JP3616773B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシン、さらに詳しくは、前扉が上下に二分割されているスロットマシンに関するものであり、また、遊技の部分を担当するリールユニット及び主基板を交換ユニットとして、他の部分から分離可能に形成したスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンは、前扉が一枚板で形成されていた。このため、例えば払い出し装置のトラブルや、払い出すためのメダルが無くなってしまったときなど、遊技者の目の前で前扉を開放しなければならない場合には、前扉を開くとスロットマシン内部が丸見えとなってしまい、重要部品が遊技者の目に触れて好ましくない。また、前扉さえ解錠できれば、基板等の制御装置を不正に交換することも簡単にできてしまう。
【0003】
かかる問題点を解決すべく、前扉が上下に分割されたスロットマシンが考案されている(特許文献1参照)。
これらのスロットマシンにおいては、スイッチ類の操作を行う操作部は、構造上下扉に設けるのが好都合であるため、メダルの投入装置も下扉に設けてある。また、スロットマシンについては、経済性、資源の有効利用の観点より、遊技性に関わる部分と、遊技性に直接関わらない部分とに分け、このうち遊技性に関わる部分、すなわちリールユニット及び主基板等を交換することにより、全体を交換することなく、新しいスロットマシンで遊技しているかのような印象を与えることができる分離型スロットマシンが、すでに同一出願人により出願されている(特願2002−156626号)。
【0004】
その中には、分離交換可能なパーツの輸送の便や、セキュリティーの向上を図る関係上、前扉を上扉と下扉とに分離してあるものがある。すなわち、必要なパーツが交換できると共に輸送の際にかさばらず、また、基板等の重要部品の収納されたスペースと、設定変更やメダル詰まりのトラブル解消のために比較的頻繁に開け閉めするスペースとを別個に施錠可能としたものである。このタイプの分離型スロットマシンにおいては、スイッチ類の操作を行う操作部は、構造上下扉に設けるのが好都合であるため、メダルの投入装置も下扉に設けてある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−095973号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した前扉上下二分割タイプのスロットマシンでは、上扉だけを開けて作業等をしたい場合にメダル投入装置が開閉の邪魔になる。また、上扉の下面よりもメダル投入装置が突出していると、全面パネルの表示を隠すので、デザイン上好ましくない。
【0007】
また、分離型スロットマシンにあっては、交換ユニットを交換する際には、上扉のみを開けて取り出すこともできるが、このとき、上扉の下面よりもメダル投入装置が突出していると、上扉のみを開けることができず不便である。また、上下の扉を開けて交換ユニットを交換する場合でも、下扉に突出部分があると甚だ邪魔である。さらに、下扉のみを梱包輸送する際にも、突出部分があると好ましくない。
【0008】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、表示パネルが見やすく、扉の開閉の邪魔にならないメダル投入口を備えた前扉上下二分割タイプのスロットマシンを提供することを目的とする。
【0009】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、交換の作業がしやすく、交換パーツの梱包の便に優れた分離型スロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0010】
すなわち、請求項3記載の発明は、メダル投入装置に着目し、一度に2、3枚のメダルを投入する場合でも投入しやすい遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシンを提供しようとするものである。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0011】
すなわち、請求項4記載の発明は、よりメダルを投入しやすい遊技メダルの投入装置をを有する分離型スロットマシン提供しようとするものである。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項3又は請求項4記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0012】
すなわち、請求項5記載の発明は、一度に大量のメダルを投入する場合でも、メダル詰まりをおこさない遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシン提供しようとするものである。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項3乃至5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0013】
すなわち、請求項6記載の発明は、一度に大量のメダルを投入する場合に、より入れやすい遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシン提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0015】
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口する筺形の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、本体キャビネット1の開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉4と、複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニット81と、遊技メダルを払い出すための払い出し装置と、前記回転リール及び払い出し装置の作動を制御するための制御装置と、電源装置とを少なくとも有するスロットマシンにおいて、前記下扉4の上部に、閉扉時においてその上面が前記上扉下端よりも上部に突出せずかつ上扉3よりも手前に張り出す操作部5を設け、この操作部5の上面右側前方を上方から切り欠いて形成した切欠段部75に、少なくとも投入口 30 を有し、その上端が前記上扉下面よりも上部に突出しないメダル投入装置10を設けたことを特徴とする。
【0016】
本発明は、前扉が上下に二分割されているスロットマシンに係る。
前記本体キャビネット1には、開口上部と開口下部を仕切る中板110を設けてもよい。
前記リールユニット81は、表面に複数の図柄が表示される回転リールを複数(例えば3個)有し、各回転リールの回転軸にはこれらを回転させるための駆動モータがそれぞれ設けられている。
【0017】
ここで、前記払い出し装置としては、例えばホッパーユニット等が挙げられるが、遊技メダルを払い出すことのできる装置であればよい。
前記制御装置としては、例えば配線基板に制御用電子部品一式が搭載されてなる電子基板(単に基板ということもある)等が挙げられるが、回転リールと払い出し装置の作動を制御することができる装置であればよい。スロットマシンでは、回転リールと払い出し装置の作動を制御することができる基板を、通常、主基板と称している。これは、回転リールと払い出し装置の作動以外、例えば画像表示装置や演出用リールや演出用のその他の表示装置などの演出用装置などを制御することができる基板として副基板を備えるようにした場合に、この副基板と区別するためである。
【0018】
前記上扉3は、本体キャビネット1の開口上部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとスロットマシンの正面構造の上部となるように形成されているものである。すなわち、回転リールを見ることができる図柄表示窓90や、各種演出を行うための表示装置92等を設けることができるものである。なお、上扉3は、本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良い。
【0019】
前記下扉4は、本体キャビネット1の開口下部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとスロットマシンの正面構造の下部となるように形成されているものである。すなわち、スロットマシンの操作を行うための操作部5や、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け等を設けることができるものである。なお、下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良い。
【0020】
前記操作部5は、下扉4の上部に設けられていて、閉扉時に上扉3よりも手前側に張り出しており、下扉4の上面にカウンター70を形成するものとなっている。さらに、カウンター70の右側前方には、下扉4の上面よりも低い切欠段部75が形成されている。
前記切欠段部75には、メダル投入装置10が取り付けられている。ここで、「投入装置」とは、投入口30と、投入口30に付属するメダル投入に関わる部分を含めた広い意味での「メダル投入口」のことであり、遊技機本体と別個に形成されるユニット形式のものであっても良いし、遊技機本体と一体成形されるものであっても良い。本発明においては、メダル投入装置10の構成は問わないが、メダル投入装置10を取り付けたときに、その頂点が上扉3の下面よりも上に突出しないような高さとなっている。
【0021】
(請求項2)
(特徴点)
請求項記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、正面側に開口する筺形の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、本体キャビネット1の開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉4と、複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニット81と、遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット9と、前記回転リール及びホッパーユニット9の作動を制御するための主基板と、電源装置とを少なくとも有し、支持体に少なくとも前記リールユニット81及び主基板を設置した交換ユニット2を、本体キャビネット1内部に着脱自在に形成するとともに、前記交換ユニット2を本体キャビネット1に収納した状態で、本体キャビネット1の開口上部を上扉3で開閉可能に形成した分離型スロットマシンにおいて、前記下扉4の上部に、閉扉時においてその上面が前記上扉下端よりも上部に突出せずかつ上扉3よりも手前に張り出す操作部5を設け、この操作部5の上面右側前方を上方から切り欠いて形成した切欠段部75に、少なくとも投入口 30 を有し、その上端が前記上扉下面よりも上部に突出しないメダル投入装置10を設けたことを特徴とする。
【0022】
本発明は、分離型スロットマシンとして、リールユニット81及び主基板を最低限交換可能に形成したものであって、メダル投入装置10を操作部5に形成した切欠段部75に取り付けたものである。
前記交換ユニット2は、支持体としての枠体80及びリールユニット81及び主基板とから構成されているが、他の構成部品、例えば演出を制御するための副基板などが含まれていてもよい。
【0023】
枠体80は、本体キャビネット内部に固定するためのものであり、さらに、リールユニット81及び主基板を一体的に取り扱い可能とするものである。この枠体80は、例えばクリップなどの固定装置により本体キャビネット内部に固定されると共に、固定装置を解除することにより、本体キャビネット1から取り出し可能となっている。
【0024】
前記上扉3は、本体キャビネット1の開口上部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとスロットマシンの正面構造の上部となるように形成されているものである。すなわち、回転リールを見ることができる図柄表示窓90や、各種演出を行うための表示装置92等を設けることができるものである。なお、上扉3は、本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良い。あるいは、交換ユニット2に係合固定されていても良いし、取り外し可能に取り付けられていても良い。
【0025】
前記下扉4は、本体キャビネット1の開口下部を開塞自在に取り付けられており、扉を閉めるとスロットマシンの正面構造の下部となるように形成されているものである。すなわち、スロットマシンの操作を行うための操作部5や、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け等を設けることができるものである。なお、下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されていてもよいし、取り外し可能に取り付けられていても良い。
【0026】
前記操作部5は、下扉4の上部に設けられていて、閉扉時に上扉3よりも手前側に張り出しており、下扉4の上面にカウンター70を形成するものとなっている。さらに、カウンター70の右側前方には、下扉4の上面よりも低い切欠段部75が形成されている。
前記切欠段部75には、メダル投入装置10が取り付けられている。ここで、「投入装置」とは、投入口30と、投入口30に付属するメダル投入に関わる部分を含めた広い意味での「メダル投入口」のことであり、遊技機本体と別個に形成されるユニット形式のものであっても良いし、遊技機本体と一体成形されるものであっても良い。本発明においては、メダル投入装置10の構成は問わないが、メダル投入装置10を取り付けたときに、その頂点が上扉3の下面よりも上に突出しないような高さとなっている。
【0027】
前記主基板は、ROM、RAM、CPU等を有し、主として、当選の抽選や回転リールの停止制御など遊技を制御するものである。そして、これを交換すると遊技内容を変更することができる。
また、遊技内容を変更すると、回転リールの図柄や図柄配置を変更する必要もあることから、リールユニット81も主基板とセットで交換できるようにしたものである。リールユニット81は、表面に複数の図柄が表示される回転リールを複数(例えば3個)有し、各回転リールの回転軸にはこれらを回転させるための駆動モータがそれぞれ設けられている。
【0028】
前記電源装置は、スロットマシンに電源を入れるためのものであり、電源基板や操作スイッチ等からなり、電源ユニット8として形成することができる。
前記ホッパーユニット9は、入賞によりメダルを払い出すとともにメダルを貯留しておくためのものである。
(作用)
本発明によれば、遊技内容を変えたいときには、上扉3を開けて交換ユニット2を取り外し、新しい交換ユニット2を取り付ける。このとき、下扉4に設けられたメダル投入装置10が上扉3の開閉や交換ユニット2の交換作業の邪魔になることはない。そして、本体キャビネット1をはじめ、電源装置やホッパーユニット9など、遊技内容に直接関係ない部品はそのまま再利用することがてきる。
【0029】
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記メダル投入装置10は、遊技機の右側に位置し手前側から奥行き方向に凹部を形成した誘導溝20と、該誘導溝20を奥方向から塞ぐ押さえ板40と、押さえ板40の手前に設けられ、上方からメダルを投入可能な横長の投入口30を有し、前記誘導溝20の凹部左右方向の上端の高さを、左側よりも右側が低く形成したことを特徴とする。
【0030】
本発明は、請求項2記載の分離型スロットマシンにおける、メダル投入装置に関するものである。
前記メダル投入装置10の誘導溝20は、メダルの表裏面を正面側にして複数枚重ねて並べることができる凹部21であり、左右の側壁がメダルを支持するような形状となっている。そして押さえ板40は、誘導溝20を遊技機の奥方向から塞ぐように立設されていて、この押さえ板40の手前であり誘導溝20のいちばん奥が投入口30となっている。なお、押さえ板40は、誘導溝20の左右両端部の高さよりも高く形成した方が望ましい。
【0031】
本発明においては、誘導溝20を形成する凹部21の右上端部が左上端部よりも低く形成されているが、これは、通常右利きの遊技者が右方向からメダルを投入することを想定しているからであり、仮に左利き用の遊技機があった場合には、本発明のものと左右対称の形とすることができる。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0032】
すなわち、請求項4記載の発明は、前記投入口30の右端部は、前記誘導溝凹部の右側上端に達していることを特徴とする。
本発明は、投入口30の開口が誘導溝20を形作る凹部21の右上端部23まで達するように形成したものである。すなわち、投入口30の右端部35が、誘導溝20からはみ出すような形になっているものである。
【0033】
(作用)
本発明によれば、投入口30の右側からメダルを投入する際には、最初に前記右端部35にメダルの縁部を入れ、それから投入口内にメダル全体を落とし込むように投入させることができる。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、上記した請求項3又は4記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0034】
すなわち、請求項5記載の発明は、前記投入口30の誘導溝側の縁部24に、面取りを施したことを特徴とする。
ここで、面取りは、前記縁部24の角を落としたものであり、CであってもRであってもよい。
(作用)
本発明によれば、縁部24に面取りを施したことにより、投入口30の上部開口が広くなるので、メダルを誘導溝20に並べて押し出すようにしたとき、最前列にあるメダルを投入口内にスムースに落下させることができる。
【0035】
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、上記した請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、前記押さえ板40と、切欠段部75の奥面との間に、押さえ用間隙45を設けたことを特徴とする。
【0036】
ここで、「押さえ用間隙」とは、メダル投入時に押さえ板40の裏側に指を入れられるようにするためのものであり、押さえ板40とメダル投入装置10の後端部よりも手前に立設することにより形成することができ、あるいは、メダル投入装置10を切欠段部75の奥面よりも手前に設置することにより形成することができる。
(作用)
本発明によれば、特に、大量のメダルを一度に投入したい時には、誘導溝20に並べたメダルの列を例えば親指で手前から押しながら、例えば人差し指で押さえ板40を裏側から押さえて、押さえ板40とメダルを挟むような形で投入することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図8は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は分離型スロットマシンの外観正面図、図2及び図3は分離型スロットマシンを示す分解斜視図、図4は操作部を示す斜視図、図5乃至図8はメダル投入口の詳細を示す図である。
【0038】
(スロットマシンS)
本実施の形態における分離型スロットマシンは、図1に示すように、四角箱状の筐体100を有する。筐体100は、正面側に開口する本体キャビネット1に、本体キャビネット1の開口上部を開閉可能に塞ぐ上扉3、本体キャビネット1の開口下部を開閉可能に塞ぐ下扉4とを取り付けたものとなっている。そして、上扉3には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓90が形成されており、下扉3の上部でありスロットマシンSの略中央部分は、スロットマシンSを作動させるための操作手段が配置されている操作部5となっている。
【0039】
そして、このスロットマシンSは、図2に示すように、大きく分けて、本体キャビネット1、本体キャビネット1内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2、上扉3、下扉4とに分離することができる。
(本体キャビネット1)
本体キャビネット1は、正面側に開口する筺体であり、高さ方向略中央部には、二つの側板120、130の間に水平方向に中板110が設けられている。そして、この中板110の下面には電源ユニット8が設けられ、底板140には、メダルを貯留すると共に入賞時にメダルを払い出すためのホッパーユニット9が固定されている。
【0040】
ここで、電源ユニット8は、中板110の下面に、取り付け板等を介して取り付けられており、特に図示しないが電源装置が内装されていると共に、遊技店側が種々の設定を行うためのスイッチ等、店操作部150を有している。
上記電源ユニット8及びホッパーユニット9は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
【0041】
また、正面左側の側板130の下部には、前記下扉4を係合させ、回転自在に支持するための係合部6が設けられている。係合部6は、下扉4に設けられた係合部6と係合可能な部材であり、例えば、下扉4にピン穴を有する雌部材からなる係合部6bを上下方向に間隔をおいて二つ設け、本体キャビネット1にはピンを有する雄部材からなる係合部6aを上下方向に間隔をおいて二つ設けたものである。
【0042】
さらに、側板120の係合部6との対向側には、下扉4を閉めた際、下扉4をロックするためのロック機構7が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。ここで、ロック機構7としては、解錠手段を用いなければ下扉4が側板の係合部6を支点として開くことがないように固定するものであり、いかなる構成のものであってもよい。
【0043】
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体80と、この枠体80に固定されたリールユニット81及び基板ユニット82とから形成されている。
ここで、リールユニット81は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リールと、特に図示しないが、回転リールを回転させるための駆動モータを有している。また、前記基板ユニット82には、遊技及びスロットマシンの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板が含まれている。
【0044】
前記枠体80の正面左側の縦枠には、前記上扉3を回転自在に係合するための係合部6が設けられている。係合部6は、上扉3に設けられた係合部6と係合可能な部材であり、例えば、上扉3にピン穴を有する雌部材からなる係合部6dを上下方向に間隔をおいて二つ設け、交換ユニット2にはピンを有する雄部材からなる係合部6cを上下方向に間隔をおいて二つ設けたものである。
【0045】
さらに、係合部6の対向側の縦枠には、上扉3を閉めた際、上扉3をロックするためのロック機構7が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。ここで、ロック機構7としては、解錠手段を用いなければ上扉3が枠体の係合部6を支点として開くことがないように固定するものであり、いかなる構成のものであってもよい。
【0046】
交換ユニット2は、本体キャビネット1の中板110の上に乗せ、開口上部内に収納されるものである。そして、特に図示しないが、固定装置により本体キャビネット1に固着される。
(上扉3)
上扉3は、交換ユニット2の枠体80に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、略中央部に前記回転リールの図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓90を有し、周囲に飾り部91を設けてある。そして、種々の表示を行うための表示装置92が設けられているものである。
【0047】
ここで、前記飾り部91は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、前記表示装置92は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、図3に示すように、上扉3の裏面には、前記交換ユニット2の係合部6(6c)に係合可能な係合部6(6d)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。また、係合部6の対向側には、ロック機構7が設けられている。
【0048】
このように、上扉3は、交換ユニット2が本体キャビネット1に固定されることにより、本体キャビネット1の開口上部を閉塞しロック可能になっているものである。このように形成することにより、交換ユニット2と上扉3とをセットにして交換することができる。
なお、本願発明としては、上扉3を本体キャビネット1の側板130上部に取り付けるものとしても良い。この場合には、側板130上部に係合部6を設け、側板120の係合部6の対向側に上扉3をロックするためのロック機構7を設ける。
【0049】
(下扉4)
下扉4は、本体キャビネット1の開口下部を塞ぐための、上扉3よりも幅厚の扉であり、本体キャビネット1の側板130に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下扉4の上部は、スロットマシンを作動させるための操作部5となっており、下扉4の上面は、閉扉時においては、上扉3よりも手前側に突出するカウンター70を形成している。また、下扉4の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け42が形成されており、略中央部には、遊技内容その他の表示をするための前パネル41が嵌め込まれている。
【0050】
前記操作部5には、下扉4の上面右端にはメダル投入装置10、上面左側にはベットスイッチ55が、正面側にはスタートスイッチ50及びストップスイッチ60が設けられている。なお、ベットスイッチ55は、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ60及びストップスイッチ50は、回転リールの回転を開始及び停止させるためのものである。
【0051】
そして、前記カウンター70の右端には、カウンター70の上面よりも低い切欠段部75が形成されている。切欠段部75は、下扉4の右上前方の角を切り欠いて形成されており、その底面にメダル投入装置10が取り付けられている。切欠段部75の深さは、メダル投入装置10の高さと同等かそれ以上の深さとなっていて、メダル投入装置10を切欠段部75に取り付けたときに、カウンター70の上面よりもメダル投入装置10が突出しないようになっている。なお、メダル投入装置10の詳細は後述する。
【0052】
さらに、図3に示すように、下扉4の裏面側には、前記メダル投入装置10から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクターが設けられている。そして、下扉4の裏面下部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカが設けられている。
また、下扉4の裏面には、前記本体キャビネット1の係合部6(6a)と係合可能な係合部6(6b)が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、係合部6の対向側には、ロック機構7が設けられている。下扉4は、本体キャビネット1に係合固定されていても良いし、取り外し可能に取り付けられているものでも良い。
【0053】
なお、上扉3及び下扉4のロック機構7としては、解錠手段を用いなければ上扉3及び下扉4が係合部6を支点として開くことがないように固定するものであり、いかなる構成のものであってもよい。例えば、上扉3及び下扉4のそれぞれに鍵穴を設け、所定の鍵を用いなければロック解除されないような構成とすることができる。あるいは、鍵穴を下扉4に設けるとともに上扉3の解錠手段を下扉4の内側の位置に設け、下扉4を所定の鍵により解錠しなければ上扉3が開かないような構成としても良い。
【0054】
次に、上記構成を有する分離型スロットマシンSの台交換、特に交換ユニット2の交換について説明する。
まず、解錠手段を用いて上扉3のロックを解除し上扉3を開く。このとき、メダル投入装置10は下扉4の上面からは突出していないので、上扉3の開放を妨げることはない。次に、交換ユニット2を本体キャビネット1に固定している固定装置を外し、交換ユニット2を本体キャビネット1の開口上部から取り出す。この際、交換ユニット2のみを交換する場合には、上扉3を交換ユニット2から取り外しておけば、作業が楽である。また、交換ユニット2と上扉3を双方とも交換する場合には、一回の作業で双方を取り外すことができる。このときも、メダル投入装置10が交換ユニット2の交換作業の邪魔になることはない。
【0055】
ところで、下扉4を解錠しないと上扉3が開かないように形成した場合には、上扉4の開放時にメダル投入装置10が障害となることはない。しかし、交換ユニット2の取り出し又は取り付け時において、隣が壁である等下扉4を全開できない場合には、やはり下扉4の上部に突出部がない方が作業がしやすいだけでなく、メダル投入装置10を傷つけるおそれもない。さらに、下扉4を単独で搬送等する場合でも、余計な突出部分がないので梱包が楽である。
【0056】
なお、本実施の形態においては、メダル投入装置10が下扉4のカウンター70上面から突出しないように形成したが、本願発明は、メダル投入装置10と上扉3の下面とが干渉しあわなければよいものである。
(メダル投入装置10)
次に、メダル投入装置10について、図4乃至図8に基づき詳述する。
【0057】
メダル投入装置10は、前述したように、カウンター70の切欠段部75に取り付けられるものであり、切欠段部75の上面に固定されるベース11と、ベース11に手前側から奥行き方向に設けられた断面略U字状の誘導溝20と、誘導溝20を奥側から塞ぐ半円形の押さえ板40と、前記誘導溝20の奥端部であって押さえ板40の手前に設けられた横長の投入口30とから構成されている。
【0058】
ベース11は、誘導溝20及び投入口30及び押さえ板40を備え、メダル投入装置10を切欠段部75の上面に固定するためのものである。具体的には、特に図示しないが、切欠段部75の上面に取り付け穴を設け、ここにベース11を嵌め込み、ねじ等により固定するものである。
誘導溝20は、ベース11に設けられた断面略U字形状の凹部21を有し、遊技メダルを投入口30に誘導するためのものであり、凹部21の窪みにはメダルを複数枚重ねて並べることができるようになっている。そして、凹部21の左右上端部は、図7に示すように、右上端部23の方が、左上端部22よりも低くなっており、いわば「右肩下がり」の形状となっている。また、誘導溝20は、図6に示すように、遊技者側から見て奥行き方向右側に向けて形成されている。
【0059】
この誘導溝20の奥端部に、投入口30が形成されている。投入口30は、メダルを上方から投入することができる横長のスリットであり、投入口30のスリット幅tは、メダル一枚の厚みよりも広く、メダル二枚の厚みよりは狭く形成されていて、メダルが一枚ずつ余裕を持って投入可能となっている(図8参照)。そして、投入口30の右端部35は、誘導溝20の右上端部23まで達している。すなわち、凹部21の右側の側壁の上端まで投入口30が切れ込んでいるような形となっており、投入口30の右端部35はほぼ水平になっているものである。さらに、図8に示すように、投入口30の誘導溝20側の縁部24には、面取り加工が施されている。このため、投入口30の開口部分は、スリット幅tよりも若干広くなっている。
【0060】
押さえ板40は、ベース11から立設された半円形の板であり、投入口30を挟んで誘導溝20の対向側に位置し、誘導溝20を奥側から塞ぐ形となっている。また、図4及び図6に示すように、ベース11をカウンター70に取り付けたときに、押さえ板40と下扉4の切欠段部75の奥面との間に押さえ用間隙45が生じるように形成されている。具体的には、ベース11の後端部よりも手前に押さえ板40が設けられているものである。この押さえ板40は、誘導溝20にメダルを並べて押し出し順次投入する場合に、メダルが誘導溝20からこぼれ落ちるのを防ぐと共に、メダル投入時に指を引っかけて、メダルを押し出す動作を楽に行うためのものである。
【0061】
なお、押さえ板40をベース11の後端部と面一に形成することもできるが、この場合にはメダル投入装置10を、切欠段部75の奥面よりも若干手前に取り付け、押さえ用間隙45を形成することができる。
(メダルの投入)
次に、本発明に係るメダル投入装置10にメダルを投入する場合について、図8に基づき説明する。
【0062】
まず、大量のメダルを一度に投入する場合には、誘導溝20にメダルを重ねて並べ、手前からメダルを押し出すようにすれば、メダルは投入口30に順次落下していく。
このとき、誘導溝20は、手前側から奥側に行くに従って右方向にメダルを誘導するように形成されているので、遊技機の中心付近に座っている遊技者にとっては、メダルを押し出しやすい方向となっている。
【0063】
また、押さえ板40と切欠段部75の奥面との間には押さえ用間隙45があるので、ここに例えば人差し指を入れて押さえ板40の裏側から押さえながら、親指で誘導溝20に並べたメダルの列を手前側から押し込めば、メダルと押さえ板40を親指と人差し指で挟み込むようにしてメダルを投入できるので、右手が安定し動作が楽である。
【0064】
さらに、誘導溝20の縁部24には面取りが施してあるので、先端のメダルM1がスムースに落ちていくのを補助するものとなる。すなわち、面取りにより投入口30の開口部の幅が広くなっていると共に、先に縁部24にさしかかるメダルM1が、縁部24の面取りに沿って下方にずれることにより、隣接する手前のメダルM2と離れやすくなる。そして、押さえ板40方向に押し出されたメダルM1は、メダルM2と押さえ板40との間に挟まれてしまう前に口の中に落下してしまうので、入り口での詰まりを回避できるのである。従って、メダルの列を揺さぶるようにして押し出す必要はなく、メダル投入の動作をスムースに行うことができる。
【0065】
一方、数枚のメダルを投入する場合には、例えば3枚程度のメダルを右手に持ち、メダル投入装置10の右方向から投入口30にメダルを投入する。
このとき、誘導溝20の右上端部23は、左上端部22よりも低くなっているので、メダルを真上から入れなくても溝内に滑り込ませることができ、メダルを持ち上げなくても投入することができるので楽である。
【0066】
さらに投入口30は、右端部35が、誘導溝20の右上端部23まで達しているので、右側からメダルを投入する際、より入れやすいものとなっている。すなわち、誘導溝20の右上端部23にメダルを持ってくれば、メダルの縁部が自然に投入口30に入るので、投入口30を狙ってメダルを一枚ずつ真上から落とし込まなくても、右側から滑り込ませるように投入させることができるものである。
【0067】
また、図9に示すように、押さえ板40の右方に、投入口30の右端部35よりも右側に張り出す張り出し部48を形成すれば、右側からメダルを滑り込ませる際に、この張り出し部48にメダルを押しつけながら投入できるので、より安定した投入動作を行うことができる。
なお、投入されたメダルは、特に図示しないが、メダル投入装置10に連結された通路を通して、メダルセレクターへと送られる。
【0068】
このように、本実施の形態におけるメダル投入装置10によれば、メダルを一度に大量に投入する場合にも、数枚ずつ投入する場合にも、いずれにおいても投入の動作をしやすく、またメダル詰まりをおこすこともない。
ところで、本実施の形態では、スロットマシンとして分離型スロットマシンを例として述べてきたが、上述のメダル投入装置10は、分離型でないスロットマシン、すなわちリールユニットが筐体内に固定されているスロットマシンであって、前扉が上下に分割されているスロットマシンに取り付けてもよいものである。
【0069】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0070】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、表示パネルが見やすく、扉の開閉の邪魔にならないメダル投入口を備えた前扉上下二分割タイプのスロットマシンを提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0071】
すなわち、請求項2記載の発明によれば、交換の作業がしやすく、交換パーツの梱包の便に優れた分離型スロットマシンを提供することができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、メダル投入の際、一度に2、3枚のメダルを投入する場合でも投入しやすい遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシンを提供することができる。
【0072】
(請求項4)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、よりメダルを投入しやすい遊技メダルの投入装置をを有する分離型スロットマシン提供することができる。
【0073】
(請求項5)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項3又は4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、一度に大量のメダルを投入する場合でも、メダル詰まりをおこさない遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシン提供することができる。
【0074】
(請求項6)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6記載の発明によれば、一度に大量のメダルを投入する場合に、より入れやすい遊技メダルの投入装置を有する分離型スロットマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの外観正面図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの前扉を外した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの操作部の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置の斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態であって、メダル投入装置の正面図である。
【図8】本発明の実施の形態であって、図6のA−A線断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態であって、メダル投入装置の正面図である。
【符号の説明】
S 分離型スロットマシン
1 本体キャビネット 2 交換ユニット
3 上扉 4 下扉
5 操作部 6 係合部
7 ロック機構 8 電源ユニット
9 ホッパーユニット
10 メダル投入装置 11 ベース
20 誘導溝 21 凹部
22 凸部 23 凸部
24 縁部
30 投入口 35 右端部
40 押さえ板 45 間隙
50 ストップスイッチ 55 ベットスイッチ
60 スタートスイッチ
70 カウンター 75 切欠段部
80 枠体 81 リールユニット
82 基板ユニット
90 図柄表示窓 91 飾り部
92 表示部
100 筐体 110 中板
120 側板 130 側板
140 底板 150 店操作部

Claims (6)

  1. 正面側に開口する筺形の本体キャビネットと、
    本体キャビネットの開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、
    本体キャビネットの開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すための払い出し装置と、
    前記回転リール及び払い出し装置の作動を制御するための制御装置と、
    電源装置とを少なくとも有するスロットマシンにおいて、
    前記下扉の上部に、閉扉時においてその上面が前記上扉下端よりも上部に突出せずかつ上扉よりも手前に張り出す操作部を設け、
    この操作部の上面右側前方を上方から切り欠いて形成した切欠段部に、少なくとも投入口を有し、その上端が前記上扉下面よりも上部に突出しないメダル投入装置を設けたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 正面側に開口する筺形の本体キャビネットと、
    本体キャビネットの開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、
    本体キャビネットの開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すためのホッパーユニットと、
    前記回転リール及びホッパーユニットの作動を制御するための主基板と、
    電源装置とを少なくとも有し、
    支持体に少なくとも前記リールユニット及び主基板を設置した交換ユニットを、本体キャビネット内部に着脱自在に形成するとともに、前記交換ユニットを本体キャビネットに収納した状態で、本体キャビネットの開口上部を上扉で開閉可能に形成した分離型スロットマシンにおいて、
    前記下扉の上部に、閉扉時においてその上面が前記上扉下端よりも上部に突出せずかつ上扉よりも手前に張り出す操作部を設け、
    この操作部の上面右側前方を上方から切り欠いて形成した切欠段部に、少なくとも投入口を有し、その上端が前記上扉下面よりも上部に突出しないメダル投入装置を設けたことを特徴とする分離型スロットマシン。
  3. 前記メダル投入装置は、
    遊技機の右側に位置し手前側から奥行き方向に凹部を形成した誘導溝と、
    該誘導溝を奥方向から塞ぐ押さえ板と、
    押さえ板の手前に設けられ、上方からメダルを投入可能な横長の投入口を有し、
    前記誘導溝の凹部左右方向の上端の高さを、左側よりも右側が低く形成したことを特徴とする請求項2記載の分離型スロットマシン。
  4. 前記投入口の右端部は、前記誘導溝凹部の右側上端に達していることを特徴とする請求項3記載の分離型スロットマシン。
  5. 前記投入口の誘導溝側の縁部に、面取りを施したことを特徴とする請求3又は4記載の分離型スロットマシン。
  6. 前記押さえ板と、切欠段部の奥面との間に、押さえ用間隙を設けたことを特徴とする請求3乃至5記載の分離型スロットマシン。
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