JPH0852270A - メダルプッシャーマシン - Google Patents

メダルプッシャーマシン

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JPH0852270A
JPH0852270A JP6191499A JP19149994A JPH0852270A JP H0852270 A JPH0852270 A JP H0852270A JP 6191499 A JP6191499 A JP 6191499A JP 19149994 A JP19149994 A JP 19149994A JP H0852270 A JPH0852270 A JP H0852270A
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JP
Japan
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medal
medals
bonus
play field
player
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JP6191499A
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English (en)
Inventor
Shintaro Nezu
慎太郎 祢津
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Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他のプレーヤーと競争できるメダルプッシャ
ーマシンを提供する。 【構成】 遊星運動する円盤状のプッシャーを具備した
メダルプッシャーマシンにおいて、抽選器と、抽選結果
に応じ、ボーナスメダルを払い出すと共に、所定枚数の
メダルをプレーフィールドに放出するボーナス装置とを
設けた上記メダルプッシャーマシン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊星運動するプッシャ
ーでプレイフィールド上のメダルを押し出すことにより
メダルを獲得するメダルプッシャーマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】プッシャーマシンは通常プレイフィール
ド上で前後に往復するメダルプッシャーを使用している
が、最近では遊星運動をするプッシャーマシンが提案さ
れている。このマシンのゲームボードにはその中心から
放射状に広がり、多数のメダルが載置される複数のプレ
イフィールドが設けられており、また、そのゲームボー
ドの中央には、各プレイフィールドの表面に接して遊星
運動する円盤状のプッシャーが設けられている。而し
て、いずれのタイプのマシンでもゲームボードは複数の
プレイフィールドに区分されており、複数のプレーヤー
が同時にゲームができるように構成されている。
【0003】然しながら、これら公知のメダルプッシャ
ーマシンにおいては、ゲームは互いに他のプレーヤーと
は無関係に全く独立して行われるため、プレー中のプレ
ーヤーは、タイミング等を見計らって自己のプレイフィ
ールドに黙々とメダルを供給し続けるしかなかった。こ
のように、従来のメダルプッシャーマシンでは、他のプ
レーヤーのゲーム運びが自己のプレー内容に影響するこ
とはないため、プレーヤー相互間に競争心が芽生えるこ
とはなく、刺激に乏しく興趣が持続しないという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、他のプレーヤーとの競争要素を取り入れた新規
なメダルプッシャーマシンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】上記の目的は、中心から放射状
に広がり、それぞれ多数のメダルが載置される複数のプ
レイフィールドを具備するゲームボードと、全てのプレ
イフィールドのゲームボード中央寄りの表面に接して遊
星運動し得るようゲームボードの中央に設けられた円盤
状のプッシャーと、載置されているメダルをプレイフィ
ールド外に押し出すため、プッシャーに遊星運動を行わ
せる駆動装置と、各プレイフィールドごとに設けられ、
プレーヤーによって投入されたメダルをプレイフィール
ドに導くメダルの投入具と、各プレイフィールドごとに
設けられ、プレイフィールド外の所定位置に押し出され
たメダルをプレーヤーに払い出す装置と、から成るメダ
ルプッシャーマシンにおいて、各プレイフィールド上に
少なくとも各一箇所に入賞ホールを設けると共に、メダ
ルが入賞ホールに落下したときに作動する抽選器と、そ
の抽選結果に応じ、入賞したプレーヤーに所定数のボー
ナスメダルを払い出す装置と、抽選が行われる都度、そ
の抽選結果に応じ、所定数のボーナスメダルを累積スト
ックすると共に、大当たりが出たときはストックされた
ボーナスメダルを入賞したプレーヤーのプレイフィール
ドに放出する装置と、から成るボーナス装置を設けたこ
とを特徴とする上記のメダルプッシャーマシンによって
達成される。
【0006】
【作用】上記の如き構成であると、メダルストックに補
給されたメダルを自己のプレイフィールドに放出させる
と多大の利得が生じるため、各プレーヤーは、メダルを
入賞孔に落とし他のプレーヤーより早く抽選器を作動さ
せて所定の大当たりを出し、ボーナスメダルを獲得しよ
うとするため、競争心が発生し、ゲームの興趣が大いに
増進するものである。
【0007】
【発明を実施するための最良の態様】以下、図面により
本発明の詳細を説明する。図1は本発明に係るメダルプ
ッシャーマシンの一実施例のゲームボードの上面図、図
2は図1に示したゲームボードのA−A線断面図、図3
は図2に示したゲームボードのB−B線断面図、図4は
図1に示したゲームボードを具備するメダルプッシャー
マシンのプレイフィールドごとに設けられる制御系統を
示すシステムブロック図、図5は図4に示した制御系統
を総括する制御系統を示すシステムブロック図、図6は
図1に示したゲームボードを具備したメダルプッシャー
マシンの動作を示す流れ図、図7は図2に示したゲーム
ボードのメダルストックへボーナスメダルを補給する状
態を示す部分拡大図である。
【0008】以下、図1ないし図3について説明する。
図中、1は略六角形のゲームボード、10はその外枠、
100は外枠10の内縁に沿って設けられる壁部、11
−1〜11−6はゲームボード1をその対角線に沿って
仕切る境界部材、110はゲームボード1の中央で境界
部材11−1〜11−6上に設けられる中央固定部材、
12−1〜12−6は各境界部材11−1〜11−6に
挟まれたそれぞれの領域に、外枠10の内縁と一定の間
隔を保って設けられるプレイフィールド、13はゲーム
ボード1の中央部に設けられ、その表面をスライドして
遊星運動する円盤状のプッシャー、14−1〜14−6
はプレイフィールド12−1〜12−6ごとに中央固定
部材110にそれぞれ設けられた抽選器、15−1〜1
5−6はプレイフィールド12−1〜12−6に対応し
てその前面の直立壁部100に一定角度範囲で水平に揺
動自在に設けられたメダル投入具、16は中央固定部材
110の中央部に設けられたクレーン、17はその下部
にメダルストック170を有し、クレーン16から吊り
下げられて旋回するヘリコプターである。
【0009】なお、ゲームボード1の上面は、図示され
ていない透明なケースで覆われている。境界部材11−
1〜11−6は、ゲームボード1の表面と適宜の間隔を
保つよう放射状に設けられ、プレイフィールド12−1
〜12−6を画成する。また、プレイフィールド12−
1〜12−6の間、即ち、境界部材11−1〜11−6
の下側には、メダルが回収されるロスト孔120が設け
られ、また、プレイフィールド12−1〜12−6と外
枠10との間には、プレーヤーの獲得メダルが落ちるゲ
ット孔121が設けられる。
【0010】境界部材11−1、11−3、11−5の
上面には、その中央固定部材側110にメダル振分箱1
1−11、11−31、11−51が、また、それに隣
接してボーナスメダル放出装置11−12、11−3
2、11−52がそれぞれ設けられる。
【0011】ボーナスメダル放出装置11−12、11
−32、11−52は、その上部に設けられた放出口1
1−32aからメダル振分箱11−11、11−31、
11−51に向けボーナスメダルを放出する。メダル振
分箱11−11、11−31、11−51には、図示さ
れていないソレノイドによって制御される振分板が設け
られており、その振分板はソレノイドによって傾動し、
ボーナスメダル放出装置11−12から放出され、その
上に滞留しているメダルを左右いずれかのプレイフィー
ルドに振り分けてプレーヤーに払い出す。
【0012】他の境界部材11−2、11−4、11−
6の上面には、発光回転し得るパトランプ11−21、
11−41、11−61がそれぞれ設けられる。各プレ
イフィールド12−1〜12−6には、2個の入賞ホー
ル12−1a〜12−6aがそれぞれ設けられる。この
入賞ホール12−1a〜12−6aは、図3に示された
プレイフィールド12−1〜12−6上の線Cに囲まれ
た領域内の、メダル投入具15−1〜15−6からは直
接狙えない位置にそれぞれ2個ずつ設けられる。
【0013】プッシャー13は、ゲームボード1と境界
部材11−1〜11−6及び中央固定部材110の間に
設けられる。プッシャー13は、図示されていない駆動
装置により駆動される駆動軸130に取付けられ、図3
に示したように、矢印の方向(時計回り)に遊星運動
し、プレイフィールド12−1〜12−6上の線Cで囲
まれた領域内をスライドする。
【0014】メダル投入具15−1〜15−6は、プレ
イフィールド12−1〜12−6に向かって傾斜した投
入レールを有し、プレーヤーにより投入されたメダルを
プレイフィールド上に導き転動させる。プレーヤーがメ
ダル投入具を通してメダルを投入すると、そのメダルは
プレイフィールド上に落ち、次いでプッシャーに押され
てプレイフィールド上を移動する。移動した結果、その
メダルが、入賞ホールに入らなかったときは、このメダ
ルは、直接ロスト孔に落とされるか、プレイフィールド
上に載置されたメダルの山に押し込まれる。
【0015】この投入されたメダルがプレイフィールド
上に載置されたメダルの山に押し込まれると、載置され
ているメダルの山が若干移動し、その移動具合によって
幾つかのメダルがロスト孔又はゲット孔に落ちる。こう
してロスト孔に落ちたメダルは回収されてボーナスメダ
ルの予備メダルとなり、ゲット孔に落ちたメダルはプレ
ーヤーに払い出されてそのプレーヤーの獲得メダルとな
る。
【0016】抽選器14−1〜14−6は、ドットマト
リックス式の表示器であり、それらにはメダルが入賞ホ
ール12−1a〜12−6aに落ちるたびに後述するタ
ーミナルCPOによって行われる抽選の結果が表示され
る。クレーン16は、ヘリコプター17を中央固定部材
110を中心としてメダル振分箱11−11、11−3
1、11−51上を通る周回軌道に沿って図1中、反時
計回りに旋回させ、また、それを適宜の位置で昇降させ
るものであり、図示されていないクレーン制御装置によ
り制御される。
【0017】ヘリコプター17のローターは、図示され
ていない回転装置により、常に一定方向に回転してい
る。メダルストック170は、一端がヘリコプター17
の下部に回動制御自在に軸支される懸垂板170aと、
懸垂板170aの自由端に設けられる受皿170bとか
ら成り、図示されていない制御装置により、図2中の矢
印の方向に往復回動制御される。
【0018】次に、図4及び図5を参照して、本発明に
係るメダルプッシャーマシンの制御系統を説明する。図
中、20は投入メダル判別器、21は入賞判別器、22
は入力ポート、23はターミナルCPU、24は出力ポ
ート、25はホッパー駆動回路、26はメダルホッパ
ー、27はソレノイド制御回路、28はソレノイド、2
9はパトランプ駆動回路、30はサウンド駆動回路、3
1はスピーカー、32はメインCPU、33はプッシャ
ー駆動回路、34はカウンター駆動回路、35はカウン
ター、36はクレーン制御回路である。
【0019】図5において、枠D−2〜枠D−6の記載
に関しては省略したが、それらの枠内には、図4に示し
た枠D−1と同様に機能する同様の制御処理系統が設け
られ、枠D−1と同様に枠Eの制御処理系統に接続され
る。また、枠D−1〜D−6内に記載されたものは、プ
レイフィールド12−1〜12−6ごとにそれぞれ別個
に設けられるものであり、全て枠E内に記載された制御
処理系統に接続される。
【0020】投入メダル判別器20はメダル投入具15
−1に設けられており、プレイフィールド12−1にメ
ダルが投入されるたびに信号を出力する。入賞判別器2
1は、メダルが入賞ホール12−1aに落ちるたびに信
号を出力する。入力ポート22には、投入メダル判別器
20、入賞判別器21及び抽選器14−1からの信号が
入力される。
【0021】ターミナルCPU23は、各種演算処理を
行い、それぞれ対応するプレイフィールドで行われるゲ
ームのため必要な制御を行なうものである。出力ポート
24は、抽選器14−1、ターミナルCPU23からの
信号が入力され、ホッパー駆動回路25、ソレノイド制
御回路27、パトランプ駆動回路29及びサウンド駆動
回路30に制御信号を出力する。
【0022】ホッパー駆動回路25は、メダルホッパー
26を作動させ、制御信号に応じた枚数のボーナスメダ
ルをボーナスメダル放出装置11−12から放出させ、
その放出信号を入力ポート22を介してターミナルCP
U23にフィードバックする。
【0023】ソレノイド制御回路27は、ボーナスメダ
ル放出装置11−12から放出されメダル振分箱11−
11(図1ではヘリコプター17の陰に隠れている。)
に溜まったボーナスメダルを、振分箱の底部に設けられ
た振分板を制御しそのメダル振分箱11−11に隣接し
た左右いずれかのプレイフィールド12−1又は12−
2の下方に設けられた払出受皿に払い出すようソレノイ
ド28に信号を出力する。
【0024】抽選器14−1は、2桁の数字表示器であ
り、入賞判別器21からの出力信号が出力ポート24を
経由して入力されたときターミナルCPU23によって
行われる抽選の結果を表示する。このとき、この抽選結
果はスロットマシンのリールが停止してゆくように、即
ち、表示器の数字が初めは高速で変化し、次第に遅くな
り、ゆっくり停止するよう表示することが望ましい。ま
た、その抽選器14−1の表示値は入力ポート22を介
してターミナルCPU23にフィードバックされる。
【0025】所定の抽選結果がでたときに、パトランプ
駆動回路29は、パトランプ11−61を発光回転させ
る信号を出力し、サウンド駆動回路30は、スピーカー
31から所定の音声を発生させる信号を出力する。
【0026】メインCPU32には、ターミナルCPU
23から各プレイフィールド毎の投入メダル数、ボーナ
スメダル放出装置から放出されたメダル数及び抽選器に
よる抽選結果なののゲーム情報が入力される。また、メ
インCPU32には、抽選器14−1の入賞確率を調節
するDIPスイッチが組み込まれており、メインCPU
32は、ターミナルCPU23に向けてDIPスイッチ
情報を出力する。
【0027】プッシャー駆動回路33は、メインCPU
32からの出力信号により、プッシャー13を一定の速
度で遊星運動させるようその駆動軸130を回動させ
る。カウンター駆動回路34は、メインCPU32から
の出力信号により、投入メダルの総数と放出メダルの総
数の情報を別々にカウントし、そのカウント数をカウン
ター35に表示させる。
【0028】クレーン制御回路36は、メインCPU3
2からの出力信号によりクレーン16を一方向に回動さ
せるものであり、通常は、ヘリコプター17を高く吊り
上げた状態で一定の速度で旋回させているが、メインC
PU32からの出力信号に応じて、ヘリコプター17が
所定のメダル振分箱上方で止まるようクレーン16を停
止させ、ヘリコプター17を下降させ、メダルの供給を
受けた後、上昇させ、再びヘリコプター17を旋回させ
る。
【0029】また、大当たりが出たときは、クレーン制
御回路36は、メインCPU32からの指令信号によ
り、クレーン16を制御して、ヘリコプター17を所望
のプレイフィールド上の所望の位置に停止させ、そのメ
ダルストック170を回動させ、その受皿170bを所
定の位置でひっくり返し、ストックされていたメダルを
指定されたプレイフィールド上に撒き散らす。然るとき
は、そのプレイフィールド上のメダルは急増し、その増
加分に相当するメダルの大部分はプッシャーに押されて
ゲット孔に落ちプレイヤーに払い出され、又その内のい
くつかは入賞孔に入り、抽選が行なわれることになる。
【0030】上記メダルプッシャーマシンの動作及びゲ
ームの流れを図6を参照しながら説明する。プレーヤー
がメダル投入具を通してメダルをプレイフィールド上に
投入すると、そのメダルはプッシャーに押されてプレイ
フィールド上を移動する。移動した結果、そのメダル
が、入賞ホールに入らなかったときは、このメダルは、
直接ロスト孔に落とされるか、プレイフィールド上に載
置されたメダルの山に押し込まれる。
【0031】この投入されたメダルがプレイフィールド
上に載置されたメダルの山に押し込まれると、載置され
ているメダルの山が若干移動し、その移動具合によって
は、メダルがロスト孔又はゲット孔に落ちる。こうして
ロスト孔に落ちたメダルは、回収され、ボーナスメダル
の予備メダルとなり、ゲット孔に落ちたメダルは、プレ
ーヤーの獲得メダルとなる。
【0032】投入されたメダルがプッシャーに押されて
入賞ホールへ落下したときは、抽選器が作動し、0〜9
の正表示及びそれらの逆表示の20通りの表示を用いて
二桁の数字を表示する。なお、ここでいう正表示の数字
とは、普通に表示される数字のことであり、また、逆表
示の数字とは、天地又は左右が入れ替わった状態で表示
される数字のことである。
【0033】而して、抽選された数字、即ち出目が、ゾ
ロ目になったときは入賞となり、ボーナスメダル放出装
置から、所定枚数のボーナスメダルが放出されるが、ゾ
ロ目とならなかったときは、ボーナスメダルは放出され
ないものである。而してその何れの場合に於いても、プ
レイヤーが新たなメダルを投入することにより、ゲーム
が進行する。このボーナスメダルは、入賞役の種類によ
って、プレーヤーに払い出され、また、ヘリコプターの
メダルストックに補給される。
【0034】ボーナスメダルがメダルストックに補給さ
れるときは、ヘリコプターがボーナスメダルが放出され
るメダル振分箱上で停止した後、図7に示されるよう
に、そのメダルストックの受皿がメダル振分箱を塞ぐま
でヘリコプターが降下する。そして降下している間に、
ボーナスメダル放出装置からボーナスメダルが放出さ
れ、それがメダルストックに補給される。補給終了後
は、ヘリコプターは上昇して再び旋回を始める。
【0035】また、抽選の結果、大当たりがでたとき
は、所定枚数のボーナスメダルが払い出される他、ヘリ
コプターが、大当たりがでたプレイヤーのプレイフィー
ルドの中央付近で停止し、メダルストックを回動させる
ので、それにストックされていたメダルがプレイフィー
ルド上に撒き散らされ、かつそのプレイフィールドに隣
接するパトランプが発光回転するようになる。このよう
にして大当たりができときに、メダルストックに溜まっ
たボーナスメダルは、入賞したプレーヤーのプレイフィ
ールドに放出され、プッシャーに押されて入賞孔に落ち
込んだり、他のメダルを押しやってゲット孔に落とした
りするので、そのプレイヤーは大量のメダルを入手する
ことになる。
【0036】以下、上記メダルプッシャーマシンの入賞
役となる出目及び出目に伴う入賞内容を以下に示す。 −ゾロ目が正表示の場合− 33・・・・・・・プレーヤーへボーナスメダル10枚
の払出 77(大当たり)・プレーヤーへボーナスメダル20枚
の払出及びメダルストックに溜められたメダルのプレイ
フィールドへの放出 上記以外のゾロ目・プレーヤーへボーナスメダル5枚の
払出 −ゾロ目が逆表示の場合− 77・・・・・・・メダルストックへボーナスメダル1
0枚を補給 上記以外のゾロ目・メダルストックへボーナスメダル5
枚を補給
【0037】以上の要領でメダルプッシャーゲームが進
行してゆくので、ゲーム中にメダルストックに溜められ
ていくボーナスメダルは、77の正表示(大当たり)を
出したプレーヤーのプレイフィールドに放出される。従
って、各プレーヤーは、有利にゲームを進行させるた
め、他のプレーヤーよりも早く77の正表示を出すよう
競い合うものである。
【0038】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、プレイフィールドの数は5以内
でも7以上でもよく、クレーンに変えてメダルストック
となるバケットを有するバックホーのブームなどを用い
てもよい。
【0039】また、入賞ホールの数や配置は実施例と異
なってもよく、ロスト孔は設けなくてもよく、入賞役や
入賞内容は実施例に限定されない。さらに、メダル投入
具は溜打ちできるタイプのものでもよく、また、プレイ
フィールド、境界部材、クレーン、ヘリコプター等の形
状等は、本発明の目的の範囲ないで自由に設計変更し得
るものであり、本発明は上記の説明から当業者が容易に
想到し得る総ての変更実施例を包摂するものである。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るメダルプッシャーマシンは
叙上の如く構成されるので、本発明によるときは、各プ
レーヤー同士が大当たりを競い合うことになり、プレー
ヤーの興趣が持続するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメダルプッシャーマシンの一実施
例のゲームボードの上面図である。
【図2】図1に示したゲームボードのA−A線断面図で
ある。
【図3】図2に示したゲームボードのB−B線断面図で
ある。
【図4】図1に示したゲームボードを具備するメダルプ
ッシャーマシンのプレイフィールドごとに設けられる制
御処理系統を示すシステムブロック図である。
【図5】図4に示した制御処理系統を総括する制御処理
系統を示すシステムブロック図である。
【図6】図1に示したゲームボードを具備するメダルプ
ッシャーマシンの動作を示す流れ図である。
【図7】図2に示したゲームボードのメダルストックへ
ボーナスメダルを補給する状態を示す部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・ゲームボード 10・・・・・・・・外枠 100・・・・・・・直立壁部 11−1・・・・・・境界部材 11−11・・・・・メダル振分箱 11−12・・・・・ボーナスメダル放出装置 11−2・・・・・・境界部材 11−21・・・・・パトランプ 11−3・・・・・・境界部材 11−31・・・・・メダル振分箱 11−32・・・・・ボーナスメダル放出装置 11−32a・・・・放出口 11−4・・・・・・境界部材 11−41・・・・・パトランプ 11−5・・・・・・境界部材 11−51・・・・・メダル振分箱 11−52・・・・・ボーナスメダル放出装置 11−6・・・・・・境界部材 11−61・・・・・パトランプ 110・・・・・・・中央固定部材 12−1・・・・・・プレイフィールド 12−1a・・・・・入賞ホール 12−2・・・・・・プレイフィールド 12−2a・・・・・入賞ホール 12−3・・・・・・プレイフィールド 12−3a・・・・・入賞ホール 12−4・・・・・・プレイフィールド 12−4a・・・・・入賞ホール 12−5・・・・・・プレイフィールド 12−5a・・・・・入賞ホール 12−6・・・・・・プレイフィールド 12−6a・・・・・入賞ホール 120・・・・・・・ロスト孔 121・・・・・・・ゲット孔 13・・・・・・・・プッシャー 130・・・・・・・駆動軸 14−1・・・・・・抽選器 14−2・・・・・・抽選器 14−3・・・・・・抽選器 14−4・・・・・・抽選器 14−5・・・・・・抽選器 14−6・・・・・・抽選器 15−1・・・・・・メダル投入具 15−2・・・・・・メダル投入具 15−3・・・・・・メダル投入具 15−4・・・・・・メダル投入具 15−5・・・・・・メダル投入具 15−6・・・・・・メダル投入具 16・・・・・・・・クレーン 17・・・・・・・・ヘリコプター 170・・・・・・・メダルストック 170a・・・・・・懸垂板 170b・・・・・・受皿 20・・・・・・・・投入メダル判別器 21・・・・・・・・入賞判別器 22・・・・・・・・入力ポート 23・・・・・・・・ターミナルCPU 24・・・・・・・・出力ポート 25・・・・・・・・ホッパー駆動回路 26・・・・・・・・メダルホッパー 27・・・・・・・・ソレノイド制御回路 28・・・・・・・・ソレノイド 29・・・・・・・・パトランプ駆動回路 30・・・・・・・・サウンド駆動回路 31・・・・・・・・スピーカー 32・・・・・・・・メインCPU 33・・・・・・・・プッシャー駆動回路 34・・・・・・・・カウンター駆動回路 35・・・・・・・・カウンター 36・・・・・・・・クレーン制御回路 A−A・・・・・・・破断線 B−B・・・・・・・破断線 C・・・・・・・・・線 D−1・・・・・・・枠 D−2・・・・・・・枠 D−3・・・・・・・枠 D−4・・・・・・・枠 D−5・・・・・・・枠 D−6・・・・・・・枠 E・・・・・・・・・枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心から放射状に広がり、それぞれ多数の
    メダルが載置される複数のプレイフィールド(12−1
    〜12−6)を具備するゲームボード(1)と、 全てのプレイフィールド(12−1〜12−6)のゲー
    ムボード(1)中央寄りの表面に接して遊星運動し得る
    ようゲームボード(1)の中央に設けられた円盤状のプ
    ッシャー(13)と、 載置されているメダルをプレイフィールド(12−1〜
    12−6)外に押し出すため、プッシャー(13)に遊
    星運動を行わせる駆動装置と、 各プレイフィールド(12−1〜12−6)ごとに設け
    られ、プレーヤーによって投入されたメダルをプレイフ
    ィールドに導くメダルの投入具(15−1〜15−6)
    と、 各プレイフィールド(12−1〜12−6)ごとに設け
    られ、プレイフィールド(12−1〜12−6)外の所
    定位置に押し出されたメダルをプレーヤーに払い出す装
    置と、 から成るメダルプッシャーマシンにおいて、 各プレイフィールド上に少なくとも各一箇所に入賞ホー
    ル(12−1a〜12−6a)を設けると共に、 メダルが入賞ホール(12−1a〜12−6a)に落下
    したときに作動する抽選器と、 その抽選結果に応じ、入賞したプレーヤーに所定数のボ
    ーナスメダルを払い出す装置と、 抽選が行われる都度その抽選結果に応じ、所定数のボー
    ナスメダルを累積ストックすると共に、大当たりが出た
    ときはストックされたボーナスメダルを入賞したプレー
    ヤーのプレイフィールド(12−1〜12−6)に放出
    する装置と、 から成るボーナス装置を設けたことを特徴とする上記の
    メダルプッシャーマシン。
  2. 【請求項2】ボーナスメダルを入賞したプレイヤーのプ
    レイフィールドに放出するボーナスメダル放出装置(1
    1−12、11−32、11−52)が、 各プレイフィールド(12−1〜12−6)に共通して
    設けられるメダルストック(170)と、 抽選結果に応じて、所定数のボーナスメダルをメダルス
    トック(170)に補給する装置と、 抽選結果が大当たりであったとき、メダルストック(1
    70)を指定されたプレイフィールド(12−1〜12
    −6)で開放し、ストックされているメダルをボーナス
    メダルとして放出させる装置と、 上記角構成要素を制御する装置と、 から成る請求項1に記載のメダルプッシャーマシン。
  3. 【請求項3】メダルストック(170)が、ゲームボー
    ド(1)の中心に回動自在に設けられたクレーン(1
    6)から吊り下げられたヘリコプター(17)の模型
    (以下、単にヘリコプターという。)に懸垂されている
    請求項1又は2に記載のメダルプレッシャーマシン。
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