JP2002143387A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002143387A
JP2002143387A JP2000346426A JP2000346426A JP2002143387A JP 2002143387 A JP2002143387 A JP 2002143387A JP 2000346426 A JP2000346426 A JP 2000346426A JP 2000346426 A JP2000346426 A JP 2000346426A JP 2002143387 A JP2002143387 A JP 2002143387A
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medal
medals
tray
gaming machine
guiding nozzle
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JP2000346426A
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English (en)
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Hiroyuki Nakada
博幸 中田
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メダルが山積みになってメダル払い出し口を
閉ざすのを防止することのできる遊技機を提供する。 【解決手段】 メダル払い出し口16からメダル受け皿
17へメダルを払い出す遊技機1において、メダル払い
出し口16を、メダル受け皿17へメダルを排出できる
範囲で従前よりも高くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨を含むメダ
ルを使用するスロットマシン、またはパチスロ機などと
称される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の遊技機の一例を示すメダ
ル受け皿の一部を破断した正面図、図12は図11のP
−P線による部分拡大断面図である。
【0003】これらの図において、1は遊技機を示し、
前面パネル11の後側に、外周面に複数種類の図柄が一
列に描かれた3つのリール41A,41B,41Cが回
転可能に配設されている。そして、前面パネル11に
は、3つのリール41A,41B,41Cの図柄を確認
する表示窓12が中央部上側に設けられ、この表示窓1
2の右下側で、上下方向の中央部分に、メダルを投入す
るメダル投入口13が設けられている。
【0004】さらに、前面パネル11には、表示窓12
の左下側で、上下方向の中央部分に、遊技を開始するス
タート釦14が配設され、表示窓12の下側で、メダル
投入口13とスタート釦14との間に、リール41A,
41B,41Cの回転を停止させる、リール41A,4
1B,41Cに対応させた3つのストップ釦15A,1
5B,15Cが配設されている。また、前面パネル11
には、正面下部の中央部分に、メダル払い出し口16が
設けられるとともに、このメダル払い出し口16から排
出されたメダルを受け止めるメダル受け皿17が配設さ
れている。
【0005】次に、動作について説明する。まず、メダ
ルをメダル投入口13へ投入した後、スタート釦14を
押すことによって遊技が開始され、各リール41A〜4
1Cが一斉に回転し始める。次に、各リール41A〜4
1Cの回転速度が一定の速度に達した後、または各リー
ル41A〜41Cが回転し始めてから所定時間、例えば
1秒が経過した後、各リール41A〜41Cに対応した
ストップ釦15A〜15Cを適当なタイミングで押す
と、各リール41A〜41Cの回転が停止させられる。
【0006】そして、各リール41A〜41Cが停止し
た際、表示窓12に表示される図柄が、上段、中段、下
段、または斜めに予め決められた所定の組み合わせで並
ぶと、当たりになる。しかし、予め決められた所定の組
み合わせ以外で並ぶと、外れになる。なお、当たりの場
合、その図柄の組み合わせに応じて大当たり、中当た
り、小当たりなどとなり、その当たりに応じたメダルが
メダル払い出し口16へ払い出され、メダル払い出し口
16からメダル受け皿17へ排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機1は、図
11および図12に示すように、メダル払い出し口16
の下面(先端下面)16aとメダル受け皿17のメダル
受け面17aとの間に僅かな段差しか設けられていな
い。したがって、メダルが、順次排出されると、メダル
払い出し口16の下に山積みとなり、メダル払い出し口
16を閉ざしてしまうので、メダルを手で均してメダル
払い出し口16を開ける必要がある。また、メダル払い
出し口16がメダル受け皿17の左右方向の中央、また
は遊技機1の左右方向の中央に位置しているので、左右
どちらの手でもメダルを取り出すことができるものの、
メダル受け皿17の左側または右側からメダルを最短距
離で容易に取り出すことができないという難点がある。
【0008】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、メダルが山積みになってメ
ダル払い出し口を閉ざすのを防止することができ、さら
に、メダル受け皿の左側または右側からメダルを最短距
離で容易に取り出すことのできる遊技機を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、メダル払い
出し口からメダル受け皿へメダルを排出する遊技機にお
いて、メダル払い出し口を、メダル受け皿へメダルを排
出できる範囲で従前よりも高くしたものである。
【0010】また、この発明は、メダル払い出し口から
メダル受け皿へメダルを排出する遊技機において、メダ
ル払い出し口を従前よりも高くし、このメダル払い出し
口に、メダル受け皿へメダルを誘導するメダル誘導ノズ
ルを取り付け、このメダル誘導ノズルの下端を従前のメ
ダル払い出し口よりも高くしたものである。そして、メ
ダル誘導ノズルの下端をメダル受け皿よりも高くした
り、または、メダル誘導ノズルのメダル排出口に回動メ
ダル誘導ノズルを取り付け、この回動メダル誘導ノズル
の下端を従前のメダル払い出し口よりも高くするのが望
ましい。さらに、メダル誘導ノズルのメダル排出口に回
動メダル誘導ノズルを取り付け、この回動メダル誘導ノ
ズルの下端を従前のメダル払い出し口よりも高くした場
合、回動メダル誘導ノズルの下端をメダル受け皿よりも
高くするのが望ましい。
【0011】また、この発明は、メダル払い出し口から
メダル受け皿へメダルを排出する遊技機において、メダ
ル払い出し口を従前よりも高くし、このメダル払い出し
口に、メダル受け皿へメダルを誘導するメダル誘導ノズ
ルを取り付け、このメダル誘導ノズルの下端を従前のメ
ダル払い出し口よりも高くするとともに、メダル誘導ノ
ズルを着脱可能に取り付け、このメダル誘導ノズルの天
地を反転させて取り付けることにより、メダル誘導ノズ
ルのメダル排出口をメダル受け皿の左右へ変更できるよ
うにしたものである。そして、メダル誘導ノズルの着脱
方向を遊技機の前後方向にしたり、メダル誘導ノズルの
着脱方向を遊技機の上下方向または左右方向にしたり、
さらに、メダル誘導ノズルの下端をメダル受け皿よりも
高くするのが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態であ
る遊技機のメダル払い出し口部分を示す部分拡大断面図
であり、図11および図12と同一または相当部分に同
一符号を付して説明を省略する。なお、図1は図12に
相当する部分拡大断面図である。そして、図示を省略し
た部分は、従来例と同様に構成されている。
【0013】この第1実施形態の遊技機1が図11およ
び図12に示す従来の遊技機1と相違するところは、メ
ダル払い出し口16を、メダル受け皿17へメダルMを
排出できる範囲で従前(従来)よりも高くした点であ
る。
【0014】このように、メダル払い出し口16を、メ
ダル受け皿17へメダルMを排出できる範囲で従前より
も高くすると、下面(先端下面)16aとメダル受け面
17aとの間の段差が大きくなるので、メダル払い出し
口16から離れたメダル受け皿17の位置へメダルMが
排出されることにより、メダルMがより広範囲に広がっ
て積み重なり、メダルMの山積みの高さが低く押さえら
れるため、メダルMが山積みになってメダル払い出し口
16を閉ざすのを防止することができる。
【0015】図2はこの発明の第2実施形態である遊技
機の部分正面図、図3は図2のQ−Q線による部分拡大
断面図であり、図1、図11および図12と同一または
相当部分に同一符号を付して説明を省略する。なお、図
示を省略した部分は、従来例と同様に構成されている。
【0016】これらの図において、21はメダル誘導ノ
ズルを示し、し字状で、水平部分の端であるメダル流入
口21a側がメダル払い出し口16に取り付けられ、メ
ダル払い出し口16からのメダルをメダル受け皿17へ
誘導し、メダル排出口21bからメダル受け皿17へメ
ダルを排出するものである。なお、メダル払い出し口1
6(下面16a)、およびメダル誘導ノズル21の下
端、例えばメダル排出口21bの下端は、メダル受け皿
17よりも高くされている。
【0017】この第2実施形態の場合、メダル払い出し
口16からのメダルをメダル誘導ノズル21で誘導し、
メダル受け皿17へ上方からメダルを排出させたので、
メダル払い出し口16から離れたメダル受け皿17の位
置へメダルが排出されることにより、メダルがより広範
囲に広がって積み重なり、メダルの山積みの高さが低く
なるため、メダルが山積みになってメダル払い出し口1
6を閉ざすのを防止することができる。そして、メダル
排出口21bの下端をメダル受け皿17よりも高くした
ので、メダルがより広範囲に広がって積み重なり、メダ
ルの山積みの高さがより低くなるため、メダルが山積み
になってメダル払い出し口16を閉ざすのをさらに防止
することができる。
【0018】なお、第2実施形態の場合、メダル排出口
21bの下端をメダル受け皿17よりも高くしたが、メ
ダル排出口21bの下端を従前のメダル払い出し口16
の高さよりも高くする(メダル受け皿17よりも高くな
らない範囲で高くする)ことにより、同様な効果を得る
ことができる。
【0019】図4はこの発明の第3実施形態である遊技
機の正面図、図5は図4のR−R線による部分拡大断面
図であり、図1〜図3、図11および図12と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0020】これらの図において、22は回動メダル誘
導ノズルを示し、S字状で、メダル誘導ノズル21のメ
ダル排出口21b(部分)に上向きの端、すなわちメダ
ル流入口22a側が回動可能に取り付けられ、メダル排
出口21bからのメダルをメダル受け皿17へ誘導し、
メダル排出口22bからメダル受け皿17へメダルを排
出するものである。なお、メダル払い出し口16(下面
16a)、メダル誘導ノズル21の下端、例えばメダル
排出口21bの下端、および回動メダル誘導ノズル22
の下端、例えばメダル排出口22b下端は、メダル受け
皿17よりも高くされている。
【0021】この第3実施形態において、回動メダル誘
導ノズル22を回動させることにより、メダル排出口2
2bの位置をメダル受け皿17の左側または右側へ変更
することができる。
【0022】この第3実施形態の場合、メダル払い出し
口16からメダルをメダル誘導ノズル21および回動メ
ダル誘導ノズル22で誘導し、メダル受け皿17へ上方
からメダルを排出させたので、メダル払い出し口16か
ら離れたメダル受け皿17の位置へメダルが排出される
ことにより、メダルがより広範囲に広がって積み重な
り、メダルの山積みの高さが低くなるため、メダルが山
積みになってメダル払い出し口16を閉ざすのを防止す
ることができる。
【0023】そして、回動メダル誘導ノズル22の下端
をメダル受け皿17よりも高くしたので、メダルがより
広範囲に広がって積み重なり、メダルの山積みの高さが
より低くなるため、メダルが山積みになってメダル払い
出し口16を閉ざすのを防止することができる。さら
に、メダル誘導ノズル21のメダル排出口21bに回動
メダル誘導ノズル22を回動可能に取り付けたので、回
動メダル誘導ノズル22を回動させ、メダルをメダル受
け皿17の左側または右側へ排出させて山積みにするこ
とにより、メダル受け皿17の左側または右側からメダ
ルを最短距離で容易に取り出すことができる。
【0024】また、回動メダル誘導ノズル22の下端を
メダル受け皿17よりも高くしたので、回動メダル誘導
ノズル22をメダル受け皿17に衝合させることなく回
動させることができることにより、メダル受け皿17の
奥行き寸法、すなわち遊技機1の奥行き寸法を大きくす
ることなく、所期の目的を達成することができる。
【0025】なお、第3実施形態の場合、メダル排出口
22bの下端をメダル受け皿17よりも高くしたが、メ
ダル排出口22bの下端を従前のメダル払い出し口16
の高さよりも高くする(メダル受け皿17よりも高くな
らない範囲で高くする)ことにより、メダル受け皿17
の奥行き寸法が大きくなるものの、同様な効果を得るこ
とができる。
【0026】図6はこの発明の第4実施形態である遊技
機の部分正面図、図7(a),(b)は図6のS−S線
による部分拡大断面図、メダル誘導ノズルを装着する状
態の部分拡大斜視図であり、図1〜図5、図11および
図12と同一または相当部分に同一符号を付して説明を
省略する。なお、図示を省略した部分は、従来例と同様
に構成されている。
【0027】これらの図において、31はメダル誘導ノ
ズルを示し、遊技機1の前面側から横長の長方形をした
メダル払い出し口16内へ天地を反転させて着脱可能に
挿入される断面形状が横長の長方形をした挿入部(メダ
ル流入口)32と、この挿入部32に連設され、挿入部
32に対して水平方向の左側または右側へ所定角度で傾
斜した四角筒状の誘導ノズル部33と、この誘導ノズル
部33と挿入部32との境の外周に周回させて設けら
れ、前面パネル11に当接するフランジ部34とで構成
され、メダル払い出し口16からのメダルをメダル受け
皿17へ誘導し、メダル排出口33aからメダル受け皿
17へメダルを排出するものである。
【0028】そして、誘導ノズル部33は、上板が先端
へ行くにしたがって上昇する傾斜面とされるとともに、
下板が先端へ行くにしたがって下降する傾斜面とされ、
上板および下板の先端にメダル排出口33aが設けられ
ている。なお、メダル払い出し口16(下面16a)、
およびメダル誘導ノズル31の下端は、メダル受け皿1
7よりも高くされている。そして、誘導ノズル部33の
先端(手前側、挿入部32と反対側)は、閉塞されてい
る。
【0029】この第4実施形態において、メダル誘導ノ
ズル31の天地を反転させてメダル払い出し口16に挿
入部32を挿入して装着することにより、図7(a)に
実線および二点鎖線で示すように、メダル排出口33a
の位置をメダル受け皿17の左側または右側へ変更する
ことができる。
【0030】この第4実施形態の場合、メダル払い出し
口16からのメダルをメダル誘導ノズル31で誘導し、
メダル受け皿17へ上方からメダルを排出させたので、
メダル払い出し口16から離れたメダル受け皿17の位
置へメダルが排出されることにより、メダルがより広範
囲に広がって積み重なり、メダルの山積みの高さが低く
なるため、メダルが山積みになってメダル払い出し口1
6を閉ざすのを防止することができる。
【0031】そして、メダル誘導ノズル31の下端、す
なわちメダル排出口33aをメダル受け皿17よりも高
くしたので、メダルがより広範囲に広がって積み重な
り、メダルの山積みの高さがより低くなるため、メダル
が山積みになってメダル払い出し口16を閉ざすのをさ
らに防止することができる。さらに、メダル誘導ノズル
31の天地を反転させてメダル払い出し口16に挿入部
32を挿入して装着する、すなわち遊技機1の前後方向
を装着方向とすることにより、メダル排出口33aをメ
ダル受け皿17の左側または右側へ変更できるようにし
たので、メダル誘導ノズルを2つ用意することなく、1
つのメダル誘導ノズル31でメダル排出口33aの位置
を変更させることができるとともに、メダル誘導ノズル
31の挿入部32をメダル払い出し口16に対して挿脱
することにより、メダル誘導ノズル31の着脱が簡単に
できる。
【0032】また、メダルをメダル受け皿17の左側ま
たは右側へ排出させて山積みさせることにより、メダル
受け皿17の左側または右側からメダルを最短距離で容
易に取り出すことができるようになる。そして、メダル
誘導ノズル31の下端をメダル受け皿17よりも高くし
たので、メダル誘導ノズル31をメダル受け皿17に衝
合させることなくメダル排出口33aを変更させること
ができることにより、メダル受け皿17の奥行き寸法、
すなわち遊技機1の奥行き寸法を大きくすることなく、
所期の目的を達成することができる。さらに、メダル誘
導ノズル31の下板をメダル排出口33aへ向けて下降
させたので、メダル誘導ノズル31内にメダル詰まりを
発生させないようにすることができる。
【0033】なお、第4実施形態の場合、メダル誘導ノ
ズル31の下端をメダル受け皿17よりも高くしたが、
メダル誘導ノズル31の下端を従前のメダル払い出し口
16の高さよりも高くする(メダル受け皿17よりも高
くならない範囲で高くする)ことにより、メダル受け皿
17の奥行き寸法が大きくなるものの、同様な効果を得
ることができる。
【0034】図8はこの発明の第5実施形態である遊技
機の部分正面図、図9(a),(b),(c)は図8の
T−T線による部分拡大断面図、図8のU−U線による
部分拡大断面図、メダル誘導ノズルを装着する状態の部
分拡大斜視図であり、図1〜図7、図11および図12
と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略す
る。なお、図示を省略した部分は、従来例と同様に構成
されている。
【0035】これらの図において、31Aはメダル誘導
ノズルを示し、後端の開口(メダル流入口)が天地を反
転させてもメダル払い出し口16と同形になる横長の長
方形で、この長方形の開口に対して水平方向の左側また
は右側へ所定角度で傾斜した四角筒状の誘導ノズル部3
3と、この誘導ノズル部33の後端の外周に周回させて
設けられ、前面パネル11に当接する装着係合部として
のフランジ部34とで構成され、メダル払い出し口16
からのメダルをメダル受け皿17へ誘導し、メダル排出
口33aからメダル受け皿17へメダルを排出するもの
である。そして、誘導ノズル部33は、上板が先端へ行
くにしたがって上昇する傾斜面とされるとともに、下板
が先端へ行くにしたがって下降する傾斜面とされ、上板
および下板の先端にメダル排出口33aが設けられてい
る。
【0036】18は被装着係合部としての支持レールを
示し、前面パネル11の前面に、メダル払い出し口16
を囲んで上方へ開放するコ字状に取り付けられ、前面パ
ネル11とによって形成される係止溝18aにメダル誘
導ノズル31Aのフランジ部34が着脱できるようにな
っている。なお、支持レール18にフランジ部34を装
着すると、メダル払い出し口16は誘導ノズル部33に
連通する。そして、メダル払い出し口16(下面16
a)、およびメダル誘導ノズル31Aの下端は、メダル
受け皿17よりも高くされている。また、誘導ノズル部
33の先端(手前側、挿入部32と反対側)は、閉塞さ
れている。
【0037】この第5実施形態において、メダル誘導ノ
ズル31Aの天地を反転させてフランジ部34を支持レ
ール18の係止溝18aに装着することにより、図9
(a)に実線および二点鎖線で示すように、メダル排出
口33aの位置をメダル受け皿17の左側または右側へ
変更することができる。
【0038】したがって、この第5実施形態において
も、第4実施形態と同様な効果を得ることができる。ま
た、メダル誘導ノズル31Aの係止溝18aへの装着方
向を遊技機1の上下方向としたので、メダル誘導ノズル
31Aを着脱が簡単にできるとともに、メダル受け皿1
7の奥行き寸法、すなわち遊技機1の奥行き寸法を大き
くすることなく、所期の目的を達成することができる。
【0039】なお、第5実施形態の場合、メダル誘導ノ
ズル31Aの下端をメダル受け皿17よりも高くした
が、メダル誘導ノズル31Aの下端を従前のメダル払い
出し口16の高さよりも高くする(メダル受け皿17よ
りも高くならない範囲で高くする)ことにより、メダル
受け皿17の奥行き寸法が大きくなるものの、同様な効
果を得ることができる。
【0040】図10はこの発明の第6実施形態である遊
技機のメダル誘導ノズルを装着する状態の部分拡大斜視
図であり、図1〜図9、図11および図12と同一また
は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。なお、
図示を省略した部分は、従来例と同様に構成されてい
る。
【0041】この第6実施形態が第5実施形態と相違す
るところは、被装着係合部としての支持レール18Aの
向きが異なる点である。すなわち、被装着係合部として
の支持レール18Aは、前面パネル11の前面に、メダ
ル払い出し口16を囲んで左側へ開放するコ字状(右側
へ開口するコ字状であってもよい。)に取り付けられ、
前面パネル11とによって形成される係止溝18aにメ
ダル誘導ノズル31Aのフランジ部34が着脱できるよ
うになっている。
【0042】この第6実施形態において、メダル誘導ノ
ズル31Aの天地を反転させてフランジ部34を支持レ
ール18Aの係止溝18aに装着することにより、図7
(a)または図9(a)に実線および二点鎖線で示すよ
うに、メダル排出口33aの位置をメダル受け皿17の
左側または右側へ変更することができる。
【0043】したがって、この第6実施形態において
も、第4または第5実施形態と同様な効果を得ることが
できる。なお、第6実施形態の場合、メダル誘導ノズル
31Aの下端をメダル受け皿17よりも高くしたが、メ
ダル誘導ノズル31Aの下端を従前のメダル払い出し口
16の高さよりも高くする(メダル受け皿17よりも高
くならない範囲で高くする)ことにより、メダル受け皿
17の奥行き寸法が大きくなるものの、同様な効果を得
ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、メダル払い出し口を、メダル受け皿へメダルを排出
できる範囲で従前よりも高くしたので、メダル払い出し
口の下面とメダル受け皿のメダル受け面との間の段差が
大きくなる。したがって、メダル払い出し口から離れた
メダル受け皿の位置へメダルが排出されることにより、
メダルがより広範囲に広がって積み重なり、メダルの山
積みの高さが低く押さえられるため、メダルが山積みに
なってメダル払い出し口を閉ざすのを防止することがで
きる。
【0045】また、請求項2の発明によれば、メダル払
い出し口を従前よりも高くし、メダル払い出し口に、メ
ダル受け皿へメダルを誘導するメダル誘導ノズルを取り
付け、このメダル誘導ノズル下端をメダル受け皿よりも
高くしたので、メダル払い出し口からのメダルをメダル
誘導ノズルで誘導し、メダル受け皿へメダルを排出す
る。したがって、メダル払い出し口から離れたメダル受
け皿の位置へメダルが排出されることにより、メダルが
より広範囲に広がって積み重なり、メダルの山積みの高
さが低くなるため、メダルが山積みになってメダル払い
出し口を閉ざすのを防止することができる。
【0046】また、請求項3の発明によれば、メダル誘
導ノズルのメダル排出口に回動メダル誘導ノズルを取り
付け、この回動メダル誘導ノズルの下端を従前のメダル
受け皿よりも高くしたので、回動メダル誘導ノズルを回
動させ、メダルをメダル受け皿の左側または右側へ排出
させて山積みにすることにより、メダル受け皿の左側ま
たは右側からメダルを最短距離で容易に取り出すことが
できる。また、請求項4の発明によれば、回動メダル誘
導ノズルの下端をメダル受け皿よりも高くしたので、メ
ダルがより広範囲に広がって積み重なり、メダルの山積
みの高さがより低くなるため、メダルが山積みになって
メダル払い出し口を閉ざすのを防止することができると
ともに、回動メダル誘導ノズルをメダル受け皿に衝合さ
せることなく回動させることができることにより、メダ
ル受け皿の奥行き寸法、すなわち遊技機の奥行き寸法を
大きくすることなく、所期の目的を達成することができ
る。
【0047】また、請求項5の発明によれば、メダル誘
導ノズルを着脱可能に取り付け、このメダル誘導ノズル
の天地を反転させて取り付けることにより、メダル誘導
ノズルのメダル排出口をメダル受け皿の左右へ変更でき
るようにしたので、メダル誘導ノズルを2つ用意するこ
となく、1つのメダル誘導ノズルで所期の目的を達成す
ることができる。また、請求項6の発明によれば、メダ
ル誘導ノズルの着脱方向を前後方向にしたので、例えば
メダル誘導ノズルの挿入部をメダル払い出し口に対して
着脱することにより、メダル誘導ノズルの着脱が簡単に
できるとともに、メダル受け皿の奥行き寸法、すなわち
遊技機の奥行き寸法を大きくすることなく、所期の目的
を達成することができる。
【0048】また、請求項7の発明によれば、メダル誘
導ノズルの着脱方向を上下方向または左右方向にしたの
で、例えばメダル誘導ノズルの被装着部を係止溝に対し
て係脱させることにより、メダル誘導ノズルの着脱が簡
単にできる。また、請求項8の発明によれば、メダル誘
導ノズルの下端をメダル受け皿よりも高くしたので、メ
ダルがより広範囲に広がって積み重なり、メダルの山積
みの高さがより低くなるため、メダルが山積みになって
メダル払い出し口を閉ざすのを防止することができると
ともに、回動メダル誘導ノズルをメダル受け皿に衝合さ
せることなく回動させることができることにより、メダ
ル受け皿の奥行き寸法を大きくすることなく、所期の目
的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である遊技機のメダル
払い出し口部分を示す部分拡大断面図である。
【図2】この発明の第2実施形態である遊技機の部分正
面図である。
【図3】図2のQ−Q線による部分拡大断面図である。
【図4】この発明の第3実施形態である遊技機の正面図
である。
【図5】図4のR−R線による部分拡大断面図である。
【図6】この発明の第4実施形態である遊技機の部分正
面図である。
【図7】(a),(b)は図6のS−S線による部分拡
大断面図、メダル誘導ノズルを装着する状態の部分拡大
斜視図である。
【図8】この発明の第5実施形態である遊技機の部分正
面図である。
【図9】(a),(b),(c)は図8のT−T線によ
る部分拡大断面図、図8のU−U線による部分拡大断面
図、メダル誘導ノズルを装着する状態の部分拡大斜視図
である。
【図10】この発明の第6実施形態である遊技機のメダ
ル誘導ノズルを装着する状態の部分拡大斜視図である。
【図11】従来の遊技機の一例を示すメダル受け皿の一
部を破断した正面図である。
【図12】図11のP−P線による部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技機 11 前面パネル 12 表示窓 13 メダル投入口 14 スタート釦 15A ストップ釦 15B ストップ釦 15C ストップ釦 16 メダル払い出し口 16a 下面 17 メダル受け皿 17a メダル受け面 18 支持レール 18A 支持レール 18a 係止溝 21 メダル誘導ノズル 21a メダル流入口 21b メダル排出口 22 回動メダル誘導ノズル 22a メダル流入口 22b メダル排出口 31 メダル誘導ノズル 31A メダル誘導ノズル 32 挿入部 33 誘導ノズル部 33a メダル排出口 34 フランジ部 41A リール 41B リール 41C リール M メダル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダル払い出し口からメダル受け皿へメ
    ダルを排出する遊技機において、 前記メダル払い出し口を、前記メダル受け皿へメダルを
    排出できる範囲で従前よりも高くした、 ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 メダル払い出し口からメダル受け皿へメ
    ダルを排出する遊技機において、 前記メダル払い出し口を従前よりも高くし、 このメダル払い出し口に、前記メダル受け皿へメダルを
    誘導するメダル誘導ノズルを取り付け、 このメダル誘導ノズルの下端を従前のメダル払い出し口
    よりも高くした、 ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機において、 前記メダル誘導ノズルのメダル排出口に回動メダル誘導
    ノズルを取り付け、 この回動メダル誘導ノズルの下端を従前のメダル払い出
    し口よりも高くした、 ことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の遊技機において、 前記回動メダル誘導ノズルの下端を前記メダル受け皿よ
    りも高くした、 ことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の遊技機において、 前記メダル誘導ノズルを着脱可能に取り付け、 このメダル誘導ノズルの天地を反転させて取り付けるこ
    とにより、前記メダル誘導ノズルのメダル排出口を前記
    メダル受け皿の左右へ変更できるようにした、 ことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機において、 前記メダル誘導ノズルの着脱方向を前記遊技機の前後方
    向にした、 ことを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の遊技機において、 前記メダル誘導ノズルの着脱方向を前記遊技機の上下方
    向または左右方向にした、 ことを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項2、請求項5から請求項7のいず
    れか1項に記載の遊技機において、 前記メダル誘導ノズルの下端を前記メダル受け皿よりも
    高くした、 ことを特徴とする遊技機。
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