JP2003159364A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003159364A
JP2003159364A JP2002264902A JP2002264902A JP2003159364A JP 2003159364 A JP2003159364 A JP 2003159364A JP 2002264902 A JP2002264902 A JP 2002264902A JP 2002264902 A JP2002264902 A JP 2002264902A JP 2003159364 A JP2003159364 A JP 2003159364A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示パネルが見やすく、扉の開閉の邪魔にな
らないメダル投入口を備えた前扉上下二分割タイプのス
ロットマシンを提供すること。 【解決手段】 前記下扉の上部に、前記上扉よりも手前
に張り出す操作部を設け、この操作部の上面右側前方に
形成した切欠段部に、上扉下面よりも上部に突出しない
メダル投入装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、さらに詳しくは、前扉が上下に二分割されているス
ロットマシンに関するものであり、また、遊技の部分を
担当するリールユニット及び主基板を交換ユニットとし
て、他の部分から分離可能に形成したスロットマシンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、前扉が一枚板
で形成されていた。このため、例えば払い出し装置のト
ラブルや、払い出すためのメダルが無くなってしまった
ときなど、遊技者の目の前で前扉を開放しなければなら
ない場合には、前扉を開くとスロットマシン内部が丸見
えとなってしまい、重要部品が遊技者の目に触れて好ま
しくない。また、前扉さえ解錠できれば、基板等の制御
装置を不正に交換することも簡単にできてしまう。
【0003】かかる問題点を解決すべく、前扉が上下に
分割されたスロットマシンが考案されている(特許文献
1参照)。これらのスロットマシンにおいては、スイッ
チ類の操作を行う操作部は、構造上下扉に設けるのが好
都合であるため、メダルの投入装置も下扉に設けてあ
る。また、スロットマシンについては、経済性、資源の
有効利用の観点より、遊技性に関わる部分と、遊技性に
直接関わらない部分とに分け、このうち遊技性に関わる
部分、すなわちリールユニット及び主基板等を交換する
ことにより、全体を交換することなく、新しいスロット
マシンで遊技しているかのような印象を与えることがで
きる分離型スロットマシンが、すでに同一出願人により
出願されている(特願2002−156626号)。
【0004】その中には、分離交換可能なパーツの輸送
の便や、セキュリティーの向上を図る関係上、前扉を上
扉と下扉とに分離してあるものがある。すなわち、必要
なパーツが交換できると共に輸送の際にかさばらず、ま
た、基板等の重要部品の収納されたスペースと、設定変
更やメダル詰まりのトラブル解消のために比較的頻繁に
開け閉めするスペースとを別個に施錠可能としたもので
ある。このタイプの分離型スロットマシンにおいては、
スイッチ類の操作を行う操作部は、構造上下扉に設ける
のが好都合であるため、メダルの投入装置も下扉に設け
てある。
【0005】
【特許文献1】特開2001−095973号公報(図
1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した前扉
上下二分割タイプのスロットマシンでは、上扉だけを開
けて作業等をしたい場合にメダル投入装置が開閉の邪魔
になる。また、上扉の下面よりもメダル投入装置が突出
していると、全面パネルの表示を隠すので、デザイン上
好ましくない。
【0007】また、分離型スロットマシンにあっては、
交換ユニットを交換する際には、上扉のみを開けて取り
出すこともできるが、このとき、上扉の下面よりもメダ
ル投入装置が突出していると、上扉のみを開けることが
できず不便である。また、上下の扉を開けて交換ユニッ
トを交換する場合でも、下扉に突出部分があると甚だ邪
魔である。さらに、下扉のみを梱包輸送する際にも、突
出部分があると好ましくない。
【0008】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)請求項1記載の発明は、表示パネルが見や
すく、扉の開閉の邪魔にならないメダル投入口を備えた
前扉上下二分割タイプのスロットマシンを提供すること
を目的とする。
【0009】(請求項2)請求項2記載の発明は、交換
の作業がしやすく、交換パーツの梱包の便に優れた分離
型スロットマシンを提供することを目的とする。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項2
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0010】すなわち、請求項3記載の発明は、メダル
投入装置に着目し、一度に2、3枚のメダルを投入する
場合でも投入しやすい遊技メダルの投入装置を有する分
離型スロットマシンを提供しようとするものである。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項3
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0011】すなわち、請求項4記載の発明は、よりメ
ダルを投入しやすい遊技メダルの投入装置をを有する分
離型スロットマシン提供しようとするものである。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項3
又は請求項4記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0012】すなわち、請求項5記載の発明は、一度に
大量のメダルを投入する場合でも、メダル詰まりをおこ
さない遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマ
シン提供しようとするものである。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項3
乃至5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0013】すなわち、請求項6記載の発明は、一度に
大量のメダルを投入する場合に、より入れやすい遊技メ
ダルの投入装置を有する分離型スロットマシン提供しよ
うとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、符号は、
発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
【0015】(請求項1) (特徴点)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口す
る筺形の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の開
口上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、本体キャビネット1の
開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉4と、複数の図柄が表示
された回転リール及びこの回転リールを回転させるため
の駆動モータを有するリールユニット81と、遊技メダル
を払い出すための払い出し装置と、前記回転リール及び
払い出し装置の作動を制御するための制御装置と、電源
装置とを少なくとも有するスロットマシンにおいて、前
記下扉4の上部に、前記上扉3よりも手前に張り出す操作
部5を設け、この操作部5の上面右側前方に形成した切欠
段部75に、上扉下面よりも上部に突出しないメダル投入
装置10を設けたことを特徴とする。
【0016】本発明は、前扉が上下に二分割されている
スロットマシンに係る。前記本体キャビネット1には、
開口上部と開口下部を仕切る中板110を設けてもよい。
前記リールユニット81は、表面に複数の図柄が表示され
る回転リールを複数(例えば3個)有し、各回転リール
の回転軸にはこれらを回転させるための駆動モータがそ
れぞれ設けられている。
【0017】ここで、前記払い出し装置としては、例え
ばホッパーユニット等が挙げられるが、遊技メダルを払
い出すことのできる装置であればよい。前記制御装置と
しては、例えば配線基板に制御用電子部品一式が搭載さ
れてなる電子基板(単に基板ということもある)等が挙
げられるが、回転リールと払い出し装置の作動を制御す
ることができる装置であればよい。スロットマシンで
は、回転リールと払い出し装置の作動を制御することが
できる基板を、通常、主基板と称している。これは、回
転リールと払い出し装置の作動以外、例えば画像表示装
置や演出用リールや演出用のその他の表示装置などの演
出用装置などを制御することができる基板として副基板
を備えるようにした場合に、この副基板と区別するため
である。
【0018】前記上扉3は、本体キャビネット1の開口
上部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとス
ロットマシンの正面構造の上部となるように形成されて
いるものである。すなわち、回転リールを見ることがで
きる図柄表示窓90や、各種演出を行うための表示装置92
等を設けることができるものである。なお、上扉3は、
本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取
り外し可能に取り付けられていても良い。
【0019】前記下扉4は、本体キャビネット1の開口
下部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとス
ロットマシンの正面構造の下部となるように形成されて
いるものである。すなわち、スロットマシンの操作を行
うための操作部5や、払い出されたメダルを溜めておく
ためのメダル受け等を設けることができるものである。
なお、下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されて
いてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良
い。
【0020】前記操作部5は、下扉4の上部に設けられ
ていて、閉扉時に上扉3よりも手前側に張り出してお
り、下扉4の上面にカウンター70を形成するものとなっ
ている。さらに、カウンター70の右側前方には、下扉4
の上面よりも低い切欠段部75が形成されている。前記切
欠段部75には、メダル投入装置10が取り付けられてい
る。ここで、「投入装置」とは、投入口30と、投入口30
に付属するメダル投入に関わる部分を含めた広い意味で
の「メダル投入口」のことであり、遊技機本体と別個に
形成されるユニット形式のものであっても良いし、遊技
機本体と一体成形されるものであっても良い。本発明に
おいては、メダル投入装置10の構成は問わないが、メダ
ル投入装置10を取り付けたときに、その頂点が上扉3の
下面よりも上に突出しないような高さとなっている。
【0021】(請求項2) (特徴点)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。すなわち、請求項2記載の発明は、正面側に開口す
る筺形の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の
開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、本体キャビネット
1の開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉4と、複数の図柄が
表示された回転リール及びこの回転リールを回転させる
ための駆動モータを有するリールユニット81と、遊技メ
ダルを払い出すためのホッパーユニット9と、前記回転
リール及びホッパーユニット9の作動を制御するための
主基板と、電源装置とを少なくとも有し、支持体に少な
くとも前記リールユニット81及び主基板を設置した交換
ユニット2を、本体キャビネット1内部に着脱自在に形
成するとともに、前記交換ユニット2を本体キャビネッ
ト1に収納した状態で、本体キャビネット1の開口上部
を上扉3で開閉可能に形成した分離型スロットマシンに
おいて、前記下扉4の上部に、前記上扉3よりも手前に
張り出す操作部5を設け、この操作部5の上面右側前方
に形成した切欠段部75に、上扉下面よりも上部に突出し
ないメダル投入装置10を設けたことを特徴とする。
【0022】本発明は、分離型スロットマシンとして、
リールユニット81及び主基板を最低限交換可能に形成し
たものであって、メダル投入装置10を操作部5に形成し
た切欠段部75に取り付けたものである。前記交換ユニッ
ト2は、支持体としての枠体80及びリールユニット81及
び主基板とから構成されているが、他の構成部品、例え
ば演出を制御するための副基板などが含まれていてもよ
い。
【0023】枠体80は、本体キャビネット内部に固定す
るためのものであり、さらに、リールユニット81及び主
基板を一体的に取り扱い可能とするものである。この枠
体80は、例えばクリップなどの固定装置により本体キャ
ビネット内部に固定されると共に、固定装置を解除する
ことにより、本体キャビネット1から取り出し可能とな
っている。
【0024】前記上扉3は、本体キャビネット1の開口
上部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとス
ロットマシンの正面構造の上部となるように形成されて
いるものである。すなわち、回転リールを見ることがで
きる図柄表示窓90や、各種演出を行うための表示装置92
等を設けることができるものである。なお、上扉3は、
本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取
り外し可能に取り付けられていても良い。あるいは、交
換ユニット2に係合固定されていても良いし、取り外し
可能に取り付けられていても良い。
【0025】前記下扉4は、本体キャビネット1の開口
下部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとス
ロットマシンの正面構造の下部となるように形成されて
いるものである。すなわち、スロットマシンの操作を行
うための操作部5や、払い出されたメダルを溜めておく
ためのメダル受け等を設けることができるものである。
なお、下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されて
いてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良
い。
【0026】前記操作部5は、下扉4の上部に設けられ
ていて、閉扉時に上扉3よりも手前側に張り出してお
り、下扉4の上面にカウンター70を形成するものとなっ
ている。さらに、カウンター70の右側前方には、下扉4
の上面よりも低い切欠段部75が形成されている。前記切
欠段部75には、メダル投入装置10が取り付けられてい
る。ここで、「投入装置」とは、投入口30と、投入口30
に付属するメダル投入に関わる部分を含めた広い意味で
の「メダル投入口」のことであり、遊技機本体と別個に
形成されるユニット形式のものであっても良いし、遊技
機本体と一体成形されるものであっても良い。本発明に
おいては、メダル投入装置10の構成は問わないが、メダ
ル投入装置10を取り付けたときに、その頂点が上扉3の
下面よりも上に突出しないような高さとなっている。
【0027】前記主基板は、ROM、RAM、CPU等
を有し、主として、当選の抽選や回転リールの停止制御
など遊技を制御するものである。そして、これを交換す
ると遊技内容を変更することができる。また、遊技内容
を変更すると、回転リールの図柄や図柄配置を変更する
必要もあることから、リールユニット81も主基板とセッ
トで交換できるようにしたものである。リールユニット
81は、表面に複数の図柄が表示される回転リールを複数
(例えば3個)有し、各回転リールの回転軸にはこれら
を回転させるための駆動モータがそれぞれ設けられてい
る。
【0028】前記電源装置は、スロットマシンに電源を
入れるためのものであり、電源基板や操作スイッチ等か
らなり、電源ユニット8として形成することができる。
前記ホッパーユニット9は、入賞によりメダルを払い出
すとともにメダルを貯留しておくためのものである。 (作用)本発明によれば、遊技内容を変えたいときに
は、上扉3を開けて交換ユニット2を取り外し、新しい
交換ユニット2を取り付ける。このとき、下扉4に設け
られたメダル投入装置10が上扉3の開閉や交換ユニット
2の交換作業の邪魔になることはない。そして、本体キ
ャビネット1をはじめ、電源装置やホッパーユニット9
など、遊技内容に直接関係ない部品はそのまま再利用す
ることがてきる。
【0029】(請求項3) (特徴点)請求項3記載の発明は、上記した請求項2記
載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわ
ち、請求項3記載の発明は、前記メダル投入装置10は、
遊技機の右側に位置し手前側から奥行き方向に凹部を形
成した誘導溝20と、該誘導溝20を奥方向から塞ぐ押さえ
板40と、押さえ板40の手前に設けられ、上方からメダル
を投入可能な横長の投入口30を有し、前記誘導溝20の凹
部左右方向の上端の高さを、左側よりも右側が低く形成
したことを特徴とする。
【0030】本発明は、請求項2記載の分離型スロット
マシンにおける、メダル投入装置に関するものである。
前記メダル投入装置10の誘導溝20は、メダルの表裏面を
正面側にして複数枚重ねて並べることができる凹部21で
あり、左右の側壁がメダルを支持するような形状となっ
ている。そして押さえ板40は、誘導溝20を遊技機の奥方
向から塞ぐように立設されていて、この押さえ板40の手
前であり誘導溝20のいちばん奥が投入口30となってい
る。なお、押さえ板40は、誘導溝20の左右両端部の高さ
よりも高く形成した方が望ましい。
【0031】本発明においては、誘導溝20を形成する凹
部21の右上端部が左上端部よりも低く形成されている
が、これは、通常右利きの遊技者が右方向からメダルを
投入することを想定しているからであり、仮に左利き用
の遊技機があった場合には、本発明のものと左右対称の
形とすることができる。 (請求項4) (特徴点)請求項4記載の発明は、上記した請求項3記
載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0032】すなわち、請求項4記載の発明は、前記投
入口30の右端部は、前記誘導溝凹部の右側上端に達して
いることを特徴とする。本発明は、投入口30の開口が誘
導溝20を形作る凹部21の右上端部23まで達するように形
成したものである。すなわち、投入口30の右端部35が、
誘導溝20からはみ出すような形になっているものであ
る。
【0033】(作用)本発明によれば、投入口30の右側
からメダルを投入する際には、最初に前記右端部35にメ
ダルの縁部を入れ、それから投入口内にメダル全体を落
とし込むように投入させることができる。 (請求項5) (特徴点)請求項5記載の発明は、上記した請求項3又
は4記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0034】すなわち、請求項5記載の発明は、前記投
入口30の誘導溝側の縁部24に、面取りを施したことを特
徴とする。ここで、面取りは、前記縁部24の角を落とし
たものであり、CであってもRであってもよい。 (作用)本発明によれば、縁部24に面取りを施したこと
により、投入口30の上部開口が広くなるので、メダルを
誘導溝20に並べて押し出すようにしたとき、最前列にあ
るメダルを投入口内にスムースに落下させることができ
る。
【0035】(請求項6) (特徴点)請求項6記載の発明は、上記した請求項3乃
至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。すなわち、請求項6記載の発明は、前
記押さえ板40と、切欠段部75の奥面との間に、押さえ用
間隙45を設けたことを特徴とする。
【0036】ここで、「押さえ用間隙」とは、メダル投
入時に押さえ板40の裏側に指を入れられるようにするた
めのものであり、押さえ板40とメダル投入装置10の後端
部よりも手前に立設することにより形成することがで
き、あるいは、メダル投入装置10を切欠段部75の奥面よ
りも手前に設置することにより形成することができる。 (作用)本発明によれば、特に、大量のメダルを一度に
投入したい時には、誘導溝20に並べたメダルの列を例え
ば親指で手前から押しながら、例えば人差し指で押さえ
板40を裏側から押さえて、押さえ板40とメダルを挟むよ
うな形で投入することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。 (図面の説明)図1乃至図8は、本発明の実施の形態を
示すものである。図1は分離型スロットマシンの外観正
面図、図2及び図3は分離型スロットマシンを示す分解
斜視図、図4は操作部を示す斜視図、図5乃至図8はメ
ダル投入口の詳細を示す図である。
【0038】(スロットマシンS)本実施の形態におけ
る分離型スロットマシンは、図1に示すように、四角箱
状の筐体100を有する。筐体100は、正面側に開口する本
体キャビネット1に、本体キャビネット1の開口上部を
開閉可能に塞ぐ上扉3、本体キャビネット1の開口下部
を開閉可能に塞ぐ下扉4とを取り付けたものとなってい
る。そして、上扉3には、三個の回転リールの図柄を見
ることができる図柄表示窓90が形成されており、下扉3
の上部でありスロットマシンSの略中央部分は、スロッ
トマシンSを作動させるための操作手段が配置されてい
る操作部5となっている。
【0039】そして、このスロットマシンSは、図2に
示すように、大きく分けて、本体キャビネット1、本体
キャビネット1内部に着脱自在に設けられる交換ユニッ
ト2、上扉3、下扉4とに分離することができる。 (本体キャビネット1)本体キャビネット1は、正面側
に開口する筺体であり、高さ方向略中央部には、二つの
側板120、130の間に水平方向に中板110が設けられてい
る。そして、この中板110の下面には電源ユニット8が
設けられ、底板140には、メダルを貯留すると共に入賞
時にメダルを払い出すためのホッパーユニット9が固定
されている。
【0040】ここで、電源ユニット8は、中板110の下
面に、取り付け板等を介して取り付けられており、特に
図示しないが電源装置が内装されていると共に、遊技店
側が種々の設定を行うためのスイッチ等、店操作部150
を有している。上記電源ユニット8及びホッパーユニッ
ト9は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換す
る必要のないものであり、交換時には設置されたままに
しておけるようになっているものである。
【0041】また、正面左側の側板130の下部には、前
記下扉4を係合させ、回転自在に支持するための係合部
6が設けられている。係合部6は、下扉4に設けられた
係合部6と係合可能な部材であり、例えば、下扉4にピ
ン穴を有する雌部材からなる係合部6bを上下方向に間
隔をおいて二つ設け、本体キャビネット1にはピンを有
する雄部材からなる係合部6aを上下方向に間隔をおい
て二つ設けたものである。
【0042】さらに、側板120の係合部6との対向側に
は、下扉4を閉めた際、下扉4をロックするためのロッ
ク機構7が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられてい
る。ここで、ロック機構7としては、解錠手段を用いな
ければ下扉4が側板の係合部6を支点として開くことが
ないように固定するものであり、いかなる構成のもので
あってもよい。
【0043】(交換ユニット2)交換ユニット2は、種
々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての
枠体80と、この枠体80に固定されたリールユニット81及
び基板ユニット82とから形成されている。ここで、リー
ルユニット81は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回
転リールと、特に図示しないが、回転リールを回転させ
るための駆動モータを有している。また、前記基板ユニ
ット82には、遊技及びスロットマシンの作動を制御する
ための主基板と、各種演出を行うための副基板が含まれ
ている。
【0044】前記枠体80の正面左側の縦枠には、前記上
扉3を回転自在に係合するための係合部6が設けられて
いる。係合部6は、上扉3に設けられた係合部6と係合
可能な部材であり、例えば、上扉3にピン穴を有する雌
部材からなる係合部6dを上下方向に間隔をおいて二つ
設け、交換ユニット2にはピンを有する雄部材からなる
係合部6cを上下方向に間隔をおいて二つ設けたもので
ある。
【0045】さらに、係合部6の対向側の縦枠には、上
扉3を閉めた際、上扉3をロックするためのロック機構
7が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。こ
こで、ロック機構7としては、解錠手段を用いなければ
上扉3が枠体の係合部6を支点として開くことがないよ
うに固定するものであり、いかなる構成のものであって
もよい。
【0046】交換ユニット2は、本体キャビネット1の
中板110の上に乗せ、開口上部内に収納されるものであ
る。そして、特に図示しないが、固定装置により本体キ
ャビネット1に固着される。 (上扉3)上扉3は、交換ユニット2の枠体80に回転自
在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、略
中央部に前記回転リールの図柄を正面側から見ることが
できる図柄表示窓90を有し、周囲に飾り部91を設けてあ
る。そして、種々の表示を行うための表示装置92が設け
られているものである。
【0047】ここで、前記飾り部91は、ランプ等により
形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが
点滅するようにしてもよい。また、前記表示装置92は、
7セグメントLED等により数字を表示するものや、画
像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとして
もよい。さらに、図3に示すように、上扉3の裏面に
は、前記交換ユニット2の係合部6(6c)に係合可能
な係合部6(6d)が、上下方向に間隔をおいて二つ設
けられている。また、係合部6の対向側には、ロック機
構7が設けられている。
【0048】このように、上扉3は、交換ユニット2が
本体キャビネット1に固定されることにより、本体キャ
ビネット1の開口上部を閉塞しロック可能になっている
ものである。このように形成することにより、交換ユニ
ット2と上扉3とをセットにして交換することができ
る。なお、本願発明としては、上扉3を本体キャビネッ
ト1の側板130上部に取り付けるものとしても良い。こ
の場合には、側板130上部に係合部6を設け、側板120の
係合部6の対向側に上扉3をロックするためのロック機
構7を設ける。
【0049】(下扉4)下扉4は、本体キャビネット1
の開口下部を塞ぐための、上扉3よりも幅厚の扉であ
り、本体キャビネット1の側板130に回転自在かつロッ
ク可能に形成されているものである。下扉4の上部は、
スロットマシンを作動させるための操作部5となってお
り、下扉4の上面は、閉扉時においては、上扉3よりも
手前側に突出するカウンター70を形成している。また、
下扉4の下部には払い出されたメダルを溜めておくため
のメダル受け42が形成されており、略中央部には、遊技
内容その他の表示をするための前パネル41が嵌め込まれ
ている。
【0050】前記操作部5には、下扉4の上面右端には
メダル投入装置10、上面左側にはベットスイッチ55が、
正面側にはスタートスイッチ50及びストップスイッチ60
が設けられている。なお、ベットスイッチ55は、貯留メ
ダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタート
スイッチ60及びストップスイッチ50は、回転リールの回
転を開始及び停止させるためのものである。
【0051】そして、前記カウンター70の右端には、カ
ウンター70の上面よりも低い切欠段部75が形成されてい
る。切欠段部75は、下扉4の右上前方の角を切り欠いて
形成されており、その底面にメダル投入装置10が取り付
けられている。切欠段部75の深さは、メダル投入装置10
の高さと同等かそれ以上の深さとなっていて、メダル投
入装置10を切欠段部75に取り付けたときに、カウンター
70の上面よりもメダル投入装置10が突出しないようにな
っている。なお、メダル投入装置10の詳細は後述する。
【0052】さらに、図3に示すように、下扉4の裏面
側には、前記メダル投入装置10から投入されたメダルを
誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレ
クターが設けられている。そして、下扉4の裏面下部の
左右には、種々の音声を出力するためのスピーカが設け
られている。また、下扉4の裏面には、前記本体キャビ
ネット1の係合部6(6a)と係合可能な係合部6(6
b)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、係
合部6の対向側には、ロック機構7が設けられている。
下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されていても
良いし、取り外し可能に取り付けられているものでも良
い。
【0053】なお、上扉3及び下扉4のロック機構7と
しては、解錠手段を用いなければ上扉3及び下扉4が係
合部6を支点として開くことがないように固定するもの
であり、いかなる構成のものであってもよい。例えば、
上扉3及び下扉4のそれぞれに鍵穴を設け、所定の鍵を
用いなければロック解除されないような構成とすること
ができる。あるいは、鍵穴を下扉4に設けるとともに上
扉3の解錠手段を下扉4の内側の位置に設け、下扉4を
所定の鍵により解錠しなければ上扉3が開かないような
構成としても良い。
【0054】次に、上記構成を有する分離型スロットマ
シンSの台交換、特に交換ユニット2の交換について説
明する。まず、解錠手段を用いて上扉3のロックを解除
し上扉3を開く。このとき、メダル投入装置10は下扉4
の上面からは突出していないので、上扉3の開放を妨げ
ることはない。次に、交換ユニット2を本体キャビネッ
ト1に固定している固定装置を外し、交換ユニット2を
本体キャビネット1の開口上部から取り出す。この際、
交換ユニット2のみを交換する場合には、上扉3を交換
ユニット2から取り外しておけば、作業が楽である。ま
た、交換ユニット2と上扉3を双方とも交換する場合に
は、一回の作業で双方を取り外すことができる。このと
きも、メダル投入装置10が交換ユニット2の交換作業の
邪魔になることはない。
【0055】ところで、下扉4を解錠しないと上扉3が
開かないように形成した場合には、上扉4の開放時にメ
ダル投入装置10が障害となることはない。しかし、交換
ユニット2の取り出し又は取り付け時において、隣が壁
である等下扉4を全開できない場合には、やはり下扉4
の上部に突出部がない方が作業がしやすいだけでなく、
メダル投入装置10を傷つけるおそれもない。さらに、下
扉4を単独で搬送等する場合でも、余計な突出部分がな
いので梱包が楽である。
【0056】なお、本実施の形態においては、メダル投
入装置10が下扉4のカウンター70上面から突出しないよ
うに形成したが、本願発明は、メダル投入装置10と上扉
3の下面とが干渉しあわなければよいものである。 (メダル投入装置10)次に、メダル投入装置10につい
て、図4乃至図8に基づき詳述する。
【0057】メダル投入装置10は、前述したように、カ
ウンター70の切欠段部75に取り付けられるものであり、
切欠段部75の上面に固定されるベース11と、ベース11に
手前側から奥行き方向に設けられた断面略U字状の誘導
溝20と、誘導溝20を奥側から塞ぐ半円形の押さえ板40
と、前記誘導溝20の奥端部であって押さえ板40の手前に
設けられた横長の投入口30とから構成されている。
【0058】ベース11は、誘導溝20及び投入口30及び押
さえ板40を備え、メダル投入装置10を切欠段部75の上面
に固定するためのものである。具体的には、特に図示し
ないが、切欠段部75の上面に取り付け穴を設け、ここに
ベース11を嵌め込み、ねじ等により固定するものであ
る。誘導溝20は、ベース11に設けられた断面略U字形状
の凹部21を有し、遊技メダルを投入口30に誘導するため
のものであり、凹部21の窪みにはメダルを複数枚重ねて
並べることができるようになっている。そして、凹部21
の左右上端部は、図7に示すように、右上端部23の方
が、左上端部22よりも低くなっており、いわば「右肩下
がり」の形状となっている。また、誘導溝20は、図6に
示すように、遊技者側から見て奥行き方向右側に向けて
形成されている。
【0059】この誘導溝20の奥端部に、投入口30が形成
されている。投入口30は、メダルを上方から投入するこ
とができる横長のスリットであり、投入口30のスリット
幅tは、メダル一枚の厚みよりも広く、メダル二枚の厚
みよりは狭く形成されていて、メダルが一枚ずつ余裕を
持って投入可能となっている(図8参照)。そして、投
入口30の右端部35は、誘導溝20の右上端部23まで達して
いる。すなわち、凹部21の右側の側壁の上端まで投入口
30が切れ込んでいるような形となっており、投入口30の
右端部35はほぼ水平になっているものである。さらに、
図8に示すように、投入口30の誘導溝20側の縁部24に
は、面取り加工が施されている。このため、投入口30の
開口部分は、スリット幅tよりも若干広くなっている。
【0060】押さえ板40は、ベース11から立設された半
円形の板であり、投入口30を挟んで誘導溝20の対向側に
位置し、誘導溝20を奥側から塞ぐ形となっている。ま
た、図4及び図6に示すように、ベース11をカウンター
70に取り付けたときに、押さえ板40と下扉4の切欠段部
75の奥面との間に押さえ用間隙45が生じるように形成さ
れている。具体的には、ベース11の後端部よりも手前に
押さえ板40が設けられているものである。この押さえ板
40は、誘導溝20にメダルを並べて押し出し順次投入する
場合に、メダルが誘導溝20からこぼれ落ちるのを防ぐと
共に、メダル投入時に指を引っかけて、メダルを押し出
す動作を楽に行うためのものである。
【0061】なお、押さえ板40をベース11の後端部と面
一に形成することもできるが、この場合にはメダル投入
装置10を、切欠段部75の奥面よりも若干手前に取り付
け、押さえ用間隙45を形成することができる。 (メダルの投入)次に、本発明に係るメダル投入装置10
にメダルを投入する場合について、図8に基づき説明す
る。
【0062】まず、大量のメダルを一度に投入する場合
には、誘導溝20にメダルを重ねて並べ、手前からメダル
を押し出すようにすれば、メダルは投入口30に順次落下
していく。このとき、誘導溝20は、手前側から奥側に行
くに従って右方向にメダルを誘導するように形成されて
いるので、遊技機の中心付近に座っている遊技者にとっ
ては、メダルを押し出しやすい方向となっている。
【0063】また、押さえ板40と切欠段部75の奥面との
間には押さえ用間隙45があるので、ここに例えば人差し
指を入れて押さえ板40の裏側から押さえながら、親指で
誘導溝20に並べたメダルの列を手前側から押し込めば、
メダルと押さえ板40を親指と人差し指で挟み込むように
してメダルを投入できるので、右手が安定し動作が楽で
ある。
【0064】さらに、誘導溝20の縁部24には面取りが施
してあるので、先端のメダルM1がスムースに落ちてい
くのを補助するものとなる。すなわち、面取りにより投
入口30の開口部の幅が広くなっていると共に、先に縁部
24にさしかかるメダルM1が、縁部24の面取りに沿って
下方にずれることにより、隣接する手前のメダルM2と
離れやすくなる。そして、押さえ板40方向に押し出され
たメダルM1は、メダルM2と押さえ板40との間に挟ま
れてしまう前に口の中に落下してしまうので、入り口で
の詰まりを回避できるのである。従って、メダルの列を
揺さぶるようにして押し出す必要はなく、メダル投入の
動作をスムースに行うことができる。
【0065】一方、数枚のメダルを投入する場合には、
例えば3枚程度のメダルを右手に持ち、メダル投入装置
10の右方向から投入口30にメダルを投入する。このと
き、誘導溝20の右上端部23は、左上端部22よりも低くな
っているので、メダルを真上から入れなくても溝内に滑
り込ませることができ、メダルを持ち上げなくても投入
することができるので楽である。
【0066】さらに投入口30は、右端部35が、誘導溝20
の右上端部23まで達しているので、右側からメダルを投
入する際、より入れやすいものとなっている。すなわ
ち、誘導溝20の右上端部23にメダルを持ってくれば、メ
ダルの縁部が自然に投入口30に入るので、投入口30を狙
ってメダルを一枚ずつ真上から落とし込まなくても、右
側から滑り込ませるように投入させることができるもの
である。
【0067】また、図9に示すように、押さえ板40の右
方に、投入口30の右端部35よりも右側に張り出す張り出
し部48を形成すれば、右側からメダルを滑り込ませる際
に、この張り出し部48にメダルを押しつけながら投入で
きるので、より安定した投入動作を行うことができる。
なお、投入されたメダルは、特に図示しないが、メダル
投入装置10に連結された通路を通して、メダルセレクタ
ーへと送られる。
【0068】このように、本実施の形態におけるメダル
投入装置10によれば、メダルを一度に大量に投入する場
合にも、数枚ずつ投入する場合にも、いずれにおいても
投入の動作をしやすく、またメダル詰まりをおこすこと
もない。ところで、本実施の形態では、スロットマシン
として分離型スロットマシンを例として述べてきたが、
上述のメダル投入装置10は、分離型でないスロットマシ
ン、すなわちリールユニットが筐体内に固定されている
スロットマシンであって、前扉が上下に分割されている
スロットマシンに取り付けてもよいものである。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0070】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
表示パネルが見やすく、扉の開閉の邪魔にならないメダ
ル投入口を備えた前扉上下二分割タイプのスロットマシ
ンを提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0071】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
交換の作業がしやすく、交換パーツの梱包の便に優れた
分離型スロットマシンを提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項3記載の発明によれば、メダル投
入の際、一度に2、3枚のメダルを投入する場合でも投
入しやすい遊技メダルの投入装置を有する分離型スロッ
トマシンを提供することができる。
【0072】(請求項4)請求項4記載の発明によれ
ば、上記した請求項3記載の発明の効果に加え、次のよ
うな効果を奏する。すなわち、請求項4記載の発明によ
れば、よりメダルを投入しやすい遊技メダルの投入装置
をを有する分離型スロットマシン提供することができ
る。
【0073】(請求項5)請求項5記載の発明によれ
ば、上記した請求項3又は4記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。すなわち、請求項5記載の発
明によれば、一度に大量のメダルを投入する場合でも、
メダル詰まりをおこさない遊技メダルの投入装置を有す
る分離型スロットマシン提供することができる。
【0074】(請求項6)請求項6記載の発明によれ
ば、上記した請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発
明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、
請求項6記載の発明によれば、一度に大量のメダルを投
入する場合に、より入れやすい遊技メダルの投入装置を
有する分離型スロットマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの外観正面図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの前扉を外した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの操作部の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置
の斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置
の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置
の正面図である。
【図8】本発明の実施の形態であって、図6のA−A線
断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態であって、メダル投入
装置の正面図である。
【符号の説明】
S 分離型スロットマシン 1 本体キャビネット 2 交換ユニット 3 上扉 4 下扉 5 操作部 6 係合部 7 ロック機構 8 電源ユニット 9 ホッパーユニット 10 メダル投入装置 11 ベース 20 誘導溝 21 凹部 22 凸部 23 凸部 24 縁部 30 投入口 35 右端部 40 押さえ板 45 間隙 50 ストップスイッチ 55 ベットスイッ
チ 60 スタートスイッチ 70 カウンター 75 切欠段部 80 枠体 81 リールユニッ
ト 82 基板ユニット 90 図柄表示窓 91 飾り部 92 表示部 100 筐体 110 中板 120 側板 130 側板 140 底板 150 店操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面側に開口する筺形の本体キャビネッ
    トと、 本体キャビネットの開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、 本体キャビネットの開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉と、 複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リール
    を回転させるための駆動モータを有するリールユニット
    と、 遊技メダルを払い出すための払い出し装置と、 前記回転リール及び払い出し装置の作動を制御するため
    の制御装置と、 電源装置とを少なくとも有するスロットマシンにおい
    て、 前記下扉の上部に、前記上扉よりも手前に張り出す操作
    部を設け、 この操作部の上面右側前方に形成した切欠段部に、上扉
    下面よりも上部に突出しないメダル投入装置を設けたこ
    とを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 正面側に開口する筺形の本体キャビネッ
    トと、 本体キャビネットの開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、 本体キャビネットの開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉と、 複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リール
    を回転させるための駆動モータを有するリールユニット
    と、 遊技メダルを払い出すためのホッパーユニットと、 前記回転リール及びホッパーユニットの作動を制御する
    ための主基板と、 電源装置とを少なくとも有し、 支持体に少なくとも前記リールユニット及び主基板を設
    置した交換ユニットを、本体キャビネット内部に着脱自
    在に形成するとともに、前記交換ユニットを本体キャビ
    ネットに収納した状態で、本体キャビネットの開口上部
    を上扉で開閉可能に形成した分離型スロットマシンにお
    いて、 前記下扉の上部に、前記上扉よりも手前に張り出す操作
    部を設け、 この操作部の上面右側前方に形成した切欠段部に、上扉
    下面よりも上部に突出しないメダル投入装置を設けたこ
    とを特徴とする分離型スロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記メダル投入装置は、 遊技機の右側に位置し手前側から奥行き方向に凹部を形
    成した誘導溝と、 該誘導溝を奥方向から塞ぐ押さえ板と、 押さえ板の手前に設けられ、上方からメダルを投入可能
    な横長の投入口を有し、 前記誘導溝の凹部左右方向の上端の高さを、左側よりも
    右側が低く形成したことを特徴とする請求項2記載の分
    離型スロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記投入口の右端部は、前記誘導溝凹部
    の右側上端に達していることを特徴とする請求項3記載
    の分離型スロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記投入口の誘導溝側の縁部に、面取り
    を施したことを特徴とする請求3又は4記載の分離型ス
    ロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記押さえ板と、切欠段部の奥面との間
    に、押さえ用間隙を設けたことを特徴とする請求3乃至
    5記載の分離型スロットマシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173276A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Samii Kk 遊技機のメダル投入部
JP2014028268A (ja) * 2013-09-04 2014-02-13 Heiwa Corp 遊技機
JP2018175361A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 株式会社オリンピア 遊技機

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