JP5314319B2 - ウッド型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、打球の方向性及び飛距離を安定させ得るウッド型ゴルフクラブヘッドに関する。
図8(a)に示されるように、ウッド型ゴルフクラブヘッドaにおいて、ヘッド重心Gからフェースfに引いた垂線の足であるスイートスポットSSよりもトウ側でボールを打撃(以下、このような打撃を単に「トウ側打撃」ということがある。)すると、クラブヘッドaはヘッド重心Gを中心に時計回りに回転し、そのフェースbと接触しているボールにはヘッドaとは逆向き、即ち、反時計回りで、右打ちゴルファの場合にはフック回転のサイドスピンが生じる(以後、本明細書では右打ちゴルファーの例で説明が行われる。)。他方、スイートスポットSSよりもヒール側でボールbを打撃(以下、このような打撃を単に「ヒール側打撃」ということがある。)した場合、クラブヘッドaはヘッド重心Gを中心に反時計回りに回転し、そのフェースfと接触しているボールbには時計回り、即ちスライス回転のサイドスピンが生じる。このような現象は、横のギア効果として良く知られている。ここで、フェースfが平坦(平面)であると、図8(a)に示した通り、打ち出されたボールbは、目標飛球線方向jとほぼ平行に打ち出しされた後、前記サイドスピンにより目標飛球線方向jに対して大きくフック又はスライスして左右にそれる。
従来、このような打球の方向性悪化の問題を解決するために、ウッド型ゴルフクラブヘッドaのフェースfには、図8(b)に示されるように、フェースバルジが設けられる。該フェースバルジは、前方に向かって滑らかに凸となる曲率半径Rxの丸みないし曲面である。フェースバルジが設けられたクラブヘッドaでは、例えばトウ側打撃の場合、ボールbはフェースバルジによって目標飛球線方向jに対して振れ角θで右方向に打ち出される。その後、打球は、フック回転のサイドスピンにより曲がり、目標飛球線方向jに戻る作用が得られる。逆に、ヒール側打撃の場合、ボールは目標飛球線方向jに対して左方向に振れ角を持って打ち出された後、スライス回転のサイドスピンにより中央に戻る作用が得られる。従って、フェースバルジは、横のギア効果によって生じるサイドスピンを利用して打球の方向性を改善する働きをする。
また、横のギア効果と同様の現象が、ヘッド重心Gを通るトウ・ヒール方向の水平軸周りでも生じる。これは縦のギア効果とも呼ばれる。例えば、図9(a)に示されるように、フェースfのスイートスポットSSよりもクラウン部c側でボールを打撃(以下、このような打撃を単に「上打撃」という場合がある。)した場合又はソール部s側でボールを打撃した場合(以下、このような打撃を単に「下打撃」という場合がある。)、ヘッドaは、ゴルフボールbから受ける力Fと、打撃位置からヘッド重心Gまでの直交距離L1又はL2との積であるモーメントにより、ヘッド重心Gを通ってトウ・ヒール方向にのびる水平軸周りに回転する。この際、フェースfと接触しているボールは、摩擦力によってヘッドaの回転と逆方向の力を受ける。これにより、上打撃の場合、ボールbのバックスピン量が減少し、逆に、下打撃の場合にはボールbのバックスピン量が増加する。
従来、このようなバックスピン量のバラツキを防止するために、ウッド型ゴルフクラブヘッドaのフェースfには、図9(a)に示されるように、フェースロールが設けられる。該フェースロールは、前方に向かって滑らかに凸となる曲率半径Ryの上下方向の丸みないし曲面である。
図9(b)に示されるように、フェースロールが設けられていないクラブヘッドaは、同図(a)のクラブヘッドaに比べて、スイートスポットSSからクラウン側又はソール部側に同一距離ずれた位置でボールbを打撃した場合でも、ヘッド重心Gと衝撃力Fとの間の直交距離L1又はL2が大きくなる。換言すれば、フェースロールの曲率半径Ryを小さくするほど、前記回転モーメントは小さくなり、縦のギア効果を弱めることができる。さらに、フェースロールは、上打撃時にボールの打ち出し角δを大きくする。これは、上打撃時のバックスピン量の低下に伴なって打球の高さが不足するのを抑制するのに役立つ。また、フェースロールは、下打撃時にボールの打ち出し角δを小さくし、バックスピン量の増加によって打球が高く上がりすぎるのを防止する効果もある。
ところで、近年では金属材料の薄肉成形技術の発展等により、クラブヘッドの大型化が急速に進んでいる。このような大型化されたクラブヘッドは、ヘッド重心を通る垂直軸回りの慣性モーメントを大きくでき、例えば、その値が4000g・cm2以上のものも少なくない。しかしながら、上記垂直軸周りの慣性モーメントが大きいクラブヘッドは、トウ側打撃又はヒール側打撃の場合でも、クラブヘッドaの前記垂直軸周りの回転量が小さくなる。このため、横のギア効果によってボールに与えられるサイドスピン量も少なくなる。従って、例えば図8(c)に示されるように、フェースバルジの曲率半径Rxが小さく(曲率が大きい)かつ前記垂直軸周りの慣性モーメントが大きいヘッドでは、トウ側打撃又はヒール側打撃において、打球の振れ角θは大きくなるにも拘わらず、それに見合ったサイドスピン量が得られない。このため、打球が目標飛球線方向jに戻りきらず方向性が悪化するという問題があった。
下記特許文献1ないし2では、クラブヘッドのフェースバルジとフェースロールとの関係を規定するが、いずれもヘッドの垂直軸周りの慣性モーメントに関連づけて、具体的なフェースバルジ及びフェースロールの曲率半径が与えられているものではなく、未だ多くの改善の余地が残されている。
特開2001−161866号公報 特開平8−89603号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000〜5900(g・cm2)と大きいウッド型ゴルフクラブヘッドを対象とし、そのフェースバルジの曲率半径Rxや、フェースバルジの曲率半径Rxとフェースロールの曲率半径Ryとの比(Ry/Rx)などを一定の範囲に限定することを基本として、打球の方向性及び飛距離を向上させ得るウッド型ゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打撃するフェースを有する中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドであって、シャフト軸中心線を任意の垂直面内に配しかつ水平面に対して規定のライ角で傾けるとともに前記フェースを規定のロフト角に傾けた基準状態において、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000〜5900(g・cm2)であり、前記フェースは、フェースバルジ及びフェースロールを有し、前記フェースバルジの曲率半径Rxは12〜25インチであり、しかも、該フェースバルジの曲率半径Rxとフェースロールの曲率半径Ryとの比(Ry/Rx)が0.50〜0.90であり、前記フェースバルジの曲率半径Rx(インチ)と前記垂直軸周りの慣性モーメントIx(g・cm 2 )との比(Rx/Ix)が0.0030〜0.0045{インチ/(g・cm 2 )}であり、前記フェースロールの曲率半径Ry(インチ)と、ヘッド重心を通りかつトウ・ヒール方向にのびる水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )との比(Ry/Iy){インチ/(g・cm 2 )}が0.0040〜0.0080であることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )が、1800(g・cm 2 )以上である請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )が、2300〜3500(g・cm 2 である請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記フェースバルジの曲率半径Rx(インチ)、前記垂直軸周りの慣性モーメントIx(g・cm2)、前記フェースロールの曲率半径Ry(インチ)及び前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm2)が次の関係を満たす請求項記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
1.0≦(Ry/Rx)/(Iy/Ix)≦2.0
また請求項5記載の発明は、前記フェースバルジの曲率半径Rxは、15〜25インチである請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
本発明のウッド型ゴルフクラブヘッドは、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000〜5900g・cm2と大きく形成されるとともに、フェースバルジの曲率半径Rxも12〜25インチと比較的大きく形成される。このようなクラブヘッドでは、フェースのトウ側又はヒール側でボールを打撃したときのクラブヘッドのブレが小さくなり、ひいては横のギア効果の発現が抑えられるが、大きな曲率半径のフェースバルジを具えることにより、上記ミスショット時の打球の振れ角を小さくできる。従って、打球は、目標飛球線方向に対して小さな振れ角かつ少ないサイドスピン量で打ち出されるため、ゆるやかに変化して目標飛球線方向まで戻ることができる。従って、打球の方向性が安定し、飛距離も伸びる。
一方、フェースバルジの曲率半径Rxを大きくすると、フェースが平坦化してボール打撃時に撓み易くなる。これは、クラブヘッドのスプリング効果(反発性)を過度に高め、ゴルフ規則違反を招くおそれがある。これに対して、本発明のクラブヘッドでは、フェースロールの曲率半径Ryをフェースバルジの曲率半径Rxよりも小さくしかつその比(Ry/Rx)を0.50〜0.90に限定されることにより、フェースロールの大きな曲率によってフェース部の撓み剛性を高め得る。従って、例えば、フェース部を厚肉化等することなく、クラブヘッドのスプリング効果が過度に増加するのを防止できる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1〜4には、本実施形態のウッド型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1の斜視図、正面図、平面図及びそのA−A拡大端面図がそれぞれ示される。
本実施形態のクラブヘッド1は、中空構造のヘッド本体1aと、そのヒール側に設けられたホーゼル部1bとを具える。
前記ヘッド本体1aは、ボールを打撃するフェース2を前面に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を継ぎかつ前記フェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通りヒール側縁2dに至るサイド部6とを含む。
また、前記ホーゼル部1bは、前記ヘッド本体1aのクラウン部4のヒール側に設けられかつシャフト(図示せず)が装着される円筒状のシャフト差込孔7が設けられる。このシャフト差込孔7の軸中心線は、後にシャフト(図示省略)が装着された場合、そのシャフト軸中心線CLと実質的に一致する。従って、クラブヘッド1にシャフトが装着されていない場合には、このシャフト差込孔7の軸中心線がシャフト軸中心線CLとして代用される。
前記図1ないし4では、クラブヘッド1は基準状態に保たれている。この基準状態とは、図2ないし4に示されるように、シャフト軸中心線CLを任意の垂直面VP内に配しかつ水平面HPに対して規定のライ角βで傾けるとともに、フェース2を前記垂直面VPに対して規定のロフト角α(リアルロフト角であって、以下同じである。)で傾けた状態とする。そして、本明細書中で特に断りがない場合、ヘッド1は、このような基準状態にあるものとして説明される。なお、規定のライ角β及びロフト角αは、当該ヘッドに予め設定されているライ角及びロフト角を意味する。
また、クラブヘッド1に関して上下ないし高さ方向とは、前記基準状態のヘッド1に関しての上下ないし高さ方向を意味する。またクラブヘッド1に関して前後方向とは、基準状態のクラブヘッド1を上方から見た平面視(図3)において、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを結ぶ直線Nと平行な方向とし、フェース2側を前側、バックフェースBF側を後側とする。また、トウ・ヒール方向とは、基準状態のクラブヘッド1を上方から見た平面視(図3)において、前記垂直面VPと平行な方向とする。
また、ウッド型のゴルフクラブヘッドとは、ヘッド材料が木質材からなるものという意味ではなく、従来、木質材で形成することが主流であったヘッド形状を有するものを指す。具体的には、少なくともドライバー(#1)、プラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を含み、かつこれらとは番手ないし名称が異なるが、ほぼ類似した形状を持つヘッドをも含む概念である。
本実施形態において、クラブヘッド1は金属材料により構成される。前記金属材料は、特に限定されないが、好ましくはステンレス鋼、マルエージング鋼、純チタン、チタン合金又はアルミニウム合金等の1種又は2種以上が好ましい。ただし、軽量化等の目的で一部に、例えば繊維強化樹脂やアイオノマー樹脂等の非金属材料が用いられても良い。また、クラブヘッド1は、複数(例えば2ないし5程度)の部材を接合することにより製造することができる。部材数は、特に限定されるものではない。また、前記各部材(各ピース)は、種々の成形法、例えば鋳造、鍛造又はプレス等にて成形される。
また、クラブヘッド1の体積は、好ましくは400cm3 以上、より好ましくは420cm3以上、さらに好ましくは430cm3以上が望ましい。ここで、前記体積は、ホーゼル部1bのシャフト差込孔7を埋めたヘッドの外表面にて囲まれる体積とする。このような大きな体積は、アドレス時に安心感を与えるとともに、クラブヘッド1の慣性モーメントや重心深度を大きくして打球の方向性を向上するのに役立つ。他方、クラブヘッド1の体積が大きすぎても、ヘッド重量の増加、スイングバランスの悪化、耐久性の低下及びゴルフ規則違反等の問題があるため、好ましくは470cm3以下、より好ましくは460cm3 以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の全重量は、スイングバランス、反発性及びスイングし易さ等を考慮し、好ましくは180g以上、より好ましくは183g以上、さらに好ましくは185g以上が望ましく、他方、上限については、好ましくは220g以下、より好ましくは215g以下、さらに好ましくは213g以下が望ましい。
本実施形態のクラブヘッド1は、ヘッド重心Gを通る垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000〜5900g・cm2に設定される。このような大きい慣性モーメントIxを具えたクラブヘッド1は、フェース2のトウ又はヒール側でボールを打撃した場合でも、前記垂直軸周りのヘッドの回転量(ぶれ)を小さくできる。これは、横のギア効果によってボールに与えるサイドスピン量を減らし、打球を曲がり難くする。このような効果をより確実に発揮させるために、垂直軸周りの慣性モーメントIxは、より好ましくは4100g・cm2以上、さらに好ましくは4200g・cm2以上に設定されるのが望ましい。ただし、前記慣性モーメントIxが大きすぎると、該慣性モーメントIxの上限を定めたゴルフ規則に違反するおそれがあるので、好ましくは5800g・cm2以下が望ましい。なお、このような大きな慣性モーメントIxは、上述した数値範囲までヘッド体積を大型化することや、クラブヘッド1の各部の厚さの調整又は高比重材料の付加等により、ヘッド周辺部へより多くの重量を配分することによって容易に実現できる。
また、図5には、前記基準状態におけるスイートスポットSSを通る水平断面が示されている。図から明らかなように、本実施形態のクラブヘッド1は、そのフェース2に、前方に向かって滑らかに凸となるフェースバルジFBが設けられる。本実施形態では、フェース2のトウ・ヒール方向の実質的全域にフェースバルジFBが設けられる。なお、このフェースバルジFBの曲面は、図5に示される断面位置のみならず、その上、下にも滑らかにつながって形成されている。
上述のように、本実施形態のクラブヘッド1は、垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000(g・cm2)以上と大きいので、横のギア効果が弱められ、打球のサイドスピン量も小さくなる。従って、このようなヘッドに小さい曲率半径RxのフェースバルジFBを与えると、トウ側打撃又はヒール側打撃時、ボールに過度の横方向の振れ角θ(図8(b)参照)が与えられ、目標飛球線方向まで打球が戻りきらない。そこで、本実施形態では、前記フェースバルジFBの曲率半径Rxを12インチ以上に限定する。このように、垂直軸周りの慣性モーメントIxの大きいゴルフクラブヘッドについて、該慣性モーメントIxに関連づけてフェースバルジFBの曲率半径Rxを大きくすることにより、トウ側打撃時及びヒール側打撃時において、打球の横方向の振れ角θを小さくし、ひいては打球の方向性を改善できる。とりわけ、フェースバルジFBの曲率半径Rxは、より好ましくは13インチ以上、さらに好ましくは14インチ以上が望ましい。
他方、前記垂直軸周りの慣性モーメントIxが大きいクラブヘッドと雖も、横のギア効果は僅かながら生じ、打球にはサイドスピンが生じる。従って、フェースバルジFBの曲率半径Rxが過度に大きくなると、ミスショット時の前記振れ角θが過度に小さくなってサイドスピンによって目標飛球線方向に戻ってくる打球の曲がりを吸収できず、打球の方向性が悪化するおそれがある。このような観点より、フェースバルジFBの曲率半径Rxは、大きくても25インチ以下とすることが必要であり、とりわけ24インチ以下、より好ましくは22インチ以下とするのが望ましい。
ここで、フェースバルジFBの曲率半径Rxは、図5に示されるように、フェース2のトウ側縁2cからトウ・ヒール方向でかつスイートスポットSS側に20mmを隔てるフェース上の点であるフェーストウ側点Ptと、フェース2のヒール側縁2dからトウ・ヒール方向でかつスイートスポットSS側に20mmを隔てるフェース上の点であるフェースヒール側点Phと、スイートスポットSSとの3点を通る単一円弧の半径として便宜上定義される。また、上記曲率半径Rxは、スコアラインなどがある場合にはこれを埋めた状態で特定される。また、前記フェース2のトウ側縁2c及びヒール側縁2dは、エッジ等によって明瞭に識別できる場合には当該エッジの位置として定められるが、明瞭に識別できない場合には、図5の断面において、フェース2の実際の曲率半径raがスイートスポットSS側から初めて20mmとなる位置として定められる。
なお、前記垂直軸周りの慣性モーメントIxが大きくなるほど、ミスショット時におけるクラブヘッド1のヘッド重心Gを通る垂直軸周りの回転量は小さくなり、横のギア効果によってボールに与えられるサイドスピン量も減少する。従って、トウ側打撃又はヒール側打撃時の打球の振れ角θもサイドスピン量の低下に合わせて小さくする必要がある。このような観点より、フェースバルジFBの曲率半径Rxは、クラブヘッド1の垂直軸周りの慣性モーメントIxと関連づけて設定されることが有効である。具体的には、フェースバルジFBの曲率半径Rx(インチ)と前記垂直軸周りの慣性モーメントIx(g・cm2)との比(Rx/Ix)は、好ましくは0.0030以上0.0045以下とされる。これによって、打球のサイドスピン量と振れ角θとの最適な組み合わせを実現し、打球の方向性及び飛距離をさらに向上させることができる。なお、上記数値の単位は、いずれも「インチ/(g・cm2)」である。
また、図4に示した断面図は、前記基準状態におけるヘッド重心GとスイートスポットSSとを含む垂直断面である。また、図6は図4のフェース部3の部分拡大図である。図から明らかなように、前記垂直断面において、本実施形態のクラブヘッド1のフェース2は、前方に向かって滑らかに凸となる曲率半径RyのフェースロールFRが設けられる。本実施形態では、フェース2の実質的上下全域にフェースロールFRが設けられる。なお、このフェースロールFRの曲面は、図6に示される断面位置のみならず、フェース2のトウ側及びヒール側にも滑らかに連続して形成されている。そして、本実施形態では、このフェースロールFRの曲率半径Ryと前記フェースバルジFBの曲率半径Rxとの比(Ry/Rx)が0.50〜0.90に限定される。
フェースバルジFBの曲率半径Rxを大きくすると、フェース部3が平坦化してボール打撃時に撓み易くなる。これは、クラブヘッドのスプリング効果を過度に高め、その上限値を規制するゴルフ規則に違反するヘッドとなるおそれがある。そこで、本実施形態のクラブヘッド1では、フェースロールFRの曲率半径RyをフェースバルジFBの曲率半径Rxよりも小さくすることにより、例えばフェース部3の厚さ等を増大させることなく、フェース部3の撓み剛性を高め、スプリング効果が過度に発現するのを防止している。なお、フェース部3の撓み剛性を高めるために、フェース部3の厚さを大きくすると、ヘッド重量の増加や、重量配分設計の自由度が著しく低下するため、好ましくない。
発明者らの種々の実験の結果、前記曲率半径の比(Ry/Rx)が0.50未満になると、フェースロールFRの曲率半径Ryが、フェースバルジFBのそれに比して過度に小さくなり、クラブを構えたときにフェースが飛び出して見えるため、使用感を著しく悪化させることが判明した。また、図9(a)に示したように、フェースロールFRの曲率半径Ryが小さくなると、上打撃時又は下打撃時、スイートスポットSSでの打撃に比べて、ボールの打ち出し角δが大きく又は小さくなり、打球の飛距離が安定しない傾向がある。このような観点より、前記比(Ry/Rx)は、より好ましくは0.55以上、さらに好ましくは0.60以上が望ましい。
また、前記曲率半径の比(Ry/Rx)が0.90を超える場合、フェースロールFRも平坦化してフェース部3の剛性を高める効果が十分に得られない。その結果、例えばフェース部3の厚さを大きくする等の対策をとらないと、クラブヘッド1の反発性能がゴルフ規則の上限を超えてしまう傾向がある。このような観点より、前記比(Ry/Rx)は、より好ましくは0.85以下、さらに好ましくは0.80以下が望ましい。
なお、前記フェースロールFRの曲率半径Ryは、図6に示されるように、フェース2の上縁2aから下方に10mmを隔てるフェース上の点であるフェース上側点Puと、フェース2の下縁2bから上方に10mmを隔てるフェース上の点であるフェース下側点Pdと、スイートスポットSSとの3点を通る単一円弧の半径として便宜上定義される。なお、前記曲率半径Ryは、スコアライン9を埋めた状態で特定される。また、前記フェース2の上縁2a及び下縁2bは、エッジ等によって明瞭に識別できる場合には当該エッジの位置として定められるが、明瞭に識別できない場合には、図6の断面において、フェース2の実際の曲率半径raがスイートスポットSS側から初めて20mmとなる位置として定められる。
また、フェースロールFRの曲率半径Ryは、上述の比を満たすものであれば特に限定されるものではないが、小さくなるにつれて、上打撃時又は下打撃時の打ち出し角δの変化が大きくなる傾向があるので、好ましくは8インチ以上、より好ましくは9インチ以上、さらに好ましくは10インチ以上が望ましい。また、フェースロールFRの曲率半径Ryが大きくなるにつれて、上打撃時又は下打撃時に縦のギア効果が強く表れ、バックスピン量が安定せずに飛距離のバラツキが大きくなる傾向がある。このような観点より、フェースロールFRの曲率半径Ryは、好ましくは20インチ以下、より好ましくは19インチ以下、さらに好ましくは17インチ以下が望ましい。
なお、本実施形態のクラブヘッド1は、フェースロールFRの曲率半径Ryを小さくすることにより、ボール打撃時のフェース部3の過度の撓みを抑制し、スプリング効果の発現をゴルフ規則内に抑えている。しかし、フェースロールFRの曲率半径が小さくなると、上打撃時の打ち出し角δが大きくなり、逆に、下打撃時の打ち出し角δが顕著に小さくなる傾向がある(図9(a)参照)。特に、下打撃時には、飛距離のロスが生じやすくなる。このような飛距離の低下を防止するために、ヘッド重心Gを通りかつトウ・ヒール方向にのびる水平軸周りの慣性モーメントIyを小さく設定し、ミスショット時における該水平軸周りのヘッドの回転量を意図的に大きくすることが望ましい。これにより、下打撃時において、縦のギア効果を比較的強く発現させ、ひいてはボールに多くのバックスピン量を与え、低打ち出し角δであってもボールに大きな揚力を与え、飛距離の低下を最小限に抑えることができる。
このような作用を得るために、前記水平軸周りの慣性モーメントIyは、好ましくは5900g・cm2以下、より好ましくは4000g・cm2以下、さらに好ましくは3600g・cm2以下、さらに好ましくは3500g・cm 2 以下が望ましい。他方、該水平軸周りの慣性モーメントIyが著しく小さくなると、ミスショット時における前記水平軸周りのヘッドの回転量が過度に大きくなって打球の飛距離が安定しない傾向があるので、好ましくは1500g・cm2以上、より好ましくは1800g・cm2以上、さらに好ましくは2000g・cm2以上、さらに好ましくは2300g・cm 2 以上、特に好ましくは3000g・cm2以上が望ましい。
とりわけ、前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm2)と前記フェースロールFRの曲率半径Ry(インチ)との比(Ry/Iy){インチ/(g・cm2)}は、好ましくは0.0040以上0.0080以下、より好ましくは0.0070以下、さらに好ましくは0.0060以下が望ましい。
なお、打球の飛距離や方向性を安定させるために、上記水平軸周りの慣性モーメントIyと前記垂直軸周りの慣性モーメントIxとの比(Iy/Ix)は、好ましくは0.30以上、より好ましくは0.35以上、さらに好ましくは0.40以上が望ましく、また、好ましくは0.80以下、より好ましくは0.75以下、さらに好ましくは0.70以下が望ましい。即ち、前記比(Iy/Ix)が0.30未満の場合、打球の方向性は向上するものの、上打撃時又は下打撃時に縦のギア効果が過度に強く発現し、打ち出し角δがばらついて飛距離が安定しない傾向がある。逆に、前記比(Iy/Ix)が0.80を超えると、上打撃時又は下打撃時の縦のギア効果を抑え、ひいては飛距離を安定させるものの、トウ側打撃又はヒール側打撃時に打球の方向性が悪化する傾向がある。
また、発明者らは種々の実打テストを行ったところ、前記慣性モーメントの比(Iy/Ix)と前記曲率半径の比(Ry/Rx)とが次の関係を満たすことにより、さらに飛距離及び方向安定性を向上させることを知見した。即ち、{(Ry/Rx)/(Iy/Ix)}が1.0未満になると、飛距離がバラツキやすくなり、逆に{(Ry/Rx)/(Iy/Ix)}が2.0を超えると、打球の方向性が悪化しやすくなる。
1.0≦(Ry/Rx)/(Iy/Ix)≦2.0
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は図示された具体的な実施例に限定されるものではなく、種々の態様にて実施しうるのは言うまでもない。
図1〜4に示した基本形状を有するウッド型ゴルフクラブヘッドを表1の仕様に基づいて試作し、打球の飛距離や方向性などについてテストが行われた。各クラブヘッドは、図1に鎖線で境界が示されるように、板状のフェース部材kと、中空のヘッド基体mとを溶接することにより製造された。
ヘッド基体mは、Ti−6Al−4Vを精密鋳造することにより準備された。またフェース部材kは、α+β系のチタン合金(JFEスチール(株)製のチタン合金「SP700HM」であり、その組成は、Al:4.0〜5.0wt%、V:2.5〜3.5wt%、Mo:1.8〜2.2wt%、Fe:1.7〜2.3wt%、残部Ti及び不可避不純物)をNCによって機械加工及びプレス加工することにより、図4に示されるように、中央部を厚くかつ周辺部を薄く形成された。そして、ヘッド基体mとフェース部kとをレーザー溶接にて接合した。これにより、以下の共通仕様のクラブヘッドが製造された。
ヘッド全重量:200g
ヘッド体積:460cm3
リアルロフト角:11度
クラウン部の厚さ:0.6mm均一
フェース高さh:40〜65mmの範囲で適宜変更した。(図4)
フェース幅FW:90〜105mmの範囲で適宜変更した。(図5)
また、サイド部は、0.5〜1.5mmの範囲、またソール部は、0.7〜2.0mmの範囲でそれぞれ部分的に厚さが変更された。さらに、フェース部については、図4に示したように、フェース2の周縁2aないし2dと相似形状の中央厚肉領域3aと周辺薄肉領域3bとそれらの間の厚さ移行部3cとを有する周辺薄肉構造とし、厚肉領域と薄肉領域との厚さの差は1.0mmとした。そして、ペンデュラムテストプロトコル(R&Aテスト内規)に準じたCT値の値が250±20となるように全体の厚さを調整した。これらにより、ヘッド重心及び慣性モーメントが調整された。
テストの方法は、次の通りである。
<打球の飛距離及び方向性>
各クラブヘッドに同一のシャフトを装着し、全長45インチのウッド型のゴルフクラブが試作された。そして、ハンディキャップ15〜30の右打ちゴルファ10名が、各クラブで10球ずつゴルフボールを打球し、飛距離及びボール停止位置の目標飛球線に対するずれ量が測定され、それらの標準偏差が計算された。なお、ずれ量は、左右のいずれにずれた場合でも+値として測定された。いずれも10名の平均値であり、数値が小さいほど良好である。
テストの結果等は表1、図7に示される。
Figure 0005314319
テストの結果、実施例のクラブヘッドは、比較例に比べて打球の飛距離及び方向性が安定していることが確認できた。
本発明の実施形態を示すクラブヘッドの基準状態の斜視図である。 図1のクラブヘッドの正面図である。 図1のクラブヘッドの平面図である。 図3のA−A断面図である。 フェース部のスイートスポットを通る水平断面図である。 図4の部分拡大図である。 比(Iy/Ix)と比(Ry/Rx)との関係を示すグラフである。 (a)〜(c)は横のギア効果を説明する平面略図である。 (a)〜(b)は縦のギア効果を説明する断面図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
G ヘッド重心
SS スイートスポット
VP 垂直面

Claims (5)

  1. ボールを打撃するフェースを有する中空構造のウッド型ゴルフクラブヘッドであって、
    シャフト軸中心線を任意の垂直面内に配しかつ水平面に対して規定のライ角で傾けるとともに前記フェースを規定のロフト角に傾けた基準状態において、
    ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントIxが4000〜5900(g・cm2)であり、
    前記フェースは、フェースバルジ及びフェースロールを有し、
    前記フェースバルジの曲率半径Rxは12〜25インチであり、しかも、該フェースバルジの曲率半径Rxとフェースロールの曲率半径Ryとの比(Ry/Rx)が0.50〜0.90であり、
    前記フェースバルジの曲率半径Rx(インチ)と前記垂直軸周りの慣性モーメントIx(g・cm 2 )との比(Rx/Ix)が0.0030〜0.0045{インチ/(g・cm 2 )}であり、
    前記フェースロールの曲率半径Ry(インチ)と、ヘッド重心を通りかつトウ・ヒール方向にのびる水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )との比(Ry/Iy){インチ/(g・cm 2 )}が0.0040〜0.0080であることを特徴とするウッド型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )が、1800(g・cm 2 )以上である請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm 2 )が、2300〜3500(g・cm 2 である請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記フェースバルジの曲率半径Rx(インチ)、前記垂直軸周りの慣性モーメントIx(g・cm2)、前記フェースロールの曲率半径Ry(インチ)及び前記水平軸周りの慣性モーメントIy(g・cm2)が次の関係を満たす請求項記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
    1.0≦(Ry/Rx)/(Iy/Ix)≦2.0
  5. 前記フェースバルジの曲率半径Rxは、15〜25インチである請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
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