JP2002168518A - 自動湯張り試運転の水位設定方法 - Google Patents
自動湯張り試運転の水位設定方法Info
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- JP2002168518A JP2002168518A JP2000369873A JP2000369873A JP2002168518A JP 2002168518 A JP2002168518 A JP 2002168518A JP 2000369873 A JP2000369873 A JP 2000369873A JP 2000369873 A JP2000369873 A JP 2000369873A JP 2002168518 A JP2002168518 A JP 2002168518A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水栓を遠隔操作により開閉動作させる
浴槽と、浴槽に設定水位の湯を張る自動湯張り運転機能
を備えた給湯器付き風呂釜とのシステムに用いられる自
動湯張り試運転の水位設定方法であって、設定水位まで
湯を張る自動湯張り試運転を行う際に浴槽に残水がある
場合であっても、煩雑な行為を必要とせず、一度の自動
湯張り試運転操作によって自動湯張り試運転を完了させ
ることにより、水位が設定される方法を提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するため、設定水位まで
湯を張る自動湯張り試運転をする際に浴槽の排水栓を開
栓して残水を排水した後に、排水栓を閉栓して前記自動
湯張り試運転を完了する。
浴槽と、浴槽に設定水位の湯を張る自動湯張り運転機能
を備えた給湯器付き風呂釜とのシステムに用いられる自
動湯張り試運転の水位設定方法であって、設定水位まで
湯を張る自動湯張り試運転を行う際に浴槽に残水がある
場合であっても、煩雑な行為を必要とせず、一度の自動
湯張り試運転操作によって自動湯張り試運転を完了させ
ることにより、水位が設定される方法を提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するため、設定水位まで
湯を張る自動湯張り試運転をする際に浴槽の排水栓を開
栓して残水を排水した後に、排水栓を閉栓して前記自動
湯張り試運転を完了する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は浴槽に設定水位の湯
を張る自動湯張り運転における自動湯張り試運転の水位
設定方法に関する。
を張る自動湯張り運転における自動湯張り試運転の水位
設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽に設定水位の湯を張る自動湯
張り試運転の水位設定方法については、浴槽に設定水位
の湯を張る自動湯張り運転機能を備えた給湯器付き風呂
釜を設置した初回の自動湯張り試運転を完了すること
で、浴槽の断面積および落とし込み量等のパラメータを
記憶して水位が設定される。
張り試運転の水位設定方法については、浴槽に設定水位
の湯を張る自動湯張り運転機能を備えた給湯器付き風呂
釜を設置した初回の自動湯張り試運転を完了すること
で、浴槽の断面積および落とし込み量等のパラメータを
記憶して水位が設定される。
【0003】これにより、次回の自動湯張り運転の際に
は記憶されたパラメータに基づいて湯張りを行うこと
で、湯張り時間の短縮や湯張り予約が可能になる等の使
用勝手が向上される。
は記憶されたパラメータに基づいて湯張りを行うこと
で、湯張り時間の短縮や湯張り予約が可能になる等の使
用勝手が向上される。
【0004】この自動湯張り試運転は、例えば、特開平
2−267459号公報にあるように定量の湯を浴槽に
落とし込んで水位の上昇量を検出し、その落とし込み量
と水位の上昇量からその水位における浴槽断面積を求
め、設定水位との水位差と浴槽断面積の積に相当する湯
量をさらに浴槽に落とし込むことで設定水位の湯を張る
という方法で完了する。
2−267459号公報にあるように定量の湯を浴槽に
落とし込んで水位の上昇量を検出し、その落とし込み量
と水位の上昇量からその水位における浴槽断面積を求
め、設定水位との水位差と浴槽断面積の積に相当する湯
量をさらに浴槽に落とし込むことで設定水位の湯を張る
という方法で完了する。
【0005】また、この浴槽断面積を精度よく演算する
方法としては特開平8−189695号公報が提案され
ている。
方法としては特開平8−189695号公報が提案され
ている。
【0006】しかしながら、これらの自動湯張り試運転
において、浴槽に残水がある場合は残水の水位と落とし
込んだ湯による水位との判別がつかず、水位の上昇量を
検出するための基準水位を設定するための判断ができな
い。したがって、設定水位までの落とし込み量が正確に
演算できないため、自動湯張り試運転の湯張りが完了せ
ずに自動湯張り試運転が中断してしまう。
において、浴槽に残水がある場合は残水の水位と落とし
込んだ湯による水位との判別がつかず、水位の上昇量を
検出するための基準水位を設定するための判断ができな
い。したがって、設定水位までの落とし込み量が正確に
演算できないため、自動湯張り試運転の湯張りが完了せ
ずに自動湯張り試運転が中断してしまう。
【0007】したがって、浴槽に残水がある場合、自動
湯張り試運転を完了させるためには、残水を排水しなけ
ればならない。つまり、浴槽に残水がある場合、浴槽の
排水栓を開ける操作をして浴槽の残水を排水した後、自
動湯張り試運転を開始しなければならないという煩雑な
行為が必要であった。
湯張り試運転を完了させるためには、残水を排水しなけ
ればならない。つまり、浴槽に残水がある場合、浴槽の
排水栓を開ける操作をして浴槽の残水を排水した後、自
動湯張り試運転を開始しなければならないという煩雑な
行為が必要であった。
【0008】要するに従来の自動湯張り試運転において
は、浴槽に残水がない場合にしか自動湯張り試運転を完
了することができず、浴槽に残水があると自動湯張り試
運転が完了せず、次回の自動湯張り運転の際に必要なパ
ラメータが記憶されず、水位の設定ができないという問
題点を有していた。
は、浴槽に残水がない場合にしか自動湯張り試運転を完
了することができず、浴槽に残水があると自動湯張り試
運転が完了せず、次回の自動湯張り運転の際に必要なパ
ラメータが記憶されず、水位の設定ができないという問
題点を有していた。
【0009】また、浴槽に残水がある場合、自動湯張り
試運転が中断してしまうため、残水とともに自動湯張り
試運転でそれまでに落とし込んだ湯も無駄に排水するこ
とになってしまうという問題点もあった。
試運転が中断してしまうため、残水とともに自動湯張り
試運転でそれまでに落とし込んだ湯も無駄に排水するこ
とになってしまうという問題点もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは自動湯張り試運転の水位設定方法において、浴
槽に残水がある場合であっても、煩雑な行為を必要とせ
ず、一度の自動湯張り試運転操作によって自動湯張り試
運転を完了させることにより、水位が設定される方法を
提供することにある。
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは自動湯張り試運転の水位設定方法において、浴
槽に残水がある場合であっても、煩雑な行為を必要とせ
ず、一度の自動湯張り試運転操作によって自動湯張り試
運転を完了させることにより、水位が設定される方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の自動湯張り試運転の水位設定方法は、排水
栓を遠隔操作により開閉動作させる浴槽と、浴槽に設定
水位の湯を張る自動湯張り運転機能を備えた給湯器付き
風呂釜とのシステムに用いられる自動湯張り試運転の水
位設定方法であって、設定水位まで湯を張る自動湯張り
試運転をする際に浴槽の排水栓を開栓して残水を排水し
た後に、排水栓を閉栓して前記自動湯張り試運転を完了
することを第1の特徴としている。
め、本発明の自動湯張り試運転の水位設定方法は、排水
栓を遠隔操作により開閉動作させる浴槽と、浴槽に設定
水位の湯を張る自動湯張り運転機能を備えた給湯器付き
風呂釜とのシステムに用いられる自動湯張り試運転の水
位設定方法であって、設定水位まで湯を張る自動湯張り
試運転をする際に浴槽の排水栓を開栓して残水を排水し
た後に、排水栓を閉栓して前記自動湯張り試運転を完了
することを第1の特徴としている。
【0012】また、本発明の自動湯張り試運転の水位設
定方法は、浴槽の残水有無を検知して残水がある場合に
は浴槽の排水栓を開栓することを第2の特徴としてい
る。
定方法は、浴槽の残水有無を検知して残水がある場合に
は浴槽の排水栓を開栓することを第2の特徴としてい
る。
【0013】また、本発明の自動湯張り試運転の水位設
定方法は、残水の排水の完了を検知して排水栓を閉栓す
ることを第3の特徴としている。
定方法は、残水の排水の完了を検知して排水栓を閉栓す
ることを第3の特徴としている。
【0014】本発明によれば、浴槽の自動湯張り試運転
を行う際に、浴槽に残水がある場合であっても、煩雑な
行為を必要とせず、一度の自動湯張り試運転操作によっ
て自動湯張り試運転を完了させることができる。
を行う際に、浴槽に残水がある場合であっても、煩雑な
行為を必要とせず、一度の自動湯張り試運転操作によっ
て自動湯張り試運転を完了させることができる。
【0015】つまり、浴槽の残水有無に拘らず、浴槽の
自動湯張り試運転を行う際に一度の自動湯張り試運転操
作によって自動湯張り試運転を完了させることができ、
これにより次回の自動湯張り運転の際に必要なパラメー
タが記憶され、水位が設定される。
自動湯張り試運転を行う際に一度の自動湯張り試運転操
作によって自動湯張り試運転を完了させることができ、
これにより次回の自動湯張り運転の際に必要なパラメー
タが記憶され、水位が設定される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。
に従って説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態を示す全体構成
図、図2は同形態におけるフローチャートである。
図、図2は同形態におけるフローチャートである。
【0018】図1の全体構成図において、浴槽1は循環
金具5と排水栓6とを備え、自動湯張り運転機能を備え
た給湯器付き風呂釜2と、浴槽1からの吸い込み側配管
8a、浴槽1への吐出側配管8bからなる風呂循環路を
介して接続されている。
金具5と排水栓6とを備え、自動湯張り運転機能を備え
た給湯器付き風呂釜2と、浴槽1からの吸い込み側配管
8a、浴槽1への吐出側配管8bからなる風呂循環路を
介して接続されている。
【0019】上記風呂釜2は制御部4を内蔵し、制御部
4に操作リモコン3が結線され、排水栓6は自動排水栓
ユニット7を介して制御部4に結線され、操作リモコン
3による遠隔操作が可能な浴槽の自動排水栓装置を構成
している。
4に操作リモコン3が結線され、排水栓6は自動排水栓
ユニット7を介して制御部4に結線され、操作リモコン
3による遠隔操作が可能な浴槽の自動排水栓装置を構成
している。
【0020】具体的には、この自動排水栓装置において
は、その駆動源としてステッピングモーターが好適に使
用され、このステッピングモーターが排水栓6と連係さ
れるとともに、このステッピングモーターを駆動する駆
動回路が上記遠隔操作の指令によって制御される。本実
施の形態において、このステッピングモーターおよび駆
動回路は自動排水栓ユニット7に内蔵されている。
は、その駆動源としてステッピングモーターが好適に使
用され、このステッピングモーターが排水栓6と連係さ
れるとともに、このステッピングモーターを駆動する駆
動回路が上記遠隔操作の指令によって制御される。本実
施の形態において、このステッピングモーターおよび駆
動回路は自動排水栓ユニット7に内蔵されている。
【0021】そして、操作リモコン3のボタン(図示し
ない)を押圧操作することにより、排水栓6の開栓・閉
栓が遠隔操作可能となっている。また操作リモコン3の
別のボタン(図示しない)を押圧操作することにより、
上記風呂釜2の自動湯張り運転が可能となっている。
ない)を押圧操作することにより、排水栓6の開栓・閉
栓が遠隔操作可能となっている。また操作リモコン3の
別のボタン(図示しない)を押圧操作することにより、
上記風呂釜2の自動湯張り運転が可能となっている。
【0022】一方、上記風呂釜2は燃焼装置や熱交換器
等を備え、入水配管9からの入水を給湯配管10へ給湯
する機能、風呂循環路すなわち浴槽1からの吸い込み側
配管8a、浴槽1への吐出側配管8bを通しての風呂追
い焚き機能を有している。
等を備え、入水配管9からの入水を給湯配管10へ給湯
する機能、風呂循環路すなわち浴槽1からの吸い込み側
配管8a、浴槽1への吐出側配管8bを通しての風呂追
い焚き機能を有している。
【0023】また、上記風呂釜2は浴槽1への吐出側配
管8bから循環金具5を介して浴槽1に湯を落とし込む
ことで設定水位の湯を張る自動湯張り運転機能も有して
いる。
管8bから循環金具5を介して浴槽1に湯を落とし込む
ことで設定水位の湯を張る自動湯張り運転機能も有して
いる。
【0024】この自動湯張り運転機能の水位設定は、浴
槽への落とし込み量を調節するだけでは種々の断面積の
浴槽に対応できないため、定量の湯を浴槽に落とし込ん
で水位の上昇量を検出し、その落とし込み量と水位の上
昇量からその水位における浴槽断面積を求め、設定水位
との水位差と浴槽断面積の積に相当する湯量をさらに浴
槽に落とし込むことで、種々の断面積の浴槽に対応可能
となっている。
槽への落とし込み量を調節するだけでは種々の断面積の
浴槽に対応できないため、定量の湯を浴槽に落とし込ん
で水位の上昇量を検出し、その落とし込み量と水位の上
昇量からその水位における浴槽断面積を求め、設定水位
との水位差と浴槽断面積の積に相当する湯量をさらに浴
槽に落とし込むことで、種々の断面積の浴槽に対応可能
となっている。
【0025】これら浴槽の断面積および落とし込み量等
のパラメータは、上記風呂釜2を設置した初回の自動湯
張り試運転を完了することで、制御部4に記憶され、水
位が設定される。
のパラメータは、上記風呂釜2を設置した初回の自動湯
張り試運転を完了することで、制御部4に記憶され、水
位が設定される。
【0026】これにより、次回の自動湯張り運転の際に
は制御部4に記憶された上記パラメータに基づいて湯張
りを行うことが可能となる。したがって自動湯張り試運
転を完了させることが次回からの自動湯張り運転の必須
条件となっている。
は制御部4に記憶された上記パラメータに基づいて湯張
りを行うことが可能となる。したがって自動湯張り試運
転を完了させることが次回からの自動湯張り運転の必須
条件となっている。
【0027】次に、以上のように構成されて成るシステ
ムにおいて、設定水位の湯を張る自動湯張り試運転を行
う場合のフローチャートを図2に示しながら説明する。
ムにおいて、設定水位の湯を張る自動湯張り試運転を行
う場合のフローチャートを図2に示しながら説明する。
【0028】使用者が操作リモコン3のボタン(図示し
ない)を押圧操作し自動湯張り試運転を開始すると、上
記風呂釜2の給湯回路から定量の湯(例えば10リット
ル)が吐出側配管8bを通して循環金具5から浴槽1へ
落とし込まれる。
ない)を押圧操作し自動湯張り試運転を開始すると、上
記風呂釜2の給湯回路から定量の湯(例えば10リット
ル)が吐出側配管8bを通して循環金具5から浴槽1へ
落とし込まれる。
【0029】定量の湯が落とし込まれた時点で上記風呂
釜2内の循環ポンプ11を運転して上記風呂釜2の水流
スイッチ12によって残水の有無を判断するための循環
判定を行う。
釜2内の循環ポンプ11を運転して上記風呂釜2の水流
スイッチ12によって残水の有無を判断するための循環
判定を行う。
【0030】循環判定は浴槽1内に循環金具5以上の湯
があれば水流スイッチ12によって「オン」となり、循
環金具5以上の湯がなければ水流スイッチ12によって
「オフ」と判定される。この最初の循環判定が「オン」
であると残水ありと判断し、その時の水位を仮水位とし
て記憶し自動試運転中断を示す表示(例えば002とい
うような数字)がリモコンに現れる。
があれば水流スイッチ12によって「オン」となり、循
環金具5以上の湯がなければ水流スイッチ12によって
「オフ」と判定される。この最初の循環判定が「オン」
であると残水ありと判断し、その時の水位を仮水位とし
て記憶し自動試運転中断を示す表示(例えば002とい
うような数字)がリモコンに現れる。
【0031】この自動試運転中断の表示を受けて操作リ
モコン3、制御部4、排水栓6、自動排水栓ユニット7
で構成される浴槽の自動排水栓装置により、排水栓6が
開栓し、浴槽1の残水が排水される。
モコン3、制御部4、排水栓6、自動排水栓ユニット7
で構成される浴槽の自動排水栓装置により、排水栓6が
開栓し、浴槽1の残水が排水される。
【0032】この排水は排水栓6の水流スイッチ13に
よって検知し、排水栓の水流スイッチ13が「オン」で
排水が行われている間は排水栓6を開栓し、排水栓の水
流スイッチ13が「オフ」となり排水が完了した時点で
排水栓6を閉栓し、自動湯張り試運転を再開する。
よって検知し、排水栓の水流スイッチ13が「オン」で
排水が行われている間は排水栓6を開栓し、排水栓の水
流スイッチ13が「オフ」となり排水が完了した時点で
排水栓6を閉栓し、自動湯張り試運転を再開する。
【0033】自動湯張り試運転が再開されると、さらに
定量の湯(例えば60リットル)が循環金具5から浴槽
1へ落とし込まれ、再度循環判定を行う。この2回目の
循環判定が「オン」であれば、水位が循環金具5のレベ
ル以上に一応達したと判断するが、誤差確認のため、再
度定量の湯(例えば10リットル)が落とし込まれ、さ
らに循環判定を行う。
定量の湯(例えば60リットル)が循環金具5から浴槽
1へ落とし込まれ、再度循環判定を行う。この2回目の
循環判定が「オン」であれば、水位が循環金具5のレベ
ル以上に一応達したと判断するが、誤差確認のため、再
度定量の湯(例えば10リットル)が落とし込まれ、さ
らに循環判定を行う。
【0034】こうして誤差確認のための循環判定も「オ
ン」になると、水位が循環金具5のレベル以上に達した
ことを再確認し、その時の水位を基準水位として記憶す
る。
ン」になると、水位が循環金具5のレベル以上に達した
ことを再確認し、その時の水位を基準水位として記憶す
る。
【0035】この基準水位が設定されると、さらに定量
の湯(例えば40リットル)を浴槽1に落とし込んで水
位の上昇量を検出し、その落とし込み量と水位の上昇量
からその水位における浴槽断面積を求め、設定水位との
水位差と浴槽断面積の積に相当する湯量をさらに浴槽1
に落とし込む。
の湯(例えば40リットル)を浴槽1に落とし込んで水
位の上昇量を検出し、その落とし込み量と水位の上昇量
からその水位における浴槽断面積を求め、設定水位との
水位差と浴槽断面積の積に相当する湯量をさらに浴槽1
に落とし込む。
【0036】通常浴槽は上方で広がっているため、この
ようにして設定水位までの落とし込み量が演算され、そ
の量が落とし込まれた後の水位は、設定水位より低くな
っている。このため、この水位の差を補正する落とし込
み量が再度演算され、自動湯張り試運転が継続される。
ようにして設定水位までの落とし込み量が演算され、そ
の量が落とし込まれた後の水位は、設定水位より低くな
っている。このため、この水位の差を補正する落とし込
み量が再度演算され、自動湯張り試運転が継続される。
【0037】そしてこの補正が完了すると、設定水位の
湯張りが完了する。
湯張りが完了する。
【0038】以上のようにして設定水位の湯張りが完了
し自動湯張り試運転が完了すると、次回の自動湯張り運
転の際に必要な浴槽の断面積および落とし込み量等のパ
ラメータが記憶され水位が設定される。
し自動湯張り試運転が完了すると、次回の自動湯張り運
転の際に必要な浴槽の断面積および落とし込み量等のパ
ラメータが記憶され水位が設定される。
【0039】なお、2回目の循環判定(本実施の形態で
は60リットルの落とし込み後)が「オフ」の場合は、
水位が循環金具5に達していないと判断し、さらに定量
の湯(例えば20リットル)が落とし込まれ、循環判定
が繰り返され、循環判定が「オン」になるまで落とし込
みが繰り返される。
は60リットルの落とし込み後)が「オフ」の場合は、
水位が循環金具5に達していないと判断し、さらに定量
の湯(例えば20リットル)が落とし込まれ、循環判定
が繰り返され、循環判定が「オン」になるまで落とし込
みが繰り返される。
【0040】以上説明したように、残水がある場合に自
動湯張り試運転の中断表示に連動して浴槽1の排水栓6
を開栓するという動作を行うため、操作リモコン3の初
期の自動湯張り試運転の押圧操作のみで、残水がある場
合であっても自動湯張り試運転が完了し水位が設定され
ることが可能となる。
動湯張り試運転の中断表示に連動して浴槽1の排水栓6
を開栓するという動作を行うため、操作リモコン3の初
期の自動湯張り試運転の押圧操作のみで、残水がある場
合であっても自動湯張り試運転が完了し水位が設定され
ることが可能となる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、浴槽1
の残水を検知し、自動湯張り試運転の中断表示に連動し
て浴槽1の排水栓6を開栓するとしたが、自動湯張り試
運転操作が行われた際に残水の有無に拘らず常に浴槽1
の排水栓6が一定時間開栓した後、閉栓して浴槽1へ湯
が落とし込まれるようにしてもよい。
の残水を検知し、自動湯張り試運転の中断表示に連動し
て浴槽1の排水栓6を開栓するとしたが、自動湯張り試
運転操作が行われた際に残水の有無に拘らず常に浴槽1
の排水栓6が一定時間開栓した後、閉栓して浴槽1へ湯
が落とし込まれるようにしてもよい。
【0042】また、排水栓の水流スイッチ13を用い
ず、残水の排水完了を検知しないで排水栓6を一定時間
開栓として残水を排水の後、自動湯張り試運転を再開し
て再度循環判定により残水の有無を検知するようにして
もよい。この場合、排水栓の水流スイッチ13が不要と
なり構成が簡略化できる。
ず、残水の排水完了を検知しないで排水栓6を一定時間
開栓として残水を排水の後、自動湯張り試運転を再開し
て再度循環判定により残水の有無を検知するようにして
もよい。この場合、排水栓の水流スイッチ13が不要と
なり構成が簡略化できる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自動湯張
り試運転の水位設定方法によれば浴槽の残水有無を検知
し、残水がある場合には浴槽の排水栓を開栓して残水を
排水した後に、排水栓を閉栓して自動湯張り試運転を完
了することで水位が設定される。
り試運転の水位設定方法によれば浴槽の残水有無を検知
し、残水がある場合には浴槽の排水栓を開栓して残水を
排水した後に、排水栓を閉栓して自動湯張り試運転を完
了することで水位が設定される。
【0044】これにより、使用者は浴槽の残水有無に拘
らず、一度の自動試運転操作で浴槽の設定水位を記憶さ
せることが可能となり、残水のある場合の煩雑な操作か
ら開放される。
らず、一度の自動試運転操作で浴槽の設定水位を記憶さ
せることが可能となり、残水のある場合の煩雑な操作か
ら開放される。
【0045】また、自動湯張り試運転の際に浴槽に残水
がある場合でも、残水とともに自動湯張り試運転でそれ
までに落とし込んだ湯を無駄に排水することがなくな
る。
がある場合でも、残水とともに自動湯張り試運転でそれ
までに落とし込んだ湯を無駄に排水することがなくな
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるフローチャートで
ある。
ある。
1 浴槽 2 自動湯張り運転機能を備えた給湯器付き風呂釜 3 操作リモコン 5 循環金具 6 排水栓 11 循環ポンプ 12 水流スイッチ 13 排水栓の水流スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】排水栓を遠隔操作により開閉動作させる浴
槽と、浴槽に設定水位の湯を張る自動湯張り運転機能を
備えた給湯器付き風呂釜とのシステムに用いられる自動
湯張り試運転の水位設定方法であって、設定水位まで湯
を張る自動湯張り試運転をする際に浴槽の排水栓を開栓
して残水を排水した後に、排水栓を閉栓して前記自動湯
張り試運転を完了することを特徴とする自動湯張り試運
転の水位設定方法。 - 【請求項2】請求項1記載の自動湯張り試運転の水位設
定方法であって、浴槽の残水有無を検知して残水がある
場合には浴槽の排水栓を開栓することを特徴とする自動
湯張り試運転の水位設定方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の自動湯張り試運転
の水位設定方法であって、残水の排水の完了を検知して
排水栓を閉栓することを特徴とする自動湯張り試運転の
水位設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369873A JP2002168518A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 自動湯張り試運転の水位設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369873A JP2002168518A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 自動湯張り試運転の水位設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002168518A true JP2002168518A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18839847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000369873A Pending JP2002168518A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 自動湯張り試運転の水位設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293861A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Rinnai Corp | 浴槽の排水完了判定装置 |
JP7575690B2 (ja) | 2021-04-23 | 2024-10-30 | 株式会社ノーリツ | ふろ給湯システム |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000369873A patent/JP2002168518A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009293861A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Rinnai Corp | 浴槽の排水完了判定装置 |
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