JP2002154820A - 非晶質微細シリカ粒子とその用途 - Google Patents
非晶質微細シリカ粒子とその用途Info
- Publication number
- JP2002154820A JP2002154820A JP2000348537A JP2000348537A JP2002154820A JP 2002154820 A JP2002154820 A JP 2002154820A JP 2000348537 A JP2000348537 A JP 2000348537A JP 2000348537 A JP2000348537 A JP 2000348537A JP 2002154820 A JP2002154820 A JP 2002154820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silica particles
- fine silica
- silica
- amorphous fine
- amorphous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Silicon Compounds (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
する非晶質微細シリカ粒子を提供する。 【解決手段】 珪素化合物の火炎加水分解によって製造
される非晶質シリカ粒子であって、平均粒径(メジアン
径)0.1〜0.7μm、BET比表面積5〜30m2/gであ
り、分散係数(z)が40以下、BET比表面積に対する
摩擦帯電量の絶対値が20μC/m2以上であることを特徴
とする非晶質微細シリカ粒子。
Description
いた複写機、プリンター、ファクシミリ、製版システム
などに広く用いられる電子写真用のトナー外添剤ないし
トナー内添剤、あるいは電子写真感光体の表面保護層や
電荷輸送層材料として好適な非晶質球状シリカ微粒子に
関する。より詳しく述べると、電子写真用トナーに外添
して流動性の改善や帯電性の制御、あるいは耐熱性や長
期保存性の改善、クリーニング特性の制御、キャリアや
感光体表面に対する付着性の制御、現像剤劣化挙動の制
御などの目的に用いられ、また電子写真用トナーに内添
して耐久性改善の目的で用いられ、更には電気的あるい
は機械的な負荷がかかる電子写真感光体の表面保護層に
微細な凹凸を形成し、接触面積を減少させて耐久性を改
善する目的で用いられる材料として好適な非晶質球状シ
リカ微粒子に関する。
て、流動性の改善や帯電の制御などの目的で微細なシリ
カ粉末やチタニア等の粉末が従来から用いられている。
一般にこれらの平均粒径は0.005〜0.040μm前
後であり、摩擦帯電量の絶対値は何れも15μC/m2以下
である。また、電子写真感光体の表面保護層や電荷輸送
層の材料には平均粒径0.005〜0.150μmのシリ
カ粉末が耐久性向上のために用いられている。
化および高画像化に対応すべく、現像剤の帯電性の迅速
な立ち上がりや、現像剤の劣化挙動を制御する必要性か
ら、帯電性が高くてしかも粒径が大きく、シャープな粒
度分布を持った非晶質球状シリカ微粒子が望まれてい
る。ところが、従来の珪酸ナトリウムを原料として製造
される湿式シリカやシリカゲルはNa2O等のアルカリ
金属酸化物が不純物として混在するのを避けることがで
きず、このため帯電量が低く、かつ帯電量の立ち上がり
が遅いと云う欠点があり、耐久性にも問題があった。さ
らに電子写真材料の添加材として用いられている従来の
シリカ粉末は粒度分布がブロードであり、しかも平均粒
径がやや微細に過ぎる問題があった。
いられている従来のシリカ粉末におけるこのような問題
を解決したものであって、従来用いられているシリカ粒
子よりも平均粒径がやや大きく、シャープな粒度分布を
有し、かつ摩擦帯電量が大きい非晶質微細シリカ粒子を
提供するものである。
質微細シリカ粒子に関する。 (1)珪素化合物の火炎加水分解によって製造される非
晶質シリカ粒子であって、平均粒径(メジアン径)0.1
〜0.7μm、BET比表面積5〜30m2/gであり、次式
[I]で表される分散係数(z)が40以下、BET比表面
積に対する摩擦帯電量の絶対値が20μC/m2以上である
ことを特徴とする非晶質微細シリカ粒子。 z=Y/2X ……[I] (Xはメジアン径、Yは累積10%到達粒径から累積9
0%到達粒径までの粒径範囲) (2)シランカップリング剤および/またはオルガノポ
リシロキサンによって表面処理された上記(1)の非晶質
微細シリカ粒子。 (3)乾式法で表面処理された上記(2)の非晶質微細シ
リカ粒子。
を用いた以下の用途に関する。 (4)上記(1)、(2)または(3)の非晶質微細シリカ粒子を
用いたことを特徴とする電子写真用現像剤。 (5)上記(1)、(2)または(3)の非晶質微細シリカ粒子を
用いたことを特徴とする感光体表面保護層材料 (6)上記(1)、(2)または(3)の非晶質微細シリカ粒子を
用いたことを特徴とする電荷輸送層材料。
て詳細に説明する。本発明のシリカ粒子は、珪素化合物
の火炎加水分解によって製造される非晶質シリカ粒子で
あって、平均粒径(メジアン径)0.1〜0.7μm、BE
T比表面積5〜30m2/gであり、次式[I]で表される分
散係数(z)が40以下、BET比表面積に対する摩擦帯
電量の絶対値が20μC/m2以上のものである。 z=Y/2X ……[I] ここで、Xはメジアン径、Yは累積10%到達粒径から
累積90%到達粒径までの粒径範囲である。式[I]から
明らかなように、分散係数(z)は上記シリカ粒子のメジ
アン径を中心とする分布状態を示し、この値が小さいも
のほどメジアン径付近に粒度分布が集中している。な
お、累積10%未満の粒径範囲、および累積90%を上
回る粒径範囲は何れも分布の誤差が大きくなるので、累
積10%到達粒径から累積90%到達粒径までの粒径範
囲Yを基準とする。
のシリカ粒子の分散係数(z)は概ね43%以上であり本
発明よりも分布が広い。一方、本発明の微細シリカ粒子
は分散係数(z)が40以下であり、従って、粒径がメジ
アン径付近に集中しており、従来品よりも格段に均一な
粒度を有し、容易に単分散可能な粒子である。また、後
述の火炎加水分解法によって得られる本発明の非晶質シ
リカ粒子は高純度である。従って、電子写真用トナーの
外添剤や内添剤として好適である。さらに、電子写真用
現像剤の材料、感光体表面保護層の材料、電荷輸送層の
材料などとして好適である。
粒径と比表面積および分散係数を有するので、鉄粉等に
対する接触性に優れており、BET比表面積に対する摩
擦帯電量として絶対値20μC/m2以上の大きな摩擦帯電
量を有することができる。なお、従来はシリカ粒子の重
量に対する摩擦帯電量を指標としているものが多いが、
重量に対する摩擦帯電量では凝集粉の場合、これが分散
すると摩擦帯電量が大きく変化し、正確な帯電状態を把
握し難いと云う問題がある。帯電量は粉末の分散性に大
きな影響を与え、また電子写真用現像剤の材料として用
いた場合に迅速な帯電の立ち上がりに直結する。本発明
の非晶質シリカ粒子はBET比表面積に対する摩擦帯電
量の絶対値が20μC/m2以上であるので電子写真用のト
ナーに添加したときに分散性が良く、また、迅速な帯電
の立ち上がり性を有する現像剤を得ることができる。
の珪素化合物を火炎中に導いて加水分解することにより
非晶質シリカ微粒子を製造する方法において、火炎温度
をシリカの融点以上、火炎中のシリカ濃度を0.25kg/
Nm3以上とし、生成したシリカ粒子をシリカの融点以上
の高温下に短時間滞留させることによって製造すること
ができる。
形成し、火炎温度をシリカの融点(1730℃)以上に高め、
これに原料ガスを導入して非晶質シリカ粒子を生成させ
る。原料ガスとしては四塩化珪素、トリクロロシラン、
ジクロロシラン、メチルトリクロロシラン等を用いるこ
とができ、可燃性ガスとしては水素や水素含有ガス、水
素生成ガスを使用することができる。支燃性ガスとして
は酸素や酸素含有ガスを使用することができる。火炎温
度がシリカの融点より低いと目的とする粒径のシリカ粒
子を得るのが難しい。
リカの濃度を0.25kg/Nm3以上、好ましくは0.25〜
1.0kg/Nm3程度に調整する。シリカ濃度が0.25kg/N
m3より低いと十分に粒子が成長せず、所望の粒径のもの
が得られない。一方、シリカ濃度が1.0kg/Nm3を上回
るとバーナにシリカが付着しやすくなり、また粒径の制
御も難しい。
点以上の高温下)に短時間滞留させることによってシリ
カ粒子を成長させ、その粒径を制御する。滞留時間は
0.02〜0.30秒が適当である。滞留時間が0.02
秒未満では粒子の成長が十分ではない。また、滞留時間
が0.30秒より長いと生成したシリカ粒子どうしの融
着が生じ、さらに反応容器内壁に対するシリカの付着も
顕著になるので好ましくない。この滞留時間を確保する
ため、燃焼バーナの外周部で可燃性ガスを燃焼させるこ
とによって輻射で失われる熱量を補うと良い。
ガスに希釈用ガス(空気や窒素ガスなど)を導入して燃焼
温度およびガス流速を調整することにより。シリカ粒子
の粒径を制御することができる。希釈用ガスの供給量を
増加して火炎温度を下げると共にガス流速を高めると、
シリカの滞留時間が減少し、粒子の成長が制限されるの
で比較的粒径が小さく、従って、比表面積の大きなシリ
カ粒子となる。
面積(S)とメジアン径(r)は、それぞれ火炎中のシリカ
濃度(v)と滞留時間(t)の積に対して、下記[II][III]
式で表される対数曲線に示す関係を有することが見出さ
れる。従って、このシリカ濃度(v)と滞留時間(t)を因
子としてシリカ粒子の比表面積(S)やメジアン径(r)を
制御することができる。すなわち、目的の比表面積やメ
ジアン径に応じて火炎中のシリカ濃度や滞留時間を制御
する。 S=3.52(v・t)-0.4 ……[II] r=1.07(v・t)0.4 ……[III]
グ剤あるいはオルガノポリシロキサンを用いて表面処理
することにより摩擦帯電性を安定化することができる。
具体的には、トリメチルクロロシラン、ジメチルジクロ
ロシラン、メチルトリクロロシラン、トリメチルアルコ
キシシラン、ジメチルジアルコキシシラン、メチルトリ
アルコキシシラン、ヘキサメチルジシラザン等のシラン
カップリング剤、あるいは、オルガノポリシロキサン、
またはオルガノポリシロキサンを含む変性シリコーンオ
イル等、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルハ
イドロジェンシリコーンオイル、フェニルシリコーンオ
イルや非反応性シリコーンオイル、反応性シリコーンオ
イルを用いることができる。
の表面処理方法を用いることができる。例えば、シラン
カップリング剤やオルガノポリシロキサンの所定量を必
要に応じて溶剤と共に金属酸化物粉末に滴下ないし噴霧
して十分に分散させた後、50℃以上、好ましくは10
0℃以上、特に好ましくは100〜400℃の加熱温度
下で、0.1〜5時間、好ましくは1〜2時間かけて撹
拌し、その後、冷却する乾式処理によって均一に表面処
理されたシリカ粒子を得ることができる。
粒度特性(平均粒径、分散係数など)および摩擦帯電特性
を有するので、電子写真用現像剤、感光体表面保護層、
あるいは電荷輸送層の材料として好適である。
す。 〔実施例1〕図1に示すように、原料の珪素化合物を気
化して供給するための蒸発器1、原料の珪素化合物ガス
を供給する供給管2、可燃性ガスを供給する供給管3、
支燃性ガスを供給する供給管4、これらの供給管2〜4
に接続したバーナー5、火炎加水分解反応を行う反応器
6、反応容器6の下流に連結された冷却管7、製造され
たシリカ粉末を回収する回収装置8、さらに下流に排ガ
ス処理装置9、排風機10からなる製造装置を用い、以
下のようにして非晶質微細シリカ粒子を製造した。な
お、反応容器6の内壁は1000℃以上の高温に耐える
ようにアルミナ煉瓦で内張りして用いた。製造工程 支燃性ガス供給管を開いて酸素ガスをバーナーに供給
し、着火用バーナー(図示省略)に点火した後、可燃性ガ
ス供給管を開いて水素ガスをバーナーに供給して火炎を
形成し、これに四塩化珪素を蒸発器1にてガス化して供
給し、表2に示す条件下で火炎加水分解反応を行わせ、
生成したシリカ粉末を回収装置8のバグフィルターで回
収した。粉末回収後の排ガスは排ガス処理装置9で処理
し、排風機10を通じて排気した。原料の四塩化珪素ガ
ス量、水素ガスおよび酸素ガスの量、火炎中のシリカ濃
度と滞留時間、生成したシリカ粒子の粒度および分布係
数を表1に示した。また、これらのシリカ粒子につい
て、シリカ濃度0.2重量%で鉄粉キャリアに5分間分散
させた後に摩擦帯電量を測定した〔1kgf/cm2、1分間窒
素ブロー後に東芝ケミカル社製TB-200で測定した絶対値〕。
この値を表1に示した。なお、既存品のシリカ粒子の値
を対比して示した。また、実施例No.1〜No.6、および
既存品の粒度分布を図2に示した。
のシリカ粒子は比表面積10.7〜30.0m2/g、平均粒
径(メジアン径)0.195〜0.37μm、分布係数31
〜35%、キャリアとの摩擦帯電量の絶対値20.5〜
32.0であり、何れも本発明の範囲に含まれる。一
方、既存品のシリカ粒子は比表面積とメジアン径が本発
明の範囲に含まれるものの分散係数は本発明のシリカ粒
子よりも大きく、粒度分布のピークが本発明のシリカ粒
子より大きい。また摩擦帯電量の絶対値も小さい。
のシリカ濃度(v)と滞留時間(t)の積に対する比表面積
(S)とメジアン径(r)の関係を図3および図4に示し
た。この結果から、火炎中のシリカ濃度(v)と滞留時間
(t)の積は比表面積(S)とメジアン径(r)に対して次式
[II][III]の関係にあることが見出された。 S=3.52(v・t)-0.4 ……[II] r=1.07(v・t)0.4 ……[III]
100重量部を用い、これをミキサーに入れ、窒素雰囲
気下、撹拌しながら、オルガノポリシロキサン5重量部
を滴下し、300℃で1時間加熱撹拌した後に冷却し
た。このシリカ粉末について、実施例1と同様にして鉄
粉キャリアとの摩擦帯電量の絶対値を測定したところ2
5.2μC/m2であった。また、透過率法による疎水率は
95%、BET比表面積は20m2/gであり、カーボン量
は1.5重量%であった。このシリカ微粉末と市販のシ
リカ粉末〔日本アエロシ゛ル社製品RX200〕を負帯電性7μmト
ナー〔東芝ケミカル社製品K-30〕に各々0.5%添加して攪
拌混合し、トナー組成物を調製した、この流動性を測定
したところ45μスクリーンの通過率が83%であり、
優れた流動性を有していた。さらに、このトナー組成物
(4重量%)とフェライトキャリア(96重量%、FS-02)と
を1分間摩擦帯電させたもの、120分間摩擦帯電させ
たものについて、ブローオフ帯電量測定装置(東芝ケミカル
社製品TB-220)を用い、摩擦帯電量をおのおの測定して
その比を求めたところ、帯電量の比は1.1であり、摩
擦時間の相違による帯電量の変動は少ないことが確認さ
れた。次に、上記トナー組成物を用い市販の複写機によ
って5万枚複写したところ、画像の濃度変化、かぶり、
白抜けなどの画像不良は無く、良好な画像特性を示し
た。また、複写後の感光体表層をマイクロスコープ(キーエ
ンス社製品、VH-6000)で観察したが、損傷は特に見当たら
ず良好であった。
100重量部を用い、これをミキサーに入れ、窒素雰囲
気下、撹拌しながら、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)5
重量部を滴下し、200℃で3時間加熱撹拌した後に冷
却した。このシリカ粉末について、実施例1と同様にし
て鉄粉キャリアとの摩擦帯電量の絶対値を測定したとこ
ろ47.6μC/m2であった。また透過率法による疎水率
は98%、BET比表面積は8m2/gであり、カーボン量
は0.15重量%であった。このシリカ微粒子を用い実
施例2と同様にしてトナー組成物を調製した。このトナ
ー組成物の45μスクリーンの通過率は90%であり、
良好な流動性を示した。また、このトナー組成物につい
て実施例2と同様にして1分間摩擦帯電させたものと1
20分間摩擦帯電させたものとの帯電量の比を測定した
ところ、この帯電量の比は1.2であり、摩擦時間の相
違による帯電量の変動は少ないことが確認された。さら
に、このトナー組成物を用い実施例2と同様にして5万
枚複写したところ、画像の濃度変化、かぶり、白抜けな
どの画像不良は無く、良好な画像特性を示した。また、
複写後の感光体表層に損傷は特に見当たらず良好であっ
た。
(メジアン径)0.1〜0.7μmおよび比表面積が5〜3
0m2/gであって、分散係数(z)40%以下のシャープな
粒度分布を有するシリカ微粒子を得ることができる。こ
のシリカ微粒子は真球に近い粒子形状を有し、しかも粒
径が格段に均一である。従って、摩擦帯電を生じ易く、
強帯電性が得られる。また、シリカ粒子が高純度である
こと、および粒子表面に細孔が殆どないので水分の吸着
が極めて少なく、帯電の立ち上りが迅速であり、その帯
電性を長時間維持することができる。さらに、粒径が大
きいために長期間の分散でもトナー内部に埋没せず、感
光体表面の保護層と紙との接点改善など、電子写真用現
像剤、感光体表面保護層、あるいは電荷輸送層の材料と
して好適である。
図
示すグラフ
を示すグラフ
式を示すグラフ
の供給管、4−支燃性ガスの供給管、5−燃焼バーナ
ー、6−反応容器、7−冷却管、8−回収装置、9−排
ガス処理装置9、10−排風機。
Claims (6)
- 【請求項1】 珪素化合物の火炎加水分解によって製造
される非晶質シリカ粒子であって、平均粒径(メジアン
径)0.1〜0.7μm、BET比表面積5〜30m2/gであ
り、次式[I]で表される分散係数(z)が40以下、BE
T比表面積に対する摩擦帯電量の絶対値が20μC/m2以
上であることを特徴とする非晶質微細シリカ粒子。 z=Y/2X ……[I] (Xはメジアン径、Yは累積10%到達粒径から累積9
0%到達粒径までの粒径範囲) - 【請求項2】 シランカップリング剤および/またはオ
ルガノポリシロキサンによって表面処理された請求項1
の非晶質微細シリカ粒子。 - 【請求項3】 乾式法で表面処理された請求項2の非晶
質微細シリカ粒子。 - 【請求項4】 請求項1、2または3の非晶質微細シリ
カ粒子を用いたことを特徴とする電子写真用現像剤。 - 【請求項5】 請求項1、2または3の非晶質微細シリ
カ粒子を用いたことを特徴とする感光体表面保護層材料 - 【請求項6】 請求項1、2または3の非晶質微細シリ
カ粒子を用いたことを特徴とする電荷輸送層材料。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348537A JP4904567B2 (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 非晶質微細シリカ粒子とその用途 |
DE60133416T DE60133416T2 (de) | 2000-06-20 | 2001-06-20 | Amorphe feinpartikel aus siliziumdioxid, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung. |
EP01941114A EP1361195B1 (en) | 2000-06-20 | 2001-06-20 | Amorphous, fine silica particles, and method for their production and their use |
PCT/JP2001/005252 WO2001098211A1 (fr) | 2000-06-20 | 2001-06-20 | Fines particules de silice amorphes, leur procede de production et leur utilisation |
US10/049,902 US7083770B2 (en) | 2000-06-20 | 2001-06-20 | Amorphous, fine silica particles, and method for their production and their use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348537A JP4904567B2 (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 非晶質微細シリカ粒子とその用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002154820A true JP2002154820A (ja) | 2002-05-28 |
JP4904567B2 JP4904567B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=18822104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000348537A Expired - Lifetime JP4904567B2 (ja) | 2000-06-20 | 2000-11-15 | 非晶質微細シリカ粒子とその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4904567B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060802A1 (ja) | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Tokuyama Corporation | シリカ微粒子 |
JP2006001832A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Degussa Ag | 表面変性シリカゲル |
JP2007084383A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 非晶質板状シリカ |
JP2007191355A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nippon Aerosil Co Ltd | 疎水化表面改質乾式法シリカ粉末 |
JP2007334068A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2007334067A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2008019157A (ja) * | 2006-06-09 | 2008-01-31 | Tokuyama Corp | 乾式シリカ微粒子 |
CN100538533C (zh) * | 2003-05-15 | 2009-09-09 | 施乐公司 | 具有纳米尺寸填料的光敏元件 |
JP2009223302A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置ないし画像形成用プロセスカートリッジ |
JP2009537031A (ja) * | 2006-05-12 | 2009-10-22 | キャボット コーポレイション | トナー組成物及びその製造方法 |
JP2010184863A (ja) * | 2003-07-30 | 2010-08-26 | Canon Inc | 疎水性無機微粒子の製造方法及び疎水性無機微粒子 |
JP2010190548A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Kanken Techno Co Ltd | 熱処理炉およびこれを用いた排ガス処理装置 |
US7846632B2 (en) | 2003-09-03 | 2010-12-07 | Zeon Corporation | Toner |
JP2011173779A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-09-08 | Sakai Chem Ind Co Ltd | シリカ粒子とその製造方法、及びそれを含む樹脂組成物 |
JPWO2011007731A1 (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-27 | 日本アエロジル株式会社 | 表面改質金属酸化物粉末及びその製造方法 |
JP2014028738A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-02-13 | Tokuyama Corp | 乾式シリカ微粒子 |
JP2017506205A (ja) * | 2014-02-24 | 2017-03-02 | エルケム アクシエセルスカプ | 二酸化ケイ素粒子の製造方法 |
JP2017119621A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-07-06 | 株式会社トクヤマ | 親水性乾式シリカ粉末 |
JP2019197188A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000258947A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 静電荷像現像剤 |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000348537A patent/JP4904567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000258947A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 静電荷像現像剤 |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060802A1 (ja) | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Tokuyama Corporation | シリカ微粒子 |
CN100538533C (zh) * | 2003-05-15 | 2009-09-09 | 施乐公司 | 具有纳米尺寸填料的光敏元件 |
JP2010184863A (ja) * | 2003-07-30 | 2010-08-26 | Canon Inc | 疎水性無機微粒子の製造方法及び疎水性無機微粒子 |
US8158322B2 (en) | 2003-09-03 | 2012-04-17 | Zeon Corporation | Toner |
US7846632B2 (en) | 2003-09-03 | 2010-12-07 | Zeon Corporation | Toner |
JP2006001832A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Degussa Ag | 表面変性シリカゲル |
JP2007084383A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 非晶質板状シリカ |
JP4597018B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2010-12-15 | 水澤化学工業株式会社 | 非晶質板状シリカ |
JP2007191355A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nippon Aerosil Co Ltd | 疎水化表面改質乾式法シリカ粉末 |
JP2009537031A (ja) * | 2006-05-12 | 2009-10-22 | キャボット コーポレイション | トナー組成物及びその製造方法 |
JP2008019157A (ja) * | 2006-06-09 | 2008-01-31 | Tokuyama Corp | 乾式シリカ微粒子 |
JP2007334067A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2007334068A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2009223302A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置ないし画像形成用プロセスカートリッジ |
JP2010190548A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Kanken Techno Co Ltd | 熱処理炉およびこれを用いた排ガス処理装置 |
JP5847581B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2016-01-27 | 日本アエロジル株式会社 | 表面改質金属酸化物粉末の製造方法 |
JPWO2011007731A1 (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-27 | 日本アエロジル株式会社 | 表面改質金属酸化物粉末及びその製造方法 |
US9098001B2 (en) | 2009-07-14 | 2015-08-04 | Nippon Aerosil Co., Ltd. | Surface-modified metal oxide powder and process for producing same |
JP2011173779A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-09-08 | Sakai Chem Ind Co Ltd | シリカ粒子とその製造方法、及びそれを含む樹脂組成物 |
JP2014028738A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-02-13 | Tokuyama Corp | 乾式シリカ微粒子 |
JP2017506205A (ja) * | 2014-02-24 | 2017-03-02 | エルケム アクシエセルスカプ | 二酸化ケイ素粒子の製造方法 |
US10011496B2 (en) | 2014-02-24 | 2018-07-03 | Elkem As | Process for the production of silicon dioxide particles |
JP2017119621A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-07-06 | 株式会社トクヤマ | 親水性乾式シリカ粉末 |
JP2019197188A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4904567B2 (ja) | 2012-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4904567B2 (ja) | 非晶質微細シリカ粒子とその用途 | |
JP4781769B2 (ja) | 高疎水性球状ゾルゲルシリカ微粒子、その製造方法、該微粒子からなる静電荷像現像用トナー外添剤および該トナー外添剤を用いた現像剤 | |
JP4789080B2 (ja) | 非晶質微細シリカ粒子の製造方法 | |
JP5008460B2 (ja) | 乾式シリカ微粒子 | |
KR101206685B1 (ko) | 건식 실리카 미립자 | |
JP4512872B2 (ja) | 表面改質シリカ微粉末とその製造方法 | |
JP4578400B2 (ja) | 電子写真用トナー外添剤 | |
KR100714942B1 (ko) | 실리카 미립자 | |
WO2001098211A1 (fr) | Fines particules de silice amorphes, leur procede de production et leur utilisation | |
WO2012111452A1 (ja) | 表面改質シリカ粉末及びその製造方法並びに電子写真用トナー組成物 | |
JP2014114175A (ja) | 表面疎水化球状シリカ微粒子、その製造方法及びそれを用いた静電荷像現像用トナー外添剤 | |
JP2012027142A (ja) | 電子写真用トナー用外添剤及び電子写真用トナー | |
JP5020224B2 (ja) | 表面処理シリカの製造方法 | |
US7083770B2 (en) | Amorphous, fine silica particles, and method for their production and their use | |
JP5655800B2 (ja) | 会合シリカの製造方法 | |
JP4758656B2 (ja) | シリカ微粒子 | |
JP4346403B2 (ja) | 表面処理シリカ粒子及びその用途 | |
CN101195487A (zh) | 无定形微细二氧化硅颗粒及其制备方法和其用途 | |
JP3278278B2 (ja) | 疎水性酸化チタン系微粉体 | |
JP3983234B2 (ja) | トナー外添材の製造方法 | |
JP4377215B2 (ja) | シリカ微粒子 | |
JP2013249215A (ja) | 親水性ゾルゲルシリカ粒子の表面処理方法 | |
JP2006154479A (ja) | 静電荷像現像用トナー外添剤およびトナー | |
JP5683101B2 (ja) | 表面処理シリカ | |
JP2005292592A (ja) | 表面処理シリカ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20001115 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20011012 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110825 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4904567 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |