
リカゲル、ビーガム、ラポナイトなどの無機系粘結剤が
挙げられる。粘結剤の配合量は、通常組成物全体の0.
2〜2%である。
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マル
チトール等の多価アルコール、糖アルコールなどが配合
される。
剤及びカチオン性界面活性剤、両性界面活性剤を配合し
得る。非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ショ糖脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エス
テル等の糖アルコール脂肪酸エステル類、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル等の多価アルコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油等のエーテル型の活性剤、ラウリン酸
ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド類な
どが挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、アル
キルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩な
どが挙げられる。両性界面活性剤としては、酢酸ベタイ
ン、イミダゾリニウムベタイン、レシチンなどが挙げら
れる。
ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、
グリチルリチン、ペリラルチン、p−メトキシシンナッ
ミックアルデヒド、アスパルテーム、キシリトール等が
配合できる。
トール(B)とを除く当該歯磨分野で知られた香料を適
宜配合し得る。
色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色
205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色2
04号、緑色3号、雲母チタン、酸化チタン等を挙げる
ことができる。
チルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、塩
化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノー
ル、ソルビン酸カリウム等を挙げることができる。
ミンE、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、ブチルヒドロキシトルエン、没食
子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げら
れる。
リンゴ酸、乳酸、酒石酸、酢酸、リン酸、ピロリン酸、
グリセロリン酸やこれらの各種塩、ならびに水酸化ナト
リウムを挙げることができる。本発明の歯磨剤組成物の
pHは5〜9、好ましくは6〜8の範囲になるように調
整される。
ジン、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、ヒノキ
チオールなどの抗菌剤、フッ化ナトリウム、フッ化第一
錫、モノフルオロリン酸ナトリウムなどのフッ素化合
物、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、ア
ラントインなどの抗プラスミン剤、ポリリン酸類などの
歯石予防剤、塩化ナトリウムなどの歯ぐき引き締め剤、
酢酸トコフェロールなどの各種ビタミンなどが挙げられ
る。
滞留性向上効果に優れ、泡立ちなどの使用感がよく、歯
磨剤としての保存安定性に優れたもので、歯垢抑制歯磨
剤、う蝕予防歯磨剤及び歯肉炎抑制歯磨剤として有効に
利用することができる。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
磨剤を調製した。この歯磨剤1gを3倍量の蒸留水で希
釈懸濁し、直径1cm、厚さ0.5cmのアパタイト板
をこの懸濁液に入れた。3分後、このアパタイト板を取
り出し、蒸留水で濯いだ後、アパタイト板に滞留してい
るデキストラナーゼ力価を測定した。力価試験法は、以
下のように行った。
モル、pH6のリン酸緩衝液に溶かし、基質溶液とす
る。この基質溶液1mLに上記の方法で処置したアパタ
イト板を入れ、35℃で10分間反応させる。生成する
還元糖の還元力をソモギ−ネルソン法で測定する。グル
コースを用いた検量線により、35℃,1分間処置で生
成させた還元糖量(グルコース換算)を計算する。即
ち、35℃,1分間処置で1μgのグルコースに相当す
る還元力を持つ還元糖を生成させるデキストラナーゼの
力価を1単位とした。
ー5名により評価した。更に本歯磨剤90gをラミネー
トチューブ(内層材質:ポリエチレン)に充填し、40
℃,6ヶ月保存後の液分離状態を評価した。評点は次の
通りである。結果を表1に示す。
チルジアリルアンモニウム塩としてはセルコートL−2
00(日本エヌエスシー株式会社製)を、塩化O−[2
−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピ
ル]ヒドロキシエチルセルロースとしてはレオガードK
GPをそれぞれ用いた。 〔泡立ち評点〕 ◎:歯磨き後速やかに泡立つ ○:歯磨き後ほぼ速やかに泡立つ ×:歯磨き後遅れて泡立つ 〔液分離評点〕 ◎:液分離が見られない ○:液分離がほとんど見られない ×:液分離が見られる
ロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウ
ム塩を併用した歯磨剤は、それぞれ単独で使用した組成
よりもデキストラナーゼのアパタイト板滞留性が高まっ
た。これに対し、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチ
ルジアリルアンモニウム塩とは異なるカチオン化セルロ
ースである塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチ
ルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
では、デキストラナーゼ滞留性向上効果が見られなかっ
た。
ボン、シネオール、メチルサリシレート、オイゲノー
ル、エチルブチレート及びシンナミックアルデヒドから
選ばれる香料成分とl−メントールを併用した歯磨剤
は、40℃,6ヶ月保存後の液分離に対し、良好な結果
が得られた。これに対し、l−メントール単独又はl−
メントールを配合していない組成では、液分離改善効果
が見られなかった。なお、液分離改善の程度は、アネト
ールとl−メントールの組み合わせが良かった。
磨剤を調製した。この歯磨剤1gを3倍量の蒸留水で希
釈懸濁し、直径1cm、厚さ0.5cmのアパタイト板
をこの懸濁液に入れた。3分後、このアパタイト板を取
り出し、蒸留水で濯いだ後、アパタイト板に滞留してい
るムタナーゼ力価を測定した。力価試験法は、以下のよ
うに行った。
衝液をpH5に調製し、基質溶液とする。この基質溶液
1mLに上記の方法で処置したアパタイト板を入れ、3
5℃で10分間反応させる。生成する還元糖の還元力を
ソモギ−ネルソン法で測定する。グルコースを用いた検
量線により、35℃,1分間処置で生成させた還元糖量
(グルコース換算)を計算する。即ち、35℃,1分間
処置で1μgのグルコースに相当する還元力を持つ還元
糖を生成させるムタナーゼの力価を1単位とした。
ー5名により上記と同様の方法により評価した。更に本
歯磨剤90gをラミネートチューブ(内層材質:ポリエ
チレン)に充填し、40℃,6ヶ月保存後の液分離状態
を上記と同様に評価した。結果を表2に示す。
エチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を
併用した歯磨剤は、それぞれ単独で使用した組成よりも
ムタナーゼのアパタイト板滞留性が高まった。これに対
し、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルア
ンモニウム塩とは異なるカチオン化セルロースである塩
化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニ
オ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースでは、ムタ
ナーゼ滞留性向上効果が見られなかった。
ボン、シネオール、メチルサリシレート、オイゲノー
ル、エチルブチレート及びシンナミックアルデヒドから
選ばれる香料成分とl−メントールを併用した歯磨剤
は、40℃,6ヶ月保存後の液分離に対し、良好な結果
が得られた。これに対し、l−メントール単独又はl−
メントールを配合していない組成では、液分離改善効果
が見られなかった。
Claims (1)
- 【請求項1】 酵素とアニオン活性剤とを含有する歯磨
剤組成物に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジ
アリルアンモニウム塩を含有させると共に、アネトー
ル、カルボン、シネオール、メチルサリシレート、オイ
ゲノール、エチルブチレート及びシンナミックアルデヒ
ドから選ばれる1種又は2種以上の香料成分(A)とl
−メントール(B)とを質量比で1:9〜8:2の割合
で含有させることを特徴とする歯磨剤組成物。
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JP2000310936 | 2000-10-11 | ||
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- 2000-11-28 JP JP2000360896A patent/JP4496420B2/ja not_active Expired - Fee Related
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