JP2002153901A - 金属帯状部材をフレキシブルに圧延するための方法および装置 - Google Patents

金属帯状部材をフレキシブルに圧延するための方法および装置

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JP2002153901A JP2001251142A JP2001251142A JP2002153901A JP 2002153901 A JP2002153901 A JP 2002153901A JP 2001251142 A JP2001251142 A JP 2001251142A JP 2001251142 A JP2001251142 A JP 2001251142A JP 2002153901 A JP2002153901 A JP 2002153901A
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ベールケ ペーター
Alexander Ebert
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ハウガー アンドレアス
Reiner Kopp
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    • B21B13/02Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延するために金属帯状部材を、第1作業ロ
ーラと第2作業ローラとの間に形成された圧延ギャップ
を通してガイドし、圧延ギャップの大きさを、金属帯状
部材の長さにわたって、比較的大きな帯状部材厚さを有
する帯状部材区分と比較的小さな帯状部材厚さを有する
帯状部材区分とが得られるように可変にして、金属帯状
部材をフレキシブルに圧延するための方法および装置を
改良して、冷間圧延加工によっても熱間圧延加工によっ
ても簡単な形式で非対称的な金属帯状部材厚さプロフィ
ルを得ることのできる方法および装置を提供する。 【解決手段】 比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状
部材区分を得るために、第1作業ローラ2の各周上点が
金属帯状部材に接触している時間を、第2作業ローラ3
の各周上点が金属帯状部材1に接触している時間より少
なくし、これにより比較的小さな帯状部材厚さを有する
帯状部材区分の領域において非対称的な帯状部材厚さプ
ロフィルが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯状部材を、
圧延するために第1作業ローラと第2作業ローラとの間
に形成された圧延ギャップを通してガイドし、該圧延ギ
ャップの大きさを、金属帯状部材の長さにわたって、比
較的大きな帯状部材厚さを有する帯状部材区分と比較的
小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分とが得られる
ように可変にする、金属帯状部材をフレキシブルに圧延
するための方法に関する。
【0002】さらに本発明は、金属帯状部材をフレキシ
ブルに圧延するための装置であって、第1作業ローラと
第2作業ローラとが設けられており、該第1作業ローラ
と第2作業ローラとの間に圧延ギャップが形成されてお
り、圧延するために、該圧延ギャップを通って金属帯状
部材がガイドされるようになっており、圧延ギャップの
大きさが可変であって、その結果、金属帯状部材の長さ
にわたって、比較的大きな帯状部材厚さを有する帯状部
材区分と比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区
分とが得られるようになっている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】その長さにわたって規定された種々異な
る帯状部材厚さを有する金属帯状部材を製造するための
方法としてのフレキシブルな圧延はすでに公知である。
このフレキシブルな圧延は圧延中、圧延ギャップ、つま
り第1作業ローラと第2作業ローラとの間隔を所望に変
えることができ、これにより金属帯状部材の長さにわた
って異なる厚さを得られることを特徴としている。この
ことは一方では、間接的に、つまり金属帯状部材の加熱
または冷却による材料の変形抵抗の変化によってかつ相
応して圧延中のローラスタンドのばねによるプレロード
を変えることによって生ぜしめることができる。この場
合、圧延材料の温度は再結晶温度以上でも再結晶温度以
下であってもよい。他方では、圧延ギャップの変化を、
少なくとも1つの作業ローラを用いた直接的な圧延ギャ
ップの方法、つまり作業ローラを圧延方向に対して垂直
方向で移動させることによって圧延ギャプを変化させる
ことができる。
【0004】すでに記載したようなフレキシブルな圧延
では、種々異なる傾斜を介して互いに結合され得る、種
々異なる帯状部材厚さを有する帯状区分が圧延される。
これにより帯状部材厚さプロフィルのための多数の可能
性が得られる。フレキシブルな圧延の目的は、負荷およ
び/または重量の最適化された横断面形状を有する圧延
生産物を製造することである。このフレキシブルな圧延
によって、各構成部材のために個々の負荷条件に合わせ
られて圧延長手方向で規定された厚さプロフィルを有す
る金属帯状部材を、プロセス的に短縮して製造すること
が可能である。この金属帯状部材から、相応した帯状部
材処理に応じてブランクが個別化される。このようにし
て製造されたブランクは自動車製造のためだけでなく、
航空・宇宙技術および貨車製造のためにも適している。
これらのブランクは深絞り成形、引張り圧延成形、内部
高圧変形加工のような相応した別の作業ステップによっ
て変形させることができる。単一のプロセスステップに
おけるプロフィル製造は製造テクノロジの、高い経済性
ポテンシャルに対して著しく貢献している。このテクノ
ロジ的な利点は特に圧延材料の材料特性の剛性、圧延可
能な全ての材料に対する使用可能性および製造方法にお
ける高いフレキシビリティにある。
【0005】フレキシブルな圧延の方法は汎用の形式で
は、コイルから引き出しコイルに巻き取る帯状圧延加工
として行われている。しかしコイルからブランク(プレ
ート)にまたはブランクからブランクにするような変化
例も公知である。コイルから引き出してコイルに巻き取
る圧延加工の際に、巻取り機によって加えられる帯状部
材引張り力が圧延加工を助成し、製造された金属帯状部
材の平坦性を長手方向でつまり圧延方向で改良する。さ
らにコイルから引き出してコイルに巻き取るフレキシブ
ルな圧延は同時に高い生産性を保証する。なぜならば厚
さプロフィルが連続的に金属帯状部材において製造され
るからである。
【0006】構成部材ジオメトリに関連して車両粗構造
(Fahrzeugrohrbau)においてますます
小さくなる許容誤差に基づき、かつ/または面の必要な
平坦性およびこの面に関連した特に高い表面品質に基づ
き、非対称的な帯状部材厚さプロフィルを有する、フレ
キシブルに圧延されたブランクが必要である。このブラ
ンクまたは金属帯状部材が非対称的な帯状部材厚さを有
しているということは、比較的大きな帯状部材厚さを有
する帯状部材区分から比較的小さな帯状部材厚さを有す
る帯状部材区分への移行部(もしくは比較的小さな帯状
部材厚さを有する帯状部材区分から比較的大きな帯状部
材厚さを有する帯状部材区分への移行部)において、金
属帯状部材の一方の面に他方の面より大きな帯状部材厚
さ移行部が設けられていることを意味している。極端な
事例でいえば、金属帯状部材の一方の面はまったく帯状
部材拡径移行部を有していない(つまりこの面はまった
く平坦である)。以下には非対称的な帯状部材厚さプロ
フィルを有する金属帯状部材についてのみ言及する。こ
の場合、非対称的な帯状部材厚さプロフィルを有するブ
ランクは前記概念によって規定する。
【0007】従来技術に基づき公知であるフレキシブル
な圧延では、圧延時の変形領域は一方では互いの作業ロ
ーラのギャップによって、他方では作業ローラ直径によ
って得られる。一方では長手方向において著しく異な
る、金属帯状部材の流動抵抗に基づき、他方では横断方
向において著しく異なる、金属帯状部材の流動抵抗に基
づき、押しのけられて高さの変えられる材料がほぼ完全
に全長にわたって流動し、全幅にわたっては流動しな
い。一般的に使用される、同じ直径を有する作業ローラ
では変形ゾーンは圧延ギャップにおいて金属帯状部材の
中央平面に対して対称的に形成される。これに基づき、
金属帯状部材の材料は種々異なる摺動率(schieb
ungsanteil)を無視して、均等に横断面全体
にわたって長手方向に伸延される。金属帯状部材の非対
称的な帯状部材厚さプロフィルはこのような形式では得
ることはできない。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2245
650号明細書に基づき、非対称的な帯状部材厚さプロ
フィルを有する帯状部材区分を設けた金属帯状部材を製
造するための方法が公知である。この方法では熱間圧延
によって850℃〜1050℃の圧延温度を維持して可
逆式運転において段付き薄板が製造される。まず対称的
な金属帯状部材の、比較的大きな帯状部材厚さを有する
帯状部材区分が、ローラスタンドに続くローラ連動装置
に搬送されると、比較的小さい厚さを有する領域はロー
ラ連動装置のローラに接触するまで減じられる。比較的
大きな厚さを有する領域と比較的わずかな厚さを有する
領域との間の移行領域においても、減径が行われるの
で、大きな厚さを有する領域の下面と、移行部の下面
と、比較的わずかな厚さを有する領域の下面とはほぼ直
線を形成する。この方法における欠点として、熱間圧延
において制限されることと、圧延運転の絶え間ない中断
に基づき生産性が低いことが挙げられる。
【0009】さらに、従来技術では斜めに面取りされた
個々のスラブを互いに溶接し、次いで平坦に圧延するこ
とによって非対称的な帯状部材厚さプロフィルを得る方
法が公知である。しかしこの非対称的な帯状部材厚さプ
ロフィルは溶接パッケージの離反後に始めて提供され
る。この方法における欠点として、必要である力・作業
の消費が2倍であることが挙げられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載した方法および装置を改良して、冷間圧延加工に
よっても熱間圧延加工によっても簡単な形式で非対称的
な金属帯状部材厚さプロフィルを得ることのできるよう
な、金属帯状部材をフレキシブルに圧延するための方法
および装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による方法および装置では、比較的小さな帯状
部材厚さを有する帯状部材区分を得るために、第1作業
ローラの各周上点が金属帯状部材に接触している時間
を、第2作業ローラの各周上点が金属帯状部材に接触し
ている時間より少なくし、これにより比較的小さな帯状
部材厚さを有する帯状部材区分の領域において非対称的
な帯状部材厚さプロフィルが得られるようにした。
【0012】
【発明の効果】本発明による方法によって製造された、
非対称的な帯状部材厚さプロフィルを有する金属帯状部
材は、具体的に所定の形状を有している。この形は金属
帯状部材の、第1の作業ローラに面した側で得られる帯
状部材厚さ移行部が、金属帯状部材の、第2の作業ロー
ラに面した側の帯状部材厚さ移行部よりも大きい。本発
明に基づき、作業ローラとの金属帯状部材の比較的長期
にわたる接触は、時間的に短い接触より、金属帯状部材
長手方向への金属帯状部材の材料を流動しにくくする、
つまり長手方向で金属帯状部材を伸延されにくくなるこ
とが明らかである。これに相応して、比較的大きな帯状
部材厚さおよび対称的な帯状部材厚さプロフィルを有す
る帯状部材第1区分と、比較的小さな帯状部材厚さおよ
び非対称的な帯状部材厚さプロフィルを有する帯状部材
第2区分とを備えた金属帯状部材を製造するために、帯
状部材第1区分の製造のためには従来通り圧延され、帯
状部材第2区分の製造のためには一方で圧延ギャップが
減じられ、他方では第1作業ローラが金属帯状部材に接
触している時間を、第2作業ローラが金属帯状部材に接
触している時間よりも小さくするような手段が取られる
ようになっている。
【0013】一方の面が完全に平坦である、つまり片面
にだけ帯状部材厚さ移行部を有する、フレキシブルに圧
延された金属帯状部材を得ることが所望されている場
合、帯状部材厚さ移行部を金属帯状部材の、第1作業ロ
ーラに面する側でだけ得るように、第1作業ローラの各
周上点が金属帯状部材に接触している時間を少なくし、
かつ第2作業ローラの各周上点が金属帯状部材に接触し
ている時間を多くするような調整を選択することが望ま
れる。作業ローラの周上点が金属帯状部材と接触してい
る時間区分が、金属帯状部材の一方の面に所望の平坦さ
が得られるまで可変つまり延長もしくは短縮されること
によって、前記した調整を運転中に迅速にかつ簡単な形
式で行うことができる。
【0014】前記した本発明による全般的な方法を、種
々異なる形式で具体的に実現することができる。
【0015】本発明による方法を実現する第1の可能性
は、異なる速度で作業ローラを作業させる、つまり第1
作業ローラの周速度を第2作業ローラの周速度よりも大
きくすることに基づいている。同じ直径を有する作業ロ
ーラが設けられていて、かつ金属帯状部材が中央で、つ
まり両作業ローラの間の対称平面によって形成される、
圧延ギャップの嵌合線に沿って、圧延ギャップを通って
案内されている場合、第1作業ローラの周速度に基づい
て第1作業ローラが金属帯状部材に接触している時間
は、第2作業ローラの周速度に基づいて第2作業ローラ
が金属帯状部材に接触している時間より大きくなること
は明らかである。
【0016】第2作業ローラより小さな直径を有する第
1の作業ローラを選択することもまた可能である。ただ
し第2作業ローラの直径が第1の作業ローラの直径より
小さい場合、両作業ローラの周速度の速度差と第1の作
業ローラの半径とに関連した、第2作業ローラの半径が
所定値を下回ってはいけない。第2作業ローラの半径に
対する要求は、以下に詳説するように、作業ローラの半
径が小さくなるにつれて、作業ローラの周領域で金属帯
状部材が接触する接触領域は減少するということに基づ
いてる。つまり、作業ローラの半径(曲率半径)が大き
くなるにつれて作業ローラとの金属帯状部材の接触面は
大きくなるということである。極端な事例として無限大
の半径を有する作業ローラを想定した場合には、金属帯
状部材をその全長にわたって支持する完全に平坦な面が
生ぜしめられるということになる。金属帯状部材を嵌合
線に沿って、つまり両作業ローラの間の対称線もしくは
対称平面に沿って圧延ギャップを通してガイドするとい
う要求から、所定の範疇において、同様に以下に記載す
る構成から得られるように、変位させることが可能であ
る。
【0017】本発明による方法を実現する別の可能性
は、比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分を
得るために、第1作業ローラによって圧縮される金属帯
状部材の長さを、第2作業ローラによって圧縮される金
属帯状部材の長さより短くするように作業することにあ
る。ここでもまた最も簡単な場合を考慮して、つまり有
利には両作業ローラの周速度は同じでありかつ作業ロー
ラが同じ大きさの直径を有している場合を考慮して、第
2作業ローラによって圧縮される金属帯状部材長さより
も短い、第1作業ローラによって圧縮される金属帯状部
材長さに基づいて、第1作業ローラの各周上点が金属帯
状部材に接触している時間を、第2作業ローラの各周上
点が金属帯状部材に接触している時間より少なくするこ
とが達成される。当然、両作業ローラの周速度に関連し
た上記構成に相応して、所定の変更を行うことも可能で
ある。つまり本発明のこの方法を、第1の作業ローラが
第2の作業ローラより速い周速度を有していることによ
り実施可能である。ただし第2作業ローラが第1作業ロ
ーラより速い周速度を有している場合には、第2作業ロ
ーラの周速度のために、第1作業ローラの速度ならびに
両作業ローラの互いの直径の比に関連した最大値が設定
されている。
【0018】それ以外に、本発明による方法を構成する
かつ改良した別の可能性が存在する。
【0019】本発明による方法の特別な手段もしくは変
化実施例は、金属帯状部材を、第1作業ローラと第2作
業ローラとの間に形成された圧延ギャップの前かつ/ま
たは後において、第1作業ローラから離れる方向で、圧
延ギャプの嵌合線から変向することによって得られる。
すでに述べたように、嵌合線とは両作業ローラの間の対
称平面によって規定された、圧延ギャップの対称線のこ
とである。したがって本発明による有利な手段もしくは
変化実施例に基づき、互いに向かい合って位置する作業
ローラの少なくとも前または後において、第2作業ロー
ラに向かって変向される。このような形式で金属帯状部
材が比較的大きな周領域に沿って第2作業ローラに接触
していることが達成される。互いに向かい合って位置す
る作業ローラの前と後とにおいて、金属帯状部材を第2
作業ローラに向かって変向すると、この効果を著しく強
化することができる。この関連において、つまり作業ロ
ーラの前または後の一方でだけ金属帯状部材を変向する
ためにも、作業ローラの前および後で金属帯状部材を変
向するためにも、圧延過程中における圧延ギャプの嵌合
線からの金属帯状部材の変向を可変にすることができ
る。これは圧延方向に対して垂直方向に第1作業ローラ
を移動させる方法によって、金属帯状部材の、第1作業
ローラに面する側において帯状部材厚さ移行部を種々異
なるように形成する可能性だけでなく、金属帯状部材
の、第2作業ローラに面する側において帯状部材厚さ移
行部を保持しかつ種々異なるように形成する可能性も提
供している。
【0020】本発明による方法は、第1作業ローラの直
径を第2作業ローラの直径より小さくするだけでも実現
することができる。上記したように、作業ローラの外周
の大きな湾曲は作業ローラの小さな直径によって生じ、
したがってこのようなローラによって走行する金属帯状
部材の接触面は、比較的に大きな直径を有する作業ロー
ラの接触面よりも小さい。第2の作業ローラの直径より
小さな直径を有する第1作業ローラの構成は独立した解
決策として提供されているが、互いに異なる直径を有す
る作業ローラを、同様に上記したように、本発明による
別の方法と最適に組み合わせることもできる。
【0021】金属帯状部材をフレキシブルに圧延するた
めの本発明による装置の有利な構造および変化例は、前
記した本発明による方法の有利な変化例に類似して得ら
れる。
【0022】さらに本発明による方法および装置を構成
するかつ改良する多数の可能性が存在する。このため
に、これらの主請求項に続く従属請求項、および図面に
基づいて以下に詳説する本発明の実施形態の説明を参照
する。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面に記
載した実施例に基づき詳説する。
【0024】図1には本発明の有利な第1実施例に基づ
く方法および装置が概略的に示されている。この実施例
では、金属帯状部材1が第1作業ローラ2と第2作業ロ
ーラとの間を通って、つまり第1作業ローラ2と第2作
業ローラ3とによって形成された圧延ギャップ4の間を
通ってガイドされることが提案されている。第1作業ロ
ーラ2の直径は第2作業ローラ3の直径と等しい。第1
作業ローラ2は金属帯状部材1の長手方向に対して垂直
に、つまり圧延方向に対して垂直に調整可能である。作
業ローラのこのような調整は従来のフレキシブルな圧延
によってすでに公知である。第1作業ローラ2の上方お
よび第2作業ローラ3の下方には従来技術に基づき同様
に公知である支持ローラが設けられている(図示せ
ず)。
【0025】本発明の有利な第1実施例に基づいた方法
は、第1作業ローラ2の周速度が第2作業ローラ3の周
速度よりも大きいことに基づいている。これにより、第
1作業ローラ2の各周上点が作業ローラ3の各周上点よ
りも時間的に短く金属帯状部材1に接触するという結果
を生ぜしめる。このことは図1において、互いに相応す
る2つの周上点、つまり第1作業ローラの周上点と第2
作業ローラ3の周上点とが、これらの周上点に配属され
た半径を用いて表すことによって概略的に示されてい
る。この半径は第1作業ローラ2もしくは第2作業ロー
ラ3の中心線を通って延びる、圧延ギャップの嵌合線に
対して垂直な線(破線)を伴ってそれぞれ同じ角度を成
す。
【0026】金属帯状部材1は左側から右側に第1作業
ローラ2と第2作業ローラ3との間の圧延ギャップ4を
通ってガイドされるので、第1作業ローラ2の周速度が
比較的大きいことに基づき、第1作業ローラ2の周上点
は、第2作業ローラ3の周上点がまだ金属帯状部材に接
触しているある時点においてすでに金属帯状部材1に接
触していない状態を生ぜしめる。第1作業ローラ2をこ
れに面した金属帯状部材1の面に作用させる比較的大き
な周速度は、図1に同様に概略的に示したように、一方
では伸延、およびこれに関連した金属帯状部材1の、第
1作業ローラ2に面する側での帯状部材厚さの減少が得
られ、他方では第2作業ローラ3の比較的小さな周速
度、およびこれに関連して、金属帯状部材1の作業ロー
ラ3に面した側における第2作業ローラ3の比較的長い
接触時間に基づき、材料の流動が許容されないので、金
属帯状部材1の当該面に帯状部材厚さ移行部は存在しな
い、つまりこの面は平坦である。
【0027】図2には本発明の有利な第2実施例に基づ
いた方法および装置が概略的に示されている。この実施
例でも同様に、第1作業ローラ2と第2作業ローラ3と
は同じ直径を有している。しかし第1作業ローラ2と第
2作業ローラ3とは同じ周速度で運転されている。比較
的小さい帯状部材厚さを有する帯状部材区分を得るため
に必要な、第1作業ローラ2の各周上点と金属帯状部材
1との接触時間より大きな、第2作業ローラ3の各周上
点と金属帯状部材1との接触時間は、この実施例では第
1作業ローラ2と第2作業ローラ3との間に形成される
圧延ギャップ4の前後にそれぞれ変向装置5を設けるこ
とによって実現される。この際、両変向装置5は同様に
それぞれローラの形を有していて、これらのローラは金
属帯状部材1の、第1作業ローラ2に面する側において
第1作業ローラ2から離れる方向に向かう力を生ぜしめ
る。このような形式で金属帯状部材1は第2作業ローラ
3の、第1作業ローラ2の周領域よりも著しく大きな周
領域に沿って接触しているようにされる。これらの領域
は図2において斜行線の引かれた角度領域として示され
ており、これらの角度領域は金属帯状部材1に接触して
いる種々異なる周領域に相応する。第2作業ローラ3の
外周面における金属帯状部材1の大きな接触領域によっ
て、金属帯状部材1の、第2作業ローラ3に面する側に
おいて、材料は流動せず、ひいてはこの面に金属帯状部
材1の帯状部材厚さ移行部が生じることもない。
【0028】図3には、本発明の有利な第3実施例に基
づいた方法および装置が概略的に示されている。この実
施例では再び、金属帯状部材1は圧延ギャップ4の嵌合
線に沿って第1作業ローラ2と第2作業ローラ3との間
を通ってガイドされるようになっている。さらに第1作
業ローラ2と第2作業ローラ3とは同じ周速度を有して
いる。しかし図3から分かるように、第1作業ローラ2
の半径は第2作業ローラ3より著しく小さい。第1作業
ローラ2の比較的小さい半径に、第1作業ローラ2の外
周の大きな曲率は関係付けられている。これに相応し
て、圧延ギャップ4の嵌合線に沿って第1作業ローラ2
と第2作業ローラ3との間を通ってガイドされる金属帯
状部材1は、第1作業ローラ2に面する側において、第
2作業ローラ3に面する側より小さな範囲で第1作業ロ
ーラ2に接触している。この構造によって、すでに前記
したものとほぼ同じ効果、つまり第2作業ローラ3の外
周において接触している金属帯状部材の材料の流動を防
止することができる効果が得られるので、第1作業ロー
ラ2を、金属帯状部部材の、第1作業ローラ2に面する
側に押し付けることにより、この側にだけ帯状部材厚さ
移行部が形成される。
【0029】最後に図4には、本発明の有利な第4実施
例に基づいた方法および装置が概略的に示されている。
この実施例では再び、圧延ギャップ4の前後に変向装置
5が配置されている。これによって金属帯状部材1が第
1作業ローラ2から離れる方向で圧延ギャプ4の嵌合線
から変向される。これにより金属帯状部材1の、第2作
業ローラ3の外周に接触している領域は、金属帯状部材
1が嵌合線に沿って圧延ギャップ4の間を通ってガイド
される場合における領域より大きくなる。さらに本発明
の有利な第4実施例に基づき、第2作業ローラ3の半径
は第1作業ローラ2の半径よりも大きく構成されてい
る。これにより付加的に、第1作業ローラに接触してい
る金属帯状部材1の領域は、第2作業ローラ3に接触し
ている金属帯状部材1の領域よりも著しく小さくなるこ
とが生ぜしめられる。全体的に本発明の有利な第4実施
例に基づいた装置および方法はいわば本発明の第2実施
例および第3実施例に基づいた原理の組合せである。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの作動ローラが異なる周速度で作動する、
本発明の有利な第1実施例に基づく方法および装置を概
略的に示した図である。
【図2】金属帯状部材が圧延ギャップの前後において圧
延ギャプの嵌合線から変向されるようになっている、本
発明の有利な第2実施例に基づく方法および装置を概略
的に示した図である。
【図3】作業ローラが互いに異なる直径を有している、
本発明の有利な第3実施例に基づいた方法および装置を
概略的に示した図である。
【図4】2つの作業ローラの直径が互いに異なってい
て、さらに金属帯状部材が圧延ギャップの嵌合線から変
向される、本発明の有利な第4実施例に基づく方法およ
び装置を概略的に示した図である。
【符号の説明】
1 金属帯状部材、 2 第1作業ローラ、 3 第2
作業ローラ、 4 圧延ギャップ、 5 変向装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596179058 In den Schlachtwies n 4,D−57439 Attendorn, Germany (72)発明者 アレクサンダー エーベルト ドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ リ ュークアレー 50 (72)発明者 アンドレアス ハウガー ドイツ連邦共和国 アーヘン ミヒャエル スベルクシュトラーセ 12 (72)発明者 ライナー コップ ドイツ連邦共和国 アーヘン アム ブロ ックハウス 29 Fターム(参考) 4E002 AD01 AD05 BB12 BB16 CA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延するために金属帯状部材を、第1作
    業ローラと第2作業ローラとの間に形成された圧延ギャ
    ップを通してガイドし、該圧延ギャップの大きさを、金
    属帯状部材の長さにわたって、比較的大きな帯状部材厚
    さを有する帯状部材区分と比較的小さな帯状部材厚さを
    有する帯状部材区分とが得られるように可変にして、金
    属帯状部材をフレキシブルに圧延するための方法におい
    て、 比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分を得る
    ために、第1作業ローラの各周上点が金属帯状部材に接
    触している時間を、第2作業ローラの各周上点が金属帯
    状部材に接触している時間より少なくし、これにより比
    較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分の領域に
    おいて非対称的な帯状部材厚さプロフィルを得ることを
    特徴とする、金属帯状部材をフレキシブルに圧延するた
    めの方法。
  2. 【請求項2】 帯状部材厚さ移行部を金属帯状部材の、
    第1作業ローラに面する側でだけ得るように、第1作業
    ローラの各周上点が金属帯状部材に接触している時間を
    少なくし、かつ第2作業ローラの各周上点が金属帯状部
    材に接触している時間を多くする、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 第1作業ローラの周速度を第2作業ロー
    ラの周速度よりも大きくする、請求項1または2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状
    部材区分を得るために、第1作業ローラによって圧縮さ
    れる金属帯状部材の長さを、第2作業ローラによって圧
    縮される金属帯状部材の長さより少なくする、請求項1
    から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 金属帯状部材を、第1作業ローラと第2
    作業ローラとの間に形成された圧延ギャップの前かつ/
    または後において、第1作業ローラから離れる方向で、
    圧延ギャプの嵌合線から変向する、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 圧延過程中における圧延ギャプの嵌合線
    から金属帯状部材の変向を可変にする、請求項5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 第1作業ローラの直径を第2作業ローラ
    の直径より小さくする、請求項1から6までのいずれか
    1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1の作業ローラの直径を第2の作業ロ
    ーラの直径と同じ大きさにする、請求項1から6までの
    いずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 金属帯状部材(1)をフレキシブルに圧
    延するための装置であって、第1作業ローラ(2)と第
    2作業ローラ(3)とが設けられており、該第1作業ロ
    ーラ(2)と第2作業ローラ(3)との間に圧延ギャッ
    プ(4)が形成されており、圧延するために、該圧延ギ
    ャップ(4)を通って金属帯状部材(1)がガイドされ
    るようになっており、圧延ギャップ(4)の大きさが可
    変であって、その結果、金属帯状部材(1)の長さにわ
    たって、比較的大きな帯状部材厚さを有する帯状部材区
    分と比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分と
    が得られるようになっている形式のものにおいて、 比較的小さな帯状部材厚さを有する帯状部材区分を得る
    ために、第1作業ローラ(2)の各周上点が金属帯状部
    材(1)に接触している時間が、第2作業ローラ(3)
    の各周上点が金属帯状部材(1)に接触している時間よ
    り少なく、これにより比較的小さな帯状部材厚さを有す
    る帯状部材区分の領域において非対称的な帯状部材厚さ
    プロフィルが得られるようになっていることを特徴とす
    る、金属帯状部材をフレキシブルに圧延するための装
    置。
  10. 【請求項10】 帯状部材厚さ移行部を金属帯状部材
    (1)の、第1作業ローラ(2)に面する側でだけ得る
    ために、第1作業ローラ(2)の各周上点の、金属帯状
    部材(1)に接触している時間が少なくなるように、か
    つ第2作業ローラ(3)の各周上点の、金属帯状部材
    (1)に接触している時間が多くなるように構成され
    た、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1作業ローラ(2)の周速度が、第
    2作業ローラ(3)の周速度よりも大きい、請求項9ま
    たは10記載の装置。
  12. 【請求項12】 比較的小さな帯状部材厚さを有する帯
    状部材区分を得るために、第1作業ローラ(2)によっ
    て圧縮される金属帯状部材(1)の長さが、第2作業ロ
    ーラ(3)によって圧縮される金属帯状部材(1)の長
    さより短くなるように構成されている、請求項9から1
    1までのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 変向装置(5)が、第1作業ローラ
    (2)と第2作業ローラ(3)との間に形成された圧延
    ギャップ(4)の前かつ/または後に設けられており、
    前記変向装置(5)によって金属帯状部材(1)が、圧
    延ギャプ(4)の前かつ/または後において、第1作業
    ローラ(2)から離れる方向で、圧延ギャプ(4)の嵌
    合線から変向可能である、請求項9から12までのいず
    れか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】変向装置(5)によって、圧延過程中に
    おける金属帯状部材の変向が可変である、請求項13記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 第1作業ローラ(2)の直径が、第2
    作業ローラ(3)の直径より小さい、請求項9から14
    までのいずれか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 第1の作業ローラ(2)の直径が第2
    の作業ローラ(3)の直径と同じ大きさである、請求項
    請求項9から14までのいずれか1項記載の装置。
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