JP2002156653A - 電気光学装置 - Google Patents
電気光学装置Info
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Abstract
能の高い額縁遮光膜により表示画像中に配線の内面反射
による明暗パターンが映し出されることを防止し、しか
も、シール材を硬化させるための光や熱の照射を良好に
行えるようにする。 【解決手段】 電気光学装置は、一対のTFTアレイ基
板(10)及び対向基板(20)が光硬化性樹脂等のシ
ール材(52)で貼り合わされ、両基板間に液晶層(5
0)が封入されてなる。画素部には、画素電極(9
a)、TFT(30)、データ線(6a)、走査線(3
a)、容量線(300)等を備える。各種の配線や回路
パターン或いはダミー画素電極等が配置される額縁領域
を規定する額縁遮光膜(53)は、TFTアレイ基板側
に、画素部を構成する遮光性の導電膜と同一膜から形成
される。対向基板側には、額縁遮光膜は設けられない。
Description
光学装置の技術分野に属し、特に画像表示領域の額縁領
域を規定する額縁遮光膜を備えた電気光学装置の技術分
野に属する。
線などの各種配線、画素電極、画素スイッチング用の薄
膜トランジスタ(以下適宜、TFTと称する)や薄膜ダ
イオード(以下適宜、TFDと称する)などのスイッチ
ング素子等が形成された素子アレイ基板と、ストライプ
状や全面的に形成された対向電極、カラーフィルタ、遮
光膜等が形成された対向基板とが対向配置されている。
これら一対の基板間で、液晶等の電気光学物質がシール
材により包囲されており、このようにシール材が存在す
るシール領域よりも中央寄りに、複数の画素電極が配置
された画像表示領域が位置している。ここで特に、平面
的に見てシール領域の内側輪郭に沿って、画像表示領域
の額縁領域が、前述の如く対向基板に設けられた遮光膜
と同一膜により規定されている。
額縁領域が規定された電気光学装置は、画像表示領域に
対応する表示窓が設けられたプラスチック製等の遮光性
の実装ケース内に、額縁領域の中心線付近に表示窓の縁
が位置するように収容される。
た電気光学装置によれば、対向基板上のCr(クロム)
等からなる額縁遮光膜により額縁領域が規定されている
ので、素子アレイ基板上にAl(アルミニウム)膜等か
ら形成された配線の対向基板側に向いた表面と、対向基
板上の額縁遮光膜の素子アレイ基板側に向いた面とによ
る内面反射により、対向基板側から入射され素子アレイ
基板から出射する表示用の光に、額縁領域内に位置する
配線の明暗パターンが混入してしまう。そして最終的に
は、この配線の内面反射により、例えば、配線が複数配
列されている場合には、縞模様等の明暗パターンが表示
画像の縁付近に映し出されてしまうという問題点があ
る。
し出される明暗パターンを隠すためには、隠すべき配線
が占める基板上領域よりもかなり広く額縁領域を規定す
るように幅広の額縁遮光膜を形成する必要が生じてしま
う。この結果、限られた基板上領域においてなるべく広
い画像表示領域を確保するという当該電気光学装置にお
ける基本的要請に応えることが困難となる。特に、この
ような配線の内面反射による明暗パターンを隠すために
幅広の額縁遮光膜を形成しても、実装ケースの表示窓の
位置合わせ精度を高めないと、実装ケースと電気光学装
置とのずれ方に応じて表示画像の左右や上下のいずれか
の辺付近に偏って、このような明暗パターンが映し出さ
れてしまう。従って実装ケースに要求される形状や実装
ケースに電気光学装置を収容する際の機械的な位置合わ
せについては高い精度が要求され、入射光に対して十分
なマージンを持ってケースを構成することができない。
例えば、額縁遮光膜の幅が0.6mm程度であれば、実
装ケースの縁を0.3mmの精度で0.3mmだけ重ね
る必要が生じ、これは機械的な位置合わせによっては達
成が困難である。この結果、実装ケースの縁が画像表示
領域内にはみ出してたり、両者間に隙間が空いて光漏れ
が生じるという問題が生じる。
幅を広げたのでは、電気光学装置自体の小型化が困難に
なる。
極、TFT、各種配線等を画像表示領域からシール領域
の外側にある周辺領域に引き出すための配線或いは周辺
回路からなる各種パターンが額縁領域やシール領域に配
置されている。このため、TFTアレイ基板側から光や
熱を照射するのは根本的に困難であり、結局、上述の如
く対向基板側からの照射が困難となると、両基板のどち
ら側からも照射できない事態に陥るという実践上解決困
難な問題点がある。
のであり、遮光性能の高い額縁遮光膜により表示画像の
周辺に内面反射による配線等のパターンが映し出される
ことを防止することを可能ならしめる電気光学装置を提
供することを課題とする。
上記課題を解決するために、一対の透明な第1基板及び
透明な第2基板間に電気光学物質が挟持されてなり、前
記第1基板上に、画像表示領域に配置された複数の画素
電極と、該画素電極に接続された一の配線又は回路素子
と、前記画像表示領域の周囲に額縁領域を規定すると共
に前記一の配線又は回路素子若しくは前記一の配線又は
回路素子に接続された他の配線又は回路素子のうち一つ
を構成する遮光性の第1導電膜と少なくとも部分的に同
一膜からなる額縁遮光膜と、前記額縁領域に配置されて
いると共に前記一の配線又は回路素子若しくは前記他の
配線又は回路素子のうち他の一つを構成する第2導電膜
と少なくとも部分的に同一膜からなる導電性領域とを備
える。
側に額縁遮光膜を形成するので、第2基板側に額縁遮光
膜を形成する必要がなくなるため、額縁領域内において
第1基板側の配線や回路素子と第2基板側の遮光膜との
内面反射は起こり得ないのである。これにより、表示画
像の周辺に内面反射による配線等のパターンが映し出さ
れることはない。
膜からではなく、画素電極に接続された一の配線又は回
路素子若しくはこれに接続された他の配線又は回路素子
のうち一つを構成する遮光性の第1導電膜と少なくとも
部分的に同一膜から構成し、且つ額縁領域に配置された
導電性領域を専用の導電膜からではなく、画素電極に接
続された一の配線又は回路素子若しくはこれに接続され
た他の配線又は回路素子のうち他の一つを構成する第2
導電膜と少なくとも部分的に同一膜から構成するので、
第1基板上の積層構造や製造工程の複雑化を避けつつ、
第1基板上に額縁遮光膜を作り込める。
第1及び第2基板は、前記額縁領域の周囲にて前記電気
光学物質を包囲するシール領域で光硬化性接着剤により
貼り合わされている。
なる光硬化性接着剤により、第1及び第2基板が貼り合
わされるが、紫外線等の光を第2基板側から照射するこ
とにより、この光硬化性接着剤を良好に硬化できる。即
ち、第2基板側のシール領域及びその付近に広がる領域
を介して紫外線等を十分に照射できるので、狭い領域を
介して強力な紫外線等を照射する必要がなくなる。従っ
て、液晶や配向膜の紫外線等による劣化を低減でき、最
終的に液晶の配向不良等の電気光学物質の動作不良を低
減できる。
記一の配線又は回路素子は、薄膜トランジスタ及び蓄積
容量を含み、前記他の配線又は回路素子は、前記薄膜ト
ランジスタに接続されたデータ線及び走査線と、前記蓄
積容量に接続された容量線とを含む。
薄膜トランジスタ並びにこれに接続されたデータ線及び
走査線を備え、画素電極に蓄積容量が付加されたアクテ
ィブマトリクス駆動方式の電気光学装置において、額縁
遮光膜を構成する第1導電膜が、容量線、データ線或い
は走査線と同一膜からなる構成が得られる。
態様では、前記容量線は、前記走査線及び前記データ線
間に積層されてもよい。
線やデータ線と重なる基板上領域に、蓄積容量を作り込
むことが可能となり、蓄積容量の増大を図れる。
態様では、前記薄膜トランジスタの少なくともチャネル
領域を前記第2基板の側から見て覆う導電性の上方遮光
膜を更に備え、前記第1導電膜は、前記上方遮光膜であ
ってもよい。
り、各画素に設けられた薄膜トランジスタのチャネル領
域に入射光が照射されるのを効果的に防止でき、これに
より光リーク電流の発生による薄膜トランジスタの特性
変化を防止できる。特に、プロジェクタのライトバルブ
用の電気光学装置の場合には、入射光の強度が高いた
め、薄膜トランジスタのチャネル領域やその付近に対す
る入射光の遮光を行うことは重要である。そして、この
ような上方遮光膜と同一膜から額縁遮光膜を形成できる
ので、第1基板上における積層構造や製造工程の複雑化
を避けつつ、第1基板上に上方遮光膜及び額縁遮光膜の
両者を内蔵する積層構造を構築できる。
態様では、前記薄膜トランジスタの少なくともチャネル
領域を前記第2基板側から覆う導電性の上方遮光膜を更
に備え、前記第2導電膜は、前記上方遮光膜であっても
よい。
り、各画素に設けられた薄膜トランジスタのチャネル領
域に入射光が照射されるのを効果的に防止でき、これに
より光リーク電流の発生による薄膜トランジスタの特性
変化を防止できる。そして、このような上方遮光膜と同
一膜から額縁領域における配線や回路素子のパターンを
少なくとも部分的に形成できるので、第1基板上におけ
る積層構造や製造工程の複雑化を避けられる。
は蓄積容量の固定電位側容量電極を兼ねてもよく、蓄積
容量の画素電位側容量電極を兼ねてもよく、薄膜トラン
ジスタと画素電極又はデータ線とを中継接続する中間導
電層などを兼ねてもよい。更にこれらの容量線等から分
離された形で、これらと同一膜から上方遮光膜を形成す
ることも可能である。
前記上方遮光膜は、各画素の非開口領域を少なくとも部
分的に規定してもよい。
された遮光膜により、第1基板側で額縁領域を規定する
のみならず、各画素の非開口領域をも規定できる。従っ
て、第2基板側に各画素の非開口領域を規定するための
遮光膜を設けない構成も可能となり、各画素の開口領域
の減少を防げるので、高開口率な電気光学装置を実現で
きる。
態様では、前記薄膜トランジスタの少なくともチャネル
領域を前記第1基板の側から見て覆う導電性の下方遮光
膜を更に備え、前記第1導電膜は、前記下方遮光膜であ
ってもよい。
り、第1基板の裏面反射光や、複数の電気光学装置をラ
イトバルブとして組み合わせた複板式のプロジェクタで
合成光学系を突き抜けてくる他の電気光学装置からの出
射光等の戻り光を遮光できるので、薄膜トランジスタの
光入射による特性変化を更に低減できる。そして、この
ような下方遮光膜と同一膜から額縁遮光膜を形成できる
ので、第1基板上における積層構造や製造工程の複雑化
を避けつつ、第1基板上に下方遮光膜及び額縁遮光膜の
両者を内蔵する積層構造を構築できる。
態様では、前記薄膜トランジスタの少なくともチャネル
領域を前記第2基板側から覆う導電性の下方遮光膜を更
に備え、前記第2導電膜は、前記下方遮光膜であっても
よい。
り、各画素に設けられた薄膜トランジスタのチャネル領
域に戻り光が照射されるのを効果的に防止でき、これに
より光リーク電流の発生による薄膜トランジスタの特性
変化を防止できる。そして、このような下方遮光膜と同
一膜から額縁領域における配線や回路素子を少なくとも
部分的に形成できるので、第1基板上における積層構造
や製造工程の複雑化を避けられる。
は蓄積容量の固定電位側容量電極を兼ねてもよく、蓄積
容量の画素電位側容量電極などを兼ねてもよい。更にこ
れらの容量線等から分離された形で、これらと同一膜か
ら下方遮光膜を形成することも可能である。
前記下方遮光膜は、各画素の非開口領域を少なくとも部
分的に規定してもよい。
された遮光膜により、第1基板側で額縁領域を規定する
のみならず、各画素の非開口領域をも規定できる。従っ
て、第2基板側に各画素の非開口領域を規定するための
遮光膜を設けない構成も可能となり、各画素の開口領域
の減少を防げるので、コントラスト比を低下させること
なく表示画像を明るくする観点からは一層有利である。
記導電性領域は、前記一の配線又は回路素子若しくは前
記他の配線又は回路素子から前記画像表示領域の外側に
延設された引き出し配線を含む。
出し配線を専用の導電膜からではなく、画素電極に接続
された一の配線や回路素子を構成する第2導電膜と少な
くとも部分的に同一膜から構成するので、第1基板上の
積層構造や製造工程の複雑化を避けられる。
記導電性領域は、前記一の配線又は回路素子若しくは前
記他の配線又は回路素子に接続された周辺回路を含む。
回路をなす回路素子を専用の導電膜からではなく、配線
や回路素子を構成する第2導電膜と少なくとも部分的に
同一膜から構成するので、第1基板上の積層構造や製造
工程の複雑化を避けられる。
辺回路は、画像信号をサンプリングするサンプリング回
路を含んでもよい。
れたサンプリング回路により画像信号をサンプリングし
て、画像表示領域内の配線及び薄膜トランジスタを介し
て画素電極に供給する構成を構築可能となる。
辺回路は、データ線を駆動するデータ線駆動回路及び走
査線を駆動する走査線駆動回路のうち少なくとも一方を
含んでもよい。
れたデータ線駆動回路及び走査線駆動回路により、画像
表示領域内のデータ線及び走査線を駆動する構成を構築
可能となる。従って、これらの回路をシール領域の外側
にある周辺領域に設ける場合と比べて、当該周辺領域を
小さくすることができ、同一基板上で画像表示領域を相
対的に広げることが可能となる。
辺回路は薄膜トランジスタを備えており、前記周辺回路
の薄膜トランジスタが存在する領域では、前記額縁遮光
膜は、前記周辺回路の薄膜トランジスタの上方又は下方
に層間絶縁膜を介して積層されてもよい。
と額縁遮光膜との間には、層間絶縁膜が介在しているの
で、この層間絶縁膜の膜厚を所定膜厚以上に設定するこ
とで、導電性の額縁遮光膜の電位変動が薄膜トランジス
タに及ぼす悪影響を実害がない程度にまで低減可能とな
る。
記額縁遮光膜により上方又は下方から覆われており、前
記画素電極と同様に前記一の配線又は回路素子に接続さ
れたダミー画素電極を更に備える。
極と同様に一の配線又は回路素子に接続されたダミー画
素電極が設けられており、ダミー画素電極に対向する部
分における電気光学物質を、当該ダミー画素電極により
動作させる。そして、ダミー画素電極は、画像表示領域
内に位置する画素電極とは異なり、その四方に画素電極
が配置されていないので、ダミー画素電極に対向する電
気光学物質部分は良好に動作しない。しかるに、このよ
うな良好に動作しない電気光学物質部分は額縁領域内に
位置し、額縁遮光膜により覆われているので、表示画像
に悪影響を及ぼすことはない。そして額縁領域にダミー
画素電極を設けることにより、額縁領域付近の電気光学
物質部分を良好に動作させる。これらの結果、ダミー画
素電極の存在により、画像表示領域の隅々まで電気光学
物質を画素電極で良好に動作させることが可能となる。
記額縁遮光膜は、前記一の配線又は回路素子若しくは前
記他の配線又は回路素子のうち複数を構成する前記第1
導電膜を含む複数の導電膜が、前記第1基板上で層間絶
縁膜を介して積層され且つ相互に相補的或いは冗長的に
重ねられた積層構造を有する。
電膜を含む複数の導電膜が層間絶縁膜を介して積層され
且つ相互に相補的或いは冗長的に重ねられた積層構造を
有する。ここに、「相補的に重ねる」とは、一の遮光層
が存在する領域では他の遮光層が存在しないように重
ね、逆に他の遮光層が存在する領域では一の遮光層が存
在しないように重ねることをいい、額縁領域全体として
は、いずれの遮光層も存在しない領域が殆ど又は全くな
いように複数層を重ねることをいう。このように相補的
に重ねる構成を採れば、コンタクトホールを開孔するた
めに一の遮光層を局所的に形成できない場合に、この部
分で他の遮光層から額縁遮光膜を形成できるので有利で
ある。更に回路素子や他の配線との寄生容量が大きい一
の遮光層を局所的に形成しない方が好ましい場合に、こ
の部分で該寄生容量が小さくなる他の遮光層から額縁遮
光膜を形成できるので有利である。特に、額縁領域に、
ダミー画素電極を設けたり周辺回路を作り込んだりする
場合には、単純な配線のみならず、上下の導電膜間を接
続するコンタクトホール等が必要になったり上下の導電
膜間における寄生容量が問題となったりするので、この
ように相補的に重ねられた積層構造を有する額縁遮光膜
は、大変有利となる。
層が存在する領域に、更に他の遮光層が存在するように
両者を層間絶縁膜を介して或いは直接に重ねることをい
う。このように冗長的に重ねる構成を採れば、第1導電
膜の膜厚を余り厚くできないために、第1導電膜だけで
は十分な遮光性能が得られない場合に、複数の遮光膜を
重ねることで必要な遮光性能を得ることが可能となるの
で有利である。
は、相補的に重ねられた部分と冗長的に重ねられた部分
の両者を含む積層構造を有してもよい。更に、額縁領域
の一部分において、第1導電膜から額縁遮光膜を形成す
ると共に第2導電膜から配線や回路を形成し、額縁領域
の他の部分において、第2導電膜から額縁遮光膜を形成
すると共に第1導電膜から配線や回路を形成するように
構成してもよい。
てもよいことは言うまでもない。
記第1導電膜は、金属を含有する膜からなる。
有する遮光性の第1導電膜からなるので、遮光性に優れ
た額縁遮光膜を比較的容易に実現できる。この場合の第
1導電膜に含まれる金属としては、例えば、Ti(チタ
ン)、Cr(クロム)、W(タングステン)、Ta(タ
ンタル)、Mo(モリブデン)、Pb(鉛)等の高融点
金属のうち少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金
属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの
等が挙げられる。或いは、Al(アルミニウム)膜から
額縁遮光膜を形成することも可能である。
子を構成する第1導電膜は、金属を含有するので、導電
性に優れた配線や回路素子を比較的安価にて且つ容易に
実現できる。
記額縁遮光膜は、定電位に固定される。
固定されるので、額縁遮光膜に層間絶縁膜を介して配置
される第2導電膜からなる配線や回路に対して、額縁遮
光膜の電位変動が悪影響を及ぼす事態を効果的に防止で
きる。また額縁遮光膜を定電位配線の一部或いは定電位
源として利用することも可能となる。
に説明する実施の形態から明らかにされる。
基づいて説明する。以下の実施形態は、本発明の電気光
学装置を液晶装置に適用したものである。
形態における電気光学装置の全体構成について、図1及
び図2を参照して説明する。ここでは、電気光学装置の
一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリク
ス駆動方式の液晶装置を例にとる。
された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図で
あり、図2は、図1のH−H’断面図である。
電気光学装置では、TFTアレイ基板10と対向基板2
0とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対
向基板20との間に液晶層50が封入されており、TF
Tアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域1
0aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材
52により相互に接着されている。
めの、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、
製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布さ
れた後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたもの
である。また、シール材52中には、TFTアレイ基板
10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定
値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等の
ギャップ材が散布されている。即ち、本実施形態の電気
光学装置は、プロジェクタのライトバルブ用として小型
で拡大表示を行うのに適している。但し、当該電気光学
装置が液晶ディスプレイや液晶テレビのように大型で等
倍表示を行う液晶装置であれば、このようなギャップ材
は、液晶層50中に含まれてもよい。
側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定す
る遮光性の額縁遮光膜53がTFTアレイ基板10側に
設けられている。この額縁遮光膜53の構成については
後述する。
シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する
周辺領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接
続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設
けられており、走査線駆動回路104が、この一辺に隣
接する2辺に沿って設けられている。更にTFTアレイ
基板10の残る一辺には、画像表示領域10aの両側に
設けられた走査線駆動回路104間をつなぐための複数
の配線105が設けられている。また図1に示すよう
に、対向基板20の4つのコーナー部には、両基板間の
上下導通端子として機能する上下導通材106が配置さ
れている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコ
ーナーに対向する領域において上下導通端子が設けられ
ている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基
板20との間で電気的な導通をとることができる。
は、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等
の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形
成されている。他方、対向基板20上には、対向電極2
1の他、最上層部分に配向膜が形成されている。また、
液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液
晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、
所定の配向状態をとる。
板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査
線駆動回路104等に加えて、画像信号をサンプリング
する後述のサンプリング回路(第3及び第4実施形態参
照)、複数のデータ線6aに所定電圧レベルのプリチャ
ージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャー
ジ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、
欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
おける回路構成及び動作について図3を参照して説明す
る。図3は、電気光学装置の画像表示領域を構成するマ
トリクス状に形成された複数の画素における各種素子、
配線等の等価回路を示すブロック図である。
学装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成さ
れた複数の画素には夫々、画素電極9aと当該画素電極
9aをスイッチング制御するためのTFT30とが形成
されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該
TFT30のソースに電気的に接続されている。データ
線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、こ
の順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数
のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するよ
うにしても良い。また、TFT30のゲートに走査線3
aが電気的に接続されている。そしてTFT30のゲー
トに対し、所定のタイミングで、図1に示した走査線駆
動回路104により走査線3aを介してパルス的に走査
信号G1、G2、…、Gmをこの順に線順次で印加する
ように構成されている。画素電極9aは、TFT30の
ドレインに電気的に接続されている。そして、スイッチ
ング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチ
を閉じることで、図1に示したデータ線駆動回路101
によりデータ線6aを介して供給される画像信号S1、
S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。画素電
極9aを介して電気光学物質の一例としての液晶に書き
込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Sn
は、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保
持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集
合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階
調表示を可能にする。ノーマリーホワイトモードであれ
ば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対
する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれ
ば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対
する透過率が増加され、全体として電気光学装置からは
画像信号に応じたコントラストを持つ光が出射する。こ
こで、保持された画像信号がリークするのを防ぐため
に、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容
量と並列に蓄積容量70を付加する。走査線3aに並ん
で、蓄積容量70の固定電位側容量電極を含むと共に定
電位に固定された容量線300が設けられている。
3及びシール材52の設けられた周辺領域における電気
光学装置の詳細構成について、図4を参照して説明す
る。ここに図4は、図2におけるCR部分を拡大して示
す部分断面図である。
れる走査線3a、データ線6a、TFT等を層間絶縁す
る下地絶縁膜12、第1層間絶縁膜41、第2層間絶縁
膜42及び第3層間絶縁膜43は、TFTアレイ基板1
0上に積層形成されており、第3層間絶縁膜43上に
は、画素電極9a及び配向膜16が形成されている。ま
た第2層間絶縁膜42と第3層間絶縁膜43との間に
は、画像表示領域内に配線されたデータ線6aと同一膜
からなる遮光膜212が形成されている。第1層間絶縁
膜41と第2層間絶縁膜42の間には、画像表示領域内
に配線された容量線300と同一膜からなる、データ線
6aの引き出し配線206が形成されている。データ線
6aとその引き出し配線206とは、コンタクトホール
281を介して接続されている。従って、コンタクトホ
ール281付近で、同一膜からなる容量線300と引き
出し配線206とが相互に分断され、同一膜からなるデ
ータ線6aと遮光膜212とが相互に分断されている
が、平面的に見てこれらの分断個所における隙間には、
後述の如く画素スイッチング用のTFTのチャネル領域
を下側から覆う下方遮光膜11aと同一膜からなる遮光
膜11bが設けられている。尚、この遮光膜11bは、
下方遮光膜11aから分断形成されてもよいし、連続形
成されてもよい。そして、これら遮光膜212及び遮光
膜11bから図1及び図2に示した額縁遮光膜53が形
成されている。
及び配向膜16が形成されている。本実施形態では特
に、対向基板20には、額縁遮光膜は設けられていな
い。
基板10側に額縁遮光膜53を形成するので、対向基板
20側に額縁遮光膜を形成する必要がなくなる。従っ
て、その製造中に例えば紫外線硬化樹脂からなるシール
材52を紫外線照射により硬化させる際に、透明な対向
基板20、対向電極21及び配向膜22を介して、対向
基板20側から十分な照射を行える。言い換えれば、シ
ール材52を硬化させる紫外線照射のために額縁領域の
幅を狭くする必要がなくなるので、特に両基板の縁側に
向かって額縁遮光膜53を幅広に形成でき、シール領域
と額縁遮光膜53を重ねたり、シール領域を額縁領域内
に全て入れてしまうことも可能となる。
膜からではなく、画素電極9aに画像信号を供給するデ
ータ線6aと同一膜からなる遮光膜212と、TFT3
0を下側から覆う下方遮光膜と同一膜からなる遮光膜1
1bとから構成するので、TFTアレイ基板10上の積
層構造や製造工程の複雑化を避けつつ、TFTアレイ基
板10上に額縁遮光膜53を作り込める。しかも、額縁
領域に配置されたデータ線6aの引き出し配線206を
専用の導電膜からではなく、容量線300と同一膜から
形成するので、TFTアレイ基板10上の積層構造や製
造工程の複雑化を更に避けることが可能となる。
低いプラスチック製等の遮光性の実装ケース内に収容し
ても、画像表示領域10a(図1参照)が実装ケースの
縁で隠れたり、額縁遮光膜53と実装ケースの縁との間
で光漏れが生じたりするのを比較的簡単に防げる。ま
た、TFTアレイ基板10及び対向基板20間における
内面反射により、額縁遮光膜53で隠した筈の引き出し
配線206のパターンが画像表示領域10aの周辺に映
し出される事態を、額縁遮光膜53での確実な遮光によ
り対向基板20での額縁領域の遮光を省くことで防ぐこ
とができる。
は、TFTアレイ基板10上の積層構造中比較的上方に
位置する遮光膜212から主に形成されており、この遮
光膜212がコンタクトホール281を避けて欠如して
いる部分に遮光膜11bを形成する。ここで、下方に位
置する遮光膜11bは、上方に位置する遮光膜212よ
りも、プレーナプロセスにおけるTFT30の形成工程
等で高温に曝される機会が多くなり且つ下層に位置して
いる分だけ、より大きなストレスが発生する。従って本
実施形態のように、額縁遮光膜53を主に上方に位置す
る遮光膜212で形成することはストレス発生を抑える
観点から有利である。尚、下方に位置する遮光膜11b
であっても、コンタクトホール281の周囲に島状にの
み設けるだけであればストレスの発生は殆ど又は全く問
題とならない。
画像表示領域における構成について、図5及び図6を参
照して説明する。図5は、データ線、走査線、画素電極
等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画
素群の平面図である。図6は、図5のA−A’断面図で
ある。尚、図6においては、各層や各部材を図面上で認
識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮
尺を異ならしめてある。
イ基板上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極9
a(点線部9a’により輪郭が示されている)が設けら
れており、画素電極9aの縦横の境界に各々沿ってデー
タ線6a及び走査線3aが設けられている。
斜線領域で示したチャネル領域1a’に対向するように
走査線3aが配置されており、走査線3aはゲート電極
として機能する。このように、走査線3aとデータ線6
aとの交差する個所には夫々、チャネル領域1a’に走
査線3aがゲート電極として対向配置された画素スイッ
チング用のTFT30が設けられている。
は、TFT30の高濃度ドレイン領域1e及び画素電極
9aに接続された画素電位側容量電極としての中継層7
1と、固定電位側容量電極としての容量線300の一部
とが、誘電体膜75を介して対向配置されることにより
形成されている。
に沿ってストライプ状に伸びており、TFT30に重な
る個所が図5中上下に突出している。このような容量線
300は好ましくは、膜厚50nm程度の導電性のポリ
シリコン膜等からなる第1膜と、膜厚150nm程度の
高融点金属を含む金属シリサイド膜等からなる第2膜と
が積層された多層構造を持つように構成される。このよ
うに構成すれば、第2膜は、容量線300或いは蓄積容
量70の固定電位側容量電極としての機能の他、TFT
30の上側において入射光からTFT30を遮光する遮
光層としての機能を持つ。
査線3a及びデータ線6a間に積層されているので、平
面的に見て走査線3aやデータ線6aと重なる基板上領
域に容量を作り込むことにより、蓄積容量70の増大が
図られている。
FT30の下側には、下方遮光膜11aが格子状に設け
られている。下方遮光膜11aは、例えば、Ti、C
r、W、Ta、Mo、Pb等の高融点金属のうちの少な
くとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、
ポリシリサイド、これらを積層したもの等からなる。
線6aと図5中横方向に夫々伸びる容量線300とが相
交差して形成されること及び格子状に形成された下方遮
光膜11aにより、各画素の開口領域を規定している。
は、コンタクトホール81を介して、例えばポリシリコ
ン膜からなる半導体層1aのうち高濃度ソース領域1d
に電気的に接続されている。尚、上述した中継層71と
同一膜からなる中継層を形成して、当該中継層及び2つ
のコンタクトホールを介してデータ線6aと高濃度ソー
ス領域1dとを電気的に接続してもよい。
9aが配置された画像表示領域10a(図1参照)から
その周囲に延設され、定電位源と電気的に接続されて、
固定電位とされる。このような定電位源としては、デー
タ線駆動回路に供給される正電源や負電源の定電位源で
もよいし、対向基板20の対向電極21に供給される定
電位でも構わない。更に、TFT30の下側に設けられ
る下方遮光膜11aについても、その電位変動がTFT
30に対して悪影響を及ぼすことを避けるために、容量
線300と同様に、画像表示領域からその周囲に延設し
て定電位源に接続するとよい。
とにより、コンタクトホール83及び85を介して半導
体層1aのうち高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続
されている。
透明なTFTアレイ基板10と、これに対向配置される
透明な対向基板20とを備えている。TFTアレイ基板
10は、例えば石英基板、ガラス基板、シリコン基板か
らなり、対向基板20は、例えばガラス基板や石英基板
からなる。
には、画素電極9aが設けられており、その上側には、
ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜16
が設けられている。画素電極9aは例えば、ITO膜な
どの透明導電性膜からなる。また配向膜16は例えば、
ポリイミド膜などの透明な有機膜からなる。
て対向電極21が設けられており、その下側には、ラビ
ング処理等の所定の配向処理が施された配向膜22が設
けられている。対向電極21は例えば、ITO膜などの
透明導電性膜からなる。また配向膜22は、ポリイミド
膜などの透明な有機膜からなる。
対応して格子状又はストライプ状の遮光膜を設けるよう
にしてもよい。このような構成を採ることで、前述の如
く非開口領域を規定する容量線300やデータ線6aと
共に当該対向基板20上の遮光膜により、対向基板20
側からの入射光がチャネル領域1a’や低濃度ソース領
域1b及び低濃度ドレイン領域1cに侵入するのを、よ
り確実に阻止できる。更に、このような対向基板20上
の遮光膜は、少なくとも入射光が照射される面を高反射
な膜で形成することにより、電気光学装置の温度上昇を
防ぐ働きをする。尚、このような対向基板20上の遮光
膜は、両基板の貼り合わせずれによって各画素の開口領
域を狭めないように、非開口領域の内側に細めに形成す
るのが好ましい。このように細めに形成しても、冗長的
な遮光を行うと共に入射光による電気光学装置内部の温
度上昇を防ぐ効果は発揮される。
向電極21とが対面するように配置されたTFTアレイ
基板10と対向基板20との間には、シール材52(図
1及び図2参照)により囲まれた空間に電気光学物質の
一例である液晶が封入され、液晶層50が形成される。
には、下地絶縁膜12が設けられている。下地絶縁膜1
2は、下方遮光膜11aからTFT30を層間絶縁する
機能の他、TFTアレイ基板10の全面に形成されるこ
とにより、TFTアレイ基板10の表面の研磨時におけ
る荒れや、洗浄後に残る汚れ等で画素スイッチング用の
TFT30の特性変化を防止する機能を有する。
T30は、LDD(Lightly DopedDrain)構造を有して
おり、走査線3a、当該走査線3aからの電界によりチ
ャネルが形成される半導体層1aのチャネル領域1
a’、走査線3aと半導体層1aとを絶縁するゲート絶
縁膜を含む絶縁薄膜2、半導体層1aの低濃度ソース領
域1b及び低濃度ドレイン領域1c、半導体層1aの高
濃度ソース領域1d並びに高濃度ドレイン領域1eを備
えている。
へ通じるコンタクトホール81及び高濃度ドレイン領域
1eへ通じるコンタクトホール83が各々開孔された第
1層間絶縁膜41が形成されている。
容量線300が形成されており、これらの上には、高濃
度ソース領域1dへ通じるコンタクトホール81及び中
継層71へ通じるコンタクトホール85が各々開孔され
た第2層間絶縁膜42が形成されている。
Ta、Mo、Pb等の高融点金属のうち少なくとも一つ
を含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサ
イドや、Al膜から形成しても良い。Al膜で容量線3
00を形成すれば、図4においてデータ線6aとコンタ
クトホール281を介して電気的に接続されている引き
出し線206も低抵抗なAl膜で形成できる。これによ
り、データ線6aに書き込まれる画像信号の信号遅延を
極力低減することができる。
形成されており、これらの上には、中継層71へ通じる
コンタクトホール85が形成された平坦化した第3層間
絶縁膜43が形成されている。画素電極9aは、このよ
うに構成された第3層間絶縁膜43の上面に設けられて
いる。
面は、CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学
的機械研磨)処理等により平坦化されており、その下方
に存在する各種配線や素子による段差に起因する液晶層
50における液晶の配向不良を低減する。
TFTアレイ基板10側に、額縁遮光膜53を形成した
ので、額縁遮光膜を備えていない対向基板20側からシ
ール材52を硬化させるための紫外線を十分に照射可能
な構成が得られ、額縁領域付近において画像表示領域を
狭めることなく確実に遮光を行うことができ、額縁領域
に配線された引き出し配線206等に対応する明暗パタ
ーンが表示画像の縁付近に映し出されてしまう問題も生
じない。これらの結果、明るく高品位の画像を表示可能
な電気光学装置を実現できる。
いて、配線パターンの一例たる引き出し配線206を容
量線300と同一膜から形成し且つ額縁遮光膜53をデ
ータ線6aと同一遮光膜から形成したが、引き出し配線
をデータ線6aと同一膜から形成し且つ額縁遮光膜53
を容量線300と同一遮光膜から形成してもよく、引き
出し配線をデータ線6aや容量線300と同一膜から形
成し且つ額縁遮光膜53を下方に位置する遮光膜11b
から形成してもよい。要するに、図5及び図6で説明し
た画素部におけるデータ線6a、容量線300、走査線
3a、TFT30、蓄積容量70等を構成する複数の導
電膜のうち一又は複数(但し、その遮光性の有無は問わ
ない)から額縁領域における配線パターンや回路パター
ンを形成し且つこれら複数の導電膜のうち一又は複数
(但し、遮光性の膜に限る)から額縁遮光膜53を形成
すれば、上述したシール材52に対し紫外線照射しやす
いという利益や額縁領域での高い遮光性能という利益は
本実施形態と同様に得られる。
10aの周囲に額縁領域を規定する額縁遮光膜53のみ
ならず、各画素の開口領域の周囲に非開口領域を規定す
る遮光膜(即ち、容量線300、データ線6a及び下方
遮光膜11a)を、TFTアレイ基板10側に作り込む
ことで、対向基板20側に額縁遮光膜も各画素の非開口
領域を規定するための遮光膜も設けない構成とされてい
る。このような構成により、該両基板の貼り合わせずれ
による各画素の開口領域の減少を防げるので、各画素に
おける光漏れを防止しつつ開口領域を広げることがで
き、最終的には表示画像におけるコントラスト比及び明
るさを一層向上できる。
膜53は定電位に固定される。このように構成すれば、
額縁遮光膜53に第2層間絶縁膜42を介して配置され
る引き出し配線206に対して、額縁遮光膜53の電位
変動が悪影響を及ぼす事態、或いは引き出し配線206
の電位変動が額縁遮光膜53を介して他の配線や回路素
子等に悪影響を及ぼす事態を効果的に防止できる。また
定電位に固定された額縁遮光膜53を定電位配線の一部
或いは定電位源として利用できる。
したように多数の導電層を積層することにより、画素電
極9aの下地面(即ち、第3層間絶縁膜43の表面)に
おけるデータ線6aや走査線3aに沿った領域に段差が
生じるのを、第3層間絶縁膜43の表面を平坦化するこ
とで緩和しているが、これに代えて或いは加えて、TF
Tアレイ基板10、下地絶縁膜12、第1層間絶縁膜4
1、第2層間絶縁膜42或いは第3層間絶縁膜43に溝
を掘って、データ線6a等の配線やTFT30等を埋め
込むことにより平坦化処理を行ってもよいし、第2層間
絶縁膜42の上面の段差をCMP処理等で研磨すること
により、或いは有機又は無機SOGを用いて平らに形成
することにより、当該平坦化処理を行ってもよい。
形態における電気光学装置について、図7及び図8を参
照して説明する。ここに図7は、画像表示領域の一つの
隅付近におけるダミー画素電極が形成された額縁領域を
示す拡大平面図であり、図8は、図7のうち額縁遮光膜
を構成する複数の遮光膜を抜粋し、模様分けして示す図
である。尚、図7及び図8において、図1から図6に示
した第1実施形態と同様の構成要素には同様の参照符号
を付しそれらの説明は省略する。
縁領域にダミー画素電極を作り込んだ点及び額縁遮光膜
53’が冗長的且つ相補的に重ねられた複数の遮光膜か
らなる点が異なり、その他の構成については第1実施形
態の場合と同様である。
像表示領域10aに隣接する側にあるダミー画素領域2
10には、ダミー画素電極として画像表示領域10a内
の画素電極9aと同様の構成を持つ画素電極9aが設け
られている。尚、図7及び図8では簡単のために、ダミ
ー画素領域210には、画像表示領域10aの周囲に沿
って一列の画素電極9aが配列されているが、実際には
複数列の画素電極9aが配列されていてもよい。
9aは、額縁遮光膜53’により覆われており、各画素
の開口領域を持っていない。従って当該電気光学装置の
動作時に、ダミー画素領域210内における画素電極9
aは、画像表示には直接寄与しないが、画像表示領域1
0a内の画素電極9aと同様に、ダミー画素領域210
に対向する部分における液晶層50(図6参照)を駆動
する。この際、ダミー画素領域210内の画素電極9a
は、その四方に画素電極9aが配置されていないので、
係るダミー画素領域では、液晶の配向不良等が起きる。
しかしながら、ダミー画素領域210自体は、額縁遮光
膜53’により覆われているので、この領域での液晶の
配向不良は表示画像を劣化させる原因とはならない。他
方、このようなダミー画素領域210内の画素電極9a
の存在により、画像表示領域10aと額縁領域との境界
付近における画素電極9aに対向する液晶部分も、画像
表示領域10aの中央付近における液晶部分と同様に良
好に配向する。
53’で覆われたダミー画素領域210に画素電極9a
をダミー画素電極として設けることにより、画像表示領
域10aの隅々まで液晶を良好に配向させることがで
き、画像表示領域10aの隅々まで良好な画像表示を行
えるようになる。
53’は、下方遮光膜11aと同一膜からなる遮光膜1
1bと、容量線300と、データ線6aと同一膜からな
る遮光膜212とから形成されている。そして図8に示
すように、額縁遮光膜53’のうちダミー画素領域21
0を覆う部分は、右下がりハッチングされた領域に形成
された遮光膜11bと、右上がりハッチングされた領域
に形成された容量線300とにより冗長的に構成されて
いる。またダミー画素領域210内の画素電極9aのコ
ンタクトホール85を避けて容量線300には、窓30
0hが開孔されおり、この領域では、遮光膜11bのみ
から額縁遮光膜53’が構成されている。
領域210から若干外側に位置するコンタクトホール2
81の周囲の部分等は、“+++”模様が施されたデー
タ線6aと同一層からなる遮光膜212と遮光膜11b
とから冗長的に構成されており、更にその外側の部分
は、遮光膜212から単独で構成されている。
2、遮光膜11b及び容量線300を部分的に冗長的に
且つ部分的に相補的に重ねて額縁遮光膜53’を形成す
ることにより、ダミー画素領域210内の画素電極9a
並びにコンタクトホール85及び281等の形成を邪魔
しないようにしつつ額縁領域を遮光することができる。
更に後述の実施形態の如く、配線のみならず、回路を額
縁領域内に設ける場合に、回路素子や他の配線との寄生
容量が大きい一の遮光層を局所的に形成しない方が好ま
しい場合に、この部分で局所的に該寄生容量が小さくな
る他の遮光層から額縁遮光膜を形成することも可能とな
る。
採れば、一層の遮光膜(即ち、容量線300と同一膜の
み、データ線6aと同一膜のみ、下方遮光膜11aと同
一膜のみ)では、膜厚或いは入射光強度との関係で、十
分な遮光性能が得られない場合に、複数の遮光膜を重ね
ることで必要な遮光性能を得ることも可能となる。特に
本実施形態の如く額縁領域にダミー画素電極を設けたり
後述の実施形態の如く額縁領域に周辺回路を作り込んだ
りする場合には、額縁領域において額縁遮光膜53’を
構成する一層の膜のみに大きな膜厚を割り当てることが
装置設計上困難となる事態もあるので、このように冗長
的に或いは相補的に重ねられた積層構造を有する額縁遮
光膜53’は、実践上大変有利となる。
形態における電気光学装置について、図9から図12を
参照して説明する。ここに図9は、第3実施形態におけ
るTFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と
共に対向基板の側から見た平面図である。図10は、第
3実施形態における画像表示領域を構成するマトリクス
状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の
等価回路を周辺回路と共に示すブロック図である。図1
1は、第3実施形態におけるサンプリング回路の各サン
プリングスイッチ(Nチャネル型TFT)の拡大平面図
であり、図12は、そのD−D’断面図である。尚、図9
から図12において、図1から図6に示した第1実施形
態と同様の構成要素には同様の参照符号を付しそれらの
説明は省略する。
縁領域にサンプリング回路を作り込んだ点が異なり、そ
の他の構成については第1実施形態の場合と同様であ
る。
は、外部回路接続端子102に隣接した辺における額縁
領域内にサンプリング回路301が作り込まれている。
(図10中で下端)は、引き出し配線206を介して、
サンプリング回路301の例えばNチャネル型TFTか
ら夫々構成された各サンプリングスイッチ202に接続
されている。他方、外部回路接続端子102から画像信
号を供給する画像信号線115は、引き出し配線116
を介してサンプリング回路301に接続されている。画
像信号線115上の画像信号S1、S2、…、Snは、
データ線駆動回路101からサンプリング回路駆動信号
線114を介してサンプリング回路駆動信号が供給され
るのに応じて、サンプリング回路301の各サンプリン
グスイッチ202によりサンプリングされて各データ線
6aに(引き出し配線206を介して)供給されるよう
に構成されている。
プリングスイッチ202は、Nチャネルから構成される
半導体層220を備えており、画像信号線115からの
引き出し配線116の先端部をソース電極(入力側)と
し、データ線6aからの引き出し配線206の先端部を
ドレイン電極(出力側)とし、サンプリング回路駆動信
号線114の先端部をゲート電極とする、Nチャネル型
TFTからなる。尚、このような各サンプリングスイッ
チ202を構成するNチャネル型TFTは好ましくは、
画素スイッチング用TFT30と同様にLDD構造を有
する。
画素部における半導体層1aと同一膜からなる。サンプ
リング回路駆動信号線114の先端部(ゲート電極)
は、画素部における走査線3aと同一膜からなる。引き
出し配線116の先端部(ソース電極)及び引き出し配
線206の先端部(ドレイン電極)は、画素部における
容量線300と同一膜からなる。そして、額縁遮光膜5
3のうち少なくとも当該サンプリングスイッチ202を
覆う部分は、画素部におけるデータ線6aと同一膜から
なる遮光膜212から構成されている。
域における周辺回路の一例たるサンプリング回路301
を専用の導電膜からではなく、画素部における配線や回
路素子を構成する導電膜と同一膜から構成し、しかも額
縁遮光膜53を専用の遮光膜からではなく、画素部にお
けるデータ線6aと同一膜から構成するので、TFTア
レイ基板10上の積層構造や製造工程の複雑化を避けら
れる。そして特に、額縁遮光膜53により覆われた額縁
領域内にサンプリング回路301を作り込むことによ
り、限られた基板上領域の有効利用を図れる。
スイッチ202を構成するNチャネル型TFTの上方
に、第1層間絶縁膜41及び第2層間絶縁膜42を介し
て遮光膜212が設けられている。従って、第1層間絶
縁膜41及び第2層間絶縁膜42の膜厚を適当な膜厚に
設定することで、導電性の遮光膜212の電位変動が、
このNチャネル型TFTに及ぼす悪影響を実害がない程
度にまで低減できる。このような第1層間絶縁膜41及
び第2層間絶縁膜42の適当な膜厚は、個々の電気光学
装置の仕様等に応じて、実験的、経験的、理論的或いは
シミュレーションにより個別具体的に設定すればよい。
形態における電気光学装置について、図13を参照して
説明する。ここに図13は、第4実施形態におけるTF
Tアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対
向基板の側から見た平面図である。尚、図13におい
て、図1に示した第1実施形態と同様の構成要素には同
様の参照符号を付しそれらの説明は省略する。
縁遮光膜53Wが幅広に形成されており、額縁領域がシ
ール領域に重なっている点が異なり、その他の構成につ
いては第1実施形態の場合と同様である。即ち、本実施
形態では、対向基板20側からシール材52を硬化させ
るための紫外線照射が可能であるので、TFTアレイ基
板10側では係る紫外線照射用の領域を確保する必要が
無いため、このように額縁遮光膜53Wを幅広に形成で
きるのである。
域とシール領域との間で光漏れが殆ど又は全く起こらな
いので、当該電気光学装置を収容する実装ケースの縁と
額縁領域との間で光漏れが確実に起こらないようにでき
る。
形態における電気光学装置について、図14から図16
を参照して説明する。ここに図14は、第5実施形態に
おけるTFTアレイ基板をその上に形成された各構成要
素と共に対向基板の側から見た平面図である。図15
は、第5実施形態における周辺回路を構成する相補型T
FTの拡大平面図であり、図16は、そのB−B’断面
図である。尚、図14から図16において、図1から図
6に示した第1実施形態と同様の構成要素には同様の参
照符号を付しそれらの説明は省略する。
縁遮光膜53Wが幅広に形成されており、額縁領域がシ
ール領域に重なっている点、データ線駆動回路101i
及び走査線駆動回路104iがシール領域の内側(即ち
液晶層50に対向する基板上領域)に配置されている点
並びにこれに伴い周辺領域を小さくした分だけTFTア
レイ基板10が小面積化している点が異なり、その他の
構成については第1実施形態の場合と同様である。即
ち、本実施形態では、対向基板20側からシール材52
を硬化させるための紫外線照射が可能であるので、TF
Tアレイ基板10側では係る紫外線照射用の領域を確保
する必要が無いため、このように額縁遮光膜53Wを幅
広に形成できるのである。更に、このように額縁遮光膜
53Wの幅が広いため、額縁領域にデータ線駆動回路1
01i及び走査線駆動回路104iを作り込めるのであ
る。更にまた、このように額縁領域にデータ線駆動回路
101i及び走査線駆動回路104iを作り込むため、
周辺領域を小さくでき、これによりTFTアレイ基板1
0自体を小面積化できるのである。
域とシール領域との間で光漏れが殆ど又は全く起こらな
いので、当該電気光学装置を収容する実装ケースの縁と
額縁領域との間で光漏れが確実に起こらないようにでき
る。しかも、TFTアレイ基板10を小型化することに
より、電気光学装置全体の小型化・軽量化或いは限られ
た基板上面積における画像表示領域の大面積化を図るこ
とができ、更に当該電気光学装置を用いて構成したプロ
ジェクタ等の電子機器の小型・軽量化も可能となる。特
に、当該電気光学装置を製造する際に、1枚のマザー基
板上に作り込み可能な個数も増加するので、製造コスト
の削減にも繋がる。
態では、周辺回路の一例たるデータ線駆動回路101i
や走査線駆動回路104iを構成する各相補型TFT3
02は、Pチャネル領域320p及びNチャネル領域3
20nを含む半導体層320を備えており、配線316
の先端部をゲート電極(入力側)とし、低電位配線32
1及び高電位配線322の先端部を夫々ソース電極と
し、配線306の先端部をドレイン電極(出力側)とす
る、Pチャネル型TFT302p及びNチャネル型TF
T302nが組み合わされて構成されている。尚、この
ようなPチャネル型TFT302p及びNチャネル型T
FT302nは、画素スイッチング用TFT30と同様
にLDD構造を有しても良い。
画素部における半導体層1aと同一膜からなる。配線3
16の先端部(ゲート電極)は、画素部における走査線
3aと同一膜からなる。低電位配線321及び高電位配
線322の先端部(ソース電極)並びに配線306の先
端部(ドレイン電極)は、画素部における容量線300
と同一膜からなる。そして、額縁遮光膜53のうち少な
くとも相補型TFT302を覆う部分は、画素部におけ
るデータ線6aと同一膜からなる遮光膜312から構成
されている。
域における周辺回路を構成する相補型TFT302を専
用の導電膜からではなく、画素部における配線や回路素
子を構成する導電膜と同一膜から構成し、しかも額縁遮
光膜53の少なくとも一部分を構成する遮光膜312を
専用の遮光膜からではなく、画素部におけるデータ線6
aと同一膜から構成するので、TFTアレイ基板10上
の積層構造や製造工程の複雑化を避けられる。そして特
に、額縁遮光膜53により覆われた額縁領域内にデータ
線駆動回路101i及び走査線駆動回路104i等の周
辺回路を作り込むことにより、限られた基板上領域の有
効利用を図れる。
FT302p及びNチャネル型TFT302nの上方
に、第1層間絶縁膜41及び第2層間絶縁膜42を介し
て遮光膜312が設けられている。従って、第1層間絶
縁膜41及び第2層間絶縁膜42の膜厚を適当な膜厚に
設定することで、導電性の遮光膜312の電位変動がこ
れらのPチャネル型TFT302p及びNチャネル型T
FT302nに及ぼす悪影響を実害がない程度にまで低
減できる。このような第1層間絶縁膜41及び第2層間
絶縁膜42の適当な膜厚は、個々の電気光学装置の仕様
等に応じて、実験的、経験的、理論的或いはシミュレー
ションにより個別具体的に設定すればよい。
形態における電気光学装置について、図17及び図18
を参照して説明する。ここに図17は、第6実施形態に
おける周辺回路を構成する相補型TFTの拡大平面図で
あり、図18は、そのC−C’断面図である。尚、図1
7及び図18において、図1から図6に示した第1実施
形態或いは図14から図16に示した第5実施形態と同
様の構成要素には同様の参照符号を付しそれらの説明は
省略する。
様に、第1実施形態と比べて額縁遮光膜が幅広に形成さ
れてシール領域に重なっている点、データ線駆動回路及
び走査線駆動回路がシール領域の内側に配置されている
点並びにこれに伴い周辺領域を小さくした分だけTFT
アレイ基板が小面積化している点が異なり(図14参
照)、その他の構成については第1実施形態の場合と同
様である。そして、第6実施形態は、第5実施形態と比
べて各相補型TFTのソース電極及びドレイン電極を構
成する導電膜並びに各相補型TFTを覆う額縁遮光膜を
構成する遮光膜が異なり、その他の構成については第5
実施形態の場合と同様である。
実施形態では特に、相補型TFT402は、Pチャネル
領域420p及びNチャネル領域420nを含む半導体
層420を備えており、配線416の先端部をゲート電
極とし、低電位配線421及び高電位配線422の先端
部を夫々ソース電極とし、配線406の先端部をドレイ
ン電極とする、Pチャネル型TFT402p及びNチャ
ネル型TFT402nが組み合わされて構成されてい
る。尚、このようなPチャネル型TFT402p及びN
チャネル型TFT402nは夫々好ましくは、画素スイ
ッチング用TFT30と同様にLDD構造を有する。
画素部における半導体層1aと同一膜からなる。配線4
16の先端部(ゲート電極)は、画素部における走査線
3aと同一膜からなる。低電位配線421及び高電位配
線422の先端部(ソース電極)並びに配線406の先
端部(ドレイン電極)は、画素部におけるデータ線6a
と同一膜からなる。そして、額縁遮光膜のうち少なくと
も当該サンプリングスイッチ402を覆う部分は、画素
部における容量線300と同一膜からなる遮光膜411
から構成されている。
域における周辺回路を専用の導電膜からではなく、画素
部における配線や回路素子を構成する導電膜と同一膜か
ら構成し、しかも額縁遮光膜を専用の遮光膜からではな
く、画素部における容量線300と同一膜から構成する
ので、TFTアレイ基板10上の積層構造や製造工程の
複雑化を避けられる。そして特に、第5実施形態と同様
に額縁遮光膜(遮光膜411)により覆われた額縁領域
内に周辺回路を作り込むことにより、限られた基板上領
域の有効利用を図れる。
FT402p及びNチャネル型TFT402nの上方
に、第1層間絶縁膜41を介して遮光膜411が設けら
れている。従って、第1層間絶縁膜41の膜厚を適当な
膜厚に設定することで、導電性の遮光膜411の電位変
動がこれらのPチャネル型TFT402p及びNチャネ
ル型TFT402nに及ぼす悪影響を実害がない程度に
まで低減できる。このような第1層間絶縁膜41の適当
な膜厚は、個々の電気光学装置の仕様等に応じて、実験
的、経験的、理論的或いはシミュレーションにより個別
具体的に設定すればよい。
実施形態では、データ線駆動回路101や走査線駆動回
路104をTFTアレイ基板10の上に設ける代わり
に、例えばTAB(Tape Automated bonding)基板上に
実装された駆動用LSIに、TFTアレイ基板10の周
辺部に設けられた異方性導電フィルムを介して電気的及
び機械的に接続するようにしてもよい。また、対向基板
20の投射光が入射する側及びTFTアレイ基板10の
出射光が出射する側には各々、例えば、TNモード、V
A(Vertically Aligned)モード、PDLC(Polymer D
ispersed LiquidCrystal)モード等の動作モードや、ノ
ーマリーホワイトモード/ノーマリーブラックモードの
別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板な
どが所定の方向で配置される。
置は、プロジェクタに適用されるため、3枚の電気光学
装置がRGB用のライトバルブとして各々用いられ、各
ライトバルブには各々RGB色分解用のダイクロイック
ミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々
入射されることになる。従って、各実施形態では、対向
基板20に、カラーフィルタは設けられていない。しか
しながら、画素電極9aに対向する所定領域にRGBの
カラーフィルタをその保護膜と共に、対向基板20上に
形成してもよい。このようにすれば、プロジェクタ以外
の直視型や反射型のカラー電気光学装置について、各実
施形態における電気光学装置を適用できる。また、対向
基板20上に1画素1個対応するようにマイクロレンズ
を形成してもよい。或いは、TFTアレイ基板10上の
RGBに対向する画素電極9a下にカラーレジスト等で
カラーフィルタ層を形成することも可能である。このよ
うにすれば、入射光の集光効率を向上することで、明る
い電気光学装置が実現できる。更にまた、対向基板20
上に、何層もの屈折率の相違する干渉層を堆積すること
で、光の干渉を利用して、RGB色を作り出すダイクロ
イックフィルタを形成してもよい。このダイクロイック
フィルタ付き対向基板によれば、より明るいカラー電気
光学装置が実現できる。
のではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる
発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能で
あり、そのような変更を伴なう電気光学装置もまた本発
明の技術的範囲に含まれるものである。
TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共
に対向基板の側から見た平面図である。
画像表示領域を構成するマトリクス状の複数の画素に設
けられた各種素子、配線等の等価回路のブロック図であ
る。
る。
査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣
接する複数の画素群の平面図である。
一つの隅付近におけるダミー画素電極が形成された額縁
領域を示す拡大平面図である。
を抜粋し、模様分けして示す図である。
TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共
に対向基板の側から見た平面図である。
る画像表示領域を構成するマトリクス状の複数の画素に
設けられた各種素子、配線等の等価回路及び周辺回路の
ブロック図である。
回路の各サンプリングスイッチ(Nチャネル型TFT)
の拡大平面図である。
るTFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と
共に対向基板の側から見た平面図である。
るTFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と
共に対向基板の側から見た平面図である。
成する相補型トランジスタの拡大平面図である。
成する相補型トランジスタの拡大平面図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 一対の透明な第1基板及び透明な第2基
板間に電気光学物質が挟持されてなり、 前記第1基板上に、 画像表示領域に配置された複数の画素電極と、 該画素電極に接続された一の配線又は回路素子と、 前記画像表示領域の周囲に額縁領域を規定すると共に前
記一の配線又は回路素子若しくは前記一の配線又は回路
素子に接続された他の配線又は回路素子のうち一つを構
成する遮光性の第1導電膜と少なくとも部分的に同一膜
からなる額縁遮光膜と、 前記額縁領域に配置されていると共に前記一の配線又は
回路素子若しくは前記他の配線又は回路素子のうち他の
一つを構成する第2導電膜と少なくとも部分的に同一膜
からなる導電性領域とを備えたことを特徴とする電気光
学装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2基板は、前記額縁領域
の周囲にて前記電気光学物質を包囲するシール領域で光
硬化性接着剤により貼り合わされていることを特徴とす
る請求項1に記載の電気光学装置。 - 【請求項3】 前記一の配線又は回路素子は、薄膜トラ
ンジスタ及び蓄積容量を含み、 前記他の配線又は回路素子は、前記薄膜トランジスタに
接続されたデータ線及び走査線と、前記蓄積容量に接続
された容量線とを含むことを特徴とする請求項1又は2
に記載の電気光学装置。 - 【請求項4】 前記容量線は、前記走査線及び前記デー
タ線間に積層されていることを特徴とする請求項3に記
載の電気光学装置。 - 【請求項5】 前記薄膜トランジスタの少なくともチャ
ネル領域を前記第2基板の側から見て覆う導電性の上方
遮光膜を更に備え、 前記第1導電膜は、前記上方遮光膜であることを特徴と
する請求項3又は4に記載の電気光学装置。 - 【請求項6】 前記薄膜トランジスタの少なくともチャ
ネル領域を前記第2基板側から覆う導電性の上方遮光膜
を更に備え、 前記第2導電膜は、前記上方遮光膜であることを特徴と
する請求項3又は4に記載の電気光学装置。 - 【請求項7】 前記上方遮光膜は、各画素の非開口領域
を少なくとも部分的に規定することを特徴とする請求項
5又は6に記載の電気光学装置。 - 【請求項8】 前記薄膜トランジスタの少なくともチャ
ネル領域を前記第1基板側から覆う導電性の下方遮光膜
を更に備え、 前記第1導電膜は、前記下方遮光膜であることを特徴と
する請求項3から7のいずれか一項に記載の電気光学装
置。 - 【請求項9】 前記薄膜トランジスタの少なくともチャ
ネル領域を前記第1基板側から覆う導電性の下方遮光膜
を更に備え、 前記第2導電膜は、前記下方遮光膜であることを特徴と
する請求項3から8のいずれか一項に記載の電気光学装
置。 - 【請求項10】 前記下方遮光膜は、各画素の非開口領
域を少なくとも部分的に規定することを特徴とする請求
項8又は9に記載の電気光学装置。 - 【請求項11】 前記導電性領域は、前記一の配線又は
回路素子若しくは前記他の配線又は回路素子から前記画
像表示領域の外側に延設された引き出し配線を含むこと
を特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の
電気光学装置。 - 【請求項12】 前記導電性領域は、前記一の配線又は
回路素子若しくは前記他の配線又は回路素子に接続され
た周辺回路を含むことを特徴とする請求項1から11の
いずれか一項に記載の電気光学装置。 - 【請求項13】 前記周辺回路は、画像信号をサンプリ
ングするサンプリング回路を含むことを特徴とする請求
項12に記載の電気光学装置。 - 【請求項14】 前記周辺回路は、データ線を駆動する
データ線駆動回路及び走査線を駆動する走査線駆動回路
のうち少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1
3又は14に記載の電気光学装置。 - 【請求項15】 前記周辺回路は薄膜トランジスタを備
えており、 前記周辺回路の薄膜トランジスタが存在する領域では、
前記額縁遮光膜は、前記周辺回路の薄膜トランジスタの
上方又は下方に層間絶縁膜を介して積層されていること
を特徴とする請求項12から14のいずれか一項に記載
の電気光学装置。 - 【請求項16】 前記額縁遮光膜により上方又は下方か
ら覆われており、前記画素電極と同様に前記一の配線又
は回路素子に接続されたダミー画素電極を更に備えたこ
とを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載
の電気光学装置。 - 【請求項17】 前記額縁遮光膜は、前記一の配線又は
回路素子若しくは前記他の配線又は回路素子のうち複数
を構成する前記第1導電膜を含む複数の導電膜が、前記
第1基板上で層間絶縁膜を介して積層され且つ相互に相
補的或いは冗長的に重ねられた積層構造を有することを
特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の電
気光学装置。 - 【請求項18】 前記第1導電膜は、金属を含有する膜
からなることを特徴とする請求項1から17のいずれか
一項に記載の電気光学装置。 - 【請求項19】 前記額縁遮光膜は、定電位に固定され
ることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に
記載の電気光学装置。
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