JPH09126645A - 冷温蔵箱体 - Google Patents

冷温蔵箱体

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JPH09126645A
JPH09126645A JP28193595A JP28193595A JPH09126645A JP H09126645 A JPH09126645 A JP H09126645A JP 28193595 A JP28193595 A JP 28193595A JP 28193595 A JP28193595 A JP 28193595A JP H09126645 A JPH09126645 A JP H09126645A
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JP
Japan
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tray
wall
partition wall
cold
guide
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JP28193595A
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English (en)
Inventor
Kakuji Kume
角治 久米
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各室の温度管理を正確に行い、暖かい料理及
び冷たい料理を美味しく保持することができると共に、
使い勝手を向上させる冷温蔵庫を提供することを目的と
する。 【解決手段】 前後に開口を有する断熱箱体5と、この
断熱箱体5の前後開口を開閉自在に閉塞する開閉扉6
と、食材を載置するトレー3と、前後方向に複数枚のこ
のトレー3を収納可能であって、前記断熱箱体5にて画
成され、冷却若しくは加温される冷温蔵室2と、この冷
温蔵室2内を縦に突出する突出壁19と、この突出壁1
9に対して着脱自在に設けられた仕切壁21とよりな
り、この仕切壁21及び前記突出壁19との間に前記ト
レー3を挿通することにより支持し、前後何れの開口か
らも前記トレー3を挿脱自在とする冷温蔵配膳車1であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院や学
校、或いは企業内において給食などの配膳を行うための
冷温蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種箱体は冷温蔵配膳車が用
いられており、例えば実公平6−25819号公報(F
25D23/12)に示される如く、本体内に温蔵室と
冷蔵室を区画形成し、温蔵室内には煮物などの暖かい料
理を載せたトレーを収納すると共に、冷蔵室内にはサラ
ダなどの冷たい料理を載せたトレーをそれぞれ収納し、
交流電源が印加されている状態で、各室を加熱或いは冷
却することにより、各料理をそれぞれ適温に保温或いは
冷却するようにしている。
【0003】また、係るツートレー方式(冷温それぞれ
専用の二枚のトレーを使用する方式)以外に冷温ワント
レー方式と称されるものもあり、係る方式では一枚のト
レーを温蔵領域と冷蔵領域とに分け、各領域にそれぞれ
暖かい料理(温蔵領域)と冷たい料理(冷蔵領域)を分
けて盛り付け、本体内を温蔵室と冷蔵室とに区画する区
画壁には溝(切除部)を形成して係るトレーの冷温蔵領
域境界部分を差し込み、保持させることによって各料理
をそれぞれ温蔵室内或いは冷蔵室内にて保持する構造と
されていた。尚、これは一方からのみトレーの出し入れ
が可能である。
【0004】また、実公平7ー18952号公報(F2
5D 23/12)に開示されている構造は、温蔵室と
冷蔵室とを仕切る縦仕切壁に、その中央部に縦仕切壁を
固定する固定部材が設けられ、この固定部材を介して前
後両側面からトレーが出し入れ可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各公報に示される構造では、本体内が左右に仕切られ
ているのみであり、それによって、各室内の上下におけ
る温度差が著しくなっていた。これを解決するために、
実公平7ー18952号公報では、各室内の空気をそれ
ぞれの室内において強制循環させているが、料理が乾燥
して風味が損なわれる問題が生じる。
【0006】また、使用する病院において、配膳する病
室はかならず左右同数であるとは限らず、実公平7ー1
8952号公報のものは、前後からトレーを取り出し可
能であるが、一方側に搬入したトレーはその搬入側のみ
からしか取り出せないため、結局、最後の方では逆側の
面からトレーを搬出しなければならない。このため、使
い勝手が悪い問題があった。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、各室の温度管理を正確に
行い、暖かい料理及び冷たい料理を美味しく保持するこ
とができると共に、使い勝手を向上させる冷温蔵箱体を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
では、上記目的を達成するために、前後に開口を有する
断熱箱体と、この断熱箱体の前後開口を開閉自在に閉塞
する開閉扉と、食材を載置するトレーと、前後方向に複
数枚のこのトレーを収納可能であって、前記断熱箱体に
て画成され、冷却若しくは加温される貯蔵室と、この貯
蔵室内を縦に突出する突出壁と、この突出壁に対して着
脱自在に設けられた仕切壁とよりなり、この仕切壁及び
前記突出壁との間に前記トレーを挿通することにより支
持し、前後何れの開口からも前記トレーを挿脱自在とす
る冷温蔵箱体である。
【0009】このため、前後何れの開口からもトレーの
搬入、搬出が可能となると共に、支持が突出壁及び仕切
壁のみにより行われるため、冷蔵室及び温蔵室を良好に
冷却、加温することができる。また、請求項2の発明で
は、突出壁若しくは仕切壁の何れかに形成された複数の
凹所と、この凹所に対応して下方付勢され、上下方向に
可動し、端部を傾斜状としたガイドとを備え、トレーの
端部はガイドの傾斜と対応し、挿脱に伴ってガイドを上
方に移動させる形状を成した請求項1記載の冷温蔵箱体
である。このため、トレー挿脱の際にガイドが上下し、
トレーの挿脱を許容すると共に、ガイドが凹所に対応し
ているため、仕切壁がずれることも防止することができ
る。
【0010】また、請求項3の発明では、ガイドは突出
壁若しくは仕切壁のトレー間に位置する請求項2記載の
冷温蔵箱体である。このため、ガイドがトレー間に介在
し、冷気、若しくは暖気通路を確保することができる。
また、請求項4の発明では、突出壁及び仕切壁の間に
は、トレーの挿脱を容易とする摺動部材を設けた請求項
1又は請求項2若しくは請求項3記載の冷温蔵箱体であ
る。このため、トレーの挿脱を容易とすることができ
る。
【0011】また、請求項5の発明では、突出壁又は仕
切壁の何れか一方若しくは双方に設けられたパッキン
と、このパッキンを保持するパッキンホルダーと、この
パッキンホルダーに注水口を設けた請求項1又は請求項
2若しくは請求項3記載の冷温蔵箱体である。このた
め、トレーを実質的に保持するパッキンのパッキンホル
ダーを洗浄することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は本発明の冷温蔵配膳車1の正
面図、図2は冷温蔵配膳車1の平面図、図3は冷温蔵配
膳車1の正面からの縦側断面図、図4は冷温蔵配膳車1
の側方からの縦側断面図、図5は冷温蔵配膳車1の上の
室の拡大断面図、図6は下の室の拡大断面図、図7は側
方からの仕切壁の断面図、図8は仕切壁の要部正面図、
図9は仕切壁の要部縦側断面図、図10はトレー挿入時
の仕切壁の要部正面図、図11はトレー挿入時の仕切壁
の要部縦側断面図、図12はトレー収納時の仕切壁の要
部正面図、図13はトレー収納時の仕切壁の要部縦側断
面図、図14は上下移動可能なガイドの斜視図、図15
はブレーカの斜視図、図16は開閉扉のヒンジ部、図1
7は開閉扉の拡大断面図である。
【0013】図1乃至図4に示す実施の形態の冷温蔵配
膳車1(冷温蔵箱体)は、病院などにおいて給食の配膳
を行うもので、前後方向に開口した断熱箱体5にて、左
側に3室、右側に2室の冷温蔵室2(貯蔵室)を画成す
るものである。この冷温蔵室2内には上下2段の前後に
2つづつのトレー3を収納することができ、一室につき
合計4つのトレー3を収納することが可能であり、この
トレー3は一食分の食事が盛りつけられる。但し、右側
上部の冷温蔵室2の上段はスープや味噌汁等を入れる上
面開口のポット4が収納されており、このポット4の上
面開口は断熱蓋4Aにて閉塞されている。尚、断熱箱体
5の前後開口は、観音開き式の透明ガラス若しくは透明
アクリルの開閉扉6にて開閉可能に閉塞されている。
【0014】また、この断熱箱体5はベース7の上に設
けられており、このベース7には病院内を移動するた
め、電気モータ等にて回転駆動する移動車輪8及び36
0゜水平に回転可能な補助車輪9が設けられている。ベ
ース7には、冷温蔵室2を冷却するため、冷凍サイクル
を構成する凝縮器10、凝縮器冷却用送風機11、圧縮
機12が搭載されていると共に、電気モータに電源を供
給するバッテリ(図示せず)が搭載されている。尚、1
7はバンパー、18は操作するハンドルである。
【0015】また、冷温蔵室2は、断熱材中に埋設さ
れ、前記凝縮器10及び圧縮機12と共に冷凍サイクル
を構成する冷却器13、及びバッテリから電源を供給さ
れる電気ヒータ14にて冷却、加温されるものである。
即ち、自然対流式の冷却方式、加温方式を採用してい
る。本実施の形態では、冷温蔵室2の左側を温蔵室1
5、右側を冷蔵室16とするが、両室15、16を温蔵
とすることも可能であり、温蔵室15側にも冷却器13
を設けることにより両室15、16を冷蔵とすることも
可能となる。
【0016】また、冷温蔵室2上面の略中央部には、下
方に突出する断熱材にて形成された突出壁19が設けら
れており、この突出壁19は冷温蔵室2の上のトレー3
を支持する位置まで突出しているものである。そして、
冷温蔵室2下面からも上方に断熱壁20が突出してい
る。この断熱壁20はトレー3と冷温蔵室2下面との隙
間を確保するために設けられている。これら突出壁19
及び断熱壁20との間には挿脱自在に断熱材にて形成さ
れた仕切壁21が設けられている。
【0017】以下に本発明の要部について、図7乃至図
15を参照して説明する。突出壁19及び仕切壁21の
下部には、図14に示すガイド22が付勢部材であるコ
イルバネ23にて下方付勢されており、このガイド22
は、本実施の形態では、突出壁19、仕切壁21の前端
部、中央部、後端部の3ヶ所に設けられている。そし
て、断熱壁20及び仕切壁21の上部には、図15に示
すブレーカ24が設けられ、このブレーカ24の前端
部、中央部、後端部には前記ガイド22が嵌合する凹所
25が形成されている。
【0018】ガイド22は、図14に示す如く、上面が
開口し、内部空洞の四角形に形成された本体26と、左
右に2分割された突出部27と、この突出部間に形成さ
れる溝部28と、前後に設けられ、外方に向かって上方
傾斜状に設けられた傾斜部29とよりなるものである。
また、このガイド22は、突出壁19及び仕切壁21に
形成された案内溝30に沿って上下移動するものであ
る。
【0019】尚、トレー3の端部は前記傾斜部29に嵌
合する如く、外方に向けて下方傾斜状に形成されてい
る。また、ブレーカ24には、ガイド22の突出部27
に嵌合する凹所25が設けられていると共に、溝部28
に嵌合し、仕切壁21が左右にずれることを防止する規
制部31が形成されている。尚、本実施の形態では、ブ
レーカ24は前後2分割されているが、一体物であって
も良い。
【0020】また、前記ガイド22間にはパッキンホル
ダー32が設けられ、このパッキンホルダー32の下面
には、冷気若しくは暖気が流出することを防止するため
のパッキン33が設けられている。このパッキン33は
ゴム、軟質塩化ビニル、シリコンゴム等の弾力性を有す
る部材にて形成され、このパッキン33の下面には、前
記トレー3が差し込まれたときの摩擦を極力低減するた
め、ポリエチレン、ナイロン等のシート34が貼着され
ている。尚、このシート34は劣化した場合交換可能
で、端部を前記ガイド22に差し込んでいる。
【0021】また、前記パッキンホルダー32には注水
口35が設けられ、この注水口35から注水し、パッキ
ン33の取付部に生じる隙間から排水することにより、
通常、清掃のやりずらいパッキンホルダー32を清潔に
保つことができる。尚、この注水口35に対応して、排
水口(図示せず)を設けることにより清掃残水がのこる
ことを防止できる。
【0022】以上の構成にて、図8及び図9に示す、ト
レー3が無い状態で、トレー3を収納する場合には、図
10乃至図11に示す如く、トレー3の端部がガイド2
2を押し上げて挿入される。このとき、トレー3はシー
ト34にて円滑にスライド移動し、図12及び図13に
示すトレー3収納状態となる。このトレー3収納状態で
はガイド22はコイルバネ23にて下方付勢され、ガイ
ド22の傾斜部29がトレー3の端部と嵌合する形とな
る。
【0023】この様な動作で、前後に2食分のトレー3
を収納することにより、中央部に設けられたガイド22
が、トレー3間に介在し、冷却、加温のための空気流通
路を確保することとなる。また、冷温蔵配膳車1を清掃
する場合、洗浄水にて洗浄するが、この際には図4に示
す如く、仕切壁21を取り外して清掃する。更にパッキ
ンホルダー32の注水口35を設けたため、内部を隅々
まで清潔に保つことができる。
【0024】また、図16及び図17は開閉扉6の構造
を示し、断熱箱体5に取り付けられるヒンジ36と、開
閉扉6に設けられるヒンジ受け37とにより開閉可能と
なしている。ヒンジ36は、上部を先細とすることによ
り、ヒンジ受け37を容易に挿入可能とする形状で、開
閉扉6をヒンジ36から外す場合には上方に引き上げる
ことのみで達成でき、取り付ける際も先細のヒンジ36
に差し込むことにより達成できる。従って、清掃する場
合に、邪魔となる開閉扉6を容易に取り外すことができ
る。
【0025】また、開閉扉6は、ガラス若しくはアクリ
ル等で形成した透明板38と、ステンレス製の枠部材3
9と、この枠部材39の内側、即ち断熱箱体5と対向す
る側に設けられたパッキンホルダー40と、このパッキ
ンホルダー40に設けられたパッキン41とにより構成
されている。そして、このパッキンホルダー40にもパ
ッキンホルダー40の清掃を容易とする注水口42が設
けられている。この開閉扉6に設けられた注水口42
は、清掃しない場合、キャップ43が取り付けられてい
る。尚、開閉扉6は、透明板38が2枚設けられ、間に
空気層を介在しているものであり、パッキン41には磁
石44が設けられている。
【0026】以上説明した如く、本発明の請求項1で
は、前後に開口を有する断熱箱体5と、この断熱箱体5
の前後開口を開閉自在に閉塞する開閉扉6と、食材を載
置するトレー3と、前後方向に複数枚のこのトレー3を
収納可能であって、前記断熱箱体5にて画成され、冷却
若しくは加温される冷温蔵室2と、この冷温蔵室2内を
縦に突出する突出壁19と、この突出壁19に対して着
脱自在に設けられた仕切壁21とよりなり、この仕切壁
21及び前記突出壁19との間に前記トレー3を挿通す
ることにより支持し、前後何れの開口からも前記トレー
3を挿脱自在とする冷温蔵配膳車1である。
【0027】このため、前後何れの開口からもトレー3
の搬入、搬出が可能となると共に、支持が突出壁19及
び仕切壁21のみにより行われるため、冷蔵室16及び
温蔵室15を良好に冷却、加温することができる。ま
た、請求項2の発明では、突出壁19若しくは仕切壁2
1の何れかに形成された複数の凹所25と、この凹所2
5に対応して下方付勢され、上下方向に可動し、端部を
傾斜状(傾斜部29)としたガイド22とを備え、トレ
ー3の端部はガイド22の傾斜部29と対応し、挿脱に
伴ってガイド22を上方に移動させる形状を成した請求
項1記載の冷温蔵配膳車1である。このため、トレー3
挿脱の際にガイド22が上下し、トレー3の挿脱を許容
すると共に、ガイド22が凹所25に対応しているた
め、仕切壁21がずれることも防止することができる。
【0028】また、請求項3の発明では、ガイド22は
突出壁19若しくは仕切壁21のトレー3間に位置する
請求項2記載の冷温蔵配膳車1である。このため、ガイ
ド22がトレー3間に介在し、冷気、若しくは暖気通路
を確保することができる。また、請求項4の発明では、
突出壁19及び仕切壁21の間には、トレー3の挿脱を
容易とする摺動部材(シート34)を設けた請求項1又
は請求項2若しくは請求項3記載の冷温蔵配膳車1であ
る。このため、トレー3の挿脱を容易とすることができ
る。
【0029】また、請求項5の発明では、突出壁19又
は仕切壁21の何れか一方若しくは双方に設けられたパ
ッキン33と、このパッキン33を保持するパッキンホ
ルダー32と、このパッキンホルダー32に注水口35
を設けた請求項1又は請求項2若しくは請求項3記載の
冷温蔵配膳車1である。このため、トレー3を実質的に
保持するパッキン33のパッキンホルダー32を洗浄す
ることができる。
【0030】以上によって、冷温蔵配膳車1は配膳中で
あっても適温に保持され、提供される時には、暖かい料
理は暖かく、冷たい料理は冷たく食することができる。
更に、冷温蔵室2は略密封状態であるため、内部の食事
が乾燥させられることも防止できる。また、冷温蔵室2
は収納した位置に係わらず料理を均一に冷却(保冷)或
いは加温(保温)することができるものである。
【0031】また、冷温蔵配膳車1は、図示しないコー
ド等によって家庭用電源からの供給でもって保温するこ
とも可能である。このため、特に病院等で食事制限がな
され、配膳直後に食することのできない患者であって
も、美味しい食事をすることができる。更に、冷温蔵配
膳車1は清掃・消毒が可能であるため、機器を清潔に保
持することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明の冷
温蔵箱体によれば、前後に開口を有する断熱箱体と、こ
の断熱箱体の前後開口を開閉自在に閉塞する開閉扉と、
食材を載置するトレーと、前後方向に複数枚のこのトレ
ーを収納可能であって、前記断熱箱体にて画成され、冷
却若しくは加温される冷温蔵室と、この冷温蔵室内を縦
に突出する突出壁と、この突出壁に対して着脱自在に設
けられた仕切壁とよりなり、この仕切壁及び前記突出壁
との間に前記トレーを挿通することにより支持し、前後
何れの開口からも前記トレーを挿脱自在とする冷温蔵箱
体である。
【0033】このため、前後何れの開口からもトレーの
搬入、搬出が可能となると共に、支持が突出壁及び仕切
壁のみにより行われるため、冷蔵室及び温蔵室を良好に
冷却、加温することができ、更に使い勝手も向上する。
また、請求項2の発明では、突出壁若しくは仕切壁の何
れかに形成された複数の凹所と、この凹所に対応して下
方付勢され、上下方向に可動し、端部を傾斜状としたガ
イドとを備え、トレーの端部はガイドの傾斜と対応し、
挿脱に伴ってガイドを上方に移動させる形状を成した請
求項1記載の冷温蔵箱体である。このため、トレー挿脱
の際にガイドが上下し、トレーの挿脱を許容すると共
に、ガイドが凹所に対応しているため、仕切壁がずれる
ことも防止することができる。
【0034】従って、使い勝手の良好な冷温蔵箱体を提
供することができる。また、請求項3の発明では、ガイ
ドは突出壁若しくは仕切壁のトレー間に位置する請求項
2記載の冷温蔵箱体である。このため、ガイドがトレー
間に介在し、冷気、若しくは暖気通路を確保することが
できる。従って、冷蔵室及び温蔵室を良好に冷却、加温
することができる。
【0035】また、請求項4の発明では、突出壁及び仕
切壁の間には、トレーの挿脱を容易とする摺動部材を設
けた請求項1又は請求項2若しくは請求項3記載の冷温
蔵箱体である。このため、トレーの挿脱を容易とするこ
とができ、使い勝手を向上することができる。また、請
求項5の発明では、突出壁又は仕切壁の何れか一方若し
くは双方に設けられたパッキンと、このパッキンを保持
するパッキンホルダーと、このパッキンホルダーに注水
口を設けた請求項1又は請求項2若しくは請求項3記載
の冷温蔵箱体である。このため、トレーを実質的に保持
するパッキンのパッキンホルダーを洗浄することがで
き、機器を清潔に保つと共に、使い勝手を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷温蔵配膳車1の正面図である。
【図2】冷温蔵配膳車1の平面図である。
【図3】冷温蔵配膳車1の正面からの縦側断面図であ
る。
【図4】冷温蔵配膳車1の側方からの縦側断面図であ
る。
【図5】冷温蔵配膳車1の上の室の拡大断面図である。
【図6】下の室の拡大断面図である。
【図7】側方からの仕切壁の断面図である。
【図8】仕切壁の要部正面図である。
【図9】仕切壁の要部縦側断面図である。
【図10】トレー挿入時の仕切壁の要部正面図である。
【図11】トレー挿入時の仕切壁の要部縦側断面図であ
る。
【図12】トレー収納時の仕切壁の要部正面図である。
【図13】トレー収納時の仕切壁の要部縦側断面図であ
る。
【図14】上下移動可能なガイドの斜視図である。
【図15】ブレーカの斜視図である。
【図16】開閉扉のヒンジ部である。
【図17】開閉扉の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 冷温蔵箱体(冷温蔵配膳車) 2 冷温蔵室(貯蔵室) 3 トレー 5 断熱箱体 6 開閉扉 15 温蔵室 16 冷蔵室 19 突出壁 21 仕切壁 22 ガイド 25 凹所 29 傾斜部 32 パッキンホルダー 33 パッキン 34 摺動部材(シート) 35 注水口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に開口を有する断熱箱体と、該断熱
    箱体の前後開口を開閉自在に閉塞する開閉扉と、食材を
    載置するトレーと、前後方向に複数枚の該トレーを収納
    可能であって、前記断熱箱体にて画成され、冷却若しく
    は加温される貯蔵室と、該貯蔵室内を縦に突出する突出
    壁と、該突出壁に対して着脱自在に設けられた仕切壁と
    よりなり、該仕切壁及び前記突出壁との間に前記トレー
    を挿通することにより支持し、前後何れの開口からも前
    記トレーを挿脱自在とすることを特徴とす冷温蔵箱体。
  2. 【請求項2】 突出壁若しくは仕切壁の何れかに形成さ
    れた複数の凹所と、該凹所に対応して下方付勢され、上
    下方向に可動し、端部を傾斜状としたガイドとを備え、
    トレーの端部はガイドの傾斜と対応し、挿脱に伴ってガ
    イドを上方に移動させる形状を成したことを特徴とする
    請求項1記載の冷温蔵箱体。
  3. 【請求項3】 ガイドは突出壁若しくは仕切壁のトレー
    間に位置することを特徴とする請求項2記載の冷温蔵箱
    体。
  4. 【請求項4】 突出壁及び仕切壁の間には、トレーの挿
    脱を容易とする摺動部材を設けたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2若しくは請求項3記載の冷温蔵箱体。
  5. 【請求項5】 突出壁又は仕切壁の何れか一方若しくは
    双方に設けられたパッキンと、該パッキンを保持するパ
    ッキンホルダーと、該パッキンホルダーに注水口を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2若しくは請求
    項3記載の冷温蔵箱体。
JP28193595A 1995-10-30 1995-10-30 冷温蔵箱体 Withdrawn JPH09126645A (ja)

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JP28193595A Withdrawn JPH09126645A (ja) 1995-10-30 1995-10-30 冷温蔵箱体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003065672A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 配膳車
JP2007125081A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Inoue Seisakusho:Kk 配膳車

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