JP2002172735A - 高拡散反射塗装金属板 - Google Patents

高拡散反射塗装金属板

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JP2002172735A
JP2002172735A JP2000370864A JP2000370864A JP2002172735A JP 2002172735 A JP2002172735 A JP 2002172735A JP 2000370864 A JP2000370864 A JP 2000370864A JP 2000370864 A JP2000370864 A JP 2000370864A JP 2002172735 A JP2002172735 A JP 2002172735A
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coated metal
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coating
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Takao Oshima
孝夫 大島
Masami Akimoto
正美 秋元
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶ディスプレイのバックライト用反射板とし
て十分な拡散反射率をもつ塗装金属板を提供すること。 【解決手段】化成処理されていてもよいアルミニウム板
上に、樹脂100重量部に対し酸化チタン顔料150〜
300重量部を含有する膜厚50〜100μmの下塗り
層と、該下塗り層上に、樹脂100重量部に対し酸化チ
タン顔料100〜250重量部を含有し、光沢が15以
下で、且つ膜厚10〜30μmの上塗り層が形成されて
なる構造を有する高拡散反射塗装金属板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高拡散反射率を得
られる塗装金属板に関し、特に液晶ディスプレイのバッ
クライト用反射板として有用な高拡散反射塗装金属板に
関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、液晶ディスプレイ
のバックライト用反射板には、高拡散反射率が要求され
るところから、高拡散反射率を有した白色のフィルムを
両面テープ等を用いてアルミニウムの支持台に貼り付け
て使用されてきたが、フィルムにしわが寄りやすい等に
よる作業効率低下の問題や、フィルムのコストが高い等
の不満があり、コスト削減の要望が強い。
【0003】フィルムを貼る替わりに塗料を塗装するこ
とで作業効率を上げ、製造コストの削減を図ることが検
討されてきてはいるが、現在のところ、通常の塗装によ
る方法では反射板に要求される高い拡散反射率を達成す
ることが困難であった。
【0004】本発明の目的は、液晶ディスプレイのバッ
クライト用反射板として十分な拡散反射率を有する塗装
金属板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、酸化チタン顔料を高
濃度で含有する膜厚50〜100μmの高隠蔽下塗り層
と、酸化チタン顔料を高濃度で含有し、光沢が15以下
の低光沢で、且つ、膜厚10〜30μmの隠蔽性が高
く、且つ乱反射の起きやすい上塗り層をアルミニウム板
の上に形成させることにより、液晶ディスプレイのバッ
クライト用反射板として十分な拡散反射率が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、化成処理されていても
よいアルミニウム板上に、樹脂100重量部に対し酸化
チタン顔料150〜300重量部を含有する膜厚50〜
100μmの下塗り層と、該下塗り層上に、樹脂100
重量部に対し酸化チタン顔料100〜250重量部を含
有し、光沢が15以下で、且つ膜厚10〜30μmの上
塗り層が形成されてなる構造を有する高拡散反射塗装金
属板に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の塗装金属板は、高白色度
で隠蔽性の高い下塗り層と、高白色度且つ低光沢にして
光の乱反射を起こりやすくした上塗り層をアルミニウム
板上に形成してなるものである。さらに、役割の異なる
2層に分けることにより、膜の厚い下層については素材
との密着性の良好な樹脂系から選択することができ、上
層については耐光性、硬度といった反射板に要求される
拡散反射率以外の様々な塗膜性能に対する要求を加味し
た樹脂系を選択することができる。
【0008】下塗り層 本発明の下塗り層は熱硬化性塗料を塗布し、焼付けて形
成される。該塗料に用いられる樹脂は特に制限されるも
のではないが、素材との密着性および塗装、焼付け時の
ワキ抵抗性、コストなどの点から、ポリエステル樹脂系
が好適であり、組み合わせる硬化剤としてはアミノ樹脂
又はブロック化ポリイソシアネート化合物が適してい
る。
【0009】上記ポリエステル樹脂は、水酸基を含有す
ることが好ましく、オイルフリーポリエステル樹脂、油
変性アルキド樹脂、また、これらの樹脂の変性物、例え
ばウレタン変性ポリエステル樹脂、ウレタン変性アルキ
ド樹脂、エポキシ変性ポリエステル樹脂、アクリル変性
ポリエステル樹脂などが挙げられる。
【0010】上記オイルフリーポリエステル樹脂は、多
塩基酸成分と多価アルコール成分とのエステル化物から
なるものである。多塩基酸成分としては、例えば無水フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無
水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、フ
マル酸、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸など
から選ばれる1種以上の二塩基酸及びこれらの酸の低級
アルキルエステル化物が主として用いられ、必要に応じ
て安息香酸、クロトン酸、p−t−ブチル安息香酸など
の一塩基酸、無水トリメリット酸、メチルシクロヘキセ
ントリカルボン酸、無水ピロメリット酸などの三価以上
の多塩基酸などが併用される。多価アルコール成分とし
ては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオー
ル、1,4−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ールなどの二価アルコールが主に用いられ、さらに必要
に応じてグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの三価以上
の多価アルコールを併用することができる。これらの多
価アルコールは単独で、あるいは2種以上を混合して使
用することができる。両成分のエステル化又はエステル
交換反応は、それ自体既知の方法によって行うことがで
きる。
【0011】アルキド樹脂は、上記オイルフリーポリエ
ステル樹脂の酸成分及びアルコール成分に加えて、油脂
肪酸をそれ自体既知の方法で反応せしめたものであっ
て、油脂肪酸としては、例えばヤシ油脂肪酸、大豆油脂
肪酸、アマニ油脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、トール油
脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、キリ油脂肪酸などを挙げ
ることができる。アルキド樹脂の油長は30%以下、特
に5〜20%程度のものが好ましい。
【0012】ポリエステル樹脂は、数平均分子量1,5
00〜35,000、好ましくは3,000〜25,0
00、ガラス転移温度(Tg点)−30〜80℃、好ま
しくは0℃〜60℃、水酸基価3〜100mgKOH/
g、好ましくは8〜70mgKOH/gを有するものが
適している。
【0013】本発明において、ガラス転移温度(Tg)
は、示差走査熱量測定装置(DSC)によるものであ
り、また数平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィ(G
PC)によって、標準ポリスチレンの検量線を用いて測
定したものである。
【0014】上記ポリエステル樹脂と組み合わせるアミ
ノ樹脂としては、例えば、メラミン、尿素、ベンゾグア
ナミン、アセトグアナミン、ステログアナミン、スピロ
グアナミン、ジシアンジアミド等のアミノ成分とアルデ
ヒドとの反応によって得られるメチロール化アミノ樹脂
が挙げられ、そして上記反応に用いられるアルデヒドと
しては、例えば、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、ベンツアルデヒド等が挙げら
れる。また、上記メチロール化アミノ樹脂を適当なアル
コールによってエーテル化したものもアミノ樹脂として
使用することができる。このエーテル化に用いうるアル
コールの例としては、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、n-プロピルアルコール、i-プロピルアルコー
ル、n-ブチルアルコール、i-ブチルアルコール、2-
エチルブタノール、2-エチルヘキサノールなどが挙げ
られる。
【0015】上記ポリエステル樹脂と組み合わせるブロ
ック化ポリイソシアネート化合物は、ポリイソシアネー
ト化合物のフリーのイソシアネート基をブロック化剤に
よってブロック化してなる化合物であり、ブロック化す
る前のポリイソシアネート化合物としては、例えば、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネートの如き脂肪族ジイソシアネート
類;水素添加キシリレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネートの如き環状脂肪族ジイソシアネート
類;トリレンジイソシアネート、4,4′-ジフェニルメ
タンジイソシアネートの如き芳香族ジイソシアネート
類;トリフェニルメタン-4,4′,4″-トリイソシアネ
ート、1,3,5-トリイソシアナトベンゼン、2,4,6-
トリイソシアナトトルエン、4,4′-ジメチルジフェニ
ルメタン-2,2′,5,5′-テトライソシアネートなど
の3個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネ
ート化合物の如き有機ポリイソシアネートそれ自体、ま
たはこれらの各有機ポリイソシアネートと多価アルコー
ル、低分子量ポリエステル樹脂もしくは水等との付加
物、あるいは上記した各有機ポリイソシアネート同志の
環化重合体、更にはイソシアネート-ビウレット体等を
挙げることができる。
【0016】イソシアネート基をブロックするためのブ
ロック化剤としては、例えば、フェノール、クレゾー
ル、キシレノールなどのフェノール系;ε-カプロラク
タム、δ-バレロラクタム、γ-ブチロラクタム、β-プ
ロピオラクタムなどラクタム系;メタノール、エタノー
ル、n-もしくはi-プロピルアルコール、n-、i-もし
くはt-ブチルアルコール、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、ベンジルアルコールなどのアルコール系;
ホルムアミドキシム、アセトアルドキシム、アセトキシ
ム、メチルエチルケトキシム、ジアセチルモノオキシ
ム、ベンゾフェノンオキシム、シクロヘキサンオキシム
などオキシム系;マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチ
ル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸メチル、アセチルア
セトンなどの活性メチレン系などのブロック化剤を好適
に使用することができる。
【0017】上記ポリイソシアネート化合物と上記ブロ
ック化剤とを混合することによって容易に上記ポリイソ
シアネート化合物のフリーのイソシアネート基をブロッ
クすることができる。
【0018】また、架橋剤の硬化性を高めるために硬化
触媒を併用することができる。
【0019】架橋剤がアミノ樹脂である場合の硬化触媒
としては、例えば、強酸、強酸の中和物などが挙げら
れ、代表例として、p-トルエンスルホン酸、ドデシル
ベンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、
ジノニルナフタレンジスルホン酸などの強度の酸である
スルホン酸化合物、これらのスルホン酸化合物のアミン
中和物などを挙げることができる。
【0020】架橋剤がブロック化ポリイソシアネート化
合物である場合の硬化触媒としては、硬化剤であるブロ
ック化ポリイソシアネート化合物のブロック剤の解離を
促進する硬化触媒、例えば、オクチル酸錫、ジブチル錫
ジ(2-エチルヘキサノエート)、ジオクチル錫ジ(2-
エチルヘキサノエート)、ジブチル錫ジラウレート、ジ
ブチル錫オキサイド、ジオクチル錫オキサイド、2-エ
チルヘキサン酸鉛などの有機金属触媒などを挙げること
ができる。
【0021】本発明の下塗り層には、必須成分として酸
化チタン顔料を含有する。該酸化チタン顔料は、その製
造法、表面処理の有無又は種類等に特に制限はないが、
できるだけ隠蔽性が高く、白色度の高いものが好まし
く、中でも塩素法で作られたルチル型酸化チタンをアル
ミナ、シリカ、チタニア等で表面処理したものが好適で
ある。塩素法酸化チタン顔料の市販品としては、例え
ば、デュポン社製のタイキュアーR706、同R96
0、石原産業社製のタイペークCR50、同CR60、
同CR95、カーマギー社製のCR888などが挙げら
れる。
【0022】酸化チタン顔料の含有量は、樹脂成分10
0重量部に対し、150〜300重量部、好ましくは1
70〜250重量部の範囲内が適しており、通常の家電
用製品に被覆された塗膜の下塗り層における酸化チタン
顔料の含有量は100重量部以下であり、かなりの増量
となっている。これはバックライト反射板用として高拡
散反射率が要求され、そのため下塗り層として、高隠蔽
性及び高白色度を必要とするためである。
【0023】また、高隠蔽性及び高白色度を保つために
は膜が厚いほど有利であるが、経済性の低下及び塗料の
塗装性の低下などから、乾燥膜厚として50〜100μ
m、好ましくは60〜90μmの範囲内にあることが適
しており、ワキの発生などのため1度で塗装できない場
合には、2回以上に分けて塗装することも可能である。
【0024】本発明の下塗り層に使用する下塗り塗料に
は、塗装性を確保するため、通常塗料で使用される、溶
剤、レベリング剤、顔料分散剤、ワキ防止剤等が適宜使
用できる。
【0025】上塗り層 本発明の上塗り層に用いられる樹脂としては、その用途
により適宜選択することができるが、一般に水酸基含有
ポリエステル樹脂、水酸基含有アクリル樹脂、フッソ樹
脂などが適しており、それらと組み合わせる硬化剤とし
てはアミノ樹脂又はブロック化ポリイソシアネート化合
物が適している。
【0026】上記水酸基含有ポリエステル樹脂として
は、下塗り層の説明の項にあるポリエステル樹脂を使用
することができるが、耐光性などの点から特にオイルフ
リーポリエステル樹脂が好適である。
【0027】上記水酸基含有アクリル樹脂としては、水
酸基含有モノマー及びこのモノマーと共重合可能なその
他のモノマーからなるモノマー混合物を、ラジカル重合
開始剤の存在下に溶液重合法等の常法によって共重合さ
せることによって得ることができる。
【0028】上記水酸基含有モノマ−としては、例えば
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、4−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシエチルビ
ニルエ−テル、2−ヒドロキシプロピルビニルエ−テ
ル、2−ヒドロキシエチルアリルエ−テルなどを挙げる
ことができる。
【0029】上記水酸基含有モノマ−と共重合可能なそ
の他のモノマ−としては、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、α−クロルスチレン等のビニル芳香族化合物;メチ
ル(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アクリレ−
ト、n−プロピル(メタ)アクリレ−ト、i−プロピル
(メタ)アクリレ−ト、(n−、i−、t−)ブチル
(メタ)アクリレ−ト、ヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレ−ト、n−オクチル(メタ)
アクリレ−ト、デシル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル
(メタ)アクリレ−ト、ステアリル(メタ)アクリレ−
ト、イソボルニル(メタ)アクリレ−ト等のアクリル酸
又はメタクリル酸の炭素数1〜24のアルキルエステル
又はシクロアルキルエステル;酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、ビニルエ−テル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリルなどが挙げられる。本発明において、「(メタ)
アクリレ−ト」は、「アクリレ−ト又はメタアクリレ−
ト」を意味する。
【0030】水酸基含有アクリル樹脂の数平均分子量と
しては1,000〜100,000、好ましくは3,0
00〜50,000の範囲内が適しており、水酸基価と
しては3〜100、好ましくは8〜70の範囲内が適し
ている。
【0031】上記フッソ樹脂としては、例えば、テトラ
フルオロエチレン、トリフルオロエチレン、フッ化ビニ
リデン、フッ化ビニル等のフッ素含有モノマーの単独重
合体、又は他のモノマーとの共重合体などが挙げられ
る。
【0032】フッソ樹脂は、熱溶融により被膜を形成す
るものであっても、熱による架橋によって被膜を形成す
るものであってもよい。熱溶融によるものとしては、フ
ッ化ビニリデンの単独重合体が好適であり、市販品とし
て、例えばアトケム社製のカイナー500、アウジモン
ト社製のハイラー5000、同5000LG等が挙げら
れる。また、熱硬化するものとしてはフルオロエチレン
と他の単量体を共重合したものが挙げられ、市販品とし
て、例えば旭硝子社製のルミフロンLF502、同LF
552等が挙げられる。
【0033】フッソ樹脂は通常単独で、又はアクリル樹
脂と組み合わせて用いられる。フッソ樹脂と組み合わせ
るアクリル樹脂としては、熱可塑性アクリル樹脂、又
は、水酸基等の反応性基を有した熱硬化性アクリル樹脂
から適宜選ばれる。ここで用いられるアクリル樹脂の組
成は、先に水酸基含有アクリル樹脂の項で説明したモノ
マー樹脂原料の中から1種又は2種以上選択し、ラジカ
ル重合開始剤の存在下に溶液重合法等の常法によって共
重合させることにより製造することができる。
【0034】上記ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、フ
ッソ樹脂等の樹脂と組み合わせる架橋剤としては、特に
限定されるものではないが、中でも先に下塗り層の項で
説明したアミノ樹脂およびブロック化イソシアネート化
合物が好適に用いられ、必要に応じて硬化触媒が併用さ
れる。
【0035】本発明の上塗り層形成のため使用する上塗
り塗料には、さらに必須成分として酸化チタン顔料を含
有する。酸化チタン顔料は、その製造法、表面処理の有
無又は種類等により特に制限されるものではないが、白
色度が高く且つ耐光性のよいものが好ましく、下塗り層
におけるのと同様、塩素法で作られたルチル型酸化チタ
ンをアルミナ、シリカ、チタニア等で表面処理したもの
が好適である。
【0036】酸化チタン顔料の含有量は、白色度と耐光
性のバランスから樹脂成分100重量部に対し、100
〜250重量部、好ましくは150〜200重量部の範
囲内が適している。
【0037】さらに拡散反射率を上げるためには、蛍光
顔料の添加が効果的であるが、添加量が多いと耐光性が
低下しやすく、樹脂成分100重量部に対し12重量部
以下、好ましくは2〜10重量部の範囲内に抑えること
が適している。蛍光顔料の市販品としては、例えばチバ
ガイギー社製のユニテックスOB、同MD、イーストマ
ン・ケミカル・ジャパン社製のOB−1、ハッコールケ
ミカル社製のシゲノックスUなどが挙げられる。
【0038】また、拡散反射率を上げるためには光沢が
低いほど有利であり、少なくとも光沢15以下、好まし
くは12〜2の範囲内が適している。なお、光沢はJI
SK−5400 7.6(1990)に基いて測定され
る60度鏡面光沢度であり、光沢の調整はシリカ等従来
公知の艶消し剤により行うことが出来るが、艶消し剤が
多くなると耐光性が低下するという問題があり、要求さ
れる耐光性能のレベルに応じて添加量を決める必要があ
る。
【0039】また、膜厚については、隠蔽性があり、且
つムラなく均一に塗装できることが必要であり、10〜
30μm、好ましくは15〜25μmの範囲が適してい
る。
【0040】本発明に使用する上塗り塗料には、塗装性
および耐光性を確保するため、通常塗料で使用される、
溶剤、レベリング剤、顔料分散剤、ワキ防止剤、潤滑付
与剤、UV吸収剤、光安定剤等が適宜使用できる。
【0041】上記塗料組成物に配合される溶剤は、塗装
性の改善などのため必要に応じて配合されるものであ
り、上記皮膜形成性樹脂成分を溶解ないし分散できるも
のが使用でき、具体的には、例えば、トルエン、キシレ
ン、高沸点石油系炭化水素などの炭化水素系溶剤、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン、イソホロンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、
酢酸ブチル、エチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテートなどのエステル系溶剤、メタノール、エタノー
ル、ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ルなどのエーテルアルコール系溶剤などを挙げることが
でき、これらは単独で、あるいは2種以上を混合して使
用することができる。
【0042】塗装金属板の製造方法 次に本発明の塗装金属板の製造方法について説明する。
【0043】本発明の塗装金属板に使用する素材として
は、無処理または、例えばリン酸塩系表面処理、クロム
酸塩系表面処理、クロム酸系塗装剤による塗布処理表面
処理等の公知の方法で表面処理されたアルミニウム板が
適している。
【0044】上記素材の上に、下塗り層が1回又は2回
以上の塗装で形成され、さらにその上に上塗り層が通常
1回の塗装で形成される。塗装方法としては、カーテン
塗装、ロール塗装、浸漬塗装およびスプレー塗装などが
可能であるが、コイルコーティングなどによってプレコ
ート塗装する場合、その経済性からカーテン塗装法およ
びロール塗装法が推奨される。ロール塗装法を適用する
場合には塗面の均一性を最良のものにするため3本ロー
ルによるトップフィードもしくはボトムフィード方式が
推奨されるが実用的には通常の2本ロールによるボトム
フィード方式(いわゆるナチュラルリバース塗装、ナチ
ュラル塗装)でもよい。本発明組成物の硬化条件は、通
常、素材到達最高温度(PMT)120〜260℃で1
5秒〜30分程度である。コイルコーティングなどによ
って塗装するプレコート塗装分野においては、通常、素
材到達最高温度160〜260℃で15〜90秒の範囲
で行なわれる。
【0045】上記のようにして得られる塗装金属板は、
液晶ディスプレイのバックライト用反射板として用いる
ため、拡散反射率が90以上あることが適している。な
お、拡散反射率は反射率分光光度計により測定される値
である。
【0046】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。なお、以下、「部」及び「%」
はいずれも重量基準によるものとする。
【0047】実施例1〜14及び比較例1〜9 表1の配合に従って各下塗り用塗料及び上塗り用塗料を
作成し、リン酸クロメート処理をした0.3mmアルミ
ニウム板にバーコーターにて各下塗り用塗料を表1に示
す膜厚で塗装し、PMT220℃で60秒間焼付けた。
なお、乾燥膜厚が40μmを超え70μm以下のものに
ついては塗装を2回に分け、70μmを超えるものにつ
いては塗装を3回に分け、そのつど同条件で焼付けを行
った。この上にバーコーターにて各上塗り用塗料を表1
に示す膜厚で塗装し、実施例13のフッソ系塗料だけは
PMT250℃で90秒間焼付け、その他の塗料につい
てはPMT220℃で60秒間焼付けた。
【0048】得られた各試験塗板について下記の試験方
法にて塗膜性能試験を行った。得られた結果を表1に示
す。
【0049】試験方法 塗膜外観:試験塗板の塗膜外観を目視にて下記基準にし
たがって評価した。 ○:塗面にワキ、ハジキ、ヘコミ等の異常なし、 △:塗面にワキ、ハジキ、ヘコミ等の異常が少し認めら
れる、 ×:塗面にワキ、ハジキ、ヘコミ等の異常が多く認めら
れる。
【0050】光沢:JIS K−5400 7.6(1
990)の60度鏡面光沢度に従い、塗膜の光沢の程度
を、入射角と受光角とがそれぞれ60度のときの反射率
を測定して、鏡面光沢度の基準面の光沢度を100とし
たときの百分率で表した。
【0051】拡散反射率:ミノルタ社製CM−3600
d(積分球使用、拡散照明8°方向受光)を用い、波長
550nmでの反射率をMgO白板を100とした時の
百分率で表した。
【0052】密着性:JIS K−5400 8.5.
2(1990)碁盤目−テ−プ法に準じて、試験板の塗
膜表面にカッターナイフで素地に到達するように、直交
する縦横11本ずつの平行な直線を1mm間隔で引い
て、1mm×1mmのマス目を100個作成した。その
表面にセロハン粘着テ−プを密着させ、テ−プを急激に
剥離した際のマス目の剥れ程度を観察し下記基準で評価
した。 ○:塗膜の剥離が全く認められない △:塗膜がわずかに剥離したが、マス目は90個以上残
存 ×:塗膜がかなり剥離し、マス目の残存数は90個未
満。
【0053】耐光性:UVランプを240時間照射した
後の黄変の程度を目視にて、下記基準で評価した。 ○:黄変は認められない、 △:僅かに黄変が認められる、 ×:顕著に黄変が認めれる。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】表1における(注)は各々下記の意味を有
する。なお、配合量は固形分で表示した。 (注1)ベッコライトM−5159−60:大日本イン
キ化学工業社製、ポリエステル樹脂溶液、固形分60
%、樹脂の数平均分子量約2,600。 (注2)サイメル303:三井サイテック社製、メチル
エーテル化メラミン樹脂、固形分98%以上。 (注3)デスモジュールBL3175:住友バイエルウ
レタン社製、メチルエチルケトオキシムでブロック化し
たHDIイソシアヌレート型ポリイソシアネート溶液、
固形分75%。 (注4)Nacure5225:米国キング・インダス
トリイズ社製、ドデシルベンゼンスルホン酸のアミン
塩、有効成分約25%。 (注5)タケネートTK−1:武田薬品社製、有機錫系
ブロック剤解離触媒。 (注6)チタン白CR95:石原産業社製、塩素法チタ
ン白。 (注7)チタン白R706:デュポン社製、塩素法チタ
ン白。 (注8)サイロスフェアC−1504:富士シリシア社
製、球状微粉末シリカ。 (注9)バイロンGK19CS:東洋紡社製、ポリエス
テル樹脂溶液、固形分50%、数平均分子量約13,0
00、水酸基価約8mgKOH/g。 (注10)ダイヤナールHR−2011:三菱レーヨン
社製、固形分50%、水酸基価55mgKOH/g。 (注11)パラロイドB44:ローム&ハース社製、熱
可塑性アクリル樹脂、固形分100%。 (注12)ハイラー5000LG:アウジモント社製、
フッ化ビニリデン樹脂、固形分100%。 (注13)ルミフロンLF552:旭硝子社製、熱硬化
型フッソ樹脂、固形分40%。 (注14)コロネート2507:日本ポリウレタン社
製、ブロックイソシアネート硬化剤(ヘキサメチレンジ
イソシアネートのイソシアヌレートのブロック体)、固
形分80%。 (注15)シゲノックスU:ハッコールケミカル社製、
蛍光顔料。
【0057】
【発明の効果】本発明の塗装金属板は、液晶画面のバッ
クライト用反射板として十分な高い拡散反射率を示し、
且つ、素材との密着性及び耐光性に優れたものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/24 303 B05D 7/24 303C Fターム(参考) 4D075 AC92 AE05 AE08 AE15 BB73X BB92Y BB92Z CA25 DA06 DB07 DC19 EA05 EA19 EB16 EB22 EB35 EB56 EC02 EC11 EC54 4F100 AA21B AA21C AA21H AB10A AK01B AK01C AK17C AK25C AK41B AK41C AR00C BA03 BA07 BA10A BA10C CA13 CC03B CC03C EH46 EH462 EJ42 EJ422 EJ68A GB41 JB13B JB13C JN06 JN21C YY00B YY00C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化成処理されていてもよいアルミニウム板
    上に、樹脂100重量部に対し酸化チタン顔料150〜
    300重量部を含有する膜厚50〜100μmの下塗り
    層と、該下塗り層上に、樹脂100重量部に対し酸化チ
    タン顔料100〜250重量部を含有し、光沢が15以
    下で、且つ膜厚10〜30μmの上塗り層が形成されて
    なる構造を有する高拡散反射塗装金属板。
  2. 【請求項2】下塗り層がポリエステル系熱硬化性塗料を
    塗装されてなる請求項1記載の塗装金属板。
  3. 【請求項3】下塗り層が同一塗料を2コート2ベーク又
    は3コート3ベークされてなる請求項1又は2記載の塗
    装金属板。
  4. 【請求項4】上塗り層がポリエステル系、フッソ系又は
    アクリル系熱硬化性塗料を塗装されてなる請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の塗装金属板。
  5. 【請求項5】上塗り層に、さらに樹脂100重量部に対
    し蛍光顔料を12重量部以下含有させることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗装金属板。
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