JP2002147512A - 弾性ブッシュ及びその製造方法 - Google Patents

弾性ブッシュ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンバーマウント等の弾性ブッシュをメンバ
ーカラー等の被取付体に圧入するに際し、大きな圧入力
を必要としない弾性ブッシュ及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 外筒と内筒とその両者間に固着された弾
性体とからなるブッシュであって、外筒の外周面又は内
筒の内周面を被取付体に圧入した際に、当該外周面又は
内周面が、その両端部で被取付体と接触し、中間部で隙
間が生じるように形成されている弾性ブッシュ。及び、
前記隙間部を、ダイスの挿入による拡径又はプレス工程
での押さえ込みにより形成する弾性ブッシュの製造方
法。1‥外筒、2‥内筒、3‥弾性体、4‥被取付体、
6‥隙間

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動や騒音を遮断
する弾性ブッシュに関するものであり、特に、自動車に
おいて足回りからの振動が車体に伝達するのを遮断する
ために、サスペンションメンバーと車体との間に設けら
れるメンバーマウントとして好適な弾性ブッシュに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、特にフロン
トサスペンションとして、次のような構造のものが知ら
れている。即ち、車輪を懸架するトランスバースリンク
は、その一端がボールジョイント等で車輪と摺動自在に
連結され、他端には、左右一対のトランスバースリンク
間を防振装置を介して連結するようにサスペンションメ
ンバーが設けられている。そして、当該サスペンション
メンバーの上にメンバーマウントを介して車体が取り付
けられるのであるが、通常、サスペンションメンバーは
矩形フレーム形状又はX形状であり、メンバーマウント
はその4隅にそれぞれ設けられる。
【0003】このメンバーマウントは、サスペンション
メンバーに溶接等によって固定されたメンバーカラーに
圧入されるものであり、図4に示すように、金属製の外
筒1と、この外筒1の内周側で略並行に配置される金属
製の内筒2と、外筒1の内周面と内筒2の外周面とにそ
れぞれ加硫接着され、外筒1と内筒2とを弾性的に連結
する略円筒状の弾性体3とからなっている。
【0004】メンバーマウントの外筒1は、被取付体4
であるメンバーカラーに圧入したときの位置決めとなる
ように、一端が外側に折れ曲がったフランジ部1Aとな
っている。なお、フランジ部1の軸方向外側に設けられ
た弾性体突起3Aは、軸方向の変位を規制するための図
示しないストッパーが当接することを考慮して設けられ
たものである。
【0005】また、外筒1の他端は内側に折れ曲がった
フランジ部1Bとなっており、その軸方向外側に設けら
れる弾性体突起3Bの補強芯金となっている。なお、弾
性体突起3Bも軸方向の変位規制を考慮して設けられた
ものである。
【0006】このようなメンバーマウントの組み付け
は、車体構造の制約からメンバーカラーは開口部が下側
になるように配置されているため、外筒を下から上に圧
入して固定することとなる。一方、圧入されたメンバー
マウントの内筒には、振動受部である車体側の連結軸が
挿通し、この連結軸の先端に設けた雄ねじ部にナット等
をねじ込むことにより、メンバーマウントを介して車体
が連結固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メンバ
ーカラー(被取付体4)に対するメンバーマウントの外
筒1の圧入は、内側に折れ曲がったフランジ部1B側か
ら挿入し、外側に折れ曲がったフランジ部1Aに当接す
るまで押し込むことにより行うので、外筒1の外周の略
全面がメンバーカラー(被取付体4)の内周面に圧接す
ることとなり、大きな圧入力を必要としていた。
【0008】また、フランジ部1Aの折れ曲がり部の半
径が大きいと、メンバーカラー(被取付体4)の先端が
フランジ部1Aの平面部に当接する前に折れ曲がり部と
接触することとなるので、最終的な圧入完了に際し更に
大きな圧入力が必要となる。そして、このように大きな
圧入力を必要とすることは、メンバーマウント取り付け
周りの作業空間の制限から、大きな作業負荷になってい
たのである。
【0009】そこで本発明は、メンバーマウント等の弾
性ブッシュをメンバーカラー等の被取付体に圧入するに
際し、大きな圧入力を必要としない弾性ブッシュ及びそ
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するためになされたものであり、その要旨の第1
は、外筒と、外筒の内周側に配置される内筒と、外筒の
内周面と内筒の外周面との間に固着されて外筒と内筒と
を弾性的に連結する弾性体とからなるブッシュであっ
て、前記外筒の外周面を被取付体に圧入した際に、当該
外周面が、その両端部で被取付体と接触し、中間部で隙
間が生じるように形成されている弾性ブッシュに係るも
のである。即ち、隙間を設けて接触面積を少なくするこ
とにより、圧入力を低減させたものである。
【0011】そして好ましくは、外筒の一端にフランジ
部を設け、当該フランジ部を被取付体の端部と当接する
ように外側に向けて形成することにより、ストッパーを
有する弾性ブッシュとしたものである。更に、外筒の外
周面において、フランジ部と被取付体との当接部に続い
て隙間が生じるように形成してある弾性ブッシュに係る
ものである。
【0012】また、外筒の他端にもフランジ部を設け、
当該フランジ部を内側に向けて形成することにより、軸
方向の変位を規制するストッパーとすることが好まし
い。更に、当該フランジ部に弾性体突起を設ける場合を
考慮し、フランジ部を2段の階段状に形成することが好
ましい。
【0013】なお、このような弾性ブッシュは、特に、
サスペンションメンバーと車体との間に介在させる自動
車用メンバーマウントとして好適なものである。
【0014】本発明の要旨の第2は、上記した弾性ブッ
シュの製造方法であって、外筒の外周面と被取付体との
隙間部を、ダイスの挿入により拡径して形成する弾性ブ
ッシュの製造方法に係るものである。また、外筒の外周
面と被取付体との隙間部を、プレス工程で押さえ込んで
形成することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の弾性ブッシュは、外筒
と、外筒の内周側に配置される内筒と、外筒の内周面と
内筒の外周面との間に固着されて外筒と内筒とを弾性的
に連結する弾性体とからなる。従って、例えば自動車用
メンバーマウントに適用した場合、車体への変位入力を
低減すると同時に、振動・騒音を効果的に遮断すること
ができるものである。
【0016】弾性ブッシュの組み付けは、外筒の外周面
を被取付体に圧入することにより行うのであるが、本発
明の弾性ブッシュにおける最大の特徴は、圧入の際に被
取付体と圧接することとなる外筒の外周面が、両端部で
被取付体と接触し、中間部で隙間が生じるように形成さ
れていることにある。即ち、圧入力を低減させるため、
隙間を設けて接触面積を少なくしているのである。
【0017】ここで、接触面積を少なくするだけで良い
のであれば、例えば図5に示すように、外筒1の外周面
の一端を縮径することにより一端側で被取付体4との間
に隙間6が生じるようにし、他端側で圧接するようにす
れば足りる。しかしながら一端側に隙間6があると、外
部環境で使用された場合に当該隙間6に雨水等が浸入
し、錆等を発生させるという問題が生じる。従って、被
取付体4との接触面には本来隙間を設けるべきではな
い。
【0018】そこで本発明は、このような相反する要求
に対応すべく、図1に示すように、両端部では被取付体
4と接触するようにして隙間をなくし、雨水等の浸入を
防止する一方、中間部では隙間6が生じるようにして接
触面積を少なくし、圧入力を低減させたのである。
【0019】また、外筒の一端にフランジ部を設け、当
該フランジ部を被取付体の端部と当接するように外側に
向けて形成することが好ましい。フランジ部が位置決め
となって被取付体の圧入完了が確実になるからである。
また、軸方向の変位を規制するためのストッパーとして
の機能をも兼ね備える。
【0020】更に、外筒の外周面と被取付体との隙間の
位置は、特に限定されるものではないが、上記したフラ
ンジ部と被取付体との当接部に続いて隙間が生じるよう
に形成することが好ましい。フランジ部の折れ曲がり部
の半径が大きいと、被取付体の先端がフランジ部の平面
部に当接する前に折れ曲がり部と接触して圧入力が大き
くなってしまうので、このような事態が発生することを
回避するためである。この場合、外筒の外周面と被取付
体との接触部の一端側は、フランジ部と被取付体の先端
との当接部ということになる。
【0021】なお、フランジ部と被取付体との当接部に
続いて隙間が生じるように形成することは、上記した圧
入力低減の他、製造上及び強度上の面、信頼性の面でも
利点となる。即ち、フランジ部とは反対側の端部を拡径
すればよいので、フランジ部から離れた位置で中間のみ
を拡径する場合のように、加工工程を複雑にする必要が
なくなり、加工が容易になるからである。また、フラン
ジ部が軸方向の変位を規制するためのストッパー機能を
兼ねる場合、フランジ幅を大きくすることができるの
で、補強効果が得られるからである。更に、当該フラン
ジ部側と反対側の部分で大きな接触面積が得られるの
で、雨水等の浸入に対するシール性を高めることができ
るからである。
【0022】また、上記した外筒の他端にも別のフラン
ジ部を設け、軸方向逆向きの変位を規制するストッパー
となるようにすることが好ましい。但し、このフランジ
部は被取付体の圧入に支障がないように、内側に向けて
形成する。従って、新たに部材を設けることなく外筒の
端部を折り曲げるだけでストッパー機能を付加すること
ができる。
【0023】この場合、 他端側のフランジ部は2段の
階段状に形成することが好ましい。当該フランジ部に緩
衝用のゴム突起を設ける場合、折れ曲がり部が1段で
は、加硫中にゴムが折れ曲がり部の外側にある被取付体
の圧入面まで延出することがあり、そうなると延出した
ゴムを除去しなければならないため、予め2段にして被
取付体の圧入面まではゴムが延出しないようにしたもの
である。
【0024】このような本発明の弾性ブッシュは、振動
や騒音等の遮断のための様々な場所に使用できるもので
あるが、特に、自動車用メンバーマウントとして好適な
ものである。即ち、サスペンションやパワートレインを
フレームに組み付け、そのフレームを車体に結合する方
法をサブフレーム方式といい、サブフレームはサスペン
ションメンバーと呼ばれるが、サスペンションメンバー
を車体に取り付けるために中間にゴムや樹脂等の弾性ブ
ッシュを介する方法がある。この弾性ブッシュをメンバ
ーマウントといい、車体への変位入力を低減すると同時
にサスペンションメンバーの重量を利用して、振動・騒
音を効果的に遮断するものである。
【0025】このメンバーマウントの取り付けは、サス
ペンションメンバーに溶接され、通常下側に開口を有す
るメンバーカラーに、下から上に向けて圧入することも
あるので、大きな圧入力を必要としない本発明の弾性ブ
ッシュがより適合するのである。
【0026】次に、本発明の弾性ブッシュの製造方法で
あるが、外筒の一部をダイスの挿入による拡径、プレス
工程で押さえ込む等することにより隙間部を形成するこ
とができる。即ち、例えばメンバーマウントでは、外筒
の外周面に隙間部を形成する必要があるが、外側に折れ
曲がるフランジ部を予め金属円筒の下端に形成し、その
後、上からダイスを挿入してフランジ部の上部を拡径す
るのである。従って、ダイスを挿入するだけで極めて簡
単に、フランジ部と被取付体との当接部に続いく隙間部
を形成することができる。また、外筒の外周面をプレス
工程で押さえ込んで形成することもできる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に
より説明する。図1は、本発明の弾性ブッシュを示す断
面図である。図1において、本発明の弾性ブッシュは、
金属製の外筒1と、外筒1の内周側で略並行に配置され
る金属製の内筒2と、外筒1の内周面と内筒2の外周面
とにそれぞれ加硫接着され、外筒1と内筒2とを弾性的
に連結する略円筒状の弾性体(ゴム)3とからなってい
る。
【0028】ここで、外筒1の下端は外側に折れ曲がっ
たフランジ部1Aとなっており、フランジ部1Aの上部
は拡径されて、元の直径66mmに対し、拡径後の直径
は70mmとなっている。従って、フランジ部1Aと被
取付体4との当接部5に続いて隙間6が形成されること
となり、外筒1と被取付体4との接触幅は、元の50m
mに対し、隙間6の存在によって30mmに縮まってい
る。なお、フランジ部1Aの下側に延在する弾性体(ゴ
ム)突起3Aは、軸方向変位のストッパーとなる緩衝材
としての役割をなすものである。
【0029】また、外筒1の上端は内側に折れ曲がった
フランジ部1Bとなっており、フランジ部1Bの上側に
延在する弾性体(ゴム)突起3Bの補強芯金となってい
る。なお、フランジ部1Bは2段の階段状になってお
り、軸方向変位の緩衝ストッパーとなる弾性体(ゴム)
突起3Bが、加硫時にゴム流れよって外筒1の外周面ま
で延出する事態を防止するものである。
【0030】図2は、図1に示した本発明の弾性ブッシ
ュと図4に示した従来の弾性ブッシュにおける圧入深さ
と圧入力との関係を示すグラフである。図2に示すよう
に、従来の弾性ブッシュでは圧入完了まで圧入力が増加
し続けるのに対し、本発明の弾性ブッシュでは隙間部に
到達するとそれ以降は圧入力が増加せず、圧入完了直前
の圧入力は、従来例の半分以下となっている。
【0031】図3は、外筒1の製造方法を示す一部断面
図であり、図3(A)はダイス挿入による方法、図3
(B)はプレス工程による方法である。即ち、図3
(A)に示す方法では、まずフランジ部1Aを形成す
る。フランジ部1Aの形成は、金属円筒の下端部に円錐
状のダイスを押し込んで拡径した後、上からプレス加工
して外側に折れ曲がるフランジ部1Aを形成する方法の
他、金属板に穴を設け、当該穴にダイスを挿入して穴周
辺を曲げ加工し、それを繰り返してフランジ部1A付き
の金属円筒とする方法があるが、後者の方がコスト的に
有利である。次に、上からダイスを挿入してフランジ部
1Aの上部を拡径する。最後に拡径された外筒の上端を
内側にプレスで折り曲げて2段の階段状のフランジ部1
Bを形成するのである。
【0032】また、図3(B)に示す方法では、図3
(A)の場合と同様の方法により、予め金属円筒の下端
にフランジ部1Aを、上端にフランジ部1Bを形成して
おく。そして、外筒の外周面をプレス工程で押さえ込ん
で形成するのである。即ち、まずフランジ部1A,1B
付きの金属円筒を固定する。次に、隙間部に対応する傾
斜凸部を内面に有する押さえ金型であって、外筒の全周
ではなく周囲の一部を加工できるものを使用し、全周に
わたって繰り返し押し付け加工して外筒を製造する方法
である。
【0033】
【発明の効果】本発明の弾性ブッシュによれば、外筒の
外周面又は内筒の内周面が、その両端部で被取付体と接
触し、中間部で隙間が生じるように形成されているの
で、被取付体との接触面への雨水等の浸入を効果的に防
止しつつ、被取付体との接触面積を少なくすることがで
き、圧入力を大幅に低減させることが可能となる。ま
た、本発明の弾性ブッシュの製造方法によれば、極めて
簡便に中間に隙間部を有する弾性ブッシュを製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の弾性ブッシュを示す断面図で
ある。
【図2】図2は、本発明の弾性ブッシュと従来の弾性ブ
ッシュにおける圧入深さと圧入力との関係を示すグラフ
である。
【図3】図3は、本発明の弾性ブッシュにおける外筒の
製造方法を示す一部断面図である。
【図4】図4は、従来例の弾性ブッシュを示す断面図で
ある。
【図5】図5は、比較例の弾性ブッシュを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1‥外筒 1A‥フランジ部 1B‥フランジ部 2‥内筒 3‥弾性体 3A‥弾性体突起 3B‥弾性体突起 4‥被取付体 5‥当接部 6‥隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/08 F16F 15/08 C K

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒と、外筒の内周側に配置される内筒
    と、外筒の内周面と内筒の外周面との間に固着されて外
    筒と内筒とを弾性的に連結する弾性体とからなるブッシ
    ュであって、前記外筒の外周面を被取付体に圧入した際
    に、当該外周面が、その両端部で被取付体と接触し、中
    間部で隙間が生じるように形成されていることを特徴と
    する弾性ブッシュ。
  2. 【請求項2】 外筒の一端にフランジ部が設けられ、当
    該フランジ部が、被取付体の端部と当接するように外側
    に向けて形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の弾性ブッシュ。
  3. 【請求項3】 外筒の外周面が、フランジ部と被取付体
    との当接部に続いて隙間が生じるように形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の弾性ブッシュ。
  4. 【請求項4】 外筒の他端にもフランジ部が設けられ、
    当該フランジ部が、軸方向の変位を規制するストッパー
    となるように内側に向けて形成されていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の弾性ブッシュ。
  5. 【請求項5】 他端側のフランジ部が、2段の階段状に
    形成されていることを特徴とする請求項4に記載の弾性
    ブッシュ。
  6. 【請求項6】 サスペンションメンバーと車体との間に
    介在させる自動車用メンバーマウントであることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の弾性ブッ
    シュ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6に記載の弾性ブッシュの
    製造方法であって、外筒の外周面と被取付体との隙間部
    を、ダイスの挿入により拡径して形成することを特徴と
    する弾性ブッシュの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6に記載の弾性ブッシュの
    製造方法であって、外筒の外周面と被取付体との隙間部
    を、プレス工程で押さえ込んで形成することを特徴とす
    る弾性ブッシュの製造方法。
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