JP2002177060A - 配膳装置 - Google Patents

配膳装置

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JP2002177060A
JP2002177060A JP2000385977A JP2000385977A JP2002177060A JP 2002177060 A JP2002177060 A JP 2002177060A JP 2000385977 A JP2000385977 A JP 2000385977A JP 2000385977 A JP2000385977 A JP 2000385977A JP 2002177060 A JP2002177060 A JP 2002177060A
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Osamu Kubo
修 久保
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Nitcho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食品が盛付けられた食器が載せられたトレイの
収容室への収容可能数を多くする。食品の加熱効率を高
くする。収容室の内部に洗浄水を噴射して洗浄できるよ
うにする。 【解決手段】食品Fが盛付けられた食器Cが載せられた
トレイTを階層状に収容するトレイ収容棚6と、食品F
を電磁誘導加熱により加熱する加熱手段5と、トレイ収
容棚6を断熱して囲む収容室2とを備えている。トレイ
収容棚6は、加熱手段5の誘導加熱コイル53と誘導加
熱コイル53に接続したリード線54とを内蔵した板形
に絶縁性材料で形成されている。トレイ収容棚6の板形
の面積は、誘導加熱コイル53,リード線54の内蔵部
分を除く部分が比較的大きく切除されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、食器に盛付けら
れ配膳される食品を適正な温度に管理する配膳装置に係
る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 一般に、食器に盛付けられ配膳される
食品については、飲食する際に食感等の特性に応じた温
度であることが望まれる。このため、食器等を断熱する
ことにより、食感等の特性に応じた温度に調理された食
品の配膳途中での温度変化を低減することが行われてい
る。然しながら、多数人を対象とする病院,学校の給食
等の配膳では、食品が盛付けられた食器を各人ごとにト
レイに載せて配膳作業の時間短縮を図っているものの、
多数人の全員に配膳を完了するにはかなりの時間が掛か
るため、多数人の全員に適正な温度の食品を提供するこ
とは困難である。
【0003】病院,学校の給食等の配膳での食品の温度
の管理に有効な技術としては、特開平11−30902
5号公報,特開2000−41751号公報に記載のよ
うに、食品が盛付けられた一部の食器を積極的に加熱す
るものがある。この技術によると、加熱調理された食品
を配膳途中も継続して加熱し温度を維持するため、多数
人の全員に配膳を完了するのに時間が掛かっても、多数
人の全員に適正な温度の食品を提供することが可能とな
る。
【0004】然しながら、この技術では、トレイに食品
が盛付けられた食器を嵌合させる貫通孔を形成して加熱
手段と接触させるように構成されるため、各人へ配膳さ
れ食卓等に載ったトレイの内部で貫通孔に嵌合していた
食器が押上げられて不安定になるという不具合がある。
このため、配膳されたトレイの内部で食器が不安定にな
ることなく、食品が盛付けられた一部の食器を積極的に
加熱することのできる配膳装置の開発が切望されてい
る。
【0005】従来、前述の開発の切望に応える配膳装置
としては、特開2000−229040号公報に記載の
ものが知られている。
【0006】この従来の配膳装置は、食品が盛付けられ
た食器が載せられたトレイを階層状に収容する桟形(フ
ィン形)のトレイ収容棚と、食品を電磁誘導加熱により
加熱する加熱手段と、トレイ収容棚に近接した下方に配
置され加熱手段の誘導加熱コイルを階層状に収容するス
テイ形の誘導加熱コイル収容棚と、トレイ収容棚,誘導
加熱コイル収容棚を断熱して囲む収容室とを備えてい
る。
【0007】この従来の配膳装置によると、加熱手段の
誘導加熱コイルで発生した磁力線がトレイ,食器を透過
して食品を直接加熱することから、トレイに食器を加熱
手段に接触させるための貫通孔を形成する必要がなくな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の配膳装
置では、上下2段構造となっているトレイ収容棚,誘導
加熱コイル収容棚の間にデッドスペースが形成されてし
まうため、食品が盛付けられた食器が載せられたトレイ
の収容室への収容可能数が少なくなるという問題点があ
る。
【0009】また、トレイ収容棚,誘導加熱コイル収容
棚が異なる面として配置されるため、トレイ収容棚,誘
導加熱コイル収容棚の取付誤差等によって加熱手段の誘
導加熱コイルと加熱される食品との間の距離,角度等が
設計値とずれてしまうことがあるため、食品の加熱効率
が低くなることがあるという問題点がある。
【0010】また、加熱手段の誘導加熱コイルを高周波
ユニットに接続するリード線がステイ形の誘導加熱コイ
ル収容棚から収容室の内部に露出してしまうため、収容
室の内部に洗浄水を噴射して洗浄することができないと
いう問題点がある。
【0011】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、食品が盛付けられた食器が載せられたト
レイの収容室への収容可能数が多く、食品の加熱効率が
高く、収容室の内部に洗浄水を噴射して洗浄することが
できる配膳装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る配膳装置は、次のような手段を採用
する。
【0013】即ち、請求項1では、食品が盛付けられた
食器が載せられたトレイを階層状に収容するトレイ収容
棚と、食品を電磁誘導加熱により加熱する加熱手段と、
トレイ収容棚を断熱して囲む収容室とを備えた配膳装置
において、トレイ収容棚は加熱手段の誘導加熱コイルと
誘導加熱コイルに接続したリード線とを内蔵した板形に
絶縁性材料で形成され、トレイ収容棚の板形の面積は誘
導加熱コイル,リード線の内蔵部分を除く部分が比較的
大きく切除されていることを特徴とする。
【0014】この手段では、加熱手段の誘導加熱コイル
がトレイ収容棚に内蔵されるため、トレイ収容棚付近に
デッドスペースが形成されなくなるとともに、取付誤差
等によって誘導加熱コイル,食品の間の距離,角度等が
設計値とずれることがなくなる。また、加熱手段のリー
ド線がトレイ収容棚に内蔵されるため、リード線の収容
室の内部への露出が防止される。
【0015】また、請求項2では、請求項1の配膳装置
において、トレイ収容棚は収容室の壁面に当接する辺に
部分的に突出部が形成され、トレイ収容棚の突出部は収
容室の壁面への支持部となっていることを特徴とする。
【0016】この手段では、トレイ収容棚が突出部のみ
で収容室の壁面に当接し他の部分で収容室の壁面との間
に隙間が形成される。
【0017】また、請求項3では、請求項2の配膳装置
において、加熱手段のリード線はトレイ収容棚の突出部
に配線されてトレイ収容棚の外部へ引出されていること
を特徴とする。
【0018】この手段では、加熱手段のリード線が収容
室の壁面に当接する突出部に配線されてトレイ収容棚の
外部へ引出される。
【0019】また、請求項4では、請求項1〜3のいず
れかの配膳装置において、収容室は相対する2つの側面
に開閉扉が設けられ、トレイ収容棚は食品が盛付けられ
た食器が載せられたトレイを収容室の開閉扉方向に複数
枚を収容することができ、収容室の開閉扉は閉鎖により
複数枚のトレイをトレイ収容棚の適正位置に整列させる
位置決め機構を兼用していることを特徴とする。
【0020】この手段では、収容室の開閉扉は閉鎖によ
り複数枚のトレイが自然に整列される。
【0021】また、請求項5では、請求項1〜4のいず
れかの配膳装置において、収容室は相対する2つの側面
に開閉扉が設けられ、トレイ収容棚は食品が盛付けられ
た食器が載せられたトレイを収容室の開閉扉方向に同一
の向きで複数枚を収容することができることを特徴とす
る。
【0022】この手段では、収容室の一方の開閉扉のみ
を開放した状態での複数枚のトレイの収容,取出しが同
一の向きで行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る配膳装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】図1〜図11は、本発明に係る配膳装置の
実施の形態(1)を示すものである。
【0025】この実施の形態では、病院,学校等の廊下
等を走行するに好適な車両タイプに構成されてなるもの
を示してある。
【0026】この実施の形態は、図1〜図3に示すよう
に、台車1の上に箱形の収容室2が搭載され、収容室2
の側部にパイプ形の手掛バー3が取付けられ、収容室2
の上部に箱形のコントロール室4が積層された外装構造
に構成されている。
【0027】台車1は、搭載ベース11の下面に複数の
キャスタ12が取付けられてなるもので、動力を伴わな
い手押し走行が可能になっている。搭載ベース11は、
収容室2の底面よりも大きく形成されて収容室2が廊下
の壁等に直接衝突するのを防止するとともに、外周部分
に緩衝材が取付けられて廊下の壁等への衝突の衝撃から
収容室2を保護している。キャスタ12は、方向転換が
自由なものが選択されている。
【0028】収容室2は、図4に詳細に示されるよう
に、相対する2つの側面に固定的な側壁21が設けら
れ、残りの相対する2つの側面に両開きとなる開閉扉2
2が設けられている。これ等の側壁21,開閉扉22
は、ステンレス等の箱形の外板21a,22aの内部に
発泡樹脂等の断熱材21b,22bが注入一体化され、
内部空間を断熱区画している。開閉扉22には、側壁2
1に当接して断熱区画を確実にするパッキング23が取
付けられている。開閉扉22は、長尺のヒンジプレート
を有する上下のヒンジ24によって側壁21に支持さ
れ、手掛バー3を避けて回動できるようになっている。
内部空間の開閉扉22が閉鎖される位置には、戸当たり
となる縦枠25がそれぞれ設けられている。相対する両
縦枠25の間には、上下方向に一定の間隔を介して横枠
26が掛渡されている。横枠26には、上下方向にガイ
ドバー27が貫通されている。
【0029】手掛バー3は、収容室2の側壁21に支持
されて収容室2の4隅に上下方向へ配設されてなるもの
で、台車1の手押し走行の際の手掛けとなる。
【0030】コントロール室4は、上部カバー41がヒ
ンジ42で開閉可能に形成され(図3参照)、上部カバ
ー41の上の周囲にガイド枠43が取付けられ、側部に
コントロールスイッチ44が設けられ、底部に排熱口4
5が開口されてなるもので、各種のコントロール機器等
が収容される。上部カバー41は、内部を大きく開放す
ることによって内部に収容されたコントロール機器等の
点検等を容易にする。ガイド枠43は、上部カバー41
の上に載せた荷物等の転落を防止する。コントロールス
イッチ44は、収容室2の開閉扉22側に設けられ、開
閉扉22の開閉操作後に直ちに操作することができるよ
うになっている。排熱口45は、内部に収容されたコン
トロール機器等から発生した熱を放出する。
【0031】前述の収容室2,コントロール室4には、
食品Fを電磁誘導加熱により加熱する加熱手段5の一部
が設置されている。
【0032】加熱手段5は、コントロール室4の内部に
収容された高周波ユニット51と、高周波ユニット51
に接続され収容室2の側壁21の内部に上下方向へ配線
されたケーブル52とを備えている。加熱手段5の他の
一部は、後述のトレイ収容棚6に内蔵された誘導加熱コ
イル53,リード線54である。
【0033】前述の収容室2には、食品Fが盛付けられ
た食器Cが載せられたトレイTを階層状に収容するトレ
イ収容棚6が設置されている。
【0034】トレイ収容棚6は、図5〜図8に詳細に示
されるように、連結ネジ61で積層着脱される絶縁材
料,耐熱性材料で板形に形成された上板62,下板63
からなる。これ等の上板62,下板63は、互いの当接
面である内側面に防水性の確保と強度の補強と加熱手段
5の誘導加熱コイル53,リード線54の位置決めのと
のためのリブ62a,63aが設けられ、収容室2の側
壁21,横枠26側の辺のそれぞれ2箇所に部分的に突
出した突出部62b,63bが設けられている。上板6
2,下板63の面積は、加熱手段5の誘導加熱コイル5
3,リード線54を内蔵する部分を除いて比較的大きく
切除されている。ただし、上板62の面積は、トレイT
を安定して載せるために下板63よりも切除部分が少な
くなっている。上板62には、連結ネジ61が螺合する
ナット62cと、収容室2へ取付けるための取付用ネジ
7が螺合するナット62dとがインサート成形等により
固定されている。下板63には、連結ネジ61が挿通さ
れるネジ孔63cと、収容室2へ取付けるための取付用
ネジ7が挿通されるネジ孔63dとが開口されている。
【0035】このトレイ収容棚6は、図10に示すよう
に、突出部62b,63bがL字形のブラケット8と取
付用ネジ7とによって収容室2の壁面である側壁21,
横枠26に支持される。従って、トレイ収容棚6の空隙
64は、収容室2の放熱路28と連通することになる。
なお、収容室2の側壁21,横枠26とトレイ収容棚6
の突出部62b,63bとの界面には、シールド材9が
モールドされる。
【0036】トレイ収容棚6が収容室2に支持される
と、図9に示すように、トレイ収容棚6の突出部62
b,63の突出長分、トレイ収容棚6と収容室2の側壁
21,横枠26との間に隙間Sが形成される。また、加
熱手段5のリード線54は、トレイ収容棚6の突出部6
2b,63から引出されて収容室2の放熱路28に配線
されて側壁21の内部でケーブル52に接続される。
【0037】収容室2に支持されたトレイ収容棚6は、
図4に示すように、同一平面で収容室2の相対する開閉
扉22方向に2枚で相対する側壁21方向に2枚の4枚
が同じ向きに配置されている。なお、収容室2の相対す
る開閉扉22に間隔aは、トレイTの幅bの2枚の合計
とほぼ一致するように設定されている。
【0038】さらに、前述の収容室2には、収容室2の
内部空間にある空気を冷却する蓄冷材10を収容する蓄
冷材収容棚20が設けられている。
【0039】この実施の形態によると、加熱手段5の誘
導加熱コイル53がトレイ収容棚6に内蔵されるため、
トレイ収容棚6付近にデッドスペースが形成されなくな
る。このため、食品Fが盛付けられた食器Cが載せられ
たトレイTの収容室2への収容可能数が多くなる。
【0040】収容室2に収容された食品Fは、前述の従
来例と同様に、加熱手段5の誘導加熱コイル53で発生
しトレイT,食器Cを透過した磁力線で直接加熱される
ことになる(図11参照)。
【0041】この加熱に際しては、食品Fが盛付けられ
た食器Cが載せられたトレイTをトレイ収容棚6に収容
して、収容室2の開閉扉22を閉鎖することにより、各
トレイTをトレイ収容棚6の適正位置に自然に整列させ
ることができる。なお、収容室2のガイドバー27は、
トレイTの側壁21,横枠26方向へのずれを阻止す
る。即ち、収容室2の開閉扉22がトレイTの位置決め
機構を兼用している。従って、トレイTの微妙な位置決
め調整を行わなくても効率的な加熱が可能になる。
【0042】また、この加熱は、前述の従来例と異なっ
て、トレイ収容棚6に加熱手段5の誘導加熱コイル53
が内蔵され、トレイ収容棚6の取付誤差等によって誘導
加熱コイル53と加熱される食品Fとの間の距離,角度
等が設計値とずれてしまうことがないため、食品Fの加
熱効率が高くなる。なお、食器Cの底面に箔状の発熱体
C’を貼着してあるため、食品Fの加熱効率がより高く
なる。また、トレイTに粗面加工,シール貼着等により
食器Cの載せ位置T’が設けられているため、トレイT
での食器Cの位置を誤ることがない。
【0043】なお、この加熱中に加熱手段5の誘導加熱
コイル53から発生したジュール熱は、トレイ収容棚6
の空隙64と収容室2の放熱路28とを通じて収容室2
の外部に放熱される。従って、加熱手段5の誘導加熱コ
イル53で加熱されない食品Fが盛付けられた食器C
は、トレイ収容棚6,トレイTを介して無用に加熱され
ることがなく、蓄冷材10で効率的に冷却される。な
お、トレイ収容棚6の切除構造も加熱手段5の誘導加熱
コイル53のジュール熱の伝導阻止に有効性を発揮す
る。
【0044】配膳作業では、トレイTでの食器Cの配置
が同じ向きになっていることから、収容室2の一方の側
面の開閉扉22を廊下の壁等に沿わせて他方の側面の開
閉扉22のみを開放しても、トレイTの取出しが容易と
なる。
【0045】配膳作業の終了後には、加熱手段5のリー
ド線54がトレイ収容棚6に内蔵されて防止されている
ため、収容室2の内部空間をトレイ収容棚6を含めて洗
浄水を噴射して洗浄することができる。従って、収容室
2,トレイ収容棚6等を確実に清浄化することができ
る。なお、収容室2の側壁21,横枠26とトレイ収容
棚6との間に形成された隙間Sは、洗浄水の通過を可能
にして洗浄効率を高め清浄化を確実にするとともに、洗
浄後の洗浄水を迅速に水切れする。
【0046】図12,図13は、本発明に係る配膳装置
の実施の形態(2)を示すものである。
【0047】この実施の形態では、トレイ収容棚6を連
結ブッシュ50を介して縦パイプ60に連結してユニッ
ト化してある。加熱手段5のケーブル52は、縦パイプ
60の内部に配線されている。
【0048】この実施の形態によると、トレイT,食器
C等に対応して、収容室2に対してユニット化されたト
レイ収容棚6を簡単に交換することができる。
【0049】以上、図示した実施の形態の外に、車両タ
イプ以外の移動,搬送する構成を備えることが可能であ
る。
【0050】さらに、トレイ収容棚6を同一平面で収容
室2の相対する開閉扉22方向に3枚以上配置すること
も可能である。
【0051】さらに、加熱手段5について、食品Fを単
に加熱(保温)するのみでなく加熱調理するように構成
することも可能である。
【0052】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る配膳装置
は、加熱手段の誘導加熱コイルがトレイ収容棚に内蔵さ
れ、トレイ収容棚付近にデッドスペースが形成されなく
なるため、食品が盛付けられた食器が載せられたトレイ
の収容室への収容可能数が多くなる効果がある。
【0053】さらに、加熱手段の誘導加熱コイルがトレ
イ収容棚に内蔵され、取付誤差等によって誘導加熱コイ
ル,食品の間の距離,角度等が設計値とずれることがな
くなるため、食品の加熱効率が高くなる効果がある。
【0054】さらに、加熱手段のリード線がトレイ収容
棚に内蔵され、リード線の収容室の内部への露出が防止
されるため、収容室の内部に洗浄水を噴射して洗浄する
ことができる効果がある。
【0055】さらに、トレイ収容棚が切除されているた
め、加熱手段の誘導加熱コイルのジュール熱で加熱され
たトレイ収容棚からトレイを介して加熱不要の食品が盛
付けられた食器に熱が伝導するのを防止することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る配膳装置の実施の形態(1)を
示す一部分解の斜視図である。
【図2】 図1の一部が切欠された正面図である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 図1の拡大横断面図である。
【図5】 図1の要部の一方側の内側面図である。
【図6】 図1の要部の他方側の内側面図である。。
【図7】 図6のX−X線に沿った図5,図6の拡大断
面図である。
【図8】 図6のY−Y線に沿った図5,図6の拡大断
面図である。。
【図9】 図4の要部の拡大図である。
【図10】 図9の要部の拡大断面図である。
【図11】 図2の要部の拡大断面図である。
【図12】 本発明に係る配膳装置の実施の形態(2)
を示す側面図である。
【図13】 図12の要部の拡大正面である。
【符号の説明】
2 収容室 27 放熱路 5 加熱手段 52 誘導加熱コイル 53 リード線 6 トレイ収容棚 62 上板 62b 突出部 63 下板 63b 突出部 64 空隙 C 容器 F 食品 T トレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品が盛付けられた食器が載せられたト
    レイを階層状に収容するトレイ収容棚と、食品を電磁誘
    導加熱により加熱する加熱手段と、トレイ収容棚を断熱
    して囲む収容室とを備えた配膳装置において、トレイ収
    容棚は加熱手段の誘導加熱コイルと誘導加熱コイルに接
    続したリード線とを内蔵した板形に絶縁性材料で形成さ
    れ、トレイ収容棚の板形の面積は誘導加熱コイル,リー
    ド線の内蔵部分を除く部分が比較的大きく切除されてい
    ることを特徴とする配膳装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の配膳装置において、トレイ収
    容棚は収容室の壁面に当接する辺に部分的に突出部が形
    成され、トレイ収容棚の突出部は収容室の壁面への支持
    部となっていることを特徴とする配膳装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の配膳装置において、加熱手段
    のリード線はトレイ収容棚の突出部に配線されてトレイ
    収容棚の外部へ引出されていることを特徴とする配膳装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの配膳装置にお
    いて、収容室は相対する2つの側面に開閉扉が設けら
    れ、トレイ収容棚は食品が盛付けられた食器が載せられ
    たトレイを収容室の開閉扉方向に複数枚を収容すること
    ができ、収容室の開閉扉は閉鎖により複数枚のトレイを
    トレイ収容棚の適正位置に整列させる位置決め機構を兼
    用していることを特徴とする配膳装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの配膳装置にお
    いて、収容室は相対する2つの側面に開閉扉が設けら
    れ、トレイ収容棚は食品が盛付けられた食器が載せられ
    たトレイを収容室の開閉扉方向に同一の向きで複数枚を
    収容することができることを特徴とする配膳装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004065499A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Sanyo Electric Co Ltd 配膳カート
CN111109861A (zh) * 2020-02-20 2020-05-08 温州兰犹网络科技有限公司 一种基于人工智能的酒店送餐车

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