JP3713704B2 - 貨物自動車用リフト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物自動車に装着した昇降自在なテーブルに係り、特に格納時にテーブルが垂直に起立して格納させる貨物自動車用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、貨物自動車などの車両において、荷台への積み降ろし作業を簡単に行えるよう、荷台の後部に平行リンク機構を介して昇降自在なテーブルを設け、前記平行リンク機構を油圧シリンダによって回転させてテーブルを水平に昇降させる貨物自動車用リフト装置が知られている。このような貨物自動車用リフト装置は、大別すると概ねテーブルを荷台の床下に折り畳んで格納する床下格納型リフターと、テーブルの上限位置で水平なテーブルを垂直に起立させて荷台の後面開口部を塞ぐようにして格納する垂直格納型リフターが知れており、垂直格納型リフターは、昇降させる昇降用シリンダとは別に上限位置でテーブルを垂直に起伏させるための起伏用シリンダを備えている。
【0003】
このように、起伏用シリンダによってテーブルを水平に展開させる場合、ボタン操作などによってテーブルが水平状態になった時点で起伏用シリンダを停止させているが、従来、この種の貨物自動車用リフト装置において、テーブルを水平位置で停止させには、作業者が目視により手動操作により水平位置で起伏用シリンダの停止操作を行う。このため、起伏用シリンダを停止するタイミングが狂いやすいとともに、目視により水平か否かを判別することから、正確性にも劣る。このため、例えば、テーブルが傾斜した状態で停止させた場合、キャスター付きの台車で荷役作業を行う場合、テーブルの傾斜によって台車が不用意に動くなどの危険がある。また、テーブルを正確に水平位置で停止させるために、テーブルに水準器を備え、これを確認しながらテーブルの停止操作を行う方法も知られているが、この場合であっても、常に水準器を監視する必要があり、荷役時に煩わしい手間がかかり作業性に劣るものであった。
【0004】
本発明は、このような課題を解決して、テーブルを水平位置で確実に停止させることができるとともに、その水平位置でのテーブルの停止作業を自動化することができる貨物自動車用リフト装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の貨物自動車用リフト装置は、貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この荷台の床下に横設したメインフレームに平行リンク機構を枢着し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動自在に枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動させる昇降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏用シリンダとを設けた貨物自動車用リフト装置において、前記テーブルの角度を検知する検知手段と、この検知手段からの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停止させる制御手段を設け、前記テーブルを水平状態で昇降可能にするとともに、前記テーブルが地上に接している状態でさらに前記昇降用シリンダを縮動させることによって、前記テーブルが回動して前記テーブルの先端がチルトするようにしたものである。
【0006】
請求項1の構成により、貨物自動車用リフト装置は、テーブルの格納時において荷台の後面に沿ってほぼ垂直に起立しており、これを倒すために、まず、起伏用シリンダを作動し、この起伏用シリンダのピストンの縮動動作と連動してテーブルを倒伏方向に回転する。そして、テーブルが水平位置まで回転すると、検知手段から制御手段に検知信号が出力され、制御手段によって起伏用シリンダを制御して起伏用シリンダを停止させる。これにより、テーブルが水平位置で自動的に停止する。この後、昇降シリンダを作動させることによって、テーブルは、地上と荷台の床面との間を水平状態を保ったまま昇降する。
【0007】
さらに、請求項の貨物自動車用リフト装置は、テーブルが地上に接している状態でさらに前記昇降用シリンダを縮動させることによって、前記テーブルが回動して前記テーブルの先端がチルトするようにしたものである。
【0008】
かかる構成により、テーブルが接地するまでの間、昇降用シリンダを操作し、テーブルが接地してから起伏用シリンダ側に切り換えて操作するといった無駄がなく、操作が簡単で誤操作も防ぐことができる
【0009】
【発明の実施形態】
以下、本発明の貨物自動車用リフト装置の一実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図9は、本発明の一実施例を示し、同図において、1は貨物自動車などシャーシフレーム2に搭載する箱型荷台、3は荷役作業時に地面と前記荷台1の床面との間を水平に昇降するテーブルであり、このテーブル3は、上限位置で垂直に起立させて荷台1の後面に沿わせて格納する。
【0010】
4は前記シャーシフレーム2に横設したメインフレームであり、このメインフレーム4と前記テーブル3との間に平行リンク機構を構成する平行リンク5が連結されている。この平行リンク5は左右一対の中空角筒状を成したアッパーアーム6と前記テーブル3を起立させる左右一対の起伏用シリンダ7とから構成されている。また、前記アッパーアーム6の両端には、前記メインフレーム4に一体的に固定された受け板10と前記テーブル3の基端部に一体的に固定されるテーブルブラケット11とに枢着される固定プレート12,13が固定されている。
【0011】
次に平行リンク5の取付構造について説明する。平行リンク5を構成する前記アッパーアーム6と起伏用シリンダ7とは、図7の平面図に示すように、左右に間隔をおいてメインフレーム4とテーブル3との間に取り付けられている。また、起伏用シリンダ7は前記アッパーアーム6の外側下方に位置して前記メインフレーム4に固着した受け板10と前記テーブル3に固着したテーブルブラケット11との間にピン15,16によって枢着されている。この場合、起伏用シリンダ7のピストン7Aの先端には前記ピン16を軸支する中空状のボス17が一体的に固着され、そのボス17にほぼ沿うように、前記テーブルブラケット11の下端部に円弧部11Aを形成している。一方、アッパーアーム6は、その基端側が前記メインフレーム4の受け板10に軸支したチルト機構を構成するチルトリンクプレート20に枢着されている。すなわち、前記アッパーアーム6の受け板10には、その受け板10を挟むようにして左右一対のチルトリンクプレート20がピン21によって回動自在に軸支され、この両チルトリンクプレート20の外側にアッパーアーム6の基端側に固着した固定プレート12が添設され、これらチルトリンクプレート20と固定プレート12とをピン22によって枢着している。また、アッパーアーム6の先端に固着した固定プレート13には、中空状のボス23が一体的に固着されており、このボス23をピン24によって前記テーブルブラケット11に枢着している。なお、前記チルトリンクプレート20は、その回動中心となる前記ピン21の位置がチルトリンクプレート20の上端後側角部に設けられ、そのピン21を中心として時計方向に回動する。また、チルトリンクプレート20は、背面部が前記メインフレーム4の裏面側に固定したストッパー30に突き当たってメインフレーム4と僅かな間隔をおいて軸支されている。そして、前記ピン21のやや前方下部に前記アッパーアーム6の先端側を枢着するピン22が横方向に貫通して軸支され、さらにその下部に前記テーブル3を昇降させる昇降用シリンダ40の基端部を軸支するピン41が横方向に貫通して軸支されている。つまり、前記チルトリンクプレート20には、アッパーアーム6と昇降用シリンダ40が軸支され、この昇降用シリンダ40のピストン40Aが前記アッパーアーム6の先端側に固着した固定プレート13の突状部13Aにピン42によって回動自在に軸支されている。なお、図中45は左右のアッパーアーム6の先端間に架設した中空パイプである。
【0012】
前記テーブル3は、格納時において荷台1の後面に沿わせてほぼ垂直に起立しており、荷役作業時などにおいて起伏用シリンダ7を作動させてテーブル3を回動するものであるが、このテーブル3を検知する検知手段50が設けられている。この検知手段50は、前記テーブル3が水平となった時、制御手段55に検知信号を出力する。そして、制御手段55によって昇降用シリンダ7を制御し、テーブル3を水平位置で停止するように制御してる。テーブル3を検知する検知手段50の構成としては、例えば図1などに示すように、テーブル3に角度を検知する角度センサ51を設け、この角度センサ51によってテーブル3が水平状態となった時、検知信号を出力するように構成したり、あるいは図8に示すように、テーブル3を起伏する起伏用シリンダ7内に位置センサ52を内蔵し、この位置センサ52によってテーブル3が水平状態に回動した時のピストンロッド7Aの位置を検出することによって検知信号を出力するように構成など、要はテーブル3が水平状態にある時、検知信号を出力する構成であればよい。また、図9に示すように、制御手段55には前記検知手段50からの検知信号の他、起伏用シリンダ7を操作する開閉スイッチ57と昇降用シリンダ40を操作する昇降スイッチ58が接続される。
【0013】
以上のように構成される本実施例の貨物自動車用リフト装置は、テーブル3が荷台1の後面に沿ってほぼ垂直に起立して格納され、荷役作業時において起立したテーブル3を倒すために、開閉スイッチ57を操作する。なお、開閉スイッチ57は図示はしないが、「開ボタン」「閉ボタン」を有しており、テーブル3を展開する場合、「開ボタン」を操作する。これにより、制御手段55によって起伏用シリンダ7が作動させることにより、図1に示すように、起伏用シリンダ7のピストン7Aの縮退させてテーブル3をピン24を中心として倒伏方向に回動させる。そして、前記ピストン7Aの縮動動作と連動してテーブル3が水平状態となると、検知手段50から制御手段55に検知信号が出力され、制御手段55によって起伏用シリンダ7を停止する。すなわち、荷役作業時において、開閉スイッチ57の操作により、テーブル3を倒すと、検知手段50からの検知信号によってテーブル3が水平位置で自動的に停止する。そして、荷台1内の荷物を水平に展開したテーブル3上に移動し、これを地上に降ろすために、昇降スイッチ58を操作する。昇降スイッチ58は図示はしないが、「下ボタン」「上ボタン」を有しており、テーブル3上の荷物を地上に降ろす場合は、「下ボタン」を操作する。これにより、制御手段55によって昇降用シリンダ40が作動し、図2に示すように、昇降用シリンダ40の縮動動作に連動してテーブル3が水平状態を保ったまま下降する。この場合、昇降用シリンダ40及び前記アッパーアーム6を枢着するチルトリンクプレート20は、ストッパー30に突き当たって垂直状態となっている。そして、前記昇降用シリンダ40の縮動により、テーブル3が地上Aに接すると、まず、テーブル3の基部側に固定したテーブルブラケット11の円弧部11Aが接地するが、水平状態のまま下降したテーブル3の先端は地上Aから浮き上がり、テーブル3と地上Aとの間には段差が生じてしまう。しかし、図3及び図4に示すように、テーブル3が地上Aに接している状態でさらに昇降用シリンダ40を縮動させることによって、昇降用シリンダ40の基端側を軸支するチルトリンクプレート20が昇降用シリンダ40の縮動に伴って引かれ、チルトリンクプレート20が荷台1の後方側、つまりテーブル3側に引かれ、枢着部たるピン42を中心として時計方向に回動して傾斜する。このため、図6に示すように、平行リンク5を構成する起伏用シリンダ7とアッパーアーム6の各枢着部となるピン15,16,22,24を結ぶ平行四辺形が崩れて、チルトリンクプレート20に軸支したアッパーアーム6を枢着するピン22,24の位置がテーブル3側に移動し、起伏用シリンダ7を枢着するピン15,16の位置は変わらないため、テーブル3が起伏用シリンダ7側のピン16を中心として回動してテーブル3の先端がチルト(首振り)する。これにより、テーブル3の裏面全体が地上Aに接し、テーブル3と地上Aとの段差を解消することができる。すなわち、昇降用シリンダ40によって、テーブル3を降下させる際、テーブル3が接地してからも、そのまま昇降用シリンダ40の操作を続行することによって、テーブル3はチルトリンクプレート20によって先端が地上Aに接地するように自動的にチルトする。したがって、テーブル3が接地するまでの間、昇降用シリンダ40を操作し、テーブル3が接地してから、起伏用シリンダ7側に切り換えて操作するといった無駄がなく、操作が簡単であるとともに、誤操作も防ぐことができる。
【0014】
また、荷台1内に積荷を積み込む場合、前述した荷降ろし作業とは逆の手順で、まず、テーブル3上に積み荷を載せてから昇降スイッチ58の「上ボタン」を操作する。これにより、昇降用シリンダ40が伸長し、チルトリンクプレート20が押され、チルトリンクプレート20の背面が前記ストッパー30に突き当たって初期状態の垂直に戻り、起伏用シリンダ7とアッパーアーム6の各ピン15,16,22,24を結ぶ線が平行四辺形となるから、テーブル3の先端が上昇して水平となる。これ以降、昇降用シリンダ40の伸動動作に連動してテーブル3は水平状態を保ったまま昇降する。そして、テーブル3が上限位置、すなわち、荷台1の床面高さまで上昇させて昇降スイッチ58の「上ボタン」から指を離すなどして昇降用シリンダ40を停止することによってテーブル3を停止させる。この後、テーブル3上の積荷を荷台1の内部に積み込み、荷役作業が終了した段階でテーブル3を荷台1の後面に沿わせるように格納する。すなわち、開閉スイッチ57の「閉ボタン」を操作することよって、制御手段55によって起伏用シリンダ7を作動してピストン7Aを伸長させることによって図1に示すように、テーブル3は荷台1の後面に沿って垂直に起立する。
【0015】
また、テーブル3は接地時以外でも先端をチルトすることによってテーブル3の角度を調整するが可能である。例えば、図1に示すように、荷台1と段差のあるプラットホームP上に荷台1の積荷を降ろす場合、テーブル3を荷台1の床面とフラットに連続するように水平に展開した状態で水平解除スイッチ59を押して開閉スイッチ57の「開ボタン」を押すことによって、起伏用シリンダ7が作動し、テーブル3が水平状態から下方に傾斜する。これにより、荷台1とプラットホームPとの段差が解消される。また、水平解除スイッチ59を押して開閉スイッチ57の「閉ボタン」を押すことにより、テーブル3が水平状態から上方に傾斜する。これにより、例えば、テーブル3上の積荷をテーブル3の傾斜を利用して荷台1側に積み込みやすくなる。また、このような、テーブル3の先端をチルトさせてテーブル3の角度を調整する場合、前述したテーブル3の上限位置に限らず、中間位置でも可能である。すなわち、図2に示すように、地上Aとある段差状のプラットホームPで積荷の荷役作業を行う場合、テーブル3を例えば、中間位置で停止させ、水平解除スイッチ59を押し、「開ボタン」あるいは「閉ボタン」を操作することによって、テーブル3を下向きあるいは上向きに傾斜させることができる。このように、水平解除スイッチ59を備えることで、テーブル3を任意位置で停止させてテーブル3の角度を調整することができる。
【0016】
以上のように、本実施例では、テーブル3の回転角度を検知する検知手段50を設け、垂直状態で格納されたテーブル3を倒伏方向に回転させた際、テーブル3が水平となった時点で検知手段50から制御手段55に検知信号が出力され、制御手段55によって、テーブル3を起伏させる起伏用シリンダ7を制御することで、テーブル3を水平位置で自動停止させることができる。このため、荷役作業時において、作業者が目視により、テーブル3の状態を監視して、テーブル3が水平位置まで回動させた時点で手動によりテーブル3を停止するといった煩わしい手間がかからず、荷役作業を効率化することができる。また、手動操作してテーブル3を停止する場合に比べ、テーブル3を水平な状態で正確に停止させることができ、誤操作などの危険も全くない。また、水平解除スイッチ59を設けたことにより、任意位置で停止させた水平状態のテーブル3の先端側を上下方向に傾斜させ、テーブル3の角度を調整するが可能であるため、例えば、坂道などの傾斜面に停車させて荷役作業を行う際、テーブル3を水平に保つことができ、安全に荷役作業を行うことができる。さらに、荷台1あるいは地上Aと段差のあるプラットホームPなどで荷役作業を行う場合など、テーブル3の角度を調整することにより、荷台1とプラットホームPとの段差を解消して極めて効率的に荷役作業を行うことができる。
【0017】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、テーブルのリンク構造やリンクアームの取付構造あるいはチルト機構を構成するチルトリンクアームの位置や形状あるいは構造などは適宜選定すればよい。また、検知手段としてテーブルの回転角度を検出する角度センサあるいはシリンダの位置を検出する位置センサを示した場合を例にして説明したが、水平状態のテーブルと係合するリミットスイッチを設けて水平位置でリミットスイッチから検知信号を出力するように構成してもよいものであり、検知手段の構成についても適宜選定すればよいものである。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の貨物自動車用リフト装置によれば、貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この荷台の床下に横設したメインフレームに平行リンク機構を枢着し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動自在に枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動させる昇降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏用シリンダとを設けた貨物自動車用リフト装置において、前記テーブルの角度を検知する検知手段と、この検知手段からの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停止させる制御手段を設け、前記テーブルを水平状態で昇降可能にするとともに、前記テーブルが地上に接している状態でさらに前記昇降用シリンダを縮動させることによって、前記テーブルが回動して前記テーブルの先端がチルトするようにしたものであるから、テーブルを水平状態に保持したまま貨物の昇降が可能となるとともに、テーブルが接地するまでの間、昇降用シリンダを操作し、テーブルが接地してから起伏用シリンダ側に切り換えて操作するといった無駄がなく、操作が簡単で誤操作も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテーブルの起伏動作を説明する正面図である。
【図2】同上テーブルの昇降動作を説明する正面図である。
【図3】同上テーブルの接地状態を示す正面図である。
【図4】同上接地時におけるチルトリンク機構の動作を説明する断面図である。
【図5】同上テーブルの正面図であり、上限位置でテーブルの角度を調整した状態を示している。
【図6】同上中間位置でテーブルの角度を調整した状態を示す正面図である。
【図7】同上一部を省略したテーブルの平面図である。
【図8】同上検知手段として位置センサを用いた場合を示す一部を切り欠いた要部の正面図である。
【図9】同上制御手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 荷台
3 テーブル
4 メインフレーム
5 平行リンク
7 起伏用シリンダ
40 昇降用シリンダ
50 検知手段
51 角度センサ(検知手段)
52 位置センサ(検知手段)
53 リミットスイッチ(検知手段)
55 制御手段
59 水平解除スイッチ(水平解除手段)

Claims (1)

  1. 貨物自動車の後部に荷台を搭載し、この荷台の床下に横設したメインフレームに平行リンク機構を枢着し、その平行リンク機構の先端にテーブルを回動自在に枢着するとともに、前記平行リンク機構を回動させる昇降用シリンダと、前記テーブルを起伏させる起伏用シリンダとを設けた貨物自動車用リフト装置において、前記テーブルの角度を検知する検知手段と、この検知手段からの信号に基いて前記テーブルを水平位置で停止させる制御手段を設け、前記テーブルを水平状態で昇降可能にするとともに、前記テーブルが地上に接している状態でさらに前記昇降用シリンダを縮動させることによって、前記テーブルが回動して前記テーブルの先端がチルトするようにしたことを特徴とする貨物自動車用リフト装置。
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