JPH06239723A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH06239723A
JPH06239723A JP4713493A JP4713493A JPH06239723A JP H06239723 A JPH06239723 A JP H06239723A JP 4713493 A JP4713493 A JP 4713493A JP 4713493 A JP4713493 A JP 4713493A JP H06239723 A JPH06239723 A JP H06239723A
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JP
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sodium
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chlorhexidine
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cetylpyridinium chloride
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JP4713493A
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Norihiro Yamamoto
教弘 山本
Akinori Takahashi
昭記 高橋
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Johnson and Johnson KK
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Johnson and Johnson KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 0.0002〜0.3重量%のクロルヘキシ
ジン誘導体、0.001〜5重量%の塩化セチルピリジ
ニウムを配合したことを特徴とする口腔用組成物。 【効果】 少量の殺菌剤で優れた殺菌効果を発揮するた
め、使用者の体内への殺菌剤の摂取量を低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロルヘキシジン誘導
体および塩化セチルピリジニウムを配合した口腔用組成
物に関し、さらに詳細には抗菌剤として、殺菌効果に優
れ、且つ経日安定性の良好なクロルヘキシジンおよび塩
化セチルピリジニウムを含有した口腔用組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら塩化セチルピリジニウムは歯垢形成の抑制、歯肉炎の
予防などに有効なカチオン性殺菌剤として知られてお
り、口腔用組成物に広く使用されている。しかし塩化セ
チルピリジニウムはカチオン性であり、菌の種類によっ
てはその性質上十分な抗菌効果が得られない場合があ
る。
【0003】また、クロルヘキシジン誘導体は、歯槽膿
漏、むし歯、口臭の予防に有効なカチオン性殺菌剤とし
て、口腔用組成物に数多く使用されている。しかしクロ
ルヘキシジン誘導体もまた、菌の種類によってはその性
質上十分な抗菌効果が得られない場合がある。
【0004】特に口腔用組成物においては、口中での作
用時間が比較的短時間で、短かいときには5秒、長くて
も2分程度が平均的である。この短かい時間内で十分な
殺菌効果を効果的に発揮させる必要がある。殺菌剤を大
量に使用すれば、勿論十分な殺菌効果を容易に得ること
は可能である。しかしあまり大量に殺菌剤を使用するこ
とは口腔用組成物の使用者が誤って飲んだりした場合、
使用者の健康を損ねる等の問題を生じるおそれがあり、
好ましいことではない。また塩化セチルピリジニウムや
クロルヘキシジン誘導体は独特の苦味を有しているため
大量に用いることはできない。更にクロルヘキシジンや
塩化セチルピリジニウムは、歯の表面に着色性沈着物
(ステイン)を形成するため、なるべく少量を配合する
ことが望まれていた。また塩化セチルピリジニウムとグ
ルコン酸クロルヘキシジンとは、それぞれ菌種により有
効性が異なり、抗菌性に長所、短所を有しており、広い
菌種に抗菌性を求めると、口腔用組成物中の濃度が高く
なり、前記した弊害を招きがちである。 本発明者ら
は、かかる問題を解消し、少量の殺菌剤の使用で、広い
菌種に対して有効な抗菌活性を有する口腔用組成物を開
発するべく検討を重ね、塩化セチルピリジニウムとクロ
ルヘキシジン誘導体を併用することにより、かかる目的
が達成され、さらに抗菌活性を飛躍的に向上させること
ができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、0.00
02〜0.3重量%のクロルヘキシジン誘導体、0.0
01〜5重量%の塩化セチルピリジニウムを配合したこ
とを特徴とする口腔用組成物に関する。本発明における
クロルヘキシジン誘導体とは、クロルヘキシジンまたは
クロルヘキシジンと酸の付加物等の化合物をいい、例え
ば、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジ
ン等の化合物を含む。クロルヘキシジン誘導体の配合量
は、口腔用組成物に対し、0.0002〜0.3重量%
である。0.0002重量%未満では口腔用組成物に必
要な殺菌効果が得られない。また0.3重量%を越える
と不快な味覚を与える場合があり好ましくない。塩化セ
チルピリジニウムの配合量は、0.001〜5重量%、
好ましくは0.01〜0.5重量%である。0.001
重量%未満では十分な殺菌効果が得られない。また5重
量%を越えると、口腔粘膜に対して刺激性が出てきて好
ましくない。本発明の口腔用組成物は、練り歯みがき、
液状歯みがき、洗口剤等の剤型として使用することがで
きる。本発明の口腔用組成物には、本発明の効果を損な
わない範囲で必要に応じ、エタノ−ル、粘結剤、湿潤
剤、甘味剤、香料、界面活性剤、薬効成分、研磨剤等を
配合することができる。
【0006】本発明の組成物において、使用することが
できる粘結剤としては、カルボキシメチルセルロ−スア
ルカリ金属塩、メチルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセ
ルロ−ス、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロ−
スナトリウムなどのセルロ−ス誘導体、アルギン酸ナト
リウムなどのアルカリ金属アルギネ−ト、アルギン酸プ
ロピレングリコ−ルエステル、カラゲナン、キサンタン
ガム、トラガカントガム、カラヤガム、アラビヤガムな
どのガム類、ポリビニルアルコ−ル、ポリアクリル酸ナ
トリウム、ポリビニルピロリドンなどの合成粘結剤、ア
ルミニウムシリカゲル、ラボナイトなどの無機粘結剤等
の口腔用組成物の製造に使用されるいずれの粘結剤を用
いることもできる。これらの粘結剤はその1種を単独で
使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
【0007】本発明の組成物において、湿潤剤を加える
ことができる。かかる湿潤剤としては、グリセリン、ソ
ルビット、プロピレングリコ−ル、エチレングリコ−
ル、1,3−ブチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ
−ル、ポリプロピレングリコ−ル、キシリット、マルチ
ット、ラクチット等の公知の湿潤剤をあげることができ
る。かかる湿潤剤の組成物中での割合は、10−80重
量%、好ましくは20−60重量%である。本発明の組
成物には、アニオン系、ノニオン系、両性等の界面活性
剤を適宜添加することができる。アニオン系界面活性剤
としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナ
トリウムなどのアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイ
ルザルコシン酸ナトリウム,N−ミリストイルザルコシ
ン酸ナトリウムなどのN−アシルザルコシン酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加
ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、
ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグル
タミン酸ナトリウムなどのN−アシルグルタミン酸塩、
N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチ
ル−N−アシルアラニンナトリウム、α−オレフィンス
ルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム等が用いられる。 また、ノニオン系界面活性剤と
しては、ショ糖脂肪酸エステル、マルト−ル脂肪酸エス
テル、ラクト−ス脂肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステ
ル、マルチト−ル脂肪酸エステル、ラクチト−ル脂肪酸
エステルなどの糖アルコ−ル脂肪酸エステル、モノラウ
リン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル
などの脂肪酸ポリグリセリンエステル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレ−ト、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノステアレ−トなどのポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油などのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリ
ン酸モノまたはジエタノ−ルアミド、ミリスチン酸モノ
またはジエタノ−ルアミドなどの脂肪酸ジエタノ−ルア
ミド、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリ
ド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エ
ステル等が使用される。 両性イオン界面活性剤として
は、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリス
チルジアミノエチルグリシンなどのN−アルキルアミノ
エチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチル
アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシ
エチルイミダゾリンベタインナトリウムなどが使用され
る。なお、これらの界面活性剤はその1種を単独で使用
しても2種以上を併用しても良い。これらの界面活性剤
の使用量は通常、組成物中0.01−5重量%、好まし
くは0.05−3重量%である。
【0008】香料としては、メント−ル、アネト−ル、
カルボン、オイゲノ−ル、リモネン、オシメン、n−デ
シルアルコ−ル、シトロネロ−ル、α−テルピネオ−
ル、サリチル酸メチル、メチルアセテ−ト、シトロネリ
ルアセテ−ト、シネオ−ル、リナロ−ル、エチルリナロ
−ル、ワニリン、チモ−ル、スペアミント油、ペパ−ミ
ント油、レモン油、オレンジ油、セ−ジ油、ロ−ズマリ
−油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、
丁字油、ユ−カリ油等の香料を単独でまたは組み合わせ
て使用することができる。これら香料の組成物中の割合
は、0.01−10重量%、好ましくは0.1−5重量
%である。 甘味料としては、サッカリンナトリウム、
ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、
グリチルリチン、ペリラルチン、ソ−マチン、アスパラ
チルフェニルアラニンメチルエステル、p−メトキシシ
ンナミックアルデヒドなどを使用することができる。こ
れら甘味料の組成物中の割合は、通常0.001−1重
量%、好ましくは0.01−0.5重量%である。 本
発明の歯みがき組成物においては、歯みがきの薬効成分
として、例えば、デキストラナ−ゼ、ムタナ−ゼ、リゾ
チ−ム、アミラ−ゼ、プロテア−ゼ、溶菌酵素、ス−パ
−オキシドディスムタ−ゼなどの酵素、モノフルオロリ
ン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのア
ルカリ金属モノフルオロリン酸塩やフッ化ナトリウム、
フッ化第1スズなどのフッ化物、トラネキサム酸、イプ
シロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキ
シルアラントイン、ジヒドロコレスタノ−ル、グリチル
リチン酸類、グリチルレチン酸、ピサボロ−ル、グリセ
ロホスフェ−ト、クロロフィル、塩化ナトリウム、水溶
性無機リン酸化合物、乳酸アルミニウム、塩化亜鉛、塩
化ストロンチウム等の薬効成分を使用することもでき
る。
【0009】本発明の口腔用組成物の防腐剤としては、
安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラ
オキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、
パラオキシ安息香酸ブチル等を使用することができる。
本発明の口腔用組成物の剤型を歯みがきとする場合に
は、その研磨剤としては、例えば、沈降性シリカ、シリ
カゲル、アルミノシリケ−ト、ジルコノシリケ−ト等の
シリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウムの2水和物およ
び無水物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3
リン酸マグネシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、不
溶性メタリン酸カリウム、酸化チタン、ゼオライト、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研
磨剤等を挙げることができる。これらは単独でも2種以
上を組み合わせて使用してもよい。これらの中では、洗
浄力および分散性の点からシリカ系研磨剤が好ましい。
【0010】
【実施例】以下、実験例および実施例により、本発明を
さらに詳細に説明する。 実験例1 表1に示す菌種について、CPCおよびCPCとCHX
の併用系について最小発育阻止濃度を測定した。なお、
最小発育阻止濃度は以下の方法で求めた。 最小発育阻止濃度の測定 化学療法学会標準法に準じて寒天平板希釈法で実施し
た。即ち、GAM寒天培地に所定濃度になるように塩化
セチルピリジニウムおよびグルコン酸クロルヘキシジン
の水溶液を混和して作製した薬剤を添加した平板に、口
腔内常在菌、特に歯周病原菌の培養菌液(108セル/
ml)をミクロプランタで接種し、37℃で4日間嫌気
培養後、肉眼で集落の形成が全く認められない最小濃度
を力価(ppm)で示した。
【0011】表1で示す菌種は以下のものを使用した。
虫歯の病原菌であるストレプトコカス・ミュ−タンス
(Streptococcus mutans)、歯周病の病原菌であるフソ
バクテリウム・ニュクリアタム(Fusobacteriumnucleat
um)、同じく歯周病の病原菌である、A.アクチロミセ
テムコミタンス(A. actiromycetemcomitans)、乳酸桿
菌の一種であるラクトバチルス・カセイ(Lactobacillu
s casei)、にきび菌として知られるプロピオニバクテ
リウム・アクネス(Propionibacterium acnes)、歯周
病の病原菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス(Po
rphyromonas gingivalis)を使用した。これらの菌種
は、口腔内常在菌である。
【0012】測定結果を表1に示す。また本実験におけ
る歯周菌の原因細菌であるポルフィロモナス・ジンジバ
リス(P.G)の場合の薬剤濃度と発育阻止率の関係を
図1に示す。
【表1】
【0013】表1の結果より、CPC単独系に比べてC
PCとCHXの併用系の方が、少い量で良好な口腔内細
菌に対する発育阻止効果が得られることが分かる。また
図1の結果より、CPC単独系では100%の発育阻止
率を得るためには10ppm必要で、5ppmでは不十
分である。しかし5ppmのCPCに1ppmのCHX
を添加すると100%の発育阻止率が得られることが分
かる。即ち、口腔用組成物の使用によって、歯周病の発
症を予防しようとするとき、歯周病原菌を殺菌すること
は1つの有力な方法である。この場合、この目的の達成
に多量の殺菌剤を使用することは簡単なことであるが、
多量の配合によって、前記したような味が悪くなる、ス
テインが発生しやすくなる等の欠点が生じる。さらに、
多量に配合すればそれだけ誤飲したときの安全性に問題
が生じてくる。本発明により、殺菌剤の配合量を少なく
することができ、安全性や味についての問題点が発生し
にくくなることを示している。
【0014】実験例2 抗菌効果の判定を以下の方法で実施した。37℃で一晩
嫌気培養したポルフィロモナス・ジンジバリス(P.
G.)381株の菌液1mlに所定濃度になるようにC
PCおよびCPCとCHX混合溶液を加えて、0,3,
5,10および15分間作用させた後、その菌液0.1
mlを生理食塩水で10−4倍に希釈し、その0.1m
lを5%羊血液添加Brain Heart Infu
sion寒天培地に塗抹し37℃で4日間嫌気培養後、
発育集落数を算定して抗菌効果を判定した。結果を図2
および図3に示す。図2からCPCとCHXを併用する
とCPC単独系に比べてさらに良好な抗菌効果が得られ
ることが分かる。また図3から通常の歯みがきに要する
時間である3分間で、50ppmのCPCおよび10p
pmのCHXの併用系の場合、100%の抗菌効果が得
られることが分かる。以下実施例を示す。
【0015】実施例1 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.05 グルコン酸クロルヘキシジン 0.01 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1.5 グリセリン 5 エチルアルコ−ル 10 サッカリンナトリウム 0.1 香料 0.2 精製水 残 合計 100 E.coliについて上記実験例2と同様の抗菌効果の
評価を実施した。結果を図4に示す。
【0016】比較例1 グルコン酸クロルヘキシジンを除いた他は、実施例1と
同様にして洗口剤を調製し、抗菌効果の評価を実施し
た。結果を図4に示す。0.05%の塩化セチルピリジ
ニウム単独系に対し、さらに0.01%のグルコン酸ク
ロルヘキシジンを加えた併用系では、著しく抗菌活性が
向上していることが分かる。
【0017】比較例2 塩化セチルピリジニウムを除き、且つグルコン酸クロル
ヘキシジンを0.05重量%とした他は実施例1と同様
にして洗口剤を調製した。 実施例2 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.1 塩化クロルヘキシジン 0.02 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコ−ル 1 エチルアルコ−ル 10 サリチル酸ナトリウム 0.2 濃グリセリン 6.0 アラントイン 0.05 リン酸ナトリウム 0.2 l−メント−ル 0.1 アネト−ル 0.05 香料 0.1 精製水 残 合計 100
【0018】実施例3 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.05 グルコン酸クロルヘキシジン 0.01 ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1.2 濃グリセリン 5 エチルアルコ−ル 8 サッカリンナトリウム 0.015 安息香酸ナトリウム 0.2 リン酸ナトリウム 0.136 香料 0.2 色素 微量 精製水 残 合計 100
【0019】実施例4 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.03 塩酸クロルヘキシジン 0.01 ソルビット 5 プロピレングリコール 2 ヒドロキシエチルセルロ−ス 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 安息香酸ナトリウム 0.3 香料 1 精製水 残 合計 100
【0020】実施例5 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.03 塩酸クロルヘキシジン 0.01 ソルビット液 10 無水ケイ酸 3 ポリアクリル酸ナトリウム 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.05 l−メント−ル 0.2 パラベン 0.3 第2リン酸カルシウム 25 香料 1 精製水 残 合計 100
【0021】実施例6 下記組成の洗口剤を常法により調製した。 成分 配合量(重量%) 塩化セチルピリジニウム 0.15 グルコン酸クロルヘキシジン液(20%) 0.l5 カラギ−ナン 0.8 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ソルビト−ル (70%) 35.0 第2リン酸ナトリウム 20.0 水酸化ナトリウム 0.3 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8 香料 1.5 精製水 残 合計 100
【0022】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、少量の殺菌剤
で優れた殺菌効果を発揮するため、使用者の体内への殺
菌剤の摂取量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.G)の
場合の薬剤濃度と発育阻止率の関係を示した図である。
【図2】ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.G.)
に対する、CPCおよび、CPCとCHX混合溶液の抗
菌効果を示した図である。
【図3】ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.G.)
に対する、CPCおよび、CPCとCHX混合溶液の抗
菌効果を示した図である。
【図4】E.coliに対する、CPCおよび、CPC
とCHX混合溶液の抗菌効果を示した図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.0002〜0.3重量%のクロルヘ
    キシジン誘導体および0.001〜5重量%の塩化セチ
    ルピリジニウムを配合したことを特徴とする口腔用組成
    物。
  2. 【請求項2】 クロルヘキシジン誘導体がグルコン酸ク
    ロルヘキシジンである請求項1記載の口腔用組成物。
  3. 【請求項3】 クロルヘキシジン誘導体が塩酸クロルヘ
    キシジンである請求項1記載の口腔用組成物。
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