JP2002187476A - 貨物自動車用リフト装置 - Google Patents

貨物自動車用リフト装置

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JP2002187476A
JP2002187476A JP2000387385A JP2000387385A JP2002187476A JP 2002187476 A JP2002187476 A JP 2002187476A JP 2000387385 A JP2000387385 A JP 2000387385A JP 2000387385 A JP2000387385 A JP 2000387385A JP 2002187476 A JP2002187476 A JP 2002187476A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷台に沿うように垂直に格納したテーブルを
荷台に後方に展開する際、テーブルを水平位置で自動停
止するようにする。 【解決手段】 テーブル3は、格納時において荷台1の
後面に沿って垂直に起立している。起伏用シリンダ7を
作動すると、テーブル3が倒れてに荷台1の後方に展開
する。この時、テーブル3の角度を検知する検知手段50
を設け、テーブル3が水平状態となった際、検知手段50
から検知信号が出力され、この検知信号によってテーブ
ル3が水平位置で自動的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物自動車に装着
した昇降自在なテーブルに係り、特に格納時にテーブル
が垂直に起立して格納させる貨物自動車用リフト装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、貨物自動車などの車両におい
て、荷台への積み降ろし作業を簡単に行えるよう、荷台
の後部に平行リンク機構を介して昇降自在なテーブルを
設け、前記平行リンク機構を油圧シリンダによって回転
させてテーブルを水平に昇降させる貨物自動車用リフト
装置が知られている。このような貨物自動車用リフト装
置は、大別すると概ねテーブルを荷台の床下に折り畳ん
で格納する床下格納型リフターと、テーブルの上限位置
で水平なテーブルを垂直に起立させて荷台の後面開口部
を塞ぐようにして格納する垂直格納型リフターが知れて
おり、垂直格納型リフターは、昇降させる昇降用シリン
ダとは別に上限位置でテーブルを垂直に起伏させるため
の起伏用シリンダを備えている。
【0003】このように、起伏用シリンダによってテー
ブルを水平に展開させる場合、ボタン操作などによって
テーブルが水平状態になった時点で起伏用シリンダを停
止させているが、従来、この種の貨物自動車用リフト装
置において、テーブルを水平位置で停止させには、作業
者が目視により手動操作により水平位置で起伏用シリン
ダの停止操作を行う。このため、起伏用シリンダを停止
するタイミングが狂いやすいとともに、目視により水平
か否かを判別することから、正確性にも劣る。このた
め、例えば、テーブルが傾斜した状態で停止させた場
合、キャスター付きの台車で荷役作業を行う場合、テー
ブルの傾斜によって台車が不用意に動くなどの危険があ
る。また、テーブルを正確に水平位置で停止させるため
に、テーブルに水準器を備え、これを確認しながらテー
ブルの停止操作を行う方法も知られているが、この場合
であっても、常に水準器を監視する必要があり、荷役時
に煩わしい手間がかかり作業性に劣るものであった。
【0004】本発明は、このような課題を解決して、テ
ーブルを水平位置で確実に停止させることができるとと
もに、その水平位置でのテーブルの停止作業を自動化す
ることができる貨物自動車用リフト装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の貨物自動車用
リフト装置は、貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この
荷台の床下に横設したメインフレームに平行リンク機構
を枢着し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動
自在に枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動さ
せる昇降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏
用シリンダとを設けた貨物自動車用リフト装置におい
て、前記テーブルの角度を検知する検知手段と、この検
知手段からの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停
止させる制御手段を設けたものである。
【0006】請求項1の構成により、貨物自動車用リフ
ト装置は、テーブルの格納時において荷台の後面に沿っ
てほぼ垂直に起立しており、これを倒すために、まず、
起伏用シリンダを作動し、この起伏用シリンダのピスト
ンの縮動動作と連動してテーブルを倒伏方向に回転す
る。そして、テーブルが水平位置まで回転すると、検知
手段から制御手段に検知信号が出力され、制御手段によ
って起伏用シリンダを制御して起伏用シリンダを停止さ
せる。これにより、テーブルが水平位置で自動的に停止
する。この後、昇降シリンダを作動させることによっ
て、テーブルは、地上と荷台の床面との間を水平状態を
保ったまま昇降する。
【0007】請求項2の貨物自動車用リフト装置は、請
求項1記載の貨物自動車用リフト装置において、水平状
態で昇降する前記テーブルを任意高さで停止させた時、
その水平姿勢を傾斜させるための水平解除手段を設けた
ものである。
【0008】請求項2の構成により、テーブルを荷台の
床面とフラットに連続するように水平に展開した状態で
テーブルは検知信号によって水平位置で停止し、昇降シ
リンダにより、水平状態を保ったまま昇降するが、任意
位置で停止させたテーブルは水平解除手段により、テー
ブルの先端を上昇又は降下させることができ、これによ
り、テーブルは水平状態から下向きあるいは上向き傾斜
させることができる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の貨物自動車用リフト
装置の一実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜
図9は、本発明の一実施例を示し、同図において、1は
貨物自動車などシャーシフレーム2に搭載する箱型荷
台、3は荷役作業時に地面と前記荷台1の床面との間を
水平に昇降するテーブルであり、このテーブル3は、上
限位置で垂直に起立させて荷台1の後面に沿わせて格納
する。
【0010】4は前記シャーシフレーム2に横設したメ
インフレームであり、このメインフレーム4と前記テー
ブル3との間に平行リンク機構を構成する平行リンク5
が連結されている。この平行リンク5は左右一対の中空
角筒状を成したアッパーアーム6と前記テーブル3を起
立させる左右一対の起伏用シリンダ7とから構成されて
いる。また、前記アッパーアーム6の両端には、前記メ
インフレーム4に一体的に固定された受け板10と前記テ
ーブル3の基端部に一体的に固定されるテーブルブラケ
ット11とに枢着される固定プレート12,13が固定されて
いる。
【0011】次に平行リンク5の取付構造について説明
する。平行リンク5を構成する前記アッパーアーム6と
起伏用シリンダ7とは、図7の平面図に示すように、左
右に間隔をおいてメインフレーム4とテーブル3との間
に取り付けられている。また、起伏用シリンダ7は前記
アッパーアーム6の外側下方に位置して前記メインフレ
ーム4に固着した受け板10と前記テーブル3に固着した
テーブルブラケット11との間にピン15,16によって枢着
されている。この場合、起伏用シリンダ7のピストン7
Aの先端には前記ピン16を軸支する中空状のボス17が一
体的に固着され、そのボス17にほぼ沿うように、前記テ
ーブルブラケット11の下端部に円弧部11Aを形成してい
る。一方、アッパーアーム6は、その基端側が前記メイ
ンフレーム4の受け板10に軸支したチルト機構を構成す
るチルトリンクプレート20に枢着されている。すなわ
ち、前記アッパーアーム6の受け板10には、その受け板
10を挟むようにして左右一対のチルトリンクプレート20
がピン21によって回動自在に軸支され、この両チルトリ
ンクプレート20の外側にアッパーアーム6の基端側に固
着した固定プレート12が添設され、これらチルトリンク
プレート20と固定プレート12とをピン22によって枢着し
ている。また、アッパーアーム6の先端に固着した固定
プレート13には、中空状のボス23が一体的に固着されて
おり、このボス23をピン24によって前記テーブルブラケ
ット11に枢着している。なお、前記チルトリンクプレー
ト20は、その回動中心となる前記ピン21の位置がチルト
リンクプレート20の上端後側角部に設けられ、そのピン
21を中心として時計方向に回動する。また、チルトリン
クプレート20は、背面部が前記メインフレーム4の裏面
側に固定したストッパー30に突き当たってメインフレー
ム4と僅かな間隔をおいて軸支されている。そして、前
記ピン21のやや前方下部に前記アッパーアーム6の先端
側を枢着するピン22が横方向に貫通して軸支され、さら
にその下部に前記テーブル3を昇降させる昇降用シリン
ダ40の基端部を軸支するピン41が横方向に貫通して軸支
されている。つまり、前記チルトリンクプレート20に
は、アッパーアーム6と昇降用シリンダ40が軸支され、
この昇降用シリンダ40のピストン40Aが前記アッパーア
ーム6の先端側に固着した固定プレート13の突状部13A
にピン42によって回動自在に軸支されている。なお、図
中45は左右のアッパーアーム6の先端間に架設した中空
パイプである。
【0012】前記テーブル3は、格納時において荷台1
の後面に沿わせてほぼ垂直に起立しており、荷役作業時
などにおいて起伏用シリンダ7を作動させてテーブル3
を回動するものであるが、このテーブル3を検知する検
知手段50が設けられている。この検知手段50は、前記テ
ーブル3が水平となった時、制御手段55に検知信号を出
力する。そして、制御手段55によって昇降用シリンダ7
を制御し、テーブル3を水平位置で停止するように制御
してる。テーブル3を検知する検知手段50の構成として
は、例えば図1などに示すように、テーブル3に角度を
検知する角度センサ51を設け、この角度センサ51によっ
てテーブル3が水平状態となった時、検知信号を出力す
るように構成したり、あるいは図8に示すように、テー
ブル3を起伏する起伏用シリンダ7内に位置センサ52を
内蔵し、この位置センサ52によってテーブル3が水平状
態に回動した時のピストンロッド7Aの位置を検出する
ことによって検知信号を出力するように構成など、要は
テーブル3が水平状態にある時、検知信号を出力する構
成であればよい。また、図9に示すように、制御手段55
には前記検知手段50からの検知信号の他、起伏用シリン
ダ7を操作する開閉スイッチ57と昇降用シリンダ40を操
作する昇降スイッチ58が接続される。
【0013】以上のように構成される本実施例の貨物自
動車用リフト装置は、テーブル3が荷台1の後面に沿っ
てほぼ垂直に起立して格納され、荷役作業時において起
立したテーブル3を倒すために、開閉スイッチ57を操作
する。なお、開閉スイッチ57は図示はしないが、「開ボ
タン」「閉ボタン」を有しており、テーブル3を展開す
る場合、「開ボタン」を操作する。これにより、制御手
段55によって起伏用シリンダ7が作動させることによ
り、図1に示すように、起伏用シリンダ7のピストン7
Aの縮退させてテーブル3をピン24を中心として倒伏方
向に回動させる。そして、前記ピストン7Aの縮動動作
と連動してテーブル3が水平状態となると、検知手段50
から制御手段55に検知信号が出力され、制御手段55によ
って起伏用シリンダ7を停止する。すなわち、荷役作業
時において、開閉スイッチ57の操作により、テーブル3
を倒すと、検知手段50からの検知信号によってテーブル
3が水平位置で自動的に停止する。そして、荷台1内の
荷物を水平に展開したテーブル3上に移動し、これを地
上に降ろすために、昇降スイッチ58を操作する。昇降ス
イッチ58は図示はしないが、「下ボタン」「上ボタン」
を有しており、テーブル3上の荷物を地上に降ろす場合
は、「下ボタン」を操作する。これにより、制御手段55
によって昇降用シリンダ40が作動し、図2に示すよう
に、昇降用シリンダ40の縮動動作に連動してテーブル3
が水平状態を保ったまま下降する。この場合、昇降用シ
リンダ40及び前記アッパーアーム6を枢着するチルトリ
ンクプレート20は、ストッパー30に突き当たって垂直状
態となっている。そして、前記昇降用シリンダ40の縮動
により、テーブル3が地上Aに接すると、まず、テーブ
ル3の基部側に固定したテーブルブラケット11の円弧部
11Aが接地するが、水平状態のまま下降したテーブル3
の先端は地上Aから浮き上がり、テーブル3と地上Aと
の間には段差が生じてしまう。しかし、図3及び図4に
示すように、テーブル3が地上Aに接している状態でさ
らに昇降用シリンダ40を縮動させることによって、昇降
用シリンダ40の基端側を軸支するチルトリンクプレート
20が昇降用シリンダ40の縮動に伴って引かれ、チルトリ
ンクプレート20が荷台1の後方側、つまりテーブル3側
に引かれ、枢着部たるピン42を中心として時計方向に回
動して傾斜する。このため、図6に示すように、平行リ
ンク5を構成する起伏用シリンダ7とアッパーアーム6
の各枢着部となるピン15,16,22,24を結ぶ平行四辺形
が崩れて、チルトリンクプレート20に軸支したアッパー
アーム6を枢着するピン22,24の位置がテーブル3側に
移動し、起伏用シリンダ7を枢着するピン15,16の位置
は変わらないため、テーブル3が起伏用シリンダ7側の
ピン16を中心として回動してテーブル3の先端がチルト
(首振り)する。これにより、テーブル3の裏面全体が
地上Aに接し、テーブル3と地上Aとの段差を解消する
ことができる。すなわち、昇降用シリンダ40によって、
テーブル3を降下させる際、テーブル3が接地してから
も、そのまま昇降用シリンダ40の操作を続行することに
よって、テーブル3はチルトリンクプレート20によって
先端が地上Aに接地するように自動的にチルトする。し
たがって、テーブル3が接地するまでの間、昇降用シリ
ンダ40を操作し、テーブル3が接地してから、起伏用シ
リンダ7側に切り換えて操作するといった無駄がなく、
操作が簡単であるとともに、誤操作も防ぐことができ
る。
【0014】また、荷台1内に積荷を積み込む場合、前
述した荷降ろし作業とは逆の手順で、まず、テーブル3
上に積み荷を載せてから昇降スイッチ58の「上ボタン」
を操作する。これにより、昇降用シリンダ40が伸長し、
チルトリンクプレート20が押され、チルトリンクプレー
ト20の背面が前記ストッパー30に突き当たって初期状態
の垂直に戻り、起伏用シリンダ7とアッパーアーム6の
各ピン15,16,22,24を結ぶ線が平行四辺形となるか
ら、テーブル3の先端が上昇して水平となる。これ以
降、昇降用シリンダ40の伸動動作に連動してテーブル3
は水平状態を保ったまま昇降する。そして、テーブル3
が上限位置、すなわち、荷台1の床面高さまで上昇させ
て昇降スイッチ58の「上ボタン」から指を離すなどして
昇降用シリンダ40を停止することによってテーブル3を
停止させる。この後、テーブル3上の積荷を荷台1の内
部に積み込み、荷役作業が終了した段階でテーブル3を
荷台1の後面に沿わせるように格納する。すなわち、開
閉スイッチ57の「閉ボタン」を操作することよって、制
御手段55によって起伏用シリンダ7を作動してピストン
7Aを伸長させることによって図1に示すように、テー
ブル3は荷台1の後面に沿って垂直に起立する。
【0015】また、テーブル3は接地時以外でも先端を
チルトすることによってテーブル3の角度を調整するが
可能である。例えば、図1に示すように、荷台1と段差
のあるプラットホームP上に荷台1の積荷を降ろす場
合、テーブル3を荷台1の床面とフラットに連続するよ
うに水平に展開した状態で水平解除スイッチ59を押して
開閉スイッチ57の「開ボタン」を押すことによって、起
伏用シリンダ7が作動し、テーブル3が水平状態から下
方に傾斜する。これにより、荷台1とプラットホームP
との段差が解消される。また、水平解除スイッチ59を押
して開閉スイッチ57の「閉ボタン」を押すことにより、
テーブル3が水平状態から上方に傾斜する。これによ
り、例えば、テーブル3上の積荷をテーブル3の傾斜を
利用して荷台1側に積み込みやすくなる。また、このよ
うな、テーブル3の先端をチルトさせてテーブル3の角
度を調整する場合、前述したテーブル3の上限位置に限
らず、中間位置でも可能である。すなわち、図2に示す
ように、地上Aとある段差状のプラットホームPで積荷
の荷役作業を行う場合、テーブル3を例えば、中間位置
で停止させ、水平解除スイッチ59を押し、「開ボタン」
あるいは「閉ボタン」を操作することによって、テーブ
ル3を下向きあるいは上向きに傾斜させることができ
る。このように、水平解除スイッチ59を備えることで、
テーブル3を任意位置で停止させてテーブル3の角度を
調整することができる。
【0016】以上のように、本実施例では、テーブル3
の回転角度を検知する検知手段50を設け、垂直状態で格
納されたテーブル3を倒伏方向に回転させた際、テーブ
ル3が水平となった時点で検知手段50から制御手段55に
検知信号が出力され、制御手段55によって、テーブル3
を起伏させる起伏用シリンダ7を制御することで、テー
ブル3を水平位置で自動停止させることができる。この
ため、荷役作業時において、作業者が目視により、テー
ブル3の状態を監視して、テーブル3が水平位置まで回
動させた時点で手動によりテーブル3を停止するといっ
た煩わしい手間がかからず、荷役作業を効率化すること
ができる。また、手動操作してテーブル3を停止する場
合に比べ、テーブル3を水平な状態で正確に停止させる
ことができ、誤操作などの危険も全くない。また、水平
解除スイッチ59を設けたことにより、任意位置で停止さ
せた水平状態のテーブル3の先端側を上下方向に傾斜さ
せ、テーブル3の角度を調整するが可能であるため、例
えば、坂道などの傾斜面に停車させて荷役作業を行う
際、テーブル3を水平に保つことができ、安全に荷役作
業を行うことができる。さらに、荷台1あるいは地上A
と段差のあるプラットホームPなどで荷役作業を行う場
合など、テーブル3の角度を調整することにより、荷台
1とプラットホームPとの段差を解消して極めて効率的
に荷役作業を行うことができる。
【0017】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば、テーブルのリンク構造やリンクアームの取付構造
あるいはチルト機構を構成するチルトリンクアームの位
置や形状あるいは構造などは適宜選定すればよい。ま
た、検知手段としてテーブルの回転角度を検出する角度
センサあるいはシリンダの位置を検出する位置センサを
示した場合を例にして説明したが、水平状態のテーブル
と係合するリミットスイッチを設けて水平位置でリミッ
トスイッチから検知信号を出力するように構成してもよ
いものであり、検知手段の構成についても適宜選定すれ
ばよいものである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の貨物自動車用リフト装置によ
れば、貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この荷台の床
下に横設したメインフレームに平行リンク機構を枢着
し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動自在に
枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動させる昇
降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏用シリ
ンダとを設けた貨物自動車用リフト装置において、前記
テーブルの角度を検知する検知手段と、この検知手段か
らの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停止させる
制御手段を設けたものであるから、格納時において、荷
台の後面に沿ってほぼ垂直に起立してたテーブルを倒す
と、検知手段からの検知信号により、テーブルを水平位
置で自動的に停止することができる。
【0019】請求項2の貨物自動車用リフト装置によれ
ば、請求項1記載の貨物自動車用リフト装置において、
水平状態で昇降する前記テーブルを任意高さで停止させ
た時、その水平姿勢を傾斜させるための水平解除手段を
設けたものであるから、任意位置で停止させたテーブル
は水平解除手段により、テーブルは水平状態から下向き
あるいは上向き傾斜させることができ、これにより、荷
役作業に応じてテーブルの角度を調整することができる
ため、荷役作業を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテーブルの起伏動作を
説明する正面図である。
【図2】同上テーブルの昇降動作を説明する正面図であ
る。
【図3】同上テーブルの接地状態を示す正面図である。
【図4】同上接地時におけるチルトリンク機構の動作を
説明する断面図である。
【図5】同上テーブルの正面図であり、上限位置でテー
ブルの角度を調整した状態を示している。
【図6】同上中間位置でテーブルの角度を調整した状態
を示す正面図である。
【図7】同上一部を省略したテーブルの平面図である。
【図8】同上検知手段として位置センサを用いた場合を
示す一部を切り欠いた要部の正面図である。
【図9】同上制御手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 荷台 3 テーブル 4 メインフレーム 5 平行リンク 7 起伏用シリンダ 40 昇降用シリンダ 50 検知手段 51 角度センサ(検知手段) 52 位置センサ(検知手段) 53 リミットスイッチ(検知手段) 55 制御手段 59 水平解除スイッチ(水平解除手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B66F 9/24 B66F 9/24 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この
    荷台の床下に横設したメインフレームに平行リンク機構
    を枢着し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動
    自在に枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動さ
    せる昇降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏
    用シリンダとを設けた貨物自動車用リフト装置におい
    て、前記テーブルの角度を検知する検知手段と、この検
    知手段からの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停
    止させる制御手段を設けたことを特徴とする貨物自動車
    用リフト装置。
  2. 【請求項2】 水平状態で昇降する前記テーブルを任意
    高さで停止させた時、その水平姿勢を傾斜させるための
    水平解除手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    貨物自動車用リフト装置。
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