JP2002163785A - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置Info
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Abstract
感を与えないようにする。 【解決手段】ステップS19で余裕距離LCAが第2減
速必要距離L1より大きいならば、ステップS25で情
報提供画面の表示を開始し、ステップS20で余裕距離
LCAが第3減速必要距離L2より大きいならば、ステ
ップS23、S24で、カーブ進入手前で減速に要する
距離が警報制御すべき閾値を超えているため、情報提供
画面の表示を停止し、警報制御を開始する。ステップS
20で余裕距離LCAが第3減速必要距離L2以下なら
ば、ステップS21、S22で、カーブ進入手前で減速
に要する距離が自動減速制御に介入すべき閾値を超えて
いるため、警報制御を停止し、自動減速制御を開始す
る。
Description
のに適正な車速になるように、カーブ手前においてドラ
イバに減速するよう警報し、或いは自動的に減速する車
両の制御装置に関する。
現在の車速で前方のカーブを通過できるか否か判定し
て、車速の調整や警報を出力する技術が提案されてい
る。
手前における車速の調整や警報の出力は、ドライバの意
図とは関係ないところで自動的に行われるため、警報を
受けるドライバの判断が遅れたり、速度の調整において
違和感を与えてしまうことがある。
目的は、カーブ手前で警報や自動減速を行う場合、警報
を受けたドライバの判断が遅れたり、自動減速により違
和感を与えない車両の制御装置を提供することである。
め、本発明に係る車両の制御装置は、車両の進行路前方
のカーブを検出するカーブ検出手段と、車速を検出する
車速検出手段と、前記車速検出手段により検出された車
速が前記カーブを走行するのに適正な車速より大きいと
きに、所定減速度で減速すれば前記カーブの手前で車速
を目標車速に減速できるようにドライバに警報を出力す
る警報手段とを備え、前記所定減速度は前記車速が大き
いほど大きな値に設定される。
両の進行路前方のカーブを検出するカーブ検出手段と、
車速を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段によ
り検出された車速が前記カーブを走行するのに適正な車
速より大きいときに、所定減速度で減速すれば前記カー
ブの手前で車速を目標車速に減速できるようにドライバ
に警報を出力する警報手段とを備え、前記所定減速度
は、前記目標車速と検出車速との偏差が大きいほど大き
な値に設定される。
り大きいときに、前記所定減速度が一定値に設定され
る。
速に基づいて、当該カーブを走行する際にドライバが許
容できる横加速度の上限値を推定し、当該カーブを走行
する際の横加速度が当該上限値になるよう前記適正な車
速が設定される。
り検出された車速が前記カーブを走行するのに適正な車
速より大きいときに、所定減速度で減速しても前記カー
ブの手前で車速を目標車速に減速できないならば、当該
車速を自動的に減速する自動減速手段を更に備え、前記
適正な車速は、前記カーブの手前での車速が大きいほど
大きな値に設定される。
両の進行路前方のカーブを検出するカーブ検出手段と、
車速を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段によ
り検出された車速が前記カーブを走行するのに適正な車
速より大きいときに、所定減速度で減速すれば前記カー
ブの手前で車速を目標車速に減速できるように自動的に
減速を行う自動減速手段とを備え、前記所定減速度は、
前記車速が大きいほど大きな値に設定される。
よれば、車速がカーブを走行するのに適正な車速より大
きいときに、所定減速度で減速すればカーブの手前で車
速を目標車速に減速できるようにドライバに警報を出力
する際に、所定減速度は車速が大きいほど大きな値に設
定されることにより、カーブ手前で警報を行う場合、警
報を受けたドライバの判断が遅れたり、自動減速により
ドライバが受ける違和感を低減できる。
走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減速度
で減速すれば前記カーブの手前で車速を目標車速に減速
できるようにドライバに警報を出力する際に、所定減速
度は、目標車速と検出車速との偏差が大きいほど大きな
値に設定されることにより、カーブ手前で警報や自動減
速を行う場合、警報を受けたドライバの判断が遅れた
り、自動減速によりドライバが受ける違和感を低減でき
る。
より大きいときに、所定減速度が一定値に設定されるこ
とにより、カーブ手前での急激な減速を予防できる。
車速に基づいて、カーブを走行する際にドライバが許容
できる横加速度の上限値を推定し、カーブを走行する際
の横加速度が当該上限値になるよう適正な車速が設定さ
れることにより、ドライバの許容限界でカーブを走行で
きる。
走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減速度
で減速してもカーブの手前で車速を目標車速に減速でき
ないならば、車速を自動的に減速する自動減速手段を更
に備え、適正な車速は、カーブの手前での車速が大きい
ほど大きな値に設定されることにより、カーブ手前で自
動減速を行う場合、警報を受けたドライバの判断が遅れ
たり、自動減速によりドライバに違和感を抑制できる。
ブを走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減
速度で減速すればカーブの手前で車速を目標車速に減速
できるように自動的に減速を行う自動減速手段とを備
え、所定減速度は、車速が大きいほど大きな値に設定さ
れることにより、カーブ手前で自動減速を行う場合、警
報を受けたドライバの判断が遅れたり、自動減速により
ドライバに違和感を抑制できる。
装置を、代表的な車両である自動車に搭載した例につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。
載された自動車のシステム構成を示す図である。
置全体を統括制御する制御器である。3はナビゲーショ
ン画面や前方にカーブがあることを報知する情報提供画
面(図8参照)やカーブ進入手前で減速が必要であるこ
とを警報する警報画面(図9参照)や自動減速制御中で
あることを表示する自動減速制御画面(図10参照)な
どを表示する液晶ディスプレイである。4は自動車1の
車速を検出する車速センサ、5は自動減速制御を行うた
めのブレーキアクチュエータである。6はドライバによ
るアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルポジ
ションセンサである。7はカーブ進入手前で更に減速が
必要であることを警報するために警報音を発するスピー
カである。8は地図情報等を格納し、GPSアンテナ等
から自車両の現在位置を表示するカーナビゲーション装
置である。
あり、制御器2の内部に表わす各ブロックは、制御器2
が行う制御動作を入力信号の流れで表現している。制御
器2による実際の制御処理は、予めROM(不図示)等
に格納されたソフトウエアに従って、CPU(不図示)
が実行する(詳細は後述する)。
ゲーション装置8の地図情報や現在位置情報などに基づ
いて、車両の進行路前方のカーブ曲率を検出し、このカ
ーブ曲率から目標減速終了位置を算出し、目標減速終了
位置までの余裕距離LCAを算出する。また、車速から
予測減速度を推定すると共に、カーブ曲率と車速に基づ
いて、カーブ走行時にドライバが許容できる横加速度の
上限値を算出し、この上限値とカーブ曲率から適正車速
を算出する。尚、カーナビゲーション装置8の地図情報
や現在位置情報などの代わりに、自動車1の前方の撮像
エリアを撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメ
ラ等や路面に埋設された磁気マーカを検出するアンテナ
によりカーブ曲率を検出してもよい。
1〜第3減速必要距離L0、L1、L2を算出し(但
し、L0>L1>L2)、これら第1〜第3減速必要距
離L0、L1、L2と余裕距離LCAとを比較した結果
に基づいて緊急度合を判定し、カーブ進入速度警報とし
て、ディスプレイ3による情報提供制御、ディスプレイ
3及び/又はスピーカ7による警報制御、ディスプレイ
3及び/又はブレーキアクチュエータ5による自動減速
制御のいずれかを実行する。また、自動減速制御では、
アクセルポジションセンサ6の検出結果に基づいてドラ
イバの加速意図を判定して自動減速への制御介入が判定
される。
検出した場合の情報提供制御時の表示画面例、警報制御
時の表示画面例、自動減速制御時の表示画面例を示す図
である。また、情報提供制御では表示画面と同時に、単
発人工音をスピーカ7から出力し、警報制御及び自動減
速制御では連続人口音をスピーカ7から出力してよりド
ライバの注意を喚起している。
イ3の表示画面3aは、第1表示部18には危険対象を
示す文字情報が表示され、第2表示部19にはカーブや
自車両αの現在位置などの図形情報が表示され、第3表
示部20には表示内容に関するシンボルマークmが表示
される。また、自動減速制御時には、表示画面3aの全
体に自動減速作動中である旨が表示され、ドライバの認
識をより一層高めている。
減速を行う場合、警報を受けたドライバの判断が遅れた
り、自動減速によりドライバが受ける違和感を低減でき
る。
及び図4を参照して説明する。 [第1実施形態]図3及び図4は、第1実施形態の車両
の制御装置の制御手順を示すフローチャートである。
や現在位置情報、各種センサなどの入力更新を行った
後、ステップS1では、地図情報及び現在位置情報から
検出したカーブ曲率に基づいて目標減速終了位置を算出
する。
の余裕距離LCAを算出する。
バが許容できる横加速度の上限値AYを算出する。
ブ曲率とからカーブ走行時の適正車速を算出する。
であるか判定し、判定がYESで車速Vが所定値C以下
であればステップS6に進み、判定がNOで車速Vが所
定値C以下でないならば、ステップS7に進む。尚、所
定値Cは予測減速度の限界値Dを設定するための車速V
の閾値である。
減速度AX1,AX2を設定する。
X2を予測減速度の限界値Dに設定する。
補正する。具体的には、時速メータであらわされる車速
にはメータ誤差が含まれ、ドライバはメータを見ながら
減速を行うので、実際の車速がメータ表示車速と略一致
するように誤差を吸収すべく補正する。
報提供画面に表示するデータ(例えば、カーブまでの距
離)を更新するための分解能を設定する。この分解能
は、情報提供画面に表示するデータの更新周期であり、
例えば、現在の車速を5/10/20/50km/hで
割った時間ごとに更新される。
報提供画面に表示するデータを設定する。
速VSを設定する。この目標車速VSは、例えば、警報
画面としてディスプレイ3に表示され、下記式1により
算出される。
る。この第1減速必要距離L0は、下記式2により算出
される。
前(τ0−τ1)に表示されるよう設定されている。
1を算出する。この第2減速必要距離L1は、下記式3
により算出される。
る。
2を算出する。この第3減速必要距離L2は、下記式4
により算出される。
る。
判定し、判定がYESでカーブに到達したならば、ステ
ップS32に進み、判定がNOでカーブに到達していな
いならばステップS16に進む。
センサ6により検出された所定時間におけるアクセル踏
み込み量が所定値E以上であるか判定し、判定がYES
でアクセル踏み込み量が所定値E以上ならば、ステップ
S28に進み、判定がNOでアクセル踏み込み量が所定
値E以上でないならばステップS17に進む。尚、所定
値Eは、ドライバの加速意図を判定するためのアクセル
踏み込み量の閾値である。
り大きいか判定し、判定がYESで車速Vが適正車速よ
り大きいならば、ステップS18に進み、判定がNOで
適正車速以下ならばステップS26に進む。
1減速必要距離L0以下であるか判定し、判定がYES
で余裕距離LCAが第1減速必要距離L0以下ならば、
ステップS19に進み、判定がNOで第1減速必要距離
L0より大きいならば、情報提供画面の表示が不要なほ
どカーブまでの距離があるので、なにもせずにリターン
する。
2減速必要距離L1以下であるか判定し、判定がYES
で余裕距離LCAが第2減速必要距離L1以下ならば、
ステップS20に進み、判定がNOで第2減速必要距離
L1より大きいならば、ステップS25に進む。ステッ
プS25では、情報提供画面の表示を開始してリターン
する。
3減速必要距離L2以下であるか判定し、判定がYES
で余裕距離LCAが第3減速必要距離L2以下ならば、
ステップS21、S22に進み、判定がNOで第3減速
必要距離L2より大きいならば、ステップS23,S2
4に進む。
手前で減速に要する距離が自動減速制御に介入すべき閾
値を超えているため、警報制御を停止し、自動減速制御
を開始してリターンする。
手前で減速に要する距離が情報提供画面を表示すべき閾
値を超えているため、情報提供画面の表示を停止し、警
報制御を開始してリターンする。
を実行中か判定し、判定がYESで制御実行中ならば、
ステップS27に進んで実行中の制御を停止し、判定が
NOで制御実行中でないならば、リターンする。
速する意図があるので自動減速制御との間のハンチング
を防止するために自動減速制御を実行中であるか判定
し、判定がYESで自動減速制御を実行中ならば、ステ
ップS29に進んで自動減速制御を停止し、判定がNO
で自動減速制御を実行中でないならば、ステップS3
0,S31に進む。
あるか判定し、判定がYESで警報制御を実行中なら
ば、ステップS31に進んで、その後の自動減速制御を
禁止し、判定がNOで警報制御を実行中でないならばリ
ターンする。
して制御が不要であるので、上記制御のいずれかを実行
中か判定し、判定がYESで制御実行中ならば、ステッ
プS33に進んで実行中の制御を停止し、判定がNOで
制御実行中でないならば、リターンする。 [第2実施形態]図5は、第2実施形態の車両の制御装
置の制御手順を示すフローチャートである。
正車速設定に関する別の方法として、適正車速に限界値
Bを設定し、車速の閾値Aに基づいて適正車速を限界値
Bに切り替えるか否か判定するものである。
車速Vが所定値A以下であるか判定し、判定がYESで
車速Vが所定値A以下であればステップT4Bに進み、
判定がNOで車速Vが所定値A以下でないならば、ステ
ップT4Cに進む。尚、所定値Aは適正車速の限界値B
を設定するための車速Vの閾値である。更に、ステップ
T4Bでは、車速Vに基づいて適正車速を設定し、ステ
ップS4Cでは、適正車速を限界値Bに設定する。 [第3実施形態]図6は、第3実施形態の車両の制御装
置の制御手順を示すフローチャートである。
7の予測減速度AX1設定に関する別の方法として、車
速Vと目標車速VSの差、つまり減速幅を算出し、この
減速幅と、減速幅の閾値Fとを比較することによって予
測減速度AX1を限界値Dに切り替えるか否か判定する
ものである。
速Vと適正車速VSとの差(減速幅,V−VS)が所定
値F以下であるか判定し、判定がYESで減速幅が所定
値F以下であればステップT6に進み、判定がNOで減
速幅が所定値F以下でないならば、ステップT7に進
む。尚、所定値Fは予測減速度AX1を限界値Dに設定
するための減速幅の閾値である。更に、ステップT6で
は、車速Vに基づいて予測減速度AX1を設定し、ステ
ップS7では、予測減速度AX1を限界値Dに設定す
る。 [第4実施形態]図7は、第4実施形態の車両の制御装
置の制御手順を示すフローチャートである。
7の予測減速度AX1設定に関する別の方法として、予
測減速度AX1をドライバが発生し得る減速度に応じて
設定するものである。
測減速度AX1をドライバが発生し得る減速度の平均値
に設定する。ステップU6では、上記予測減速度AX1
から所定値Gを減算して補正する(AX1=AX1−
G)。尚、所定値Gは、例えば、3σ(標準偏差)に設
定される。
車のシステム構成を示す図である。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の進行路前方のカーブを検出するカ
ーブ検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記車速検出手段により検出された車速が前記カーブを
走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減速度
で減速すれば前記カーブの手前で車速を目標車速に減速
できるようにドライバに警報を出力する警報手段とを備
え、 前記所定減速度は前記車速が大きいほど大きな値に設定
されることを特徴とする車両の制御装置。 - 【請求項2】 車両の進行路前方のカーブを検出するカ
ーブ検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記車速検出手段により検出された車速が前記カーブを
走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減速度
で減速すれば前記カーブの手前で車速を目標車速に減速
できるようにドライバに警報を出力する警報手段とを備
え、 前記所定減速度は、前記目標車速と検出車速との偏差が
大きいほど大きな値に設定されることを特徴とする車両
の制御装置。 - 【請求項3】 前記車速が所定車速より大きいときに、
前記所定減速度が一定値に設定されることを特徴とする
請求項1に記載の車両の制御装置。 - 【請求項4】 前記カーブの手前の車速に基づいて、当
該カーブを走行する際にドライバが許容できる横加速度
の上限値を推定し、当該カーブを走行する際の横加速度
が当該上限値になるよう前記適正な車速が設定されるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装
置。 - 【請求項5】 前記車速検出手段により検出された車速
が前記カーブを走行するのに適正な車速より大きいとき
に、所定減速度で減速しても前記カーブの手前で車速を
目標車速に減速できないならば、当該車速を自動的に減
速する自動減速手段を更に備え、 前記適正な車速は、前記カーブの手前での車速が大きい
ほど大きな値に設定されることを特徴とする請求項1に
記載の車両の制御装置。 - 【請求項6】 車両の進行路前方のカーブを検出するカ
ーブ検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記車速検出手段により検出された車速が前記カーブを
走行するのに適正な車速より大きいときに、所定減速度
で減速すれば前記カーブの手前で車速を目標車速に減速
できるように自動的に減速を行う自動減速手段とを備
え、 前記所定減速度は、前記車速が大きいほど大きな値に設
定されることを特徴とする車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000356308A JP4617481B2 (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 車両の制御装置 |
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JP4617481B2 (ja) | 2011-01-26 |
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