JP2000212094A - 口腔用製剤 - Google Patents

口腔用製剤

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JP2000212094A
JP2000212094A JP11326862A JP32686299A JP2000212094A JP 2000212094 A JP2000212094 A JP 2000212094A JP 11326862 A JP11326862 A JP 11326862A JP 32686299 A JP32686299 A JP 32686299A JP 2000212094 A JP2000212094 A JP 2000212094A
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powder
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Yutaka Masuoka
豊 舛岡
Mitsuko Shima
光子 島
Ko Moriyama
耕 森山
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安全性が高く、優れた殺菌効果を有する口腔用
製剤の提供。 【解決手段】茶末またはその抽出エキスおよび殺菌成分
を配合した口腔用製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かぜによるのどの
痛みの改善に有効な口腔用製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】かぜによるのどの痛みの改善に有効な口
腔用製剤には、従来有効成分として塩化セチルピリジニ
ウム等の殺菌成分が配合されている。一方、茶末または
その抽出エキスにも、殺菌効果があることが知られてい
るが(治療Vol.80、No.7、第138〜141頁等)、医薬品
の有効成分と配合することによって殺菌効果が増強され
ることは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安全性が高
く、優れた殺菌効果を有する口腔用製剤を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、口腔用製剤において、茶末またはその抽出エキ
スと殺菌成分とを配合することにより、それぞれの薬物
を単独に配合したときの効果からは予想できない優れた
殺菌効果を有することを見出し、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、(1)茶末またはその抽出
エキスおよび殺菌成分を配合した口腔用製剤、(2)茶
末またはその抽出エキスが緑茶末である上記(1)記載
の製剤、(3)製剤100重量部に対して、茶末または
その抽出エキスを茶末に換算して約0.001〜50重
量部含有する上記(1)記載の製剤、(4)茶末または
その抽出エキスと殺菌成分とを茶末に換算して約1〜5
00:1の配合比(重量比)で含有する上記(1)記載
の製剤、(5)殺菌成分が塩化セチルピリジニウム、塩
化デカリニウムおよび塩化クロルヘキシジンから選ばれ
る1種以上である上記(1)記載の製剤、(6)トロー
チ剤である上記(1)記載の製剤、(7)茶末またはそ
の抽出エキスを配合することを特徴とする口腔用殺菌製
剤の殺菌力増強方法に関する。
【0005】本発明の製剤に用いられる茶末またはその
抽出エキスとしては、例えば、緑茶(例、抹茶、煎茶、
番茶、玉露茶など)、紅茶、ウーロン茶などの茶末また
はその抽出エキス、茶香料などが挙げられる。これら
は、市販のものを利用するか、通常の方法で調整するこ
ともできる。これらのうち、抹茶末等の緑茶末が好まし
い。茶末またはその抽出エキスは製剤100重量部に対
して例えば、茶末に換算して約0.001〜50重量
部、好ましくは約0.01〜30重量部、さらに好まし
くは約0.1〜15重量部になるよう配合される。な
お、本発明においては茶末の抽出エキス1gが茶末約1
0〜30gに相当する。
【0006】本発明の製剤に用いられる殺菌成分として
は、医薬品の殺菌剤として用いられているものであれば
よく、例えば、トローチ剤には塩化セチルピリジニウ
ム、塩化デカリニウム、塩酸クロルヘキシジン等の4級
アンモニウム塩等が用いられ、含嗽剤や口腔用スプレー
剤にはポビドンヨード、ヨウ素・ヨウ化カリウム、塩化
セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザル
コニウム 、塩化ベンゼトニウム等の4級アンモニウム
塩等が用いられる。これらのうち、塩化セチルピリジニ
ウム、塩化デカリニウム、塩酸クロルヘキシジン等の4
級アンモニウム塩が好ましく、とりわけ塩化セチルピリ
ジニウムが好ましい。殺菌成分は、一般に医薬、食品分
野などで用いられる希釈剤などによって希釈されたもの
であってもよい。また、殺菌成分の少なくとも一種が油
状のものであってもよい。殺菌成分は製剤100重量部
に対して例えば、約0.0001〜50重量部、好まし
くは約0.001〜5重量部、さらに好ましくは約0.
01〜2重量部になるよう配合される。また、本発明の
製剤における茶末またはその抽出エキスと殺菌成分との
配合比(重量比)は、茶末に換算して約1〜500:
1、好ましくは約5〜200:1、さらに好ましくは約
10〜50:1である。
【0007】本発明の製剤は、殺菌成分以外の医薬成分
を含んでいてもよい。そのような医薬成分としては、固
体状,粉末状,結晶状,油状,溶液状など何れの形状の
ものでもよく、例えば滋養強壮保健薬,解熱鎮痛消炎
薬,向精神病薬,抗不安薬,抗うつ薬,催眠鎮静薬,鎮
痙薬,胃腸薬,制酸剤,鎮咳去痰薬,気管支拡張剤,歯
科口腔用薬,抗ヒスタミン剤,強心剤,不整脈用剤,利
尿剤,血圧降下剤,血管収縮剤,冠血管拡張剤,末梢血
管拡張剤,利胆剤,抗生物質,化学療法剤,糖尿病用
剤,骨粗しょう症用剤,骨格筋弛緩薬,鎮暈剤又は乗物
酔薬などから選ばれた1種または2種以上の成分が用い
られる。
【0008】滋養強壮保健薬には、例えばビタミンA類
(ビタミンAとその誘導体を含む、以下同様に略称す
る),ビタミンD類,ビタミンE類(酢酸d−α−トコ
フェロールなど),ビタミンB1類(ジベンゾイルチア
ミン,フルスルチアミン塩酸塩など),ビタミンB2
(酪酸リボフラビンなど),ビタミンB6(塩酸ピリド
キシンなど),ビタミンC類(アスコルビン酸,L−ア
スコルビン酸ナトリウムなど),ビタミンB12類(酢酸
ヒドロキソコバラミンなど)などのビタミン、カルシウ
ム,マグネシウム,鉄などのミネラル、タンパク、アミ
ノ酸、オリゴ糖、生薬などが挙げられる。解熱鎮痛消炎
薬としては、例えばアスピリン、アセトアミノフェン、
エテンザミド、イブプロフェン、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、dl−マレイン酸クロルフェニラミン、リン酸ジヒド
ロコデイン、ノスカピン、塩酸メチルエフェドリン、塩
酸フェニルプロパノールアミン、カフェイン、無水カフ
ェイン、セラペプターゼ、塩化リゾチーム、トルフェナ
ム酸、メフェナム酸、ジクロフェナクナトリウム、フル
フェナム酸、サリチルアミド、アミノピリン、ケトプロ
フェン、インドメタシン、ブコローム、ペンタゾシンな
どが挙げられる。向精神病薬としては、例えばクロルプ
ロマジン、レセルピンなどが挙げられる。抗不安薬とし
ては、例えばクロルジアゼポキシド、ジアゼパムなどが
挙げられる。抗うつ薬としては、例えばイミプラミン、
マプロチリン、アンフェタミンなどが挙げられる。
【0009】催眠鎮静薬としては、例えばエスタゾラ
ム、ニトラゼパム、ジアゼパム、フェノバルビタールナ
トリウムなどが例示される。鎮痙薬には、例えば臭化水
素酸スコポラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸パパ
ベリンなどが挙げられる。胃腸薬としては、例えばジア
スターゼ,含糖ペプシン,ロートエキス,リパーゼA
P,ケイヒ油などの健胃消化剤、塩化ベルベリン,耐性
乳酸菌,ビフィズス菌などの整腸剤などが挙げられる。
制酸剤としては、例えば炭酸マグネシウム、炭酸水素ナ
トリウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒ
ドロタルサイト、沈降炭酸カルシウム、酸化マグネシウ
ムなどが挙げられる。鎮咳去痰薬としては、例えば塩酸
クロペラスチン、臭化水素酸デキストロメトルファン、
テオフィリン、グアヤコールスルホン酸カリウム、グア
イフェネシン、フェノールフタリン酸デキストロメトル
ファンなどが挙げられる。気管支拡張剤としてはdl−塩
酸メチルエフェドリン等が挙げられる。歯科口腔用薬と
しては、例えばオキシテトラサイクリン、トリアムシノ
ロンアセトニド、塩酸クロルヘキシジン、リドカインな
どが挙げられる。抗ヒスタミン剤としては、例えば塩酸
ジフェンヒドラミン、プロメタジン、塩酸イソチペンジ
ル、dl−マレイン酸クロルフェニラミンなどが挙げられ
る。強心剤としては、例えば塩酸エチレフリンなどが挙
げられる。不整脈用剤としては、例えば塩酸プロカイン
アミド、塩酸プロプラノロール、ピンドロールなどが挙
げられる。利尿剤としては、例えばイソソルピド、フロ
セミドなどが挙げられる。血圧降下剤としては、例えば
塩酸デラプリル、カプトプリル、臭化ヘキサメトニウ
ム、塩酸ヒドララジン、塩酸ラベタロール、メチルドー
パなどが挙げられる。
【0010】血管収縮剤としては、例えば塩酸フェニレ
フリンなどが挙げられる。冠血管拡張剤としては、例え
ば塩酸カルボクロメン、モルシドミン、塩酸ベラパミル
などが挙げられる。末梢血管拡張剤としては、例えばシ
ンナリジンなどが挙げられる。利胆剤としては、例えば
デヒドロコール酸、トレピプトンなどが挙げられる。抗
生物質としては、例えばセファレキシン、アモキシシリ
ン、塩酸ピブメシリナム、塩酸セフォチアムなどのセフ
ェム系、ペネム系およびカルバペネム系抗生物質などが
挙げられる。化学療法剤としては、例えばスルファメチ
ゾール、チアゾスルホンなどが挙げられる。糖尿病用剤
としては、例えばトルブタミド、ボグリボースなどが挙
げられる。骨粗しょう症用剤としては、例えばイプリフ
ラボンなどが挙げられる。骨格筋弛緩薬としては、メト
カルバモールなどが挙げられる。鎮暈剤又は乗物酔い予
防・治療薬としては、塩酸メクリジン、ジメンヒドリナ
ートなどが挙げられる。医薬成分は、一般に医薬、食品
分野などで用いられる希釈剤などによって希釈されたも
のであってもよい。また、医薬成分の少なくとも一種が
油状のものであってもよい。
【0011】本発明で用いられる殺菌成分以外の医薬成
分としては、好ましくは、ビタミン類、生薬、解熱鎮痛
消炎薬、抗不安薬、催眠鎮静薬、胃腸薬、鎮咳去痰薬、
気管支拡張剤、血圧降下剤、糖尿病用剤、骨粗しょう症
用剤、骨格筋弛緩薬、鎮暈剤又は乗物酔い予防・治療薬
などが、より好ましくは、解熱鎮痛消炎薬、抗不安薬、
鎮咳去痰薬、気管支拡張剤、鎮暈剤又は乗物酔い予防・
治療薬に、特に好ましくは鎮咳去痰薬、気管支拡張剤が
挙げられる。本発明の製剤の殺菌成分以外の医薬成分の
含有量は、医薬成分の種類などに応じて広い範囲、例え
ば、製剤100重量部に対して0.001〜90重量
部、好ましくは0.01〜50重量部、さらに好ましく
は0.1〜25重量部程度の範囲内で適当に選択でき
る。
【0012】本発明の製剤は好ましくは賦形剤を含んで
いる。該賦形剤としては、例えば、乳糖、デンプン、コ
ーンスターチ、結晶セルロース(例、アビセルPH10
1(商品名、旭化成工業株式会社製)など)、グラニュ
ウ糖、マンニトール、軽質無水ケイ酸、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、精製白糖、ブドウ糖、含水ブドウ
糖などが挙げられる。好ましくは、精製白糖、ブドウ
糖、含水ブドウ糖などが用いられる。これらの賦形剤は
一種又は二種以上使用できる。賦形剤の含有量は、製剤
100重量部に対して、例えば、25〜99.5重量
部、好ましくは40〜99重量部、さらに好ましくは5
0〜96重量部程度である。
【0013】本発明の製剤は、さらに慣用の添加剤を含
んでいてもよい。このような添加剤としては、例えば、
結合剤、崩壊剤、腸溶性ポリマー、水不溶性ポリマー、
滑沢剤、界面活性剤、着色剤、矯味剤、吸着剤、防腐
剤、湿潤剤、帯電防止剤、崩壊延長剤、発泡剤などが挙
げられる。該添加剤は単独でも混合物としても用いるこ
とができる。結合剤としては、例えば、ショ糖、ゼラチ
ン、アラビアゴム末、メチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、プルラ
ン、デキストリン、α化デンプン、アラビアゴム末、ゼ
ラチンなどが挙げられる。崩壊剤としては、例えば、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロ
ースナトリウム(例、アクジゾル(商品名、旭化成工業
株式会社製)など)、クロスリンクドインソルブルポリ
ビニルピロリドン(例、コリドンCL(商品名、BAS
F社製)など)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
ス、部分アルファ化デンプン、クロスポビドン(ISP
Inc., BASF)、カルメロースカルシウム(五徳薬
品株式会社製)、カルボキシメチルスターチナトリウム
(松谷化学株式会社製)、コーンスターチなどが挙げら
れる腸溶性ポリマーとしては、例えば、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート、セルロースアセテー
トフタレート、カルボキシメチルエチルセルロースなど
が挙げられる。水不溶性ポリマーとしては、例えば、ア
ミノアルキルメタアクリレートコポリマー(例、オイド
ラギッドE,オイドラギッドRSなど)、メタクリル酸
コポリマー(例、オイドラギッドL30−55など)な
どが挙げられる。
【0014】滑沢剤としては、例えば、ポリエチレング
リコール、タルク、ステアリン酸またはその金属塩、硬
化油、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。そのよ
うなステアリン酸の金属塩としては、例えば、周期表第
II族または第III族に属する金属による化合物の塩
(例、マグネシウム塩,カルシウム塩,アルミニウム塩
および亜鉛塩等)が、好ましくは周期表第II族に属する
金属塩、さらに好ましくはアルカリ土類金属の塩、特に
好ましくはマグネシウム塩が挙げられる。硬化油として
は、例えば、ヒマシ油,ナタネ油,綿実油,ダイズ油,
ヤシ油,パーム核油,パーム油等の硬化植物油や、牛
脂,鯨油,魚油などの硬化動物油等が挙げられる。好ま
しくは硬化植物油、より好ましくは硬化ヒマシ油が用い
られる。該硬化油は単独でも混合物としても用いること
ができる。ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、分
子量400〜1300程度のショ糖脂肪酸エステル
(例、ショ糖ラウリン酸エステル,ショ糖ミリスチン酸
エステル,ショ糖パルミチン酸エステル,ショ糖ステア
リン酸エステル等)が挙げられる。ショ糖ラウリン酸エ
ステルとしてはショ糖モノラウレート,ショ糖ジラウレ
ート,ショ糖トリラウレート等が、ショ糖ミリスチン酸
エステルとしてはショ糖モノミリステート,ショ糖ジミ
リステート,ショ糖トリミリステート等が、ショ糖パル
ミチン酸エステルとしてはショ糖モノパルミテート,シ
ョ糖ジパルミテート,ショ糖トリパルミテート等が、シ
ョ糖ステアリン酸エステルとしてはショ糖モノステアレ
ート,ショ糖ジステアレート,ショ糖トリステアレート
等が挙げられる。界面活性剤としては、例えば、アルキ
ル硫酸ナトリウムなどのアニオン系界面活性剤、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンヒマシ
油誘導体等の非イオン系界面活性剤などが挙げられる。
着色剤としては、例えば、タール色素、カラメル、ベン
ガラ、酸化チタン、リボフラビン類、緑茶抽出物、銅ク
ロロフィンナトリウム、食用黄色5号,食用赤色2号,
食用青色2号などの食用色素、食用レーキ色素などが挙
げられる。矯味剤としては、例えば、甘味剤(例、サッ
カリンナトリウム,グリチルリチン二カリウム,アスパ
ルテーム,ステビア,ソーマチンなどの人工甘味料な
ど)、香料(例、レモン,レモンライム、オレンジ、1
−メントール、ハッカ油、ペパーミントミクロンX−8
277−T、ドライコート抹茶#421など)、酸味料
(例、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸など)、緑茶末など
が挙げられる。吸着剤としては特殊ケイ酸カルシウム
(フローライト)などが挙げられる。帯電防止剤として
は軽質無水ケイ酸(エアロジル)などが挙げられる。発
泡剤としては、例えば、重曹などが挙げられる。これら
の添加剤は単独でも混合物としても用いることができ
る。添加剤は製剤100重量部に対して、例えば、0.
01〜20重量部、好ましくは0.05〜10重量部、
さらに好ましくは0.5〜5重量部になるよう配合され
る。
【0015】本発明の製剤として好ましくは、茶末また
はその抽出エキス(例、緑茶末)、殺菌成分(例、塩化
セチルピリジニウム)、殺菌成分以外の医薬成分(例、
鎮咳去痰薬)、賦形剤(例、精製白糖およびブドウ
糖)、滑沢剤(例、マグネシウム塩等のステアリン酸の
金属塩、硬化ヒマシ油等の硬化油)、着色剤および矯味
剤を含有する製剤である。より好ましくは製剤100重
量部に対して、茶末またはその抽出エキス(例、緑茶
末)を茶末に換算して約0.001〜50重量部および
殺菌成分(例、塩化セチルピリジニウム)を約0.00
01〜50重量部含有し、かつ茶末またはその抽出エキ
スと殺菌成分との配合比(重量比)が茶末に換算して約
1〜500:1である製剤である。さらに好ましくは、
製剤100重量部に対して、茶末またはその抽出エキス
(例、緑茶末)を茶末に換算して約0.1〜10重量
部、殺菌成分(例、塩化セチルピリジニウム)を約0.
001〜5重量部、殺菌成分以外の医薬成分(例、鎮咳
去痰薬)を約0.1〜25重量部、ステアリン酸の金属
塩(例、マグネシウム塩)を約0.1〜1重量部、硬化
油(例、硬化ヒマシ油)を約0.5〜5重量部、、賦形
剤(例、精製白糖およびブドウ糖)を約50〜96重量
部、さらに着色剤および矯味剤を配合した製剤である。
本発明の口腔用製剤は、例えば錠剤(例、トローチ剤、
口腔内崩壊型製剤)、含嗽剤、口腔用スプレー剤等であ
る。本発明の製剤は、口中でゆっくり溶かしながら投与
するトローチ剤が好ましい。
【0016】本発明の製剤は、医薬製剤分野の慣用技術
に従い、製造することができる。例えば、錠剤の場合、
上記した茶末またはその抽出エキス、殺菌成分を含む医
薬成分と賦形剤および添加剤などの製剤原料成分とを混
合し、要すればさらに練合、造粒又は乾燥し、圧縮成形
(例えば、打錠)することにより製造される。含嗽剤の
場合、上記した茶末またはその抽出エキス、殺菌成分を
含む医薬成分と添加剤などの製剤原料成分とを混合し、
均一に溶解し、要すれば濾過することにより製造され
る。口腔用スプレー剤の場合、上記した茶末またはその
抽出エキス、殺菌成分を含む医薬成分と添加剤などの製
剤原料成分とを混合し、均一に溶解し、要すれば濾過
し、口腔用スプレー容器に充填することにより製造され
る。
【0017】本発明の製剤は、かぜによるのどの痛みの
改善に有効な口腔用製剤である。本発明の製剤は、茶末
またはその抽出エキスと殺菌成分とを配合することによ
り、それぞれの薬物を単独に配合したときよりも殺菌効
果が増強されている。従って、本発明の製剤は、かぜの
治療・予防を必要とする患者に用いることができ、長期
間の保存、安定性にも優れている。また、本発明の製剤
は、毒性が低く、安全に、小児から高齢者まで幅広い人
に投与できる。投与量は、医薬成分の種類、患者の重篤
度、年令にもよるが従来の口腔用製剤と同程度である。
例えば、殺菌成分として塩化セチルピリジニウムを含有
する錠剤や口腔用スプレー剤の場合、成人1日当りの投
与量は、活性成分として約1〜6mg、好ましくは、約5
〜6mgである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施例、比較例および試験
例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、これらは
本発明を限定するものではない。
【0019】
【実施例】実施例1 フェノールフタリン酸デキストロメトルファン156
g、グアヤコールスルホン酸カリウム364g、塩化セ
チルピリジニウム15.6g、ブドウ糖500g、硬化
油(ラブリワックス101(商品名,川研ファインケミ
カル株式会社製))187.2g、緑茶末156gおよ
び銅クロロフィリンナトリウム15.6gを袋中で混合
して混合末を得た。得られた混合末に精製白糖515
8.4gおよびブドウ糖11980gを加え、さらに混
合機で均一に混合することにより、調合末を得た。得ら
れた調合末に55重量%エタノール水溶液1378ml
を加え、練合し、1.0mmのスクリーンを有する押出
し造粒機を用いて造粒後、平行流棚乾燥器を用いて乾燥
した。こうして得られた乾燥粒を整粒し、平均粒径約
0.1〜0.2mmの整粒末18532.8gを得た。
整粒末250gおよびステアリン酸マグネシウム70.
2gの混合末と、整粒末18282.2g、15.6g
のペパーミントミクロンX−8277−Tおよび10
1.4gのドライコート抹茶#421の混合末、とを混
合機で均一に混合し、打錠用末を得た。得られた打錠用
末を、ロータリー打錠機に仕込み、予圧1〜2t/cm
2,本圧3〜4t/cm2で打錠した。こうして、直径1
7mm、厚み4.2〜4.5mmで、錠剤中央部に直径
6mmの空間を有するドーナツ状の錠剤を得た。
【0020】実施例2 精製水450mLにポビドン8.5gおよびリン酸二水
素ナトリウム150mgを加えて加熱溶解させた。この
溶解液に塩化セチルピリジニウム3g、D-ソルビトール
180gおよび茶エキス1g、抹茶フレーバー(小川香
料(株))5gを加えて均一に溶解するよう攪拌した。
こうして得られた溶解液に精製水を加え、全量1000
mLとし、口腔用スプレー容器に充填して、口腔用スプ
レー剤を得た。 実施例3 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 0.5g、エタノ
ール(無水)50mLおよび抹茶フレーバー(小川香料
(株))5.0gを加えて溶解し、溶解液を得た。得ら
れた溶解液に精製水800mL、茶エキス((株)伊藤
園)1.0g、銅クロロフィリンナトリウム0.06
g、塩化セチルピリジニウム2.5gを加えて溶解し、
溶解後精製水を加え規定量とし混合溶液を得た。得られ
た混合溶液を0.45μmメンブランフィルターでろ過
し、うがい薬1000mLとした。
【0021】試験例 急性、慢性の咽頭炎、のどの炎症により声かれ、乾燥感
(のどのあれ)、違和感(不快感)等の訴えのある成人
男女のうち、試験に同意した患者60名(男性23名、
女性37名)を対象として、下記表1に示した3群に分
けて、1回1錠、1日6回の用法で3日間投薬し、咽頭
症状に対する効果を比較した。なお、投薬前の症状の程
度を基準としてその改善の程度を、投薬3日目に判定し
た。判定基準は、著明改善、改善、軽度改善、不変、悪
化の5段階とした。
【表1】 試験結果を表2に示す。なお、咽頭症状に対する改善率
は軽度改善以上とした。
【表2】 表2の結果より、本発明の製剤は対照製剤に比べて優っ
ており、本発明の製剤は優れた殺菌効果を有することが
証明された。また、服薬途中、副作用を訴えるものはな
く、本発明の製剤は安全性が高いことも確認された。
【0022】
【発明の効果】本発明の口腔用製剤は、茶末またはその
抽出エキスと殺菌成分との併用により、単独使用に比
べ、殺菌効果が増強され、また、安全性が高い。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】茶末またはその抽出エキスおよび殺菌成分
    を配合した口腔用製剤。
  2. 【請求項2】茶末またはその抽出エキスが緑茶末である
    請求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】製剤100重量部に対して、茶末またはそ
    の抽出エキスを茶末に換算して約0.001〜50重量
    部含有する請求項1記載の製剤。
  4. 【請求項4】茶末またはその抽出エキスと殺菌成分とを
    茶末に換算して約1〜500:1の配合比(重量比)で
    含有する請求項1記載の製剤。
  5. 【請求項5】殺菌成分が塩化セチルピリジニウム、塩化
    デカリニウムおよび塩化クロルヘキシジンから選ばれる
    1種以上である請求項1記載の製剤。
  6. 【請求項6】トローチ剤である請求項1記載の製剤。
  7. 【請求項7】茶末またはその抽出エキスを配合すること
    を特徴とする口腔用殺菌製剤の殺菌力増強方法。
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