JP3800940B2 - アクティブマトリクス基板およびこれを用いた電気光学装置と電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画素電極に対し蓄積容量を付加するための容量電極および容量線と、画素スイッチング用のトランジスタとを備えたアクティブマトリクス基板及びアクティブマトリクス方式の電気光学装置と電子機器の技術分野に属し、特に画素開口率を低減することなく蓄積容量の増大を図ることができ、しかも光リーク電流を効果的に防止できるアクティブマトリクス基板と、このような特性を有するアクティブマトリクス基板を備えた電気光学装置と電子機器の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、TFT(Thin Film Transistor)駆動によるアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置等の電気光学装置においては、縦横に夫々配列された多数の走査線及びデータ線並びにこれらの各交点に対応して多数の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下適宜、TFTと称す)がTFTアレイ基板であるアクティブマトリクス基板に設けられている。前記TFTは、前記走査線にゲート絶縁膜を介して対向する少なくとも一つのチャネル領域と該チャネル領域を挟むソース領域及びドレイン領域とが形成される半導体層と、前記ドレイン領域と画素電極とを接続するドレインコンタクトホールと、前記ソース領域とデータ線とを接続するソースコンタクトホールを有している。
【0003】
この電気光学装置では、前記TFTのゲート電極に走査線を介して走査信号が供給されると、TFTはオン状態とされ、ポリシリコン膜からなる半導体層のソース領域にデータ線を介して供給される画像信号が当該TFTのソース−ドレイン間を介して画素電極に供給される。このような画像信号の供給は、各TFTを介して画素電極毎に極めて短時間しか行われないので、TFTを介して供給される画像信号の電圧を、このオン状態とされた時間よりも遥かに長時間に亘って保持するために、各画素電極には(液晶容量等と並列に)蓄積容量が付加されるのが一般的である。
【0004】
係る蓄積容量は一般に、画素電極に接続されたTFTのドレイン領域を構成する導電性のポリシリコン膜等から延設され画素電極電位とされる容量電極と、この容量電極に誘電体膜を介して対向配置された電極部分を含み固定電位とされる容量線とを備えて構成されている。そして、このような容量線は、走査線と同一導電膜(例えば、導電性のポリシリコン膜)から構成され、走査線に平行して横並びに配線されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種の電気光学装置においては、表示画像の高品位化という一般的な要請が強く、このためには、画素ピッチを微細化しつつ、画素開口率化を高める(即ち、各画素において、表示光が透過しない各画素における非開口領域に対して、表示光が透過する開口領域を広げる)ことが重要となる。
【0006】
しかしながら、画像表示領域内において走査線と容量線とが横並びに配線された前述の背景技術によれば、このように微細ピッチな画素の高開口率化に伴い走査線や容量線を配線可能な各画素の非開口領域は狭くなる。このため、画素ピッチの微細化が進む程、十分な大きさの蓄積容量を作り込むことが困難になるという問題点がある。そして、十分な蓄積容量が得られなかったりすると、最終的には、表示画像中におけるクロストークやゴーストが増大して画質劣化するという問題点が生じる。即ち、微細ピッチな画素の高開口率化に伴ってこのような画質劣化が顕在化してくるという画質向上のために解決困難な問題点がある。
【0007】
また、この種の電気光学装置を備えたプロジェクタ等の投射型表示装置では、通常、前記基板として光透過性基板が用いられ、この基板の表面側の方向から光が照射されるため、これが基板上に形成されたTFT領域のチャネル領域に入射して光リーク電流が生じるのを防止するために、TFT領域の上方に遮光層を設ける技術が考えられている。
【0008】
ところが、このような投射型表示装置では、前記のような遮光層を設けても、基板が光透過性である場合は、表面(半導体層が設けられている側の面)側の方向から入射した光が基板裏面側の界面で反射してTFT領域に戻り光として入射することがある。この戻り光は、表面から照射される光量に対する割合としては僅かであるが、プロジェクタなどの非常に強力な光源を用いる装置においては充分に光リーク電流を生じる。すなわち、この基板裏面からの戻り光はTFTのスイッチング特性に影響を及ぼし、TFTがオフのとき漏れ電流が多くなり、TFTのオン、オフ比、すなわち液晶装置の光のオン、オフ比が悪くなるという問題がある。
【0009】
そこで、このような問題を解決するために、特開平10−293320号公報には、トランジスタ領域に対応する基板表面に遮光層を形成する技術が提案されている。
【0010】
しかしながらこのような遮光層を設けても、プロジェクタなどの非常に強力な光源を用いる装置においては、前記表面側の方向から入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに走査線やデータ線などの他の部分の表面で反射することで、内面反射光や多重反射光が発生することがあり、これら内面反射光や多重反射光が前記チャネル領域に照射されると光リーク電流が生じることがあり、光リーク電流を効果的に防止できる手段が要望されている。
【0011】
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、画素開口率を低減することなく蓄積容量の増大を図ることができ、しかも光リーク電流を効果的に防止できるアクティブマトリクス基板の提供を課題の1つとする。更に本発明は、これらの優れた特性を備えたアクティブマトリクス基板を備えるようにすることにより、クロストークやゴーストが低減されており、しかも光のオン、オフ比を良好とすることができ、高品位の画像表示が可能な電気光学装置の提供を課題の1つとする。
【0012】
また、本発明は、これらの優れた特性を備えた電気光学装置を備えた電子機器の提供を課題の1つとする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のアクティブマトリクス基板は前記課題を解決するために、基板上に、相交差する走査線及びデータ線と、該走査線及びデータ線に接続されたトランジスタと、該トランジスタに接続された画素電極と、前記画素電極に接続され画素電極電位とされる画素電位側容量電極と該画素電位側容量電極に誘電体膜を介して対向配置された固定電位とされる固定電位側容量電極からなる蓄積容量とを備えてなり、前記画素電位側容量電極及び前記固定電位側容量電極のうち少なくとも一方は遮光性を有し、前記トランジスタのチャネル領域の周囲に1つ以上の第1の穴が設けられ、該第1の穴内に前記蓄積容量を延設して埋め込んだ遮光性を有する穴内蓄積容量部が設けられており、前記第1の穴は平面視で、前記走査線と前記データ線が交差することにより形成される領域の角に設けられていることを特徴とする。
また本発明のアクティブマトリクス基板は、前記第1の穴は平面視で、前記交差する領域の4つの角に設けられていることが好ましい。
【0014】
本発明のアクティブマトリクス基板によれば、蓄積容量は、前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に設けられた1つ以上の第1の穴内にも埋め込まれて、穴内蓄積容量部が形成されている。
【0015】
従って、前述した背景技術の如く固定電位側容量電極(或いは容量線)を走査線に横並びに配線する必要が無いので、当該横並びの走査線及び固定電位側容量電極(或いは容量線)を横並びに配置したことに起因する各画素の非開口領域の拡大を改善できる。
【0016】
即ち、基板上で蓄積容量を前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に設けられた第1の穴内に埋め込んで形成することにより、各画素の開口領域を広げつつ蓄積容量を配置可能な領域を広げ、さらに第1の穴の底面のみならず、内壁面も蓄積容量の形成領域として活用することにより、相対的に蓄積容量を増大させることが可能となる。
【0017】
また、本発明のアクティブマトリクス基板では、蓄積容量を構成する画素電位側容量電極及び前記固定電位側容量電極のうち少なくとも一方が遮光性を有するようにし、このような蓄積容量を前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に設けた第1の穴内に延設して穴内蓄積容量部を形成することにより、前記穴内蓄積容量部も遮光性を有するものとなり、前記少なくともチャネル領域の周囲の少なくも一部分、即ち、チャネル領域の側方に遮光性を有する穴内蓄積容量部が設けられたことになる。
【0018】
従って、本発明のアクティブマトリクス基板を非常に強力な光源を用いるプロジェクタ等の電子機器に備えられる電気光学装置に用いると、前記アクティブマトリクス基板の表面側(半導体層が設けられている側)の方向から入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに他の部分の表面で反射して内面反射光や多重反射光が生じても、該内面反射光や多重反射光は前記遮光性を有する穴内蓄積容量部により遮られるので、チャネル領域に前記乱射光が入射するのを改善でき、光リーク電流の発生を防止できる。
【0019】
よって、本発明のアクティブマトリクス基板によれば、画素開口率を低減することなく、十分な線幅と、蓄積容量の形成領域の増大を図ることにより、蓄積容量の増大が可能であり、走査線や固定電位側容量電極(或いは容量線)に十分な導電性を与えることが可能で、また、穴内蓄積容量部に遮光性を付与することにより、光リーク電流の防止が可能で、光リーク電流によるトランジスタ特性の変化の防止が可能である。
【0020】
また、本発明のアクティブマトリクス基板は、画素電位側容量電極及び前記固定電位側容量電極のうち少なくとも一方が遮光性を有するので、遮光性を有する画素電位側容量電極や固定電位側容量電極を利用して、トランジスタに対する遮光を行ったり、画素の開口領域の縁付近における光抜けを防止したりすることが可能となる。前記の遮光性を有する容量電極は、高融点金属膜等から構成できる。
【0021】
前記遮光性を有する一方の容量電極は、前記基板上で前記トランジスタの上方に位置し且つ各画素の開口領域を少なくとも部分的に規定するように構成してもよい。このように構成すれば、固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極は、各画素の開口領域を規定する遮光膜としての機能も備える(即ち、トランジスタの上層にある固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極に、遮光機能をも与える)ので、固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極と、遮光膜を別個に形成するのと比べて、積層構造及び製造工程を単純化する上で大変有利である。
【0022】
この場合には、前記走査線、前記データ線及び前記トランジスタは、前記基板上で平面的に見て前記遮光性を有する容量電極の形成領域からはみ出さないのが好ましい。
【0023】
このような構成のアクティブマトリクス基板が備えられた電気光学装置では、基板の表面側の方向から入射した入射光がチャネル領域に入射するのを低減する効果を有することが可能である。
【0024】
また、前記遮光性を有する一方の容量電極は、前記基板上で前記トランジスタの下方に位置し且つ前記トランジスタの少なくともチャネル領域を前記基板側から見て覆うように構成してもよい。
【0025】
このように構成すれば、固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極は、トランジスタの少なくともチャネル領域を基板側から見て(即ち、トランジスタの下側から)覆う遮光膜としての機能を備える(即ち、トランジスタの下層にある固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極に、遮光機能をも与える)ので、固定電位側容量電極又は画素電位側容量電極と、遮光膜を別個に形成するのと比べて、積層構造及び製造工程を単純化する上で大変有利である。
【0026】
この場合には、前記走査線、前記データ線及び前記薄膜トランジスタは、前記基板上で平面的に見て前記遮光性を有する容量電極の形成領域からはみ出さないのが好ましい。
【0027】
このような構成のアクティブマトリクス基板が備えられた電気光学装置は、基板の表面(半導体層が設けられている側の面)側の方向から入射した光が基板裏面側の界面で反射してトランジスタ領域に戻り光として入射するのを低減する効果がある。また、このような構成のアクティブマトリクス基板が備えられた電気光学装置を複数組み合わせて複板式のプロジェクタを構成する場合の合成光学系を突き抜けてくる光等の戻り光がトランジスタ領域に入射するのを低減する効果がある。
【0028】
前記第1の穴の深さは、前記基板上の絶縁膜表面までの深さであってもよく、この場合、該第1の穴は、前記半導体層のドレイン領域に接続されるドレインコンタクトホールや前記ソース領域に接続されるソースコンタクトホールの形成工程と同工程で形成でき、また、第1の穴内に前記蓄積容量を埋め込む工程は、ドレインコンタクトホールやソースコンタクトホールに導電性材料を埋め込む工程と同じ工程で行うことができるので、製造工程を増加させることなく、穴内蓄積容量部を設けることができる。
【0029】
前記蓄積容量を構成する画素電位側容量電極及び前記固定電位側容量電極の一方は、他方を上下から挟持する一対の電極からなるものであってもよく、このように構成した場合は画素電位側容量電極及び固定電位側容量電極の一方は、他方を上下から挟持する一対の電極からなるので、基板上における同一面積に、より大きな蓄積容量を構築することが可能となる。
【0030】
尚、前記トランジスタとしては、走査線の一部からなるゲート電極がチャネル領域の上側に位置する所謂トップゲート型でもよいし、走査線の一部からなるゲート電極がチャネル領域の下側に位置する所謂ボトムゲート型でもよい。また、蓄積容量の層間位置は、基板上で走査線の上方でも下方でもよく、更に画素電位側容量電極と固定電位側容量電極の上下関係についてはどちらでもよい。加えて画素電極の層間位置も、基板上で走査線の上方でも下方でもよい。
【0031】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記第1の穴は、前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至るものであってもよい。
【0032】
このように前記第1の穴が前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部にまで形成する場合は、該第1の穴は、前記半導体層のドレイン領域に接続されるドレインコンタクトホールや前記ソース領域に接続されるソースコンタクトホールの形成工程と別工程で形成できる。このように別工程で形成すると、製造工程は増えるものの前記第1の穴の深さを自由に設定することができ、前記第1の穴を前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至るように形成し、この第1の穴内に蓄積容量を延設して形成した穴内蓄積容量部も基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部にまで至るので、蓄積容量の増大効果と光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0033】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記穴内蓄積容量部は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って複数設けられていることが好ましい。
【0034】
このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って前記穴内蓄積容量部が複数設けられたことにより、蓄積容量の増大効果を向上することが可能である。また、アクティブマトリクス基板を非常に強力な光源を用いるプロジェクタ等の電子機器に備えられる電気光学装置に用いると、前記アクティブマトリクス基板の表面側(半導体層が設けられている側)の方向から入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに他の部分の表面で反射して生じた内面反射光や多重反射光が前記複数の穴内蓄積容量部により遮る効果が大きくなり、チャネル領域に前記乱射光が入射することに起因する光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0035】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記第1の穴は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って形成された溝状のものであってもよい。
【0036】
このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、溝状の第1の穴内に設けられた穴内蓄積容量部が長尺になるので、蓄積容量の増大効果と光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0037】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に1つ以上の第2の穴が設けられ、前記第2の穴内に前記遮光性を有する画素電位側容量電極または固定電位側容量電極を延設して埋め込んだ穴内遮光部が設けられていることが好ましい。
【0038】
このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、第2の穴内に遮光性を有する画素電位側容量電極または固定電位側容量電極が埋め込まれることにより、遮光性を有する穴内遮光部が得られる。従って、このアクティブマトリクス基板では、前記少なくともチャネル領域の周囲の少なくも一部分、即ち、前記少なくともチャネル領域の側方の一部分に遮光性を有する穴内蓄積容量部だけでなく、穴内遮光部も設けられているので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、チャネル領域に前記乱射光が入射することに起因する光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
前記第2の穴の深さは、前記基板上に形成された絶縁膜の表面までの深さであってもよく、この場合、該第2の穴は、前記半導体層のドレイン領域に接続されるドレインコンタクトホールや前記ソース領域に接続されるソースコンタクトホールの形成工程と同工程で形成でき、あるいはこれに加えて第1の穴の形成工程と同工程で形成することも可能で、製造工程を増加させることなく、穴内遮光部を設けることができる。
【0039】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記第2の穴は、前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至るものであってもよい。
【0040】
このように前記第2の穴が前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部にまで形成する場合は、該第2の穴は、前記半導体層のドレイン領域に接続されるドレインコンタクトホールや前記ソース領域に接続されるソースコンタクトホールの形成工程と別工程で形成できる。このように別工程で形成すると、製造工程は増えるものの前記第2の穴の深さを自由に設定することができ、前記第2の穴を前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至るように形成し、この第2の穴内に遮光性を有する画素電位側容量電極または固定電位側容量電極を延設して形成した穴内遮光部も基板の内部または基板上の形成された絶縁膜の内部にまで至るので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0041】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記第2の穴は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って形成された溝状のものであってもよい。
【0042】
このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、第2の穴内に設けた穴内遮光部が長尺になるので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0043】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記画素電位側容量電極は、前記トランジスタと前記画素電極間に介在する島状の導電膜であり、前記固定電位側容量電極は、前記走査線と前記画素電位側容量電極との間または前記データ線と前記画素電位側容量電極との間に積層されているものであってもよい。
【0044】
本発明のアクティブマトリクス基板において、前記基板の表面には、前記トランジスタの少なくともチャネル領域を基板側から見て覆う第1遮光膜が設けられていることが好ましい。
【0045】
このような第1遮光膜が設けられていると、基板裏面側の界面で反射した反射光や、複数の当該電気光学装置を組み合わせて複板式のプロジェクタを構成する場合の合成光学系を突き抜けてくる光等の戻り光がチャネル領域に入射するのを低減でき、光リーク電流の防止効果がある。
【0046】
本発明の電気光学装置は前記課題を解決するために、互いに対向する一対の基板間に電気光学材料を有する電気光学装置であって、前記一対の基板のうちの一方が、前記いずれかの構成の本発明のアクティブマトリクス基板であることを特徴とする。
【0047】
本発明の電気光学装置によれば、蓄積容量の増大が可能で、走査線や固定電位側容量電極(或いは容量線)に十分な導電性を与えることが可能で、光リーク電流を防止できる本発明のアクティブマトリクス基板が備えられたことにより、微細ピッチな画素の高開口率化を図りつつ、表示画像中におけるクロストークやゴーストを低減して画質を向上でき、しかもトランジスタのオン、オフ比、すなわち電気光学装置の光のオン、オフ比を向上でき、高品位の画像表示が可能である。
【0048】
本発明の電子機器は前記課題を解決するために、前記構成の本発明の電気光学装置を具備してなることを特徴とする。
【0049】
本発明の電子機器は、前記課題を解決するために、光源と、該光源から出射される光が入射されて画像情報に対応した変調を施す、前記構成の本発明の電気光学装置と、該電気光学装置により変調された光を投射する投射手段とを具備することを特徴とする。
【0050】
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の各実施形態は、本発明のアクティブマトリクス基板が備えられたTFT駆動によるアクティブマトリクス駆動方式の電気光学装置をプロジェクタ等の投射型表示装置に備えられる液晶装置に適用したものである。
【0052】
(アクティブマトリクス基板と電気光学装置の実施形態)
本発明の実施形態におけるTFTアレイ基板(アクティブマトリクス基板)が備えられた液晶装置(電気光学装置)の構成について、図1から図4を参照して説明する。図1は、液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路である。図2は、データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図であり、図3は、図2のA−A’断面図である。図4は、図2の尚、図3においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。図4は、図2のZ−Z’断面図である。
【0053】
図1において、本実施形態における液晶装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素は、画素電極9aと当該画素電極9aを制御するためのTFT30が形成されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしても良い。また、TFT30のゲートに走査線3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。画素電極9aを介して電気光学物質の一例として液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板(後述する)に形成された対向電極(後述する)との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ノーマリーホワイトモードであれば、印加された電圧に応じて入射光の透過光量が減少され、ノーマリーブラックモードであれば、印加された電圧に応じて入射光の透過光量が増大され、全体として液晶装置からは画像信号に応じたコントラストを持つ光が出射する。ここで、保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70を付加する。蓄積容量70は、TFT30のドレインと定電位を供給する容量線(固定電位側容量電極)300との間に誘電体膜301を介して形成されている。
【0054】
図2において、液晶装置のTFTアレイ基板10上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極9a(点線部9a’により輪郭が示されている)が設けられており、画素電極9aの縦横の境界に各々沿ってデータ線6a、走査線3aが設けられている。
【0055】
また、半導体層1aのうち図中左下がりの斜線領域で示したチャネル領域1a’に対向するように走査線3aが配置されており、走査線3aはゲート電極として機能する。このように、走査線3aとデータ線6aとの交差する個所には夫々、チャネル領域1a’に走査線3aがゲート電極として対向配置された画素スイッチング用TFT30が設けられている。
【0056】
本実施形態では、容量線300が、図中太線で示したように走査線3aの形成領域に重ねて形成されている。より具体的には容量線300は、走査線3aに沿って伸びる本線部と、図2中、データ線6aと交差する各個所からデータ線6aに沿って上方に夫々突出した突出部と、コンタクトホール84に対応する個所が僅かに括れた括れ部とを備えている。容量線300は、例えば、Ti(チタン)、Cr(クロム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Pb(鉛)等の高融点金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層した多層膜等からなる。
図2及び図3に示すように、データ線6aは、中継層303を中継することにより、コンタクトホール81及び82を介して例えばポリシリコン膜からなる半導体層1aのうち高濃度ソース領域1dに電気的に接続されている。他方、画素電極9aは、中継層303と同一膜からなる容量電極(画素電位側容量電極)302を中継層として利用することにより、コンタクトホール83及び84を介して半導体層1aのうち高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続されている。
【0057】
このように容量電極302を中継層として用いることにより、画素電極9aとTFT30を構成する半導体層1aとの間の層間距離が例えば1000nm程度に長くても、両者間を一つのコンタクトホールで接続する技術的困難性を回避しつつ比較的小径の二つの直列なコンタクトホール83及び84で両者間を良好に接続でき、画素開口率を高めること可能となる。特にこのような中継層を用いれば、コンタクトホール開孔時におけるエッチングの突き抜け防止にも役立つ。同様に、中継層303を用いることにより、データ線6aとTFT30を構成する半導体層1aとの間の層間距離が長くても、両者間を一つのコンタクトホールで接続する技術的困難性を回避しつつ比較的小径の二つの直列なコンタクトホール81及び82で両者間を良好に接続できる。このような容量電極302及び中継層303は、例えば、Ti(チタン)、Cr(クロム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Pb(鉛)等の高融点金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド等からなる。このような高融点金属から構成することにより、容量電極302及び中継層303を各画素の開口領域を少なくとも部分的に規定する遮光膜として機能させることも可能となる。このような容量電極302及び中継層303はスパッタリングにより比較的容易に形成できる。但し、容量電極302及び中継層303は、高融点金属以外の金属膜から構成されてもよいし、更に、これら高融点金属膜や高融点金属膜以外の金属膜を複数含む多層膜から構成されてもよい。また、容量線300を高融点金属膜等から構成し、遮光性と導電性を有するようにした場合には、容量電極302および中継層303は遮光機能とは無関係に透明な導電性のポリシリコン膜から構成されてもよい。いずれの場合にも、容量電極302及び中継層303の膜厚は、例えば50〜500nm程度とされる。
図2及び図3に示すように、容量電極(画素電位側容量電極)302と容量線(固定電位側容量電極)300とが誘電体膜301を介して対向配置されることにより、平面的に見て走査線3aに重なる領域及びデータ線6aに重なる領域に、蓄積容量70の一例たる蓄積容量70−1が構築されている。
【0058】
即ち、容量線300は、走査線3aを覆うように延びると共に、データ線6aの領域下で、容量電極302を覆うように突き出す突出部を有し櫛歯状に形成している。容量電極302は、走査線3aとデータ線6aの交差部から、一方がデータ線6aの領域下にある容量線300の突出部に沿って延び、他方が走査線3aの領域上にある容量線300に沿って隣接するデータ線6a近傍まで延びるL字状の島状容量電極を形成している。そして、誘電体膜301を介して容量線300にL字状の容量電極302が重なる領域で蓄積容量70−1が形成される。蓄積容量70−1の一方の容量電極である容量電極302は、コンタクトホール84で画素電極9aと接続されており(同時にコンタクトホール83で高濃度ドレイン領域1eと接続されており)、画素電極電位とされる。
蓄積容量70−1の他方の容量電極を含む容量線300は、画素電極9aが配置された画像表示領域からその周囲に延設され、定電位源と電気的に接続されて、固定電位とされる。定電位源としては、TFT30を駆動するための走査信号を走査線3aに供給するための走査線駆動回路(後述する)や画像信号をデータ線6aに供給するサンプリング回路を制御するデータ線駆動回路(後述する)に供給される正電源や負電源の定電位源でも良いし、対向基板に供給される定電位でも構わない。
【0059】
蓄積容量70−1の誘電体膜301は、例えば、膜厚5〜200nm程度の比較的薄いHTO膜、LTO膜等の酸化シリコン膜、あるいは窒化シリコン膜等から構成される。蓄積容量70−1を増大させる観点からは、膜厚の信頼性が十分に得られる限りにおいて、誘電体膜301は薄い程良い。
【0060】
この蓄積容量70−1は、図2及び図4に示すようにTFT30の少なくともチャネル領域1a'の周囲、本実施形態では、半導体層1aの周囲に設けられた4個の第1の穴91内に延設して埋め込まれて、穴内蓄積容量部95が形成されている。第1の穴91内に埋め込まれた蓄積容量70−1を構成する少なくとも一方の容量電極、本実施形態の場合、少なくとも容量線300が導電性以外に遮光性を有する材料から構成されているため、穴内蓄積容量部95は導電性以外に遮光性を有している。
【0061】
これら第1の穴91は、後述するTFTアレイ基板10上に設けられた下地絶縁膜12上で、走査線3aの領域上にある容量電極302と、これを覆う容量線300の領域下に設けられている。4個の第1の穴91は、走査線3aとデータ線6が交差する領域に設けられたチャネル領域1a’の近傍で、チャネル領域1a’を一重に取り囲むように配置されている。
【0062】
従って、4個の遮光性を有する穴内蓄積容量部95は、チャネル領域1a’の近傍で、チャネル領域1a’を一重に取り囲むように配置されたこととなる。
【0063】
本実施形態での各第1の穴91の深さは、TFTアレイ基板10上の下地絶縁膜12表面までの深さである。この場合、各第1の穴91は、後述する半導体層1aのドレイン領域1eに接続されるドレインコンタクトホール83やソース領域1dに接続されるソースコンタクトホール82の形成工程と同工程で形成できるので、また、第1の穴91内に蓄積容量70−1を埋め込む工程はコンタクトホール82、83に中継層303、容量電極302等を埋め込む工程と同じ工程で行うことができ、製造工程を増加させることなく、穴内蓄積容量部95を設けることができる。
【0064】
図3に示すように、本実施形態の液晶装置は、透明なTFTアレイ基板(アクティブマトリクス基板)10と、これに対向配置される透明な対向基板20とを備えている。TFTアレイ基板10は、例えば石英基板、ガラス基板、シリコン基板からなり、対向基板20は、例えばガラス基板や石英基板からなる。TFTアレイ基板10には、画素電極9aが設けられており、その上側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜16が設けられている。画素電極9aは例えば、ITO(Indium Tin Oxide)膜などの透明導電性膜からなる。また配向膜16は例えば、ポリイミド膜などの有機膜からなる。
【0065】
他方、対向基板20には、その全面に渡って対向電極21が設けられており、その下側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜22が設けられている。対向電極21は例えば、ITO膜などの透明導電性膜からなる。また配向膜22は、ポリイミド膜などの有機膜からなる。
TFTアレイ基板10には、各画素電極9aに隣接する位置に、各画素電極9aをスイッチング制御する画素スイッチング用TFT30が設けられている。
【0066】
このように構成され、画素電極9aと対向電極21とが対面するように配置されたTFTアレイ基板10と対向基板20との間には、後述のシール材により囲まれた空間に電気光学物質の一例である液晶が封入され、液晶層50が形成される。液晶層50は、画素電極9aからの電界が印加されていない状態で配向膜16及び22により所定の配向状態をとる。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなる。前記シール材は、TFTアレイ基板10及び対向基板20をそれらの周辺で貼り合わせるための、例えば光硬化性樹脂や熱硬化性樹脂からなる接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー或いはガラスビーズ等のギャップ材が混入されている。
【0067】
更に、画素スイッチング用TFT30の下には、下地絶縁膜12が設けられている。下地絶縁膜12は、TFTアレイ基板10の全面に形成されることにより、TFTアレイ基板10の表面の研磨時における荒れや、洗浄後に残る汚れ等で画素スイッチング用TFT30の特性の変化を防止する機能を有する。
【0068】
更に、下地絶縁膜12の下側には、TFT30をTFTアレイ基板10側(図3及び図4中、下側)から覆う部分を含む第1遮光膜11aが設けられている。より具体的には、図3及び図4に示すように、TFTアレイ基板10上に、画像表示領域の周辺で固定電位に落とされる容量線を兼ねる第1遮光膜11a、下地絶縁膜12及びTFT30がこの順に積層される。
【0069】
この第1遮光膜11aは、走査線3aに沿ってストライプ状に或いは走査線3a及びデータ線6aに沿ってマトリクス状に形成してもよい。このような第1遮光膜11aは、TFTアレイ基板の裏面や投射光学系からの戻り光を遮光し、この光に基づく光励起によりTFT30のオフ時のリーク電流が原因でTFT30の特性が変化するのを有効に防止する。このような第1遮光層11aは、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo、Pb等の高融点金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド等やポリシリコン膜からなる。特に、複板式のカラー表示用のプロジェクタ等で複数の液晶装置をプリズム等を介して組み合わせて一つの光学系を構成する場合には、他の液晶装置からプリズム等を突き抜けて来る投射光部分からなる戻り光は強力であるので、このようにTFT30の下側に第1遮光膜11aを設けることは大変有効である。このような第1遮光膜11aについても、容量線300と同様に、画像表示領域からその周囲に延設して定電位源に接続するとよい。第1遮光膜11aは、高融点金属、合金、金属シリサイド、或いはそれらを含む多層膜から構成してもよい。第1遮光膜11aの膜厚は、例えば5〜200nm程度である。
対向基板20には、図3に示すように第2遮光膜23を設けるようにしても良い。このような構成を採ることで、対向基板20側から入射光が画素スイッチング用TFT30の半導体層1aのチャネル領域1a’や低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cに侵入することを防止する効果がある。更に、第2遮光膜23は、入射光が照射される面を高反射な膜で形成することにより、液晶装置の温度上昇を防ぐ働きをする。
【0070】
尚、本実施形態では、Al膜等からなる遮光性のデータ線6aで、各画素の遮光領域のうちデータ線6aに沿った部分を遮光してもよい。また、本実施形態では、容量線300を遮光性の膜で形成することにより、コンタクトホール81,82の形成領域を除いたデータ線6a下方において遮光することができる。
図3において、画素スイッチング用TFT30は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、走査線3a、当該走査線3aからの電界によりチャネルが形成される半導体層1aのチャネル領域1a’、走査線3aと半導体層1aとを絶縁するゲート絶縁膜を含む絶縁膜2、データ線6a、半導体層1aの低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、半導体層1aの高濃度ソース領域1d並びに高濃度ドレイン領域1eを備えている。高濃度ドレイン領域1eには、複数の画素電極9aのうちの対応する一つが、コンタクトホール83及び84を介して(容量電極としても機能する)容量電極302により中継接続されている。また、走査線3aの上には、高濃度ソース領域1dへ通じるコンタクトホール82及び高濃度ドレイン領域1eへ通じるコンタクトホール83が各々形成された第1層間絶縁膜311が形成されている。
【0071】
容量線300上には、中継層303へ通じるコンタクトホール81及び容量電極302へ通じるコンタクトホール84が各々形成された第2層間絶縁膜312が形成されている。
第2層間絶縁膜312上には、データ線6aが形成されており、これらの上には更に、容量電極302へのコンタクトホール84が形成された第3層間絶縁膜7が形成されている。前述の画素電極9aは、このように構成された第3層間絶縁膜7の上面に設けられている。
【0072】
以上説明した実施形態では、TFTアレイ基板10上で容量線300や容量電極302を走査線3aやデータ線6aに立体的に重ねて形成するように、容量線300を走査線3aの領域に沿って延出すると共にその一部をデータ線6aに沿って突出して形成し、容量電極302を容量線300に沿ってL字状に形成して蓄積容量70−1を構築し、さらにこの蓄積容量70−1をTFT30の少なくともチャネル領域1a’の周囲に設けられた4個の第1の穴91内に延設し、埋め込んで穴内蓄積容量部95を設けたので、前述した背景技術の如く容量線300を走査線3aに横並びに配線する必要が無く、各画素の非開口領域を広げないで済むうえ蓄積容量を配置可能な領域を広げることができ、さらに各第1の穴91の底面のみならず、内壁面も蓄積容量の形成領域として活用することにより、大きな蓄積容量が得られる。
【0073】
また、本実施形態のアクティブマトリクス基板では、蓄積容量70−1を構成する容量電極のうち少なくとも固定電位側容量電極300が導電性以外に遮光性を有するようにし、このような蓄積容量70−1をTFT30のチャネル領域1a’の周囲に設けた複数の第1の穴91内に延設して複数の穴内蓄積容量部95を形成することにより、これら穴内蓄積容量部95も遮光性を有するものとなり、チャネル領域1a’の周囲の少なくも一部分、即ち、チャネル領域1a’の側方に遮光性を有する穴内蓄積容量部95が設けられたことになる。
【0074】
従って、本実施形態のアクティブマトリクス基板を非常に強力な光源を用いるプロジェクタ等の電子機器に備えられる液晶装置に用いると、前記アクティブマトリクス基板の表面側(半導体層1aが設けられている側)の方向から入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに他の部分にあたって内面反射光や多重反射光が生じても、該内面反射光や多重反射光は遮光性を有する穴内蓄積容量部95により遮られるので、チャネル領域1a’に前記乱射光が入射するのを改善でき、光リーク電流の発生を防止できる。
【0075】
よって、本実施形態のアクティブマトリクス基板によれば、画素開口率を低減することなく、十分な線幅と、蓄積容量の形成領域の増大を図ることにより、蓄積容量の増大が可能であり、走査線3aや固定電位側容量電極(或いは容量線)300に十分な導電性を与えることが可能で、また、穴内蓄積容量部95に遮光性を付与することにより、光リーク電流の防止が可能で、光リーク電流によるトランジスタ特性の変化の防止が可能である。
【0076】
また、本実施形態では、固定電位側容量電極300並びに画素電位側容量電極302のうち少なくの固定電位側容量電極300が遮光性も有するようにしたのので、遮光性を有する固定電位側容量電極300、あるいは遮光性を有する画素電位側容量電極302及び固定電位側容量電極300を利用して、トランジスタに対する遮光を行ったり、画素の開口領域の縁付近における光抜けを防止したりすることが可能となる。
【0077】
また、本実施形態において、固定電位側容量電極300と画素電位側容量電極302だけでなく、中継層303も遮光性を有するように(遮光膜から構成した)したものにあっては、画素開口領域を規定する遮光膜として機能させることができる。この際図2の平面図において、走査線3a、データ線6a及びTFT30が、係る遮光膜の形成領域からはみ出さないのが好ましい。このように構成すれば、TFTアレイ基板10上に図3で上方から入射した入射光が係る遮光膜からはみ出した走査線、データ線又はTFTの表面で反射することで、当該液晶装置の内部における内面反射光や多重反射光が発生することを効果的に未然防止できる。
【0078】
更に以上説明した実施形態では、画素スイッチング用TFT30は、好ましくは図3に示したようにLDD構造を持つが、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cに不純物の打ち込みを行わないオフセット構造を持ってよいし、走査線3aの一部からなるゲート電極をマスクとして高濃度で不純物を打ち込み、自己整合的に高濃度ソース及びドレイン領域を形成するセルフアライン型のTFTであってもよい。また本実施形態では、画素スイッチング用TFT30のゲート電極を高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1e間に1個のみ配置したシングルゲート構造としたが、これらの間に2個以上のゲート電極を配置してもよい。このようにデュアルゲート或いはトリプルゲート以上でTFTを構成すれば、チャネルとソース及びドレイン領域との接合部のリーク電流を防止でき、オフ時の電流を低減することができる。
【0079】
なお、上記実施形態のアクティブマトリクス基板においては、TFT30の半導体層1aの周囲に穴内蓄積容量部95を配置した場合について説明したが、穴内蓄積容量部95は、チャネル領域1a’の周囲、あるいはチャネル領域1a’と高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1eの周囲に設けられていてもよい。
【0080】
また、上記実施形態のアクティブマトリクス基板において各種導電膜間を絶縁する各種の層間絶縁膜は、例えば、常圧、減圧CVD法、プラズマCVD法等によりTEOS(テトラ・エチル・オルソ・シリケート)ガス、TEB(テトラ・エチル・ボートレート)ガス等を用いて、NSG(ノンドープト・シリケート・ガラス)、PSG(リン・シリケート・ガラス)などのシリケートガラス膜、窒化シリコン膜や酸化シリコン膜等から構成すればよい。
【0081】
また、前記実施形態のアクティブマトリクス基板においては、TFT30の少チャネル領域1a’の周囲に第1の穴91を複数設けたが、図5に示すようにこれら第1の穴91よりチャネル領域1a’に近い位置に1つ以上の第2の穴96を設け、これら第2の穴96内に前記遮光性を有する画素電位側容量電極302または固定電位側容量電極300を延設して埋め込んだ穴内遮光部97を設けてもよい。このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、第2の穴96内に遮光性を有する画素電位側容量電極302または固定電位側容量電極300が埋め込まれることにより、遮光性を有する穴内遮光部97が得られる。従って、このアクティブマトリクス基板では、前記少なくともチャネル領域1a’の周囲の少なくも一部分、即ち、前記少なくともチャネル領域1a’の側方の一部分に遮光性を有する穴内蓄積容量部95だけでなく、穴内遮光部97も設けられているので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、チャネル領域1a’に前記乱射光が入射することに起因する光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。前記第2の穴96の深さは、前記基板10上の下地絶縁膜12の表面までの深さであってもよく、この場合、該第2の穴96は、前記半導体層1aのドレイン領域1eに接続されるドレインコンタクトホール83や前記ソース領域1dに接続されるソースコンタクトホール82の形成工程と同工程で形成でき、あるいはこれに加えて第1の穴91の形成工程と同工程で形成することも可能で、製造工程を増加させることなく、穴内遮光部97を設けることができる。
【0082】
また、前記第2の穴96は、前記基板10または該基板10上に形成された下地絶縁膜12の内部に至るものであってもよい。
【0083】
このように前記第2の穴96が前記基板10または該基板10上に形成された絶縁膜12の内部にまで形成した場合は、該第2の穴96は、半導体層1aのドレイン領域1eに接続されるドレインコンタクトホール83やソース領域1dに接続されるソースコンタクトホール82の形成工程と別工程で形成できる。このように別工程で形成すると、製造工程は増えるものの第2の穴96の深さを自由に設定することができ、第2の穴96を基板10または下地絶縁膜12内部に至るように形成し、この第2の穴96内に遮光性を有する画素電位側容量電極302または固定電位側容量電極300を延設して形成した穴内遮光部97も基板または下地絶縁膜12の内部にまで至るので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0084】
さらに、前記第2の穴96は、前記走査線3aまたはデータ線6aあるいは前記走査線3a及びデータ線6aの両方に沿って形成された溝状のものであってもよい。このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、第2の穴96内に設けた穴内遮光部97が長尺になるので、前記乱射光を遮る効果を向上でき、光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0085】
また、前記実施形態では、第1の穴91の深さが下地絶縁膜12の表面までの深さである場合について説明したが、図6に示すように基板10上に形成された下地絶縁膜12の内部または図7に示すように第1遮光膜11aに至る深さのものであってもよい。
【0086】
このように第1の穴91が基板10の内部または該基板10上に形成された下地絶縁膜12の内部にまで形成した場合は、該第1の穴91は、前記半導体層1aのドレイン領域1eに接続されるドレインコンタクトホール83やソース領域1dに接続されるソースコンタクトホール82の形成工程と別工程で形成できる。このように別工程で形成すると、製造工程は増えるものの第1の穴91の深さを自由に設定することができ、第1の穴を91を基板10の内部または該基板10上に形成された下地絶縁膜12の内部に至るように形成し、この第1の穴91内に前記蓄積容量70−1を延設して形成した穴内蓄積容量部95も基板10または該基板10上に形成された下地絶縁膜12の内部にまで至るので、蓄積容量の増大効果と光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0087】
また、図8に示すように、走査線3aまたはデータ線6aあるいは走査線3a及びデータ線6aの両方に沿って穴内蓄積容量部95を複数設けて、チャネル領域1a’の周囲に穴内蓄積容量部95を多重に設けてもよい。
【0088】
このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、走査線3aまたはデータ線6aあるいは走査線3a及びデータ線6aの両方に沿って穴内蓄積容量部95が複数設けられたことにより、蓄積容量の増大効果を向上することが可能である。また、アクティブマトリクス基板を非常に強力な光源を用いるプロジェクタ等の電子機器に備えられる電気光学装置に用いると、前記アクティブマトリクス基板の表面側(半導体層が設けられている側)の方向から入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに他の部分にあたって生じた内面反射光や多重反射光が前記複数の穴内蓄積容量部により遮られる効果が大きくなり、チャネル領域に前記乱射光が入射することに起因する光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0089】
さらに、第1の穴91は、図9に示すように走査線3aまたはデータ線6aあるいは走査線3a及びデータ線6aの両方に沿って形成された溝状のものであってもよい。このような構成のアクティブマトリクス基板によれば、溝状の第1の穴91内に設けられた穴内蓄積容量部95が長尺になるので、蓄積容量の増大効果と光リーク電流の防止効果を向上することが可能である。
【0090】
(液晶装置の全体構成)
以上のように構成された実施形態における液晶装置(電気光学装置)の全体構成を図10及び図11を参照して説明する。尚、図10は、TFTアレイ基板10をその上に形成された各構成要素と共に対向基板20の側から見た平面図であり、図11は、図10のH−H’断面図である。
【0091】
図11において、TFTアレイ基板10の上には、シール材52がその縁に沿って設けられており、その内側に並行して、例えば第2遮光膜23と同じ或いは異なる材料から成る画像表示領域10aの周辺を規定する額縁としての第3遮光膜53が設けられている。シール材52の外側の領域には、データ線6aに画像信号を所定タイミングで供給することによりデータ線6aを駆動するデータ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられており、走査線3aに走査信号を所定タイミングで供給することにより走査線3aを駆動する走査線駆動回路104が、この一辺に隣接する2辺に沿って設けられている。走査線3aに供給される走査信号遅延が問題にならないのならば、走査線駆動回路104は片側だけでも良いことは言うまでもない。また、データ線駆動回路101を画像表示領域10aの辺に沿って両側に配列してもよい。更にTFTアレイ基板10の残る一辺には、画像表示領域10aの両側に設けられた走査線駆動回路104間をつなぐための複数の配線105が設けられている。また、対向基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的に導通をとるための導通材106が設けられている。そして、図11に示すように、図10に示したシール材52とほぼ同じ輪郭を持つ対向基板20が当該シール材52によりTFTアレイ基板10に固着されている。
【0092】
尚、TFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、複数のデータ線6aに画像信号を所定のタイミングで印加するサンプリング回路、複数のデータ線6aに所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
【0093】
以上図1から図11を参照して説明した各実施形態では、データ線駆動回路101及び走査線駆動回路104をTFTアレイ基板10の上に設ける代わりに、例えばTAB(Tape Automated bonding)基板上に実装された駆動用LSIに、TFTアレイ基板10の周辺部に設けられた異方性導電フィルムを介して電気的及び機械的に接続するようにしてもよい。また、対向基板20の投射光が入射する側及びTFTアレイ基板10の出射光が出射する側には各々、例えば、TNモード、VA(Vertically Aligned)モード、PDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)モード等の動作モードや、ノーマリーホワイトモード/ノーマリーブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板などが所定の方向で配置される。
【0094】
以上説明した各実施形態における液晶装置は、プロジェクタ(投射型表示装置)に適用されるため、3枚の電気光学装置がRGB用のライトバルブとして各々用いられ、各ライトバルブには各々RGB色分解用のダイクロイックミラーを介して分解された各色の光が投射光として各々入射されることになる。従って、各実施形態では、対向基板20に、カラーフィルタは設けられていない。しかしながら、第2遮光膜23の形成されていない画素電極9aに対向する所定領域にRGBのカラーフィルタをその保護膜と共に、対向基板20上に形成してもよい。このようにすれば、液晶プロジェクタ以外の直視型や反射型のカラー液晶装置(カラー電気光学装置)について、前記各実施形態における液晶装置を適用できる。また、対向基板20上に1画素1個対応するようにマイクロレンズを形成してもよい。あるいは、TFTアレイ基板10上のRGBに対向する画素電極9a下にカラーレジスト等でカラーフィルタ層を形成することも可能である。このようにすれば、入射光の集光効率を向上することで、明るい液晶装置が実現できる。更にまた、対向基板20上に、何層もの屈折率の相違する干渉層を堆積することで、光の干渉を利用して、RGB色を作り出すダイクロイックフィルタを形成してもよい。このダイクロイックフィルタ付き対向基板によれば、より明るいカラー液晶装置が実現できる。
【0095】
本実施形態の液晶装置によれば、蓄積容量の増大が可能で、走査線や固定電位側容量電極(或いは容量線)に十分な導電性を与えることが可能で、光リーク電流を防止できる本実施形態のアクティブマトリクス基板が備えられたことにより、微細ピッチな画素の高開口率化を図りつつ、表示画像中におけるクロストークやゴーストを低減して画質を向上でき、しかもトランジスタのオン、オフ比、すなわち液晶装置の光のオン、オフ比を向上でき、高品位の画像表示が可能である。
【0096】
(電子機器の実施形態)
前記の本実施形態の液晶装置を用いた電子機器の一例として、投射型表示装置の構成について、図12を参照して説明する。図12において、投射型表示装置900は、上述した実施形態の液晶装置を3個用意し、夫々RGB用の液晶装置962R、962G及び962Bとして用いた投射型液晶装置の光学系の概略構成図を示す。本実施形態例の投射型表示装置の光学系には、光源装置920と、均一照明光学系923が採用されている。そして、この投射型表示装置は、均一照明光学系923から出射される光束Wを赤(R)、緑(G)、青(B)に分離する色分離手段としての色分離光学系924と、各色光束R、G、Bを変調する変調手段としての3つのライトバルブ925R、925G、925Bと、変調された後の色光束を再合成する色合成手段としての色合成プリズム(プリズムユニット)910と、合成された光束を投射面901の表面に拡大投射する投射手段としての投射レンズユニット906を備えている。また、青色光束Bを対応するライトバルブ925Bに導く導光系927をも備えている。
【0097】
均一照明光学系923は、2つのレンズ板921、922と反射ミラー931を備えており、反射ミラー931を挟んで2つのレンズ板921、922が直交する状態に配置されている。均一照明光学系923の2つのレンズ板921、922は、それぞれマトリクス状に配置された複数の矩形レンズを備えている。光源装置920から出射された光束は、第1のレンズ板921の矩形レンズによって複数の部分光束に分割される。そして、これらの部分光束は、第2のレンズ板922の矩形レンズによって3つのライトバルブ925R、925G、925B付近で重畳される。従って、均一照明光学系923を用いることにより、光源装置920が出射光束の断面内で不均一な照度分布を有している場合でも、3つのライトバルブ925R、925G、925Bを均一な照明光で照明することが可能となる。
【0098】
各色分離光学系924は、青緑反射ダイクロイックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー942と、反射ミラー943から構成される。まず、青緑反射ダイクロイックミラー941において、光束Wに含まれている青色光束Bおよび緑色光束Gが直角に反射され、緑反射ダイクロイックミラー942の側に向かう。赤色光束Rはこのミラー941を通過して、後方の反射ミラー943で直角に反射されて、赤色光束Rの出射部944からプリズムユニット910の側に出射される。
【0099】
次に、緑反射ダイクロイックミラー942において、青緑反射ダイクロイックミラー941において反射された青色、緑色光束B、Gのうち、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色光束Gの出射部945から色合成光学系の側(プリズムユニット910の側)に出射される。緑反射ダイクロイックミラー942を通過した青色光束Bは、青色光束Bの出射部946から導光系927の側に出射される。本例では、均一照明光学素子の光束Wの出射部から、色分離光学系924における各色光束の出射部944、945、946までの距離がほぼ等しくなるように設定されている。
【0100】
色分離光学系924の赤色、緑色光束R、Gの出射部944、945の出射側には、それぞれ集光レンズ951、952が配置されている。したがって、各出射部から出射した赤色、緑色光束R、Gは、これらの集光レンズ951、952に入射して平行化される。
【0101】
このように平行化された赤色、緑色光束R、Gは、ライトバルブ925R、925Gに入射して変調され、各色光に対応した画像情報が付加される。すなわち、これらの液晶装置は、不図示の駆動手段によって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光の変調が行われる。一方、青色光束Bは、導光系927を介して対応するライトバルブ925Bに導かれ、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。尚、本例のライトバルブ925R、925G、925Bは、それぞれさらに入射側偏光手段960R、960G、960Bと、出射側偏光手段961R、961G、961Bと、これらの間に配置された液晶装置962R、962G、962Bとからなる液晶ライトバルブである。
【0102】
導光系927は、青色光束Bの出射部946の出射側に配置した集光レンズ954と、入射側反射ミラー971と、出射側反射ミラー972と、これらの反射ミラーの間に配置した中間レンズ973と、ライトバルブ925Bの手前側に配置した集光レンズ953とから構成されている。集光レンズ954から出射された青色光束Bは、導光系927を介して液晶装置962Bに導かれて変調される。各色光束の光路長、すなわち、光束Wの出射部から各液晶装置962R、962G、962Bまでの距離は青色光束Bが最も長くなり、したがって、青色光束の光量損失が最も多くなる。しかし、導光系927を介在させることにより、光量損失を抑制することができる。
【0103】
各ライトバルブ925R、925G、925Bを通って変調された各色光束R、G、Bは、色合成プリズム910に入射され、ここで合成される。そして、この色合成プリズム910によって合成された光が投射レンズユニット906を介して所定の位置にある投射面901の表面に拡大投射されるようになっている。本例では、液晶装置962R、962G、962Bには、チャネル領域1a’の周囲に穴内蓄積容量部95が複数設けられているので、前記アクティブマトリクス基板の表面側(半導体層が設けられている側)の方向から液晶プロジェクタ内の投射光学系により入射し、基板裏面側の界面で反射した光がさらに他の部分にあたって内面反射光や多重反射光が生じても、該内面反射光や多重反射光は前記遮光性を有する穴内蓄積容量部95により遮られるので、チャネル領域1a’に前記内面反射光や多重反射光が入射するのを改善でき、光リーク電流の発生を防止でき、チャネル特性の変化を防止できる。
【0104】
また、本例では、液晶装置962R、962G、962Bには、TFT30の下側に第1遮光膜が設けられているため、当該液晶装置962R、962G、962Bからの投射光に基づく液晶プロジェクタ内の投射光学系による反射光、投射光が通過する際のTFTアレイ基板の表面からの反射光、他の液晶装置から出射した後に投射光学系を突き抜けてくる投射光の一部等が、戻り光としてTFTアレイ基板の側から入射しても、画素電極のスイッチング用のTFTのチャネルに対する遮光を十分に行うことができる。
【0105】
このため、小型化に適したプリズムユニット910を投射光学系に用いても、各液晶装置962R、962G、962Bとプリズムユニット910との間において、戻り光防止用のフィルムを別途配置したり、偏光手段に戻り光防止処理を施したりすることが不要となるので、構成を小型且つ簡易化する上で大変有利である。
【0106】
また、本実施形態では、戻り光によるTFTのチャネル領域への影響を抑えることができるため、液晶装置に戻り光防止処理を施した偏光手段961R、961G、961Bを直接貼り付けなくてもよい。そこで、図12に示されるように、偏光手段を液晶装置から離して形成、より具体的には、一方の偏光手段961R、961G、961Bはプリズムユニット910に貼り付け、他方の偏光手段960R、960G、960Bは集光レンズ953、945、944に貼り付けることが可能である。このように、偏光手段をプリズムユニット910あるいは集光レンズに貼り付けることにより、偏光手段の熱は、プリズムユニット910あるいは集光レンズで吸収されるため、液晶装置の温度上昇を防止することができる。
【0107】
また、液晶装置と偏光手段とを離間形成することにより、液晶装置と偏光手段との間には空気層ができるため、冷却手段(図示略)を設け、液晶装置と偏光手段との間に冷風等の送風を送り込むことにより、液晶装置の温度上昇をさらに防ぐことができ、液晶装置の温度上昇による誤動作を防ぐことができる。
【0108】
前記実施形態の液晶装置を備えた電子機器の他の例について説明する。
【0109】
図13は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図12において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は前記実施形態の液晶装置を用いた液晶表示部を示している。
【0110】
図14は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図14において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は前記実施形態の液晶装置を用いた液晶表示部を示している。
【0111】
図15は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図15において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1201は前記実施形態の液晶装置を用いた液晶表示部を示している。
【0112】
図13〜図15に示す電子機器は、前記実施形態の液晶装置を用いた液晶表示部を備えているので、チャネル特性の変化がなく、高品位の画像表示を実現することができる。
【0113】
本発明は、上述した各実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう電気光学装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のアクティブマトリクス基板によれば、前記画素電極に接続され画素電極電位とされる画素電位側容量電極と該画素電位側容量電極に誘電体膜を介して対向配置された固定電位とされる固定電位側容量電極からなる蓄積容量を前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に設けられた第1の穴内に埋め込んで形成することにより、画素開口率を低減することなく、十分な線幅と、蓄積容量の形成領域の増大を図ることにより、蓄積容量の増大が可能であり、走査線や固定電位側容量電極(或いは容量線)に十分な導電性を与えることが可能で、また、穴内蓄積容量部に遮光性を付与することにより、光リーク電流の防止が可能で、光リーク電流によるトランジスタ特性の変化の防止が可能である。
本発明の電気光学装置によれば、蓄積容量の増大が可能で、走査線や固定電位側容量電極に十分な導電性を与えることが可能で、光リーク電流を防止できる本発明のアクティブマトリクス基板が備えられたことにより、微細ピッチな画素の高開口率化を図りつつ、表示画像中におけるクロストークやゴーストを低減して画質を向上でき、しかもトランジスタのオン、オフ比、すなわち電気光学装置の光のオン、オフ比を向上でき、高品位の画像表示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のTFTアレイ基板が備えられた液晶装置における画像表示領域を構成するマトリクス状の複数の画素に設けられた各種素子、配線等の等価回路である。
【図2】 本発明の実施形態の液晶装置におけるデータ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。
【図3】 図2のA−A’断面図である。
【図4】 図2のZ−Z’断面図である。
【図5】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板に設けた穴内遮光部の例を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板に設けた穴内蓄積容量部の他の例を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板に設けた穴内蓄積容量部のさらに他の例を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板に設けた穴内蓄積容量部のさらに他の例を示す平面図である。
【図9】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板に設けた穴内蓄積容量部のさらに他の例を示す平面図である。
【図10】 本発明の実施形態の液晶装置におけるTFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図である。
【図11】 図10のH−H’断面図である。
【図12】 本実施形態の液晶装置を用いた電子機器の一例である投射型表示装置の構成図である。
【図13】 本実施形態の液晶装置を用いた電子機器の他の例である携帯電話の一例を示した斜視図である。
【図14】 本実施形態の液晶装置を用いた電子機器の他の例である腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。
【図15】 本実施形態の液晶装置を用いた電子機器の他の例である携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1a…半導体層
1a’…チャネル領域
1b…低濃度ソース領域
1c…低濃度ドレイン領域
1d…高濃度ソース領域
1e…高濃度ドレイン領域
2…絶縁膜
3a…走査線
6a…データ線
7…第3層間絶縁膜
9a…画素電極
10…TFTアレイ基板(アクティブマトリクス基板)
10a…画像表示領域
11a…第1遮光膜
12…下地絶縁膜
16…配向膜
20…対向基板
21…対向電極
22…配向膜
23…第2遮光膜
30…TFT(薄膜トランジスタ)
50…液晶層
52…シール材
53…第3遮光膜
70…蓄積容量
70−1…蓄積容量
81、82、83、84…コンタクトホール
91…第1の穴
95…穴内蓄積容量部
96…第2の穴
97…穴内遮光部
300…容量線(固定電位側容量電極)
301…誘電体膜
302…容量電極(画素電位側容量電極)
303…中継層
311…第1層間絶縁膜
312…第2層間絶縁膜
900…投射型表示装置
920…光源装置
962R、962G、962B…液晶装置
1000…携帯電話本体
1001、1101、1201…液晶表示部
1100…時計本体
1200…情報処理装置
Claims (13)
- 基板上に、相交差する走査線及びデータ線と、該走査線及びデータ線に接続されたトランジスタと、該トランジスタに接続された画素電極と、前記画素電極に接続され画素電極電位とされる画素電位側容量電極と該画素電位側容量電極に誘電体膜を介して対向配置された固定電位とされる固定電位側容量電極からなる蓄積容量とを備えてなり、
前記画素電位側容量電極及び前記固定電位側容量電極のうち少なくとも一方は遮光性を有し、
前記トランジスタのチャネル領域の周囲に1つ以上の第1の穴が設けられ、該第1の穴内に前記蓄積容量を延設して埋め込んだ遮光性を有する穴内蓄積容量部が設けられており、
前記第1の穴は平面視で、前記走査線と前記データ線が交差することにより形成される領域の角に設けられていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。 - 前記第1の穴は平面視で、前記走査線と前記データ線が交差することにより形成される領域の4つの角に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記第1の穴は、前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至ることを特徴とする請求項1または2に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記穴内蓄積容量部は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って複数設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記第1の穴は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って形成された溝状のものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記トランジスタの少なくともチャネル領域の周囲に1つ以上の第2の穴が設けられ、前記第2の穴内に前記遮光性を有する画素電位側容量電極または固定電位側容量電極を延設して埋め込んだ穴内遮光部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記第2の穴は、前記基板または該基板上に形成された絶縁膜の内部に至ることを特徴とする請求項6に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記第2の穴は、前記走査線または前記データ線あるいは前記走査線及びデータ線の両方に沿って形成された溝状のものであることを特徴とする請求項6又は7記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記画素電位側容量電極は、前記トランジスタと前記画素電極間に介在する島状の導電膜であり、前記固定電位側容量電極は、前記走査線と前記画素電位側容量電極との間または前記データ線と前記画素電位側容量電極との間に積層されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のアクティブマトリクス基板。
- 前記基板の表面には、前記トランジスタの少なくともチャネル領域を基板側から見て覆う第1遮光膜が設けられたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項の記載のアクティブマトリクス基板。
- 互いに対向する一対の基板間に電気光学材料を有する電気光学装置であって、前記一対の基板のうちの一方が、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のアクティブマトリクス基板であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項11に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
- 光源と、該光源から出射される光が入射されて画像情報に対応した変調を施す請求項11に記載の電気光学装置と、該電気光学装置により変調された光を投射する投射手段とを具備することを特徴とする電子機器。
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