JP2002165907A - マルチ半径フェースを備えたゴルフクラブヘッド - Google Patents

マルチ半径フェースを備えたゴルフクラブヘッド

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JP2002165907A JP2001264957A JP2001264957A JP2002165907A JP 2002165907 A JP2002165907 A JP 2002165907A JP 2001264957 A JP2001264957 A JP 2001264957A JP 2001264957 A JP2001264957 A JP 2001264957A JP 2002165907 A JP2002165907 A JP 2002165907A
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    • A63B53/0408Heads characterised by specific dimensions, e.g. thickness

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールの衝撃点がクラブフェースの中心から
外れたときのボール打上げ条件の劣化を少なくするよう
に、二つのロール半径をもったゴルフクラブフェースを
提供する。 【解決手段】 内部キャビティーを定め、更にフェース
を含む、シャフトに取付けるようになっているメタルウ
ッドゴルフクラブヘッドを開示する。このクラブヘッド
のフェースは、相互に隣接して配置され、且つヒール端
からトウ端へと伸びるフェース上の配列ラインの周りに
定められた少なくとも二つのロール半径を有する。整列
ラインより上のロール半径は、整列ラインより下のロー
ル半径よりも小さい。また、フェースは複数のバルジ半
径を含んでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はゴルフクラブヘッドに関する。
特に、本発明はマルチ半径フェースを備えたゴルフクラ
ブヘッドに関する。
【0002】
【発明の背景】クラブヘッドの設計は長年研究されてき
た。クラブヘッド設計におけるより顕著な問題は、ロフ
ト、ライ(シャフトの取付け角度)、フェース角度、水
平フェースバルジ、垂直フェースロール、フェースプロ
グレッション、ソールの湾曲、重心の位置、および全体
のヘッド重量である。ゴルフクラブ工学ではこれら全て
の側面が考慮されるが、その幾つかは、クラブの性能に
対する影響が大きいために、設計プロセスにおいてより
重点が置かれることが多い。クラブフェースの形状およ
び寸法は極めて複雑である。クラブヘッドの設計におい
て特別に興味があるのは、フェースの二つの特性、即
ち、水平フェースバルジおよび垂直フェースロールであ
る。水平フェースバルジ半径は、ヒールからトウまで、
またはフェースの水平面に沿って測定される。これは、
ゴルファーによるフェース中心線から逸脱したボール打
撃を補償するので重要である。中心位置を外れたところ
でボールを打つと、フックまたはスライスを生じるが、
バルジはこのズレを効果的に補償する。典型的なウッド
は、約203.2mm〜約406.4mm(8〜16イン
チ)の水平フェースバルジ半径を有する。
【0003】垂直フェースロール半径は、垂直位置でフ
ェースの頂部からフェースの底部まで計測されるが、こ
の因子はフェースを離れたボールの軌道に影響する。典
型的なウッドは、約304.8mm〜約457.2mm
(12〜18インチ)の垂直フェースロール半径を有する。
バルジ半径およびロール半径の存在、並びにフェースに
適用される半径の程度はクラブの性能にとって重要であ
る。殆どのゴルファーは完全なゴルフスイングを達成で
きないから、中心を外れた打撃は普通である。更に、特
にフェースの形状に関する適切なクラブヘッドの設計
は、不完全なスイングの補償を補助することができる。
しかし、フェース形状の設定にはトレードオフが存在す
る。例えば、水平フェースバルジが大きすぎると、方向
性の制御が悪くなる可能性がある。加えて、垂直フェー
スロールが大きすぎるクラブヘッドは、インパクトの際
にボールの軌道を悪化させる可能性がある。
【0004】典型的には、ゴルフクラブは単一のバルジ
をもつように設計される。しかし、複数のバルジ半径を
もった幾つかのクラブヘッドが設計されている。米国特
許第6,093,115号は、フェースの中心から計った一方の
側が第一のバルジ半径を有し、また該フェースの他方の
側が第二のバルジ半径を有するように、非対称なボール
打撃面をもったゴルフクラブを開示している。ボール打
撃面のヒール部分およびトウ部分の一方は、約203.
2mm(8インチ)のバルジ半径を有し、一方で、他方
は約609.6mm(24インチ)のバルジ半径を有して
いる。米国特許第5,415,405号は、三つの隣接部分に分
割され、その夫々の部分が異なる半径の円弧を形成する
ゴルフクラブヘッドの打撃面を開示している。これら種
々の部分の半径は、約101.6mm〜約508mm
(4〜20インチ)である。
【0005】日本の公開特許公報11042301号は、三つの
異なるバルジ半径をもったゴルフクラブを開示してい
る。そのクラブフェースの中心部分は、隣接部分よりも
大きいバルジ半径を有しており、そのバルジ半径の差は
約32.258mm〜約74.93mm(約1.27〜2.95
インチ)である。また、典型的には、ゴルフクラブは単
一のロール半径で設計される。しかし、幾つかのクラブ
ヘッドは複数のロール半径を含むことを想定している。
例えば、米国特許第4,162,074号は、凸状の打撃表面を
形成するフェースをもったパターを開示している。その
表面は一般的に放物線または指数関数的であり、従って
一定のロール半径を有していない。
【0006】更に、米国特許第4,508,349号は、強調さ
れたロールの中央部分を有する打撃フェースを備えたゴ
ルフクラブを開示している。その中央ロール部分は、約
17.78mm〜約25.4mm(0.70〜1インチ)の
曲率半径を有している。溝がその反対側の強調されたロ
ール部分対して平行に伸び、一方、上の溝の上と、下の
溝の下とに、平坦な表面が打撃面に沿って延びている。
この設計は、ゴルフボールの増大した圧縮を与え、予想
外の長いドライブ距離を生じると主張されている。
【0007】上記の幾つかクラブヘッド設計にもかかわ
らず、フェース上における種々のボール衝撃位置での打
上げ条件を最適化するクラブフェース設計を備えた、ウ
ッドタイプのゴルフクラブが未だ必要とされている。特
に、二つのロール半径をもったゴルフクラブフェースが
必要とされている。このようなゴルフクラブ設計は、ボ
ールの衝撃点がクラブフェースの中心から外れたとき
の、ボールの打上げ条件の劣化を少なくするように、性
能の改善を可能にする。加えて、複数のバルジ半径を複
数のロール半径と組合せたゴルフクラブフェースが必要
とされている。
【0008】
【発明の概要】本発明は、シャフトに取付けるようにな
っているメタルウッドゴルフクラブに関する。該ヘッド
は、内部キャビティーを定めるシェルを含み、更にフェ
ースを含んでいる。そのフェースは、相互に隣接して配
置され且つフェースの中心に近接した水平線の回りに定
められた少なくとも二つのロール半径を有し、第一のロ
ール半径は該水平線の上方にあり、第二のロール半径は
該水平線の下方にある。好ましくは、第一のロール半径
は第二のロール半径よりも小さい。第一のロール半径
は、第二のロール半径の約70%未満であればよい。第一
のロール半径は約101.6mm〜約304.8mm
(約4インチ〜約12インチ)であればよく、また第二の
ロール半径は約203.2mm〜約406.4mm(約
8インチ〜約16インチ)であればよい。好ましい態様に
おいて、第一のロール半径は約152.4mm(約6イ
ンチ)であり、第二のロール半径は約254mm(約10
インチ)である。
【0009】本発明はまた、シャフトに取付けるように
なっている内部キャビティーを定めるシェルを含み、更
にフェースを含んだメタルウッドゴルフクラブヘッドに
関する。そのフェースは、相互に隣接して配置され、且
つヒール端からトウ端に伸びるフェース上の整列ライン
の回りに定められた少なくとも二つのロール半径を有す
る。前記整列ラインより上の第一のロール半径は、前記
整列ラインより下の第二のロール半径の約70%未満であ
ればよい。メタルウッドゴルフクラブヘッドのもう一つ
の態様において、フェースは少なくとも二つのロール半
径および少なくとも二つのバルジ半径を有する。ロール
半径は相互に隣接して配置され、ヒール端からトウ端へ
と伸びるフェース上の整列ラインの回りに定められる。
好ましくは、該フェースは、配列ラインより上の第一の
ロール半径および配列ラインより下の第二のロール半径
を有し、第一のロール半径は第二のロール半径よりも小
さい。
【0010】本発明は更に、シャフトに取付けるように
なっているメタルウッドゴルフクラブヘッドに関する。
該ヘッドは、内部キャビティーを定めるシェルを含み、
更にフェースを含む。このフェースは、その中心に近接
した垂直中心線および水平中心線を有する。また、該フ
ェースは、垂直中心線に平行で且つシェルのトウ領域と
垂直整列ラインとの略中間に配置されたトウ側の整列ラ
イン、および垂直中心線に平行で且つシェルのヒール領
域と垂直整列ラインとの略中間に配置されたヒール側の
配列ラインを有する。このフェースは、トウ側およびヒ
ール側の整列ライン間の第一のバルジ半径をもったた中
央領域と、該中央領域に隣接した周辺領域とを有する。
フェース中央領域の第一のバルジ半径は、フェースの周
辺領域のバルジ半径よりも実質的に小さい。一つの態様
において、フェースの周辺領域のバルジ半径は、第一の
バルジ半径よりも約10%〜約40%小さい。
【0011】加えて、本発明はメタルウッドゴルフクラ
ブヘッドを形成する方法であって、内部キャビティーを
定め、ヒール端からトウ端へと伸びる水平中心線(該水
平中心線は上方部分および下方部分を定める)を有する
フェースを含んだシェルを形成する工程と、前記フェー
ス下方部分のロール半径よりも小さいロール半径をもっ
たフェース上方部分を形成する工程とを含む方法に関す
る。この方法は、更に、第一のロール半径をもったフェ
ース全体の上方部分を実質的に形成する工程と、第二の
ロール半径をもったフェース全体の下方部分を実質的に
形成する工程とを含んでもよい。加えて、該フェース
は、クラウン領域からソール領域へと伸びる垂直中心線
の回りに配置された少なくとも二つのバルジ半径で形成
されてもよく、前記垂直中心線は、第一のバルジ半径を
有する近位部分および第二のバルジ半径を有する遠位部
分を定めてもよい。
【0012】
【好ましい態様の詳細な説明】図1を参照すると、ウッ
ドタイプのクラブ10は、シャフト18と共に、本体14およ
びフェース16を備えたヘッド12を含んでいる。ヘッド12
は、ヒール端20およびトウ端22を有している。詳細には
図示していないが、クラブ10はホーゼル、クラウンプレ
ート、および/または、ソールプレートを含んでもよ
い。このヘッドは、好ましくは、チタンおよびその合金
のような金属で形成され、また別々の本体部分およびフ
ェース部分から形成されてもよく、これらは、例えば溶
接によって一体化される。このようなマルチピースヘッ
ド(多ピースヘッド)が用いられるとき、好ましくは、
フェースは鍛造またはプレス加工されるのに対して、本
体は鋳造される。或いは、フェースおよび本体を単一の
ユニットとして両方とも鋳造し、別々のクラウン片およ
び/またはソール片を設けてもよく、または、鍛造もし
くはプレス加工された部品のみでクラブヘッドを形成し
てもよい。また、フェースに溝を設けてもよい。
【0013】図1に示すように、典型的なウッドは、単
一のロール半径R1をもったフェースを含んでいる。こ
のようなクラブは、例えば、約254mm(約10イン
チ)の公称ロール半径を有する一番ウッドであり得る。
本発明の好ましい態様において、ウッドタイプのクラブ
には、複数のロール半径を有するフェースが設けられ
る。図2に示すように、ウッドタイプのクラブ20は、二
つの異なるロール半径R2およびR3をもったフェース26
を有している。好ましくは、これらロール半径の間の変
化は、中央ラインMID(これはフェースの頂部および底
部の略中間に位置し、ヒール領域20からトウ領域22へと
伸びる)におけるフェースの中心で実質的に生じる。好
ましくは、MID線より上では、MID線より下よりも小さい
ロール半径が選ばれる。より好ましくは、MID線よりも
上では、約101.6mm〜約304.8mm(4〜12
インチ)の比較的小さい半径が選択されるのに対して、
MID線よりも下では、約203.2mm〜約406.4
mm(8〜16インチ)の比較的大きい半径が選択され
る。別の態様において、半径の間の変化は、フェースの
中心にはないがヒール端からトウ端へと伸びる整列ライ
ンに沿って生じる。
【0014】有利なことに、フェースの中央ラインMID
より上および下で異なるロール半径を選択することによ
って、ゴルファーのショットの質に影響を与えることが
できる。ショットの質は、初速、バックスピン、および
打上げ角度を含む幾つかのボール打上げパラメータにつ
いて予想される。幾何学的には、クラブフェースの中心
点は、重心を通してフェースに垂直に投影された線がフ
ェースと交わるフェース上の点として定めることができ
る。中心点より上での衝撃により、低いバックスピンを
生じ、従って、最大のボールキャリーを達成できるよう
にボールをより高く打上げるために望ましい。或いは、
ボールがフェースの中心点より下で打撃されたときに
は、より小さいロール半径によってボールは低く打上げ
られる傾向にあり、ボールの飛行特性が低下する。その
結果、フェースの中心より下では、該中心より上におけ
るよりも大きいロール半径を有するのが好ましい。
【0015】
【実施例】本発明のこれら観点および他の圏点は、以下
の限定的でない実施例を参照することにより、更に完全
に理解することができる。これらの実施例は、本発明の
ゴルフクラブヘッドの態様を例示するものに過ぎず、特
許請求の範囲により限定される本発明を制限するものと
して解釈されるべきではない。
【0016】表1〜表3に列記した試験結果は、有限要
素解析モデルを含むコンピュータ技術を使用して作成さ
れたものである。特に、汎用の明示的有限要素プログラ
ムLS-DYNAを用いた。実施例のクラブヘッドをコンピュ
ータでモデル化するときに、以下の固定パラメータを使
用した。即ち、200gの質量、フェースの中心をこのラ
インに沿って整列させた状態でボール中心の背後約5
3.59mm(2.11インチ)に位置する重心、11°のロ
フト、0.3の静止摩擦係数および動摩擦係数、および109
mphのヘッド速度である。加えて、固定されたヒール/
トウ、垂下(ドループ:droop)、垂直ギア軸慣性項(vert
ical gear axis inertia terms)を選択した。有限要素
モデルを使用してボール打上げ条件を予測し、また、軌
道モデルを使用して距離および着地領域を予測した。こ
うして、このモデリングは、ロールおよびクラブフェー
ス上の相対的な垂直衝撃位置の関数として、打ち上げ角
度、バックスピンおよびキャリー距離の決定を可能にす
る。
【0017】比較クラブフェース「A」、「B」および
「C」を構成し、夫々のロール半径を約152.4mm
(6インチ)、約254mm(10インチ)および約35
5.6mm(14インチ)とした。比較のために、比較ク
ラブフェース「A」〜「C」の特性を、クラブフェース
の中心で比較クラブフェース「B」をインパクトするゴ
ルフゴールに対して正規化した。従って、比較クラブフ
ェース「B」をフェースの中心で打撃するゴルフボール
について、ボールの打上げ角度の正規化された値は1.00
である。
【0018】
【表1】表1 ボール打上げ角度についての試験結果
【0019】表1に示すように、クラブヘッドの特性が
ゴルフボールの打上げ角度として測定されるとき、各比
較クラブフェースについて一般に同様の傾向が見られ
る。特に、所定のロール半径について、クラブフェース
上でのゴルフボールのインパクト位置が増えるにつれ
て、打上げ角度は増える。より詳しく言えば、例えば、
比較クラブフェース「B」の中心より約6.35mm
(0.25インチ)上の位置で打撃されたゴルフボールは、
該ゴルフクラブフェースの中心で打撃されたボールより
も略29%高い角度で打上げられる。比較クラブフェース
「B」の中心よりも約6.35mm(0.25インチ)およ
び約12.7mm(0.50インチ)下で打撃されたボール
は、それぞれ、該クラブフェースの中心で打撃されたボ
ールよりも略31%および61%低い角度で打上げられる。
【0020】
【表2】表2 ボールのバックスピンについての試験
結果
【0021】ゴルフボールの打上げ角度を増大すること
は一般に好ましいが、インパクトの質は、追加の基準を
用いて評価されなければならない。例えば、空気力学に
よれば、ゴルフボールのキャリー距離はボールのバック
スピン、打上げ角度、および初期速度の関数であること
が示される。表2に示すように、与えられたロール半径
を有するクラブフェースは、クラブフェース上でのボー
ルのインパクト位置が増大すると共に、バックスピンが
減少する。例えば、比較クラブフェース「B」の中心か
ら約6.35mm(0.25インチ)上の位置で打撃された
ゴルフボールは、該クラブフェースの中心で打撃された
ボールよりも、略37%小さいバックスピンを有する。し
かし、比較クラブフェース「B」の中心よりも約6.3
5mm(0.25インチ)および約12.7mm(0.50イン
チ)下の位置で打撃されたボールは、それぞれ、該クラ
ブフェースの中心で打撃されたボールよりも略39%およ
び74%大きいバックスピンを有する。
【0022】
【表3】表3 ボールのキャリー距離についての試験
結果
【0023】加えて、表3に示すように、与えられたロ
ール半径を有するクラブフェースについて、クラブフェ
ースの中心から離れた位置でゴルフボールをインパクト
すると、キャリー距離の減少をもたらす。例えば、比較
クラブフェース「B」の中心よりも約6.35mm(0.
25インチ)上で打撃されたゴルフボールは、該クラブフ
ェースの中心で打撃されたボールに比較して、略1%少
ないキャリー距離を有する。クラブフェースの中心より
も約6.35mm(0.25インチ)および約12.7mm
(0.50インチ)下の位置で打撃されたゴルフボールは、
それぞれ、キャリー距離が1.5%および6%減少する。
【0024】表1〜表3を参照すると、比較クラブフェ
ース「A」(約152.4mm(6インチ)のロール半
径)および比較クラブフェース「C」(約355.6m
m(14インチ)のロール半径)の特性試験は、クラブフ
ェース中心より上の同じ位置で生じたボール打撃につい
ては、より小さいロール半径をもったクラブフェースの
方が、より高いボール打上げ角度、より高いバックスピ
ン、およびより長いキャリー距離でゴルフボールを打上
げることを示している。しかし、クラブフェースの中心
より下で生じた打撃に関しては、より小さいロール半径
をもったクラブフェースは、より低い打上げ角度および
より低いバックスピンでゴルフボールを打上げる。
【0025】比較クラブフェース「A」〜「C」を備え
たクラブヘッドの性能の変化に基づいて、本発明のクラ
ブヘッドフェースの構成を選択することができる。好ま
しくは、本発明のクラブヘッドフェースの中心より上の
ロール半径は、約101.6mm〜約304.8mm
(約4〜12インチ)になるように選択されるのに対し
て、フェースの中心より下では、ロール半径は約20
3.2mm〜約279.4mm(8〜16インチ)になる
ように選択される結果、中心より上のロール半径は中心
より下のロール半径よりも大きい。より好ましくは、本
発明のクラブヘッドフェースの中心より上のロール半径
は約127mm〜約177.8mm(約5〜7インチ)に
なるように選択されるのに対して、該フェースの中心よ
り下のでは、ロール半径は約228.6mm〜約27
9.4mm(約9〜11インチ)になるように選択され
る。従って、本発明のクラブヘッドフェースは、該フェ
ース中心より上では約152.4mm(6インチ)、フ
ェース中心より下では約254mm(10インチ)のロー
ル半径を有することができる。
【0026】比較クラブフェース「A」〜「C」につい
て先に示したように、このような本発明のクラブフェー
スの中心より約6.35mm(0.25インチ)上の位置で
のボール衝撃は、打上げ角度で略37.6%だけ増大する一
方、バックスピンは21%しか減少しない改善された性能
を有する。このボールの全体のキャリーは、約254m
m(10インチ)のロール半径をもったフェースでは1.1
%減少するのに比較して0.7%しか減少せず、その結果
として、フェース中心より上でボールを打撃することに
より失われたキャリー距離の約36%が取り戻される。加
えて、この二重ロールフェースは、ボールがフェースの
中心点より下で打撃されたときに遭遇する問題にも対処
する。フェースの中心より下で使用されるロール半径が
大きいほど、打上げ角度の低下が少なくなる。バックス
ピンがゴルフショットの全体の性能に影響するファクタ
ーであることには変りないが、中心点より上のロール半
径が大きいと、フェース中心より下でインパクトしたと
きの距離が改善される。
【0027】先に述べたように、一番ウッドは、典型的
には約254mm(約10インチ)のロール半径をもった
フェースを有している。本発明のクラブフェースは、フ
ェース中心点より下ではこの「正常な」ロール半径を維
持するが、フェース中心点より上ではより小さいロール
半径を有する。
【0028】或いは、今回の開発に従って設計されたゴ
ルフクラブヘッドは、三つ以上のロール半径を含んでい
てもよい。特性における傾向によって、フェース中心点
より上ではより小さいロール半径が望ましいことが示さ
れているので、この領域におけるフェース全体に亘っ
て、徐々に減少するロール半径を選択すればよい。例え
ば、フェース中心点より上では、約203.2mm(8
インチ)のロール半径が約152.4mm(6インチ)
のロール半径に遷移してもよい。これにより、クラブヘ
ッド特性の更なる調整を可能にする。
【0029】また、本発明の開発は、複数のロール半径
を複数のバルジ半径と組合せたゴルフクラブフェースに
も向けられている。図3に示すように、ウッドタイプの
クラブ30は、二つの異なるロール半径R4およびR5、並
びに二つの異なるバルジ半径R6およびR7をもったフェ
ース36を有している。好ましくは、ロール半径の間の変
化は水平中央ラインMIDの中心で実質的に生じ、MIDライ
ンより上では、MIDラインより下のロール半径よりも小
さいロール半径が選ばれる。好ましくは、バルジ半径の
間の変化は、クラウン領域38からソール領域40へと垂直
に伸びる中心線CENにおけるフェース36の中心で実質的
に生じる。別の実施例では、ロール半径の間の変化は、
フェースの中心にはないがヒール端からトウ端へと伸び
る整列ラインに沿って生じてもよい。
【0030】フェースを横切るバルジ半径の変化は、ゴ
ルフショットの方向制御を改善できるのに対して、複数
のロール半径をも有するフェースは、改善されたボール
打上げ角度のような改善された特性を与えることができ
る。他の実施例においては、三つ以上のロール半径およ
び三つ以上のバルジ半径を提供してもよい。
【0031】加えて、本発明の開発は、複数のバルジ半
径を組合せたゴルフクラブフェースにも向けられてい
る。図4に示すように、ウッドタイプのクラブ50は、四
つのバルジ半径R8、R9、R10およびR11をもったフェ
ース56を有する。整列ラインALI1は、垂直中心線CEN
と、水平中央ラインMIDにおけるトウ領域との略中間に
配置されるのに対して、整列ラインALI2は、垂直中心線
CENと、水平中央ラインMIDにおけるヒール領域との略中
間に配置される。好ましくは、バルジ半径R8は、CEN線
およびALI1ラインによって境界付けられ、バルジ半径R
9は、CEN線およびALI2ラインによって境界付けられる。
【0032】好ましい実施例において、バルジ半径R8
およびバルジ半径R9は実質的に同じである一方、バル
ジ半径R10およびR11は実質的に同じで且つバルジ半径
8およびR9よりも実質的に小さい。より好ましい実施
例において、バルジ半径R8およびバルジ半径R9は実質
的に同じであるのに対して、バルジ半径R10およびR1 1
は、それぞれ、バルジ半径R8およびR9よりも約10%〜
40%だけ小さい。フェース56は単一のロール半径を有し
ていてもよく、または例えば本発明の他の実施例に関し
て説明したように、複数のロール半径を有していてもよ
い。一つの実施例において、水平中央ラインMIDの上の
ロール半径は、MIDラインの下のロール半径よりも小さ
い。
【0033】本発明の種々の説明を上述したが、各実施
例の種々の特徴は単独で使用することも、如何なる組合
せで使用することもできることを理解すべきである。従
って、本発明はここに記載した特定の好ましい実施例に
は限定されない。更に、本発明の精神および範囲内での
変形および改変を、当業者が着想する可能性があること
を理解すべきである。従って、ここに記載した開示から
当業者が容易に達成可能な、本発明の範囲および精神の
範囲内にある便宜な変形は、本発明の更なる実施例とし
て含まれるものである。従って、本発明の範囲は特許請
求の範囲の定義に記載した通りに決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、単一のロール半径を有するフェースを
備えたゴルフクラブヘッドを示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明に従って構成された、複数のロ
ール半径を有するフェースを備えたゴルフクラブヘッド
を示す側面図である。
【図3】図3は、複数のロール半径および複数のバルジ
半径を有するフェースを備えた、本発明に従って構成さ
れたもう一つのゴルフクラブヘッドを示す斜視図であ
る。
【図4】図4は、複数のバルジ半径を有するフェースを
備えた、本発明に従って構成されたもう一つのゴルフク
ラブヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 クラブ 12 ヘッド 14 本体 16 フェース 18 シャフト 20 クラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジー トーマス メイス アメリカ合衆国 ミシガン州 48823 イ ーストランシング マーブル ロード 1308 Fターム(参考) 2C002 AA02 CH01 CH04 CH06 MM04 PP02 PP04 SS04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに取付けるようになっているメ
    タルウッドゴルフクラブヘッドであって、 内部キャビティーを定め、更にフェースを含むシェルを
    備え、 前記フェースは、相互に隣接して配置され、且つ前記フ
    ェースの中心に近接した水平ラインの回りに定められた
    少なくとも二つのロール半径を有し、前記ラインより上
    では第一のロール半径であり、前記ラインより下では第
    二のロール半径であることを特徴とするクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第一のロール半径は前記第二のロール半径
    よりも小さいことを特徴とするクラブヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第一のロール半径は前記第二のロール半径
    の約70%未満であることを特徴とするクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第一のロール半径は約101.6mm(約
    4インチ)〜約304.8mm(約12インチ)であるこ
    とを特徴とするクラブヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第二のロール半径は約203.2mm(約
    8インチ)〜約406.4mm(約16インチ)であるこ
    とを特徴とするクラブヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第一のロール半径は約152.4mm(約
    6インチ)であることを特徴とするクラブヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記第二のロール半径は約254mm(約10イ
    ンチ)であることを特徴とするクラブヘッド。
  8. 【請求項8】 シャフトに取付けるようになっているメ
    タルウッドゴルフクラブヘッドであって、 内部キャビティーを定め、更にフェースを含むシェルを
    備え、 前記フェースは、相互に隣接して配置され、且つヒール
    端からトウ端へと伸びる前記フェース上の整列ラインの
    回りに定められた少なくとも二つのロール半径を有する
    ことを特徴とするクラブヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のゴルフクラブヘッドで
    あって、前記整列ラインより上の第一のロール半径は、
    前記整列ラインより下の第二のロール半径よりも小さい
    ことを特徴とするクラブヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のゴルフクラブヘッド
    であって、前記整列ラインより上の前記第一のロール半
    径は、前記整列ラインよりしたの第二のロール半径の70
    %未満であることを特徴とするクラブヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のゴルフクラブヘッド
    であって、前記第一のロール半径は約101.6mm
    (約4インチ)〜約304.8mm(約12インチ)であ
    り、前記第二のロール半径は約203.2mm(約8イ
    ンチ)〜約406.4mm(約16インチ)であることを
    特徴とするクラブヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のゴルフクラブヘッド
    であって、前記第一のロール半径は約152.4mm
    (約6インチ)であり、前記第二のロール半径は約25
    4mm(約10インチ)であることを特徴とするクラブヘ
    ッド。
  13. 【請求項13】 シャフトに取付けるようになっている
    メタルウッドゴルフクラブヘッドであって、 内部キャビティーを定め、更にフェースを含むシェルを
    備え、 前記フェースは少なくとも二つのロール半径および少な
    くとも二つのバルジ半径を有し、前記ロール半径は相互
    に隣接して配置され、且つヒール端からトウ端へと伸び
    る前記フェース上の整列ラインの回りに定められること
    を特徴とするクラブヘッド。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のゴルフクラブヘッ
    ドであって、前記フェースは前記整列ラインより上の第
    一のロール半径と、前記整列ラインより下の第二のロー
    ル半径とを含み、前記第一のロール半径は前記第二のロ
    ール半径よりも小さいことを特徴とするクラブヘッド。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のゴルフクラブヘッ
    ドであって、前記第一のロール半径は前記第二のロール
    半径の約70%未満であることを特徴とするクラブヘッ
    ド。
  16. 【請求項16】 シャフトに取付けるようになっている
    メタルウッドゴルフクラブヘッドであって、 内部キャビティーを定め、更にフェースを含むシェルを
    備え、前記フェースは、該フェースの中心に近接した垂
    直中心線および該フェースの中心に近接した水平中心
    線、並びに前記垂直中心線に平行で且つシェルのトウ領
    域と垂直中心線との略中間に配置されたトウ側の整列ラ
    イン、および垂直中心線に平行で且つシェルのヒール領
    域と垂直中心線との略中間に配置されたヒール側の整列
    ラインを有し、前記フェースは、トウ側およびヒール側
    の整列ラインの間の第一のバルジ半径をもった中央領域
    と、該中央領域に隣接した周辺領域とを有し、 フェース中央領域の第一のバルジ半径は、フェース周辺
    領域のバルジ半径よりも実質的に小さいことを特徴とす
    るクラブヘッド。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のゴルフクラブヘッ
    ドであって、前記フェース周辺領域のバルジ半径は前記
    第一のバルジ半径よりも約10%〜約40%小さいことを特
    徴とするクラブヘッド。
  18. 【請求項18】 メタルウッドゴルフクラブヘッドを形
    成する方法であって、 内部キャビティーを定め、更にヒール端からトウ端へと
    伸びて上方部分および下方部分を定める水平中心線を有
    するフェースを含んだシェルを形成する工程と、 前記フェースの下方部分のロール半径よりも小さいロー
    ル半径をもった、前記フェースの上方部分を形成する工
    程と、を含むことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法であって、更
    に、前記第一のロール半径をもったフェースの上方部分
    の全てを実質的に形成する工程と、前記第二のロール半
    径をもったフェースの下方部分の全てを実質的に形成す
    る工程とを含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の方法であって、前
    記フェースには、更に、クラウン領域からソール領域へ
    と伸びる垂直中心線の回りに配置された少なくとも二つ
    のバルジ半径で形成され、前記垂直中心線は、第一のバ
    ルジ半径を有する近位部分および第二のバルジ半径を有
    する遠位部分を定めることを特徴とするゴルフクラブ。
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