JP2001194051A - 冷温機能付き収納庫 - Google Patents

冷温機能付き収納庫

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JP2001194051A
JP2001194051A JP2000001224A JP2000001224A JP2001194051A JP 2001194051 A JP2001194051 A JP 2001194051A JP 2000001224 A JP2000001224 A JP 2000001224A JP 2000001224 A JP2000001224 A JP 2000001224A JP 2001194051 A JP2001194051 A JP 2001194051A
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Japan
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cooling
heating function
heating
exhaust
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JP2000001224A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Ogura
嘉尚 小倉
Keisuke Kinoshita
敬介 木下
Nobumasa Kasashima
伸正 笠島
Eiji Shioda
栄二 潮田
Michiko Hirono
道子 廣野
Ryohei Murakami
良平 村上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷または保温機能を有する収納庫におい
て、移動をしやすくするとともに充分な保冷または保温
性能を発揮することができるようにする。 【解決手段】 保冷あるいは保温手段11を有し、収納
庫10の下部にはキャスター9を設け、排気用ガラリ1
3を収納庫10の下面と床面の空間に向けて設けたもの
である。従って床面を転がして簡単に移動することがで
き、排気用ガラリ13を前記収納庫10の下面に設けて
いるため床面との空間を利用して有効に排気などを外気
に放散することができるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保冷または保温機能
を有する収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の保冷機能を有する収納庫
Aは図7、図8に示すように収納庫の背面部にペルチェ
素子等を使用した冷却用の冷却装置1が配置され、その
近傍に排気口2を設けており、上面開口にはフタ3がか
ぶせてあり、両横には持ち運び用の把手4が設けられた
箱体であった。5は冷却装置1用の電源プラグである。
【0003】そして上記収納庫Aは冷却装置1の熱交換
によって生じた熱気を排気口2から自然に背面へ排出し
て庫内を冷却している。この時排気口2は同時に外気か
ら常温の空気を取り入れて空冷することから吸気口を兼
ねている。また移動の際は両側面の把手4に両手をかけ
て持ち運べるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の保冷機能を有する収納庫では、重量物である収納庫を
把手4を持って持ち運びしなければならず、移動がし難
く、使用者に肉体的負担を強いるものであった。また、
排気口2が背面にあるため背面を壁に接した状態では排
気、および吸気ができず、充分な冷却性能を発揮するこ
とができないという課題があった。また、冷却性能の確
保のためあえて背面を前方にして収納すると、見栄えが
悪化するのみならず使用者側に向けて直接排気が行われ
ることになり、不快感を与えるという課題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、移動手段を設けるとともに排気口もしくは吸
気口のいずれか、もしくはその両方を収納庫の下面と床
面の空間に向けて設けたものである。
【0006】上記発明によれば収納庫の下部には移動手
段を設けてあるので、床面を転がして簡単に移動するこ
とができ、通気経路の排気口もしくは吸気口のいずれか
もしくはその両方を収納庫の下面と床面の空間に向けて
設けたので収納庫の下面と床面との空間を利用して有効
に外気への排気あるいは外気の取り入れを行なうことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる冷温機
能付き収納庫は、収納庫と、保冷もしくは/および保温
手段と、移動手段と、排気口及び吸気口を備え、前記排
気口もしくは吸気口のいずれか、もしくはその両方を収
納庫の下面と床面の空間に向けて設けている。
【0008】そして、保冷もしくは/および保温手段を
有しているため物品収納庫内を保冷あるいは保温するこ
とができる。また収納庫の下部には移動手段を設けてい
るため床面を転がして簡単に移動することができる。し
かも排気口もしくは吸気口のいずれか、もしくはその両
方を収納庫の下面と床面の空間に向けて設けているため
収納庫の下面と床面との空間を利用して有効に外気への
排気あるいは外気の取り入れを行なうことができる。
【0009】本発明の請求項2にかかる冷温機能付き収
納庫内を複数に区画している。
【0010】そして、物品収納庫内を複数に区画してい
るので、物品を種類別に分別して収納したり、既に冷え
ている、あるいは温かくなっているものと、収納して間
もないものとを区別することができる。
【0011】本発明の請求項3にかかる冷温機能付き収
納庫は、各々の区画に、保冷機能と保温機能を配設し、
該保冷と保温と停止を切り替え可能としている。
【0012】そして、各々の区画に保冷と保温機能ある
いは停止を切り替え可能としているため冷やしたいもの
と温めたいものとを単一の収納庫で同時に収納すること
ができるとともに、収納するものが少ない場合は一部の
区画の冷温機能を停止させて節電することができる。
【0013】本発明の請求項4にかかる冷温機能付き収
納庫は、収納庫内に1つあるいは複数の物品収納用容器
を収納している。
【0014】そして、収納庫内に1つあるいは複数の物
品収納用容器を収納しているため物品収納用容器を取り
出せば中の収納物を簡単に持ち運びができる。
【0015】本発明の請求項5にかかる冷温機能付き収
納庫は1区画を1つあるいは複数で開閉するふた、隣接
した複数の区画を1つで開閉するふたを物品収納庫1つ
につき1つあるいは複数個設けている。
【0016】そして、1区画に一つあるいは複数の開閉
ふたを設けるか、あるいは隣接した複数の区画を1つで
開閉するふたを物品収納庫1つにつき1つあるいは複数
個設けたため収納物を取り出すために必要な所のみのふ
たを開ければ良く、中の冷気あるいは温気の流出を最低
限に抑えることが可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の実施例1の冷
温機能付き収納庫を示す正面断面図、図2は同冷温機能
付き収納庫の外観斜視図、図3は同冷温機能付き収納庫
が組み込まれたキッチン空間およびダイニング空間に設
置される家具装置を示す全体斜視図である。
【0019】図1〜図2において、6は冷温機能付き収
納庫を示し、前後左右の側面外郭7と底面の底外郭8で
構成される。底外郭8の四隅には移動手段となる4個の
キャスター9が取付けてある。側面外郭7および底外郭
8で囲まれた内側には物品収納庫10があり、底面部の
ほぼ中央部分には冷温手段11が物品収納庫10の底面
部に固定ネジ12で固定されている。冷温手段11はペ
ルチェ素子による冷温素子11aを基台11b内に備
え、基台11bには放熱フィン11cが取り付けてあ
る。
【0020】底外郭8の底面には吸・排気口となる多数
の穴を設けた排気用ガラリ13が設けてある。冷温手段
11および排気用ガラリ13を設けた空間を除いた側面
外郭7および底外郭8で構成された外郭と物品収納庫1
0の隙間空間には断熱材14を充填している。
【0021】物品収納庫10はほぼ中央部分に隔壁15
を設けて物品収納庫10を約半分に区切っている。その
区切られた各々の収納部にはそれぞれ物品収納庫10か
ら出し入れ自在にした物品収納容器となるカゴ16を備
えている。カゴ16は線材で構成され、底面は水を受け
られるような容器形状をしている。そして上方には軸芯
で支持され回動自在にしたカゴ取手16aが設けてあ
る。
【0022】冷温機能付き収納庫6の上面には物品収納
庫10の区分された各収納部の開口を開閉するフタ17
が設けてあり、フタ取手17aを持って各のフタ17を
開閉することができる。
【0023】冷温機能付き収納庫6の本体上面の奥側に
冷温手段11への通電方法を切替える冷温切替スイッチ
18を設けている。
【0024】冷温機能付き収納庫6は床面19に置き、
正面には両手で掴める取手20、背面には電源プラグ2
1を設けてある。
【0025】図3において、22は壁23に一端を当接
設置されたセンター設置タイプの厨房装置であり、フロ
アキャビネット24、天板25、ウォールキャビネット
26により構成されている。27は天板25に設けられ
た水槽、28は作業スペース、29はウォールキャビネ
ット26を懸架するための建築物側の構造壁である。ま
た、図示しないが厨房装置22には加熱調理装置が作業
スペース28に隣接して設けられ、調理作業が滞りなく
行われる構成となっている。
【0026】30は厨房装置22に背面を合わせて設置
される家具装置であり、天板31と、天板31を支持す
る支持脚32と、フロアキャビネット33により構成さ
れている。34は天板31と支持脚32およびフロアキ
ャビネット33に囲まれたフリースペースであり、炊飯
器35を載置する炊飯器収納ワゴン36と、本発明にな
る冷温機能付き収納庫6と、座面を有するワゴン37が
設置されている。冷温機能付き収納庫6と、座面を有す
るワゴン37の高さはほぼ同程度である。天板31には
水槽38、作業スペース39、40、加熱調理装置4
1、電子レンジの置き台42が設けられ、電子レンジ置
き台42の上部に電子レンジ43が載置されている。家
具装置の水槽38下部を隠蔽するため、天板31の下部
には幕板44が設けられている。幕板44には加熱調理
装置41の操作パネル45や引出し46が設けられ、空
間を無駄なく活用できるよう配慮されている。47は厨
房装置22の加熱調理装置と家具装置30の作業スペー
ス40を隔てるためのパネルである。48は座面を有す
るワゴン37の把手である。家具装置30は、厨房装置
22と同じく壁23に一端を当接設置されている。
【0027】49は天板50と支持脚51よりなるダイ
ニングテーブルであり、ダイニング椅子52と組み合わ
せて使用される。
【0028】53は厨房装置22の後方に設置された第
2の家具装置であり、フロアキャビネット54、ウォー
ルキャビネット55、天板56により構成されている。
57は冷蔵庫である。
【0029】次に動作、作用について説明すると、冷温
機能付き収納庫6の物品収納庫10中に物品を収納し、
物品収納庫10の底面部のほぼ中央部分に固定した冷温
手段11により物品収納庫10内を暖めたり冷やしたり
して、収納した物品を暖めたり冷やしたりすることがで
きる。冷温手段11はペルチェ素子で構成してあること
から通電方法により冷、温を切り替え可能としている。
物品収納庫10内を冷やす場合はペルチェ素子の物品収
納庫10に接する上側を冷やし、その反対側の放熱フィ
ン11c側を暖める様に熱を移動させる。この時放熱フ
ィン11cから熱を放散することにより物品収納庫10
を冷やすことが可能である。また逆に物品収納庫10内
を暖める場合はペルチェ素子の物品収納庫10に接する
上側を暖め、その反対側の放熱フィン11c側を冷やす
様に熱を移動させ、放熱フィン11cから冷気を放散す
ることにより物品収納庫10を暖めることが可能であ
る。この冷、温の機能の切り替えは本体上面奥の切り替
えスイッチ18により行なうことができる。
【0030】また底外郭8の底面に設けた多数の穴を設
けた排気用ガラリ13から放熱フィン11cの熱あるい
は冷気を外部へ放散することができる。この時同時に外
気を取り入れている。
【0031】物品収納庫10の周囲を断熱材14で覆っ
ていることから物品収納庫10の熱、あるいは冷気を断
熱し冷温の効率を上げることができる。
【0032】物品収納庫10は隔壁15を設けて約半分
に区切っていることから物品を種類別に分別して収納し
たり、既に冷えている、あるいは温かくなっているもの
と、収納して間もないものとを区別することができる。
さらに区切っている収納部それぞれにフタ17と、カゴ
16を備えていることから、必要な方だけフタ17を開
けてカゴ16を引き出すことが可能である。また、カゴ
16は線材でできているため冷気、あるいは熱が万遍な
く行き届き、底面が容器状になていることから収納物か
らの汁もれや結露水が物品収納庫10の底にこぼれにく
いものである。
【0033】この冷温機能付き収納庫6はキッチンおよ
びダイニングスペースで主に使用され、通常の待機時は
ダイニングのカウンター下のフリースペース34に収納
され、物品収納庫10内に収納した物品を暖めたり冷や
したりすることができる。そして食事などの際は、キャ
スター9があるので取手20を持ってダイニングテーブ
ル49の近くまで移動することが可能である。特に冷温
機能付き収納庫6をフリースペース34に収納した状態
においては、冷温機能付き収納庫6の下面に排気用ガラ
リ13を設けているので、冷温手段11からの排熱をキ
ャスター9と床面17間の空間を利用して行なうことが
可能であり、よって外観を保ちながら排気を行なうこと
ができ、十分な冷却性能を発揮することができる。また
特にフリースペース34と冷温機能付き収納庫6との間
に放熱空間を確保したりする必要がなく家具装置30、
冷温機能付き収納庫6とも最も収納効率の良いものとな
る。
【0034】(実施例2)図4は本発明の実施例2の冷
温機能付き収納庫を示す正面断面図、図5は同冷温機能
付き収納庫の側面図である。図6は同冷温機能付き収納
庫の外観斜視図である。
【0035】本実施例2において、実施例1と異なる点
は以下に示す通りである。隔壁15は物品収納庫10を
6:4程度に区分する位置に設け、区分された各々の収
納部分の熱が行き来しないように隔壁15の中に断熱材
14を設けた。
【0036】物品収納庫10を区分した第一の収納部5
8、第二の収納部59の各々の底面の中央部に冷温手段
11を設けている。また底外郭8の下面で4個のキャス
ター9の間に排気用ダクト60を形成し、排気用ダクト
60の中間部に排気ファン61を設けた。そして排気用
ダクト60の正面、および左右位置に多数の穴を設けた
排気用ガラリ13を設けた。また排気用ダクト60の背
面には吸気用ガラリ62を設けた。
【0037】第一の収納部58、第二の収納部59のそ
れぞれの開口を開閉する第一のフタ63と第二のフタ6
4を設けてある。第二のフタ64の一端64aを側面外
郭7で回動自在に支持し、その他端64bで第一のフタ
63の一端63aを回動自在に支持してあり、第一のフ
タ63の他端63b側にはバックル65を回動自在に連
結し、側面外郭7の側面に設けた突起でバックル65を
ロックする様に構成してある。
【0038】本体上面奥には冷・温・停止切替スイッチ
66を設け、それぞれ第一の収納部58、第二の収納部
59の底面に設けた冷温手段11の機能を切り替えら
れ、冷・温・停止を選択できる。
【0039】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0040】次に動作、作用を説明すると、この冷温機
能付き収納庫6は、排気用ダクト60の中間部に排気フ
ァン61を設け、排気用ガラリ13から排気すること
で、放熱フィン11cからの熱、あるいは冷気の外部へ
の排出がスムーズに行われ効率が高くなる。また、排気
用ダクト60を底外郭8の下面で4個のキャスター9の
間に形成し、その中間部に排気ファンを設けることで、
底面と床面との空間を有効に利用し物品収納庫10の深
さを最大限に広げることが可能である。さらに、吸気用
ガラリを排気用ダクト60の背面に、排気用ガラリ13
を排気用ダクト60の正面、および左右位置に設けてい
るので、背面より吸気をして前と左右の3方向に排気が
可能である。すなわち、キッチンの所定位置に背面を壁
に接して待機収納する場合、両横が覆われている時は正
面へ、片側あるいは両横が開放の場合はその開放されて
いる方向へも排気することが可能であり、その状況での
最良な条件で排気が可能である。
【0041】物品収納庫10を容積の小さな第一の収納
部58と容積の大きな第二の収納部59に区分し、それ
ぞれに冷温手段11と冷・温・停止切替スイッチ66を
設けることにより、冷・温・停止を各々選択でき冷・温
の同時使用、あるいは少量時には片側のみの使用、量に
応じての大小収納部の選択など様々な使用パターンに対
応可能である。そして隔壁15の中に断熱材14を設け
たことにより冷・温同時使用時、片側使い時に、お互い
の熱の干渉による効率の低下を防止している。
【0042】また第一の収納部58、第二の収納部59
のそれぞれの開口を開閉する第一のフタ63と第二のフ
タ64を設け、第二のフタ64の一端64aを側面外郭
7で回動自在に支持し、その他端64bで第一のフタ6
3を回動自在に支持してあるので、フタを持ち上げてど
こかへ置く必要なく簡単に開閉が可能である。また第一
の収納部58へ出し入れする時は第一のフタ63のみ開
閉し、第二の収納部59へ出し入れする時はそのまま第
二のフタ64をそのまま開ければよく、簡単に中の収納
物あるいはカゴを取り出すことができる。
【0043】なお、前記実施例において排気用ダクト6
0内で冷却手段11と排気用ガラリ13の間に排気ファ
ン61を設けたが、吸気用ガラリ62と冷却手段11の
間に排気ファン61を設けても同様に放熱フィン11c
からの放熱を行なうことが可能である。
【0044】なお、また前記各実施例において冷温手段
をペルチェ素子にて構成したがコンプレッサーおよび熱
交換手段にて構成しても同様の効果を得るものである。
また上記冷温手段を用いて冷・温切替可能としたがこれ
に限定するものでなく、冷却手段のみを用いた収納庫、
あるいは発熱手段のみを用いた収納庫とすることもでき
るものである。
【0045】さらに前記各実施例において物品収納庫1
0を区分したが区分しなくても良く区分しない場合は容
積を大きく取れ、大きな物を収納可能である。この場合
にも物品収納庫10内に単一あるいは複数のカゴを収納
可能である。
【0046】そして前記各実施例において物品収納庫1
0を区分してその中にカゴ16を設けたが、カゴに限定
するものでなく容器状のもの、密封容器でも同様の効果
を得るものである。
【0047】また区分した収納部につき1個のカゴを設
けたが複数のカゴを設けても良く、この場合さらに種類
別に分類可能である。その際は大きなカゴの中に小さな
カゴを収納する構成でも良く、大きなカゴを取り出せば
小さなカゴも一緒に持ち運べ便利である。
【0048】また前記各実施例において物品収納庫10
のを2区画に区分したが3区画以上に区分してもさらに
分類可能となる。この時ふたを単独で設けても良く、区
画ごとにフタを設けても良く、さらには、実施例2の如
く片端部を回動可能に支持したフタを3個以上連ねても
前述した効果を得るものである。
【0049】さらに前記各実施例において物品収納庫1
0の開口部を上方に設けたが前面に設けても同様の効果
を得るものである。また開口部を冷温機能付き収納庫6
の上面から前面、上面から右側面、上面から左側面、前
面から右側面あるいは前面から左側面にかけて略L字型
に設けて同略L字型にフタを設けたことにより開けた時
の開口を大きくして取り出し作業性を向上させることも
可能である。
【0050】また前記各実施例において移動手段をキャ
スター9にて構成したがこれに限定するものでなく、床
面を移動する場合はレール状のものを床面に設けその上
を摺動する樹脂で構成しても良く、キャタピラのような
もので構成しても良い、あるいは人が押して移動させる
ものでなく電動で移動しても上記効果を得るものであ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る冷温機能付き収納庫は、物品収納庫内を保冷あるい
は保温することができるうえに、収納庫の下面と床面と
の空間を利用して有効に外気へ排気あるいは外気の取り
入れを行なうことができるという効果がある。
【0052】また、請求項2に係る冷温機能付き収納庫
は、物品を種類別に分別して収納したり、既に冷えてい
る、あるいは温かくなっているものと、収納して間もな
いものとを区別することができるという効果がある。
【0053】また、請求項3に係る冷温機能付き収納庫
は、冷やしたいものと温めたいものとを単一の収納庫で
同時に収納することができるとともに、収納するものが
少ない場合は一部の区画の冷温機能を停止させて節電す
ることができるという効果がある。
【0054】また、請求項4に係る冷温機能付き収納庫
は、物品収納用容器を取り出せば中の収納物を簡単に持
ち運びができるという効果がある。
【0055】また、請求項5に係る冷温機能付き収納庫
は、中の冷気あるいは温気の流出を最低限に抑えること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における冷温機能付き収納庫
の正面断面図
【図2】同冷温機能付き収納庫の外観斜視図
【図3】同冷温機能付き収納庫を収納した家具装置を示
す全体斜視図
【図4】本発明の実施例2における冷温機能付き収納庫
の正面断面図
【図5】同冷温機能付き収納庫の側面図
【図6】同冷温機能付き収納庫の外観斜視図
【図7】従来の保冷機能を有する収納庫の斜視図
【図8】同保冷機能を有する収納庫の側面断面図
【符号の説明】
6 冷温機能付き収納庫 9 キャスター(移動手段) 10 物品収納庫 11 冷温手段 13 排気用ガラリ(吸・排気口) 14 断熱材 15 隔壁 16 カゴ(物品収納容器) 17 フタ 18 冷温切替SW 19 床面 57 冷蔵庫 58 第一の収納部 59 第二の収納部 60 排気用ダクト 61 排気ファン 62 吸気用ガラリ(排気口) 63 第一のフタ 63a 第一のフタの一端 63b 第一のフタの他端 64 第二のフタ 64a 第二のフタの一端 64b 第二のフタの他端 65 バックル 66 冷・温・停止切替スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 19/00 550 F25D 19/00 550B 23/00 303 23/00 303 (72)発明者 笠島 伸正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 潮田 栄二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 廣野 道子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村上 良平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B066 AA05 AA20 BA04 BA07 BA12 BA14 BC09 BC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納庫の保冷もしくは/および保温手段
    と、移動手段と、排気口及び吸気口を備え、前記排気口
    もしくは吸気口のいずれか、もしくはその両方を収納庫
    の下面と床面の空間に向けて設けた冷温機能付き収納
    庫。
  2. 【請求項2】収納庫内を複数に区画した請求項1記載の
    冷温機能付き収納庫。
  3. 【請求項3】収納庫内に区画形成された各の物品収納部
    に対応させて保冷機能と保温機能を配設し、該保冷と保
    温と停止を切り替え可能とした請求項2記載の冷温機能
    付き収納庫。
  4. 【請求項4】収納庫内に1つあるいは複数の物品収納用
    容器を収納した請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    冷温機能付き収納庫。
  5. 【請求項5】1区画に一つあるいは複数の開閉ふたを設
    けるか、あるいは隣接した複数の区画を1つで開閉する
    ふたを物品収納庫1つにつき1つあるいは複数個設けた
    請求項1ないし4のいずれか1項記載の冷温機能付き収
    納庫。
JP2000001224A 2000-01-07 2000-01-07 冷温機能付き収納庫 Pending JP2001194051A (ja)

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