JP2015111036A - 保存庫及び冷蔵庫 - Google Patents

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熟 大坪
Juku Otsubo
熟 大坪
岩崎 吉隆
Yoshitaka Iwasaki
吉隆 岩崎
宏明 宮原
Hiroaki Miyahara
宏明 宮原
外岡 秀一
Shuichi Sotooka
秀一 外岡
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Abstract

【課題】飲食物等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭くできる冷蔵庫を提供する。【解決手段】前面が開放された外箱5、外箱5の内側に設けられ、金属部材よりなる伝熱板11で上下面及び背面の3面が構成され、樹脂部材よりなる左右側面板12,13で左右側面が構成されて前面が開放された内箱4、及び外箱5と内箱4の間に設けられた断熱材を有する断熱容器と、内箱4の左右側面板12,13に設けられたレール部12a,13aと、レール部12a,13aを介して前後に移動可能な左右フレーム6,7を裏面に有し、断熱容器の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉3と、前面扉3の裏面に固定され、前面扉3が前後に移動されることにより断熱容器内外に出し入れされる上方が開放された収納ケース10と、外箱5の前面に設けられ、外箱5と内箱4との前面側の隙間を覆う枠形状の枠体17とを備えた。【選択図】図4

Description

この発明は、飲料や食品等の収納物を低温保存したり、保温したりする小形の保存庫及び冷蔵庫に関するものである。
従来の飲食物等を収納した庫内を、サーモモジュールにより保冷又は保温する小形の保存庫として、例えば、前面の扉の左右どちらか一端の上下がヒンジ機構により軸支されて前面の扉が回転式に左右方向に開き、また、前面が開放された断熱容器の内箱が金属部材により上下、左右及び背面の5面が一体に形成されたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−304401号公報
従来の保存庫は前面の扉を、左右の一端の上下に設けたヒンジを支点にして、左右方向へ回転させて開き、前面から断熱容器の内箱内に手を入れて食品の出し入れを行うため、食品の出し入れが行いやすいものではないという課題があった。また、食品が取り出しやすいように、左右方向に扉が90度以上回転して開くため、保存庫の左又は右の扉が開く方向にスペースが必要で、保存庫を設置する左右のスペースが広く必要であるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、小形の保存庫であっても飲食物等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭く出来る保存庫及び冷蔵庫を得ることを目的とする。
この発明に係る保存庫は、前面が開放された外箱、外箱の内側に設けられ、金属部材よりなる伝熱板で上下面及び背面の3面が構成され、樹脂部材よりなる左右側面板で左右側面が構成されて前面が開放された内箱、及び外箱と内箱の間に設けられた断熱材を有する断熱容器と、内箱の左右側面板に設けられたレール部と、レール部を介して前後に移動可能な左右フレームを裏面に有し、断熱容器の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉と、前面扉の裏面に固定され、前面扉が前後に移動されることにより断熱容器内外に出し入れされる上方が開放された収納ケースと、外箱の前面に設けられ、外箱と内箱との前面側の隙間を覆う枠形状の枠体とを備えたことを特徴としたものである。
この発明に係る保存庫は、前面が開放された外箱、外箱の内側に設けられ、金属部材よりなる伝熱板で上下面及び背面の3面が構成され、樹脂部材よりなる左右側面板で左右側面が構成されて前面が開放された内箱、及び外箱と内箱の間に設けられた断熱材を有する断熱容器と、内箱の左右側面板に設けられたレール部と、レール部を介して前後に移動可能な左右フレームを裏面に有し、断熱容器の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉と、前面扉の裏面に固定され、前面扉が前後に移動されることにより断熱容器内外に出し入れされる上方が開放された収納ケースと、外箱の前面に設けられ、外箱と内箱との前面側の隙間を覆う枠形状の枠体とを備えたので、小形の保存庫であっても飲食物等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭く出来るという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る保存庫の前方からの外観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の後方からの外観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の主要構成部品を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫を前面扉を外して示す正面図である。 図5のB−B線断面図で、ドレンパンを断熱容器から少し引き出した状態を示す図である。 図5のB−B線断面図で、ドレンパンを断熱容器に収納した状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の前面扉を引き出した状態の後方から見た斜視図である。 図2のC−C線断面図で、2リットルサイズのペットボトルを収納した状態を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫を前面扉とドレンパンを取り外して示す正面図である。 図10のA−A線断面図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の内箱の構成を説明する分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫の外箱の上面部材が無い状態の図3に相当する後方からの外観斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫のドレンパンの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る保存庫のドレンパンの斜視図である。 図10のZ部分の拡大図である。 図16のD−D線断面図である。 図16のE−E線断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を、図1〜図18に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る保存庫1の前方からの外観斜視図である。図2は保存庫1の正面図である。図3は保存庫1の後方からの外観斜視図である。図4は保存庫1の主要構成部品を示す分解斜視図である。図5は保存庫1を前面扉3を外して示す正面図である。図6は図5のB−B線断面図で、ドレンパン25を断熱容器2から少し引き出した状態を示す図である。図7は図5のB−B線断面図で、ドレンパン25を断熱容器2に収納した状態を示す図である。図8は保存庫1の前面扉3を引き出した状態の後方から見た斜視図である。図9は図2のC−C線断面図で、2リットルサイズのペットボトル9aを収納した状態を示す図である。図10は保存庫1を前面扉3とドレンパン25を取り外して示す正面図である。図11は図10のA−A線断面図である。図12は保存庫1の内箱4の構成を説明する分解斜視図である。図13は保存庫1の外箱5の上面部材15が無い状態の図3に相当する後方からの外観斜視図である。図14は保存庫1のドレンパン25の分解斜視図である。図15は保存庫1のドレンパン25の斜視図である。図16は図10のZ部分の拡大図である。図17は図16のD−D線断面図である。図18は図16のE−E線断面図である。
この実施の形態1では、保存庫1の一例として静かでコンパクトなサイズのペルチェ素子を利用したサーモモジュール18(図6等参照)を1個使用した小形の冷蔵庫1を示している。図1等に示すように、冷蔵庫1は前面が開放された断熱容器2と断熱容器2の前面を塞ぐ前面扉3により外郭を形成している。また、図5等に示すように、断熱容器2は、内箱4と外箱5、内箱4と外箱5との間に介在するように注入された発泡断熱材(図示せず)等の断熱材で構成され、この断熱容器2により冷蔵庫1の内側と外側との断熱を行うようにしている。
次に前面扉3の構成について説明する。前面扉3も内部に断熱材(図示せず)が充填されて、冷蔵庫1前面の断熱を行うようにしている。図4等に示すように、この前面扉3の裏面の左右にはそれぞれ断熱容器2に対して前後に引き出し自在に支持される後方に長く形成された左フレーム6と右フレーム7の前端が固定され、また、左フレーム6と右フレーム7の後端部分をステー8で連結し、前面扉3、左右フレーム6,7及びステー8で形成される上方から見て枠形状に形成される収納部分に、飲食物9等の収納物を収納する樹脂部材で形成された食品収納ケース(収納ケース)10が着脱自在に嵌まり込んで固定されるようにしている。このようにして、断熱容器2から前面扉3を前後に出し入れすることで、前面扉3の後方に固定されて上面を開放した箱形状の食品収納ケース10が断熱容器2から前後に出し入れされるようにしており、食品収納ケース10を断熱容器2から前方へ引き出して、上方から障害が無い状態で飲食物9等の収納物を容易に出し入れすることができるようにしている。そして、このように飲食物9の出し入れが容易で利用しやすいため、例えば年配者が利用するケースが多い病室等で利用される小形の冷蔵庫に適している。
また、前面扉3は前後に引き出すだけなので、従来の小形の冷蔵庫のように扉が邪魔にならないように扉が90度以上回転して左又は右に開くためのスペースが不要なため冷蔵庫1の設置スペースを狭くでき、ホテルや病室のようにスペースが少ない部屋にも設置しやすいという効果がある。特にホテル等では見栄えをよくするため壁や家具内等に押し込んで冷蔵庫1の前面扉3部分だけがほぼ見えるような状態で設置される場合も多く、前面扉3と食品収納ケース10による引き出し式の構成にすることで、冷蔵庫1の左右の冷蔵庫1を設置するためのスペースを狭くでき、ホテルの部屋に設置しやすいものが得られる。
次に内箱4の構成について説明する。図4や図12等に示すように内箱4は上下面と背面の3面を一体に構成する側断面がコ字状の形状となるアルミ等の金属部材で構成された伝熱板11と、伝熱板11の左右を塞ぐ樹脂部材で形成された左側面板12と右側面板13とで前面を開放した箱形状に形成されている。このように、伝熱板11が金属部材で形成されているのは、冷却手段となる後述のペルチェ素子を利用したサーモモジュール18からの冷熱を伝えて上下及び背面の3面から飲食物9等の収容物を冷却するためであり、また、左側面板12と右側面板13を樹脂部材で形成することで、左右フレーム6,7が出し入れされる左右それぞれのレール部12a,13aを樹脂成形により凹ませて作りやすいためであり、この左右側板12,13の樹脂材料の一例としてポリプロピレン等の粘質性の部材で成形すると割れにくくて成形しやすいものが得られる。
また、左右側面板12,13を樹脂部材で形成することで、伝熱板11の形状が上下面と背面だけの簡単なコ字形状の3面形状になり、従来のように左右の側壁まで5面を一体に形成するような深絞りを行う必要がないため、金属板から容易に成形することができ、内箱4を安価に成形できるという効果もある。また、左右のレール部12a,13aの前部には左右フレーム6,7が案内されるローラ12b,13bがそれぞれ設けられている。また、右フレーム7の後側には右側のレール部13aを移動するローラ7aが設けられ、左フレーム6の後側にも同様に左側のレール部12aを移動するローラ(図示せず)が設けられている。
次に外箱5の構成について説明する。図4等に示すように外箱5は、左右側面と下面の3面を折曲げて一体に形成した前方から見て凹字形状の下方三面部材14と、上面を形成する樹脂部材よりなる上面部材15と、背面を覆う樹脂部材よりなる背面部材16とで5面を形成している。また外箱5の前面には枠形状の枠体17が設けられ、見栄えをよくするとともに外箱5と内箱4の前面側の隙間から発泡断熱材(図示せず)が洩れないようにしている。また、図6や図11等に示すように、背面部材16には、伝熱板11を冷却するサーモモジュール18が固定されている。サーモモジュール18は、ペルチェ素子からなり、断熱容器2の後壁において、収納穴が外箱5及び断熱材(図示せず)を貫通し、内箱4の伝熱板11を成す金属板を残して形成され、この収納穴内にサーモモジュール18が配設されるようにしている。また、このサーモモジュール18と内箱4の伝熱板11との間に熱伝導性のよいアルミ系合金の伝熱ブロック19を介在させ、この伝熱ブロック19を内箱4の伝熱板11にねじ止めにより熱伝導される状態に接合して、サーモモジュール18の利用側熱交換面部と内箱4の伝熱板11とを伝熱ブロック19を介し伝熱可能に接合している。なお、伝熱ブロック19は、断熱材の注入により断熱容器2に一体的に固定されている。また、この伝熱ブロック19に対し、サーモモジュール18は、ねじ等により後面側から脱着自在に固定されている。
また、図6等に示すように、サーモモジュール18の熱源側熱交換面部と熱伝導的に接合されたヒートシンク20が設けられ、このヒートシンク20は上下に庫外空気を流通させて熱交換させるように、多数のアルミフィンが縦方向に配置されて構成されている。また、このヒートシンク20を覆うように、断熱容器2の背面全体をカバーし、断熱容器2の後壁外側に電気部品(図示せず)等を収納するとともに、ヒートシンク20を冷却する通風路を形成する背面カバー22が設けられている。この背面カバー22は前面を開放した略箱型に形成され、背面カバー22の下面は後方に向かうに従って上方に傾斜して形成され、この下面から外気を吸い込む吸込口22aが開設されている。また、背面カバー22の上面は、後方に向うに従って下方へ傾斜して形成され、この上面部分に排気口22bが形成されている。
また、排気口22bの内側に送風ファン23が設けられ、冷蔵庫の1上部に配置された送風ファン23の回転により、冷蔵庫1の下方の吸込口22aから吸い込んだ庫外空気がヒートシンク20を通り熱交換して上方の排気口22bから排出されるようにしている。また、背面カバー22下面の吸込口22aが後方へ行くに従って上方に傾斜しているので、図7のH寸法に示すように冷蔵庫1が設置される床面と吸込口22aの距離が広くなるため、外気を吸い込む風路抵抗が少なく、床面から埃を吸い込むことも防止され、後述のフィルタ26等の目詰まりを防止してフィルタ26の清掃等のメンテナンスを容易にできる。また、送風ファン23が冷蔵庫1の上部に配置されるため、送風ファン23から吸込口22aまでの距離が長いため、吸込口22aから吸い込む吸気の風速が強くないようにできるため、さらに吸込口22aからの埃の吸い込みを防止できる効果もある。
このような構成により、この実施の形態の冷蔵庫1では、ペルチェ素子のサーモモジュール18により伝熱ブロック19が冷却されて、伝熱ブロック19から、内箱4の上下及び背面の3面を一体に形成した伝熱板11に冷熱が伝わり、冷やされた伝熱板11により断熱容器2内に収納された食品収納ケース10内の飲食物9が冷やされ、断熱容器2内が3℃〜7℃程度に冷蔵されるようにしている。また、ペルチェ素子のヒートシンク20側は、送風ファン23により吸込口22aから吸い込まれた外気によりヒートシンク20が冷されてペルチェ素子(サーモモジュール)18の温熱が放熱されるようにしている。またヒートシンク20を通過した空気は排気口22bから放出されるようにしている。
次に、内箱4を構成するアルミ合金等の金属部材で形成される伝熱板11を上下面と背面の3面で構成し、左右面を樹脂部材の左右側面板12,13で構成することの効果について、さらに詳細に説明する。伝熱板11の背面はサーモモジュール18からの熱が最初に伝えられる面であるため、特に効果的に冷蔵庫1内を冷却することができ、また、冷熱は上方から下方に伝わる性質があるため内箱4の上面が伝熱板11で構成されることで上方から効果的に冷蔵庫内を冷却することができる。また、内箱4の下面を伝熱板11で構成し下方からも冷却することで、上下及び背面の3方から冷蔵庫内1を十分に冷却することができ、左右側面板12,13を樹脂部材で形成することができるわけである。
また、伝熱板11の下面を背面から一体に成形することで、冷却により伝熱板11に付着した露が背面から下面へとスムーズに伝わって、伝熱板11の下面のドレン排水口24に集められ、排水が行なわれやすいようにできる効果もある。また、内箱4の下面を伝熱板11で構成することで、例えば、サーモモジュール18の電源の印加方向を切替えて冷蔵庫だけでなく温蔵庫のような機能を有する構成とした場合には、温熱は下方から上方に伝わる性質があるため、伝熱板11の下面部分から庫内を効果的に保温できるものが得られる。
また、伝熱板11とは別体に内箱4の左右側面板12,13を樹脂部材で形成することで、レール部12a,13aを成形しやすいだけでなく、この実施の形態では図11の断面図のG寸法に示すように、レール部12a,13aを内箱4の伝熱板11の背面よりさらに後方まで形成することができる。これにより、前面扉3に固定された左右フレーム6,7の前後の移動距離を長くできるため、図9の側断面図に示すように、食品収納ケース10と伝熱板11の背面との距離を狭くして食品収納ケース10の前後の収納スペースを広くでき、また、食品収納ケース10を前方へ引き出す距離を長くでき、小形の冷蔵庫1でも十分に飲食物9等の収納容量を広くでき、また、食品の出し入れを容易にできるものが得られる効果がある。
また、冷蔵庫1の前面全体を覆う前面扉3により一つの食品収納ケース10を備え、前後に出し入れする引き出し式の冷蔵庫1の構成は、食品等の収容物9を収容する収納容量の多い冷蔵庫にも適用可能であるが、ホテルや病室等で使用される食品収納容量が15リットルから45リットルの範囲程度の小形の冷蔵庫に適しており、特に20リットルから30リットルの収納容量の範囲とすれば、飲料物程度を冷蔵する病室で利用される冷蔵庫として最適である。また、冷却手段としてペルチェ素子を利用したサーモモジュール18により冷蔵する構成としたので、冷凍サイクルを用いる冷蔵庫のように圧縮機により冷蔵庫が大きくなったり、圧縮機の動作音や冷媒が循環する音がしないため、非常に静かで人の眠りを妨げるような騒音の少ない冷蔵庫が得られ、さらにホテルや病室の冷蔵庫1として最適な冷蔵庫1が得られる効果がある。
次に、飲食物9等の収納物の一例として2リットルサイズのペットボトル9aを収納する構成について説明する。容量が2リットルサイズのペットボトル9aは一般的なもので外形の高さが310mm程度で、その胴部分の太い部分は円筒形のもので直径が90mm程度、四角形状のもので90mm×100mm程度の幅もあり、特に高さがホテルや病室で使用される小形の冷蔵庫では、ペットボトル9aを立てても横にしても収納できないサイズのものが多く、500ミリリットルのペットボトルを沢山購入して収納する等、2リットルサイズを購入するより購入費用が割高になるという課題があった(例えば安売りしている際に2リットルサイズのペットボトルが1本200円程度で購入できるのに対し、500ミリリットルサイズは1本100円程度もするため2リットル分を購入すると4本分で400円程度と2リットルサイズ1本の約倍の購入費用が必要になり非常に割高になる。)。また、ペットボトル9aを真横に倒して収納すると飲料が蓋部9bから洩れ出たり、炭酸飲料の場合には取り出して立てた際の衝撃で炭酸飲料が吹き出したりする可能性もあった。この実施の形態では図8、図9に示すように2リットルサイズのペットボトル9aを前方へ傾けた状態で収納できるようにした。
このようにすることで、冷蔵庫1の内箱4内の食品収納部分の上下の高さ、奥行き及び左右の幅が2リットルサイズのペットボトル9aの高さを収納できる310mm程度以上の寸法がない場合でも、2リットルサイズのペットボトル9aを前方に斜めにして収納できるサイズの上下の高さと奥行きがあれば、2リットルサイズのペットボトル9aを収納でき、収納容量が20〜30リットル程度の小形の冷蔵庫1でも十分に2リットルサイズのペットボトル9aを収納できる冷蔵庫1が得られた。また、このように2リットルサイズのペットボトル9aを立てた状態から上方を手前側に傾けた状態に収納することで、冷蔵庫1の上下の高さを低くすることができ、地震等の際に移動しにくく倒れにくい冷蔵庫が得られ、さらにホテルや病室等に設置する冷蔵庫に適している。また、特に、収納物9の出し入れが行いやすい食品収納ケース10が引き出し式の場合、食品収納ケース10と内箱4の下面との間に、引き出しやすいように若干の隙間を設ける必要があり、その隙間の分だけ冷蔵庫1の高さが必要になるが、ペットボトル9aを傾けて収納することにより冷蔵庫1の高さを低くできるので、引き出し式の収納ケースの構成に適した構成となっている。
また、前面扉3の上面部分等を持って前面扉3を前後に移動させ、2リットルサイズのペットボトル9aの出し入れを行う際に、細く手で持ちやすい蓋部9b側が前面扉3側である手前側に来るので、ペットボトル9aを持ちやすく、出し入れが容易となるという効果もある。また、2リットルサイズのペットボトル9aを傾けて収納できる理由として、従来のように前面扉を左右に回転させて開けるものであれば、2リットルサイズのペットボトル9aが前方に倒れてしまい収納できず、又は、斜めに収納するために支える別部品が必要で割高で取り出しも行い難くなるが、この実施の形態によれば前面扉3と前面扉3とともに引き出される箱形状の食品収納ケース10で収納部が構成されているため、2リットルサイズのペットボトル9aが前方へ倒れてしまうことなく、容易に収納できるわけである。
また、2リットルサイズのペットボトル9aの上方を前方へ傾斜させる角度としては図9のF角度に示すように水平面から30度〜40度の範囲程度の傾斜が20〜30リットルサイズの食品収納容量の横長(高さより幅が広いタイプ)タイプの小形冷蔵庫に適していた。
また、2リットルサイズのペットボトル9aの上方部分を支える構成としては、食品収納ケース10の前側部分で支える構成としてもよいが、この実施の形態では、さらに、前面扉3の裏面に、2リットルサイズのペットボトル9aを傾けて収納した際に蓋部9b部分が位置する部分を蓋部9bの形状に合わせて前方へ窪ませた蓋部9bの収納部となる窪み3aを形成し、2リットルサイズのペットボトル9aの前後の移動を防止するとともに、2リットルサイズのペットボトル9aの蓋部9b部分が断熱容器2の前面より前方に位置する分だけ、冷蔵庫の高さ及び奥行き寸法を狭くでき、小形の冷蔵庫1で2リットルサイズのペットボトル9aを収納できるようにしている。
次に樹脂部材で形成されたドレンパン25と樹脂部材で形成されたフィルタ26の構成について説明する。図6や図7等に示すように、ドレン排水口24は、断熱容器2の底部に設けられている。そして、内箱4の内面に付着したドレン水を、断熱容器2の下方に配設された皿状のドレンパン25に導く。図10等に示すように、台足27は断熱容器2の底面において前後及び左右の合計4箇所に配置され、それぞれ段差部が向き合うように配置されている。そしてドレンパン25は図14及び図15のように、水平面形状が略T字型を成し、前部の幅寸法を後部の幅寸法より大きくして、ドレン収容量を多くできるようにするとともに、左右台足27の段差部間にドレンパン25の左右が入り込んでガイドされるように構成されている。これにより、ドレンパン25は、その後部が台足27の段差部と断熱容器2の底面との間に前後出し入れ自在にスライド式に挿入されて、取付けられている。
さらに、ドレンパン25後部には、ドレンパン25の後部に軸支されて、冷蔵庫1の後部の底面に開設した吸込口22aを覆うフィルタ26を設け、吸込口22aを空気が流通する際に、ヒートシンク20に流入する空気の中に混入する埃等を除去できるようにしている。そして、フィルタ26は左右の前部に設けられた軸26a,26bが、軸26a,26bに対応してドレンパン25の後部の左右に形成された軸受25a,25bに樹脂部材の弾力を利用して押し込まれることで、フィルタ26の後方が図15の2点鎖線で示すように上方へ回転自在に嵌まり込み、また、簡単にはフィルタ26がドレンパン25から外れないように軸支されている。また、フィルタ26はドレンパン25に支えられて水平な状態から下方には回転しないように構成されている。
そして、図6及び図7に示すように、ドレンパン25を冷蔵庫1の下面に挿入するとドレンパン25の後方に取り付けられたフィルタ26は、ドレン排水口24の下を通過し、吸込口22aを形成した背面カバー22の下面の上方への傾斜に沿って案内され、軸26a,26bで回転してフィルタ26の後方が吸込口22aに配置されることで、フィルタ26を冷蔵庫1の前方から容易に冷蔵庫1の後部の吸込口22aにセットできるようにしている。また、フィルタ26を取り外す際は、ドレンパン25を冷蔵庫1の前方へ引き抜くことでフィルタ26も引き出されて取り外すことができる。このため、冷蔵庫1が壁や家具内に設置されて、前面扉3側からしかメンテナンスできないような場合でも、フィルタ26を冷蔵庫1の前方から容易に着脱しての清掃が容易にできるという効果がある。また、フィルタ26が吸込口22aに沿って、後方へ行くに従って上方へ傾斜するので、フィルタ26と冷蔵庫1が設置される床面との距離が広い(図7のH寸法)ので床面に堆積した埃等を吸い込み難くなり、フィルタ26の清掃が必要となる期間を長くできるという効果もある。
次に、冷蔵庫1の照明について説明する。図10及び図16〜図18に示すように断熱容器2の左右ほぼ中央の前面上部には発光ダイオード(発光部)28aの照明28が設けられ、前面扉3を開けると夜でも飲食物9等の収納物が見えるようにして、冷蔵庫を利用しやすいようにしている。また、この発光ダイオード28aは、プリント配線基板(配線基板)29に略垂直な状態で半田付け等により接続され、図17に示すように配線基板29の前方を上方に傾斜させて配置させ、発光ダイオード28aの光が、断熱容器2内だけでなく、断熱容器2の前方(前面扉3側)を照らしやすいようにしているので、冷蔵庫1から引き出された食品収納ケース10内の飲食物9が照らされて見えやすく、また、配線基板29が傾斜して配置されているため、発光ダイオード28aの放熱が行なわれやすいという効果も得られる。
このように、上記実施の形態によれば、以下のような効果が得られる。
外箱5、外箱5の内側に設けられた内箱4及び外箱5と内箱4の間に設けられた断熱材(図示せず)を有し収納物9を所定温度に保存する小形の断熱容器2と、内箱4の左右側面板12,13に設けられたレール部12a,13aと、レール部12a,13aを介して前後に移動可能な左右フレーム6,7を裏面に有し、断熱容器2の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉3と、前面扉3の裏面に固定され、前面扉3が前後に移動されることにより断熱容器2内外に出し入れされる上方が開放された食品収納ケース10とを備えたので、飲食物9等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭くできるという効果がある。また、特に、ホテルの客室や病院の病室で使用される小形の冷蔵庫に好適な構成である。
また、前面が開放された外箱5、外箱5の内側に設けられ、前面が開放された内箱4及び外箱5と内箱4の間に設けられた断熱材(図示せず)を有する断熱容器2と、内箱4の左右側面板12,13に設けられたレール部12a,13aと、レール部12a,13aを介して前後に移動可能な左右フレーム6,7を裏面に有し、断熱容器2の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉3と、前面扉3の裏面に固定され、前面扉3が前後に移動されることにより断熱容器2内外に出し入れされる上方が開放された食品収納ケース10とを備え、断熱容器2の内箱4は、上面、下面及び背面が金属部材よりなる伝熱板11で一体に形成され、左右側面板12,13が樹脂部材により形成されたので、飲食物9等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭くできるという効果がある。また、左右側面板12,13が樹脂部材により形成されるので、前面扉3を支持するレール部12a,13aを作りやすく、また材料も安価なため安価な保存庫が得られる。また、特に、ホテルの客室や病院の病室で使用される小形の冷蔵庫に好適な構成である。
また、断熱容器2の内部の高さは、食品収納ケース10に2リットルサイズのペットボトル9aが真直ぐに立てて収納された状態では当該食品収納ケース10を出し入れできず、かつ、食品収納ケース10に2リットルサイズのペットボトル9aが当該ペットボトル9aの蓋部9bを前面扉3側に傾けて収納された状態では当該食品収納ケース10を出し入れ可能とする寸法であるようにしたので、2リットルサイズのペットボトルを収納でき、収納する飲料の購入費用を安価にできる効果がある。
また、前面が開放された外箱5、外箱5の内側に設けられ、前面が開放された内箱4及び外箱5と内箱4の間に設けられた断熱材(図示せず)を有する断熱容器2と、内箱4の左右側面板12,13に設けられたレール部12a,13aと、レール部12a,13aを介して前後に移動可能な左右フレーム6,7を裏面に有し、断熱容器2の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉3と、前面扉3の裏面に固定され、前面扉3が前後に移動されることにより断熱容器2内外に出し入れされる上方が開放された食品収納ケース10とを備え、食品収納ケース10は、2リットルサイズのペットボトル9aを当該ペットボトル9aの蓋部9bを前面扉3側に傾けた状態で収納可能とするようにしたので、飲食物9等の収納物の出し入れが行いやすく、設置スペースも狭くできるという効果がある。また、2リットルサイズのペットボトル9aを収納でき、収納する飲料の購入費用を安価にできる効果がある。また、特に、ホテルの客室や病院の病室で使用される小形の冷蔵庫に好適な構成である。
また、2リットルサイズのペットボトル9aが当該ペットボトル9aの蓋部9bを前面扉3側に傾けた状態で収納される角度は、水平面に対して30度から40度の範囲とするようにしたので、2リトルサイズのペットボトル9aの出し入れが容易で、保存庫の高さを低くでき、地震等の際に移動したり、倒れ難い保存庫が得られるという効果もある。
また、前面扉3の裏面には、食品収納ケース10に2リットルサイズのペットボトル9aが蓋部9bを前面扉3側に傾けて収納された状態において当該蓋部9bが位置する部分に、窪み3aが形成されたので、断熱容器2が小さくても2リットルサイズのペットボトル9aを収納でき、また、2リットルサイズのペットボトル9aが移動し難くできるという効果もある。
また、断熱容器2の収納容量は、15リットルから45リットルの範囲であるようにしたので、小形の保存庫が得られる。特に、ホテルの客室や2台目の冷蔵庫として使用される小形の冷蔵庫に好適な構成である。
また、断熱容器2の収納容量は、20リットルから30リットルの範囲であるようにしたので、小形の保存庫が得られ、特に、ホテルの客室や病院の病室で使用される小形の冷蔵庫に好適な構成である。
また、断熱容器2内の収納物9を所定温度に保存する冷却手段又は加熱手段として、ペルチェ素子を利用したサーモモジュール18を備えたので、騒音が少ない静かで、コンパクトな保存庫が得られる。
また、左右側面板12,13のレール部12a,13aは、内箱2の背面より後方まで形成されたので、前面扉3の前後に移動する距離を長くでき、食品収納ケース10の前後寸法を広くしたり、食品収納ケース10を前方へ引き出す距離を長くして飲食物9の出し入れを用意にできる効果がある。
また、断熱容器2の後壁を覆う背面カバー22と、背面カバー22の下面に開設され、後方に向かい上方へ傾斜するように形成された吸込口22aと、背面カバー22の上部に配置された送風ファン23と、送風ファン23に対向して背面カバー22の上部に開設された排気口22bと、断熱容器2の底面より下方に突出され、断熱容器2内で発生したドレン水を排出するドレン排水口24と、ドレン排水口24からのドレン水を受けるように断熱容器2の下方に配置され、断熱容器2に対して前後にスライドされて着脱可能なドレンパン25と、ドレンパン25の後方に一端が軸支されて他端が上方へ回動可能に設けられ、ドレンパン25の着脱に伴い吸込口22aに対して着脱可能なフィルタ26とを備え、送風ファン23により、吸込口22aから空気をフィルタ26を通過させて導入し、上方の排気口22bへ排出する通風路が形成されたので、吸込口22aから埃を吸い込み難く、メンテナンスを容易にできる効果がある。
また、断熱容器2の上部に配置された配線基板29と、配線基板29に略垂直な状態で接続された照明用の発光ダイオード28aとを備え、配線基板29は、発光ダイオード28が前面扉3側を照らすように、傾斜して配置されたので、食品収納ケース10内の飲食物が見えやすいという効果がある。
また、保存庫を収納物9を3℃〜7℃に保存する冷蔵庫とすれば、好適な構成の冷蔵庫が得られる。
上記実施の形態では、保存庫1として、ホテルの部屋や病室に好適な冷蔵庫1の例を示したが、温蔵庫や冷蔵と温蔵併用の保存庫であってもよいし、保存する設定温度を任意に変えられるような保温庫であってもよい。また、上記の実施の形態では、冷却手段にペルチェ素子によるサーモモジュール18を1個使用した飲食物9等の収納容量が20リットル〜30リットル範囲程度のホテルの部屋や病室に好適な小形の冷蔵庫の例を示したが、食品等の収納容量に応じてサーモモジュール18を増やしてもよい。また、上記実施の形態では、左右側面板12,13にそれぞれ一体にレール部12a,13aを形成したものを示したが、レール部12a,13aにさらにレール部品を取り付けるような構成にして、強度の強いレール構造にしてもよく、樹脂部材により左右側面板12,13を形成することで、レール部分を作りやすいという効果は同様に得られる。
また、上記の実施の形態では、冷却手段や加熱手段としてペルチェ素子によるサーモモジュール18を使用して騒音が少なく静かでコンパクトな大きさにできるホテルの部屋や病室に好適な冷蔵庫1の例を示したが、圧縮機による冷凍サイクルで冷却及び加熱するような保存庫であってもよく、音がしたり圧縮機を収納するスペースが必要で保存庫が若干大きくなるが、その他の効果は同様に得られる。また、前面扉3に把手等の手で掴む部分を設けて前面扉3の前後の移動を行い易いようにしてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 冷蔵庫(保存庫)2 断熱容器、3 前面扉、3a 窪み、4 内箱、5 外箱、6 左フレーム、7 右フレーム、7a ローラ、8 ステー、9 飲食物(収納物)、9a 2リットルサイズのペットボトル、9b 蓋部、10 食品収納ケース(収納ケース)、11 伝熱板、12 左側面板、12a レール部、12b ローラ、13 右側面板、13a レール部、13b ローラ、14 下方三面部材、15 上面部材、16 背面部材、17 枠体、18 サーモモジュール(ペルチェ素子)、19 伝熱ブロック、20 ヒートシンク、22 背面カバー、22a 吸込口、22b 排気口、23 送風ファン、24 ドレン排水口、25 ドレンパン、25a 軸受、25b 軸受、26 フィルタ、26a 軸、26b 軸、27 台足、28 照明、28a 発光ダイオード(発光部)、29 配線基板。

Claims (6)

  1. 前面が開放された外箱、前記外箱の内側に設けられ、金属部材よりなる伝熱板で上下面及び背面の3面が構成され、樹脂部材よりなる左右側面板で左右側面が構成されて前面が開放された内箱、及び前記外箱と前記内箱の間に設けられた断熱材を有する断熱容器と、
    前記内箱の前記左右側面板に設けられたレール部と、
    前記レール部を介して前後に移動可能な左右フレームを裏面に有し、前記断熱容器の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉と、
    前記前面扉の裏面に固定され、前記前面扉が前後に移動されることにより前記断熱容器内外に出し入れされる上方が開放された収納ケースと、
    前記外箱の前面に設けられ、前記外箱と前記内箱との前面側の隙間を覆う枠形状の枠体とを備えた
    ことを特徴とする保存庫。
  2. 前記外箱は、上面を構成する上面部材が樹脂部材よりなる
    ことを特徴とする請求項1記載の保存庫。
  3. 前面が開放された外箱、前記外箱の内側に設けられ、金属部材よりなる伝熱板で上下面及び背面の3面が構成され、樹脂部材よりなる左右側面板で左右側面が構成されて前面が開放された内箱及び前記外箱と前記内箱の間に設けられた断熱材を有する断熱容器と、
    前記内箱の左右側面板に設けられたレール部と、
    前記レール部を介して前後に移動可能な左右フレームを裏面に有し、前記断熱容器の前面を開閉自在に塞ぐ前面扉と、
    前記前面扉の裏面に固定され、前記前面扉が前後に移動されることにより前記断熱容器内外に出し入れされる上方が開放された収納ケースとを備え、
    前記外箱は、左右側面及び下面の3面を構成する前方から見て凹字形状の下方三面部材と、上面を構成する樹脂部材よりなる上面部材と、背面を覆う樹脂部材よりなる背面部材とで5面が構成された
    ことを特徴とする保存庫。
  4. 前記外箱の前面に設けられ、前記外箱と前記内箱との前面側の隙間を覆う枠形状の枠体を備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の保存庫。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の保存庫からなり、前記断熱容器の収納容量が15リットルから45リットルの範囲である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の保存庫からなり、前記断熱容器の収納容量が20リットルから30リットルの範囲である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
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