JPH0899904A - 苦味改善易服用性h▲2▼ブロッカー固形製剤 - Google Patents

苦味改善易服用性h▲2▼ブロッカー固形製剤

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JPH0899904A
JPH0899904A JP23796394A JP23796394A JPH0899904A JP H0899904 A JPH0899904 A JP H0899904A JP 23796394 A JP23796394 A JP 23796394A JP 23796394 A JP23796394 A JP 23796394A JP H0899904 A JPH0899904 A JP H0899904A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 溶解熱が−60KJ/kg以下の糖アルコー
ルを添加してなる,苦味改善易服用性H2ブロッカー固
形製剤。 【効果】 H2ブロッカーの苦味が改善された易服用性
固形製剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,溶解熱が−60KJ/
kg以下好ましくは−100KJ/kg以下の糖アルコ
ールを添加してなる,苦味改善易服用性H2ブロッカー
固形製剤及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬品を用いた治療においては,
その効果に重点がおかれた方法がとられていた。現在は
高度に経済が発達し,様々な物質があふれ,豊かな暮ら
しができるようになり,老齢人口の増加や,ストレス等
が問題となってくるにつれ,快適さ,好適さが要求さ
れ,人々の生活の質(Quality of life)の向上が唱え
られてきている。治療においても同じ医薬品を投与する
ならば,患者にとってより好ましい,苦味,苦痛等を伴
わない製剤,服用時に多量の水を摂取することを要しな
い,利用しやすい製剤の開発が望まれている。正確な服
薬は薬物療法を行なう前提であり,患者が服薬を守らな
い限り,薬物治療効果をあげることはできない。しか
し,患者が服薬を正確にしていない比率は驚く程高く,
患者が服薬を守っていると答えたにもかかわらず,薬物
血中濃度を測定した結果,服薬していないことが判明し
た事例もある。
【0003】よって患者のコンプライアンス(服薬遵
守),つまり投薬後患者がどの程度真面目に指示どおり
服用しているかが重要となってくる。口に合わない製剤
は患者が服用を怠る原因にもなり得,その改善はコンプ
ライアンスの向上につながる。ファモチジン,シメチジ
ン,塩酸ラニチジン,ニザチジン,塩酸ロキサチジンア
セタート等のH2ブロッカーは,カプセル剤,錠剤及び
散剤として処方されている。水に極めて溶けにくいもの
の,散剤,顆粒剤及び咀嚼可能な錠剤など表面積が広
く,口腔内に暫時滞留する剤型においては苦味のため服
用時に抵抗感が生じる。
【0004】従来,散剤及び顆粒剤の添加剤としては,
造粒作業性,安定性並びに経済性などの点から,乳糖,
澱粉及び少量の甘味剤が使用されているが,H2ブロッ
カーの苦味を消すことはできない。また,乳糖,澱粉な
どは口腔内の少量の唾液で粘着性が出現することから,
服用感は決してよいとはいえない。通常,苦味物質の味
を改善するため,セルロース系,ポリアクリル酸系など
の腸溶性高分子,水不溶性高分子,胃溶性高分子AEA
などの他,脂肪酸及びその誘導体,油脂などを用い,苦
味物質あるいは苦味物質と乳糖などからなる芯物質に被
覆し苦味のマスキングを行う方法がとられる。特開平6
−219939号公報ではファモチジンの苦味隠蔽法と
して,ファモチジン,乳糖,PVPからなる粒に,セル
ロースアセテート及びまたはセルロースアセテートブチ
レート及びPVPからなる被覆剤を被覆してマスキング
が行なわれている。しかしながら,製造工程が多く複雑
であるうえ,アセトン,メタノールや塩化メチレンなど
有機溶媒を用いることによる作業環境の悪化が予想され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は,工程
数の多い複雑な製造法を用いず,また,有機溶媒を使用
せずに,H2ブロッカーの苦味を改善した易服用性の固
形製剤及びその製造法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,H2ブロ
ッカーの固形製剤について鋭意検討を重ねた結果,砂
糖,ブドウ糖等の様々な糖を添加しても苦味は改善され
なかったが,意外にも特定の糖アルコールを組み合わせ
ることで,H2ブロッカーにあらかじめ被覆マスキング
をする等の工程数の多い複雑な製造法を必要とせず,苦
味が改善され,かつ,易服用性の固形製剤が得られるこ
とを発見し,本発明を完成するに至った。本発明でいう
特定の糖アルコールとは,溶解熱が−60kJ/kg以
下好ましくは−100kJ/kg以下のものであり,こ
れらは苦味が改善されなかった砂糖,ブドウ糖と同程度
のあるいはそれ以下の甘味しかもたないにもかかわら
ず,H2ブロッカーの苦味改善効果を示すものである。
【0007】溶解熱とは溶質を溶媒(水)に溶かすとき
に吸収又は発生する熱量で,吸収する場合を−,発生す
る場合を+であらわす。溶解熱が−60kJ/kg以下
とは60kJ/kgよりも吸収熱量が大きいことをい
う。本発明で用いられる糖アルコールとしては溶解熱が
−60KJ/kg以下のものであれば特に制限はなく,
−100KJ/kg以下であればより好ましい,例とし
ては,キシリトール,ソルビトール,マンニトール,エ
リスリトールなどが挙げられる。糖アルコールの溶解熱
が−60KJ/kg以下でない場合には,清涼感よりも
糖アルコールの甘味が重たく感じられ,H2ブロッカー
の苦味と相まって複雑な味となり,良好な服用感を得る
ことができない。例えば溶解熱が−60kJ/kg以下
でないマルチトール,ラクチトール等では苦味改善効果
は得られなかった。しかし、溶解熱が−60KJ/kg
以下好ましくは−100KJ/kg以下の糖アルコール
を用いることにより,苦味が改善され,清涼感があり,
口中ですみやかに溶解,崩解しうる易服用性のH2ブロ
ッカー固形製剤が提供し得た。これらの糖アルコールは
水に極めてとけ易く,甘味があるがインスリン作用を要
することなく細胞内に取り込まれるので血糖値を上昇さ
せることはない。本発明における「H2ブロッカー」と
は,例えばファモチジン,シメチジン,塩酸ラニチジ
ン,ニザチジン,塩酸ロキサチジンアセタート等があげ
られる。このうち特に好ましいものとしてはファモチジ
ンがあげられる。
【0008】又,本発明における「固形製剤」には,散
剤,顆粒剤,咀嚼可能な錠剤等が含まれる。好ましくは
散剤,顆粒剤であり,最も好ましくは散剤である。そし
て本発明でいう散剤は細粒剤をも含むものである。本発
明で用いられる「易服用性」とは,清涼感があり,口中
ですみやかに溶解,崩解し,服用する際にざらつき感等
を伴わず,口当たりの良い服用し易い形態を提供しうる
ものである。
【0009】本発明において,溶解熱が−60KJ/k
g以下好ましくは−100KJ/kg以下の糖アルコー
ルはH2ブロッカー1部に対し,25部以上,好ましく
は40部以上であり,かつ,製剤全重量に対し,50%
〜99.9%,好ましくは80〜99.9%用いるのが
よい。これを外れると清涼感が薄れ,口中ですみやかに
溶解,崩解し得なくなり,良好な服用感が得られない。
また,本発明で用いるこれらの糖アルコールは,単独で
用いるのみでなく,2種以上を組み合わせることもでき
る。特に咀嚼可能な錠剤の様に適度な成形性を必要とす
る剤型には良好な成形性を有するソルビトールの添加が
望ましい。
【0010】更に,本発明において,1−メントールを
添加することで,溶解熱が−60KJ/kg以下好まし
くは−100KJ/kg以下の糖アルコールによるH2
ブロッカーの苦味改善効果を更に向上することができ
る。1−メントールの添加量としては通常1%以下好ま
しくは0.1%以下である。本発明で製したH2ブロッ
カーと溶解熱が−60KJ/kg以下好ましくは−10
0KJ/kg以下の糖アルコールまたは,H2ブロッカ
ーと溶解熱が−60KJ/kg以下好ましくは−100
KJ/kg以下の糖アルコール及び1−メントールから
なる組成物は,通常製剤化において用いられる賦形剤,
安定化剤,結合剤,滑沢剤,流動化剤,香料,甘味剤,
色素などを添加し,常法により,散剤,顆粒剤あるいは
錠剤好ましくは咀嚼可能な錠剤とすることができる。本
発明のH2ブロッカー固形製剤は,工程数の多い複雑な
製造法を要せず,しかも有害な有機溶媒を使わず,通常
行なわれている製造法を用い,少ない工程で製造するこ
とができる。
【0011】(製造法)造粒方法として,通常の製造方
法である流動層造粒法,攪拌造粒法,高速攪拌造粒法,
転動流動造粒法などを用いて製造することができる。好
ましくは流動層造粒法,転動流動造粒法であり,中でも
流動層造粒法が最も適している。本発明で用いられる溶
解熱が−60KJ/kg以下好ましくは−100KJ/
kg以下の糖アルコールは,水に極めてとけ易いことか
ら,造粒中に水分過多による好ましくない粗粒子や塊が
できやすい。流動層造粒法は水分制御が簡単なため造粒
物の粒径制御が行ないやすく本発明の製造に最適であ
る。流動層造粒法を用いた製造方法を詳細に説明する
が,これらは本発明を限定するものではない。
【0012】1種あるいは2種以上の溶解熱が−60K
J/kg以下好ましくは−100KJ/kg以下の糖ア
ルコールと粉砕したH2ブロッカーを常法により,HP
C,PVP等の結合剤水溶液を用いて流動層造粒機で造
粒し,所望の粒径に調製した後,粉砕した1−メントー
ル及び軽質無水ケイ酸等の流動化剤を混合機で配合し,
散剤あるいは顆粒剤とすればよい。また,得られた造粒
物にステアリン酸マグネシウム,タルク等の滑沢剤を必
要量添加し,混合機で混合した後,常法により打錠機で
打錠し,咀嚼可能な錠剤とすることもできる。この際,
溶解熱が−60KJ/kg以下好ましくは−100KJ
/kg以下の糖アルコールが大きな粒径の結晶であると
きは,造粒の前に少量の流動化剤とともに予め粉砕処理
をすることが望ましい。また,H2ブロッカーが低含量
の場合,製剤中の均一な含量を得るため,結合剤水溶液
中に分散した後,溶解熱が−60KJ/kg以下好まし
くは−100KJ/kg以下の糖アルコールに噴霧しな
がら造粒することが望ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば,砂糖と同程度あるいは
それ以下の甘味度を有する−60KJ/kg好ましくは
−100KJ/kgの糖アルコールにより、H2ブロッ
カーの苦味が改善された固形製剤が得られる。これらは
口中ですみやかに溶解,崩解し,服用する際にざらつき
感等を伴わず,口当たりのよい清涼感を伴った服用しや
すい製剤である。さらに、服用時に多量の水の摂取を必
要とせず,よりよい服用形態を提供し得るものである。
また,工程数の多い複雑な製造法を必要とせず,有機溶
媒による環境悪化もなく,一般の製造工程で製造される
ので,経済的で工業生産性の高いものである。
【0014】
【実施例】以下,本発明のH2ブロッカー含有固形製剤
及び製造法を実施例に基づいて更に詳細に説明するが,
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0015】実施例1 キシリトール粉末667.8部及び軽質無水ケイ酸3.
5部を粗混合した後,流動層造粒機FLO−1にとり,
7.5%HPC水溶液140部に1.0mmスクリーン
付き微粉砕機で粉砕したファモチジン14部を分散した
液を噴霧し造粒した。得られた造粒物を30号篩いで篩
過し,軽質無水ケイ酸3.5部とともにV型混合機で1
0分間混合し,2%ファモチジン散剤を得た。
【0016】実施例2 キシリトール粉末に替え,ソルビトール粉末667.8
部を用いた他は実施例1と同様にして2%ファモチジン
散剤を得た。
【0017】実施例3 実施例1で得られた散剤299.7部に乳鉢粉砕した1
−メントール0.3部を加え,V型混合機で10分間混
合し,2%ファモチジン散剤を得た。
【0018】実施例4 ソルビトール粉末457.3部,エリスリトール粉末2
00部及び軽質無水ケイ酸3.5部を粗混合した後,流
動層造粒機FLO−1にとり,10%HPC水溶液21
0部に1.0mmスクリーン付き微粉砕機で粉砕したフ
ァモチジン14部を分散した液を噴霧し造粒した。得ら
れた造粒物を12号篩いで篩過し,1−メントール0.
7部,軽質無水ケイ酸3.5部とともにV型混合機で1
0分間混合し,2%ファモチジン顆粒を得た。
【0019】実施例5 キシリトール粉末に替え,マンニトール粉末667.8
部を用いた他は実施例1と同様にして2%ファモチジン
散剤を得た。
【0020】実施例6 実施例5で得られた散剤299.7部に乳鉢粉砕したl
−メントール0.3部を加え,V型混合機で10分間混
合し,2%ファモチジン散剤を得た。
【0021】実施例7 キシリトール粉末に替え,エリスリトール粉末667.
8部を用いた他は実施例1と同様にして2%ファモチジ
ン散剤を得た。
【0022】実施例8 実施例7で得られた散剤299.7部に乳鉢粉砕したl
−メントール0.3部を加え,V型混合機で10分間混
合し,2%ファモチジン散剤を得た。
【0023】実施例9 軽質無水ケイ酸1.0部にレモンフレーバー0.5部を
加え乳鉢中でよく混合した後,実施例2で得られた散剤
499.5部とともにV型混合機で10分間混合し,更
にステアリン酸マグネシウム10部を加え10分間混合
した後,単発型打錠機により1錠1022mg,直径1
5.0mm,厚さ5.5mmの錠剤に打錠し,1錠中フ
ァモチジン20mgを含有する咀嚼可能な錠剤を得た。
【0024】試験例1 実施例1〜4及び下記の比較例で得られたファモチジン
含有内服固形製剤につき,10名のパネラーの口中に2
0秒間含ませ,官能試験を行った。それぞれの苦味及び
清涼感,口当たり等の服用感につき,表1及び表2に示
す。 (比較例)1.0mmスクリーン付き微粉砕機で粉砕し
たファモチジン20部,乳糖845部,トウモロコシ澱
粉100部を流動層造粒機FLO−1にとり,10%H
PC水溶液300部を結合剤として造粒した後,30号
篩いで篩過し,軽質無水ケイ酸5部とともにV型混合機
で10分間混合し,2%ファモチジン散剤を得た。 <苦 味> 苦味を感じない :0 苦味を殆ど感じない :1 苦味をわずかに感じる:2 苦味を感じる :3
【0025】
【表1】 表1の結果から明らかなように,糖アルコール以外の糖
(乳糖)を用いた比較例に比べ,同含量%のH2ブロッ
カー(ファモチジン)を含む実施例1〜4の製剤は,い
ずれも苦味を改善した。 <服用感> 服用感良好 :0 どちらでもない:1 服用感悪い :2
【0026】
【表2】 表2の結果から明らかなように,実施例1〜4では,清
涼感があり,口中ですみやかに溶解し,崩解し服用され
る際にざらつき感等を伴わず,口当たりが良好であると
の結果を得た。一方,乳糖を用いた比較例では,清涼感
は伴わず,ざらつき,べとつき感を有し,良好な服用感
は得られなかった。
【0027】試験例2 次の組成物98部それぞれにファモチジン2部及び1−
メントール0.1部を加え粉砕処理して製した散剤の官
能試験を5名のパネラーで行なった。それぞれの結果を
表3に示す。 苦味を感じない :0 苦味を殆ど感じない :1 苦味をわずかに感じる:2 苦味を感じる :3
【0028】
【表3】 これらの結果からファモチジンの苦味改善効果には製剤
中50%以上の糖アルコールが有効であった。
【0029】試験例3 次の組成物98部それぞれにファモチジン2部あるいは
ファモチジン2部及び1−メントール0.1部を加え粉
砕処理して製した散剤の官能試験を5名のパネラーで行
なった。それぞれの結果を表4に示す。 苦味を感じない :0 苦味を殆ど感じない :1 苦味をわずかに感じる:2 苦味を感じる :3
【0030】
【表4】 結果から明らかなように,溶解熱が−60kJ/kg以
下の糖アルコールを用いた際には,苦味が改善された。
一方,溶解熱が−60kJ/kg以下でない糖アルコー
ル若しくはその他の糖類では,苦味改善効果はみられな
かった。また,溶解熱が−60kJ/kg以下の糖アル
コールを用い,さらにl−メントールを添加すること
で,苦味改善効果が向上した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/425 ACL 47/10 Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解熱が−60KJ/kg以下の糖アル
    コールを添加してなる,苦味改善易服用性H2ブロッカ
    ー固形製剤。
  2. 【請求項2】 固形製剤が散剤,顆粒剤,咀嚼可能な錠
    剤である請求項1記載の固形製剤。
  3. 【請求項3】 糖アルコールが1種又は2種以上である
    請求項1又は2記載の固形製剤。
  4. 【請求項4】 固形製剤が散剤,顆粒剤である請求項1
    〜3記載の固形製剤。
  5. 【請求項5】 溶解熱が−100KJ/kg以下の糖ア
    ルコールを添加してなる請求項1〜4記載の固形製剤。
  6. 【請求項6】 H2ブロッカー1部に対し,糖アルコー
    ルが25部以上であり,製剤中の糖アルコールの量が5
    0〜99.9%である請求項1〜5記載の固形製剤。
  7. 【請求項7】 H2ブロッカー1部に対し,糖アルコー
    ルが40部以上であり製剤中の糖アルコール量が80〜
    99.9%である請求項1〜6記載の固形製剤。
  8. 【請求項8】 l−メントールを添加してなる請求項1
    〜7記載の固形製剤。
  9. 【請求項9】 糖アルコールがキシリトールである請求
    項1〜8記載の固形製剤。
  10. 【請求項10】 糖アルコールがソルビトールである請
    求項1〜9記載の固形製剤。
  11. 【請求項11】 糖アルコールがエリスリトールである
    請求項1〜10記載の固形製剤。
  12. 【請求項12】 H2ブロッカーがファモチジンである
    請求項1〜11記載の固形製剤。
  13. 【請求項13】 固形製剤が散剤である請求項1〜12
    の固形製剤。
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